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エボラ、21世紀の悲劇となるか?
20世紀の悲劇、スペイン風邪では数千万人をが死亡


EBOLA VIRUS DISEASE (EVD)
 コンゴ民主共和国で2018年8月以降流行中のエボラの推移
 史上第二の大流行となっている。2019年6月隣国ウガンダへ拡大



WHO報告

 史上第二の大流行を続けるコンゴ民主共和国とウガンダの現状
 

最新報告

2019年9月8日
 
 総発病者数 3081人
 総死者数   2070人  致死率67%

 2018年8月以降、流行は依然として拡大している。
 反政府武装ゲリラによる戦闘地域であること、住民が指導に非協力、または暴力的抵抗していることから対策は十分とれていない。
 現場のナースや医師達も危険に脅かされている。
 予防のためのワクチン投与は、医療関係者や住民達に対して効果的であるが、住民への投与は抵抗に遭うことから十分行われていない。
 治療薬は数種類使用可能となっているが、治療センターが攻撃されたり、感染者や発病者が十分把握されていないため、発病者の治療は十分行われていない。

 周辺国への拡大により一気に爆発的に感染者数が増えることが懸念。


  グラフに見られるように、2月以降感染者は急増している。
  データは数週間遅れてまとまることから、直近の数は少なく表現されている。

 
  9月


 香港市民抗議デモの要求(民主化運動)

1.
「逃亡犯条例」改正案の撤回
2. 市民活動が「暴動」である見解を撤回、自分たちを暴徒と呼んだことの撤回、逮捕されたデモ参加者の釈放
3. 機動隊暴力による制圧の責任追及
4. 林鄭月娥行政長官の辞任
5. 民主的選挙の実施
米国:香港新法--香港人権・民主主義法案  

  香港が英国から中国に返されたときに約束された、高度な自治を毎年米政府が検証することを義務づける;米議会の超党派の議員が6月に提出した法案

香港、一国二制度崩壊の前夜が近い?

 18日

 香港、民主活動家、米議会で中国への圧力強化を要請

自治後退阻止へ中国に圧力を=香港民主活動家、米議会で証言  時事通信

 中国の人権問題などを調査する米連邦議員の超党派特別委員会は17日、香港の民主活動家を招き公聴会を開いた。

 米メディアによると、2014年の大規模デモ「雨傘運動」の元学生団体指導者・黄之鋒(コウシホウ:ジョシュア・ウォン)氏らは、香港での人権や自治の後退を阻止するため、法整備などを通じ中国への圧力強化に取り組むよう米議会に要請した。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)などによれば、黄氏は公聴会で「中国政府は香港の(自由市場という)地位がもたらす経済的恩恵を享受しながら、われわれの自由をむしばんではならない」と証言。自由な選挙など「真の構造改革」を目指す決意を表明した。

 米国は1992年成立の「米国・香港政策法」で、香港に関税やビザ発給での優遇措置を認めた。香港での大規模デモを受け、超党派の米議員グループは今年6月、優遇措置継続の是非を判断するため、香港自治の現状に関する年次報告を国務省に義務付ける法案を提出している。

 米議会でのそうした動きに、中国当局は「内政に乱暴に干渉するものだ」と反発している。香港民主派を支持する女性歌手の何韻詩(デニス・ホー)氏は、公聴会で「これは外国による干渉の要請ではない。民主主義のため、選択の自由のための要請だ」と訴えた。 


香港活動家 米議会で証言 中国の脅威に危機感  FNN

香港の民主活動家が17日、アメリカ議会で証言し、中国が建国70周年を迎える10月1日以降、香港に「武力介入する可能性がある」と強い危機感を示した。

2014年の香港の民主化デモ「雨傘運動」以来、象徴的な存在となっている活動家の黄之鋒氏は17日、アメリカ議会で「習近平国家主席は、10月の建国記念日前に武力行使はしないだろうが、その後はわからない」と述べ、香港に隣接する広東省深セン市で待機を続ける中国の武装警察の「脅威にさらされている」と訴えた。

こうした中、武装警察と別の組織にあたる広東省警察は17日、新たな訓練映像を公開した。

デモ隊の制圧を想定した訓練も含まれていて、建国記念日を前に、けん制を強めている。


香港行政長官、デモ隊の「5大要求」に応ぜず-諮問機関招集人の陳氏 Bloomberg(日本語版)
 
 香港行政長官の諮問機関、行政会議の招集人を務める陳智思(バーナード・チャン)氏は、抗議活動参加者らが求める警察の実力行使を巡る独立調査など「5大要求」について、政府が受け入れても恩恵は見当たらず、激しさを増すデモが近く収束する可能性も低いと指摘した。

  林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は一連の抗議活動のきっかけとなった中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の正式撤回を今月発表したが、先週末も暴力に発展するデモが発生。政府は5大要求の1つである改正案の撤回に応じたものの、香港の混乱を収束させるには至っていない。

  陳氏は今週のインタビューで、香港政府が全ての要求に応じたとしても、警察に火炎瓶を投げたり、地下鉄駅を破壊したりする者も含まれる過激な抗議活動参加者が運動をやめることはないと主張。政府が社会格差に対応すれば、多くの穏健なデモ参加者に効果はあるかもしれないが、強硬派が活動を断念する公算は小さいと述べた。


 16日

香港で再びデモ、一部で過激化 市民同士の衝突も  ロイター

[香港 15日 ロイター] - 「逃亡犯条例」改正案をきっかけとする政府への抗議活動が続く香港では週末もデモや衝突が起こった。条例改正案が撤回されたにもかかわらず、混乱が収束する兆しは見えない。

14日は、政府に抗議するデモ隊と親中国派のデモ隊が衝突。警察が介入する事態となった。

15日は、金鐘地区にある中国人民解放軍基地周辺で、一部デモ隊が警察に向かってれんがを投げつけたり、10月1日の中国建国70周年をアピールする赤い旗を引きずりおろしたり、火をつけたりした。

警察は、放水車や催涙弾を使用してデモ隊を強制排除した。

フォートレスヒル地区では、白いTシャツを着た集団(ギャング集団:管理人注)とデモ隊が衝突した。

地下鉄の駅周辺は、デモ隊の破壊、妨害行為を防ぐために警察が厳戒態勢を敷いた。

3カ月あまりにわたる抗議活動は、香港経済に深刻な影響を与えている。

香港空港当局は15日、8月の利用客が前年比12.4%減少したと明らかにした。


 米国は、香港の自由化運動に支援の手を伸ばす可能性
The U.S. Is About to Do Something Big on Hong Kong  The Atlantic (米国) 香港混乱に対して米国は何か大きな支援を行いそうだ

