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徒然日記
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旧ページ ”鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集”
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2019年


エボラ、21世紀の悲劇となるか?
20世紀の悲劇、スペイン風邪では数千万人をが死亡


EBOLA VIRUS DISEASE (EVD)
 コンゴ民主共和国で2018年8月以降流行中のエボラの推移
 史上第二の大流行となっている。2019年6月隣国ウガンダへ拡大



WHO報告

 史上第二の大流行を続けるコンゴ民主共和国とウガンダの現状
 

最新報告

2019年9月29日
 
 総発病者数 3191人
 総死者数   2133人  致死率67%

 2018年8月以降、流行は依然として拡大している。
 反政府武装ゲリラによる戦闘地域であること、住民が指導に非協力、または暴力的抵抗していることから対策は十分とれていない。
 現場のナースや医師達も危険に脅かされている。
 予防のためのワクチン投与は、医療関係者や住民達に対して効果的であるが、住民への投与は抵抗に遭うことから十分行われていない。
 治療薬は数種類使用可能となっているが、治療センターが攻撃されたり、感染者や発病者が十分把握されていないため、発病者の治療は十分行われていない。

 周辺国への拡大により一気に爆発的に感染者数が増えることが懸念。


  グラフに見られるように、2月以降感染者は急増している。
  データは数週間遅れてまとまることから、直近の数は少なく表現されている。

  
 10月


 香港市民抗議デモの要求(民主化運動)

1.「逃亡犯条例」改正案の撤回
2. 市民活動が「暴動」である見解を撤回、自分たちを暴徒と呼んだことの撤回、逮捕されたデモ参加者の釈放
3. 機動隊暴力による制圧の責任追及
4. 林鄭月娥行政長官の辞任
5. 民主的選挙の実施
米国:香港新法--香港人権・民主主義法案  

  香港が英国から中国に返されたときに約束された、高度な自治を毎年米政府が検証することを義務づける;米議会の超党派の議員が6月に提出した法案

21世紀の都市国家に向かって香港の苦闘
それは共産主義との戦い、それともルネッサンス



季節性インフル情報

  国内での流行は例年よりも早くはじまる傾向。
  分離ウイルスはH1型(かっての新型、軽症)、が多く、H3型(香港型、昨年米国で大流行し死者数も多く出ている)は、現在の所まだ少ない。国立感染研

  厚労省発表情報
   41週 10/7-10/13 全国平均定点0.90 注意報
  東京都感染症情報センター
   41週2019年9月30日 - 2019年10月6日 定点 1.0 注意報

  香港保健局
   41週 10/6-10/12 特に感染者数増加傾向無し

  米国CDC
   41週 10/6-10/12 特に増加傾向無し
19日

 香港民主化運動:今週末も大規模デモの予定
Hong Kong protesters vow to hit the streets in major 'illegal' march  Reuters (国際) 香港活動家達、大不法デモ行進で街中の通りを埋め尽くすと断言

 香港民主化運動企画者達は18日、週末に警察が許可を出していない不法大規模デモを行い、中国に支配された街中に、より大きな混乱を引き起こすと語った。

 行政長官は、香港市内に住宅用土地を用意し、公共住宅を多数建設し、香港の若者層の住宅事情を改善すると発表し、若者層の不満を和らげる政策を打ち出しているが、活動家達は行政長官の辞職を含め、以前から要求している5項目全てに応えることを求めている。

18日

 スペイン、カタルーニャ州独立運動、香港の民主化運動に学ぶ

Hong Kong is exporting its protest techniques around the world  Quartz (国際) 香港、抗議運動技術を世界中に輸出

 スペイン、カタローニャ州の独立運動。
 ”水のように”、液体のように、柔軟性を持ち、そして迅速に動く。
 香港の抗議活動から学んでいる。

カタルーニャ独立派 実刑判決に抗議活動激化 ”新たな香港に“  NHK NEWS WEB

スペインからの独立の是非を問う住民投票を行ったカタルーニャ州政府の当時の幹部らに、スペインの最高裁判所が実刑判決を言い渡したことに対し、独立派の住民たちが激しい抗議活動を続け、「カタルーニャを新たな香港にしよう」という呼びかけも広がっています。


香港で民主派団体の代表襲撃 20日にも大規模デモ計画 産経

 香港・九龍半島の繁華街、旺角(モンコック)で16日夜、抗議デモを主催する民主派団体「民間人権陣線(民陣)」の岑子傑(しん・しけつ)代表が何者かに襲撃されて頭部を負傷した。岑氏は今年8月にも襲撃を受けていた。

 地元メディアによると、病院に搬送されたが意識はあり、容体は安定しているという。ハンマーを持った4~5人の集団に襲われたといい、民陣は「政治的テロ」と非難している。

 民陣は6月以降、100万人規模のデモを主催しており、20日にも大規模なデモを計画している。岑氏は11月24日に実施される香港区議会(地方議会)選挙に出馬を予定している。

 一方、香港の立法会(議会)は17日も開かれ、林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官の施政方針に対する質疑が行われたが、民主派議員の抗議のため一時休会となるなど、前日に続き混乱した。


17日

【オピニオン】香港弾圧は既に始まっている   The Wall Street Journal  (日本語版)

 中国による香港弾圧は既に始まっている。1989年の天安門事件のような戦車の投入は起きていない。しかし中国政府は、世界に気付かれないことを期待して、より目に付かない形ながら、しばしば暴力的な手法で、反対勢力を鎮圧している。香港職工会連盟の スタンレー ・ホー・ワイホン(何偉航)氏に尋ねれば、それが分かるだろう。

  以下ウエブページで、非常に良くまとめられた最近の事実。


米「香港人権法案」に中国激怒、揺らぐ香港の命運  JBpress (日本)

 法案成立なら報復という習近平政権、トランプはどう出るのか?

