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 2019年


エボラ、21世紀の悲劇となるか?
20世紀の悲劇、スペイン風邪では数千万人をが死亡


EBOLA VIRUS DISEASE (EVD)
 コンゴ民主共和国で2018年8月以降流行中のエボラの推移
 史上第二の大流行となっている。2019年6月隣国ウガンダへ拡大



WHO報告

 史上第二の大流行を続けるコンゴ民主共和国とウガンダの現状
 

最新報告

2019年8月4日
 
 総発病者数 2763人
 総死者数   1849人  致死率67%

 2018年8月以降、流行は依然として拡大している。
 反政府武装ゲリラによる戦闘地域であること、住民が指導に非協力、または暴力的抵抗していることから対策は十分とれていない。
 現場のナースや医師達も危険に脅かされている。
 予防のためのワクチン投与は、医療関係者や住民達に対して効果的であるが、住民への投与は抵抗に遭うことから十分行われていない。
 治療薬は数種類使用可能となっているが、治療センターが攻撃されたり、感染者や発病者が十分把握されていないため、発病者の治療は十分行われていない。

 周辺国への拡大により一気に爆発的に感染者数が増えることが懸念。


  グラフに見られるように、2月以降感染者は急増している。
  データは数週間遅れてまとまることから、直近の数は少なく表現されている。


 

  8月

 香港市民抗議デモの要求(民主化運動)

1.
「逃亡犯条例」改正案の撤回
2. 市民活動が「暴動」である見解を撤回、自分たちを暴徒と呼んだことの撤回、逮捕されたデモ参加者の釈放
3. 機動隊暴力による制圧の責任追及
4. 林鄭月娥行政長官の辞任
5. 民主的選挙の実施
  米中代理戦争の様相を呈する香港騒乱

香港デモに対して沈静化が図れない香港政府。デモ行進の多くは一般市民。普通の服装の老若男女、子連れの家族達、若いカップルが多い。
 彼らは過激なデモグループを咎めていない。むしろ横暴に催涙ガスを一般市民に放ち、デモ隊に警棒をふるう機動隊を非難している。そしてその背後には北京政府がついていることも知っている。
 香港市民の誰も中国共産党に香港が支配されることを望んでいない。学生を中心に行動するデモ隊の掲げる要求を当然のことと思っている。

 香港機動隊も香港市民だ。デモ隊は出動するデモ隊員とその家族の名前を発表しているとされる。機動隊員の一部は、なぜ地下鉄の出口を塞いでまで、駅の構内でデモ隊を攻撃するのか、と家族に非難されているという。
 これ以上香港警察はデモ隊を抑えられないだろう。800万人都市の中でいつも生活している市民同士である。
 

 隣接する本土の深セン市の機動隊、そして香港に駐留する人民解放軍が、いつ香港機動隊に混じってデモ隊制圧に出てくるかが問題である。あくまでも香港政府の要請によるとされる。もし香港政府、すなわちラム行政長官がそれを要請したなら、香港は中国政府に掌握される可能性が高い。

 しかし対立する米国はそうした状況を阻止したい。
 デモ隊幹部は中国領事館に出入りしているとされ、また日本や米国に出かけて応援を依頼しているのは周知の事実である。

 香港の騒乱は、今や米国と中国の狭間で代理戦争に発展しているとも言える。
 だが先は不透明だ。
 北京はデモ隊を潰したい。しかし香港は香港政府が統治している。いくらその政府が中国政府配下としても、強引に香港を共産主義国家に合体することは出来ない。

  25日

 香港抗議運動、再び警官隊とデモ隊が衝突に

In Hong Kong Protests, Tear Gas and Violence End a Period of Calm  The New York Times  (米国) 香港抗議運動:催涙ガスと暴力が、一時的平和運動の終焉に

 24日、香港の多くの通りでは警官と抗議隊の武力衝突が再び発生した。警官隊は催涙ガスを発射し、抗議者達は煉瓦の破片や火焔瓶を投げつけ、比較的静かだった香港の騒乱が戻ってきた。




  24日


  香港、週末に人間の鎖で抵抗


香港各地で「人間の鎖」、抗議運動の連帯と決意示す CNNjp (日本版)

 香港各地で23日夜、デモ隊が「人間の鎖」をつくって民主派の抗議運動への連帯を示した。「逃亡犯条例」改正案への反対を発端とする抗議運動は開始から3カ月近くたっても勢いが衰えていない。
今回の行動はソ連統治に抗議した平和的なデモ「バルトの道」から30年となるのに合わせ企画された。1989年8月23日に行われたこのデモでは、バルト3国で推定200万人が600キロの「人間の鎖」を形成した。
香港の「人間の鎖」が始まったのは現地時間午後8時ごろ。デモ隊が手をつなぎ、地下鉄3路線の沿線で「香港の道」を形成した。


香港で「人間の鎖」の抗議デモ  産経新聞

香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正問題で混乱が続く香港で23日夜、市民らが手をつないで「人間の鎖」をつくる抗議活動を行い、改正案の撤回などを求めた。参加者たちは「自由のために闘おう!」「香港人頑張れ!」などとスローガンを叫びながら、平和的なデモをアピールした。

「人間の鎖」は1989年8月23日、バルト三国の市民約200万人が手をつないで675キロの「バルトの道」をつくり、ソ連(当時)の支配に抗議したことで知られる。今回はその30周年を記念し企画された。

 報道によると、香港では13万人以上の参加者らが手をつないで、香港島と九竜半島の地下鉄駅前などを結ぶ約60キロの「香港の道」をつくった。女性会社員(27)は「政府は私たちの要求を無視し続けている。それが我慢できない」と話していた。

香港、今週末も反政府デモ計画 空港ターゲットに「人間の鎖」  ロイターズ

 香港では今週末も反政府デモが予定されている。当局が交通を妨げる活動に警告を発する中、香港国際空港では「ストレステスト」が実施されそうだ。
23日には会計士らによる政府本部へのデモ行進や、香港内の異なる地域を横断してデモ参加者が手をつなぐ「バルトの鎖」イベントなど複数の活動が計画されている。

バルトの鎖は「バルトの道」としても知られ、1989年にソビエト連邦の統治に抗議するため、バルト3国を横断して推定200万人が手をつないだデモ活動。
香港の反政府デモに弱まる兆しは見られず、デモ参加者は空港への交通を妨げることを計画。ネット上で「空港の交通に対する圧力を高めるため、MTR、エアポートバス、タクシー、自転車、自家用車を含むさまざまな手段で空港に行こう」と呼び掛けた。
香港国際空港は世界で最も忙しい空港の1つ。先週にはデモ参加者と警察が衝突し、一時的に閉鎖を余儀なくされ、数百便が欠航・遅延した。



  23日

 中国共産党、世界的企業CEOにも圧力
共産党の世界観に従え-香港巡り中国が世界的企業のCEOに警告  Bloomberg(日本版)

 香港政府に対する抗議活動が激化した今月、KPMGは香港従業員に社員として公の場で発言することがないよう指示したほか、同社が香港を統治する中国の政策を支持するとも表明した。


  KPMGと共に世界の4大会計事務所の1社であるプライスウォーターハウスクーパース(PwC)も同様のメッセージを従業員に伝えた。ソーシャルメディアのプラットフォーム上で同社に関して一切開示しないよう告げたことが、ブルームバーグが閲覧した電子メールで分かった。

 これが多国籍企業の新たな現実だ。こうした企業は長年、アジア一の経済大国である中国でビジネスを得れば、その代償は何かという難しい問題に頭を悩ませてきた。

  従業員が抗議活動に参加したことで北京の怒りを買い、キャセイパシフィック航空の最高経営責任者(CEO)が辞任を余儀なくされたように、中国政府の香港デモへの反応が1つの答えを示している。それは経営幹部から一般社員に至るまで、中国共産党の世界観に従えということだ。

政治・企業リスクコンサルティング会社スティーブ・ビッカーズ&アソシエーツのスティーブ・ビッカーズCEOは「企業について中国政府は国と分離したものとは見なしていない。中国で商売したいのなら、規則に従った方がいいということを明確にした」と述べた。同CEOは英植民地時代の香港警察で犯罪情報責任者を務めていた。


アングル:香港キャセイ航空社員がおびえる中国「恐怖政治」 ロイター

 中国は、社員に対して政治弾圧や解雇、スマートフォンの検査など、「白色テロ」を仕掛けてきている──。香港デモを巡る中国政府の対応に、キャセイ・パシフィック航空(0293.HK)の操縦士や客室乗務員らが恐怖を募らせている。

 以下抜粋

 ・キャセイは中国の要請に応じ、デモに参加した操縦士2人を解雇したのに続き、ルパート・ホッグ最高経営責任者(CEO)が先週辞任した。

 ・「中国政府寄りの人々の中には、ソーシャルメディア上でデモ支持者を発見しては、住所や電話番号などの個人情報をテレグラム上に作ったグループにアップしている人たちがいる」という。テレグラムとはメッセンジャーアプリだ。

 ・ある客室乗務員は「旅行客から香港で起こっていることについて質問されたら事実関係だけを伝え、中立を保つようにしている。私を『告げ口』する口実に使われたくないから。中国人観光客はそこら中にいる」と語った。

 ・キャセイの従業員らが利用するフェイスブックのページには今、今回の危機への対処法について意見交換するメッセージがあふれかえっている。大半は忠誠と沈黙を訴える内容だ。

 ・「キャセイの今日は香港の明日だ。今の仕事を守るためには黙って妥協を続けるしかない」という声が聞かれた。



 香港市民抗議行動、中高生へも拡大

香港で中高生ら数千人が抗議集会 授業ボイコット呼びかけ  産経新聞

 大規模デモが続発する香港で22日、中高生ら数千人が香港政府への抗議集会を行い、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回などを要求、授業ボイコットへの参加を呼び掛けた。

 中高生たちのグループは、新学期が始まる9月から週1回の授業ボイコットを計画している。

 九竜半島側の学校に通う中学3年の女子生徒、呉さん(14)は「政府に圧力をかけるために授業のボイコットが必要です」と訴える。ただ、「クラスの全生徒30人のうち、今日の集会に参加したのは5人ぐらい」。中国本土から香港に移住した中国人の子弟がクラスの半分以上を占めているからだという。呉さんは「彼らはこうした集会には参加しないが、理解はしてくれている」と話した。

 一方、香港の10大学の学生会は22日、9月2日から2週間、授業をボイコットする計画を発表した。


  21日

 英国総領事館職員、中国側に拘束

中国、香港の英総領事館職員を拘束-内政問題だと主張  Bloomberg (日本版)

中国は香港にある英国総領事館の職員1人を国内法に基づき拘束している。中国外務省が21日発表し、メディア報道を認めた。サイモン・チェン氏は香港に隣接する広東省深圳市で8日に開かれた会合から戻らず、行方不明になっていると報じられていた。

チェン氏(28)は深圳で15日間の行政的な拘束下にあると外務省の耿爽報道官は説明。これは中国の内政問題であり、外交的な論争にはならないと主張した。耿報道官によれば、チェン氏は香港市民。香港警察は「行方不明者」として捜索に着手し、中国当局と「緊密に連絡」を取り合っていると発表していた。

 管理人コメント:逃亡犯条例改正案の怖さを知ることが出来る事件である。この事例は当人が香港から深センに出てから、本土の公安に拘束されているが、改正案が通ると、香港にいても、何かの疑いがあるとされれば、本土の公安に引き渡され、そのまま本土の司法の手により裁判にかけられる。日本人でも中国公安のチェックリストに載っている場合、香港に出かけたは良いが、空港の入国管理官にチェックされ、香港公安から本土公安に参考までと言われて引き渡される。

Hong Kong: British consulate employee Simon Cheng detained in China  CNN (米国) 香港;英国総領事館職員のサイモン・チェン氏が中国側に拘留

 香港から深セン市に公用で出かけ、その帰路に香港に入国する前に深センの公安に捕まり拘留されている。8日から15日間に及ぶ。

 チェン氏は香港市民であることから、この案件は中国内の問題であり、内政干渉は受けないと、外務部広報官は語っている。

  20日


 香港領事館職員、中国で拘束された可能性

香港の英領事館職員が中国で拘束と報道、英外務省は懸念表明 ロイター

 英外務省は、香港の領事館職員が中国本土で拘束されたとの報道に懸念を示し、情報収集を行っていると明らかにした。

香港のニュースサイト「HK01」は、在香港英領事館の職員サイモン・チェン氏の交際相手の話として、チェン氏が8日に深センを訪問した後、9日に出勤しなかったと報じた。

在北京の英外務省報道官は電子メールで「職員が深センから香港に戻る際に拘束されたとの報道を懸念している」とし、広東省や香港の当局から情報提供を求めていると明らかにした。

在香港英領事館は現時点で取材に応じていない。

China detains British diplomat: Foreign Office 'extremely concerned' - 'Pray for me!'  Express.co.uk (英国) 中国、英国外交官を拘束:英国外務省、重大な事案として注視

 香港の英国領事館職員であるサイモン・チェン・マンキット氏が8月9日に香港に隣接する深セン市に出かけて戻ってこないとされる。


香港民主化運動


香港長官、平和デモ後も要求応じず=「対話の場設ける」とも  時事通信

 【香港時事】香港政府トップの林鄭月娥行政長官は20日の記者会見で、「(市民との)対話の場を早急に設けたい。自ら街に出て政治的立場が違う人々の話も聞きたい」と述べた。

香港では18日、逃亡犯条例改正案の完全撤回などを求め、主催者発表で170万人参加の抗議集会が行われたばかり。林鄭長官は対話姿勢は見せたものの、反対派が掲げる要求には応じなかった。

 18日の集会は、主催団体が「和理非(和平、理性、非暴力)」を強く呼び掛けて実現。集会は無許可のデモ行進に移行し、一部参加者が幹線道路を占拠する動きもあったが、日曜日のデモとしては約1カ月ぶりに、催涙弾が発射される事態にならなかった。抗議活動が過激化の一途をたどる中、香港政府に妥協の糸口を与える試みで、改正案撤回のほか、警察の責任追及や普通選挙の実施などの「五大要求」が掲げられた。

 一方、林鄭長官は20日、18日の集会に関して「香港が平穏を取り戻すきっかけになる」と評価したが、改正案に関しては「既に死んでいる」と従来の見解を述べるにとどめた。香港と隣接する中国広東省深セン市に人民武装警察部隊が集結するなど、中国側が強硬姿勢を見せる中、容易に反対派の要求に応じるのも難しいようだ。 


Facebook and Twitter Say China Is Spreading Disinformation in Hong Kong  The New York Times (米国) フェースブックやツイッターによると、中国は香港問題に関して偽情報を拡散しているとされる。

 中国はロシアのプレイブックを介して、フェースブックやツイッターで香港の抗議者達に偽情報を流している。
 この数週間、中国アカウントのフェースブックとツイッターに抗議者達が乱暴で過激であるという情報が広く拡散している。

 ツイッター社によると、中国側はツイッターの内容から抗議者の動きや、次の行動を把握しているとされ、また多くの偽情報や中傷的書き込みもされているという。

SNSで香港デモ巡り政治的対立あおる投稿繰り返したアカウント削除 中国政府関与の疑いも  毎日新聞

 米ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のツイッターは19日、香港で続く大規模な抗議デモを巡り、政治的対立をあおる投稿を繰り返したとして、中国から発信された計936件のアカウントを削除したと発表した。米フェイスブック(FB)も同日、ツイッターからの情報をもとに同様のアカウントを削除。両社は一連の投稿が、中国政府の関与した情報操作の疑いがあるとしている。


存在のための激しいエネルギー:香港市民
Aerial footage shows extent of Hong Kong protest - BBC News 空からの記録映像が香港抵抗運動の大きさを示す

 8月18日の雨の中の市民デモ。空中から撮影された動画を経時的に英国BBCがまとめている。
 巨大な人々の流れ。それは大河のごとき。年寄りも、子供も、車いすも参加している抗議デモは見たことはない。
 和やかに会話を交わしながら大雨になっても行進は続けられる。

 このような抗議デモが可能なことを香港市民は誇りに感じているようだ。
 この大河を眺めて、それを分析するのではなく、感性で捉えて、なぜこの大河はゆっくりではあるが流れているのか感じてみたい。




トランプ氏「天安門」言及  共同

 【ワシントン、香港共同】香港の「逃亡犯条例」改正案反対に端を発したデモ拡大を巡り、トランプ米大統領は18日、1989年の天安門事件のように中国当局が武力介入すれば、米中貿易協議での取引も難しくなると述べ、中国をけん制した。東部ニュージャージー州で記者団に語った。香港デモに関してトランプ氏が天安門事件に言及するのは初めてとみられる。
 条例改正案撤回や警察の「暴力」停止を求めて香港で18日に実施された集会とデモの参加者は「計約170万人」(主催者発表)。6月16日の「200万人近く」(同)に匹敵する規模となり、政府トップに住民が改めて強い不満を突き付けた。


香港デモ「五大要求」譲らず 穏健戦術に転換 長期化も  産経新聞

【香港=西見由章】香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正問題をめぐって香港中心部で行われた18日の大規模デモは、警察との衝突が発生せず「1カ月ぶりに催涙弾などが発射されない日曜日」(香港メディア)となった。
 今回はデモ隊が行動を抑制し、戦術を転換したためだが、条例改正案の完全撤回や「暴動」認定の撤回など「五大要求」をめぐり、香港政府側から譲歩が得られなければデモが長期化するのは必至だ。再び抗議活動が過激化する恐れもある。

 11週目の抗議活動となった18日の集会とデモ行進は主催者発表で170万人以上(警察発表12万8千人)が参加し、6月16日の約200万人(主催者発表)に次ぐ規模に。夜には千人以上のデモ隊が政府庁舎前の道路を占拠し、警察当局の「暴力」に抗議した。

 政府庁舎の敷地内には警察の機動隊が待機していたが、午前0時近くになるとデモ隊のSNSグループには「撤退しよう」との呼びかけが拡散。 現場でも「ゆっくり後退」との旗が掲げられ、衝突を回避した。
 
 背景にあるのはデモ隊の戦術転換だ。今月12日に空港を占拠して連日業務をまひさせるなど抗議活動が過激化したが、一般市民や国際社会からの批判を受けて謝罪した。

 以下略


勢い衰えない香港の抗議活動、今週もデモ予定  ロイター

[香港 19日 ロイター] - 中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案をきっかけとするデモが続く香港では18日、平和的な抗議集会が開かれ、多数が参加した。抗議活動は今週も予定されており、約11週間続く活動の勢いは衰えていない。