 香港の民主化要求抗議者達は、米国の価値と政治力を期待し、支援を求めている。しかし米国政府は応えることが出来るだろうか。

 香港の抗議者達は、香港の自由を求め、米国に支援を求めている。
 問題は十分な支援が為されるか、そして十分早期に為されるか、米国大統領がそれをサポートするかである。

 星条旗を振りながら、香港米国領事館に向かう民主化要求デモ隊


 15日

The date which has both Hong Kong and Beijing on edge CNN (米国)10月1日は北京(政府)にとっても香港(政府)にとっても崖っぷち

 中国建国記念日である国慶節は10月1日にはじまるが、当日は特に中国にとって重大である。
 当日、香港の抗議デモが行われ、中国国歌演奏が障害され、最近作られた抗議者達の賛歌である”香港に栄光あれ”が香港市内各所で合唱される事態が起きると、中国軍が鎮圧に出なければならない。
 そうした事態を避けるためにも、10月1日以前に抗議者達の行動を鎮める必要がある。


 香港のデニー・ホー、香港への国際的支持を求める

Denise Ho calls for international support for Hong Kong  South China Morning Post  (香港) (著明なポップ歌手のデニス・ホー、香港へ国際的支持を求める。

  Youtube 映像 英語


この香港を取り戻せ 急に拡散、市民が心を一つに歌う歌  朝日デジタル

  政府への抗議デモが続く香港で、自由を求めて苦境に立ち向かう市民をテーマにした一曲の歌が急速に支持を広げている。20代の地元男性が8月末にインターネット上で発表して以降、抗議活動を象徴する歌として、毎日のように各地で合唱会が呼びかけられるようになった。男性は朝日新聞の取材に「今の香港人の気持ちを代弁した」と説明する。

 夜明けがやって来た

 この香港を取り戻せ

 共に行こう

 正義のため

 時代の革命だ

 民主と自由が永遠に朽ちないと願う

 私は願う 香港に再び栄光あれ

 12日午後8時ごろ、香港島の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)にある商業施設。8階まで吹き抜けになった建物いっぱいに、ゆっくりとした旋律の歌声が響き渡った。約2千人の市民による大合唱だ。

 以下続く

 14日

香港埋める星条旗、デモ隊が期待する米新法 中国は反発  朝日デジタル

香港威嚇する中国武警=車両数十台を「誇示」 時事通信

Hong Kong Protesters’ New Target: City’s Vaunted Subway System  The Wall Street Journal (米国) 香港抵抗運動、市の地下鉄システムを新たな標的に

 香港の誇る地下鉄システムを破壊。市当局に協力している地下鉄オペレーターを非難。

Hong Kong protesters form human chain as government offers concessions NBC News (米国) 政府が譲歩を示した後にも香港抗議者達は人の輪を夜の岩山の上で形成


 youtube
Uncle Wong, 82: protecting Hong Kong protesters with his walking stick  The Gurdian  (英国) 82歳のおじさん:歩行用ステッキで香港の抗議者達を警官達から守る

香港の地下鉄駅に「消えた3人」の祭壇…当局への不信なお  産経新聞

 香港・九竜地区の地下鉄、太子(プリンス・エドワード)駅構内で8月31日深夜に発生した警察によるデモ隊の排除で、デモ側に死者が出たと信じる人々が駅出入り口に設けられた「祭壇」に連日、「慰霊」に訪れている。「真相究明」を求められた警察・消防は9月11、12両日の記者会見で、死者はいなかったとの調査結果を説明したが、不信は解消されていない。


 13日

 ”香港賛歌”がSNSで瞬く間に広がる


Hong Kong Protesters, Without an Anthem to Sing, Create One Online New York Times (米国) 香港抗議者達、オンラインで抗議賛歌を作成

 民主化を求める抗議への賛歌、”香港へ栄光を”がわずか3週間で作成され、急速に民主化運動のシンボルとなった。

 香港で行われたワールドカップ予選、イラン対香港で、試合前に演奏された中国国歌にブーイングの嵐が起きた。多くの香港市民は中国国歌にプライドを抱いたことはなかった。半自治体の香港には国歌はない。
 今、香港の大きな抗議デモは4ヶ月目に入っている。
 しかし10日、ワールドカップでは、香港市民はつい3週間前に出来たばかりの歌を繰り返し歌った。中には香港国歌として歌う市民も多い。

 作曲、作詞者は不明とされるが、曲はオンラインで流れる過程で分かりやすく歌いやすく変えられてゆき、市民の間でよりポピュラー化していった。”香港へ栄光を”と呼ばれる曲は、”人々に主権を、誇りを、自由を、いつまでも!”と歌う。
 youtubeでのアドレスは以下の通り
 https://youtu.be/oUIDL4SB60g

 管理人コメント:管弦楽と合唱、独唱、そして他にピアノ、ハープなどの演奏が次々とアップされているようだ。英語で歌詞が字幕に付けられている版もyoutyubeにでているが、香港独立を願う歌詞になっている。

 以下最近アップされたウィキペディアから

香港に栄光あれ (英語: Glory to Hong Kong,中国語: 願榮光歸香港) は広東語の歌。2019年の香港でのデモでの中、香港のネット掲示板LIHKG討論区の有志により抗議運動のために作成された。 この曲は抗議運動の参加者によりデモのテーマソング、あるいは非公式な国歌に相当するものとして扱われ、2019年9月以降頻繁に歌われるようになった。

2019年8月31日にYouTubeにアップロードされたこの曲は、地元のミュージシャンである「Thomas dgx yhl」と匿名の香港オンライングループ(一部はLIHKG討論区から)によって作曲され、その後英語版も作成された。[2] 2019年9月10日に行われたイランとのFIFAワールドカップ予選では、1万4千人を超える観客の多くが中国の国歌に対してブーイングする一方、演奏後にはこの曲の大合唱が起こった。[3] また、香港の十数以上のショッピングモールでもデモの一環として参加者による合唱が行われた。

 オリジナル映像に昨日日本語字幕がつけられた映像もアップされている。


 As Hong Kong activist Joshua Wong departs Germany, Europe struggles to confront China Washington Post (米国)  香港活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)、ドイツを去り米国へ向かったが、ヨーロッパに中国問題が課題として露わに。

