パンデミック・インフルエンザ予知のための情報集
徒然日記
一公衆衛生専門家の足跡
Since 2005/1/22
旧ページ ”鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集”
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インフル特記すべき情報
3/25/2018 H5N6鳥インフルウイルスの遺伝子変異株多数誕生。多数のカラス(ハシブト)の異常感染死が伊丹周辺で発生(2018年3月)。さらなる変異で人への感染が生じる危険性。100年前のスペインインフルに続く世界的インフルパンデミック発生が危惧。高致死率2-8 %。!!!
4/7/2018 南アフリカ、ケープペンギン、H5N1感染死が多数発生 
4/15/2018 香港のペットショップの九官鳥から人へ感染するH5亜型ウイルスが検出。公園が21日間休園に 
5/8/2018  コンゴ民主共和国でエボラウイルス感染症(EVD:旧エボラ出血熱EHF)流行が確認
5/21/2018 コンゴ ムバンダカで実験的ワクチン投与開始
6/7/2018  中国広西自治区の風邪症状を呈した犬たちから多くのインフルウイルス遺伝子が確認。ブタを介して犬たちにインフルウイルスが感染している事が示唆。犬の体内で複数のインフルウイルス遺伝子が再集合して、新規ウイルスが誕生。将来人への脅威が予想される。
7/24/2018  コンゴ民主共和国、エボラ流行の終息を宣言。
8/1/2018 コンゴ民主共和国、紛争地域北キブ州でエボラ新規流行
9/8/2018 韓国へクエートから帰国した男性がMERSを発症していることが確認
8/23 韓国MERS,、患者と接触した人々の潜伏期間が終了。感染者の発生はなかった。
10/1 中国広東省でH5N6鳥インフルに男性が感染、重体。貴州省の養鶏場で大発生。

プロフィール&Mail 管理人  執筆書籍・著作集   未発表小説
 10月


コンゴ北キブ州、エボラ危機
 武力紛争&多数の難民発生地域

8/1/2018~
 WHO報告

EBOLA VIRUS DISEASE
 北キブ州現状(2018年第2流行期、8月~)

最新報告

2018年10月15日

  15 October 2018

 発病者216人
 死者数139人
  致死率 64%

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19日



 英国BBC、サウジ派遣15人の”殺し屋”グループを発表

Jamal Khashoggi: Who's who in alleged Saudi 'hit squad' BBC News (英国) ジャマル・カショギ殺害:疑惑のサウジ暗殺団の素性

 トルコメディアは、トルコ当局がカショギ殺害に関わったと疑われている15人の名前を発表した。
 ほとんどの男達は、2機の自家用ジェット機でカショギ氏がイスタンブールに到着する数時間目に総領事館に入っていた。そしてその日遅くにリヤドに戻った。
 トルコ当局は男達はサウジ当局者と諜報部員としている。

 サウジ当局はカショギ氏の消失事件には関係してないとし、カショギ氏は領事館で書類を受け取った後すぐに去ったと主張している。

 各写真の個人名と略歴も発表


 チーム内の重要人物抜粋

 画面上段左端
  Salah Muhammed A Tubaigy, 47
  法医病理学者、法医学教授、サウジ法医学会会長、サウジアラビア内務省と深い関わり。カショギ氏遺体を細断した。細断はヘッドホーンで音楽を聴きながら行った(領事館内で録音されたファイル)。

 上段左から二人目
  Meshal Saad M Albostani, 31
  サウジに帰国後、リヤドで交通事故死

 下段左から4人目
 Maher Abdulaziz M Mutreb, 47
 2年間ロンドン大使館に勤務。諜報機関大佐とされる。
 殺害チームのリーダーとされ、現皇太子と密なパイプを持っている諜報員と考えられている。皇太子外遊中はいつも近くで警備している。

Jamal Khashoggi case: Turkish police 'search forest' BBC(英国) ジャメル・カショギ殺害事件:トルコ警察は遺体を森の中で探している

 名前を伏せたトルコ当局者は、カショギ氏の遺体が、ベルグラドの森近くか、農地に捨てられた可能性があると語っている。

 サウジ総領事館と総領事公邸から採取されたサンプル内のDNAが分析され、カショギ氏のそれと一致するか確かめられている。

 一方米国内務長官のポンペオ氏は、トルコ当局がいうカショギ氏殺害録音を聞いてはいないと強く否定した。


Trump: 'It certainly looks' like Khashoggi is dead  CNBC (米国) トランプ:カショギ氏は間違いなく死んだようだ

 プレジデント大統領は18日、ジャメル・カショギ氏は死んだようだと談話を出した。同氏の行方について国際的世論の高まりがあることからの発表のようだ。
 ”それは間違いなく、非常に悲しいことだ”
 もしサウジアラビアがカショギ氏の氏に対して責任があるとしたなら、トランプ氏は、”非常に深刻な結果”が、石油裕福国の米国の同盟国に及ぶだろうと語った。

米は「得意先」サウジ擁護 記者失踪、調査の鍵はトルコ  朝日デジタル

 トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館でサウジ記者が殺害された疑惑をめぐり、捜査にあたるトルコの出方が注目されている。サウジと蜜月関係にある米国のトランプ大統領はサウジを擁護するが、容疑者にムハンマド皇太子の周辺者が含まれる可能性が浮上。両国と緊張関係にあるトルコは外交関係を考慮しながら、真相解明をめざすことになりそうだ。


18日

  USA 報道ヘッドライン
   22:41



特掲
 {トルコ内サウジ総領事館内における殺害事件の意味する国際的問題}

 イスタンブールのサウジ総領事館内における、サウジ王室の反体制ジャーナリストの凄惨な殺害事件は、すでに国際的に周知された大スキャンダルとなった。
 米国はサウジと友好関係を保ってきたが、経済的に太い関係を持っているばかりでなく、中東問題ではロシアと対立している問題が多く、そこではサウジが強力な同盟国として機能している。
 サウジの実質的権力者である現皇太子は次期の国王であるが、国際的には多くの陰の部分を持っている。(特にイエーメンへの出軍による大量の一般市民の殺戮等)。
 しかし同皇太子との友好性を失えば、大量の武器の輸出、原油価格の問題など、米国としては大きなデメリットを被る。
 トランプ大統領がカショギ氏のサウジによる殺害を認め、サウジ、特にそれを指示した、または見過ごした現皇太子の責任を問わなければ、米国内での彼の評価は急落し、また民主党ばかりでなく与党の共和党内からも大統領非難の声が高まる可能性がある。(すなくともそれくらいは米国の高学歴層は反応するパワーはあるはずだ)。

 英国、フランス、ドイツ政府もカショギ氏のサウジ総領事館内で消息が絶え、それを説明しないサウジを非難し、大きな外交問題に発展している。(英国外相:入って行ったカショギ氏が、出てこないということは、何を意味しているか、誰でも分かることだ。サウジは説明する義務がある!)。
 欧米のジャーナリズムも大きな反応を見せ、米国のワシントンポストやニューヨーク・タイムズ、そしてウォールストリートジャーナルでは、相当突っ込んだ内容で、サウジ皇太子による反体制ジャーナリスト殺害に対する憤りを、ニュース、社説、コラム等で表出している。
 日本ではNHKが大きく取り上げ、カショギ氏問題の他に、体制批判ジャーナリストが殺害、または行方不明となるケースが世界的に増加してきている状況を取り上げている(17日、国際報道)

 管理人

Trump has given every despot on the planet a license to kill  New York Times (米国) トランプは地球上の友好国全てに殺人許可証を与えている

尋問なし、殴打、薬物投与=「生きたまま切断」か-サウジ殺害疑惑 時事通信

 トルコのイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館で著名なサウジ人記者ジャマル・カショギ氏が消息を絶った事件で、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは17日、カショギ氏は総領事館に入って数分内で、尋問なしに殴られ、薬物を投与された後に殺害され、切断されたと報じた。

 また、英国の中東ニュース専門サイト「ミドルイーストアイ」はトルコ筋の話として、カショギ氏が生きたまま切断、殺害されたと伝えた。サウジ側は「尋問中に誤って死亡した」と認める準備をしているとみられているが、報道が事実なら計画的な殺人となり、サウジへの批判が一段と強まりそうだ。
 ウォール紙は、カショギ氏が殺害されたとみられる際の録音内容を報道。それによると、同氏はサウジのオタイビ駐イスタンブール総領事立ち会いの下、殺害された。遺体はこの日サウジから駆け付けた法医学者が切断。法医学者は切断している間、現場に居合わせた人々に音楽を聴くよう促していたとされる。
 総領事は外交特権で保護される総領事館が異例の捜索を受けた後の16日、トルコを出国したことが判明している。疑惑の現場にいた疑いが強まり、捜査当局の聴取を逃れるため帰国した可能性がある。
 ウォール紙によれば、トルコ当局が録音内容をどのように入手したかは不明。殺害を主張するトルコ側の見方を裏付けるため、米国やサウジとも音声を共有しているという。

Jamal Khashoggi disappearance: US asks Turkey for recording evidence BBC News (英国) カショギ氏失踪:米国、トルコ当局に録音があるなら渡すように求める

 トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に、「録音があるのなら、それを渡す様にトルコに求めている」と語った。

 カショギ氏は10月2日以来消息を絶っているが、サウジアラビアは同氏の殺害は否定している。
 トラン大統領はサウジアラビアを守ろうとしているとの国際的憶測を否定した。

 以下略

Audio Offers Gruesome Details of Jamal Khashoggi Killing, Turkish Official Says  New York Times (米国) カショギ氏殺害録音内容は陰惨な内容、トルコ当局が伝える

 2週間前、カショギ氏がイスタンブールのサウジ総領事館へ入ってくるのを”殺害チーム(killers)”は待ち受けていた。
 彼らは指を切り落とし、その後頭部を切断し、そして手足を切り離した。 17日にトルコの高官が発表した録音内容の詳細である。

 カショギ氏は数分以内に死亡し、殺害チームは2時間後に領事館を出た。録音内容はその過程を記録していた。
 録音内容の詳細がリークされた同日、米国のポンペオ国務長官がトルコを訪問してきた。録音内容のリークにより、トルコ政府のサウジアラビアと米国へのカショギ氏の消息に対する答えを要求する圧力が高まった。

 カショギ氏がサウジ領事館に入って2週間が経ったが、未だ出てこなく、そしてその理由をサウジは説明していない。

 以降略。

17日


記者不明事件で総領事公邸の捜索延期に ポンペオ氏、トルコ大統領と協議 産経新聞

 サウジアラビアの反体制ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏がトルコのサウジ総領事館で行方不明になった事件で、ポンペオ米国務長官は17日、トルコを訪れ、エルドアン大統領らと事件について協議した。16日に行われる予定だった総領事公邸の捜索は急遽(きゅうきょ)延期になった。トルコ警察当局によると、合同捜査を行うサウジ側が参加せず、協力を得られなかったという。

 総領事は同日、公邸への捜索が行われる予定だった時刻の直前に現地を出発し、サウジに帰国した。当局の取り調べを避ける目的だった可能性がある。

 捜査当局は15日午後から16日未明にかけ、総領事館内を9時間以上捜索した。エルドアン氏は16日、有毒物質の検出を防ぐため総領事館内部が新たに塗装された可能性があると明らかにし、不満を表明した。

 現地メディアなどは、殺害時の音声データを保有するトルコ当局者の話として、カショギ氏が総領事館訪問直後、生きたまま体を切断され殺害されたと報じた。尋問などは行われず、殺害に要した時間は7分間だったという。

 ポンペオ氏は16日には、サウジの首都リヤドを訪れてサルマン国王やムハンマド・ビン・サルマン皇太子らと会談。米国務省によると、ポンペオ氏と皇太子は「徹底的で透明性ある捜査」を行うことが重要との点で一致した。

 トランプ米大統領は16日、電話で皇太子と話し、「彼はすでに十分で完全な調査を始めたと私に語った」とツイッターに書き込んだ。同日のAP通信のインタビューでは「『無実が証明されるまで有罪』とみなすのは好きではない」と述べ、国際社会からの批判が高まっているサウジを擁護した。

サウジ皇太子、容疑者と関係か=総領事館の記者殺害疑惑-トルコ  時事通信

 サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で殺害された疑惑で、米紙ニューヨーク・タイムズは17日までに、複数の容疑者がサウジのムハンマド皇太子とつながりがあると報じた。皇太子は関与を否定しているものの、事情を把握していた疑いが一段と強まった。

 トルコ捜査当局は、カショギ氏が総領事館に入ったまま行方が分からなくなった今月2日、総領事館を訪れ、直後に出国したサウジ国籍の15人を容疑者とみている。
 同紙によると、15人のうち1人がムハンマド皇太子の外遊などに頻繁に同行。ほかの3人も皇太子の警護に当たっていたことが目撃情報や記録から判明した。また、別の1人はサウジ内務省の法医学者で、サウジ政権の高いレベルから指示を受ける立場にあるという。

不明記者、生きたまま切断か サウジ見解と異なる可能性  朝日デジタル (livedoor)


 トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館に入った後に消息を絶ったサウジ人記者のジャマル・カショギ氏が、生きたまま体を切断され、殺された可能性が浮上した。
 中東の衛星テレビ局アルジャジーラなどが16日、トルコ当局者の情報として報じた。事実だとすると、「尋問中に誤って死亡させた」との報告書を準備中とされるサウジ側の見解と異なることになる。
 殺害の様子を記録したとされる音声データを基にしたトルコ当局者の情報によると、カショギ氏は2日昼過ぎに総領事館に入った後、総領事の執務室から引きずり出されて隣室の書斎に移された。カショギ氏が尋問を受けることはなく、テーブルの上で生きたまま体を切断された。殺害に要した時間は7分間だったとしている。

 管理人コメント:類似情報は現時点では見当たらない。


 本日のカショギ事件に関する世界報道->政治的幕引きが近い
  サウジ:米国:欧州(英国フランフ、ドイツ):中東各国:ロシア:イスラエル-->現均衡の維持を優先

 USA版



 Suspects in Khashoggi Case Had Ties to Saudi Crown Prince  New York Times (米国)カショギ氏殺害事件はサウジ王子へ強い疑惑の目が注がれている

  サウジの反体制家ジャメル・カショギ氏失踪に関わっている一人は(トルコ捜査チームによる)、頻繁にこれまでサウジ王子のムハンマド・ビン・サルマンに付き添っていた連れである。頻繁に王子と共にパリやマドリッドで飛行機から降りてくる姿や、彼がヒューストンやボストン、国連を視察したときはガードする様に写真に写っていた。(名前:Maher Abdulaziz Mutreb )
 他の三人は目撃情報や、サウジ王子の他の警備部隊の記録にある。
 5人目は法医学医師でサウジ内務省および医学機関に所属していて、サウジ政権の中でも上位の権力的地位にいることが推定されている。
 
 もしトルコ当局がこれらの人間がカショギ氏が消えた10月2日に、サウジ総領事館内にいたとするなら、サウジ領事館側は、内部で起きたこととムハンマド王子の間の直接的リンクを提供するかも知れない。
 もしそうしたなら皇太子の許可なく残酷な行為がおこなわれたとするいかなる意見もカットされてしまうかも知れない。
 皇太子と領事館内で起きた事実が結びつくならば、ホワイトハウスと議会はそうした説明を受け入れる事は非常に困難な立場に立たされる。(皇太子が関与した事実)