 18日に行われた集会には、主催者の発表によると170万人が参加した。前週の抗議活動では空港の占拠により1000便近くが欠航した。向こう数週間、ストも含めてさらなる抗議活動が予定されている。

 警察は19日、前日の集会はおおむね平和的だったとした上で、一部の参加者が警官にレーザー光線を向けるなど、治安を乱す行為もみられたと明らかにした。
集会は銅鑼湾のビクトリア公園で始まり、高齢者や子供連れの家族も含む幅広い層の市民が参加した。主催者はデモ行進を認められていなかったが、参加者が公園内に入り切らず、周辺の道路に群がった。

 政府は18日夜の声明で、できるだけ早期に社会秩序を取り戻すことが重要だとし、全てが落ち着けば、政府は社会の亀裂修復や調和回復に向けて市民と誠実に対話を行う、と述べた。
中国政府は一連の抗議活動を巡り、米国など外国勢力が混乱をあおっていると非難している。
トランプ米大統領は18日、中国との通商協議について「人道的な方法で香港(の問題)が解決されることを望む。そうなれば通商合意にとって非常に良いだろう」と語り、香港で続くデモの解決が先との見解をにじませた。

 中国共産党機関紙の人民日報は19日の社説で、敵対的な外国勢力が抗議活動をあおっているとの非難を繰り返した。また、香港のデモはウクライナなど旧ソ連国家で広がった「カラー革命」の特徴を顕著に示していると指摘した。
中国国務院(内閣に相当)は、広東省深セン市の開発を加速させ、近隣の香港・マカオとの文化・経済の統合を深化させることなどを盛り込んだ方針をまとめた。



  19日


「天安門」再発なら貿易合意困難=トランプ氏、香港デモで中国けん制  時事通信

トランプ米大統領は18日、香港での大規模抗議デモについて、「天安門事件のようなことがまた起これば、(貿易問題をめぐる中国との)ディール(取引)は困難になる」と述べた。

 民主化運動が弾圧された1989年の天安門事件に触れ、中国をけん制した。

 休養先のニュージャージー州からワシントンに戻る際に記者団に語った。 

 管理人注:ニュースでは、香港問題を人道的に解決出来なければ、貿易問題でのサインはしないだろう、とも語っていた。


 香港大規模デモ、機動隊出動せず

 香港デモ、170万人参加 警察許可ないまま通り埋める 朝日新聞

  香港で「逃亡犯条例」改正案を機に大規模なデモが続いている問題で、市民ら170万人(主催者発表)が18日、香港島中心部の大通りをデモ行進した。参加人数は6月のデモの約200万人に次ぐ規模。中国が隣接する広東省深圳に人民武装警察部隊を集結させて圧力を強めるなか、香港市民らは大規模デモを継続するという「決意」を表明した形になった。
  香港警察はこの日のデモについて、香港島のビクトリア公園内での集会のみ開催を認め、公園外での行進は許可しなかった。だが、参加者は公園内に入りきれないほど集まり、公園外で隊列を組んで行進を強行。警察の許可がない違法な状態の中、大通りを埋め尽くす形で、香港最大のビジネス街、中環(セントラル)まで約4キロを歩いた。うち数千人の市民が政府本部前に集結し、レーザーポインターを庁舎に照射するなどして抗議した。

 管理人追加&コメント:デモ隊には明確な指導者はいなく、SNSで市民と学生達がヴィクトリア公園に集結してきたが、半分以上は入りきれず、そのまま市中心へのデモ行進となった。
 雨の中、乳母車や車いすでの参加市民も見られ、穏やかな平和的行進が続けられた。
 街の各所に警察官と機動隊が小グループで行列を見守っていたが、違法デモであるにも関わらず、トラブルは起きなかった。
 夜12時過ぎになると次第に参加者は散会していった。


 この日のデモは、平和的行進を行い、警察との衝突は避けるように参加市民達はSNSで情報が広げられていたせいか、でも行進と言うよりも平和マーチと言った感じだった。

 前日、香港警察は、香港の問題は我々が決着する。本土の軍や警察の助けは必要ないと声明を出していた。市民側も、非常に激しいぶつかり合いが続き、結果的に右目を失った若い女性が発生したことが、大きなデモのあり方の転換期になったのかも知れない。香港警察は、本土の軍が出ることは香港の司法制度を破ることを意味すると共に、香港が中国共産党政府の統治下になることをなんとしても避けたい気持ちもあったようだ。


  18日


Tycoons join tens of thousands to support Hong Kong government over handling of protest crisis SCMP (香港) 香港、実業界の大物達が香港政府を支援する数万人の市民集会に加わる

 香港の数万人の市民が政府支援の集会を悪天候の中、タマル公園に集まり、中国国旗を振り、国家を合唱した。
 親中国の(中国寄り)ビジネス界の大物達が大集団に加わり、”暴力反対、香港を救え!”と叫んだ。


Hong Kong police: We don’t need Beijing’s help  BBC (英国)  香港警察:中国の力は必要ない。自分たちで出来る

  香港警察幹部の3時間にわたる記者会見から

 抗議集団は戦法を変え、一時にいくつかの場所を攻撃するようになった。警察は十分対応出来ていない。
 しかし現在警察は指令系統を組織し直し、絶えず起きている状況のトップにいて、決して中国の機動隊が通りに現れてくる事態は起きない。

 記者会見は非常にフランクで、中国の介入は起きないと語った。
 理由は以下の通り。

 「地域行政府が対応出来ない混乱した危機がある時点で起きるとしたなら、深セン市から境界を越えて中国軍が入ってくることを意味するだろう。」
 実際中国国営メディアに、中国から武装警官達を乗せた車両集団の写真が掲載され、その介入の脅威が示された。

 「しかしこれが実際起きると、我々は完全に新しい領域(領地、区画)に存在することになる。それを聴いている高官周囲の幹部達はうなずきあった。(一国二制度における、香港の制度が消失したことを意味する:訳者注)。

 高官は、本土の軍と我々香港の警察との間で、協同的に任務を遂行することを演習したことは過去に一度もないし、そのマニュアルも、計画もない。

 もし中国軍(配下の機動隊も含めて)が香港にはいってくることがあれば、それは中国政府が軍事行動の指揮をとったことを意味する。
 高官はそういったとき非常に厳しい表情で”それは起こらないだろう”と語り、そして”香港警察がこの危機に対処する”と語った。(香港警察は、本土から軍、または機動隊が入ってくることは、現状ではあり得ないと語り、あくまでも現在の危機状態は香港警察が対処できる、またはしなければならない、と記者団に語った)。

  
 偽装警官がデモ隊に紛れ込んでいるとされる。そうなるとデモ隊内部が疑心暗鬼となってくる。(警察高官は否定しているが)
 警察とデモ隊は、身分証明のためのIDカードを求める場合がある。

 香港警察に対する非難は非常に大きい:住宅街や地下鉄駅で催涙ガスを発射したりするなどの荒っぽい対応。
 機動隊はゴム弾発射銃や催涙弾をデモ隊の頭部の高さで水平位で発射し、多くの重症者を出している

 香港警察説明:

 使用銃は平行には撃たない
 催涙ガス弾 上に向かって撃つ。
 ゴム弾を発射する散弾銃は地面に向かって撃つ。ゴム弾が跳ね返って飛び散る。

 他の高官が語るところでは、警官がゴム弾または催涙弾を頭に向かって撃つことがあるなら、発狂しているとしか思えない。それで誰かが死んだなら、それは殺害罪を科せられる。


  17日


Ebola Outbreak Spreads to 3rd Province in Eastern Congo The New York Times (米国) エボラ、東コンゴで3番目の州に拡大

 現在コンゴ民主共和国でのエボラ流行は、初発地である北キヴ州、イチュリ州であるが、今回それら州よりも南の南キヴ州で2人の患者が発見された。

 最新の報告では昨年8月1日に流行が始まって以来2765人の感染者が確認され、そのうち1808人が死亡している。

Cathay Pacific C.E.O.’s Resignation Shows China’s Looming Power Over Hong Kong Unrest  The New York Times (米国) キャシー・パシフィック航空の C.E.O.の辞任は、香港騒動に対する中国の隠された巨大な力を見せつけている


Hong Kong officials deny protesters a permit for Sunday march  CNN(米国) 香港当局、日曜日(18日)のデモ行進は許可せずと発表

 ビクトリア公園(Victoria Park)での集会は許可されたが、同公園からチャーター庭園(Chater Garden)までのデモ行進は許可されてない。


  16日


  香港、救急市民ボランティア

「警官でも助ける」 デモで混乱続く香港、救急ボランティアに密着 ロイター(日本語版)

香港の抗議行動が終息をみせない中、さまざまな背景を持つ救急スタッフが、香港の安全を守るためボランティア活動を行っている。そんなスタッフらの1日を追った
あるスタッフの話。
両親は私に1日に2回電話をかけてきて、気をつけてと言う。包帯も持っているが、大半は転んだり頭を打ったりした人用だ。
最近では、参加自由のビュッフェのように催涙ガスが振る舞われるため、対処できない。一歩進むたび、催涙ガスが目にしみて、目を開けていられない。自分自身を守るための装備を持ってくる必要がある。
誰でも無条件に助ける、それが異なる政治指向を持つ人でもだ。負傷した警官も助ける。
疲れる。応急手当が不要ならよかったのに。
6月10日までは、オンライングループの活動だった。衝突がまた起きたら、組織的な応急処置が要ると議論されていた。
私は、グループの1つに加えられた。初日は930人くらいだったが、翌日には3000人に膨れ上がった。
今では少し改善していて、軽傷者が数人だけだ。
記者「自分を抗議者だと思っているか」
いいえ、中立だ。警察には何も叫ばず、スローガンも言ってない。
香港を破壊するようなことはしてない。ただここに来て、犠牲者を最小限にしたいだけだ。


 エボラ治療進む。治癒率90%の薬も

コンゴのエボラ熱治療薬試験、2種類が最高生存率90%と好結果 ロイター(日本語版)

コンゴ民主共和国(旧ザイール)で実施されているエボラ出血熱治療薬の臨床試験で、4種類のうち2種類は生存率が最高でほぼ90%に達したことが確認された。科学者らは、エボラウイルス感染に対する最初の効果的な療法の発見に一歩近づいたとしている。
この2種類は米製薬リジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN.O)が開発する「REGN─EB3」と「mAb114」。米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)によると、両薬ともにコンゴの全患者に提供されるという。

他の2種類は米マップ・バイオファーマシューティカルの「Zマップ」と米ギリアド・サイエンシズ(GILD.O)の「レムデシビル」だが、この先の試験からは外される。
試験でZマップとレムデシビルの投与を受けた患者の死亡率はそれぞれ49%と53%。これに対し、REGN-EB3とmAb114の投与を受けた患者ではそれぞれ29%と34%だった。また検出された血中のウイルスの水準が低い患者の場合、REGN-EB3とmAb114の投与を受けた患者の生存率はそれぞれ94%と89%に上った半面、レムデシビルとZマップは約66%と75%にとどまった。

この試験は昨年11月から、世界保健機関(WHO)の調整で結成された国際的な研究グループが行っている。
エボラ出血熱は昨年8月にコンゴ東部で発生して以来、感染が拡大しており、これまでに少なくとも1800人が死亡した。

 各種抗ウイルス薬による死亡率

             通常患者投与死亡率     ウイルス水準低い患者生存率

  REGN─EB3    29%                94%
  mAb114       34%                89%
  Zマップ         49%                75%
  レムデシビル      53%                66%


 トランプ大統領、習主席と電話会談の予定
香港デモ隊と対話を=米大統領、中国主席に提案-補佐官は「天安門」再現警告 時事通信

トランプ米大統領は15日のツイッターで、香港での大規模抗議デモについて「習近平(中国)国家主席がデモ参加者らと直接会えば、何週間にも及ぶ緊張が、幸福で賢明な終結につながるのは疑いない」と提案した。

中国当局に実力行使でなく、対話を通じた事態解決を促したものだ。

 トランプ氏はその後、記者団に「暴力的な(デモ)鎮圧は見たくない」と述べるとともに、「習氏がデモ隊代表との対話の席に着けば、15分で解決する」と強調した。近く習氏と電話会談することも明かし「彼が望めば、とても人道的なやり方で収めることができる」と語った。

 香港政府懸命の市民サービスを展開
香港政府、2千億円かけデモ懐柔? ばらまき政策を発表  朝日新聞

 香港政府は15日、電気料金補助の名目で各世帯に2千香港ドル(約2万7千円)を支給するなど、緊急の生活支援策を発表した。総額で約150億香港ドル(約2千億円)の規模となる。「逃亡犯条例」改正案をきっかけに政府に対する抗議運動が広がっており、予算のばらまき政策で、市民を懐柔する狙いとみられる。

 支援策はほかに、幼稚園から高校まで約90万人の子どもに各2500香港ドル(約3万3千円)の手当を支給▽低収入世帯の家賃1カ月分を立て替える▽所得税の免税措置拡大――など多岐にわたる。
 香港政府は、抗議活動が収まらず香港国際空港が一時占拠されたことにショックを受けている。香港メディアは、今回の財政措置を「アメを配る」という表現で報道。政府は、市民らが掲げる改正案撤回などをのめないなか、経済対策で批判をかわそうとしている可能性がある。

 管理人コメント:香港政府も必死なようだ。抗議者達が要求することは中国共産党の許可が必要だが、香港内政内での対応は自由。しかしこれだけの予算を動かすのも大英断ではないのだろうか。


 香港は変わった!!

世界が知る「香港」は終わった Newsweek 8/15/2019
Can Hong Kong’s Protests Survive? 香港の抗議運動は消滅?

<アジアのビジネスハブ、国際金融センターとしての香港の存立基盤だったイギリス統治時代の法制度は、デモ隊と共に過去のものになったように見える>

香港国際空港を2日間にわたって閉鎖に追い込んだデモの後、中国政府はますますプロパガンダを強めている。

デモ隊と警官隊が警官隊が激しく衝突した翌日の8月14日には、デモ隊の空港への立ち入りを一時禁じる裁判所命令が出て、空港は2日ぶりに通常運航を再開した。ただし、本当に空港を閉鎖する必要があったのか、それとも当局が騒乱を大きく見せる狙いで閉鎖したのかはまだわからない。
空港でのデモが暴力に発展した8月13日の夜、デモ隊の一部は、デモ隊に紛れ込んだスパイと警官とみなした2人の男性を暴行した。そのうちの1人は、中国共産党系の新聞「環球時報」の記者と判明した。この暴行は、中国政府に恰好のプロパガンダ材料を与えた。暴行の様子を映した動画は、それまでデモの様子はほとんど見ることができなかった中国本土のサイトやソーシャルメディアで、ここぞとばかりに広く共有された。

 注(管理人):デモ隊側は翌日、自分たちの行為を謝罪している。内容は過去記事に。

以下略、ウエブを参照

  15日

  特報!
 
 ・トランプ大統領、香港危機に関して中国習近平主席と個人的会談を示唆
 ・中国が香港に人道的に対応するならば、貿易協定を結ぶ可能性あることを示唆


Trump suggests ‘personal meeting’ with China’s Xi over Hong Kong crisis CNBC (米国) トランプ大統領、香港危機問題に関して習近平主席と個人的会談を行うことを示唆

 トランプ大統領は14日(米国時間)、香港危機に関して習近平主席と個人的会談を行うことを示唆した。
 大統領はまた、他のツイートで、もし中国が貿易協定を結ぶことを希望するならば、香港に対して人道的に対応すべきであると語った。

Hong Kong protests: Trump suggests 'personal meeting' with Chinese president BBC (英国) 香港抗議運動:トランプ大統領、中国主席と”個人的会話”を示唆

 米国大統領のドナルド・トランプ氏は、香港に起きている政治的危機を論議するために、中国の習近平主席と論議するために”個人的会談”を行うことを示唆した。
 ツイートで、トランプ氏は習近平氏が香港問題を人道的に解決出来ることを全く疑っていない、と語っている。

 彼はまた、中国との貿易問題に触れ、中国が取引を希望していることは分かるが、その前に香港の問題をまず人道的に解決しよう、と述べた。


 管理人コメント: この会談が成功し、香港問題に対して中国が一歩譲る(行政長官の交代、改訂条例案の廃止)ことになれば、米国内のトランプ大統領への支持率は高まると同時に、世界中に、同大統領の存在感を見せつける結果になるのだろうか。

  14日

 香港抗議者たち、香港空港での騒乱に関して謝罪の意を表す

Hong Kong Protesters Apologize After Chaos at Airport  The New York Times (米国) 香港、抗議デモ隊、空港での騒乱状態を謝罪

 香港の抗議者たちは、14日、香港空港で起きた騒乱に関して謝罪の意を表している。
 旅行客の一部は空港の混乱に対して抗議団体に不満を呈したが、他の人々は自分たちの旅行の不便さ以上に香港市民の民主の方が重要だからね、と理解を示しているという。

旅行客の皆さんへ   8/14/2019

昨日空港内で発生した騒乱状況に、私たちは深く申し訳なく思っています。
私たちは絶望的なあまり自暴自棄になって、不完全な決断を下してしまいました。

どうか私たちの心からの謝罪を受け入れてください。

 前夜の機動隊との衝突で、一人の女性が右目をゴム弾で撃たれ、失明の可能性ある重傷を負ったことから、デモ隊の女性は右目をガーゼで覆って、機動隊の行き過ぎた対応を非難している。

 また2人の男性がデモ隊に取り押さえられ暴力を振るわれたが、一人は本土から来た公安職員で、もう一人は共産党系新聞の記者であった。



 香港抵抗運動

 中国、米海軍が香港に寄港することを拒否
China rejects US Navy request for Hong Kong port visits amid protests  CNN (米国) 中国:抵抗運動の間、米国海軍が寄港することを拒否

 米海軍の二隻の軍艦が香港に寄港することは長い歴史上、習慣のように継続されてきたが、それが拒否されたことはまれとされる。

 米海軍側は、寄港がなぜ拒否されたのか、その理由を中国側に求めている。


 管理人コメント:中国人民解放軍およびその配下の本土警察機動隊が演習と称して香港隣接の深セン市に集められている。米国はそれに対抗という意味で香港港に二隻の軍艦を寄港させる予定としたが、中国側から拒否された。


  ラム長官記者会見:政治的責任はいつとるつもりか?記者団詰め寄る

いつ死ぬつもりですか?香港行政長官、記者会見で集中砲火浴びる   AFP

 【AFP=時事】香港の林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官が13日、記者会見を行ったところ、メディアの集中砲火にさらされる一幕があった。

 記者会見では、同長官が用意していた声明を読み上げてしまうや否や、広東語と英語の両方で一斉に質問攻めが始まった。

 また香港公共放送RTHKの記者は「市民の恐怖心を払拭(ふっしょく)するため、政治的責任はいつ取るつもりですか。いつになれば進んで辞任するのですか。いつになれば警察を制止するのですか」と詰め寄った。

 香港では先週末に暴力沙汰が相次ぎ、数十人がけがをして重傷者も出た。こうした緊張の高まりが、好戦的な雰囲気となった記者会見に表れた格好だ。

「一国二制度」の原則の下、香港ではメディアにも中国本土にはない自由が認められている。独立派から親中派までの各メディアが、幅広い政治的傾向を代弁している。

 記者会見の冒頭、「皆さんに改めてお願いする。意見の相違は脇に置き、落ち着いてほしい」と冷静さを呼び掛けた林鄭長官が、一時は涙を見せるかと思われる場面もあった。

 絶え間なく痛烈な質問がぶつけられる中、長官は突如演壇を降りて立ち去った。ある記者は「あなたに良心はあるのか」と叫び、また別の記者はこう声を荒らげた。「林鄭長官、最近では多くの市民が思っている、長官はいつ死ぬつもりですかと」

Riot police storm Hong Kong airport as protesters force second day of cancellations abcNEWS   空港占拠2日目、機動隊が香港空港に突入

    

  13日


Chinese armed police truck convoy rolls into city near Hong Kong SCMP (香港) 中国の武装警察の輸送トラック隊が香港近くの市に入る威嚇か?