 ジョシュア・ウォン、最も知られている香港の民主活動家、が12日にドイツを去り、米国に向かった。
 9日からの滞在中ジョシュアはベルリンで中国の人権侵害問題を講演し、いかに西側諸国が北京政府の人権侵害問題に対処すべきか訴えた。

 ジョシュアは中国の人権侵害に関わることは、将来の経済問題にも強く影響すると語り、中国と欧米の関係は単なる人権問題を越えて、大きな政治的問題に発展することであると語った。

ショッピング モールで抗議賛歌、”香港に栄光あれ”を大合唱する香港市民 The Gurdian (英国)




 12日

  中国、黄氏と面会したドイツ外相に抗議
   香港の民主化運動に、欧米側が支援することに過度な警戒


「香港は新しいベルリンだ」雨傘リーダー、独外相と面会  朝日デジタル

 香港の民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(22)が11日、訪問先のベルリンで記者会見し、「香港は新しい冷戦の最前線にいる新しいベルリンだ」と述べた。警察の暴力など市民への抑圧が続いているとして、中国の強大な力と向き合う香港の現状を「ベルリンの壁」崩壊前の30年前の東ベルリンになぞらえた。
 黄氏は、国際的な金融センターの香港で戒厳令が敷かれたり、中国軍が介入したりすれば、世界の経済にとって「悪夢になる」とし、ドイツなど各国が香港の情勢に関心を持ち続けて欲しいと訴えた。さらに、ドイツから香港向けに警察の武器装備の輸出を止め、人権問題が交渉の議題に上るまで中国・香港との自由貿易交渉を止めて欲しいと述べた。
 黄氏は、香港政府の「逃亡犯条例」改正案の撤回では「政治的な抑圧は終わっておらず不十分だ」とし、民主的な選挙の実施に向けて運動を続けるという。「大きな壁が崩れ、香港だけでなく、いつか大陸中国の人たちも民主主義の自由を享受して欲しい」とも述べた。
 黄氏は9日夜からドイツを訪問していた。


Hong Kong activist to Germany: stop selling riot control kit to city  The Gurdian (英国) 香港の活動家、ドイツに暴動鎮圧装具を香港に売らないように求める

 活動家のジョシュア・ウォン氏が、ドイツに暴動鎮圧用の武器や装具を香港警察に売らないよう申し入れた。

 香港警察はドイツで製造された、デモ隊を抑制するための放水銃を使用している。

 またジョシュア氏は、ドイツ外相と会談後、米国での一連の講演を前にして、中国との貿易交渉を、中国の習政権がヨーロッパの標準的人権保護法を見習った法律を課題とするまで停止することを求めた。


中国、香港民主派の黄氏と独外相の面会に抗議 ドイツ大使呼びつけ AFP=時事通信

 【AFP=時事】香港の民主活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン、Joshua Wong)氏(22)がドイツ外相と面会したことを受けて、中国政府は駐中国ドイツ大使を呼んで抗議した。中国の呉懇(Wu Ken)駐ドイツ大使が11日、明らかにした。アジアの金融の中心地香港の民主化運動が、貿易大国の中国とドイツの二国関係にまで波及した形だ。

2014年の「雨傘運動(Umbrella Movement)」で学生リーダーだった黄氏は、9日夜にドイツの首都ベルリンに到着。翌10日にドイツ日刊紙「ビルト(Bild)」が主催するイベントで、ハイコ・マース(Heiko Maas)外相と面会したが、中国側はこの面会を「非礼」だとしてドイツを批判した。

 呉大使は記者団に対し、この面会に「中国側は大きく失望しており、強く抗議する」と述べ、ドイツと中国の二国間関係に大きな悪影響を及ぼすだろうと警告した。

 中国は主に米国を念頭に、香港の混乱の背後に「外国勢力」の存在があるとの批判を繰り返している。

 呉大使は、一部の「急進派」を、民主主義を隠れみのにした分離独立主義者と批判した。

 一方、黄氏は11日にドイツで記者会見に臨み、分離独立の意図はないと強調。要求しているのは、1997年の香港返還に先駆けて旧宗主国の英国と中国の間で合意していた自由選挙だと述べた。

 また、香港を「新たなベルリン」に例え、「30年前、ソビエト連邦が消滅するとは誰も思わなかったし、ベルリンの壁が崩壊するとも誰も思わなかった。私たちは圧力と決意をもって、香港人が民主主義に値することを世界に知らせたいのです」と訴えた。

 さらに黄氏は、声明だけでは不十分だとして、中国との貿易条件に人権条項を盛り込むなど、具体的な措置を取ってほしいとドイツをはじめとする欧州諸国に呼び掛けた。



 管理人コメント:弱冠22歳の黄之鋒 (コウ・シホウ)がドイツの新聞社ビルドが主宰した”世界の人権活動家を奨励するイベント”に参加し講演したが、それに際してドイツ外相と面会した。中国は民主的先進国が香港の抵抗運動グループを支援することを恐れている。



 11日

 分裂する香港

Hong Kong soccer fans boo Chinese national anthem  South China Morning Post (香港)  香港、サッカー試合で中国国歌でブーイング

 香港とイランとのゲーム。試合前の中国国歌にブーイング(左)。
 その後デモ隊が歌う”香港へ栄光あれ”(最近の抗議運動賛歌)を応援団全員が歌った(右)。
    


 香港警察は、市内にいる人々を”ゴキブリ”と呼ぶ
Hong Kong police are now routinely insulting the city’s people as “cockroaches”  Quartz (香港) 香港警察、今や香港の人々を”ゴキブリ”と常に呼ぶようになっている



 非常に奇妙な表現なのであるが、市民にプライドと十分な配慮をもって奉仕するのが役割とされる警官達がデモ隊に、時には傍観する市民達、さらに記者達に向かって”ゴキブリ”と怒鳴っている光景が最近の動画では良く見られる。
 警察ではこのような”言葉”を大衆の中で使うことに、何ら罪悪感を感じてないようだ。
 
 彼らは現場で平気で、その言葉を使う。
 医療班が負傷者を治療しようとする現場で、医療班にもゴキブリという言葉をを言葉を投げつけるし、記者に向かっても、記者か?と確認し、要するにゴキブリだな、と叫ぶ。

中国本土の人々(中国人)にとって、香港に住む同胞は既に異邦人となりつつあるのだろうか?もしそうならその異邦人達は将来、どこに住んでいるのだろうか?