 カショギ氏失踪、または死亡が33歳の次期政権の座につく予定の皇太子にどの程度の責めが集中されるかは、西側および王室内における今後の彼の立場の決定的因子となる。

 王子は自身を改革論者として、サウジの経済、文化を大きく変革しつつあり、そうしたイメージを武器にホワイトハウスの地域に対する政策にも影響力を持ち出している。

 しかし、ワシントンポストのコラムニストであったカショギ氏の暗殺と遺体切断に対する国際的憎悪は、既に先に皇太子によるイエメンの破滅的攻撃、レバノン首相の拉致以上に遙かにイメージを汚してしまった。

反体制ジャーナリストとその殺害者達


 日本版


 
 トルコ、サウジ総領事館に入るカショギ氏、これが生前の最後の姿。
 この数分後、彼は数人の男達に取り押さえられ、尋問、そして拷問にかけられた、その後静脈内注射を投与され死亡した(アルジャジーラ伝。声が録音されている。管理人は強力な麻酔薬と考えている。量が多すぎて安楽死状態となった)。
  遺体はプロの手で細断され、下水から流されたか、それともサウジに持ち帰られたかは現在の処不明。
 暗殺集団15名は総領事館を出るとき、いくつかの箱を車に載せて走り去ったという。また骨を切る専門用具なども持ち込んでいたとされる。(はじめから殺す予定だった証拠)。





16日

 ワシントンポスト;トランプ大統領はサウジの反体制派ジャーナリスト殺害の隠蔽に協力と報道

Trump joins Saudi Arabia’s Khashoggi cover-up  Washington Post (米国) トランプ、サウジアラビアのカショギ氏殺害隠蔽に加わる

 一部抜粋

 サウジアラビアのジャーナリスト、ジャメル・カショギ氏がイスタンブールにある母国の総領事館に入って消息を絶った。それから丁度2週間経過している。
 トルコ情報筋からの報告によると、サウジ人が反体制派のジャーナリストで、ワシントンポストへのコラム寄稿者を殺害して細断したとされる。

 15日朝、トランプ大統領は20分間リヤドのサウジ王と電話で話し合った。そしてその後記者団にリヤドが関与を否定したとオウム返しに伝えた。
 「私は完全に彼を理解したいとは思わないが、私が推定するには、ごろつき殺人者達(rogue killers)により行われた犯罪と思う、とトランプ大統領は語った。
 トランプ大統領はサウジ政権の関与を肯定しなかった。
 
 一方、今回の様な殺人は、王国権力者の許可なく、絶対行えないものだとサウジアラビアで長期間外交活動を行ってきた米国元外交官は強調している。特にムハンマド皇太子の権力を上げている。

 管理人コメント:長文で訳も難解であるため、ポストが伝える内容を十分伝え切れてない。事件の本質はサウジの権力者(ムハンマド皇太子)が指示した反体制ジャーナリストの粛正だろう。サウジと米国は元来友好国で同盟国でもある。ムハンマドとトランプの長男は仲良く、ムハンマドの影響はトランプ家に及んでいる。

Saudis preparing to admit Jamal Khashoggi died during interrogation, sources say  CNN (米国) サウジ、カショギ氏は尋問中に死亡したことを認める内容を発表予定

 サウジは行方不明となっているカショギ氏に関して、尋問中の手違いから死亡したとの報告を行う予定とされる。トルコからの拉致が計画されていたとされる。
 尋問は許可なく、不透明な状況で行われ、関係者は責任を問われる予定である。

管理人コメント:意図的殺人は否定される?それにより政治的決着が図られる。


サウジ不明記者は「尋問中に手違いで死亡」 CNN報道  朝日新聞

サウジアラビア政府を批判してきた同国籍の著名ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏が、トルコ・イスタンブールのサウジ総領事館に入館後に行方不明になっている問題で、米CNNは15日、サウジ政府が尋問中に手違いで死亡させたとする報告書を準備していると伝えた。また、トルコの捜査当局は同日夜(日本時間16日未明)、サウジ側と合同で総領事館内を初めて捜査した。

CNNは匿名の関係者の話として報じた。CNNによると、サウジ政府が準備している報告書では「透明性がない中で尋問が行われた」として、尋問の実行者を処罰する内容になりそうだという。ただし、報告書が正式に発表されるまで、内容は変わる可能性もあるとしている。
 一方、トルコの捜査当局は15日、サウジ側と合同でサウジ総領事館を捜査した。カショギ氏が今月2日に行方不明になって以来、トルコの捜査当局が総領事館内を調べたのは初めて。
 トルコはカショギ氏は総領事館内で殺害されたとみているが、サウジはこれを否定して捜査を拒否していた。だが、国際社会ではサウジに説明を求める声が強まっており、サウジも捜査を受け入れざるを得なくなったとみられる。

一方、トランプ大統領は15日、サウジのサルマン国王と電話会談した。会談後、トランプ氏は「(国王は)何も知らなかったと非常に強く言った」と強調したうえで、「私には、ならず者の殺し屋がやったようにみえる」と語った。また、ポンペオ米国務長官は同日、サウジの首都リヤドへ向かった。行方不明問題についてサウジ側と協議する予定だ。

管理人コメント:尋問中に手違いで死亡??


'Rogue Killers' May Have Murdered Saudi Journalist, Trump Suggests NPR (米国) サウジ記者の殺害は、ならず者が行ったのかも知れない、トランプ大統領が示唆

 ジャーナリストのカショギ氏の消息は未だ不明である。イスタンブールの総領事館に入って以来2週間近く経つ。
 米国内務省長官のマイク・ポンペオ氏が、サウジの首都リヤドに詳細を聞くために向かった。一方、イスタンブールでは調査チームが総領事館内の調査を開始した。

 トランプ大統領は15日朝、サウジ国王(Salman bin Abdul-Aziz Al Saud)と電話会見した。国王はカショギ氏に関して一切情報はないと語った。

 しかしトランプ大統領には別な考えがある。

 自分は深入りして考える気はないが、自分の感触では、ならず者の殺人者達が関与したと思われる。我々は問題が早急に解決される様に努める。しかし彼は何も知らないで否定しているだけだ。



殺害疑惑でサウジ離れ続々=不信と警戒、改革後退の恐れ 時事通信(日本) 

 【カイロ時事】サウジアラビア政府を批判してきた著名なサウジ人記者ジャマル・カショギ氏がトルコにあるサウジ総領事館で殺害された疑惑が深まる中、外国企業などを中心にサウジとの関係を見直す動きが広がっている。「次期国王」とされる実力者ムハンマド皇太子が推進してきた国内改革は海外からの積極的な投資と協力が不可欠。サウジと欧米の関係が一段と悪化すれば、改革が後退する恐れもある。
記者殺害疑惑、解明進まず=サウジ関与なら中東波乱も
 英ヴァージン・グループ創業者リチャード・ブランソン氏はブログで、サウジ投資ファンドと行っていた自身の宇宙事業に対する投資協議を中断すると発表。「サウジ政府には大きな期待を抱いてきた。カショギ氏に関する報道が事実なら、サウジとのビジネスは明確に変わる」と懸念を示した。
 サウジの首都リヤドでは23日から、世界の政財界著名人が集う会議「未来投資イニシアチブ」が開かれる。しかし、殺害疑惑を受けて米メディア企業バイアコムや、米配車サービスのウーバー・テクノロジーズなど、有力企業の経営者らが相次いで不参加を通告。世界銀行のキム総裁も欠席を表明したほか、英BBC放送は14日、フォックス英国際貿易相らも欠席する可能性があると伝えた。会議の取材や協賛の中止を決めた欧米メディアも増えている。

サウジ政府、記者殺害疑惑を認める意向か
米メディア報道 日本経済新聞

【ドバイ=岐部秀光】サウジアラビアの記者がトルコのサウジ総領事館で行方不明になった事件で、米CNNテレビは15日(日本時間16日未明)、サウジ政府が尋問中の殺害を認める報告を準備をしていると報じた。状況は流動的で、変化する可能性があるとも指摘した。

ジャマル・カショギ記者は2日にトルコの最大都市イスタンブールにある総領事館に入ったきり行方が分からなくなった。トルコ捜査当局は総領事館内で殺害された疑いがあると主張、サウジはこれを否定していた。カショギ氏は、サウジのムハンマド皇太子の強権的な政治手法などを批判する記事を米紙ワシントン・ポストなどに書いていた。
サウジのサルマン国王はトランプ米大統領と電話で協議し、殺害に政府が関与した疑惑を強く否定した。ポンペオ米国務長官は15日、サウジを訪問のため米国を出国。16日にサウジの実力者であるムハンマド皇太子らと会談する予定だ。


15日


For Khashoggi, a Tangled Mix of Royal Service and Islamist Sympathies New York Times (米国) 失踪カショギ氏について:サウジ王室に仕え、イスラム政治と民主主義へ執着したキャリア

 カショギ氏はサウジ王室のアドバイザー、そして非公式広報官として地位を築いてきたが、新王子により王室について意見を述べることを禁じられた。(ツイッターでの発信も)。
 同氏のサウジが保有しているアラブ新聞のコラムもキャンセルされ、結婚生活も挫折した。親類縁者達は旅行を禁じられ、同氏の国の支配者達に対する批判を中止するための圧力がかけられた。

 カショギ氏が米国へ来た後、サウジの友人達が多く逮捕されだし、同氏の活動は苦境に陥った:母国に戻ることは、現在、そして永遠に危険と考えられた。

 結果的に同氏は米国で自己改革した:批評家として、またワシントンポストのコラムニストと生活すること。そして西側で生きることは安全と信じた。
 しかし結果的に西側の保護はそれまでだけだった。

 カショギ氏の姿が最後に見られたのは、トルコのイスタンブールにあるサウジ総領事館に入った10月2日である。結婚のための書類を受け取るためであった。
 トルコ当局は、そこでサウジの殺害チームが同氏を殺して、遺体を細断したと発表している。
 {Turkish Officials Say Khashoggi Was Killed on Order of Saudi Leadership New York Times https://www.nytimes.com/2018/10/09/world/europe/jamal-khashoggi-turkey-saudi-arabia.html?module=inline}

 サウジ当局はカショギ氏殺害に対して否定している。しかし同氏が消息を絶って2週間近くが経過しても、彼が領事館を出たという証拠を示さないばかりか、彼に何が起きたか、信用できる説明もしていない。

 同氏の失踪は、米国とアラブの主要な同盟国であるサウジとの間に亀裂ができた。そしてモハメッド・ビン・サルマン皇太子の評価に大きなダメージとなった。彼は33歳で次のサウジの国王として権力を握っている。

 今回の事件で同皇太子は西側の支持者達も含めて信頼を失った可能性がある。
 若い皇太子が反体制者の殺害を命じた可能性は、米国トランプ大統領に対する挑戦とも受け取れる。これまでの良好であった関係に毒が盛られた感がある。
 同皇太子はイエメンに対する破滅的軍事攻撃、レバノン首相の拉致事件、さらには聖職者やビジネスマン、そして王位継承権の低い他の皇太子達の逮捕など、敵を捕まえるためなら手段を選ばない冷酷な独裁者であることが見落とされてきた可能性がある。

 カショギ氏の失踪事件は厳しい視線が世界から皇太子に注がれているが、同時に氏のこれまでの行動に複雑な共感が向けられている。
 同氏は民主主義とイスラム政治に個人的に強い執着性を持ち両者のほどよいバランスを保った。そして長期間王室家族達に仕えた。
 イスラム政治への関心は同氏とトルコのエルドガン大統領の間の絆を深めた。同大統領は彼の友人の失踪の真相を明らかにするようにサウジアラビアに要求している。

 以下略
 


Saudi Arabian king calls Turkish president over journalist Khashoggi's disappearance  CNN (米国) サウジ国王、トルコ大統領にカショギ氏失踪に関して電話

 ”カショギ氏殺害事件は、欧米諸国と中東諸国の間で反応が分かれてきた。”

 サウジのサルマン国王はトルコのエルドガン大統領に、カショギ氏失踪に関して両国で調査チームを作ることに同意したことに感謝していると伝えたことを、サウジの国営報道機関が伝えた。そして国王が両国の関係の重要性を伝えたとされる。

 カショギ氏失踪に関して国際世論が高まっていることで、調査チーム結成の話がでているが、その日付に関しては発表されていない。

 カショギ氏、ワシントンポストのコラムニストで、サウジ王族に対する批判者であったが、10月2日、トルコ人女性との結婚手続き書類を受け取りに、イスタンブールのサウジ総領事館に入った後消息が途絶えている。

 同氏の失踪事件は国際的関心が高まっていて、トランプ大統領も、サウジ政府がカシュギ氏の死に関与していたなら、重大な懲罰を科すと発表し、また英国、ドイツ、フランスも信頼性ある調査を要求している。

 しかしながら多くのアラブ諸国はサウジアラビア支持を表明している。
 オマン、バーレーン、ヨルダン、パレスチナ、レバノン、アラブ首長国連邦(UAE)、及びエジプトは14日にサウジアラビアとの連携を表明する政府発表を行った。

 サウジは14日早くに反撃に転じ、もし米国が制裁を加えてくるなら、サウジも対抗措置をとるだろうと発表した。
 公的サウジ報道機関(Saudi Press Agency )は「王国はいかなる経済的制裁、政治的圧力の脅威には、より巨大な行動で対抗する」と報じた。
  
 さらにサウジの報道機関(Al-Arabiya news channel)は論説で、サウジの対抗措置について警告している。
  ・原油価格の引き上げ
  ・ロシア軍のサウジのタブク市への基地設営、他
 米国がサウジに制裁を科すならば、世界は経済的荒廃に直面する、と同論説は付け加えている。

 一方。14日遅くに英国、フランスおよびドイツの外相はカショギ氏の失踪事件の厳格な調査を行うべきと声明をだした。
 英国外相は、もしカショギ氏がサウジ領事館で殺害されてないとしたなら、彼はどこにいるのか?サウジ政府は説明しなければならない、世界の多くの国はそれを知りたがっているのだ、と強硬に主張している。
 
 他略

Jamal Khashoggi case: 'Credible' probe needed over missing writer BBC(英国) ジャマル・カショギ事件:消息を絶った記者に関する信頼できる証拠が必要

 英国、ドイツおよびフランスは著明なサウジのジャーナリストであるジャメル・カショギの失踪に関して信頼すべき調査を要求した。
 英国外相は鍵を握るのはサウジアラビアであり、カショギがサウジ領事館で殺害されてないならば、今、どこにいるのか?それに答えるべきと強硬に主張している。

 イスタンブールで何が起きたとされるのか?