 ・国営メディアは大演習のためと語り、専門家は精神的戦争戦術のためと語る。

 管理人コメント:市民老若男女、そして学生達の抗議運動を威嚇するために完全武装機動隊集団がトランクに分乗し香港周辺に集まる。それを動画で発表。民主国家では絶対あり得ない光景が展開している。


香港デモ「テロの兆し」 中国政府が非難  日本経済新聞

 中国政府で香港政策を担当する香港マカオ事務弁公室の楊光報道官は12日記者会見し、香港で続く逃亡犯条例改正案への抗議活動について「過激なデモ参加者が警官を攻撃した。重大な犯罪であり、テロリズムの兆候が出始めている」と指摘した。11日の抗議活動で警察署が火炎瓶などで相次いで襲われたことを強く非難した。

中国国営中央テレビ(CCTV)が伝えた。中国政府が香港の抗議活動を「テロの兆候」になぞらえて非難するのは初めてとみられる。過激になる抗議活動を抑え込む姿勢を強調した。
報道官は「暴力犯罪は情け容赦なく打ち負かさなければならない」と話した。香港の状況は「重要なヤマ場を迎えた」と指摘し「秩序の回復が最も差し迫った任務だ」とも強調した。

中国メディアは12日、中国で治安維持を担当する人民武装警察部隊(武警)が大規模訓練のため、香港に隣接する広東省深圳市に集結していると伝えた。武警は習近平(シー・ジンピン)国家主席が率いる中央軍事委員会の直接指揮下にある。

多数の装甲車やトラックが高速道路を南下したという映像も出回っている。迅速に武警を投入する構えをみせて、抗議活動を強くけん制する狙いがあるとみられる。

中国のネット上では「香港基本法」について解説する動画も広まっている。同法は第14条で香港政府の要請に基づき人民解放軍が治安維持で出動することを認めている。

第18条では中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会が「制御不能の動乱」と判断し「緊急事態入り」を決定すれば「中央政府が全国の法律を実施できる」と規定している。中国当局が警告の意味を込めて流している可能性も指摘されている。


 11日


 香港空港:機動隊、座り込み抗議者たちに空港内で催涙ガスを使用の可能性

福岡発着便も影響 香港デモ隊が空港占拠で全便欠航 警察が催涙弾準備か  テレビ西日本

政府に対する抗議デモが続く香港でデモ隊が空港ターミナルを占拠した影響で、空港当局は日本行きを含む12日夕方以降のフライトをすべて取り消しました。

香港の航空当局は12日午後、香港国際空港で大規模デモが行われた影響で、空港を12日発着するすべての便の欠航を決めました。

この影響で福岡から香港へと向かう午後4時40分発のキャセイドラゴン航空、そして午後6時15分発の香港エクスプレスのあわせて2便が欠航になりました。

フライト取り消しについて一部現地メディアは警察が空港内のデモ隊排除のために催涙弾の準備を進めているとの見方も報じています。

世界有数の国際空港内で催涙弾が実際に使用されれば異例の事態となります。

Hong Kong protests: Violence erupts in train stations  BBC (英国) 香港抵抗運動:地下鉄駅で暴力行為が勃発

 10回目の週末抵抗運動が起きた香港で、少なくとも2箇所の地下鉄駅で暴力行為が勃発した。
 地方報道が、警官隊が非致死的銃弾(ゴム弾:訳者注)の至近距離からの発射、、そして催涙ガスの発射を行った。



 香港抵抗運動報道リスト


 香港、過激抗議グループ、小グループでゲリラ戦法を展開

New phase as protesters and police clash across Hong Kong in guerilla-style battles SCMP (South China Morning Post、香港) 香港各地で抗議者達と機動隊が衝突:抗議者達は新規にゲリラ戦法で攻撃

 Politics

 抗議者達は小グループに分かれて、ゲリラ戦法で市内各地に現れて道路を占拠し、現れる機動隊と衝突。SCMPが各地の衝突状況を録画で掲載。



 10日

Hong Kong: China bans Cathay Pacific staff seen to support protests  BBC (英国) 香港:中国政府、キャセイ・パシフィック航空職員が抗議グループをサポートすることを禁止

 中国は香港に基盤を置くキャセーイ・パシフィック空港に対して、空港で座り込みを行っている抗議活動者達へのサポートを禁止した。
 同航空の一人のパイロットがデモ行動で逮捕され、また同航空の客室乗務員組合が、抗議団体を支援している他の航空企業被雇用者団体と連帯文書にサインしている。

香港行政トップ「景気悪化津波のよう」、中国キャセイに警告  Reuters (国際、日本語版)

 香港政府トップの林鄭月娥行政長官は9日、抗議デモに伴い「津波」のように景気が悪化しつつあるとの見方を示した。中国は同日、キャセイ・パシフィック航空(0293.HK)に対し、デモに関わった乗務員の本土便乗務を停止するよう警告した。
行政長官は財界代表らと会談後、各企業が抗議デモに伴う経済への影響を「非常に懸念」していると記者団に指摘した。非常に早く景気が悪化しつつあるとし、「そうした事態を津波が到達するようだと表現した人もいる。景気回復には長い時間を要する」と述べた。
デモの際の警察の行動を調べるよう求められていることについて、「警察の任務に的を絞った独立調査には同意しかねる。暴力的なデモ参加者を黙らせるために、譲歩のようなことをすべきだとは考えていない」と話した。
中国はキャセイに対し、抗議活動に関与した乗務員は安全への脅威として、本土便に乗務させないよう求めた。

 管理人注:安全への脅威として:機内で何らかの抗議行動を起こす危険性が否定できないから



 9日


抗議の空港座り込み=1万人規模、到着客にアピール-香港  時事通信

 香港国際空港の到着ロビーで9日午後、容疑者の中国移送を可能にする逃亡犯条例改正に反対する若者らが、抗議の座り込みを行った。中国本土や海外からの到着客に主張をアピールするのが狙いで、主催者側は11日まで3日間の実施を呼び掛けている。
 午後1時(日本時間同2時)すぎから、シンボルカラーの黒いシャツを着た数百人が床に座り始め、夜までに1万人規模に膨れ上がった。群衆は断続的に「香港に自由を」などのスローガンを連呼し、拍手で盛り上げた。空港職員は座り込みを排除せず、遠巻きに見守った。


 香港行政長官の無策ぶりと中国の恫喝
 共産主義国家には華麗さはない芸術、思想、夢が存在しない”AI国家”の行く末

【主張】香港デモ2カ月 中国の恫喝は火に油注ぐ - 産経ニュース

 怒りと不信の感情が香港に渦巻いている。これを断ち切らない限り情勢の安定は望めない。
 香港から中国本土への身柄移送を認める逃亡犯条例の改正案に対して撤回を訴える抗議活動が本格化してから約2カ月を経過した。
 5日にはこの問題で初のゼネストが実施され、労組発表で約35万人が参加した。空路の欠航は250便以上に達した。政治活動に距離を置いてきた金融関係者や香港政府の職員まで抗議活動に参加している。
 1997年の香港返還以後、これほど幅広い市民が高度自治の侵害に激しい怒りをぶつけたことはなかった。
 香港や中国の指導者はこの現実を謙虚に受け止めるべきだ。香港政府の林鄭月娥行政長官の対応は無為無策に等しい。長官の資質を疑うが、背後にある中国政府の強硬ぶりが林鄭氏の言動を制約していることは明らかだ。
 中国政府の当局者は激化する街頭での抗議活動を「米国の作品」と呼んだ。外国に責任を押しつけようという陰謀論で、情勢に注視する内外の目を欺けると考えたのなら浅はかである。
 さらに中国は、先鋭化するデモの一部を中国自ら鎮圧に乗り出す可能性を示している。香港駐留の中国軍や、隣接する広東省深セン市に集結した中国警察による暴徒鎮圧訓練の映像が公開された。
 中国当局者は「しかるべき懲罰が必ず下る」と警告した。非常事態を想定した法律の規定があるとはいえ、正規軍の治安出動や中国警察の越境派遣は、香港の「一国二制度」の崩壊につながる。許される選択ではなく、恫喝(どうかつ)は怒りや不信感を増幅させるだけだ。
 30年前、世界は北京の天安門広場で中国民主化の叫びが銃口で封じられる瞬間を目撃した。中国の力による弾圧を再び香港で見ることのないよう、国際社会は中国に強い懸念を伝えるべきだ。
 同時に、先鋭的な実力行動に走る香港の学生らは冷静になってほしい。この数日のデモだけで148人が逮捕された。量刑の重い暴動罪も適用されている。中国の武力介入を招きかねない冒険主義は高度自治の自殺につながる。
 なぜ林鄭氏は改正案の即時撤回を明言できないのか。すでに表明した来年7月の実質廃案が信用されないのは、中国の顔色ばかりを窺(うかが)う同氏への不信と同根だ。



 8日

 弾圧されるロシア民主化抗議デモ

Olga Misik: Russia’s ‘Tiananmen teen’ protester on front line  BBC (英国)  オルガ・ミシク:抗議前線に座る”天安門の少女”

 オルガははロシア憲法を重装備したロシア機動隊の前で読み上げた。

 機動隊の背後では透明性あるモスクワ選挙を求めるデモ隊が控えている。
 この衝突で数人のデモ市民が怪我した。

 撮影された写真は数分間以内に拡散し、17歳のオルガ・ミシクは”ロシアの民主化運動”のシンボルとなった。
 中国、天安門事件の際に戦車の前に立った学生と対比させ、”天安門の少女”と呼ばれた。

 ロシアの状況は今、非常に不安定なんです、とオルガはBBCに語った。

 「各地域の武装兵士達が民主要求抗議者達を追ってきます。そして市民達の精神状況は変化してきます。私はたくさん見ています」




 弾圧される香港の民主派

China Warns Hong Kong It Will Intervene if Situation Deteriorates  The Wall Street Journal (米国) 中国、香港の状況がさらに混乱するなら中国が介入すると警告

 香港が1997年に返還されて以来、最も深刻な事態となっていると中国政府の香港担当責任者が語り、香港行政府が対応出来ないなら北京政府が介入するだろうとした。



 7日

 

香港デモの行方は天安門事件より不吉、ウイグル化が懸念され始めた  Newsweek (国際、日本語版) 8/5

 ニュージーランドのオークランド大学構内で、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正案への抗議活動に参加していた香港出身の女子留学生が中国大陸部出身の男性に押し倒された──7月29日、そんな事件が報じられた。

大した出来事には思えないかもしれない。しかしこれは香港で続く抗議デモを、中国政府が民族間対立に変貌させていることを示す憂慮すべき兆候だ。
香港は制御不能状態だ。前代未聞の大規模デモと抗議行動、激化する市民的不服従が約2カ月にわたって続き、終息の兆しは見えない。市民と警察の信頼関係はほぼ完全に崩壊している。
香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は、逃亡犯条例改正案の撤廃や普通選挙の実現など、デモ隊が掲げる5つの要求に正面から向き合わず、政治的逃避に走っている。公の場に現れる頻度は激減し、姿を見せても大抵は形式ばった記者会見を行うだけ。7月25日には、香港にある中国人民解放軍駐屯地を訪れ、青少年軍事サマーキャンプの卒業式に出席した。

民主化を求める香港の民衆の蜂起を鎮圧すべく、中国共産党が人民解放軍に命令を下す日は来るのか。抗議活動が始まって以来、デモ隊側と識者はそろってこの問いを口にしてきた。

 一部略

 数多くの証拠が示すとおり、香港情勢を受けて、中国共産党がエスノナショナリズム(国家と民族を同一視するナショナリズム)的暴力という悪魔を解き放ったことは明らかだ。香港市民は反抗的少数派との位置付けが強まっており、新疆ウイグル自治区やチベット自治区に対する強硬政策が香港にも及ぶ可能性がある。


 中国政府、”見くびるな!”と香港抗議若者達に警告

中国政府「決意と力を見くびるな」 香港の若者らに警告  産経新聞

中国国務院(政府)香港マカオ事務弁公室は6日、北京で記者会見し、香港で過激化する抗議活動について「(中国政府の)自制を弱さであると誤って判断してはならない」と指摘した。

 さらに「香港の繁栄と安定、国家の根本的な利益を守るという中国政府の揺るぎない決意と巨大な力を見くびってはならない」とも述べ、香港の若者らに強く警告した。

 また、香港政府トップの林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官に対する中国政府の支持は、「少しも動揺していない」とも強調した。

 中国メディアによると、香港に隣接する広東省深●(=土へんに川)では6日、警官隊約1万2千人を動員して大規模な暴動鎮圧訓練が行われた。装甲車50両も参加。空陸海から投入された警官らが黒い服を着た“暴徒”を次々と拘束した。香港の抗議活動を牽制(けんせい)する狙いがあるのは明らかだ。

 香港各地で行われた5日の抗議活動は6日未明まで続き、香港警察によると148人が逮捕された。

 管理人コメント:抗議運動が始まってから使われた催涙弾は1000発。そのうち800発が5日の夜だったとという。
 機動隊員の中には家族からの意見もあり、警官を辞める若者も見られるという。また天安門事件の後、学生達を殺した人民解放軍の若者達からも辞職者が相次いだという。自分と同年齢の学生をひき殺したり、ライフルで撃ち殺したりしたことに精神を病んでしまったようだ。

 しかし体制の指導者達が精神を病んだという話は聞かない。しかし精神を病んだ人間が大衆の指導者になっていることはあり得る。ヒットラーはそうだったが、今でも北**の某指導者や、米国の指導者、そして日本だって怪しげな指導者もいる。中国の習主席は13億人に1人出る、希な精神異常者である可能性が高い。

 香港のラム長官は立法議会の中の親中派に属する。言ってみれば中国政府と通じている。
 反中国派にとっては、さっさと辞めてもらいたいところだろうが、本人はデモ隊を暴徒と言いだし、必要があれば中国人民解放軍の出動を依頼するつもりだろう。そこで何十人が死亡しても意に介さないくらい精神を病んでいる人なのだろう。この2ヶ月間余り、頬はこけずにふっくらとしている。

 香港の人々は伝統的中国を愛している。現代の中国にはその伝統は息づいているようだ。しかし欲しい者を手に入れるための財力もほしがる国民が増えすぎたのも事実である。

 長い白ひげを伸ばし、山に住む仙人のような老人はいない。
 素晴らしい漢詩を詠むどれだけの人がいるのだろうか。


 6日

 本日の香港関連国内ニュースリスト



{死は覚悟の上だ!!}香港、習近平への反逆

 米国、ウォール・ストリート・ジャーナルより。

‘Prepared to Die’: Hong Kong Protesters Embrace Hard-Core Tactics, Challenge Beijing  The Wall Street Journal (米国)  ”死は覚悟している!”:香港抗議者達は筋金入りの戦法を受け入れ、北京と相対

 香港市民の多くが支持している抵抗運動は、習近平主席が権力を握って以来、中国政府に対する最も大きな反逆となっている。

 リンクされている動画は非常に参考になる!