 10日

 ラム香港行政長官、香港の内政問題に干渉することは許されない、と警告

Hong Kong's leader warns US and other countries not to interfere in protests CNN (米国) 香港行政長官、米国他の国に香港での抗議運動に干渉しないように警告

 数千人のデモ隊が、米国トランプ大統領に、香港の民主化を懇願するために米国領事館を取り巻いた2日後、キャリーラム香港長官は、中国国内の半自治都市である香港の内政に介入することはいかなる国にも許されないと警告した。


 香港活動家、黄之鋒氏、ベルリンで講演。 習近平主席を”皇帝”と批判

「香港は冷戦時代のベルリン」、抗議活動家がドイツで講演 Reuters (国際)

[ベルリン 9日 ロイター] - 香港の活動家、黄之鋒氏(22)は、ベルリンで講演し、香港は冷戦時代のベルリンのように、自由世界と「中国の独裁」を分かつ防波堤となっていると述べた。

同氏は、民主派団体「香港衆志(デモシスト)」のリーダーで、抗議活動家として知られている。

同氏は、新聞社の支援によりドイツ議会で開催された世界の人権活動家を奨励するイベントで講演。抗議活動を香港行政長官の逃亡犯条例改正案撤回表明で満足する内容にはしないと言明した。

同氏は、「もしわれわれが新たな冷戦の中にいるとすれば、香港は新しいベルリンだ」とし、「われわれは自由世界に対し、われわれとともに立ち上がり、中国独裁政権と戦うよう求める」と述べた。そのうえで、習近平国家主席は「国家主席ではなく皇帝だ」と付け加えた。

おりしも、ドイツのメルケル首相が訪中から帰国。香港問題の平和的解決を呼びかけたものの、中国滞在中に香港の抗議者らとより直接関わらなかったとして国内から批判が出ている。


 She’s a Hong Kong Protester. Her Husband Is a Cop. It’s Complicated. Her husband Is a Cop. It's Complicated The New York Times (米国) 女性は香港の抗議者だ。夫は警官だ。家庭では非常に複雑な関係である。

 抜粋

 夫が帰宅後、夫婦の会話は必ずしも平和的ではない。
 帰宅後仕事の話は避けて、妻は娘達と家庭外で政治的話をテレビで見つめる。
 
 結婚前の夫と警官になった後の夫は全く違う。子供が成人した段階で夫と別れる決意をしている。

 抗議者達との戦いに悩む夫に、あなたは拷問者ではないのよ。警察官なのよ。そう言い聞かす妻。

香港「雨傘運動」の黄之鋒氏、ドイツへ出発 拘束は手違い  AFP (日本語版)

 【9月9日 AFP】香港の民主派活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン、Joshua Wong)氏(22)が9日、ドイツに向かったことが分かった。同氏が所属する「香港衆志(デモシスト、Demosisto)」党が明らかにした。
 これに先立ち、黄氏が警察に再度身柄を拘束されたことが報じられていた。

 2014年の「雨傘運動(Umbrella Movement)」の学生リーダーだったことで知られる黄氏は先月末、主だった民主派活動家らとともに逮捕され、「認可されていない集会への参加を扇動した」罪で起訴された後、保釈されていた。
 ところが、8日に台湾から帰国し、その足でドイツへ出国しようとしていた香港空港(Hong Kong International Airport)で、「保釈条件に違反した」として拘束されたと発表した。ドイツ訪問後は渡米する予定だった。
 しかし、香港公共放送RTHKによると9日、裁判所の命令で黄氏の身柄拘束は解かれた。保釈条件では逮捕前に既に手配されていた海外渡航は許可されており、逮捕の手順に誤りがあったという。
 香港衆志の広報担当者はAFPに対し、黄氏は「きょうドイツへ向かった。渡米も予定通り認められるだろう」と述べた。今月いっぱいは帰国しないとしている。(c)AFP


  9日


  午前中に発信された国内香港情報のリスト(画像)




 中国政府と米国、香港抗議デモの若者達とどのように相対して行くか問われる


香港の若者、警官と衝突続く 米国旗掲げ、民主主義求め  朝日新聞デジタル

 政府への抗議活動が続く香港の中心部で8日、米議会の超党派議員が準備を進める「香港人権・民主主義法案」の早期成立を願うデモがあった。デモ後、参加者の一部の若者が道路を封鎖するなどして警官隊との衝突が深夜まで続いた。香港では一連のデモの引き金となった「逃亡犯条例」改正案は撤回が表明されたが、その後も混乱が収まる雰囲気はなく、週末のデモは14週連続で続いている。
 この日のデモ行進は午後2時ごろから始まり、香港島の中心部にある米総領事館へ続く道を3時間以上にわたって埋め続けた。
 参加者は米国旗や「SOS」と書かれた紙などを掲げ、香港人権・民主主義法案の米議会での早期成立を訴えたり、香港政府を批判したりするシュプレヒコールを繰り返した。

 デモ後は、鉄パイプを持ち、防毒マスクをつけた黒服の若者らが、香港の政治や金融の中心地である中環(セントラル)や金鐘(アドミラルティ)、湾仔(ワンチャイ)付近の道路に鉄柵などでバリケードを築いて封鎖し、地下鉄駅の入り口で火をたいたり、駅の設備を破壊したりした。若者は深夜まで次々に場所を変えて抗議活動を繰り返し、警察は催涙弾を発射するなどして鎮圧に回った。

 米国の「人権・民主主義法案」は、緊迫する香港情勢を受けて、米連邦議会の超党派の議員が提案した。香港の高度な自治の検証を米政府に毎年義務づける内容で、中国への牽制(けんせい)になるとして香港の民主派が早期成立を期待している。




香港「雨傘運動」元リーダーを再び拘束  TBSニュース

 香港の抗議デモを扇動したなどとして、先月、逮捕された「雨傘運動」の元リーダーが再び拘束されました。

 8日、香港国際空港で拘束されたのは、2014年の大規模民主化デモ「雨傘運動」を指導した黄之鋒氏です。黄氏は、警察本部を包囲するようデモ隊を扇動した疑いなどで先月逮捕され、即日保釈されていました。

 香港メディアによりますと、ドイツに出国しようとしていたところ保釈条件に違反した疑いで拘束されたということですが、黄氏は、声明で「保釈時にはドイツとアメリカへの渡航は認められていた」と主張しています。