 トルコの治安政府筋からBBCに伝えられたことは、当局がワシントンポストのコラム執筆者であるカショギ氏が、サウジ総領事館で殺害されたことを証明する音声記録とビデオ画像を入手したとの情報である。

 報告書では、カショギ氏が結婚のための書類を受け取りに総領事館に入った後、中で拷問と激しい抵抗が行われたとされる。
 トルコの情報筋は、同氏がサウジ当局から送り込まれた15人の”強健なチーム”により殺害されたと主張している。


Saudi Arabia vows to retaliate if Trump follows through on 'severe punishment' threat over Khashoggi  Fox News (米国) サウジアラビア、もし米国がカショギ殺害問題で重い制裁を科すならば、報復するとの宣告。


WHOによるインフル対策
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・インフルにかかったとき
   咳やくしゃみが出るとき、口を覆う
   頻回に手を洗う
   十分量の水分をとる
   免疫低下している場合は、抗インフル薬を服用した方が良い場合がある
   抗生物質は必要ないので、服用しないこと

 ・インフルを防ぐために
   毎年ワクチン接種する-発症しても軽くすむ
   インフル発症した人々の側にいない
   目、鼻、口に触らない。ウイルスはこの経路で感染
   発病者と一緒に住んでいる場合、物品の表面を清拭・消毒
   規則的に手を洗う


14日

 サウジ反体制派ジャーナリスト殺害ニュースを集積している

管理人オピニオン  {反体制派ジャーナリストは消された}

 サウジの反体制派ジャーナリストである著明なジャマル・カショギはサウジの権力者の手により殺された。トルコの自国の総領事館の中で。

 ジャマルは自分の意見や主張を米国の国際的新聞である(世界一、二位を争う)ワシントンポストに寄稿する常連ジャーナリストであった。
 彼が自国の権力者が放った「殺人部隊」の手で、トルコの自国の総領事館内で拷問の上殺害され、遺体は細断されて国外に運び去られた。
 ワシントンポストおよび同氏が活動していた米国社会は憤りを見せている。トランプ大統領も、サウジが殺害したことが証明されたなら、相当な反撃を同国に加えると警告している。
 しかしアップルウオッチを経由した、彼の苦痛の叫びと殺害の音声は、領事館外で彼を待つフィアンセの手の中のiPhoneに伝えられていたという。
 米国政府は既に音声をトルコ当局から提供されたようだ。
 また領事館前に設置された監視ビデオには、ジャマル・カシュギが領事館に入る姿は映されているが、出てきた姿は一週間以上経過しても映っていない。
 映っているのはサウジから突然やってきた15名の男達が領事館に入って行く姿と、カシュギが領事館に入った2時間後に、男達がいくつかの箱と共に領事館から出てきた姿で、彼らはその後イスタンブール空港から自家用ジェットでサウジに戻った。
 男達の顔写真はトルコ当局が公表したが、その中には死体解剖のプロとされる法医学者が含まれている。死体の迅速な細断の専門家とされる。

 カシュギの国家権力による残酷な殺害は、世界のジャーナリズムの骨格を揺るがしている。反体制派であるが故に、その意見は国家、社会にとって意義がある。たとえ苦かったとしてもである。体制に依存しているジャーナリズムは、体制をより偏向化することはあっても、真の民主国家作りの妨げになる。
 殺害はされなくても拘束され長期間社会から隔離されるジャーナリストは世界中に多数いる。中国、ロシア、ミャンマー、香港など。
 日本では官憲により拘束される例は少ないが、難癖をつけられて別な罪を着せられ、警察権力にいじめられることはあるようだ。
 また重要なのは、自発的に考えることを止めて、享楽的嗜好が身についた社会全体が、体制に批判的ジャーナリストを見殺しにするか、保守的ジャーナリストと共に抹殺する傾向が日本でもおきてきている可能性がある。
 身体を細断することはしないが、精神を細断する戦前の憲兵の亡霊のごとき政治家やジャーナリストが出てくるとしたなら怖い。


After journalist vanishes, focus shifts to young prince’s ‘dark’ and bullying side Washington Post (米国) ジャーナリストが消えた後、若い王子の陰の側面(知られてない暗い部分)に焦点が当てられている

Jamal Khashoggi’s long road to the doors of the Saudi Consulate Washington Post (米国) ジャマル・カショギがサウジ領事館内で消え去るまでの長い道のり--サウジのために歩みつつけた足跡


  今朝のサウジ殺害報道、米国



13日


 サウジ政権のジャーナリスト暗殺事件

 カシュギ氏、アップル・ウォッチで領事館内での音声を外部のiPhoneに送信していた

Missing Saudi journalist 'recorded his own death on his Apple Watch with moments of his interrogation, torture and killing sent to his phone and the iCloud'  Mail Online(英国) 行方不明のサウジのジャーナリスト、アップルウオッチで自身の殺害過程を録音し、外部に残したiPhoneとiCloudに送信していた

 ・ジャーナリストは総領事館に入る前に、アップル・ウォッチの録音機能のスイッチを入れた
 ・録音されたファイル内には、尋問、拷問そして殺害の音声が入っていた
 ・トルコの治安部隊は、同氏の録音音声を同氏が領事館に入る前にフィアンセに渡したiPhoneで確認した
 ・領事館前の監視カメラには同氏が入館する姿は映っているが、出てきた姿は映っていない。

Turkey obtains recordings of Saudi journalist's purported killing: paper  Reuters (国際) トルコ政府、サウジのジャーナリスト殺害の録音データを入手、トルコの報道機関が発表

 トルコの新聞が、著明なサウジのジャーナリストであるジャメル・カショギ氏が身に着けていたアップル・ウォッチが、同氏が尋問、拷問され、そして殺害された音声を録音していたことが、調査の結果判明したことを報じた。

 同氏は総領事館に入る前に腕に着けたアップルウオッチの録音機能のスイッチを入れ、その信号がフィアンセに渡したiPhoneを介してiCloudに録音させていたとされる。
 サウジの殺人チームは、カショギ氏を殺害したあと、同氏が腕につけていたアップル・ウォッチに気づき、同氏の指紋を使用してウォッチを解錠して、いくつかのファイルを削除したが、全ての削除は出来なかった。録音された音声はその後同氏が残したiPhoneで確認されたという。

 しかしながら技術的に詳しい専門家によると疑問が残る。
 領事館内からアップル・ウォッチで録音した信号を、外のiPhoneに送ることはほぼ不可能という。ウォッチとiPhoneの距離は9-15メートル以内とされるからだ。また最新型のアップル・ウォッチを使って、信号を直接iCloudに送るとしても近くに利用できるWiFiネットワークがある必要がある。また携帯電話接続機能を使うことも考えられるが、それはトルコでは利用できないとされる。

Jamal Khashoggi disappearance: UN chief demands 'truth' BBC News (英国) 国連事務総長、行方不明のジャメル・カショギ氏に関する真相を求める

 アントニオ・グテレス国連事務総長は、サウジアラビアのジャーナリスト、ジャメル・カショギ氏の失踪に関して真相を求めた。

 グテレス事務総長は、BBCにこのような失踪事件が頻発しだして、日常化することを恐れていると語った。(become a "new normal".)

In case of missing Saudi journalist Khashoggi, the grisly details may be the message  Washington Post (米国) サウジのジャーナリスト、カショギが消えた、残酷な殺害の詳細をメッセージとして残して

 10月2日、ワシントンポストへいつも寄稿しているサウジのジャーナリストが、トルコのイスタンブールのサウジ総領事館へ入った。しかし彼は出てこなかった。間もなくトルコ当局は、彼は消えたのではなく、サウジから派遣されてきた一団による暗殺であることを示唆した。
 サウジアラビアはそれを否定しているが、否定を裏付ける証拠は一切示していない。(入館した彼は未だ出てきていない。)

 先週、ジャーナリスト達は事件の真相を知るために、多くの断片化している事実、すなわち、疑惑が持たれているサウジ当局者達の動きをつなぎ合わせることを試みた。彼らの動きの映像や記録等を入手して真実を追った。
 そしてワシントンポストは、今、米国政府にカショギ氏が殺害されたことを証明する録音された音声をトルコ政府が手にしていることを伝えたことを報道した。
 身も凍る様なタイトルで:”彼がどのように尋問され、拷問され、そして殺されたかを耳から知ることが出来る”

 以下省略

 独裁政権がいかに容易に誘拐や暗殺を計画できているか、その事実をロシアや中国の例にみる。
 香港の書店経営者が多数当局に連行されている事実


12日

 特掲 反体制サウジジャーナリスト殺害事件

{ペンは剣よりも強し、The pen is mightier than the sword }

 中学か高校の英語で習った格言であるが既に死に絶えてしまった感がある。

 現代では多くのフリー・ジャーナリストが、戦乱に巻き込まれたり、体制批判で殺されている。また香港では多くが拘束されている。
 さらに独裁国家ではジャーナリスト自体が存在しないか、体制に依存した著述者達がいるに過ぎない。

 日本でもジャーナリストは死に絶えかかっている。もの書きはたくさんいるが。
 体制に依存したジャーナリストは社会的に認められるが、体制に依存しないジャーナリストは既に職場を失っている。
 社会が非体制的であることを忌み嫌うようになったし、若い層が社会は保守的であることが正しいと考える様になっているからだ。

 サウジアラビアの体制批判者であるジャーナリストのジャメル・カショギ氏のサウジ政府の”殺害チーム”による殺害事件は、世界のジャーナリズムの骨幹を揺るがしている。
 特に同氏はワシントンポスト紙と契約している有名なジャーナリストである。サウジ政府の批判者である。サウジの次期国王であり全権力を把握しつつある現王子の指示により、殺害されたと見なされている。
 同氏は、トルコ、イスタンブールのサウジ総領事館内で姿を消した。同氏が総領事館内に入った後、解剖の名手として有名な法医学者がサウジから自家用ジェットで到着し、領事館に入館した。他に14人のサウジ政府関係者も自家用ジェット機でイスタンブールに入り、入館した。数時間後15人は総領事館から出て、イスタンブールからジェット機で去った。カショギ氏の入館を確認しているビデオには、同氏が領事館から出た姿は映っていない。

 総領事館内で反体制ジャーナリストが殺害され、遺体が細断されたものと考えられる。現場にいた法医学者は迅速な解剖の名手とされている。

 ”ペンは剣よりも強し”、ワシントンポストは自社の重要なジャーナリストが体制批判により殺害されたことにどこまでの戦いを見せるのだろうか。

参照

In Jamal Khashoggi Mystery, Turkey Says It Has Audio and Video of His Killing  New York Times (米国) ジャメル・カショギは殺害されたことを証明する録音と録画をトルコ政府は所有と発表

Turkey has 'shocking' audio and visual evidence of Saudi journalist's murder  CNN (米国) トルコ政府Mサウジ・ジャーナリスト殺害の衝撃的録音とビデオを保有

 ジャーナリストがサウジから派遣された”殺害チーム”により尋問、拷問され殺された状況が録音されている。

  Jamal Khashoggi: Audio, video recordings prove Saudi journalist killed in consulate, Post says  CNN   サウジのジャーナリスト、総領事館内で殺害されたとワシントンポストが報じる


 インフル関連


国内インフル流行-昨年よりも遅い

インフル定点当たり報告数推移 厚労省発表(10月5日)

36週 37週 38週 39週 40週

本年 0.07 0.13 0.14 0.16

昨年 0.18 0.22 0.18 0.21

 管理人コメント:昨年はB型を中心に流行が早かったが、今年は例年並みの流行開始か?現時点では散在的に小中高で学級閉鎖がみられるが、そこから流行拡大の傾向はない。問題は流行株であるが香港型H3N2の可能性があり、そうだとすると重症者や死者が増える。



 世界のインフル状況 香港保健省からの情報を参照

 南半球:流行がほぼ終息に
 北半球:感染者数の増加はいずれの国でもみられてない。

大幸薬品、インフルエンザなどの家庭内ウイルス感染の実態調査を発表

大幸薬品株式会社は、インフルエンザシーズンを迎えるにあたり、家庭内におけるインフルエンザなどのウイルス感染の実態調査結果を発表いたします。全国4,207名を対象に、2017年11月から2018年2月における本人および同居者の感染実態と、同時感染の有無についてインターネットによるアンケート調査を実施いたしました。調査結果は下記のとおりです。

・子どもがいる世帯では、大人だけの世帯と比べて、インフルエンザなどのウイルス感染症の罹患率が高い。高校生以下の子どもがいる世帯の35%以上で、家庭内に感染者がいることが確認された。

・インフルエンザなどのウイルス感染症の罹患者のうち、高校生以下の子どもがいる世帯の53%以上で、家庭内での同時感染が確認できた。さらに、孫がいる世帯では、76%以上の割合で同時感染が発生していた。

 管理人コメント:学術的研究ではないからこうした発表でも良いのかも知れないが、インフル罹患の証拠は難しい。相当強引な結論を導いている。正当な医学雑誌なら、却下される。抗体チェックなどを行えば良いが、それは非常に大変である。それ故学術的に行うことは難しい。
 しかし子供が学校でインフルに感染して、それを家に持ち帰ることは以前から言われていることであるが、ここでは頻度が高すぎるようだ。アンケート調査であるから(それもネット)信頼性は乏しい。
 こうした調査の意義と、その発表の理由は不明であるが、同社の商品宣伝のためであろうか?


10日


 {新抗インフル薬、ソフルーザ}

日本人は薬好きとされる。それは多分”富山の薬”売りの影響もあるかも知れない。でもあの富山の薬売りは非常に意義があったようだ。
毎年一回富山からやってきて、家にある薬箱をチェックして足りなくなった分を補給していった。どこの家にもあの箱はあったように思う。

インフルに対しても、罹患したら薬を使う習慣が出始めている。タミフルは相当前に発売されているが、世界の70%以上を日本で消費していた。そして耐性株も出てきた。

今年は新薬であるソフルーザが相当出そうだ、何しろ一回の服用で良いのだから。
しかし、一回服用しても、その後2日ほどは症状が続く。それはタミフルもそうだった。服用しても症状が半日短縮されるだけだし、肺炎などの合併症は抑えられないとのエータも出ている。
ソフルーザは細胞内に入ったウイルスが中で増殖できないため、時間と共に症状は消える様だ。タミフルなどは細胞内で増えることは出来るが、ウイルスが細胞外に出て行く過程が阻止されるという原理である。

米国の小児科学会は、抗インフルエンザ薬は治療に有用であるが、ワクチンの代用にはならないと警告している。あくまでもインフルエンザの予防、さらには悪化阻止にはワクチンの使用が必要だと強調している。

日本ではどのように説明されているのか?