 すさまじい写真を撮影。そして凄いタイトルと副題。
 夜間の衝突。市民がいない場所での香港機動隊の横暴さはかなりのものとされるが、欧米のカメラマンは深く入り込んで実像を写し取っている。

 これに比べると日本のメディアのあまさは、目に余る。
 昨夜の報道ステーション、解説者は、中国人民解放軍が出てきて、終末は近いんじゃないでしょうか、と他人事のように話している。
 問題は中国共産党により民主と人権を剥奪されそうになっている現状に立ち向かっている抗議者達の行く末である。チベット民族とウイグル民族が潰され、共産党思想をたたき込まれ、今、香港、そして台湾が侵略されそうになっている現状を憂いていない評論家達は、知ったかぶりして論評をすべきではない。



 5日

香港抗議デモ

 ラム行政長官、デモ隊に対する取り締まりの強化を明言

デモ隊の目標は「政府転覆」 香港行政長官、断固取り締まりを明言 AFP=時事通信

 香港の林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官は5日の記者会見で、民主派デモの参加者らは香港を「破壊」しようとしていると非難し、その目標は「あえて言うならば、香港政府の転覆」だと述べた。香港では同日、民主派が公共交通機関で運行妨害行動を実施し、混乱が続いている。

親中派の林鄭氏は2か月にわたる民主派デモ、またデモ隊と警察の衝突によって、特別行政区として半自治権を有する香港は「非常に危険な状況」にさらされていると厳しい声で糾弾。

 さらに「特定の要求の名の下に起こっているこのような広範囲に及ぶ混乱、あるいは非協力的な運動は、香港の法と秩序を著しく損ない、われわれ全員が愛し、われわれの多くが共に築いてきたこの街を限りなく非常に危険な状況に追いやっている」と述べた。

 同氏は広範囲に及ぶ混乱と暴力が、香港の住民を「非常に不安な気持ち」にしていると話し、厳重な取り締まりを続けると明言。「香港政府は断固として法と秩序を維持し、信頼回復に努めていく」と述べた。

 また同氏はデモの参加者が現在最もよく使うスローガンを引用し、「周知の通り、デモ隊はおこがましくも『香港を取り戻す、私たちの時代の革命だ』などと主張している。これは国家主権に対する挑戦だ」と述べ、「あえて言うならば、デモ隊は香港政府を転覆し、700万を超す人々のかけがえのない暮らしを完全に破壊しようとしている」と糾弾した。

   ゼネスト

香港で大規模スト、200便超欠航へ 電車、バスも混乱  朝日新聞(デジタル)
 
 香港の「逃亡犯条例」改正案に抗議する大規模ストライキが5日朝、香港各地で始まった。香港メディアによると、同日夜までに香港国際空港を発着する200便超が欠航する見通し。民間企業から政府機関の職員まで幅広く参加が呼びかけられており、公共交通機関を中心に混乱が拡大している。

 5日に欠航する航空会社は、香港を拠点とするキャセイパシフィック航空や香港航空など。北京などとの中国路線以外に日本やベトナム、フィリピンなどとの国際線も軒並み欠航する予定。航空会社の従業員に加え、空港職員もストライキに加わっているため、人繰りがつかないという。香港国際空港はアジア有数のハブ空港のため、多くの旅客が影響を受ける見込み。空港と香港島中心部を結ぶ快速電車も運行が止まった。
 
 また、地下鉄では、乗客がリュックを電車の扉にはさみ、電車の出発を妨げる抗議活動が複数の駅で実施され、運行のダイヤが大幅に乱れている。道路が若者らに占拠された影響で、バスも路線変更や運行中止が相次いでいる。

 5日午後には香港の7カ所で(ディズニーランドも含まれる)、改正案の撤回を求める抗議集会が開催される。市民グループなどがストライキで仕事を休んだ人たちに参加するよう呼びかけている。
 また4日~5日未明にかけ、改正案の撤回を求めるデモ隊と警官隊が各地で衝突。香港警察は5日午前までに44人を拘束。デモ隊の若者ら8人が負傷した。


香港で再び大規模抗議 デモ2カ月、若者過激化  産経新聞

香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を巡り、香港島と新界地区で4日、抗議活動が行われた。新界地区では参加者らが車道をふさぎ、警察署に卵を投げた。約2カ月にわたる一連のデモは、デモ隊を催涙弾で強制排除する警察への批判に重点が移った。
 3日の九竜地区のデモでは、若者らがれんがを投げて警察署内の車両約20台を破壊したほか、中国国旗を海に投げ捨てた。数カ所で警官隊と激しく衝突、警察は20人超を違法集会などの容疑で逮捕した。少なくとも18人が負傷した。
 中国国営通信、新華社によると中国政府は4日、「国家、民族の尊厳を公然と冒した」と非難、香港当局に迅速な処罰を求める談話を発表した。
 改正案撤回などの要求に応じない香港政府に圧力をかけるため、5日にはゼネストや交通機関の妨害が呼び掛けられている。(共同)


 香港で続く抗議活動、政府は強く非難 5日はゼネストの予定も Reuters (国際) 

 香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を巡る抗議活動は全く収まる気配が見えない。4日は一部デモ隊を警察が強制排除する事態が発生し、香港政府はこうした行動が香港を「極めて危険な瀬戸際」に追い込んでいると強く非難する声明を発表した。また中国国営新華社は、同国政府も事態を放置しない考えだと伝えた。
 一方デモに参加した21歳の男子学生は「われわれは政府に対して逃亡犯条例(の完全撤回)と警察による捜査および暴力を止めるよう訴えている」と述べ、特に政府が要求に応えていないことと、警察の暴力の実態調査に乗り出さないことに、腹を立てていると付け加えた。

 一連のデモは、現在は凍結された逃亡犯条例改正案への抗議として始まったが、現在の要求内容は民主主義の拡大と林鄭月娥行政長官の辞任へと移ってきている。しかし、民主派からは「行政長官が辞めても解決にはならない。全ては中国共産党と中国政府こそが根源だ」との声も聞かれた。

 香港政府は、暴力的かつ違法な活動が広がっており、これらはもはや平穏で理性のある抗議の枠を超え、香港社会と経済生活を損なうことになると強調した。


香港デモ、止まらぬ先鋭化  朝日新聞

 香港の「逃亡犯条例」改正案の撤回などを求めるデモが8月3~4日、香港各地であった。香港警察は4日朝までに若者ら20人超を拘束。デモの参加者は警察施設の周辺で放火を繰り返したほか、れんがを敷地内に投げ込むなど抗議活動を先鋭化させている。

香港デモ隊、5日にゼネストを計画-キャセイ航空など170便欠航  Bloomberg (日本語) 

 ・交通渋滞や空港運営に支障も、一部都市機能が損なわれる可能性
 ・中国国営メディア:「悪の勢力」にいつまでも黙っていない

 香港の「逃亡犯条例」改正案を巡る週末のデモは9週目となり、一部参加者が警官隊と衝突した。5日には幅広い業種で抗議活動に参加するゼネストが計画されており、香港の一部都市機能が損なわれる可能性がある。

 デモ参加者らは5日に仕事を休み、午前の通勤・通学の足を混乱させる計画で、交通渋滞や空港運営に支障を招く恐れがある。香港のキャセイパシフィック航空は140強、香港航空は30の発着便をそれぞれ欠航とした。


  当初は逃亡犯条例改正案反対を掲げていたデモ隊は次第に中国政府への幅広い異議申し立てへと様相を変えつつある。デモ隊らは林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官に対し、改正案の完全撤廃や警察暴力の捜査、一段の民主化容認、辞任を求めているが、これに応じない長官を中国政府は引き続き支援している。

 暴力行為は沈静化する兆候がみられず、挑戦的な姿勢を崩さない市民らを、林鄭長官と中国政府がいつまで容認するかというのが最大の問題となっている。中国国営の新華社通信は論説で、中国政府は「悪の勢力」に対し、いつまでも黙ってはいないと警告した。

  香港警察はこのところ、多数の市民のデモ参加を阻止するため、拘束したデモ参加者を暴動罪で起訴し始めている。また、先週、デモ鎮圧演習の動画を先週公表した中国人民解放軍が投入されるのではないかとの懸念も強まっている。


  デモ参加者らは3日、警察署に投石などを行い、少なくとも20人が逮捕された。4日夜には一部参加者が九龍地区につながるトンネルを封鎖、警官隊は催涙弾を使って繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)で道路を占拠する市民らの排除を図った。警察は44人を逮捕した。

  行政長官が同条例改正案の正式撤回などを拒んでいることから、抗議活動が終わる気配はない。


トランプ米大統領、香港抗議デモを”暴動”と表現、中国政府が鎮圧の責任と発言
 香港の「暴動」、中国が対処すべき=トランプ米大統領  Reuters (国際、日本語版)

 8/2

トランプ米大統領は1日、「逃亡犯条例」改正案の撤回を求める香港のデモについて、「暴動」であり、中国政府が対処すべきだと発言した。

オハイオ州の選挙イベントに向かう際、記者団の質問に答えた。

トランプ大統領は、中国が香港に介入する可能性があるとの現地報道を懸念しているかとの質問に対し「(香港では)長い間、暴動が続いている」と発言。「香港は中国の一部だ。中国が自ら対処する必要がある」と述べた。
中国政府は、香港のデモについて、背後に米当局者がいると主張し、関与を止めるよう要求している。
トランプ大統領は先月、中国の習近平国家主席が香港の大規模デモに対し「責任ある行動」を取っていると確信していると発言。中国が望めばデモを阻止することは可能との見方を示した。


 4日

 コンゴ滞在、帰国後発熱女性がエボラ疑いで隔離 
  エボラウイルス感染症 EVD(旧エボラ出血熱 EHF)

埼玉県女性、エボラ陰性 産経新聞

 厚生労働省は4日、国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)での血液検査の結果、エボラ出血熱の陰性だったと発表した。エボラウイルスは検出されなかった。

埼玉の女性、エボラ出血熱に感染の疑い 発生国から帰国 朝日新聞(デジタル)

 厚生労働省は4日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国から帰国した埼玉県の70代女性が、同国で広がっているエボラ出血熱に感染した可能性があると発表した。国立感染症研究所が現在、女性の検体を使って感染の有無を調べている。厚労省は「検査の結果、感染していないことが確認される可能性も十分あり得る」としている。
 ‥‥
  女性は7月31日に同国から帰国し、検疫所で体温を毎日2度調べるなど健康監視を続けていた。今月3日朝、体温が38・2度になり、同日夜には39・2度まで上昇。迅速検査では、インフルエンザA型が陽性で、マラリアは陰性だったという。
 女性はすでに都内の医療機関に入院し、検査結果は早ければ4日夕方に出るという。
 女性からの報告では、現地で患者との接触はないとされる。

コンゴから帰国の女性発熱=エボラ流行地、インフル陽性-厚労省  時事通信

 厚生労働省は4日、エボラ出血熱が流行するアフリカ中部コンゴから帰国した埼玉県滞在の70代女性が発熱を訴えたため、エボラ出血熱の感染の有無を検査していると発表した。女性はインフルエンザの陽性反応が出ており、現地で患者との接触はないと話しているという。
 厚労省によると、女性は半年以上にわたり仕事でコンゴに滞在し、7月31日に帰国。今月3日午前5時に38.2度の発熱があった。簡易検査ではインフルエンザが陽性だった。
 同省は、女性の血液を国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)に送り、エボラの検査を実施。4日中にも結果が判明する見通し。


  管理人コメント:感染疑い女性が滞在していた場所が不明なので、感染の危険性については不明。エボラ流行は、コンゴ民主共和国の東北部の北キヴ州とイチュリ州に限局しており、それ以外の地域での患者発生報告はなく、コンゴ滞在ということだけで、感染の危険性を懸念する必要はほとんどないはずである。

 コンゴ在住していて発熱しただけでエボラ疑いとの情報は過激的である。
  エボラウイルスは患者または遺体から、体液を介して感染する。
  潜伏期間2~21日
 
 WHO報告


 3日


Thousands of Hong Kong civil servants defy government to join protests  Reuters (国際) 香港の数千人の公務員が、行政府を無視して抗議運動に加わる

 2日、数千人の公務員が抗議デモを行った。
 団体は、市民は既に虚脱状態にある。市民の間に酷い痛みが続いているのは哀しいことだ、と手紙で語り、いくつかの行政府への要求を突きつけている:逃亡犯条例改定案の破棄、抗議者達を暴徒と呼ぶことを止める、デモ逮捕者の責任放棄等。

 26歳の行政府職員のカシー・イップさんは次の様に語る。
 「政府は市民の要求に応えるべきと思う。ただ機動隊を盾のように全面に押し出すのではなく」


 逃亡犯条例改定案に抗議するデモに加わる医療部門職員達



 2日


 US-based Hongkongers ask United Nations to help resolve extradition bill crisis  SCMP (香港、South China Morning Post) 米国に住む香港人達が国連に「逃亡者条例」危機解決の協力を求める

 ・ニューヨーク国連本部の外に米国に住む香港の学生や専門家達10人のグループが集まった。
 ・ネットで集まった手紙には、香港の法の支配は崩れ去った、国際的介入が求められると書かれている。

 蒸し暑い日であるが、香港の抗議グループへの連帯を示すために黒い服装でこれまで顔を会わせたことがなかった学生や専門家達10人がマンハッタンの国連本部前に集まった。
 「香港を支持する」と叫んだ。
 *訳者注:中国政府統治下の大陸の中国と区別するために、彼らは香港と呼ぶ。それは台湾の人々が、自分たちは台湾人であると表現するのと同じである。

 グループは中に入ると、次の事務所への手紙を届けた: 安全保障理事会、国連人権高等弁務官事務所、人権条約に基づく拷問禁止委員会



 人民解放軍演習PR動画を公開:デモ市民達を威嚇するのが目的か

中国軍、香港のデモ隊に動画で警告 暴動鎮圧演習を公開  時事通信:AFP

 一部抜粋

 中国軍は、香港での抗議行動を鎮圧する武装部隊の演習の様子を撮影して制作したプロパガンダ動画を公開し、香港の独立派に対してあからさまな警告を発した。
 7月31日に中国人民解放軍(PLA)の香港駐屯部隊がソーシャルメディア上に投稿したこの動画では、同軍は香港の治安を維持する「自信」と「能力」があると字幕で宣言している。

 この3分間の動画では、同軍の戦車、ヘリコプターからの射撃、ロケット発射装置など、香港に配備されている軍用装備に加え、対テロ演習を行う重武装した部隊が登場している。

 演習は、兵士らが腕を背後で縛られたデモ参加者らを、「拘束地点」と書かれた幕が掲げられたエリアに連行して終了した。


 1日


Too many in Congo’s Ebola outbreak are dying at home AP (国際) コンゴでのエボラ流行、非常に多くが家庭で死亡

 生後2ヶ月のラーヤ・カテンボちゃんは、一日で孤児となった。
 母親は27日朝に死亡し、父親は日暮れまでに死亡した。
 
 両親が発病して1週間後に保健医療担当者達が治療センターでの治療を説得した。
 近所の住民は、両親の病気は赤ん坊誕生を妬む人々の仕業だと言う。
 伝統的霊媒師による治療を求めていた。そして家庭で死亡した。

 周辺への感染拡大が懸念されるが、これが現在のコンゴ民主共和国におけるエボラの現状でもある。


  中国政府、香港の抗議運動に米国が干渉していると非難

China is blaming the US for the Hong Kong protests. Can that really be true? CNN (米国) 中国、香港抵抗運動に米国が関与していることを非難。それは真実か?

 中国外務省は7月31日、香港で2ヶ月近く続いている民主化運動が次第に暴力的となってきている事態には、米国が影響を与えていると非難した。

 「皆さんも知っているとおり、香港の抗議運動には米国がある程度関与している。」
 中国外務省広報官のフア・チュニン氏が記者会見で語った。
 同氏は、半自治都市の香港の内政にいかなる国の干渉も許さない、と付け加えた。
 そして火を付ける者は自らが焼けるだろう、と警告した。

 デモ隊に見られる星条旗


 香港、老人が機動隊の前で、若者達を撃つなと叫ぶ

 Newsweek 7/31より

 7月27日(土)、
 

 デモ隊と衝突した機動隊の間に立って、若者達を撃たないで(ゴム弾)で!と泣き叫ぶ高齢女性。周辺のデモ隊の若者がそれを制止している。
 女性の前方10メートルの距離に完全武装した機動隊が相対している。(下の写真)。
 
 
 



  7月

 31日

Hong Kong protests: Police officer points gun at protesters  BBC(英国)香港抗議運動:警官、抗議者達に鉄砲を向ける仕草

 過剰な警官達の対応。ライフルを向ける光景も。

When a Mob Attacked Protesters in Hong Kong, the Police Walked Away | Visual Investigations  ギャング集団が抗議者達を襲撃しているとき、警官隊は現場を去った。録画画面で確認

 白シャツギャング団が一般市民を含めて、棍棒で殴りかかり多くの負傷者を出したが、警官隊は見て見ぬふりをしながら現場を去った。


 30日

 中国、香港抗議運動に、容認されないとの異例の会見

香港の暴力的抗議、容認されない-中国国務院事務弁公室が異例の会見 Bloomberg (米国、日本語版)

ブルームバーグ): 中国国務院の香港・マカオ事務弁公室は29日、北京で異例の記者会見を開き、香港での暴力的な抗議は容認されないと明言した。

同弁公室の楊光報道官は、香港の政府と警察への支持への支持をあらためて示すとともに、香港が1997年に英国から中国に返還されて以降、香港の自治を保障している「1国2制度」に中国は引き続きコミットしていると述べた。

その上で「香港で最近起きたことは平和的な行進とデモの範囲を大きく逸脱しており、香港の繁栄と安定を損ねた。『1国2制度』という原則の肝要に触れた」と主張。「法治の文明社会で暴力的行為が容認されることは決してない」と語った。

香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によれば、同弁公室の記者会見は英国の香港統治が終わってから初めて。

Violence is escalating in Hong Kong. Here are three possible outcomes CNBC (米国) 香港デモ、暴力行為がエスカレートしてきている。可能性ある3つの帰結。


・抗議行動は続く:デモ隊が香港の完全な民主と自治を求め警察と衝突を続けながら。

・あるシンクタンク専門家の意見では、指導者が逮捕され、次第にデモ行動が収束していくのを待つことであるという。緩徐に街が以前の状況に戻るだろうと推測する。

・同様に可能性のあることは(可能性の程度は低いが)、北京政府が人民解放軍を送ること、または抗議者達の要求の一部分を受け入れることである。

 管理人コメント:二番目の可能性が最も高く、その次は一番目だろうか?それとも三番目だろうか?