 こうした中、香港中心部では8日も、アメリカ総領事館前で香港の民主化運動へのアメリカ政府の支持を求める集会が行われました。集会後には一部の若者らが地下鉄の駅でガラスを割るなどし、警察は催涙弾を使って強制排除しました。(09日04:57)

Hong Kong protesters sing ‘Star-Spangled Banner,’ call on Trump to ‘liberate’ the city The WashingtonPost (米国) 香港抗議者達、デモ行進で米国国歌を歌いながら、トランプ大統領に香港の町の自由化に手を貸してくださいと叫んだ

Hong Kong police fire tear gas as clashes erupt after thousands appeal to Trump  Reuters 米国) 数千人のデモ隊が領事館に向かってアピール行進後、香港警察官がデモ隊徒の衝突で催涙ガス弾を発射

 香港警察はデモ隊が米国香港領事館にラリー行進した後、散会させるために催涙弾を発射した。デモ隊は民主主義を、法で支配されている中国の町に持ち込むことに手助けしてくれるように懇願した。
  



  8日

 香港抗議者達、トランプ大統領に香港の自由化を懇願
   米国に中国共産党との戦いに助けを求める


香港デモ隊、米の圧力を要請 制裁法案の早期可決求める  共同 (日本)

「逃亡犯条例」改正案を発端とした抗議活動が続く香港の中心部で8日、香港当局者への制裁を盛り込んだ法案を米議会が早期に可決するよう求め、数万人規模の市民がデモ行進した。米法案は、香港の「高度の自治」を妨げた当局者を制裁対象にしているとされ、米国の圧力で香港の自治を保障したい考えだ。

 デモ隊は公園で集会を開くとともに、米総領事館付近を行進。米国旗を掲げながら「中国共産党を駆逐せよ香港を取り戻せ」とシュプレヒコールを上げ、総領事館職員に請願書を手渡した。

 法案は米上下両院の超党派議員が6月に提出。本格審議が近く始まる可能性がある。


Hong Kong protesters march to US Consulate to call for help from Trump CNN (米国) 香港抗議者、トランプ大統領の助けを求めて米国領事館にデモ行進

 8日早くに、数万人のデモ隊は米国国旗を振りながら、3ヶ月間にわたる香港政府との対立に終止をうつために、トランプ米国大統領の助けを求めるために領事館まで行進した。

 8日、デモ隊は地下鉄駅の外側に築いたバリケートに火を放って、事態は急速に悪化した。この警察とデモ隊の衝突は、4日に香港政府が逃亡犯条例の改正案を廃案とすることで、危機の回避を図ったが、それが失敗したことを意味する。

 抗議団は一通の手紙を領事館に渡したが、それは米国議会に提出されている”香港人権および民主主義決議2019(Hong Kong Human Rights and Democracy Act 2019)”が早期に米国議会で承認されることを依頼したものである。

 トランプ大統領、どうか香港を解放してください!



香港警察の残虐行為 ニューヨークタイムズから 
 (Hong Kong Protesters Return to Streets After Leader Announces Concessions 香港抗議者達、リーダーの判断で街中の通りへ戻る)

モンコクで通りを塞ぐデモ参加者達と攻撃する機動隊(7日)
  


 両手で頭を抑えて倒れるデモ少年を警棒で打ち続けた香港機動隊員
 日曜日(8日)朝の段階で、少年の医学的状況がどうなったかは不明である。

 写真撮影者:警官達の残虐行為はどうしたら止められるか知りたい


 
 香港、デモ隊と衝突した警官隊により3人死亡の疑い

「警察暴行で3人死亡」うわさ拡散 香港デモ、抗議激化  朝日新聞デジタル

 市民の抗議デモが続く香港で、「(警察の取り締まりで)デモの参加者3人が亡くなった」といううわさがSNSなどで広がり、警察署前などでの抗議活動を引き起こしている。政府や警察は否定しているが、デモ隊側の不信感は深まるばかりだ。

6日夜、九竜半島側の旺角警察署前に数千人規模の群衆が詰めかけ、庁舎に向けて声をあげた。亡くなったとされる「犠牲者」を弔う祭壇も設置され、花束や「冥銭(めいせん)」と呼ばれる死者のための模造紙幣が次々と捧げられた。

 きっかけは、8月31日に同警察近くの地下鉄駅で起きた暴行事件だった。警官隊がデモ参加者を警棒などで容赦なく殴り、流血の騒ぎとなった。病院へ救急搬送した消防は当初、「負傷者10人」と公表したが、後で「7人」に修正したため、「3人が消えた」「死者が隠されている」といったうわさが広がった。

 消防側は「混乱による数え間違いだ」と釈明。警察や病院も「死者はいない」と説明しているが、デモ隊側は半信半疑の状態だ。

 批判の対象は、警察の捜査に協力した地下鉄にも及び、監視カメラの映像の公開を求めているほか、駅施設の破壊も相次いでいる。

 林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は4日、抗議デモの発端となった「逃亡犯条例」改正案の撤回を表明したが、政府や警察への不信感はむしろ増しており、デモの終わりは見えない状況だ。


  7日

香港で再び大規模デモ、改正案撤回も参加者納得せず AFP (日本語版)


香港で6日夜、再び大規模なデモが行われた。香港政府トップで親中派の林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官が抗議活動の終結を求めていたが、デモ隊は拒否。空港を対象とした活動が計画されるなど、香港では今週末にかけても衝突が予想される。

 旺角(モンコック、Mongkok)地区では、警察署前に集まった数百人のデモ参加者に対し、警察が催涙ガスやゴム弾を使用した。

デモ隊はその後、道路を封鎖してバリケードに火を放ち、機動隊とにらみ合いになったが、新たに大きな衝突を起こすことなく解散した。

 これとは別に、商業地区の中心部ではより大規模で平和的な抗議活動も行われた。

 林鄭長官は4日、大規模で時に暴力的な抗議デモの発端となった「逃亡犯条例」改正案の撤回を発表。長官と中国政府は、抗議活動の主要な要求である改正案撤回を拒否していただけに、驚きを持って受け止められた。