以下に示した様に日本の医療機関では多種類の抗インフルエンザ薬が使用可能である。
冗談であるが、ワクチンを接種しないで2週間ごとにソフルーザをサプリとして服用するのも理屈として考えられるが、すぐに世の中に耐性株が現れ、また非保険で出してもらうと(出してくれるか分からないが)すごくお金がかかる。 
 ソフルーザ以外はノイラミニダーゼ阻害薬で、H1N1ウイルスの中に少数であるが耐性となっている株もみられる。
 薬価は治療1コース当たりの価格である。
 
 00年12月発売 リレンザ 2回/日X5日 2942円
 01年2月 タミフル 2回/日X5日 2720円
 10年1月 ラピアクタ 1回/日X1日 6216円
 10年10月 イナビル 1回/日X1日 4279.8円
 18年3月 ソフルーザ 1回/日X1日 4789円
 




{日本におけるインフルワクチン?}

 国内各地域でインフルによる学級閉鎖が報告されだした。例年並みか?
 いずれにしても昨年は軽症のB型が主要流行株であったが、今年はH3N2型が流行する危険性がある。これは死者数が多い。昨年米国で経験済み。
 インフルはまず子供の間で流行し、子供達が自宅にウイルスを持ち帰り、両親や同居高齢者に移すというパターンが多い。H3N2型は高齢者が発病すると、肺炎はもちろんの事、脳梗塞と心筋梗塞を併発して死亡する事が多い。医療機関では心筋梗塞または脳梗塞という診断名が臨床的に容易につけらえるから、間接的死亡原因であるインフル感染には気がつかない。インフル流行期には中高齢者の脳梗塞、心筋梗塞、そして肺炎の発症数、または死亡数が多くなる。メタボ保有者、心疾患、肺疾患保有者はインフルに罹患しない様に努める必要がある。

 公衆衛生学が社会の基盤に根を下ろしている米国でのインフル対策は参考になる。

 米国では10月末までワクチン接種を勧めている:六ヶ月以上の全ての人々。特にハイリスク者(幼少児、妊婦、慢性疾患保有者、高齢者他)。
 米国小児科学会でも最近勧奨文を出した。10月末まで小児の接種を急ぐ様に。特に六ヶ月以上8歳までは、2週間おきに2回接種なので急がれる。(ただし以前ワクチン接種の既往がある場合は1回)。

 日本ではワクチン接種について国も、医療機関もさっぱり勧奨していない。
 米国CDCのインフル予防キャンペーンは:1)”ワクチン接種”、2)咳エチケット(咳、くしゃみは口をティッシュで抑えるか肘の裏側で抑える、絶対手の平では抑えない<-常識)、3)体調不良の時は自宅で静養、4)咳やくしゃみが出る場合は人混みへ出ない、人と話すときは1メートル以上離れる。


8日


 New recommendations after last year's deadly flu  Chicago Daily Herald (米国) 昨年の致死的インフルエンザを考慮した新規勧奨内容

 秋が到来したようであるが、来たるべきいインフルシーズンに備えた警告文が発表されている。

 米国小児科学会は2018-2019年度におけるインフルワクチン勧奨文を最近発表した。
 六ヶ月以上の人々は出来るだけ早くにワクチン接種を受けるべきで、10月末以降では遅すぎるという内容である。

 また抗インフルエンザ薬はインフルの治療や制御に有効であるが、ワクチンに取って代わるものではないとしている。
 CDCによると小児インフル死者の80%はワクチン未接種とされる。


The Big Number: Millions of flu vaccines will be offered this season Washington Post  (米国) 今シーズン、大量のインフルワクチンが提供

 1億6800万接種量までのインフルワクチンが今シーズン提供される。
 それは今シーズン、最も流行する可能性が高いウイルス株に対するワクチンとされる。(米国CDC)。

 CDCは6ヶ月以上の人々は10月末までにワクチン接種を済ませる様に勧奨している。
 理由はワクチン接種後免疫がつくまで2週間かかることと、インフルは通常11月上旬から流行し出すことをあげている。
 症状は突然現れるが、発熱、頭痛、筋肉痛、悪寒、発汗、咳、咽頭痛、鼻閉、そして易労感とされる。
 今年度は、この2年間推奨されていなかった鼻腔スプレーワクチンが再び注射用ワクチンの代用として使用が可能となっている。
 しかし2歳以下の小児と50歳以上の成人、妊婦、喘息保有の小児、及び免疫低下状態の成人は対象とされない。このような人々は注射用ワクチンを接種する。

 CDCは、近年のワクチン接種効果はインフルによる入院の危険性を40%まで減らすとしている。しかし2017-2018年シーズン(昨シーズン)は90万人が入院し、8万人前後が死亡したとされる。その中に180人の小児が含まれているが多くはワクチン未接種であった。昨年度はこの40年間で最も死者数が多かったとされる。

 管理人コメント:1)鼻腔接種ワクチンは生ワクチン(ウイルスが生きている)のため、被接種者の免疫状態が低いとウイルスがそのまま感染して増殖して発病する危険性がある。他のワクチン(注射接種)はウイルスが不活化されていたり、ワクチンに必要な抗原だけを分離しているので、ウイルスが感染する危険性はないが、免疫効果も低くなる。 
 2)昨年度の流行株は、いわゆる香港型のH3N2型であり、その変異型であった。この40年来最も死者数が多かったと言うことは、変異により病原性が高まったことを意味する。H3N2型は最近頻繁に小変異しているとされ、ワクチン選定が難しいばかりでなく、実際に示す病原性も高い可能性がある。CDCでは今年もH3N2型が大流行することを危惧していて、ワクチン株は昨年度のものから変更しているが、それでも昨年並みの大流行もありえると警告している。
 管理人の考えとして、2年同じ株が流行することは少ないので、米国で昨年大流行した致死的H3N2型は日本を含むアジアや欧州で流行する可能性が高いと予想している。


Five new Ebola cases confirmed in eastern Congo: health ministry  Reuters (国際) コンゴ東部で新規エボラ5人が確認、保健省

 最近、コンゴ民主共和国北キヴ州とイチュリ州でエボラの確認例が合計140人となった。その108人が死亡している。(ウイルスが確定された患者の108人が死亡)。
 保健省の日々の報告によると毎日1人~2人の新規患者が確認されている。

 保健省によると確認された5例は地域の交通要所となっているベニ市であるが、反政府ゲリラによる攻撃や、エボラに対する地域住民の不理解がエボラ治療やワクチン接種の妨げとなっている。

 WHOはエボラが隣国のウガンダ、ルワンダ、さらには南スーダンやブルンディに拡大することを危惧している。

4日


New Ebola cases highlight challenges in DRC CIDRAP(感染症研究と対策研究センター) コンゴ民主共和国における新たなエボラ発生、より対策の強化が必要であることが示している。

 コンゴ当局が昨夜遅く2例のエボラを発表した。
 1例は死者の家族がワクチンを拒み、1例は流行対策に抵抗しているコミュニティーで発生した。

 これらの2例の発生は紛争地域で起きているエボラに対する、コンゴ当局とWHOの挑戦典型的状況を示している。

 現時点でエボラ感染者数は161例、死者数は105例となっている。

2日


 中国、H7N9ワクチンが鶏における感染を抑制、しかしアヒルで病原性が高まった変異株が誕生
New bird flu viruses in ducks after vaccines largely prevented H7N9 in chickens Science Daily(国際) H7N9ワクチン、鶏でウイルス増殖を抑制するもアヒルで変異ウイルスが誕生

 2013年にH7N9鳥インフルウイルスが拡大しはじめ、中国は2017年9月に鶏にワクチン接種を始めた。最近の知見ではワクチンは鶏におけるウイルス増殖を抑えたが、ワクチン未接種のアヒルでH7N9ウイルスとH7N2ウイルスの変異型が誕生した。
  中国の研究チーム。Cell Host & Microbeに掲載。

 中国、H5N6鳥インフルに男性が感染、重体

中国で鳥インフルエンザ(H5N6)の人への感染が今年初めて確認される Sputnik日本

 中国南部の広東省で、鳥インフルエンザ(H5N6)の人への感染事例が今年初めて確認された。1日、香港のテレビ局RTHKが報じた。

 感染したのは、広州市の22歳の男性で、9月25日に鳥インフルエンザの症状が出始めた。男性は9月26日に入院し、重体だという。

報道によると、男性は症状が出る前に生きた鳥との接触があった。
中国本土におけるH5N6鳥インフルエンザの感染事例は、2014年から21例目となる。

 中国農業省は9月29日、貴州省の養鶏場で大規模な鳥インフルエンザ(H5N6)が発生したと発表した。
 中国では9月16日の時点で、5297例の感染が確認され、4948羽が死亡している。

Over 80,000 Americans Died of Flu Last Winter, Highest Toll in Years  New York Times (米国) 昨シーズンのインフルでこの数十年で最大の8万人以上の米国人が死亡した

 2017~2018年の冬期間、インフルエンザで8万人以上の米国人が死亡した。この数十年で最大の数であった。
 90%は65歳以上の高齢者であったが、180人の小児や十代の若者も死亡した。CDCによると現在の評価方法を導入して以来最多とされる。

 流行が通常のインフルであって、新規ウイルスによるパンデミックではなかったにも関わらず死亡率が高かったのは、異常であった。
 一方、2009~2010年に流行した新規ウイルスによるブタインフル流行では5900万人の米国人が感染したと考えられたが、ウイルスの病原性が軽度であったことから死者数は約12000人だった。
 流行したH1N1ウイルスによるインフルはブタインフルと呼ばれた。発生場所はメキシコのブタ飼育地域であり、北米とユーラシアのブタインフルウイルスの遺伝子を持った初の人インフルウイルスだった。

 昨シーズンの流行株はH3N2だった。通常流行している4種類のウイルスの中では最も致死性が高い。
 昨シーズンのインフルワクチンの感染予防効果はCDCによると40%とされ、前年度とほぼ同じとされる。
 ワクチンの効果は年によって変わる。2010~2011年度は高く60.%であったが、2014-2015年度は低くて19%であった。

 今年度のワクチンの効果を予測することは不可能である。
 感染症専門家達は、一生効果を持つ万能インフルワクチンの作製が出来ないことに長い間いらだちを持ち続けてきた。
 現在使われているワクチンはウイルス粒子の外壁にある突起を標的にしている。しかしその部分は頻繁に変異する。

 ワクチン製造には半年間要する。そのため製造企業はワクチンに使うウイルス株を2月に決定する。そしてワクチンは9月に出荷される。
 しかし、感染を広げているウイルスは出荷の時点までに変異を起こす可能性がある。そして部分的に抗原性がワクチン株と合わなくなる。

 しかし専門家はワクチン株にミスマッチが起きても、ワクチン接種を勧める。なぜならワクチン接種により、身体の痛みや鼻水に40%の効果がなかったとしても(感染予防効果)、インフルが招く最悪の状態、それは死であるが、を防ぐ効果が高いからである。

 管理人コメント:ワクチンが適合しなくても死亡率を下げることが出来るとしたなら、昨年のような結果は起きないはずだが?ウイルスの病原性が高まっている場合、ワクチンが感染予防効果を発揮できないと、ワクチン接種の意味はないことになりそうだ。


1日

China reports H5N6 bird flu case on poultry farm in Guizhou province Reuters (国際) 中国、貴州省の家きん農場でH5N6鳥インフルエンザ発生を報告

 南西部に位置する貴省省の農場で、H5N6鳥インフルエンザが発生したため、32352羽が殺処分された。
9月


30日

Risk of Ebola’s spread from Congo ‘very high’, WHO says  Toront Star (カナダ) コンゴ流行のエボラが拡大する危険性は非常に高い、WHOが警告

 エボラが流行しているコンゴ民主共和国北東部と隣接しているウガンダとの国境近くで2名のエボラが発生したことから、WHOはエボラがウガンダから拡大する危険性は非常に高いと、警告した。

 コンゴでの流行地は人口が過密で、多数が流動的で、さらに反政府武装ゲリラが活動していて、保健医療従事者達の中では戦争地帯で働いているに等しいとの声も上がっている。

 
28日

 昨シーズンの米国インフル、変異香港型H3N2がH1N1pdmパンデミック時以上に大流行

  インフル様症状で定点医療機関を受診した患者の率(%)

   流行株はH3N2(香港型)
   死者数は8万人以上出たと推定

27日

 インフル、昨シーズンはこの40年間で最も死者数が多かった、米国
2017's Influenza Death Toll Was the Highest in 40 Years, the CDC Says. Here's Why  Fortune (米国) 2017年度のインフルエンザ死者数は、この40年で最も多かった、CDC

 CDCによると、インフルエンザにより直接、および間接的に死亡した患者数は2017年度シーズンでは8万人と推定される。この40年間で最も多い数値である。
 通常の年における死者数は約12000人で、流行が深刻だった年で約56000人とされる。
 2017年度のワクチンはあまり効果がなかったことも一因とされる。

 今シーズンは1億6千300万~1億6千800万接種量がメーカーから出荷される予定とされる。人口比52%。1.9人に1接種量。
 CDCは6ヶ月以上の全ての成人と小児は10月末まで接種を受ける様に勧奨している。

80,000 people died of the flu last winter in US  CNBC (米国) 米国、昨シーズンのインフルエンザ流行で8万人が死亡

 米国では、インフルエンザ及びその合併症で8万人が死亡したと推定されている。この数は少なくとも過去40年間で最も多いと考えられる。

 近年のデータでは、軽症のインフルでは12000人、重症のインフルでは56000人が死亡と推定されていた。



 提供インフルワクチン量は、米国に比較して日本では非常に少ない。

インフルワクチン、13歳以上は原則1回 厚労省が通知  朝日デジタル

 厚生労働省は12日、インフルエンザワクチンについて、13歳以上は原則、1回接種とすることを呼びかける通知を出した。例年の使用実績からワクチンは今季、不足しない見通しだが、2回接種の人が増えると、一時的に不足する恐れがあるという。
 昨季は、ワクチン製造の遅れから、一部の医療機関で一時的にワクチンが不足した。一方、今季の供給量見込みは約2650万本。昨季の使用量2491万本、昨季を除く過去5年間の平均使用量2592万本を上回る。適切に使用すれば不足しない見通しという。厚労省の担当者は「13歳以上は1回の接種で十分な効果が期待される。不足はしないと思うが、適切な使用に努めてほしい」と話す。

  日本でのワクチン供給量は2650万接種量。人口比 21%。 4.79人に1接種量。

  米国でのワクチン出荷量は1億6千500万接種量。人口比52%。 1.9人に1接種量。
 

  管理人コメント:日本ではなぜワクチン供給量が少ないのか。それはワクチン接種に対する啓発事業が米国に比較してほとんどないくらい小さい事からも裏付けされる。日本厚労省のインフル予防キャンペーンには、明確な骨組みはなく、米国と異なり、ワクチン接種が予防の第一選択にはなっていない様だ。



26日

  管理人オピニオン

{NHKニュースにおけるインフル報道}

 昨日のNHKの夜九時からのニュース。

 もうインフル流行が見られるというタイトルで、都内で開業しているNHKお抱え医師が登場。

 ・確かにインフルが例年よりも一ヶ月近く早くから出ている
 ・今年の夏は極暑で熱中症にかかった人が多いから、体力が回復していない中でインフルにかかると重症化する可能性があります。
 ・風邪気味だなと思ったら早めに休養をとり、栄養ある食事と十分な水分をとりましょう。
   等とつづき
 ・ワクチンをするなら11月末頃までが良いでしょう。
 ・手洗い、マスク、うがいに気をつけて無理ない生活をするように等と。なぜかマスクを着けた女性の写真がバックに入る。

 これは天下のNHKのニュースの中の一コマである!
 英国BBC放送や米国CNNがみたらなんと思うだろうか?
 無料サービス放送ではなく、我々の税金の一部が使われている放送なのである。

  

 米国CDCの啓発内容を参考に、NHKを作りかえる。

 ・この2~3年季節性インフルの中のH3N2型の変異が著しく、昨年は米国で多数の被害者がでた。今年も変異している可能性がある。変異が早いので、今年のワクチンが合うかは結果待ちに近い。気象変動も関係して夏場からスポット的に流行している地域がある。これはその地域の子供達の流行ウイルスに対する免疫が低下しているからだ。昨年流行してなかった地域は要注意だ。
 ・A型インフルの流行が目だつと言うが、A型にはいわゆる香港型H3N2とかっての新型であるH1N1pdm(略称H1N1)がある。後者の病原性は低いのであるが、H3N2の病原性は高い。H1と比較し、死者数は3~4倍である。
 ・H3N2が流行初期から主たるウイルスとして大流行をおこしてきたら、それも変異が著しくワクチン無効であったなら(可能性は50%以上はある)、これは小パニックから注パニックとなるかも知れない。一生懸命抗ウイルス剤を飲めば救われるかどうかは?である。死因は肺炎~多臓器障害。
 ・高齢者は免疫が低下傾向にあるからワクチンの接種は強く勧められる。米国では数年前から4倍濃度と抗原量を濃くしたワクチンを希望する高齢者に接種している。英国では今年から高齢者向けに免疫強化剤(アジュバント)を付け加えている。それだけ高齢者にはワクチンが効きづらいことを意味しているのだ。
 ・ワクチンは流行初期以前に接種を終えるのが理想である。身体に抗体が出来ている状態で流行期と立ち向かうのである。また初期に多くの人々がワクチンを受けているならば、流行程度も抑えられる可能性が高い。米国では10月末までに接種を終える様に推奨されている。米国でのインフル流行ピークは2月である。(ワクチン効果は5ヶ月前後とされる)。
 なおここでの話は向かう打つワクチンが押し寄せるウイルスに十分対応出来ている場合に限る。竹槍的ワクチンが機銃を装備したウイルスと相対しても、桶狭間の戦い以上に惨敗するのはわかりきっている。
 ・予防のために国内で良く言われる手洗い、マスク、うがいは、手洗い以外欧米ではする習慣はない。手洗いには医学的根拠はあるが、他にはない。簡単に説明すれば衛生習慣として日本で行われているマスク、うがいは昔から生活の中で取り込まれている習慣であり、医学的根拠があって出来上がっている習慣とは異質な習慣なのでである。生活習慣であるから他人がとやかく言える代物ではない。出会った外人に、なぜマスクを着けない?と聞いてみると良いかも知れない。