 29日

 香港無許可抗議デモ広がる、
   機動隊が催涙ガス弾、ゴム弾、ペッペースプレーで過激な応酬に


  昨日の主要な報道リスト(画像)

 


Hong Kong clashes turn streets into tear-gas-filled battleground for second day in a row Washington Times  (米国) 香港衝突、二晩連続催涙ガスが充満した戦闘地帯に街を変貌

 香港中心街周辺は28日、前日に引き続き視界が悪い戦闘地帯となった。機動隊が催涙ガスとゴム弾が数千人の無許可デモ隊に向かって発射された。

 催涙ガスは周辺に立ち込め、小児、旅行客、そして高齢者達も包まれた。
 抗議デモが始まって8回目の週末である。
 香港の政治的危機が増強していることが強調される状態である。

  デモ隊に向かって機動隊から催涙ガス、ゴム弾が発射


 Hong Kong protests: Tear gas fired at unauthorised demonstrators - BBC News  香港抵抗運動:無許可デモに2日連続で機動隊は催涙ガス弾を発射

 去らなければ、催涙弾を撃つ!  機動隊の警告にデモ隊は”雨傘”の下に隠れる


香港抗議運動
{香港各地で抗議デモが発生}

 27日夜、抗議デモ散会後、参加者に対して機動隊がとつぜん攻撃を仕掛け催涙弾を発射した。香港機動隊の強権的対応が世界にSNS動画で拡散し、国際的人権団体などが抗議の声を上げている。
 一方、香港の若者たちは、指導者なきデモを各地で起こし、機動隊の強権的対応への抗議、香港の逃亡者条例改定案への反対、さらには中国政府の香港への干渉に対する抗議などを掲げている。
 指導者なきデモの開催はSNSで情報が広まり、新たなる若者たちが参加しているようだ。ヘルメット、マスクなどで自己防衛して集まっている。 そこには女子学生も見られる。
 「自分たちの権利を守るために参加してます。機動隊と戦うためではありません」
 しかしながら機動隊は以前と違い、違法デモであるから散会するようにマイクで警告し、早い段階から催涙ガスを発射している。

 指導者無し抗議デモは、警察は許可していないが、それでもSNSを見て次々と若者達や市民が集まってきている。無許可デモ参加は逮捕されるが、学生達は意に介せず大通りを武装して大集団化して行進する。


(7/20 Newsweek  香港の若者は絶望しても、なぜデモに行く)


 香港の抗議デモはすでに始まってから8週間を過ぎているが、参加者数は減ることなく増加し続けているようだ。
 機動隊が強権的な行動に変わって来るに従い、参加者数は増えているようだ。SNSでの現場の動画をみて、若い市民たちが参加してきている。
 世界最大の国際人権NGOであるアムネスティ・インターナショナルが、香港警察の横暴な強権的対応を注視している。
 香港警察が対応しきれないときは、北京政府が人民解放軍を派遣してくる可能性がある。それは北京政府が示唆していることだ。
 
 香港市民たちの抗議行動は、自分たちの主張(一国二制度が、北京によりなし崩し的に取り払われつつある状況の危機感、北京に影響されない民主的議会選挙等)と、そのためのデモ行動、そしてそれに対する香港警察の強権的対応を、メディアやSNSを介して世界中に知らせることも目的としているようだ。世界中がメディアの映像を通して見ているので、香港警察も今以上過激な行動には出ないと予想され、また北京政府が人民解放軍を香港市内に配置できないと思われる。

 ここでの内容の多くはCNNニュースの実況放送に基づいている。7/28


 28日

Ebola outbreak unstoppable as victims REFUSE treatment fearing Govt ‘behind disease’ Daily Star (英国) エボラ流行は止めることが困難。地域住民はエボラの存在を疑い、保健医療担当者を地域に入れない。

 感染者のいる地域に当局が入ることができないため、患者は推定している以上に多い可能性がある。

 大都市ベニの住民の三分の一は、エボラは政府のでっちあげと考えている。

 27日

Hong Kong Protests: Police Fire Tear Gas as Tens of Thousands Demonstrate Where Mob Rampaged  The New York Times (米国)
先日、暴力集団がデモ参加市民たちを襲撃した場所での、抗議デモ阻止のために機動隊が催涙ガス弾を使用。 数万人規模の抗議デモ。


Hong Kong protests: Police fire tear gas at Yuen Long rally  BBC(英国)
 香港ユアンロンで再び抗議デモ。警官隊が催涙ガス弾を使用。前回の抗議デモに際して武装暴力集団が参加者を襲撃し、多くの負傷者が出た。しかし警察は対応しなかったことに抗議デモが本日数万人規模で行われた。警察当局はデモの許可を与えなかったが、デモ隊はそれを無視して行動を起こした。警察当局はそれを阻止するために催涙ガス弾を使用した。

 26日

香港で抑うつ症の市民急増 10人に1人、政府へ絶望感 朝日新聞

 「逃亡犯条例」改正案をめぐって社会が混乱する香港で、抑うつ症状の疑いがある市民が約10人に1人の割合まで急増し、この10年間で最多となったことが香港大の調査で明らかになった。専門家は理由について、民意を受け止めない香港政府に対する絶望感が背景にあると分析している。…

 香港大は過去の調査で無作為に選んだ1万7千人超から、一定のサンプルを抽出して断続的に追跡調査を続けている。今回調査は1788人を対象に実施し、1269人が回答した。香港メディアによると、香港大の調査責任者は「政府は若者らの意見を聞いてほしい。統計の数字がさらに悪化すれば、極めて憂慮される事態になる」と述べた。

 25日


犯罪組織を使った香港デモ潰し工作の卑劣さ JBpress

デモ隊を襲撃した白シャツの男たち、その正体とは

香港にネットワークを持つギャング組織”三合会”。中国本土から世界の華僑の世界にまで組織は広がる。

 金になることは何にでも手を出し、中国共産党との結びつきもある。

 今回の暴力事件は、三合会の中でもおそらく、”14K”と”和勝和”の2組織にカネが配られ、末端のメンバーを暴れさせて、政治的なデモを、暴力沙汰にエスカレートさせる卑劣な裏工作が行われたとみていいだろう。


China’s backers and ‘triad’ gangs have a history of common foes. Hong Kong protesters fear they are next. Washington Post (米国) 中国の”三合会”ギャングたちへの資金提供者達と、ギャング”三合会”は歴史的に共通の敵を攻撃してきた。今、香港の抗議者たちは、次は自分たちが攻撃される不安をいだきだしている。

 ギャングたちは1979年に、当時の中国のリーダーだった鄧小平の歴史的米大陸横断時に警護を申し出ている。
 彼らは1992年に公安大臣により、愛国的と称賛された。


コンゴ保健相が辞意=新ワクチンに「人体実験」と反発-エボラ出血熱 時事通信

 コンゴ(旧ザイール)のイルンガ保健相が辞意を表明した。エボラ出血熱感染拡大地域での米企業の未承認ワクチン接種計画を「人体実験」「明らかな倫理の欠如」と非難したところ、エボラ出血熱担当を外されたと反発している。
 22日付でチセケディ大統領に提出した辞表は「エボラとの戦いに司令塔はいくつもいらない。混乱を生む危険が高まるだけだ」と述べている。大統領は20日、エボラ出血熱対策を直接指揮すると宣言していた。


 24日


 中国政府、香港抗議行動鎮圧のために軍隊派遣を示唆

China Hints It Could Send Troops to Quell Hong Kong Protests, if Requested The New York Times  (米国) 中国、もし依頼されるならば、香港抗議行動鎮圧のために軍隊派遣することも可能と示唆

 中国政府は24日、香港政府が抗議行動で脅かされている状況を見逃すことはできないと警告し、もし香港政府が依頼するならば中国本土から人民解放軍を派遣することが可能であると示唆した。




香港問題、人民解放軍出動は可能 中国国防省  日本経済新聞

 中国国防省の呉謙報道官は24日の記者会見で、香港の「逃亡犯条例」改正案を巡る抗議活動に関連し、香港政府の要請があれば中国人民解放軍の現地部隊の出動が可能だとの立場を強調した。デモ隊の一部が中国政府の香港出先機関の国章を汚すなどしたことについて「一国二制度の原則の限界ラインに触れるもので、絶対に容認できない」と非難し、デモ活動の激化をけん制した。
 以降略


 22日

香港デモ、中国出先機関に初の直接抗議 43万人が行進 ASAHIデジタル

 香港の「逃亡犯条例」改正案の撤回を求める千人超の若者らが21日夜、香港にある中国政府の出先機関「中央駐香港連絡弁公室」(中連弁)の前に集結し、抗議活動をおこなった。一連の大規模デモで香港の若者が中国政府の機関に直接抗議したのは初めて。中国政府に対する対決姿勢を鮮明にした形だ。一方、香港警察は若者らに催涙弾を放って強制排除に乗り出した。
 この日は香港島の大通りで大規模なデモ行進があり、主催者発表で43万人(警察発表13万8千人)の市民が参加した。その後、若者らは警察に事前申請していたコースから外れ、徒歩で中連弁に移動。中連弁の庁舎に卵やガラス瓶を投げつけたほか、スプレーを吹きつけて、庁舎の壁に条例改正案に反対するという意味のスローガンなどを書いた。
 若者らは中連弁の周辺の道路を1時間あまり占拠した後、警察が来るとの情報が流れ、自発的に退散した。中連弁の中から職員は出てこず、衝突は起きなかった。

 20日


 見えない香港抵抗運動


香港で21日に再び「大規模デモ」計画  毎日新聞

 香港中心部で21日に「逃亡犯条例」改正案の「完全撤回」などを求める大規模デモが再び計画されている。警察は強硬姿勢を強めており、デモ隊との衝突が常態化している。21日も再び混乱や衝突が起きる恐れがある。
 香港メディアによると、デモの主催団体は警察側に21日のデモ開催の許可を申請しているが、警察は「公共の安全」を理由に8月に延期すべきだと指摘。18日午後の段階で許可を出していない。主催団体側は許可なしでもデモをする構え。その場合、警察は法的にはデモ自体を「違法」として取り締まることも可能だ。主催団体の幹部は18日、「デモを取り締まれば社会にさらに大きな混乱と対立をもたらす」と警察をけん制した。


香港の若者は、絶望してもなぜデモに行くのか Newsweek

 <どんなに抵抗しても、香港の自由は中国にどんどん奪われてきた。それでも戦い続ける若者たちの思いとは>

 「民主はないが、自由はある」体制



 1997年にイギリスから中国に返還された香港は、「一国二制度」方式で統治されている。社会主義中国の統治の下で、イギリスが残した資本主義の体制を維持するという意味である。この体制の下での香港では、政治は中国の一党独裁体制の延長線上にあり、香港の民意よりも共産党政権の意向が政治を左右する。他方、社会は欧米型の自由な市民社会であり、NGOやメディア等も活発で、政治的言論の発表やネットの利用などは自由である。このような、政治は権威主義、社会は自由という体制は、世界的にも極めて稀である。

 以後略


香港から台湾に逃亡 デモ参加者  産経新聞

 香港紙、蘋果日報(電子版)は19日、香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対する抗議デモに参加した若者約30人が一時的に台湾に避難し、別の約30人も台湾への逃避を準備中だと伝えた。台湾の蔡英文総統は同日、外遊先のセントルシアで「人道(主義)に基づき、適切に処理する」と答えた。
 以降、略

台湾、香港から避難のデモ参加者に援助を表明  AFP(時事通信) 

 【AFP=時事】台湾メディアが、香港立法会(議会)の占拠に関わったデモ参加者数十人が台湾に避難していると報じる中、台湾政府は19日、保護を求める香港の人を援助する方針を発表した。中国政府が激怒する可能性がある。
 台湾では折しも、中国との関係が大きな争点の一つとなる来年1月の総統選に向けて準備が進められている。中国側は、台湾を自国領土の一部とみなして統一を宣言している。


 18日

 コンゴで流行中のエボラ、世界的健康危機発令:WHO

Ebola Outbreak in Congo Is Declared a Global Health Emergency  New York Times (米国) WHO、コンゴ民主共和国のエボラ流行を世界的健康危機(公衆衛生危機)発令

 コンゴで1年間流行しているエボラウイルス感染症が、世界的健康危機とみなされた。18日WHOが宣言した。

 「これは現在地域的危機であるが、世界的危機でもある」、とチューリッヒ大学ロバート・ステフェンは語っている。同氏はWHO緊急委員会の議長であり、今回のWHOによる宣言を推薦した人物である。

 エボラの流行状況は最近特に危険性を帯びていて、大都市ゴマ市に拡大してきていて、一旦終息した地域で再度流行が再燃しだしたり、流行地域がコンゴ北東部に広がり、隣国ルワンダとウガンダ近くに及んでいる。

 保健担当者に対する暴力は常に心配され、先週ベニ市でコンゴ人健康担当者が自宅で殺害されている。

WHO declares Ebola in Congo to be emergency of ‘international concern’ Washington Post (米国) WHO、コンゴで流行のエボラを国際的健康危機として発令 :public health emergency of international concern,” (PHEIC)

 ルワンダ近くの大都市ゴマ市でエボラ患者が確認されてわずか数日後に、WHOはコンゴでの流行エボラを国際的健康危機として宣言した。

 決定は10人の専門家委員会で行われたが、これまで3回の委員会で宣言の推薦は行っていなかった。



 17日


Why these African countries are defending China’s mass detention of Muslims  Quartz Africa (国際) なぜこれらのアフリカの国々は中国の大量収容所を擁護するのか

 アフリカ、アジア、そしてラテンアメリカ諸国の大使たちは、先週国連人権委員会に、中国の人権問題に関する顕著な実績を称賛する手紙を送った。
 各国は、中国はテロや分離主義(少数民族の独立運動:訳者注)、そして宗教的過激思想を経験した。しかし脱過激思想対策で抵抗地域に平和と安全をもたらした、と述べている。

 中国政府は、何度も拷問や洗脳を否定し、施設は職業教育センターであり、テロとイスラム過激思想との戦いを目的にしていると説明している。

 手紙は多くのイスラム教国のサインなされている:カタール、パキスタン、サウジアラビア、そしてアフリカ等、37カ国。

 一方、それとは別の声明文が数日前に西欧の20カ国からも出ており、中国の新疆における弾圧を避難していた。それには、中国は中傷であり、内政干渉であると反論した。

  今回の37カ国からの声明に対しては、中国は援護するものとして称賛した。

 中国を擁護する立場に立っている国は、産出資源の多くを中国に輸出している国家であり(下図)、中国が提唱している一帯一路に賛同している国家でもある。
 :ミネラルや金属


 16日


Ebola Outbreak Reaches Major City in Congo, Renewing Calls for Emergency Order New York Times (米国) エボラ、コンゴの主要大都市に拡大、 再度世界健康危機宣言が考慮か?

 コンゴ民主共和国のエボラは、流行1年経ち、ついに大都市ゴマに広がった。
 週末に一人の感染者がゴマ市に入り、診断が確定された。ゴマ市へのエボラウイルス拡大は当局が一番恐れていたことである。ゴマは人口200万人と過密で、国際空港があり、さらに多くの地域に向かうフェリーやバスが出ている。また1キロほどでルワンダの国境がある。


 香港市民デモ拡大の一途

   
  左:デモ女性の呼吸を介助する救急隊  右:街頭デモ隊に警棒で向かう警官隊と倒れたデモ隊

Hong Kong Protesters Clash With Police Inside Shopping Mall New York Times (米国) 香港。抗議隊と警官隊がショッピング・モールで衝突

 14日数万人の抗議デモが平和的更新を行っていたが、警官隊が少グループを解散させようとしたとき、グループはショッピング・モールに逃げ込み、それを囲んだ警官隊との間で衝突がおきた。
 行政長官が逃亡犯条例改正案は”死んだ”と発表し、しかし廃案になったとは表現しなかった。そうした発表後初の大規模デモであり、市民が同反応するか注目されていた。
 「警官隊は故意に法律を破ってデモ隊を攻撃した」
 「闘おう、香港}

 夜に入ってモール内に入っているデモ隊の一部と、その出入り口を塞いだ警官隊との間で衝突が続き、多くのけが人、重傷者が双方から出て。また多くの逮捕者も出た。

 警官隊では10人の負傷者が出て、一人は指を切られ眼球に負傷を負っている。

 デモ側のツイッターを見る限り、警官隊がショッピング・モールの出口を塞ぎ、デモ隊を孤立させ、衝突した、ようだ。



 15日

ウイグル収容所で多数の死者か=「文化消し、中国人に」と絶望感  時事通信 

 100万人以上のウイグル人が「強制収容所」で不当に拘束されているとされる中国新疆ウイグル自治区の現状はどうなっているのか。

強制収容所では拷問が横行し、在日ウイグル人が海外報道や関係者証言を集計したところ「施設内の死者は100人を超える」との情報もある。在外ウイグル人は「中国当局は中国人と違う文化を消し、われわれを中国人にしようと狙っている」と絶望感を強める。


 13日


Three more health workers infected in Ebola outbreak CIDRAP (米国、ミネソタ大学) コンゴエボラ流行、さらに3人の医療感染者が感染

 コンゴ民主共和国で流行しているエボラで3人の新規感染者が医療関係者で確認された。
 医療関係者に於ける累積感染者数は、コンゴ保健省のデータでは131人となり、この中に41人の死者が含まれる。全感染者の中に含まれる医療感染者の率は5%となる。多くはナースで占められている。

 12日

Extradition bill crisis: Why are the young people of Hong Kong angry and deeply unhappy? SCMP (香港) 送還条例危機:香港の若者達はなぜ怒り、深刻なほど不幸なのだろうか?