 林鄭長官は改正案撤回について、緊張の緩和と対話の開始を目指す試みと表現した。

 しかし、1100人以上が逮捕され、その多くに長期の懲役刑を科される可能性があることから、デモ隊は改正案の撤回は見せかけだとして反発している。



  6日


  5日

 香港問題:NHK News Webからリスト集




中国、一段の強硬姿勢も=改正案撤回以外は容認せず-香港逃亡犯条例  時事通信

香港の抗議活動のきっかけとなった逃亡犯条例改正案の撤回を認めた中国政府だが、普通選挙の実施などそれ以外の反対派の要求を受け入れる気配はない。

 エスカレートする運動を「『一国二制度』に挑戦する反政府活動」と位置付けており、今後はより強硬な姿勢で臨む可能性がある。

反対派が掲げる「五大要求」のうち、残る四つに習近平指導部が応じる可能性は低い。中国国旗を海に投げ捨てるなど破壊行為を無罪放免にすることはもちろん、1人1票の普通選挙を認めることは、国内的にもできない。

 軍や武装警察を投入すれば国際社会の批判が必至なだけに、中国政府は今後も香港政府を前面に収束を図る構えだ。「香港の行政長官・政府が合法的な一切の手段を使うことを中央政府は全力で支持する」(徐報道官)としており、抗議活動がさらに続けば、通信や集会の自由を制限できる「緊急状況規則条例」発動など強硬な手段を香港政府に求めることもあり得る。 


      {行政長官の発表は不誠実で遅すぎる}
                   Joshua Wong 黃之鋒、デモシスト活動家、元雨傘運動リーダー

         
 ツイッターから

ラム長官への初めての私の反応
Initial response to Carrie Lam:


1. Too little and too late now — Carrie Lam's response comes after 7 lives sacrificed, more than 1,200 protestors arrested, in which many are mistreated in police station.
 答えは遅すぎたし内容が乏しい:長官の反応はデモ隊の中で7人が自死し、1200人の抗議者が逮捕され、怪我した多くが警察署でいい加減な治療を受けて悪化したことを、知っていたのだろうか。

2. The intensified police brutality in the previous weeks have left an irreversible scar to the entire HK society. And therefore, at this very moment, when Carrie Lam announced withdrawal, people would not believe it is a 'sincere' move.
 最近の残酷な警察官達のデモ隊や市民に対する振る舞いは、香港社会全体に消すことは出来ない傷跡を残した。それ故、この瞬間に、ラム長官が条例破棄を発表しても市民はそれが真摯な振る舞いとは信じないだろう。

3. Instead, HK people are well-aware of her notorious track record. Whenever there are signs of sending a palm branch, they always come with a far tighter grip on exercising civil rights. Earlier today Ronny Tong has already advised using secret police.
 
4. We urge the world too to alert this tactic and not to be deceived by HK and Beijing Govt. They have conceded nothing in fact, and a full-scale clampdown is on the way.

5. In short, Carrie Lam's repeated failure in understanding the situation has made this announcement completely out of touch - She needs to address to ALL Five Demands: STOP PROSECUTION, STOP CALLING US RIOTERS, INDEPENDENT INQUIRY OF POLICE and FREE ELECTION!
 キャリー・ラム長官は、事態の把握を繰り返し出来ない状態を続けている。我々の5つの要求をしっかり確認せよ。起訴を止めよ。我々を暴徒と呼ぶのを止めよ。警察の過激で野蛮な対応を、外部専門家委員会に調査させよ。民主的選挙の実施(行政長官、立法会議員)。



10月1日に向け香港デモに高まる危機感…門田隆将氏「北京政府の出方はすでに決まっている」  AbemaTV

香港にこれほど大きな混乱を招いたことは、行政長官として弁解の余地はない。許されないことだ。選べるならば、真っ先に辞任したい。深く謝罪したうえで辞任する」。デモが続く香港情勢をめぐって、香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が非公式の場で辞意を表明していたことが音声データとともに報じられた。これに対し林鄭長官は「プライベートな非公開会合の内容が公開され、個人的には失望した。最初から、今まで私は一度も中央政府に辞任に関して話したことがない」と明確に否定した。

 大規模なデモが始まってから、まもなく3か月。抗議の声は広がる一方で、今や中高生や大学にまで広がっている。2日には抗議デモで拘束された民主派市民の釈放を求め、中高生が新学期初日の授業をボイコット。ある学生は「中学生も社会の一部。政府に要望を通すためにやっている」と語った。また、香港中文大学ではマスクとゴーグルを着けた、右手にはデモの象徴である雨傘を、左手には“香港を取り戻す革命の時だ“と書かれた旗を持つヘルメット姿の女子学生像「香港民主の女神」が出現した。しかし、このような民主化運動を象徴する像は、30年前、1989年の天安門事件の時にも建てられたが、その設置から5日後、中国政府による武力弾圧が行われることとなった。

 対岸の深センには武装警察が集結しており、天安門の悲劇の再来を懸念する声もある。ただ、あくまで林鄭長官は「中国政府に人民解放軍を展開する計画は絶対にない。中国政府が気にかけているのは国際社会での地位だ。その前向きな発展全てを捨てるという選択肢は中国政府にないのは明白だ」とコメントしている。

10月1日に向け香港デモに高まる危機感…門田隆将氏「北京政府の出方はすでに決まっている」
門田隆将氏
 作家・ジャーナリストの門田隆将氏は、「林鄭長官はかなり早い段階で辞任について言及していたということだが、やはり辞めたいが辞めさせてもらえない、北京政府も辞めさせたいが辞めさせられないという状況にあるということだ。つまり、このような事態で行政長官が辞任するということになれば、“200万人のデモがあれば要求が通るのか“ということで、一気にウイグルやチベットの問題にも飛び火する可能性がある」と指摘する。

 また、門田氏は市民や学生たちの動きについて「香港の人たちは、2014年の“雨傘運動“の敗北後、いかに人権弾圧が進んだかということが身に染みている。それが“あの時、あと少しの勇気を出すことができなかったことが学生たちを孤立させ、今の香港につながっている。今回はやるぞ“という気持ちに繋がっている。6月12日、職場や大学を欠席した人はデモに行っているのではないかということで、当局が“欠席者リスト“を作成しようとした。それで、今回は自分たちも、ということで6月16日の歴史的な200万人デモになった。このときのデモも含め、リーダーがいないということも特徴だ。彼らはロシアが開発した優れもののチャットアプリ『テレグラム』で連絡を取り合い、誰かに命令されるということではなく、“こうすれば国際社会へのアピールになるのではないか“、といったアイディアを重視している。今回の授業ボイコットについても、中学生の中には97年の香港の返還以降に本土から入ってきた中国人の子弟がいるため、“中学、高校ではあまり強制しないようにいこうよ“というような話し合いもされているようだ。しかもスマホの時代だから、全員が起きたことを写し、どんどんSNSを通じて世界に向けて発信している」と話す。