米国CDCインフルワクチン接種を勧奨

 ・現在インフル活動性は低い

 ・昨年はH3N2ウイルスが主要な流行株となり、多くの重症感染者が発生した

 ・2018-2019年度ワクチンは接種可能となっている

 ・6カ月以上のすべての人々が対象

 ・10月末までには接種を終えることが望ましい


25日

プレパンデミックワクチン備蓄内容、日本、時代錯誤的状況
未だ古いH5N1ワクチンを備蓄、中国で流行の株H7N9に対しては来年から備蓄

【厚科審小委員会】プレパンワクチン備蓄切替え‐H7N9を1千万人分
2018年6月1日 (金)

 厚生科学審議会感染症部会の新型インフルエンザ対策に関する小委員会は5月23日、鳥インフルエンザ対策として備蓄するプレパンデミックワクチンのタイプについて、2019年度中に「H7N9」に切り替える方針を示した。現在はH5N1ウイルスに対応したワクチンを備蓄しているが、来年度中にH5N1ワクチン900万人分が有効期限を迎えることに加え、海外でH7N9ウイルスによる感染・死亡例が急増していることなどを踏まえた対応で、1000万人分を備蓄する。


 この日の会合では、H5N1ウイルスの感染事例が近年では減少している一方、中国でH7N9ウイルスに感染・死亡した患者が急激に増加していることなどを踏まえ、H7N9ウイルスを「危機管理上の重要性は高い」と指摘したワクチン作業班の議論を説明。その上で、H7N9ワクチンを1000万人分備蓄するよう切り替える案が示された。

 
管理人コメント:この情報は見逃していたが、結構重要な情報であるが、メディアがほとんど反応していない。そもそもH7N9鳥インフルがパンデミックを起こす危険性は2014年頃から世界の専門家筋は危惧していたし、米国もワクチン作成に入っていたはずだ。H5N1鳥インフルは2005年頃からパンデミックを危惧されていた鳥インフルであるが、2010年頃には、エジプトやカンボジアなどの一部の国だけで人の感染例が散発的に報告されていたが次第に減り、2013年になると中国から新規株であるH7N9鳥インフルエンザが、家きんの間で広がりだし、さらに人へも感染しだした。それは致死的感染を引き起こすが、感染様式は鳥->人に限られていた。主に家きん業者や生家きん市場を訪問した人々の間で発生していた。ウイルスはその後感染者を増やしだし、2016年シーズンには800人を超えて、その4割前後が死亡するという非常に危険な状況になっていた。2017年には当然のように対H7N9ワクチンの製造と備蓄が少なくとも米国や中国などでは行われていたはずである。しかし日本では未だにH5N1ワクチンのみを備蓄していると言うのは、時代錯誤も甚だしい。2019年からH7N9ワクチンの備蓄を始めても遅すぎる。なぜなら現在中国では、H7N9鳥インフルウイルスは、家きんへのワクチン接種により減少していて、人への感染例がゼロに近い状態になっている。影を潜めたH7N9ウイルスが家きんに対するワクチンのせいで変異株ばかりに偏ってきている可能性もあるが、中国は1年前から分離ウイルスの国際的提供を中断しているため、H7N9ウイルスが現在どのような特性を持っているのか不明とされる。
 一方、パンデミックはどのウイルスで発生する予測がつかない故、想定されるウイルスを”クレードX"と名付け、それに対する社会的対応を急ぐことが欧米の専門家の一部から提唱されてきている。早期にクレードXの発生を察知し、株を特定し、遺伝子技術を駆使して、DNAワクチンなどの製造を短期間で行う。さらに患者の有効な隔離方法、迅速なワクチン接種方法他、多くの難題が山積されている。ここでクレードXに対するワクチンが、万能ワクチンで対応出来る可能性も出てきている。


インフル流行前に医療従事者らに予防接種するワクチン、「型」変更…厚労省方針  読売新聞 2018年6月4日

新型インフルエンザの流行前に、医療従事者など特定の人に予防接種する「プレパンデミックワクチン」について、厚生労働省の専門家委員会は、備蓄するワクチンのタイプを変更する方針を決めた。変更は、2006年度に備蓄を始めて以来初めて。

 これまでは、世界各地で人への感染が確認され、流行の可能性が高いとされた鳥インフルエンザ「H5N1型」のウイルスをもとに製造され、備蓄されてきた。
 しかし、13年以降、中国を中心にH7N9型の感染報告が1500人を超え、死者数も613人に上ることから、H7N9型の流行に備えられるようワクチンのタイプを変更することにした。
 国は常に1000万人分のプレパンデミックワクチン備蓄が目標だが、そのうち900万人のワクチンが19年度中に有効期限切れとなるため、同年度以降の備蓄について議論した。
 また、プレパンデミックワクチンの備蓄そのものの必要性についても今後、検討するという。備蓄している型のウイルスが流行するとは限らないうえ、ワクチンの製造方法も、鶏卵を使わない「細胞培養法」が確立され、製造のスピードが速まっていることが背景にある。



23日


 パッチ方式のインフルワクチンが開発中-ワクチンの郵送と自己接種が可能に

Flu protection without an injection? A prototype of how to fight the next pandemic  Chicago Tribune (米国) 注射せずにインフル予防?次期のパンデミック・インフル予防方法の試作品が発表

 シアトルの感染症研究施設のチームの研究
 短期間にワクチン接種を多数に行うことは不可能。
 パッチ方式ワクチンのプロトタイプが発表
 マイクロニードル(極微針)を用いて接種。パッチを郵送することで自己接種が可能。




This flu pandemic vaccine could come via mail Business Journals (国際) このパンデミック・ワクチンは郵送が可能
 
 カナダのメディカゴ(Medicago)社が開発中のワクチンのプラットフォーム。
 ・パンデミックインフル株が同定された19日後にはワクチンが配布可能(通常は3~4週間、開発に要する)
 ・30日間に3000万接種量製造j可能
 ・ワクチン中には感染性粒子は含まれていないので郵送が可能
 ・ワクチン接種はミクロ針接種法を用いるので自己接種が可能
 ・免疫増強剤が付加される
 


Our lack of pandemic preparedness could prove deadly Washington Post(米国) パンデミック対策の欠如は致死的結果を招く可能性

 パンデミックを起こし、世界で1億人の死者を出すウイルスをパンデミックXと名付け、その脅威と対策を論じる

22日

 韓国MERS感染危険期間終了

 患者入国9月8日
 MERS潜伏期間 2~14日
 患者から感染した患者発生期間 9月10日~9月22日
 MERSウイルス封じ込め(完全消失)公的宣言日 潜伏期間の倍の期間 10月6日

21日

EBOLA CRISIS: Victims ‘HIDE SYMPTOMS’ due to shock conspiracy fears  Express.co.uk (英国) エボラ危機:発病者は陰謀に対する恐怖のために症状を隠す

 エボラが流行するコンゴでは、住民の間で致死的病気は反体勢力を殺害する陰謀であるとの噂、さらに海外の企業が利潤を得るための策略であるとの噂も信じられている。

 結果として人々はエボラワクチン接種を拒否したり、7月末以来100人近くが死亡している東部コンゴ民主共和国で保健担当者が投石を受けて、感染対策に支障を来していると、赤十字は報告している。


韓国MERS終息に
  患者からの接触者が発病していたと仮定して、その潜伏期間から予想される新たな患者の発生期間は最長22日。
  患者発生報告は現時点ではないから、クエートから発病して韓国に戻った患者からのMERS拡大は起きなかったと結論されそうだ。


 南半休での季節性インフル流行は終息に
Southern Hemisphere Influenza Season Ending  Precision Vaccinations(米国) 南半休でのインフルエンザ流行が終息に

 AH1NIpdm09とAH3N2が豪州、ニュージーランド、カリブ海で感染者数が少数と報告。
 今後ほとんどのアジア地域でインフルエンザが流行に向かうと予想。


20日

 英国内閣府作製各種災害に対する市民リスク評価 2017年
 National Risk Register of Civil Emergencies
 *この5年間に起きる可能性が高い災害の中で最もインパクトが高いのはパンデミックインフル
  火山噴火や自然災害がインパクトが低いのは地域性による



19日

 米国、生物兵器防衛戦略を見直す
White House sets ‘new direction’ in biodefense strategy AP (国際) ホワイトハウス、”生物兵器防衛”戦略を大幅に見直す

 2014年西アフリカで大流行したエボラを教訓に、ホワイトハウスは生物兵器戦略を大幅に見直した。
 戦略は生物兵器と感染症の自然大流行に対応する。

 戦略のゴールは、生物学的脅威をより効果的に予防、対策の準備、対策実行となっていて、その脅威は米国と世界が遭遇する最も深刻な脅威の中に位置している、とされる。

 トランプ大統領は、文書の中で、生物学的脅威には多くの発生要因があり、それには国境はない、経済を破壊し、人の生命を奪い、社会組織を完全に崩壊する、と記している。また新戦略は、各機関の調整の強化、指令系統の集中化を図っているが、それらは2014年の西アフリカのエボラ大流行の教訓が基礎となっている、とも記している。

 以下略

18日


Influenza “Vaccinate or Mask” Policy Overruled Again By Arbitrator  Precision Vaccinations (米国) カナダ看護師に対する”インフルワクチンしないならばマスク着用せよ”政策、裁定者が却下

 カナダ、オンタリオ看護師協会は、”インフルワクチン接種を受けなくばマスクを着用せよ”政策に対して、再び法廷で勝利した。


 より広くH3N2ウイルスに効果を発揮する鼻腔スプレーワクチンが開発

Experimental nasal influenza vaccine tested in kids, teens NIH(米国国立衛生研究所) 実験的鼻腔スプレーインフルワクチンが小児と十代を対象に臨床試験

 季節性インフルウイルスH3N2を元に一回増殖後不活化されてしまうワクチンが開発。変異型H3N2ウイルスにも有効と考えられ、今後、季節性インフルワクチンには必須の株となる可能性。これまではH3N2は病原性が高く、小さな変異を頻繁に起こしていて適合するワクチン製造が難しかった。最近H3N2の変異速度が速く、昨年米国で流行したH3N2による死者数は小児と高齢者では多かった。ワクチンはほとんど効かなかった。

Nasal Flu Vaccine Clinical Study Launched  Precision Vaccinations(米国) 鼻腔内噴霧インフルワクチンの臨床試験が開始

 50人の健康若年者(9-17歳)を対象に、鼻腔内スプレーインフルワクチンの臨床第一相試験が開始された。
 ワクチンは季節性インフルウイルスであるH3N2を元に製造されたH3N2 M2SRでFluGen, Incが作製した。このワクチンのウイルスは生体内で1回だけ複製され(増殖)、その後は失活し、病原性は示さないという。
 安全性と免疫効果が試されるが、成人ではすでに臨床試験は行われている。

 研究者は、このワクチンは接種後同じ型のH3N2ウイルスに対してだけでなく、変異型に対しても、液性抗体と細胞性抗体を産生するという。

 管理人コメント:ワクチンウイルスが体内に入った後、一回だけ複製され、その後は失活してゆくと言うことは、最初に一回増殖過程を経ることで、その際に強い免疫効果が得られるものと考えられる。認識されるウイルス表面の抗原が、通常の不活化された状態のウイルスと異なり、多種類の抗原がウイルスが誕生してくる過程で露出され、多少の抗原の違いが本来のワクチン株にあっても、それら露出抗原に対する抗体により、より広範囲のウイルスに対応出来ると推定される(管理人の推定)。これが成功すればH3N2系のウイルスに対しては、多少の変異株でもこの鼻腔スプレーワクチンで対応出来ることになる。液性と細胞性、両方の抗体を産生する故、ワクチンとしてはより理想的姿に近づく。


17日
16日

 コンゴ、エボラ拡大対策に国際赤十字(IFRC)苦慮と声明

Congo's Ebola outbreak death toll nears 100; containment 'difficult'  New Straits Times (国際) コンゴエボラ流行、死者数100人に迫る、封じ込めは困難

 国際赤十字がジュネーブで14日発表した。

 {要約}
 紛争地域における流行のため対策が十分に出来ない
 住民の間に”間違った噂”や”保健担当者に対する敵意”が強かったりして、十分感染者の発見や、死者の正しい埋葬法などが指導できない。
 感染者数や死者数は間違いなく増えていて致死率は70 %に上る。北部キヴ州の大都市への拡大も起きている。
 ルワンダなど、周辺国への拡大が懸念される状況だ。

 {本文}
 8月1日にWHOがコンゴ民主共和国北キヴ州でのエボラ流行を発表して以来、コンゴ保健当局によると発病者数は137人、死者数は92人となっているとされる。

 コンゴ政府は8月中旬から感染者数の増加率は緩慢化していることから、流行は制御下にあると発表した。
 しかし感染者数と死者数は最近急増していないが、国際赤十字の災害担当責任者は感染者が地理的に拡大していることと、保健担当者に対する社会的抵抗が強くなってきていることが、深刻な懸念となってきている、と語っている。

 「地理的に拡大が抑えられていない。これはかなり大変なチャレンジとなっている」、とパスカル・メイジ( Pascale Meige)氏は、北キヴ州視察の後、AFPの電話インタビューで伝えている。

 流行の震源地であるマバラコ市とベニ市では患者発生が続いているが、さらに他の6地域でも患者が発生している。
 最近患者が出ている北キヴ州のブテンボ(Butembo)市は人口100万人の大都会で商業の中心都市である。それはルワンダと国境を隔てているゴマ市と近接している。
 「さらに拡大するリスクは非常に高い」、とメイジ氏は警告する。国際赤十字(IFRC)の災害危機対応の責任者である。
 彼女はコンゴ政府やWHO、さらに他の組織の洗練された対策を評価しているが、いつも新しい地域に新患者が現れて、対応量が倍増している、と警告する。
 感染地域で、停留所などの手による洗浄、体調が悪くなったときは迅速に医療機関を受診するように指導、エボラ患者と接触した人々、及びさらに彼らと接触した人々の調査と追跡、そしてワクチン接種という根気強い仕事が続く。

 IFRCはエボラで死亡した人々の感染性が高い遺体の安全で厳かな埋葬の指導に役割を持つ。
 「埋葬の様式は十分指導されていて、非常に印象的だ」とメイジ氏は語るが、地理的に感染が拡大している事実から考えると、理由は活動を妨げている有害な噂の芽を摘み取ること等が次第に困難になってきていて、十分な対策を講じることが出来なくなっていることの証拠である、とメイジ氏は語っている。
 IFRCのメンバーが石を投げつけられ追われた事例は多くあるようだ。