立法院での若者達の破壊的行為は世界に衝撃を与え、香港の若者達の落胆と絶望を露わにした。

大人達は仕事とアパートを気にかけ、若者達は純粋な心で善悪しか考えない、一人がツイッターで語った。

 若者達が突入した立法院の未だ光り輝く、建設されて8年しか経たない立法院の壁に:北京に忠実なイヌたち!、自由!、香港は中国ではない!-それはまだだ、
 スプレーで書かれていた。

 香港が英国から返され、中国の統治下に入った22年目の7月1日であった。

 以降略




 11日


 中国の人権侵害、国際的に注目されだす


 中国のウイグル族に対する人権侵害、初の国際的非難声明

China Rebuked by 22 Nations Over Xinjiang Repression  NewYork Times (米国) 中国22ヶ国から新疆のウイグル族弾圧を強く非難される

 22ヶ国からなるグループが、中国が西方の異民族であるウイグル族や他のイスラム教徒の集団抑留を早急に止めるべきとする声明文を発表した。中国が国連に対して明確に防御している論点に対する、初の国際的に協調した動きをである。

 22ヶ国:英国、フランス、ドイツを含む欧州18ヶ国, さらに日本、オーストラリア、カナダが加わる。

 米国は以前中国の人権問題を批判していたが、現在人権委員会から脱退していることから、今回の声明文にはサインしていない。


 香港のポップスター、国連で中国の民主主義と人権抑圧を訴える

China interrupts Hong Kong pop star during UN speech  CNN (米国) 中国、国連での香港のポップスターの発言を中断

 香港のポップスターで、政治的活動家であるデニス・ホーさんが、8日に国連で中国が色々な面で、民主的行為を阻止していると訴えた。
 しかし中国の外交官が繰り返し発言を中断させた。

 
 ジュネーブの国連人権委員会でデニス・ホーさんは、、1997年に香港が英国から返されたときの誓約を破っていると語った。そうしたことが数百万人の香港人の抗議デモが起こっている理由であると語った。

 中国側の外交官は、ホーさんが香港は中国の一地域に過ぎないのに対し、国と表現するのは間違っているとしてホーさんのスピーチを中断させた。
 また一国二制度のもとに香港市が統治されていることに対して、曖昧な理由で抗議している、と二度目のスピーチ中断を行った。

  ホーさんは「ウイーン宣言で民主主義と人権は保障されている。しかし香港では、これらは酷く侵害されている。国連に香港の人々を守り、中国を国連人権委員会から除名してほしい」と訴えてスピーチを終わった。


 10日

Data show MERS cases, deaths on decline since 2016  CIDRAP (米国、ミネソタ大学) MERS発症例、2016年以降減少に、統計学的回折が明らかに

 WHOの研究者達が昨日、”Emerging Infectious Diseases (新興感染症)”のレターに発表したところによると、MERS感染者数は、ラクダからの感染者も人からの感染者も2016年以降減少しているとされる。感染予防の知識、衛生管理が普及してきたせいと考えられる。


  9日


Hong Kong extradition bill 'is dead' says Carrie Lam  BBCニュース (英国) 香港、送還条例改正案は廃案となったと発表:キャリー・ラム長官

 行政府の改正案は完全に大失敗だった。しかし長官は抗議者達が要求するように、完全に議会で取り下げられたとは語らなかった。

 しかし市民達は政府の誠意を完全に信頼してなく、再び改正案の作業を開始すると疑っているだろうから、ここで明確にそういう計画はないと語る。改正案は廃案になったのだ(dead)。
 

Breakingviews - Hong Kong chief's humiliating retreat comes late  Reuters (国際) 香港行政長官、ようやく屈辱的退却を発表

 送還条例改正案は棺に入れられた(dead)。 改正のための事務的作業は中止された。

  8日


China's envoy to Britain laments 'Cold War mentality' over Hong Kong protests BBC (英国) 英国の中国大使、香港の抗議行動に冷戦思考を持ち込むことを嘆くと語る。

 香港は一国二制度を約束している。
 現状の問題は香港政府が解決すべきで、それだけの能力を保有していると信じている。
 しかし一部の英国議員が冷戦思考をしているのは、香港の現状を解決する妨げになっている。


Hong Kong extradition protests: Thousands join Kowloon march  BBC (英国) 送還条例反対デモ、数千人規模で九龍半島へ

 数万人の反体制デモ隊が、7月1日の議会選挙行動後、初めて香港の通りを行進した。

 デモ隊は中国本土からの観光客が集まる地域を行進した。送還条例に香港市民が反対している理由を説明しながら歩いた。

 香港では中国本土では見られない権利と自由が謳歌出来る。自由な会話と抗議する自由。
 7日の日曜日は、武装警官達がデモ隊に警棒を持って指示するようなことはなかった。
 警官隊はデモ隊に解散するように警告したが、デモ隊は雨傘を開いて嫌疑をかけられることを防いだ。
 映像を見る限り数人のデモ者が拘留されていた。


  7日

In Hong Kong, one protester pulls off his mask and defines a movement Los Angels Yimes (米国) 香港、立法院侵入デモ隊の一人がマスクをとり、自分の顔を露わにして、自分の行動の責任を明らかにした。

 Brian Leung Kai-ping (ブリアン・リュウング・カイピン)はその日のデモに備えて入念に衣服を整えた。新しい若い抗議者達のユニフォームだ。:黒いTシャツ、黄色い固い帽子、催涙ガスに対するゴーグル、そして使い捨ての外科用マスク。

 しかし彼が立法院に突入したとき。壁に政府批判の文字がスプレーで描かれていた。彼は瞬時に匿名では抗議行動を損なうと判断した。

 彼はジャンプしてテーブルに立ち、マスクを引きずり下ろした。



 「我々は戻れない段階まできた」
 彼が叫ぶと、皆が彼の方に目を向け、多くのシャッターが切られた。
 一人の仲間がかれのTシャツの裾を引き上げて、顔を隠そうとした。

 ブリアン・リュングは話を続けた。
 彼は十分理解して行動している。若者の一時的興奮した情熱からではなく、時代と共に培われたモラルに従った意義に対する行動をしている。

 デモが終息した後、大行進でトラブルを起こしたデモ隊十数人が逮捕された。立法院に突入したデモ隊に関しては調査中のようだ。
 ブリアン・リュウングには何の連絡もないが、じきに拘束されると思われる。



  6日


Hong Kong mothers march in support of anti-extradition students Reuters  (国際) 送還条例に反対する学生達をサポートする母親達が行進

 数千人の母親達が、最近中国本土に犯罪疑い者を送還出来るようにする条例改正案に反対してデモ行進を繰り広げている若い民主化抗議団体支持を表明して大通りを行進した。

 「彼らは私たちのために多くのことをしている。私たちは態度を表明すべきだ。私は彼らのことを凄く心配している。彼らは少しばかり乱暴に見えるが‥‥、でも誰をも傷つけていない。私たちを傷つけているのは政府だ。もし政府が若い人々を釈放しないなら、私たちはあくまでも抵抗を続ける」、小学校の教師をしている40歳女性が語っている。

 行進組織委員会は8000人の母親達が参加したと発表し、警察は1300人と発表している。

 
 一方、キャリー・ラム行政長官は、学生達を含む反対運動に参加している若者達との会見を希望しているが、学生達は非公開の会見には応じられないとしている。
 「話し合いは、希望する全ての香港市民に参加させるべきで、全ての人々に発言する権利を与えるべきである」、と香港大学学生連合はFacebookで伝えている。
 ラム長官の広報官は、会見は少人数で、非公開で行い。より深く、かつ率直に意見交換を行いたいとしている。

 香港大学学生連合のリーダーであるヨルダン・パングは、抗議運動に参加していた抗議者達の調査をしないことを約束しない限り、会見には同意しないと語っている。

 中国、新疆ウイグル自治区:民族同化施策が進む。

ウイグル暴動」から10年 中国政府の治安対策に批判の声も
2019年7月5日 6時35分  NHK NRWS WEB

中国の新疆ウイグル自治区で、およそ200人が死亡した大規模な暴動から5日で10年になります。中心都市のウルムチでは厳重な警戒態勢が敷かれる一方、国際社会からはテロ対策を名目に大勢のウイグル族が不当に拘束されているとして批判の声も上がっています。

中国の新疆ウイグル自治区では、2009年7月5日、中心都市のウルムチで少数民族のウイグル族による中国政府への抗議デモが大規模な暴動につながり、政府側の発表で、およそ200人が死亡しました。(注:政府側発表は実際の数値よりも数分の一が通常である:管理人)

暴動から10年を迎える中、ウルムチの中心部では至るところに交番が設けられ多数の警察官が配置されていて厳重な警戒態勢が敷かれています。

イスラム教を信仰するウイグル族の間では、中国政府による抑圧的な宗教政策や漢族との経済格差などに根強い不満があります。

中国政府は、新疆ウイグル自治区の経済発展を後押しして地域の安定を図る一方、「テロとの戦い」を掲げて治安対策に力を入れており、この3年間はテロ事件などが起きていないと成果を強調しています。

しかし、アメリカや国際的な人権団体からは、大勢のウイグル族がテロ対策を名目に不当に当局の施設に拘束され、思想教育を強制されているとして懸念や批判の声が上がっています。

口を閉ざすウイグル族

新疆ウイグル自治区では、中国政府に批判的な人について当局に密告することを奨励する通知が出ています。

ウイグル族の多くは取材に対し、10年前の暴動について「話したくない」などと、ほとんど語ろうとしませんでした

また、ウイグル族と同じようにイスラム教を信仰する回族のタクシードライバーの男性は、10年前のことを質問すると「暴動を見たには見たが過去のことなので忘れた」と話しました。

また、海外の人と接触するウイグル族などが当局の施設に拘束されていると言われる中、この男性は「海外からの電話を受けることはできない」と話していました。

一方、漢族の49歳の男性は「以前は暴力的な事件があったが今はなくなった。思想上の悪い兆しがある人はすべて当局の施設で学び直すことになっていて、安全こそが第一だ」と話し、当局の治安対策を評価していました。

実情は不明 記者に尾行も
新疆ウイグル自治区では、大勢のウイグル族がテロ対策を名目に当局の施設に拘束されていると指摘されていますが、詳しい状況はわかっていません

また、海外メディアの記者に施設の自由な取材を認めていません。このうち、衛星写真などからウイグル族が拘束されている施設があるとされるトルファン市を記者が7月に訪れたところ、私服警官とみられる複数の男女から尾行を受けました。

 管理人コメント:ウイグル族問題は、これまでも香港報道、英米報道から多くをこのページで翻訳掲載してきた。”ウイグル”で検索すれば多くの情報が出てくる。(少なくとも今年度当初から)。



  4日

Ebola outbreak rages and hundreds die in Congo as the world just watches  SCMP(香港、South China Morning Post) エボラ流行は拡大し、数百人以上がコンゴで死亡している。しかし世界は何もせず見ているだけ。
 数年前、西アフリカでエボラ大流行が起き、1万人以上死亡した。世界は今後、エボラの流行は阻止すると約束したが、今は忘れ去られている。疫学専門家や人道支援者達は落胆している。

 昨年8月始まったコンゴ民主共和国でのエボラ流行で、少なくとも数千人が発病し1500人以上が死亡している。
 状況は悲惨である。しかしそれは前例のないものではなかった。せいぜい5年前、西アフリカでの流行で11000人以上が死亡した。地域社会を閉鎖され、経済は破綻し、多くの孤児達が残された。
 流行が終息した後、世界のリーダー達は、固い誓いを述べた:決して繰り返さない。保健当局(WHO)は流行を分析し、早期の無視すべきでない危機のサインを見逃すべきでないことを学んだ。

 しかし今エボラ危機は起きた。流行は今後から東部のウガンダに広がっている。疫学専門家や人道支援団体は、かっての誓いが忘れられていることに落胆している。

  3日


 南スーダン近くでエボラ確認
Ebola case reported near DR Congo's border with South Sudan  Aljazeera (カタール、国際 ) 南スーダン国境近くででエボラ患者確認

  コンゴ民主共和国の南スーダン国境近くの町でエボラ患者が確認されたと当局が確認した。南スーダンでは長期間市民戦争が続いており、保健システムが脆弱化している。

 患者はコンゴのイチュリ省北東部の南スーダン国境から70キロに位置するアリワラ(Ariwara)町に住んでいる。

 患者は50歳女性で500キロ離れたコンゴの(北キヴ州)ベニ市に旅行し、そこでエボラ患者に接触したことを保健当局者に告げられ、旅行することを禁じられていたとされる。
 
 注:当初アリワラ町が南スーダンに位置すると誤訳していた。そのため南スーダンで初のエボラが発生と誤訳。


 先進国が目を逸らすエボラ流行拡大

As Ebola outbreak rages, the world just watches. Some call it 'malignant neglect' Los Angels Times (米国) エボラ流行が拡大する中、世界は単に眺めている。その状況は冷酷な無視ではないかと表現する人々がいる。

 コンゴ民主共和国におけるエボラ流行では、数千人の人々が発病し、1500人以上の人々が死亡している。そうした数値は上昇し続けている。
 状況は悲惨であるが、それは決して予期されていないことではない。5年ほど前、西アフリカで流行が起き、11000以上の人々が死亡している。地域社会は閉鎖され、経済は荒廃し、孤児達が多数発生した。

 流行が終息すると世界の指導者達は誓った:決して再び起こさない。保健当局者達は流行拡大の原因を分析し、早期に発見し、拡大を防ぐ対策を研究した。

 危機は今起きている。エボラはコンゴから東部のウガンダに拡大している。疫学者や医療保健従事者達は、かって世界の指導者達が誓った多くのことが忘れ去られていることに戸惑っている。

 WHOは数ヶ月の間、一時的診療所の建設やウイルス拡大を抑えるためのワクチン配布のために必要な9800万ドルを要求し続けた。
 トランプ政権は、CDCのエボラ専門家達が流行地域に入るのを、その危険性から禁止した。そしてWHO委員会はエボラ流行が世界的健康危機であると宣言する機会を3回にわたって却下した。それは高収入国に対して、南スーダンの難民キャンプにエボラが拡大する前に介入をするように圧力をかける機会でもあった。
 「西アフリカで我々が犯した失敗を繰り返す、間違いなく」
 国家及び世界保健法研究所のローレンス・O・ゴスチン所長は危惧する。

 WHOはすでにこの流行で1571人死亡し、史上第二の大流行となっていると発表している。流行はさらに来年も継続するとみなされている。

 ウイルスは拡大している。この6月に、隣国ウガンダからコンゴに祖父の病気の見舞いに来た5歳の少年が発病した。祖父は5月末にエボラで死亡している。少年と数人の家族はウガンダに戻った後、発病しているが、彼らは98人の人々と接触していることが確認されている。少年はウガンダで初のエボラ死亡者となった。
 しかし世界は前回とったような対応に進めなかったようだ。

 西アフリカでの大流行の際、各国や個人からの支援金が寄せられた。米国は30億7千万ドルの支援を約束し、対策のための軍兵士を派遣した。他の数カ国も訴えに従った。

 今回の流行では、米国や主要国は、単に経過を監視しているに過ぎない。先に米国国際開発庁が9800万ドル以上をコンゴに提供すると発表したが、詳細は未だ発表されていない。
 さらに国務省は、世界で最も熟練した感染症対策介入者であるCDCの専門家の地域へ入ることを、その危険性から許可していない(訳者注;流行地が武装したゲリラ達の戦闘地であることが理由)。
 :流行地である北キヴ州とイチュリ州は人口密度が高く、数十年前から政情不安定で、戦闘が起きている。134グループの武装ゲリラ達が、民族闘争で子供の誘拐、身体損傷、性的暴力を続け、そして近年では豊富なミネラル資源を巡っての闘争が激化しており、そのために6月だけで少なくとも30万人の人々が居住地から避難している。

 「北キヴ州の環境の複雑さは前代未聞である」、とオックスフォード大学の人類学者であるジュリエット・ベドフォードが語っている。

 流行地域では保健医療チームは集中攻撃を受け、本年だけで150回以上の暴徒による攻撃を受けている。5人が死亡し、50人が怪我している。
 ”国境なき医師団”は、通常、感染地域では治療チームとして前線で活動するが、2月に攻撃を受けてから治療センターを閉鎖している。

 各攻撃の後にエボラ感染者は増えるが、医療チームが対応する基盤を失うせいである。

 自分達は助けることが出来る技能を持っていると信じている米国の専門家達はいるが、彼らは行くことは出来ない。
 支援体制に関して意見は色々ある。

 WHOのエボラ流行に対する世界的健康危機宣言を発令しない裏には、米国トランプ政権が専門家を流行地の前線に派遣しないことがある。
 高収入国が専門家を派遣しない理由は、専門家達が殺害されたり、拉致されたりする事態を恐れているからである。そのようにゴスチンは語っている。

  以降部分訳
 
 エボラに関して陰謀説がソーシャル・メディアで渦巻いている。
 白人世界からの生物学的攻撃とする説、コンゴ政府によりウイルスが撒かれているとする説。北キヴ州の住民の四分の一以上は、ウイルスが実在しているとは信じていないとする報告が最近のランセットでなされている。
 彼らは長期間にわたって色々なもので攻撃され殺されてきた。そして以前は誰も何もしなかった。

 国境なき医師団によると確認された例の三分の一足らずが、把握されていた感染者との接触によるものでり(三分の二は感染源不明)、また新規例の80%以上が追跡されていない(フォロー)という。
 流行様式は地図上で、集団的塊状の発生ではなく、不規則なクモの巣状の発生を示しているという。
 また感染者数の数はWHOが報告している以上の数である可能性が高いと医学的支援グループは語っている。

 メルク社から提供されているエボラワクチンの効果は95%以上であるが、接種対象者が明確に検出できていないことが問題である。感染者と接触しても、家族はそれを隠している。どこかに連れ去られる恐怖心があるからだ。

 ワクチン不足が懸念されるが、専門家達は希釈して使うことを考えている。しかしワクチン製造年月が古くなっていて、未だ効果があるのかどうかが不安材料となっている。


  2日

  1日

香港返還22年 黒服一色 若者、議会ガラス割る 「逃亡犯条例」撤回デモ」 毎日新聞

香港デモ隊分裂、一部が議場に乱流  New York Times (米国)




  6月

 30日

Ebola fight ongoing amid evidence of ‘several massacres’ in DR Congo’s Ituri province UN ニュース (国連) コンゴ民主共和国イチュリ州での大虐殺の中で、エボラ対策は強力に進められている

 致死的ウイルスに感染した人々を追跡するという非常に危険な、エボラウイルス封じ込め対策が続けられている。場所では今月初旬に何回かのゲリラや住民達による大虐殺が起きている。国連が28日発表した。

The vital work of tracing people infected with deadly Ebola virus disease in north-east Democratic Republic of the Congo (DRC) is progressing, despite evidence of “several” massacres in the affected area earlier this month, the UN said on Friday. 