 対する中国政府については、「北京政府の出方は、8月上旬にあった指導部と長老が集まる北戴河会議の中で、すでに決められている。江沢民なども最初は武力行使には反対していたが、最後まで残ったのは朱鎔基ただ1人だったという。やはり建国70周年になる10月1日までに決着をつけなければならないということになっているので、非常に危機的状況だ。香港基本法18条には、動乱状態になった場合、中国国内の法律などを適用して良いという条項がある。そこで“自作自演“も含めた色々なことをやって、暴乱状態に持っていこうとしている。警棒を振り下ろす映像や、観光地で警官が記念撮影をする様子からもわかるように、香港警察ではなく、大陸からきた警察がかなり入っているとみられている。学生たちが広東語で話をしても、相手は北京語で言葉が通じないという話もある。ただ、今はテレグラムに“絶対に火炎瓶を投げてはいけない“といったことも流れているようだし、北京政府としてはやりにくいだろう」との見方を示した。

 さらに今後については「国際社会に期待したい。香港にはイギリス、アメリカ、カナダなどの二重国籍の人が結構いるが、そういう人たちもやられている。ならば、国際社会はもっと中国を非難しなければならない。しかし、なぜ国連は香港の人たちを呼び、映像を流し、それら検討して、“弾圧は許さない“というメッセージを出さないのか。国連の人権理事会がまったく機能していないし、存在意義も問われている」と主張した。(AbemaTV/『AbemaPrime』より。



  4日


 条例撤回案は遅すぎた。余りにもデモ隊に犠牲者が出ている
 
  デモシスト派 活動家 アグネス・チョウ 声明 by ツイッター


 香港、{逃亡犯条例}改正案、廃案に
   ラム長官発表

Hong Kong's Carrie Lam to Formally Withdraw Extradition Bill, SCMP Says Bloomberg (米国) 香港、キャリー・ラム長官、逃亡犯条例改正案を正式に取り下げ、SCMP(南中国モーニング・ポスト)が報道

 4日、追い詰められているキャリー・ラム香港行政長官は論争中の”逃亡犯条例”改正案を正式に取り下げる予定であると、語った事がSCMPから報道された。情報源は明確にされていない。

 3ヶ月間抗議のデモを続けてきた、デモ集団にとって逃亡犯条例改正案は、抗議問題の中でも最も重要であった。
 午後4時に議員達と会議を開くとされる。


香港行政長官、逃亡犯条例を撤回へ 香港紙報道  日本経済新聞

 …
 条例案の完全撤回はデモ参加者が求める「五大要求」の1つ。ただ、香港政府は事実上の改正断念を表明しており、実質的な効果は限られる。デモ参加者の要求は警察の暴力行為を調べる独立委員会の設置や、有権者が1人1票を投じる普通選挙の導入などに広がっており、抗議活動が収束に向かうかは不透明な面もある。

  3日

 {香港問題:難しい中国共産党の対応}  管理人コメント

 デモ隊を殺戮するか、それとも香港の民主を認めるか

 香港のラム行政長官が辞任の意向を北京政府に以前から伝えていたが、”自分でまいた種を刈ってからにせよ”と、要求は通らなかったという噂は以前から伝えられていた。今回、明らかに自分の辞職の意向と、現在の香港の社会的混乱を収める能力はないことを、公に発表した事は、北京政府にとって非常に大きな決断を要する問題となった。

 10月1日からはじまる国慶節の大連休。建国記念日であるが、それまでに中国政府は香港問題を解決させなければ面子が保たれない。

 ラム長官の辞任を認めるならば、長官の選挙が必要になるが、それは民主的方法ではなく、香港業界から推薦された人物を北京政府が公認する方法がとられる。当然候補者は親中派である。

 香港の抗議者達は、行政長官の民主的選挙を求めており、それを許すと、長官は民主派が選ばれるのは明らかである。そうなると北京政府の権力が香港では行使されなくなるばかりか、一国二制度を骨抜きにした香港の共産党支配の計画が遠のく。
 そればかりか、民主的選挙の実施が許されると、中国本土でも民主化要求が広がってくる危険性がある。

 北京政府の思惑は早急に一国二制度から、本土の共産党独裁体制を香港にも拡大することである。

 香港の抗議集団は、香港行政府に対してではなく、その背後の中国政府であることは自明のことである。
 中国政府が香港の民主化要求デモに対して、人民解放軍や武装警察を出動させ、鎮圧することは容易である。天安門事件のように、戦車で多くの抵抗勢力を轢き殺せば、全ては解決する。現場は夜半に洗浄し、死体はガソリンで焼却し、灰となった遺体は、下水道を介して流せば、翌朝にはいつもの朝を迎える。
 全てを知った市民は恐怖から何も語らなくなる。

 しかし、天安門の時の戦略は香港では使えない。
 香港人は既に自由を知っているし、民主化のためには死をも既に覚悟しているとされる。デモの先頭で機動隊と戦う若者達は、遺書を身に着けているされる。

 逮捕された女子学生活動家のアグネス・チョウ(周庭)は、下着だけの姿にされ、尋問を受けたとツイートしている。
 他の逮捕された女性達は、全裸にされ、男性警官の目に触れる場所で尋問を受け、その抗議のための集会が開かれ、その模様はBBCテレビが世界に動画として流している。
 香港警察、または中共の公安当局の知的レベルが分かる。

 しかし香港の若いデモ隊はひるんでいない。

 ラム長官は、全ての責任は自分にある。辞任した上で深くお詫びをしたいと、会議で語っていることがロイターがリークした録音内容に残されている。

 中国共産党はどのような決断をするのか?
 抗議集団リーダー達を大量に粛清するのか、それとも香港に民主政治を許すのか。


【寄稿】中国の真実を語る香港デモ  ウォール・ストリート・ジャーナル

 天安門事件の1989年から共産党政権の本質は変わっていない


 香港問題:特報

 ラム行政長官、自分には香港の危機を解決出来る能力も権限もない
 可能ならば、すぐにでも辞職し、深いお詫びを申し上げたい


Special Report: Hong Kong leader says she would 'quit' if she could, fears her ability to resolve crisis now 'very limited'  Reuters (国際) 特別報告:香港行政長官語る。可能ならば辞職したい、自分には多くの制限があり、この危機を解決する能力はないと恐れている。

 香港のラム行政長官は、先週実業界の人々への講演で、市全体を巻き込んだ政治的危機に火を付け、弁解できない大混乱を起こしてしまった、と語り、その録音内容がロイターからリークされた。