 「当初は小さな抵抗はあちこちで見られたが、現在はそれが対策上大きな問題となっていて、保健担当者や当局に対する不信感は大きくなってきている」と、メイジ氏は懸念の意を表している。


 韓国MERS、感染疑い者からの発症は現時点でなし

韓国のMERS終息か、疑い患者全員を陰性と確認  中央日報(韓国、日本語版)

 中東呼吸器症候群(MERS)感染が疑われる患者が2人追加され合計13人に増えた。ただ追加された疑い患者に対するMERS検査の結果で陰性が確認され追加感染の可能性はない状態だ。
 疾病管理本部が15日に明らかにしたところによると、MERS陽性の診断を受けた患者Aさんの日常接触者2人が疑い症状を見せたが、検査の結果陰性と確認された。これまで疑い患者に分類された接触者は密接接触者1人、日常接触者12人で、検査の結果全員が陰性判定を受けた。
午後12時基準で密接接触者は合計21人だ。陽性患者の入国時に接触した検疫官1人、出入国審査官1人、航空機乗務員4人、搭乗客8人、サムスンソウル病院の医療スタッフ4人、家族1人、タクシー運転手1人、車いす介護者1人の合計21人だ。
 疾病管理本部はMERSの平均潜伏期である6日が過ぎた13日に密接接触者21人を対象に1次感染検査を実施した結果、全員陰性と確認されたと14日に明らかにしている。
 密接接触者は最長潜伏期の14日となる2日前の20日に2次検査でも全員の陰性が確認されれば22日午前0時を基点に密接接触者の隔離が解除される。
 比較的感染の危険が少ない日常接触者は425人だ。機内接触者340人、その他日常接触者85人だ。日常接触者は防疫当局が専従担当者を配置して電話などで持続的にモニタリングしている。
 ただ、接触者として把握されたが、連絡がつかずモニタリングを受けていない外国人乗客は現在1人残っている状態だ。当局は警察庁と外交部の協力を受け追跡を続けている。
 一方、Aさんは現在ソウル大学病院で治療中だ。症状が好転した状態で、48時間後に2回の遺伝子検査の結果陰性と判定されれば隔離が解除される。
 隔離が解除されても最長潜伏期の2倍に当たる28日間は保健当局がモニタリングを行う。追加の患者が発生せず、陽性患者も隔離解除から28日間異常がなければMERSは終息する。

 管理人コメント:終息か?というタイトルはやや疑問であるが。

15日

 コンゴ、エボラ感染者数増加、致死率70%と高値

DRC Tries to Contain Ebola with New Medical Tools Amid Conflict  VOA (米国) コンゴ民主共和国、戦闘地域の中で新規医学的手段でエボラに立ち向かう

 8月1日に10回目のエボラ流行がWHOから発表されたコンゴ民主共和国であるが、致死率は70%と高く、反体制勢力による戦闘の中で感染者は未だ増えている。
 しかしかって西アフリカで大流行した際の状況とは大きく異なっている。

 医学的手段が増えている。
 5種類の治療薬が使われることが出来ているが、モノクローナル抗体による治療薬は、少なくとも13人に使用して11人が退院したとされる。
 さらに多くの患者に投与される必要があると、米国国立衛生研究所のアンソニー・ファウチ博士は語っている。

 さらにもう一つの武器はワクチンである。今回の流行で初めて使用されている。

 しかし今回の流行では対策に大きな障害を及ぼしている要因がある。
 流行地域は紛争地域のために、保健担当者達は治療やワクチン接種が必要な人々に接触が出来ないことが問題となっている。
 人口100万人を超える大都市であるブテンボでも少数ではあるが感染者が出ている。
 流行地域はルワンダうやウガンダと接しているため、人々が国々を行き来して物の売り買いを行っているため、エボラウイルスが国境を越えて広がる可能性がある。

 医学的進歩があるにも関わらず、感染者数は増え続けていて、その速度は西アフリカで流行したときの速度よりは緩慢であるが、ファウチ博士や他の専門家は非常に警戒している。


 韓国報告:MERS感染者発生なし

韓国MERS、追加疑い患者発生せず…従来の疑い患者11人全員「陰性」 中央日報 (韓国、日本語版)

 中東呼吸器症候群(MERS)確診者の発生から6日経過した13日、確診患者Aさん(61)と直・間接的に接触した後、疑い症状を示した人はこれ以上発生していない。韓国疾病管理本部はこの日、上記のような事実を明らかにして従来の疑い患者11人もMERS検査によって最終的に全員の陰性が確認されたと発表した。疑い患者は密接接触者が1人、日常(間接)接触者が10人だ。

また、疾病管理本部はこの日、「密接接触者21人全員に対しMERS検査を実施した」と明らかにした。ユ・チョングォン感染病診断管理課長は「MERSの平均潜伏期(6日)が過ぎた時点の13日、密接接触者を徹底的にモニタリングするために検査を行った」とし「検査結果は14日に分かる予定で、確診者の発生から13日目(潜伏期終了直前)の20日に追加検査を行う予定」と説明した。症状のない感染者に備えた措置だ。2015年MERS事態の時も看護師である182人目の患者(27、女性)が無症状感染者として確認された。

この日までに把握された間接接触者は計431人だ。前日より3人増えた。Aさんが韓国に入ってくる時に利用した飛行機に乗って出国した韓国人2人が入国し、Aさんが利用したリムジンタクシーに搭乗した乗客1人が追加で確認されたためだ。これでタクシー利用客は計28人であることが確認され、所在も全員確認された。

一方、この日、疾病管理本部所属の疫学調査官2人、民間専門家1人がクウェートに向けて出国した。3人はAさんと接触した現地滞在中の海外同胞らの健康と管理状況を点検し、クウェート保健当局とともにMERS感染経路など疫学調査を開始する計画だ。クウェート当局が「ここが感染地ではない」とする暫定的な結論を下したという一部報道について、イ・サンウォン危機対応総括課長は「クウェート保健部からこのような内容の公式書簡は受けとっていない」とし「疫学調査官が現地で正確な経緯を把握するだろう」と述べた。

13日


{今日、MERSは国内医療機関で見逃さないだろうか?}

 韓国MERSの最悪のシナリオを考えると、患者からインチョン空港、またソウル市内などで知らないうちに日本人が感染して潜伏期間内に昨日、今日、明日または明後日帰国することがあり得る。帰国後発熱や咳がでて近くの開業医院を受診したとした場合、そこでMERS等という感染症を疑うだろうか?

 患者の症状が進行してきたとき、患者はどこかの大病院か大学病院へ向かう。でもそこで肺炎以外の診断名を思いつくだろうか?患者が韓国から帰国したと申告しても医師は気にしないだろう。しかし患者がMERS患者とインチョン空港、またはソウル市内で接触したかもしれないと語ったなら、通常のレベルの内科医はMERSの可能性に気づくかも知れない?

 日本でも簡単にMERSパニックは発生する。
 それは今日かも明日かも知れないのが、感染症の怖さである。しかし、有能な感染症対策医が揃った病院、または地域では既にそうした事態に備えているはずだ。なぜならWHOでは警告しているからだし、MERSが謎めいた致死的人獣感染症としてパンデミック候補に挙がっているのは、既に数年前からなのである。

 韓国人MERSの感染源は未だ謎
MERS infection route remains mystery  Korea Times (韓国) 韓国人MERS感染源は不明

 クエート当局が韓国人MERS発病者がクエートでウイルス感染した根拠はないと発表した事から、同患者の感染源は謎となっている。

 クエート保健省のムスタファ・レドハ次官が、12日、クエートで患者と濃厚接触した10人が検査で陰性であったと発表した。
 「我々は市民と外国人労働者のMERSに対する安全性を確保するため全力を注いでいる」と、レドハ次官は記者会見で語った。(クエートではMERSの感染はあり得ない:訳者注)。

 クエートのメディアによると、記者会見はWHOが韓国人がクエートに滞在している間にMERSに感染したと発表した後に行われたという。

 報告によると、クエート保健省は患者と濃厚接触した人々、患者の同僚、運転手、受診した病院の医療関係者達から検体を得てMERS感染の有無を確認しているが、全て陰性とされる。

 クエートでは2016年8月以来MERSは発生していない。

 管理人コメント:韓国人MERSの感染源が不明であることは、MERSウイルスの感染ルートに多様性があることを示しているのか、それともウイルスが人により感染しやすく変異してきているのか不明である。感染ルートが不明であることは、今後韓国での監視態勢の強化が望まれる。  感染源は当然ながらクエート内に存在する、無症候性感染者と考えるべきなのだろう。


韓国MERS確診者、クウェートから職員5人と飛行機で共に移動 中央日報 (韓国、日本語版)

中東呼吸器症候群(MERS)の確診を受けたAさん(61)がクウェートから仁川(インチョン)まで会社職員5人と一緒に入国したことが明らかになった。また、Aさんが利用したリムジンタクシーの特定に18時間ほどかかっていたことが分かった。

12日、韓国疾病管理本部によると、Aさんが7日に入国する際、アラブ首長国連邦(UAE)航空所属のクウェート~ドバイ(EK860)、ドバイ~仁川(EK322)の両便に職員5人が同じ飛行機で移動した。クウェート~ドバイは約2時間半、ドバイ~仁川は約8時間かかる。

役員の1人はこの両便のビジネス席でAさんと並んで座り、10時間以上にわたって接触した。このため「密接接触者」に分類されて自宅隔離されている。その他職員4人は両便ともエコノミー席を利用してAさんと密接に接触することはなかったため「間接接触者」(日常接触者)に分類された。自宅隔離ではなく、保健当局が毎日症状をチェックしている。このうち1人に疑い症状が見られたが、最終検査の結果、陰性と判定された。クウェートで一緒に搭乗したもう一人の職員は韓国に入国していない。保健当局はAさんの隣の座席に座っていた役員が21人の密接接触者のうちで接触時間が最も長かったとみて集中的に観察している。

また、クウェート~ドバイ便でAさんと近接した座席に搭乗した外国人20人は、ドバイで別の便に乗り換え、韓国には入ってきていない。ドバイ~仁川のEK322便の外国人乗客360人余りは間接接触者に分類され、保険当局がすでに管理に入っている。このうち10人は所在を確認できなかった。11日30人余りに減った。

◆タクシー運行中止までに18時間も

疾病管理本部は8日午後4時、AさんにMERS陽性判定が出ると直ちに面談に入った。空港からサムスンソウル病院に移動する時にUAE航空側から紹介されたカカオのリムジンタクシーを利用した事実を確認し、カカオ側に該当タクシーの特定を要請した。徹夜の確認作業を経て9日午前10時に運転手の身元の確認が取れ、その後運転手に運行中止を通知した。これまでに18時間ほどかかり、その間にタクシーが24組の客を乗せ、追跡作業を始めて4日目の12日には利用客27人を把握した。26人は健康状態を確認し、異常症状はまだ現れていないという。

1人は確認中だ。

運行中止と同時にタクシーの消毒を行った。疾病管理本部が管轄保健所に消毒を要請し、職員が防疫服を着て訪問したが運転手が激しく抵抗して消毒できなかったという。運転手は「町中でうわさになって営業ができなくなる」と反対した。説得に失敗し、運転手が「自分で消毒する」と主張し、薬品を渡したという。消毒は運転手がした。

◆病院での最初の診断名は下痢

確診者のAさんが7日午後7時22分、サムスンソウル病院応急室に到着して診療を受けたときに下された最初の診断は下痢だった。腸炎が原因と推定された。だが時間が経つにつれて熱が出始め、38.3度(空港測定値36.3度)まで上昇した。MERSの主な症状の一つである高熱(37.5度以上)に該当した。病院側は胸のエックス線撮影後、肺炎疑い症状を確認し、この日午後9時34分に保健当局に申告した。

疾病管理本部はAさんの感染経路を調査して現地住民を保護するためにクウェートに疫学調査官と民間感染病専門家を一人ずつ派遣することにした。クウェート当局が入国を許可した。

12日現在、11人のMERS疑い患者が現れ、そのうち10人が陰性であることが明らかになった。1人は検査中だ。疾病管理本部はMERSの平均潜伏期(5日)が終わる13日を1回目の峠とみている。

完全終息は最後のMERS患者からウイルスが消えた時点(隔離解除日)から最大潜伏期(14日)の2倍である4週間が経過しなければならない。現時点では、Aさん以外の感染者が追加で出てこない場合に限り、このような流れを視野に入れることができる。これは世界保健機関(WHO)で定められていることで、2015年に韓国でMERSが発生した時もこの基準に従った


MERS危機に直面したソウル市…「外国人同乗者64人を探せ」  livedoor(日本)

 3年ぶりに中東呼吸器症候群(MERS)患者が発生し、ソウル市が危機を迎えている。10日、ソウル市は25の自治区の副区庁長を緊急招集して会議を開き、MERS患者A(61)が乗っていた飛行機に同乗した外国人の所在の把握に入った。

 ソウル市によると、現在ソウル居住者のうちMERS関連管理対象者はソウル大病院に隔離・治療中のAと密接接触者10人、日常接触者172人。日常接触者の中には外国人64人が含まれている。Aと同じ飛行機に乗って入国した外国人115人のうち居住地をソウルと明らかにした64人だ。

 ソウル市は自治区を通じて外国人64人の所在地を把握する方針だ。ソウル市のナ・ベクジュ市民健康局長は「自治区別に外国人が頻繁に訪れる宿舎を中心に宿泊客名簿と該当飛行機を通じて入国した外国人名簿を一つ一つ比較する予定」とし「1人も欠かさず所在地を確認する」と述べた。所在地が確認されれば能動監視に準ずる措置を取る。ソウル市の関係者は「当事者にMERS日常接触者であることを知らせ、1対1で管理する専門公務員を配置した後、毎日5回ほど電話相談を実施して症状を綿密に確認する」と話した。

 朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長も9日午後、MERS対応緊急会議を開き、これをフェイスブックを通じて生中継し、外国人の日常接触者に対する管理を特別指示した。この席で朴市長は「包囲網からもれる人が1人でもいればまた別の問題になる。大変な社会的波及と行政浪費など悪夢を繰り返さないよう、搭乗客全体を隔離措置することを求める」とし「航空機に搭乗した外国人の所在もすべて確認すべき」と強調した。

 一方、ソウル市は10日から日常接触者に対する管理を従来の「受動監視」から「能動監視」に転換した。受動監視は日常接触者に感染が疑われる症状が表れた場合に管轄保健所に申告する方式だが、能動監視体制では日常接触者に1対1担当公務員を配分し、該当公務員が毎日5回以上の電話をして状態を確認する。


12日


韓国MERSパニック


South Korea on MERS alert, struggles to search for 50 foreigners possibly exposed to virus Channel NewsAsia (シンガポール) 韓国MERS、ウイルス感染した疑いある入国外国人の追跡が困難

 患者と同じ航空機に同乗していた外国人を含む、ウイルス感染した疑いある50人の外国人の韓国内の行き先を当局は追っているが、電話番号も登録されていないことから、その存在場所の把握などは難航しているという


MERS患者が乗ったタクシー、他の乗客を23回乗せていた=韓国  中央日報 (韓国、日本版)

 中東呼吸器症候群(MERS)患者Aさん(61)がリムジンタクシーから降りた後、同じタクシーに23回も乗客が乗っていたことが明らかになった。乗客数は30人以上とみられる。

疾病管理本部は10日、MERS患者に関する中間調査の結果を公開した。ソウル市が前日夜に朴元淳(パク・ウォンスン)市長のフェイスブックでMERS対策会議を生中継してAさんの状態や移動経路を公開すると、急いで疫学調査の結果を発表した。