 29日

WHO Appeals to Ugandans With Ebola Contact to Trust Vaccine  VOA (米国) 

WHO、エボラに接触したウガンダの人々にワクチンを信用して接種するように懸命の説得。昨年8月にコンゴ東部で流行が始まったエボラ。死者数は1500人を超える。そしてついに隣国ウガンダに拡大。

 28日


欧州で記録的熱波、フランスでは45度の予報も  時事通信

 管理人コメント:地球上の気象状況が大きく変化している。北極の氷も消える可能性。シロクマはどうする。南極でも巨大な氷山が崩れ続けている。我々が生きている間には何とかなっても次の世代が問題だ。月に移住する?火星に?今のままでは地球での生活は100年は持たないかも。まじめに、本格的に温暖化対策を急がなければならない。
 
米国のトランプ大統領は熱心ではないが、あれほどの大気汚染を起こしていた中国は知らないうちにガソリン車が規制されだし、石炭で稼働する工場がなくなってきている。


 G20サミット:安倍首相、香港問題を危惧していることを習近平主席に伝える

首相「香港は自由な繁栄が重要」 習主席に伝える  日本経済新聞

 安倍晋三首相は27日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との会談で、香港政府の「逃亡犯条例」改正案を巡る問題について「一国二制度」の下で自由で開かれた香港の繁栄が重要だとの認識を伝えた。新疆ウイグル自治区での人権問題も念頭に、人権の尊重や法の支配など普遍的価値の重要性を指摘した。西村康稔官房副長官が明らかにした。

 管理人コメント:議長国として安倍首相は役割を果たしている。

 27日

 香港市民、G20に合わせ抗議活動「中国政府に圧力を」 毎日新聞

逃亡犯条例」改正案の「完全撤回」や林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官の辞任などを求める香港市民ら数万人が26日、大阪で開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に照準を合わせた抗議デモを行った。国際社会の関心を高め、各国に対して中国政府に圧力をかけるよう促す狙いだ。デモ隊はその後、警察本部を包囲し、抗議を続けた。
これに先立ち市民らは26日午前、G20参加国・地域の在香港総領事館などを訪れ、香港問題を議題として取り上げるよう要請した。

要請活動では大勢の市民らが「香港に自由を」などと書いたプラカードを掲げながら日米英などの領事館を徒歩で回り、要請書を手渡した。参加した男性看護師の荘さん(28)は「香港の1国2制度が危機にあることをG20の機会に国際社会に訴え、中国政府に圧力をかけてほしい」と話していた。一部の市民団体は大阪でも抗議活動を展開する方針。ポンペオ米国務長官は、G20の際に開催される米中首脳会談で香港問題が「議題になる」との認識を示している。


 26日

 25日


 中国のウイグル民族再教育センターの実態に迫る

中国・ウイグルの「再教育」収容所で真実を追う  BBC 日本語版

かってナチスが欧米のジャーナリストを招待し、改装された収容所を視察させ、ナチスの建設していた強制収容所を世界の目から隠したが、中国の今行っていることは正しくナチスの行っていたことと本質を同じくする。ただナチスは収容所でユダヤ人を虐殺したが、中国の収容所は、ウイグル族のアイデンティティーを脳内から消し去り、中国民族に組み入れることだ。
 今、香港が次第に中国化されつつある実態を我々は目のあたりにできているが、それは中国が香港を世界の目から隠せないからでもある。香港ではネットによる情報発信はまだ規制されてない。
  少数のジャーナリスト達がウイグル族が収容されている施設内の実態を報告することを試みている。

 英国BBCの特派員からの報告が記されている

管理人コメント:新疆ウイグル族の中国政府による弾圧は、十分日本国内には伝えられていない。日本政府も、中国への抗議はほとんどしていない。大国中国へ対応出来る力を失ったのだろうか。忖度が激しい。国内メディアも。


 コンゴ、エボラ流行地域での暴徒の攻撃が続く
Driver with Ebola team severely injured by mob  AP (国際) エボラ流行のコンゴで、エボラ対策チームの運転手、暴徒に襲われ重傷を負う

  エボラ対策チームのドライバーが、怒り狂った住民に投石され、車に火を付けられて、重傷を負ったが重体となっている。

 24日のベニ市での攻撃は、保健医療者達に対する最新の出来事であった。担当者達は昨年8月以来すでに1500人以上エボラで死亡している東部コンゴで対策にあたっている。

 当局は攻撃者達を探しだして、保健チームが安全に流行地域で対策に従事できるように推し進めている。

 地域社会の誤解と恐怖心からエボラ対策は非常に困難な状況に陥っている。保健センターは猛烈な攻撃を受け、地域で働く担当者達は傷つき、そして恐怖心を募らしている。


 24日

 中国、G20サミットで香港問題には触れないと通告
China says will not allow Hong Kong issue to be discussed at G20 summit Reuters (国際) 中国、G20サミットで香港問題には答えないと通告

 中国外務副大臣、G20サミットでは香港問題に関して議題にしないように関係国に伝えた。

 米国への留学生の間でも、香港と中国本土からの学生間でネット上の争い
Hong Kong protests: How tensions have spread to US BBC (英国) 香港抗議運動: その緊張は米国へも拡大

 米国,ボストンのの大学に在学する中国学生と香港学生間のネット上の争い。

 私たちは香港から来た。そこは私たちの国ではない。私たちは香港人だ。
 そのようなタイトルで学生新聞に投稿された一女学生に、ネット上で、多くの賛同の声が香港からの大学生から寄せられた。
 
 しかしすぐに、本土からの留学生による非難の投稿が相次いだ。
 中国本土のおかげで電気、水道が得られているのに、中国を非難するのは許されない。恥を知れ。
 Anyone who offends our China will be executed, no matter how far they are." 我が中国に背く者は、どんな遠くにいようとも処刑されるだろう。:中国学生

 現在の香港におけるデモが始まる4月のことだった。


 23日


 GS20サミット前に、米国、中国の信教の自由に対する迫害状況を激しく非難
US slams China’s ‘extreme hostility’ towards religious freedom in new report, citing ‘abuse’ of Uygur Muslims in Xinjiang  SCMP: South China Morning Post (香港) 米国、新疆のウイグル族イスラム教徒虐待を例に、信教の自由に対する異常な弾圧行為を激しく非難

 ・米国トランプ大統領と習近平主席がG20サミットで会談する前に、中国における”信仰の自由”の弾圧を激しく非難

 ・報告は”信仰の自由”に対する弾圧状況の全容から、重要ポイントを指摘している。





 香港デモ、警察による過剰武力は審議せず:司法長官、市民の要求は拒否



Hong Kong extradition bill: Police brutality inquiry ruled out  BBC (英国) 香港、逃亡犯条例(容疑者送還条例):警官隊の残虐な行為は審議対象除外に

 香港司法長官のテレサ・チェンは、大規模デモの際の警官による残虐な取り締まりに対する調査の求めを拒否した。

 しかしながら彼女(同長官)は、香港政府の逃亡犯条例の不適切な取り扱いが社会の不安定化の根本にあると謝罪した。

 一方、警察は(21日の)15時間警察本部が包囲されたとき、厳しい対応をしたことを明言した。
 デモ者達は22日早朝には、散会した。


 22日

 警官達への不法行動など、抗議隊に対して警察は法的対応を明示
Hong Kong police condemn protesters and vow response to their ‘illegal activities’ after 15-hour siege of force’s HQ finally comes to an end SCMP(香港) 香港警察15時間にわたった抗議者達の警察本部包囲攻撃を非難、そして法的対応を明言

 警察本部を包囲して、警戒する警官達へ卵を投げつけたり、レーザー光線を顔面に照射したり、壁への落書きなど、抗議者達の不当な行動が見られていた。


 ぶつけられた壁に飛び散る生卵の跡が残る警察本部前に立つ抗議者


条例改正案は廃案とはなっていない。周庭氏が報道に注意を呼び変える

 ツイッターで香港市民運動のリーダーの一人である周庭氏がいかのように呼びかけた。

 ”来年の夏に現在の立法会議員の任期が切れます。その時までに、可決されなければ自動的に草案が失効になります。

でも、まだ廃案にはなっていません。
一年もの間に何が起こるかわからないです。

誤解してしまうような報道はやめていただきたいです。”

 管理人コメント:確かに、現時点で安易に廃案という言葉は使うべきでは無いのかも。



香港政府、廃案受け入れを表明 livedoor NEWS

1香港政府は21日、「逃亡犯条例の改正作業は完全に停止した」とし、改正案が廃案となる事実を受け入れると表明した。


 21日


香港デモ、参加者が警察本部を包囲  BBC JAPAN(英国、日本語版)

 香港中心部で21日、「逃亡犯条例」の改正案をめぐり、改正案の完全撤回を求めた抗議者たちが警察本部を取り囲んだ。
警察は、緊急通報への対応に「深刻な影響」が出るとして、デモ参加者に平和的にその場を離れるよう求めている。


数千人が幹線道路占拠=逃亡犯条例「撤回」へ抗議再び-香港  時事通信

 香港で身柄を拘束した容疑者の中国本土への移送を可能にする逃亡犯条例改正をめぐり、反対派数千人が21日午前、政府本部前に集結し、幹線道路を占拠した。群衆は、無期限延期された改正案の「完全撤回」のほか、12日の大規模な抗議行動で警察が実力行使したことへの責任追及、逮捕者の釈放を求め、警察本部も包囲している。

 これより先、学生団体は改正案撤回に関する政府の回答が20日夕までになかった場合、抗議を「エスカレートさせる」と予告していた。学生団体の動きとは別に、インターネット上の掲示板や通信アプリを通じ、政府本部の包囲やストライキの呼び掛けが拡散しており、さらなる混乱も懸念される。

 管理人コメント:明日さらに明後日、再び大規模デモが起きる可能性。香港行政府が明いてではなく、本土の北京政府もしくは中国共産党との香港の人権を守るための戦いだ。

 20日


Hong Kong Was a Refuge for Mainland Chinese. The Extradition Bill Could Change That  New York Yimes (米国) 香港は中国本土からの避難所でもあった。しかし、「逃亡犯条例」の改正で状況は変わるかも知れない。

 中国本土から逃亡してきた共産党批判者や進歩的知識人は、条例改正で容易に香港から中国警察に引き渡される可能性が出てくる。


  ジャーナリスト、カショギ氏殺害、ムハンマド皇太子関与の証拠:国連
サウジ記者殺害、皇太子の関与「信じるに足る証拠あり」国連特別報告者 AFP=時事通信

 トルコ・イスタンブールのサウジ総領事館内で昨年10月、サウジアラビア人ジャーナリストのジャマル・カショギ(Jamal Khashoggi)氏が殺害された事件で、独立調査に当たった国連(UN)の特別報告者は19日に公表した報告書で、サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(Crown Prince Mohammed bin Salman)と同事件との関わりを示す「信じるに足る証拠」があると述べた。

 管理人コメント:サウジアラビアのジャーナリストで、主に米国でワシントンポストへコラムを寄稿していたカショギ氏、トルコのサウジ総領事館内で殺害された。殺害グループがサウジから派遣され、短時間で殺害、そして遺体をバラバラにして運び出したとされている。一連の行為に関して、サウジの権力者であるムハンマド皇太子が指示していたことは明らかであるが、国連がほぼ間違いがないと発表した事で、サウジの政治権力者は今後、どのような動きを見せるのか。当ウエブ詳細でのは、検索に”カショギ”と入れると多数出てくる。


 コンゴ、麻疹感染者数昨年を大幅に上回り。1500人の死者数
Congo declares measles epidemic after it kills more than Ebola  Reuters Africa (国際) コンゴ民主共和国、麻疹流行を発表、死者数はエボラを上回る

 今年度、すでに1500人のい死者が出ていた、エボラの死者数100人近く上回っている。

 今年度コンゴ全体で87,000人の麻疹疑い者がでているが、昨年度は1年間で65,000人記録されている。


 19日


 コンゴ、エボラ感染者数急増加続く
Ebola case counts spike again in DRC CIDRAP(米国、ミネソタ大学感染症情報センター) コンゴ民主共和国、エボラ患者数スパイク的増加

 週末三日間で50例近い感染者が確認。WHOによると累積感染者数は2168例となる。死者数は1440例。

 感染者が見つかったウガンダでもリングワクチン接種が始まった。感染者との接触者、およびその接触者達にワクチンを接種する。また未だワクチン接種を受けていない感染前線地帯で働く医療保健担当者などへもワクチン接種が行われている。

Ebola fears worsen after more than 300,000 flee Congo over violent ethnic clashes: report  Fox News (米国) エボラ脅威さらに高まる。民族闘争で30万人のコンゴ住民が逃げ出す

 6月初旬、コンゴ北東部イチュリ州(Ituri)で、農耕社会民族と牧畜社会民族との間で戦闘が起き、161人が死亡、そして30万人の住民の移動が続いたとされる。

 香港人、台湾への脱出
Many in Hong Kong, fearful of China's grasp, flee to Taiwan Reuters (国際) 中国支配を恐れる多くの香港人は台湾へ逃げ出す

  中国による一国二制度支配を恐れる台湾。


 香港デモ小康状態に

 本日の国内報道リストイメージ

 

 18日

香港行政長官、辞任を示唆、しかし法案廃止は拒否の姿勢
As it happened: Chief Executive Carrie Lam issues 'most sincere' apology over handling of Hong Kong extradition bill  SCMP(香港) キャリー・ラム長官、最大の誠実な謝罪を表す

 ラム長官、残っている3年間の在任期間を全うすることは難しいと表明。
 しかし、抗議者達の法案廃止要求、デモで逮捕された人々への警察による告発免除などは約束できないと主張した。

Hong Kong leader says sorry again after fury at extradition bill Reuters (国際) 香港行政長官、条例改正案に対する市民の激怒に対して、再び謝罪の言葉を伝えた

 混乱を招いたことに謝罪。しかし自らの辞任については語らず、法案は最終的に廃案となるだろうとの釈明をした。

 
 トランプ、大量の移民逮捕に
Trump vows mass immigration arrests, removals of ‘millions of illegal aliens’ starting next week  Washington Post (米国) トランプ大統領、大量の不法移民の逮捕、および不法在住外人の国外退去を来週開始と明言


 ウガンダのエボラ対策、医療品不足
Ugandan medics now tackling Ebola say they lack supplies  AP (国際) エボラ拡大を懸命に防ぐウガンダ医療者達、医療品不足で対応が不十分


香港デモ、さらに大規模に 行政長官の辞任求める  BBC News Japan

 香港から中国本土に刑事事件の容疑者を引き渡せるようにする「逃亡犯条例」の改正に反対する香港市民約200万人(主催者発表)が16日、市街地をデモ行進した。一連のデモで最大規模で、市民たちは改正案の廃案と林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の辞任を求めた。

 ドローンでの画像か? 16日の市民デモ




 17日

 
香港デモ、200万人近い市民が参加
 歌いながら非常に平和的に行進

 政府が要求拒めば、17日にストライキの予定

 
行政長官、政府の対応が不十分だったことが抗議デモの原因と認める


Protesters Return to Hong Kong’s Streets, Rejecting Leader’s Apology New York Times (米国) 香港市民、再び大通りに集結。行政長官の謝罪を拒否




【写真で見る】 香港デモの規模とルート


Nearly 2 million protesters in Hong Kong, organizers claim  CNN(米国) 香港、200万人近い抗議市民達が集結

16日、200万人近い抗議市民達が香港中心街の通りを埋めたと、抗議デモの主催組織の市民人権団体(Civil Human Rights Front 、CHRF)が推定した。警察は33万8000人の市民が、抗議のために指定されたルートを歩いたと発表している。

 16日夜発表された抗議団体の声明内容は、CHRFによると以下の事項が達せられるまで抗議デモは続けるとされる:市政府が改定案を取り下げること、逮捕された抗議者達を釈放及びその全嫌疑を晴らすこと、抗議団体を”暴徒”としたことを撤回すること、そして行政長官が辞任すること。
 もし政府が要求に反応しないならば、明日もさらなる香港市民がストライキを行う、とCHRFは発表した。

 今回のデモは人数が以前よりも増えただけでなく、非常に平和的に行われたことである。
 また明日、先の”雨傘運動”で逮捕されていたリーダーの一部が釈放されると発表された。

 香港行政長官は、今回の抗議デモは政府の対応が不十分だったから市民が失望して起きたものであると声明を出した。
{Hong Kong leader admits government "deficiencies" had disappointed the people}

 デモ市民はパレードで、ミュージカルの”ラ・ミゼラブル”からの歌、及び2014年の”雨傘運動賛歌”を謳った。


 以下リーダーの一人である周庭さんのツイートを画像で紹介
https://twitter.com/chowtingagnes



 管理人コメント:6月28日&29日、G20サミットが日本で開催されることから、抗議デモの早期終結を北京政府は香港行政府に強く指示したのだろう。


 16日

 香港、改正案撤廃と行政長官辞任を求め、再び大規模デモ

 周庭さんのツイッターから、画像として掲載

 

  管理人コメント:昨日改正案延期という香港行政府の決定を北京政府は認めた、市民の動揺を抑える措置として香港行政府の行為を認め、行政長官の判断を了解したものだろう。しかし香港市民は、北京政府と通じている行政長官の辞職を求めている。そして親中国派が半数以上をしめる議会が、いつまた改正案の採決を求めるか分からない。それ故改正案の破棄を要求している。
 これだけの反対運動が起きている状況で、行政長官はその任を続ける事は不可能だろう。北京政府も長官をいつまでも支持は出来ないのではないか。

 15日

 エボラ

  WHO、エボラの健康危機宣言(PHEIC)行わず

 For the Third Time, W.H.O. Declines to Declare the Ebola Outbreak an Emergency  New York Times (米国) WHO、三度目の宣言否定:エボラ流行の世界的健康危機としての位置づけ

 1400人以上の死者がでていても、WHOは地域を越えて拡大している率は小さいことから、緊急宣言は出されなかった。

 エボラはコンゴ民主共和国からウガンダに今週拡大しているにも関わらず、WHOは健康危機宣言(PHEIC)発令を行わなかった。これで3度目の否定となった。

 管理人コメント:ワクチンが開発、治療薬も何種類か開発。こうした背景に危機宣言の発令が躊躇われているのだろう。今後予想しなかった大流行が北半球に飛び火してきた場合、対応は出来ない。飛び火はいつ、どういう形で起きるか予想できていない。


 香港行政府、改正案採決は保留に

香港政府「説明不足あった」 逃亡犯条例の改正を中断 朝日新聞

 刑事事件の容疑者を香港から中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案をめぐり、香港政府トップの林鄭月娥・行政長官は15日、記者会見を開いて「説明不足があったことを認める」と述べ、立法会(議会)での審議をいったん中断すると表明した。条例案の改正は先送りとなる。民主派を中心に激しい抗議が起きていることを受け、早期成立を目指す姿勢を転換した。


 デモリーダーの周庭氏のツイッターから
  6/15: 17時 https://twitter.com/chowtingagnes

 香港行政長官の林鄭月娥が逃亡犯条例改定の採決を延期すると発表しました。だが延期と言いますが、年末・来年にまた採決を再開することができます。香港人は決して忘れない、警察が市民に向かい催涙スプレー・警棒・ゴムバレットを使用したことを。


 反対活動はまだ終わっていない、明日のデモ予定にも変更はない。
私たちは下記の項目を要求する。
1. 改正案の撤回
2. 市民活動が「暴動」である見解を撤回、デモ参加者の逮捕を中止
3. 暴力による制圧の責任追及
4. 林鄭月娥の辞任


 香港の「高度な自治」検証義務付け法案を提出 米国  毎日新聞

 香港の「逃亡犯条例」改正案に関し、米上下両院の超党派議員は13日、米国が香港に与えている貿易上などの特権措置を継続する前提として、香港の「高度な自治」の検証を義務付ける法案を提出した。香港立法会(議会)が条例改正案を可決しないよう圧力をかける狙いで、「米国の内政干渉」に神経をとがらせる中国政府が反発するとみられる。