 未公開会合でラム長官は出席者達に、米国と中国間の緊張が高まる中で、中国の安全保障と統治権に不安定感が増し、現在の香港の危機を解決するには、自分は極めて制限された権限しか持たない立場にあると語った。

 もし出来ることなら、とラム長官は英語で語り、すぐにでも辞職し、深いお詫びを申し上げたい、と語っている。

 また中国政府は絶対人民解放軍を、香港の通りに派遣はしないと言い、それは北京で起きた天安門事件のような出来事が香港で起きるのか、世界のリーダー達が注視していることだと語っている。

 中国政府と香港人民に仕える身である、自分が政治的に動ける空間は、非常に、非常に非常に制限されている、と付け加えている。

Carrie Lam says she'd quit as Hong Kong leader if she could, according to leaked tape  CNN (米国) キャリー・ラム香港行政長官、出来ることなら長官を辞めたい:オーディオ録音がロイター通信からリーク

 先週、香港のビジネス界の団体との非公開会議で語った内容が録音され、それがロイター通信からリークされた。

 もし自分が選択できるなら、辞職したい、そして深くお詫びを申し上げたい。


  2日

  アフリカ開発には投資する先進国が日本も含めて増えているが(TICAD注1)、コンゴのエボラ対策に資金を投じる国は少ない。
  WHOはコンゴでのエボラ拡大を抑えるため、武装ゲリラ達が出没する地域で発生しているエボラ対策に四苦八苦してきた。
  予算は必要額の半分しかないとされる。
  NPOの国境なき医師団も、ゲリラ達の紛争下での作業を中断している。

  アフリカ開発により、ジャングル内から新規の病原体(ウイルスが)が人間社会に広がってくる。
  エボラはジャングルに住むコウモリから野生動物に広がっているとされる。
  ジャングル開発でそうした野生動物からウイルスが人の世界に広がってくる。
  今、南米に風土病のごとく広がっているジカウイルス感染症(ジカ熱)もそうだ。

  自然を破壊することが、アフリカ開発につながっている。
  それは論じられることは少ない。

 注1:日本2兆円をアフリカに投資、中国と競う、CNN


 香港衝突

英国BBC報道動画

香港警察とデモ隊の衝突の真実 

 ・暴力応酬のサイクルに入ったデモ行動
 ・抗議者達間近で催涙弾、ゴム弾散弾銃の発砲
 ・警察の逮捕者に対する性的暴力 
 ・抗議者達の人間の輪
 ・他
 


香港で再びゼネスト=授業ボイコットも  時事通信

逃亡犯条例改正案への反発から始まった反政府抗議活動が続く香港で2日、業種をまたいでのストライキが呼び掛けられた。

 政府に抗議の意思を示す大規模ストは8月5日にも行われたが、今回は3日までの2日間予定されている。

 今回のストをめぐっては既にIT、小売り、金融、航空など20以上の業界団体が賛同の意を表明。2日は各地で抗議集会も計画されている。

2日は朝から地下鉄の運行を妨害する「非協力運動」も行われ、一部路線で遅延が出た。

 一方、2日から中高大学の新学期が始まるのに合わせて学生団体は、授業のボイコットを呼び掛けている。呼応した中高生は、学校の前で手をつないでシュプレヒコールを上げるなどした。 



The Gurdian  登校ボイコットする女子高校生  左
日本経済新聞 香港、ストや授業ボイコット呼びかけ 右

      


{香港警察の権力の行使の仕方}

 香港民主化要求デモ隊の一部は非常に戦闘的となっている。
 香港デモはしばらくの間、非常に平和的行進デモであった。
 200万人を越える大規模行進も見られた。

 しかし抗議者達の声に香港立法会は反応しなかった。立法会は中国政府に支配された傀儡政権と言われる。
 ラム行政長官は何度も、北京政府に辞職を申し出たとされるが、北京政府は、自分がまいた種は自分で拾え、と言って許可しなかった。
 香港民主化を要求するデモ隊の要求は一つも立法会で検討されることはなかった。

 市民デモは世界の世論に訴えるべく、デモ行為が香港の機能を損なう行動に変わってきた。空港閉鎖、道路選挙。

 香港警察がデモを沈静化出来ないなら、中国政府が人民解放軍を派遣するという脅迫めいた発表が行われた。香港の隣の本土の深セン市に、人民解放軍とその配下に相当する武装警察(武警)が集合し、デモ隊捕捉の訓練の模様が、中国系メディアから映像として流された。
 香港港には海軍の小船舶が入り、海軍兵士数百人が出動命令を待つかのように待機した(中国政府はデモ隊との関係は否定しているが)。

 8月31日、かって民主的選挙を求めた大規模デモ、雨傘運動(革命と表するメディアもある)の5周年にあたった日、香港政府は一切のデモ行進を許可しなかった。香港で初めてのことだった。
 しかし市民は午後から三々五々集まってきて、市中心を違法セモ行進を行った。子連れの夫婦、ヘルメットとマスクをつけた小学生。高齢者達など多くの年齢、階層からなる大行進となった。

 違法デモであったが、警察は動かなかった。
 しかしデモ隊が解散して地下鉄駅に入り、電車に乗ろうとしたとき、待ち構えていた機動隊が襲いかかった。デモに参加したかは関係なく、電車に乗った市民を警棒で殴りつけ、ペッパースプレーを顔にめがけて放った。血を流し、止めてくれと両手を挙げる市民を殴り続けた。
 ホームでは若い女性を引きずった。
 正しく”血の土曜日”となった。

 英国のBBCテレビも放映した。
 多くのSNSから現場の状況が流された。

 電車内で子供をかばう母親の姿が痛々しい。

 この行為は本当に香港警察なのか、それとも本土の武警なのか疑いがもたれる。後者なら、相当手荒なことを平気で行う。

 写真はデモシスト派(香港衆志)の活動家アグネス・チョウのツイッターから



{デモを煽る香港警察の偽装デモ市民}

 香港デモ隊の行動は潜入(香港)警察、または中国公安による煽りが多数あるとされる。デモ隊員による不審な人物が多数確認されている。パスポートや身分証明書などから、中国政府の関係者や中国系の報道機関の記者などが確認されている。デモ指導者など写真を多数撮影しているとされる。

 昨日香港空港につながる道路で火焔瓶が投げられていたが、それは警察官からであることが映像で確認されたようだ。



  1日

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