疾病管理本部は「Aさんは先月28日から下痢と腹痛があり、今月4、6日にクウェートの医療機関に行って治療を受けた」と明らかにした。AさんはラクダやMERS患者と接触していないという。疾病管理本部はAさんが現地医療機関を訪れた際に感染した可能性があるとみている。

イ・サンウォン疾病管理本部危機対応総括課長は10日、「(タクシー運転手は)当初は乗客を乗せていないと話していたが、言葉を変えた」とし「カード決済記録を確認したところ23件あった」と伝えた。疾病管理本部はタクシーの乗客を間接接触者に分類し、14日間にわたり電話や文字メッセージで連絡を取り、異常症状があれば本人が申告するよう誘導する。

Aさんと接触した440人のうち6人が発熱・せきなど感染が疑われる症状を見せている。このうち24歳の英国人女性は1・2次検査で陰性という結果が出て隔離が解除された。残りの5人は1次で陰性という結果が出た後、2次検査が進行中だ。

疾病管理本部はクウェート保健当局と共同でAさんのクウェート建設現場の同僚20人が感染していないかを調べている。このうち2人は最終陰性判定を受けたと、外交部は伝えた。


11日


 韓国MERSパニック

 インチョン空港検疫のずさんな対応が露呈
Seoul mayor calls for additional investigation of MERS case  Korea Herald (韓国) ソウル市長、さらなるMERS調査を指示

 ソウルのパク・ウォンスーン市長は、3年ぶりに8日韓国で確認されたMERS発病者に関するさらなる疫学的調査を行う様に10日声明を出した。

 パク市長は患者は診断がつく前から自分の状況を知っていた可能性があり、また当局から得た情報について隠していた可能性がある、と語っている。

 保健省によると61歳男性は8日に公式に診断された。クエートからドバイ経由で帰国した翌日である。

 ソウル市当局は10日、患者は妻に自分がインチョン空港に到着する前にマスクを着用して待っている様に伝えていたと発表した。

 市当局はまた次のように説明した。患者の妻は言われた様に空港に車で急いだが、患者は妻を待たずにサムスン医学センターの急患室にタクシーで急行した。妻は別に自分の車で病院へ急いだ。

 ”患者はまた機内では2回しかトイレを使わなかったと言っているが、実際は違い、もっとトイレを使っていたと私は思う”、と市長は語り、患者は他の乗客に感染させた可能性があることを示唆した。

 ”彼は下痢をしていたからトイレは2回以上使用したと考えられ、帰国するまでの2回のフライト中に10回はトイレを使用した可能性が高い”

 9日、市長は患者が搭乗した2回のフライトで同乗した全乗客に検査と健康監視を受ける様に警告した。
 対象は、クエートからドバイまでのEmirates EK 860と、ドバイからインチョンまでのEmirates EK 322の約400人に上る搭乗者である。

 市長はまた前日保健省が発表した内容とは異なる患者の動向を説明した。患者はクエートで2回医療機関を受診した。そして帰国予定を9月4日から7日に延期した。旅行には体調が悪すぎたからであった。

 韓国CDCは患者はクエート滞在中1回だけ医療機関を受診したと説明していた。

 ”我々は全市民を守るために、全ての可能性に対処する必要がある。”とパク市長は語っている。
 ”患者がMERSを発病していたと知っていたか、知らなかったかは分からない。我々は完全な疫学的調査により、患者から感染した可能性ある市民の発見と、(感染していたとして)適切に対応されているかを確認する必要がある。

 患者がMERSと公式に診断された後、クエートに最近滞在している2名の韓国国籍者が現地の病院で検査を受けたが、検査で陰性だった。

 患者と同じ航空機に同乗していた英国人女性が、ソウルの国立医学センターの隔離病棟に隔離されている間発熱したが、検査では陰性であった。

 患者濃厚接触した人々は20人余りとされ、隔離中であるがさらなる通知がでるまで出国は許可されてない。(客室乗務員、医師達、空港職員)。

 空港当局と保健省は、患者が到着後即隔離しなかったことが非難されている。患者はMERSの主要症状の一つである下痢を10日間呈していることを検疫官に告げていたにも関わらずである

 隔離しなかった理由について保健当局は、クエートでは2016年以来MERS発生の報告はなく、また患者インチョン空港に着いたとき下痢以外の症状が無かったからである、としている。

 ”もしソウル市当局が今完全に扱っていなかったなら、2015年に発生した様な災害的状況になっていただろう”と、市長は9日コメントしている。

 韓国CDCは、市長の発言に対して、非常に遺憾であるとした。市長は患者の個人情報を中央政府と相談せずに発表している。

 2015年、韓国内でMERSが大流行した。186人が発病し38人が死亡した。その期間韓国人の日々の生活にMERSは大きく影響した。

 同年6月、韓国中で3000近い学校が休校となり、12万4千人の外国人観光客が韓国への旅行をキャンセルした(多くは中国人)。

 典型的MERSの症状は、発熱、咳、呼吸促迫、そして下痢である。
 2012年初のMERS患者がサウジアラビアで発見されて以来、791人のMERS関連死亡者が世界中で確認されている(多くはサウジを中心に中東地域:訳者)。致死率は大体36%とされる。

 現在、治療薬やワクチンは開発されてない。


No more MERS patient yet: S. Korean ministry  Yonhap News (韓国) 韓国保健省:現在、新たなMERS患者の発生はない

 10日の時点で新たなMERS患者の発生はないと保健省が発表。週末にクエートに3週間滞在していた韓国のビジネスマンがユナイテッド・アラブ航空で8日帰国後MERSの発症が確認されていた。

 患者の61歳の友人も類似の症状を呈していたが、クエートの診察を受けていたが、検査で陰性だった。

 クエート保健当局は、韓国人が立ち回った先に医療担当者と監視者を派遣して調査している。

10日

 {韓国MERSの注視点}

 3年ぶりに韓国にMERSを発症した患者が中東から帰国した。
 韓国医学協会長は、2015年のMERS流行における失敗を繰り返さないために政府は検疫態勢を強化すべきであると批判している。

 今回MERS発症者が空港の検疫を通過したことは、当局の大きな過失であると医師側は批判している。
 患者はその後自分でサムスン医学センターを受診し、そこで医師がMERSの可能性を疑って、ソウル大学病院へ転送して患者が隔離された。

 詳細を追ってみる。
 患者はクエートで商用ビジネス(8月16日~9月6日)を終えたあとドバイ空港からユナイテッド・アラム・エミレーツ航空で8日に帰国した(4:51pm)。患者はインチョン空港の検疫を通過する際下痢を呈していることを係官に伝えたが、係官は患者の体温を測定し36.3℃であったことから、患者が中東からの帰国者であるにも関わらず通過させた。患者の下痢の状態は深刻で、患者は車いすを使用していた。患者は空港からリムジーンタクシーでサムスン・ソウル病院に7:22pm到着した。医師はMERSの疑いがあると考え、保健当局に9:34pmに連絡した。空港の検疫を通過した4時間後であった。この間、患者は22人に接触していた。

 日本では考えられない検疫官の不手際である。
 ・下痢の症状があっても発熱がないことからMERSを疑わなかった。
 ・下痢が車いすで移動するほど重症であるにも関わらず、何も疑問を抱かなかった。

 サムスン病院の医療スタッフが、患者をどのように隔離していたか、患者が病院に到着してから、救急車でソウル大学病院へ送るまで2時間、どのように感染対策を行っていたか気になるが、この後患者が発生しなければ良いが。
 
 潜伏期間:2~14日
 今回の患者からの感染者が発生する可能性は、10日~22日


Doctors call for tighter quarantine control over MERS case  Korea Biomedical Review (韓国) 韓国医学協会:MERSへの検疫強化を要望

 今回MERS発症者が空港の検疫を通過したことは、検疫所の大きな過失であり、患者は自分でサムスン医学センターを受診し、そこで医師がMERSの可能性を疑って、ソウル大学病院へ転送して患者が隔離された。

 韓国医学協会長は、2015年のMERS流行における失敗を繰り返さないために政府は検疫態勢を強化すべきであると声明をだした。

 注:患者はクエートで商用ビジネス(8月16日~9月6日)を終えたあとドバイ空港からユナイテッド・アラム・エミレーツ航空で帰国した(4:51pm)。患者はインチョン空港の検疫を通過する際下痢を呈していることを係官に伝えたが、係官は患者の体温を測定し36.3℃であったことから、患者が中東からの帰国者であるにも関わらず通過させた。患者の下痢の状態は深刻で、患者は車いすを使用していた。患者は空港からリムジーンタクシーでサムスン・ソウル病院に7:22pm到着した。医師はMERSの疑いがあると考え、保健当局に9:34pmに連絡した。空港の検疫を通過した4時間後であった。この間、患者は22人に接触していた。
 
 参照
 The Dong-A Ilbo   Gov’t raises alert to ‘caution’ in the wake of first MERS outbreak in 3 years






 米国CDC, スペインインフル後100年追悼、忘れないで準備を怠らないで

9日

2015年度韓国MERS流行の詳細

MERS


Govt. to hold emergency meeting to discuss MERS outbreak Korean Herald (韓国) 韓国政府:MERS患者発生に関して緊急会議開催

 韓国政府は9日、内閣大臣を招集して、この3年間で初のMERS患者発生に対して、その拡大対策などを協議した。

 8日保健当局は、61歳男性がドバイ経由でクエートに商用で旅行し、帰国後致死的ウイルス感染症(MERS)に罹患していることが確認されたと発表した。2015年以来初の感染者とされる。

 リ・ナクヨン首相、保健相、国務相、韓国CDC長官、および病院当局者達と個人的専門家達が集まった。

 最近の状況を確かめ、ウイルスのさらなる拡大を抑える手段を討議したと考えられる。

 保健当局によると、患者はクエート滞在中に下痢のために地域の病院を受診したが、帰国途中も症状は続いた。インチョン国際空港に到着後患者は南ソウルのサムスン医学センターに急行した。

 急患室の隔離室で患者は検査されたが、発熱、痰、および肺炎を呈していることから病院側は患者をMERS疑いとして報告した。患者はその後ソウル国立大学病院へ移送され、検査でMERS陽性とされた。

 患者と約20名の接触者(機内客室乗務員、乗客、医療関係者、検疫官、入国管理官)は自宅で自己隔離となった。しかしその数は増えつつあると当局ではコメントしている。

 MERSはウイルス性呼吸器疾患で、致死率は20~40%である。ウイルスはラクダによって広められる新規コロナウイルスの一種で、(人へはラクダの乳からの感染が多いとされるが、)患者と長期間接触していると人でも感染する。

 MERSは2012年にサウジアラビアで報告され、以後周辺国に広がった。
 ウイルスに感染したほとんどの人々は、重症急性呼吸器疾患を発症し、発熱、咳、呼吸促迫を呈する、多くが死亡する。(致死率は40%前後である:訳者)


A Harvard professor says the dozens of passengers sickened on international flights are a clear 'warning shot' of a worst-case scenario  Business Insider (米国) ハーバード教授:国際便で到着した多くの人々が病的状態に陥っているのは、最悪のシナリオの明らかな威嚇射撃だ   *MERSは否定されている

 今週、米国内に航空機で到着した人の中に多くの咳や発熱を呈した人々がいる。

 最初はドバイからのエミレート航空でJFK空港に5日朝に到着した。そして直ちに隔離された。12人近くの搭乗者が入院し、抗ウイルス薬が投与された。CDCは予備的検査では何人かの搭乗者はインフルエンザ陽性で、他の呼吸器感染ウイルスも検出された、と発表した。
 しかしCDCはこれが単なる風邪であるとの確信はなかった。
 
続いて6日、パリとミュンヘンからフィラデルフィア空港に2便が到着した。これらの2便は到着まで短時間とめおかれた。何人かの搭乗客が咽頭痛と咳を呈していたからだ。NBCの報告によると、これらの体調を崩した搭乗客はサウジアラビアのメッカからの帰国者であった。メッカでは8月末、年次大巡礼が行われていた。
 もし大巡礼のような大集会でより深刻な感染症が蔓延したら、それは迅速に拡大する。

 「これは威嚇射撃の一種だ(警告)」とハーバード大学の感染症専門家でマーク・リップシチ(Marc Lipsitch)教授は警告している。
 「しかし幸運にも一機は、十分態勢が整えられているJFK空港に降りた。同空港には独自の隔離施設が作られている。

 仮にMERSだったとしたなる、降り立った空港にMERSの知識が全くなく、患者をそのまま降ろして自由にしたりすると、MERSはそのまま拡大してゆく。リップシチ教授はそれは悪夢だと語る。


乗客多数が体調不良、10人に呼吸器疾患の検査 米NY到着のエミレーツ便  CNN.co.jp (CNN Japan)

米ニューヨークのJFK空港で5日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイから到着した国際便の搭乗者多数体調不良を訴え、約10人が病院で呼吸疾患の検査を受けている。当局者が明らかにした。

病人は同日午前9時ごろニューヨークに到着したエミレーツ航空203便で発生した。原因についてニューヨーク市の衛生当局は、インフルエンザの可能性が大きいと話している。乗客3人と乗員7人に対する呼吸器検査の結果は同日中にも判明する見通し。
同機に搭乗していた500人あまりのうち、106人ほどがせきや発熱、嘔吐(おうと)などの症状を訴えているという。

CDCの当局者は先にCNNの取材に対し、インフルエンザのような呼吸器疾患の可能性や、中東呼吸器症候群(MERS)の可能性も考えられると語っていた。 *MERSは否定されている


 韓国で中東帰国者がMERS発症

 KCDC発表文の翻訳文  リンクではハンブル文で表示

中東呼吸器症候群確定者の国内流入の事例が発生 KCDC (韓国CDC)

◇クウェート訪問61歳の男性患者が中東呼吸器症候群の疑いの症状で検査結果、陽性と判定され、関連の疫学調査実施中
◇疾病管理本部・ソウル市ですぐに対応チーム出動して、患者の疫学調査と接触者の調査と現場迅速対応中

□疾病管理本部(本部長ジョンウンギョン)は、クウェート訪問した後、アラブ首長国連邦ドバイを経て入国・た61歳の男性が、中東呼吸器症候群(MERS・メールス)の疑い症状に国指定の分離病床に隔離されてメールス検査結果、陽性と確認されて疫学調査と現場即応していると明らかにした。

*クウェート-ドバイ(EK860便、9.6日22:35~9.7日1:10)経由してアラブ首長国連邦航空(EK322便、9.7日3:47~16:51)で入国

○患者はクウェート訪問(8.16日~9.6日)の中で下痢の症状で現地の医療機関を訪問(8.28日)し、帰国直後下痢の症状で、空港から直接、サムスンソウル病院の緊急治療室に来院した。

-サムスンソウル病院は、来院すぐ緊急治療室選別実装部に絶縁して診療結果、発熱、痰や肺炎の症状を確認した後、保健当局に疑われる患者で報告して国家指定隔離病床に移送した後、検体採取して、ソウル市保健環境研究院で施行した検査結果として、ウイルス陽性と確認された。


○疾病管理本部とソウル市は疑い患者申告受付後、仁川空港検疫所、ソウル市などと一緒に、航空機の乗客など、患者の接触者調査を実施し、検査結果を確認した後すぐに対応チーム*が出動して、患者の詳細な疫学調査を実施し、現場で対応している。