米国は国内法の「米国・香港政策法」に基づき、香港に高度な自治が認められた「1国2制度」を前提に香港を特別な地域と認定。関税やビザ(査証)発給面で優遇している。今回提出された「香港人権・民主主義法案」は、香港に十分な自治権があるか否か、国務省に毎年検証を義務付けるもの。また、中国本土などへの容疑者引き渡しに関与した人物に対する米国内資産凍結など制裁措置も盛り込んだ。

 共同提出者の一人のルビオ上院議員(共和)は声明で「自由や法の支配を守るために抗議の声を上げる100万人超の香港市民と連帯するため、米国は強力なメッセージを発信しなければならない」と述べた。法案にはペロシ下院議長(民主)ら与野党幹部が支持する姿勢を示していて、早期に可決する可能性がある。




 14日

 エボラ、ウガンダでも拡大の様相

Uganda Discloses Greater Ebola Threat Than Previously Known New York Times (米国) ウガンダの状況は先に予想されていた以上のエボラの脅威を露わにしている

 隣国コンゴ民主共和国からのエボラの拡大は、予想されていた以上に脅威的に拡大しつつある。死者は2人となり、3人の発病疑い者が国境の病院に収容されている。
 ウガンダでコンゴのウイルス感染者と接触した数は8人から少なくとも27人に増加している。

 ジュネーブで14日開かれているWHOの国際保健規則緊急委員会は、現在のエボラ流行を、PHEIC(public health emergency of international concern、国際的公衆衛生危機)であると宣言する可能性が高い。

Boy, 5, and Grandmother Die in Uganda as More Ebola Cases Emerge  New York Times (米国) 5歳少年と祖母がウガンダで死亡、さらにエボラ感染者が増加中
 
 ウガンダのベラ(Bwera)から通じるコンゴの国境。エボラ患者が病院で治療中。


Ebola outbreak: Grandmother dies in Uganda BBC (英国) エボラ流行:ウガンダで死亡した少年の祖母も死亡

  東ウガンダで、5歳の孫がエボラで死亡した翌日50歳の祖母も亡くなった。
 1400名近い人々がエボラで死んでいるコンゴ民主共和国国境外にウイルスが拡大した初の事例とされる。
 ウガンダ南西部のこの地で、他に感染疑い者3名が隔離センターから逃走している。

 ウエルカム・トラスト(イギリスに本拠地を持つ医学研究支援等を目的とする公益信託団体)のジャーミー・ファラー代表は、現在のコンゴでの流行は、2013-2016年に西アフリカで起きた大流行に次ぐもので、終息の見通しは立っていないと説明している。
 「ウガンダへの拡大は悲劇であるが、決して驚くべきことではない、残念ながら」
 同氏はさらなる感染の拡大は予想され、国家的および国際的最大の対策が必要な状況である、と警告している。

 14日、WHOはこの流行が世界的健康(公衆衛生学的)危機:PHEICと判断すべきか決定する予定とされる。

 祖母は最近夫がエボラで死亡したコンゴ民主共和国に住んでいた。ウガンダのKaseseに住んでいた彼女の娘が家族と共に、祖母達の住むコンゴのBeniに訪ねてきた。
 しかし祖父が死亡した後、家族達はウガンダのKasese地区に戻ったが、5歳の孫と祖母がエボラを発症し、孫が死亡した翌日祖母も死亡した。
 3歳の息子は現在エボラを発症していることが確認された。彼と両親、兄弟2人は彼らの希望でコンゴに送還された、とウガンダ保健省は発表した。

 ウガンダで3人のエボラ確認患者と27人が接触している。それらの人々は自宅隔離とされ、同時にワクチン接種を受けている。




 13日


 エボラ、コンゴからウガンダへ拡大

5-Year-Old Child Dies in Uganda as Ebola Outbreak Officially Becomes an International Problem  Gizmodo  (国際) ウガンダで5歳少年がエボラで死亡、国際的警戒期に

 
 本日ウガンダで3名のエボラが確認。そのうち5歳の少年が死亡。

 死亡した少年は家族と共に今月9日、ないし10日にコンゴ民主共和国から入国したと、ウガンダ保健大臣とWHOが発表した。
 5歳少年の母親はコンゴ人で祖父がコンゴでエボラに感染して死亡している。

 少年は他の家族達14人と旅行していて、そのうち12人がエボラ症状を有しているとされる。12人は現在隔離されている。

 この4月WHOはコンゴで流行中のエボラは国境を越えて広がっていないことから、世界的健康危機として宣言しないと発表している。
 しかし今回ウガンダに広がったことから、WHOの対応が注視される。

 エボラは今週までウガンダで見つかっていなかったが、ウガンダでは約165箇所の施設の保健担当者4700人にワクチンを接種しているとWHO事務局長は説明している。

5-Year-Old Dies In Uganda As Ebola Spreads From Democratic Republic Of The Congo npr(国際) エボラ、コンゴからウガンダへ拡大、5歳少年死亡

 ウガンダで5歳少年がエボラで死亡したことが当局から発表された。少年の弟と祖母も同様に病的状態にある。これら3名はコンゴから他国へ拡大した初の例である。
 ウガンダ保健省によると少年の弟3歳と祖母50歳の血液検査でエボラが確認されたと説明している。二人ともエボラの症状(筋肉痛、頭痛、吐血)を呈している。両者は現在、ブエラ(Bwera)病院のエボラ治療ユニットで治療されている。


 今日の国内版香港情報



Thousands of Hong Kong-born people move back to Canada, once again reversing a migration that has shaped cities across the Pacific  South China Morning Post (香港)  数千人の香港市民、かっての移民元カナダへ再移民

 カナダで生まれ香港へ移民してきた香港市民が、再びカナダへ再移民して戻るとされる。
 香港で生まれカナダに移民した人々は増加し、再び香港で生活している30万人いるとされる。その中から再びカナダに再移民を考える人々が増えている。


  12日


香港、政治的危機


  議会での審議延期、しかし市民は法案の破棄を要求
   6/12、午後

Hong Kong delays extradition debate but protesters want it scrapped  BBCニュース (英国) 香港、条例改正案の審議を延期と決定、しかし市民達は改正案の破棄を要求

香港議会の審議延期 共同ニュース
 香港メディアによると、立法会(議会)議長は12日、若者らの道路占拠を受け、同日午前に予定されていた「逃亡犯条例」改正案を審議する本会議の延期を決めた。

Hong Kong Protest Updates: Senior Official Urges Demonstrators to Disperse New York Times (米国)  香港反対運動現況;当局高官、デモ隊に散会するように呼びかける

 警察は放水銃と催涙スプレーを、条例改正に反対して通りを埋め尽くす市民達に使用。
 当局高官のマテュー・チェンは、デモ隊に即刻散会し、いかなる犯罪も冒さないように、と呼びかけている。

Hong Kong Residents Block Roads to Protest Extradition Bill New York Times (米国) 香港市民、条例改正に反対して通りをブロック

 警官隊は放水銃と催涙スプレーを使用




 日本はなぜ香港市民を支持しない?

(社説)香港のデモ 自由の民意を尊重せよ  朝日新聞

 部分的抜粋。#タイトルは管理人作製 


 #香港の民主体制崩壊の危機

 東洋と西洋が出合う多彩な文化と経済の拠点都市・香港。その活力は、歴史に培われた自由の風土から湧き出ている。
 その大切な土壌が枯らされてしまうのではないか。いま多くの香港市民の胸中には、そんな危機感が強まっている。
 100万人といわれる民衆のデモが先日、中心部を埋め尽くした。香港政府がすすめる条例の改正案に抗議している。
 「逃亡犯条例」と呼ばれ、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことに道を開く内容だ。共産党政権が弾圧に使っている司法制度が香港に入り込む事態を、人々は恐れている。

 #中国政府の圧力は1997年香港返還時の約束違反

 1997年の香港返還の際、中国は50年間、「高度の自治」と「一国二制度」を守ると内外に約束した。香港市民の民意のうねりを無視するならば、国際社会への背信でもある。
 香港政府は改正案を撤回するのが、自治の精神にかなう行動だ。中国の習近平(シーチンピン)体制は、香港政府を介した強権の発動を即刻やめるべきである。

 #これまで香港の自治を尊重してきた中国政府。しかし今回の条例改正は強硬に支持を表明している

 中国政府は、これまで香港の街頭活動に対し、自治の尊重を確認し、自らの影響力を際立たせることは控えていた。ところが今回は条例改正への「支持」を声高に示している。
 中国国内での言論統制は相変わらずだ。こうした香港の動きについて、中国メディアは伝えない。中国本土から香港、そして台湾にも及ぶ習体制の圧力強化を前に、国際社会は沈黙してはならない。

 #我が国はなぜ民主体制の香港を支持しない。北京政府への尊徳か。
 
 米国、欧州連合、英国、カナダなどの各政府は、条例改正への懸念を表明した。自由と民主主義の価値観を共有する先進国を標榜(ひょうぼう)するなら、日本も明確に態度表明すべきである。


 香港市民、仕事や授業のボイコットを求め、大規模デモとなる可能性
Hong Kong: thousands of protesters and police gather as extradition debate looms  The Guardian (英国) 香港:条例改正論議が大きくなる中、数千人の抗議市民達と警官隊が集合

 12日早くに香港の主要道路は、多くの市民達によりブロックされ、警官隊がシステマティックに設置したバリケードが排除された。
 全市的に条約改正案に反対するために閉鎖される可能性が高いが、それは数百人のビジネスマン、両親達、および教師達が仕事や授業のボイコットを呼びかけているからだ。
 条例が改正されると、中国政府は亡命者や逃亡者を、旧英国社会地域の中まで追うことが可能となる。

 12日、70議席の立法院で二回目の論議が為される。
 立法院議長によると、討論時間は合計61時間と決められ、6月20日に投票が行われる予定とされる。


 11日

 香港の民主政治の崩壊か。
 中国共産党批判者達が、中国本土へ犯罪容疑者として送還可能に


People in Hong Kong want their freedom. Beijing is about to say tough luck. Washington Post (米国) 香港の人々は自由を求めている。しかし北京政府は、残念ながら無理だね、と言うだろう



  Hong Kong pushes bill allowing extraditions to China despite biggest protest since handover  Reuters (国際)   香港政府、中国(本土)への容疑者引き渡しを容認可能とする法案を、返還後最大の抵抗運動にも関わらず強行採決の可能性
 
 香港のキャリー・ラム行政長官は、10日、容疑者を中国本土へ送還することを容認する法律(逃亡犯条例)の改正案を議会で可決することを明言した。

 *
 AFP報道(時事通信配信)
 
 香港で身柄を拘束された容疑者を中国本土に引き渡すことを可能とする「逃亡犯条例」改正案をめぐって大規模な抗議デモが行われたことをめぐり、香港行政トップの林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官は10日、同案を撤回する考えがないことを明らかにした。

林鄭長官は改正案について記者団に対し、「越境犯罪の面で香港が国際的な義務を果たす助けとなる法制化において極めて重要な法案」と主張。

 条例改正案をめぐっては、不透明で政治色の強い中国の司法制度に人々が巻き込まれると懸念する反対派が市内で大規模なデモを行うなど激しい非難が巻き起こっているが、林鄭長官は市民の大きな反発を無視してはいないとした上、香港独自の自由が守られるために政府がすでに大幅な譲歩をしており、改正案に盛り込まれた人権保護の条項は国際水準を満たしていると指摘した。

Organizers say over one million marched in Hong Kong CNN (米国) 香港、デモ組織委員会、参加者数は百万人を超えると発表



Carrie Lam vows to press on with controversial extradition bill despite mass protest but tries to pacify dissenters South China Morning Post (SCMP、香港) 異論ある、容疑者中国への送還条例改正案を大規模な抗議にも関わらず、議会で押し進めると明言



 6日

 中国の新疆におけるウイグル族再教育の悲劇

Xinjiang’s vanishing mosques reflect growing pressure on China’s Uygur Muslims  South China Morning Post (SCMP、香港) 新疆(中国西部にトルコ系民族が多く住む地域、イスラム解放闘争が起きている)で、モスク破壊が進む、中国のウイグル族イスラム教徒弾圧が強化

  ウイグル姉妹が答えを求めている。”新疆に住む、私たちの両親に何が起きているのだろうか?”

 ツムレットとフマールは2018年11月に彼らの両親との接触が途絶えた。それ以来中国の新疆からやってきた二人の姉妹は、何が起きたのか、情報を求め続けていた。
 一本の電話がかかってきた。
 地域の当局に勤務していると語った人物は、両親は再教育センターに送られたと伝えた。同センターは国連によると100万人のウイグル族が収容されているとされる。
 姉妹はソーシャル・メディアで彼らの両親を解放するように運動を続けた。
 そしてこの3月末、両親は解放され、そして姉妹と再会した。
 しかし、姉妹は答えを得るよりも、さらに多くの疑問を抱く結果になった。

 注;ツムレットの語る動画が伴う(SCMP作製フィルム)


China Released a Uyghur Mother To Silence Her U.S. Son—Then Sent Her Back to Detention The Next Day  Newsweek (米国、国際) 中国政府、米国にいる息子を沈黙させる目的で収容所のウイグル族の母親を釈放--そして翌日再収容

 釈放された母親は息子に電話をした。収容されているセンターは素晴らしく、そこで中国語や法律を学んでいると息子に告げた。
 しかし翌日再収容された。
 母親は家族はいつでも彼女を訪問できると語った--これは非常に危険な行為で、実際に訪ねた親族はその後行方不明となっているのが実情(収容所に収監されている)。


 ISがコンゴのエボラ流行地域を攻撃との犯行声明

ISIS claim responsibility for shooting and hacking 13 people to death in Congo region hit by Ebola epidemic Mail online (英国) IS声明:コンゴエボラ流行地域で13人を銃撃

 ・IS、エボラ流行地域である東部コンゴ民主共和国を襲撃したと発表。
 ・ベニ市の政府兵士はISの攻撃で25人が殺害ないし重症を負った。
 ・ベニ市の市長によると、ISは市民13人を銃やナイフで殺害されたとされる。
 ・コンゴ東部では史上2番目に大きなエボラ流行が流行中である。

 ISのコンゴのエボラ流行地域への攻撃は今年の4月から始まった。
 4月18日、ボヴァタ周辺での攻撃で3人が殺害されたのが最初である。その後、数回以上の襲撃がエボラ流行地域で為されている。

 *シリアから撤退したISが、コンゴを新たに戦闘の本拠地とした可能性。


UN says about 25% of Ebola cases could be going undetected abc NEWS (米国) 国連発表:エボラ発病者の25%は把握出来ていない

 コンゴでのエボラ患者は戦闘地帯であることから75%程度しか把握出来ていないと、WHOは発表した。
 公式発表ではエボラウイルス感染者および可能性例者は昨年8月以降2000例を越え、1400例近い死者がでている、とされる。
 戦闘地域のために正確なデータをまとめることが難しいとされる。


 4日


Scientists edit chicken genes to make them resistant to bird flu  Reuters (国際) 科学チーム、遺伝子改造で鳥インフルウイルスに耐性となる鶏の作製研究に

 変異鳥インフルウイルスが人に感染し、パンデミックを起こす危険性が絶えずある。そのためウイルスが感染出来ない細胞を遺伝子操作で作製し、鳥インフルウイルスに耐性となる鶏の製造研究が行われている。
 英国の研究チーム。

China reports H5N6 bird flu outbreak in Xinjiang  Reuters (国際) 中国、新疆ウイグル自治区でH5N6鳥インフルが発生と報告

 新疆地域で高病原性で人にも感染した実績あるH5N6鳥インフルが発生し、2515羽を飼育していた農場で1015羽が死亡したことが、農業省のウエブサイトで発表された。
 他の11910羽は殺処分された。

 3日

  北朝鮮への対応は、上から目線的安倍政権

 無条件会談「厚かましい」 北朝鮮、安倍首相方針に反発  産経新聞

  北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会の報道官は2日、北朝鮮に核・ミサイル開発放棄を求めた河野太郎外相の最近の発言を非難した上で、前提条件なしに金正恩朝鮮労働党委員長との会談を目指すとする安倍晋三首相の方針を巡り「厚かましい」と突き放した。朝鮮中央通信に明らかにした。

 管理人コメント:どう見ても安倍首相の北朝鮮や韓国への対応は、上から目線的だ。トランプ大統領に対しては、いつもニコニコ作り笑いで満ちている。その一方で、西欧の指導者に対しては中庸的である。しかし中国の習主席に対しては、意外と低姿勢である。こうした安倍首相の対応の仕方をAIに判断させると、面白いと思う。北朝鮮幹部達はこうした安倍首相の姿勢は良く見ているが、その中味まで詳細に分析している。
 国内で拉致被害者問題に対する政権の動きが全くなく、言葉だけでは定期的に発するが、解決へ向かう雰囲気はない。全て、安倍首相が態度が大きいことと、米国のアジア出張所長を兼任している実態が、北朝鮮との結びつきを阻害している。


 参考

 管理人は北朝鮮における貧困家庭や子ども達が、昨年来続く干ばつのために極度の食料危機状態に陥り、このままでは多数の餓死者が出る可能性があることを、国際赤十字の報告で知った。
 北朝鮮に対する生命倫理上の、食糧支援は人道的観点からも重要に思う。

 5月31日の朝日新聞朝刊、声、に投稿してある。

 その内容を記す。

 経済的制裁は医療倫理に反する

 国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)は北朝鮮で昨年から高度の干ばつが続いており、人口の40%にあたる千百万人が緊急の食料支援を必要としていると先日発表した。また数千人の小児、妊婦、乳飲み子を抱えた母親、高齢者、そして慢性疾患保有者が、飢餓による重大な健康問題に直面しているとされる。同国では以前から5歳以下の小児の5人に1人が低栄養のために発育障害を起こしているとされ、さらなる食糧危機はその生存を難しくするとIFRCでは懸念している。
 私は小児科医であるが、子供における健康危機問題は心を裂くような痛みを覚える。そこには国境はない。完全なる非核化を要求する米国や日本を中心とした先進国は、経済的制裁を加え続けている。それにより多くの北朝鮮の人々、特に子供や妊婦、高齢者が飢餓のために死亡することがあるとしたなら、経済的制裁も、爆撃による民間人の殺害と同じではないかと、医師の倫理観から私は考える。
 拉致被害者家族の悲痛な訴えも心を苦しめるが、多くの人々が飢餓のため命を失ってゆくことを知りながら、北朝鮮に経済制裁を加え続けることは、医療倫理上、許されるのか疑問である。

 

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