*防疫官(疾病管理本部課長)1人、力学調査官4人(ソウル市を含む)、行政要員などで構成

○現在疾病管理本部とソウル市は、航空機、訪問医療機関等を対象に、接触者を把握しており、ソウル市など自治体が接触者に対する積極的な管理を実施している。

-現在までに把握した密接接触者は、検疫官1人、出入国審査官1人、航空機乗組員3人、搭乗客10人、三星ソウル病院などの医療スタッフ4人、家族1人の計20人で、追加の接触子の調査を通じて接触者数は変動することができる。

-その接触者たちには、保健所などを通じて密接接触者であることを通知し、自宅隔離など必要な措置を進めている。

○また、疾病管理本部の中央力学調査班、ソウル市、民間感染症の専門家と一緒にすぐに対応チームを拡大編成して、現場の対応を実施し、患者検体のウイルス分離および分析などを追加分析を実施する予定である。

*このプレスリリースは、関連の発生状況についての情報を迅速・正確・透明に公開するためのものであり、追加的な疫学調査の結果等に応じて変更し、補完することができることをお知らせします。


韓国でMERS感染確認 クウェート出張の男性     産経ニュース

韓国保健福祉省の疾病管理本部は8日、ソウル在住の男性(61)が中東呼吸器症候群(MERS)に感染したと発表した。韓国では2015年、MERSで38人が死亡するなど感染が拡大。同本部は男性との接触者の隔離措置を取るなど対策を進めている。
 同本部によると、男性は8月中旬からクウェートに出張し、今月7日に帰国。発熱などの症状を訴え、検査の結果、感染が確認された。
 MERSは12年以降、主に中東地域で広く発生している感染症。発熱やせき、呼吸困難などを起こし、重症化することもある。

管理人コメント: 2015年5月から7月、韓国でMERSが突然流行し、日本への拡大が危惧された。それは1人のスーパースレッダーが多くのウイルスを飛散し、更に何も体制を取っていなかった韓国医療界が原因で広がったものだった。MERSは致死率が高く、それ故恐れられた。


8日


 北朝鮮で豪雨と大洪水、地滑り:100人以上が死亡の可能性

DPR Korea: Severe floods kill 76, Red Cross conduct search and rescue  IFRC(国際赤十字赤新月社連盟) 北朝鮮:大洪水で76人死亡。赤十字。捜査と救助を指示   Geneva 06 September 2018

 北朝鮮民主人民共和国(DPRK)の赤十字ボランティアは、北と南のHwanghae provincesで大洪水が起きて76人が死亡したが、さらに死亡者と行方不明者を捜している。75人以上が未だ行方不明とされ、その多くは小児とされる。

 この数日間の豪雨により、大洪水と地滑りが低地域地帯で起きている。800か所以上にビルディング、診療所および学校が破壊されている。
 北朝鮮の赤十字も毛布や衛生キット、ファーストエイドの提供や、患者の病院への搬送、さらに飲料水作製設備の配置などの提供を行っている。

 IFRCの北朝鮮事務所のJohn Fleming氏は以下の様に訴えている。
 「数千人が家を失い、緊急に医療機関受診の必要性、避難所の必要性、食料品、安全な飲料水、公衆衛生的指導が必要」、と訴えている。
 「これから気温が低い季候になるが、この起きている災害がさらに健康的リスクを高め、いくつかの地域では食糧不足が生じる」、と警告する。

 注:国際赤十字赤新月社連盟:非紛争地域における各国赤十字活動の支援、災害被害者の救出及び復興支援、会員団体の能力強化世界最大の人道主義団体。
 紛争地域における活動を使命とする赤十字国際委員会(ICRC, International Committee of the Red Cross)とは別の組織。
   
エボラ

Deadly Ebola outbreak in eastern Congo reaches city of 1.4 million Fox News (米国) コンゴ東部での致死的エボラ流行、140万都市に拡大の危険性

 コンゴ保健当局は、ブテンボ(Butembo)で患者が発見されたと発表した。ブテンボは人口140万人の大都市であり国の北東部に位置する。

 コンゴ保健省の広報官は5日、コンゴ政府とWHOは都会地域で発生したエボラの迅速な封じ込みを図っていると発表した。

 ブテンボは北キヴ州で最大の町であり、保健専門家達は人口密度が高い大都市でのエボラの急速な拡大を恐れている。


5日

特掲
Disaster X
 {我々は直にDisaster Xに見舞われるだろうが、対策は何ら施されていない}

昨日から日本列島は強烈な台風に見舞われていた。

確かに強烈だったし、全国的に被害も多かった。台風21号。

数日前からその危険性を気象庁は大々的に警告していた。

しかし警告されても、どうすれば良いのか戸惑う人々も多いと思う。
 ”初めて経験する様な強風”、”初めて経験する様な豪雨”、”命に関わるような‥”。

ここ2,3年、同じような警告が夏場になるとなされる。
 そして確かに多くの被害が生じる。

海外でも(国内であまり報じられてないが)極暑や豪雨、また熱帯低気圧の多発で酷い目にあっている。北極の氷はどんどん溶け出している。(シロクマはどこに逃げるのだろう?心配しているのは当方だけなのだろうか)

一流科学誌にごく最近掲載されている様に、ここしばらくは極暑や豪雨、台風のたぐいの多発は続くという。

確かに地球上はおかしくなってきている。気象変動から鳥インフルエンザの動きが変化してきている。いつどのウイルスが変異してパンデミックを起こすか予知不能に近い様だ。”Disease X”なる、パンデミックを起こす危険性がある病原体の総称が使われ出した。既知の知られた危険性ある病原体に未だ含まれていないUFOのような病原体だ。WHOが定義した。

日本国内でも7月以来極暑、そして豪雨が来年も再来年もその程度を増して出現するだろう。

東京五輪開催を危ぶむ声は海外の専門家から出ているが、国内のメディアは報じない。
今年以上に暑い夏、そして豪雨が続く中で五輪は続けられるのだろうか?
それよりも”熱中症に気をつけて!”と行政やメディアは無責任に叫ぶが、どうやって気をつけたら良いか、その方法は曖昧だ。水を飲めば防ぐことが出来る?本当か?、と思う。

熱中症は脳の体温調節中枢が働かなくなり死ぬ。なぜ中枢がやられるのか?体温の上がりすぎによる。だから徹底的に体温を冷やさなければならない。中枢がまともなうちは、水分補給で汗が出て、その蒸散する時に熱が奪われる。
 しかし高齢者や子供は中枢が熱に弱いから、環境温が上がってくると、よく働かなくなる。一生懸命水を与えても効果が無い場合も多い。汗が出るならば予後はいい。
 来年以降、夏場にさらに環境温が上がってくると、必然的に熱中症で死ぬ人が増える。サウジなどでは暑い夏には、熱中症で多くの人が死んでいる。
 日本では今後どのような対策をとるのか?それは個人の責任によるのか?
 内閣の対応や首相サイドの脳天気ぶりを見る限り、今後災害による(熱中症や大地震を含め)死者数は増えるに決まっている。
 再来年、首都直下型大地震が五輪中に起きたら、どうするのか?(首都直下型では数十万人が死ぬとドラマの脚本のように簡単に報告されているが、)その対策はどこかで考えているのか?少なくともメディアでは見たことはない。

Didaster X と表現するのが妥当かも知れない。個々の災害が複合的に発生することが多い。(災害X:極暑、豪雨、首都直下、南海トラフを含む大地震、巨大台風、致死率10%を超えるパンデミック他)。それに対処する予算、各種専門委員会を設置する方が、五輪施設や交通網を整備する以上に、人の命を守るには重要だと考えているが、災害対策の方が遙かに難しいから、誰も考えようとしないのかも知れない。IQ200の指導者なら別だろうが。




IFRC(国際赤十字赤新月社連盟

IFRC President: “Lives are at stake” as Americas migration crisis grows (国際赤十字席新月社連盟) IFRC会長:南米における移住者危機の高まりは生命的危険状態にある

 ベネズエラや他の南米に於ける数カ国の多くの人々が安住の地を求めて彷徨い続けているのに、助け、尊敬、そして慈悲の心が必要とされている。本日IFRCの会長が声明を出した。

 現在、祖国が危険で不安定な状況にあることから、他国へ逃れ続けている数は160~400万人とされる。
 もし住む場所を求めて彷徨う彼らが、(行く先々で)敵意を持たれ、排除されるなら、非常に深刻な人道危機が発生するだろう。

 ガイアナ、ブラジル、トリニダード・トバコ、エクアドル、及びペルーに関してIFRCは詳細な状況を評価中である。

 感染症の危機が高まっているが、その中でも麻疹、ジフテリア、結核のリスクが高まっている。

DR Congo: “Triple threat” of conflict, community resistance and increasing Ebola cases complicates response to outbreak IFRC コンゴ民主共和国;闘争、保健担当者への社会的抵抗、およびエボラ患者の増加と死者数の増加が、エボラ対策を困難にしている  29 August 2018:


3日


 エボラ流行終焉が近いか?
Ebola Attacked Congo Again. But Now Congo Seems to Be Winning The New York Times  (米国) エボラ再流行のコンゴ:流行との闘いに勝利する可能性が出てきている

 新規患者の急速な減少、ワクチン接種は順調に行われている。学校は直に再授業開始、しかし専門家は勝利宣言は早すぎると考えている

 コンゴ民主共和国での10回目の流行が始まり一ヶ月が経とうとしている。それは不意に危険な紛争地で始まり急速に広がり、瞬く間に感染者数が100人を超えた。しかし今流行は終息に向かいつつある様に思える。

 毎週新規ケースは一握りの数となっている。そして地域の2か所の治療センターは最近までいつも満床であったが、現在は78ベッド数のなかでせいぜい30人の患者が収容されている状況である。

 3500人以上の患者との接触者が追跡調査されている。4000接種量以上のワクチンが接種された。そして今、当局は学校を二学期に再開することが可能と考えている。例年と同じく9月最初の月曜日に再開される。

 しかしながら、緊張を緩めるのは早過ぎると当局では警告している。

 「まだエボラの制御は出来ていない」、と同国のオリ・イルンガ保健大臣がテドロスWHO事務局長の警告を繰り返す。
 「検査での確認例の数は最近鈍化してきているが、我々は警戒し続ける必要はある。エボラ流行は波状的に感染者数を変える。今回の第一波は非常に大きかった」
 
 この第一波は保健担当者が現場に着く前に、抵抗力の弱い人々に感染していた。そしてこの発病者達は次に家族、近隣の人々、さらに医療担当者にウイルスを感染させているだろう。第二波であるが、現在潜伏期間内にあると考えられている。
 「数日後、多くの接触者達は21日間の監視期間を終える。その結果で我々は、感染リングをどれだけ断ち切っているか判断出来る。
 8月31日の段階で118例の確定例と可能性例が確認されており77例が死亡している。
 脅威はいまだ続いている。当局は三か所目の治療センターの建設を中止していない。

 もし流行が終息するならば、それはコンゴ政府とWHOの迅速な対応、そして新しい予防効果の高いメルク社のワクチンの功績だろう。

 以下略


 コンゴエボラ流行地、新学期で学童達を受け入れ-ユニセフが指導
Thousands Will Attend Schools in DRC's Ebola-Affected Areas VOA (米国) コン民主共和国、エボラ流行地域の学校へ数千人が登校

 コンゴ政府は北キヴ州とイチュリ州の250の学校が、新学期が9月3日から始まるのに合わせて授業を開始すると発表した。82500人の学童が対象となる。

これらの地域はエボラ流行の中心地である。エボラウイルスは非常に感染しやすい。感染者の血液や他の体液に触れることで感染する。

ユニセフは地域に於ける予防対策を強化している。
校長や教師達はエボラ予防方法と制御方法を習っている。そしてウイルス拡大を防ぐために子供達に対する正しい衛生管理の教育方法を習っている。
 政府広報官は、ユニセフとその協力団体が8月1日のエボラ流行以来200万人以上にエボラの予防メッセージを伝えてきた、と語っている。

 「エボラを理解するコミュニティーの数が増えている。‥彼らはいかにしたら感染を防止できるか知っている。実際にエボラ拡大に関係するのは彼らであるから、我々は密に彼らに付き添い、手洗いの方法や良い衛生管理の方法を指導している」

 WHOによると最近のデータでは、感染者(患者)は116人出て、77人が死亡している。感染する子供達の率は異常に高い、とユニセフではコメントしている。確認された患者24%が24歳以下の若年層であるという。

 150人以上の心理社会療法士が、エボラ治療センターにいる子供達の心のケアを行うためにトレーニングを受けてきた。彼らは子供達がセンターを出て家に戻ってからもケアに関与する。子供達が地域社会から拒否されることが往々にして起こるからである。



2日

 MERS

 英国でサウジからの旅行者がMERSを発症

 WHO発表
Middle East respiratory syndrome coronavirus (MERS-CoV) – United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland -英国でMERS-CoV感染者が確認

Disease outbreak news
31 August 2018

 2018年、8月22日、英国は国際保健規則(2015年制定)に則り、英国内で中東呼吸器症候群(MERS-CoV)を発症した患者を確認したことを発表した。
 患者サウジアラビア王国の住人で英国を旅行中であった。
 患者は80代の男性で、最近MERS患者との接触経験は無かったが、楽だとは接触していたとされる。

 8月16日、患者は無症候であったが、サウジから英国マンチェスター、そして北アイルランドへ飛行機で移動した。それからリーヅ(Leed)までドライブして移動した。
 患者はリーヅで隔離、治療を受けたが、その後リバプールの特殊感染症病棟へ移送された。患者は回復してきたが、隔離は続けられている。

 検体は英国公衆衛生院(Public Health England )のバーミンガム研究所でMERSウイルスであることが確認され、さらに国利研究機関でも確かめられた。

 今回の例は英国で確認された5例目のMERS感染者である。先の4人は2012-2013年に確認された。

  MERS発症例 April 2012–24 August 2018  by ECDC(ヨーロッパCDC)


 世界平均致死率 37%


1日
 

Congo's Ebola outbreak still spreading, with possible signs of hope CNN(米国) コンゴのエボラ流行、未だ拡大、しかし対策が効を奏しだしている兆候も見られる

 WHOは8月31日、コンゴ民主共和国のエボラ流行は岐路に立っているとコメントした。
 8月1日に流行が宣言されて以来、116人が感染し77人が死亡している。8月29日の検査室診断では86人がウイルス感染が確認され、30人が可能性例とされた。

 WHOによると、対策は効を奏しだしているとされる。
 患者は治療センターへ迅速に運ばれ、治療も診断が確定した1時間以内に開始されている。


 China could 'KILL MILLIONS' by REFUSING to give bird flu samples for vaccine, experts say  Express.co.uk (英国) 鳥インフルウイルス提供を拒否する中国、ワクチンを製造出来ない世界では数百万人の命が鳥インフルに感染して死亡する危険性

 中国がワクチンを製造するための(パンデミックの危険性ある)鳥インフルウイルスを提供しないことは、世界で数百万人が死亡する危険性が生じる、英国の保健専門家の指導者達が警告している。

 致死的鳥インフルウイルスであるH7N9が世界中に広がる危険性があるにも関わらず、中国当局は実験室で分離したウイルスを英国と米国からの提供の求めを拒否している。
 英国の専門家達はウイルスが入手出来なければワクチンの作製は困難であると心配している。
 「もしウイルスが(人に容易に感染するように)変異したなら、それはパンデミックを起こす株である可能性が高い。」

 H7N9ウイルスは少しの変異で人人感染を起こす様になる。

 中国はウイルス検体を提供しない理由は説明してない。また専門家達も中国のその意図について確信をもっていない。
 

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