 香港では10月上旬から緊急法に基づく覆面禁止法が施行され、警察による無差別逮捕が始まり白色テロ(暴力を伴う政治的弾圧)の様相を帯びてきた。
 9月以降、海から引き揚げられた遺体や、高所から飛び降りて死亡確認されたケースは9月中旬の段階で50人前後。複数の遺体は、全裸だったり暴行の跡があったり、口にガムテープが張られている。それにもかかわらず、警察は自殺として処理しており、8月31日の8.31デモ以降、連絡が途絶えているデモ参加者の噂などと相まって、公表はされていないが警察の暴行による死者が出ているのではないか、という懸念も出ている。
 深センに近い山中にある新屋嶺拘置所には2000人前後のデモ参加者が拘留されていると見られており、そこで看守や警官による拘留者への虐待や辱めが行われているという出所者の証言や、新屋嶺拘置所に隣接した土地に大規模な反テロ訓練施設を建設する計画などが報道されている。

……

 日本にアジアで最も民主と自由の恩恵を受けている国家という認識があるなら、ここで香港の民主や自由を守るアクションを国会議員たちが取ってもいいのではないか、と思っている。米中のディールだけに香港の命運を預けるのではなく、国際社会がコミットすることで少しでも明るい展望が示せることもある。

 以下略。ウエブページで。


16日

香港行政長官、住宅不足緩和措置を公表 民間から用地取得へ  Reuters

香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は16日、動画配信された施政方針演説で、長引く抗議デモへの対応として、住宅不足の解消に向けた措置を打ち出した。

香港行政長官、施政方針演説を断念 民主派議員の妨害受け  AFP (日本語版)
 
香港の林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官は16日、立法会(議会)で施政方針演説に臨んだが、民主派の議員の妨害を受け断念した。
 香港では民主派による抗議デモが4か月続いており、施政方針演説は市民の心をつかむためのものとされていた。

 しかし、民主派議員らが抗議の声を上げたことで林鄭氏は演説を断念。抗議は林鄭氏と側近が建物を出るまで続いた。
 林鄭氏は施政方針演説を2度始めようとしたが、民主派議員らが抗議の声を上げたため断念した。
 ある議員は小型プロジェクターで林鄭氏の背後に抗議デモのスローガンを投影した後、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席のお面をかぶりさえした。
 林鄭氏は2度目の試みに失敗した後、立法会を後にした。行政府は代わりに事前に録画しておいた施政方針演説の映像を配信すると発表した。
 行政長官の施政方針演説が実施できなかったのは、1948年に始まって以来初めて。


香港、金融ハブとしての地位は揺らいでいない=行政長官  ロイター

 香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は16日、反政府デモが4カ月以上にわたって続いているものの、金融ハブとしての香港の地位は揺らいでいないとの認識を示した。動画配信された施政方針演説の後に述べた。

Pro-democracy lawmakers heckle Hong Kong leader, disrupting her annual policy speech CNBC (米国) 香港立法議会、 民主派議員達によりラム行政長官の年次所信表明演説を妨害

 野次や物を投げつけられたラム長官は演説を諦め議場から去った。
 議長は議員達に規則により議場から出るよう求めた。

 その後、所信表明演説は動画配信された。

 
米下院、香港人権法案を可決 対中圧力強める  ロイター

米下院は15日、香港が高度な自治を維持しているかどうか米政府に毎年検証することを求める「香港人権・民主主義法案」など中国への圧力を強める4つの法案および決議案を可決した。

法案・決議案は全て、超党派の支持を得て全会一致で可決された。民主・共和両党は、中国により強固な姿勢で臨み、香港で4カ月続く抗議デモを支援することが必要だとの認識で一致した。

香港人権・民主主義法案は、香港への優遇措置継続の是非を判断するため、一国二制度に基づく高度な自治を維持しているかどうか、米国務長官に毎年検証することを義務付ける内容となっている。

また、香港警察がデモ隊に対して使う可能性のある軍用品などの輸出を禁止する法案「Protect Hong Kong Act」も可決した。

上院での採決日はまだ未定だが、法案が可決されればトランプ大統領に送付され、トランプ氏が署名すれば成立する。上院の外交関係委員会関係者は、数週間以内に上院本会議で採決されるとの見通しを示した。


15日


香港で13万人が集会 米国に「香港人権法案」早期成立求める 産経

中国への容疑者引き渡しを可能とする「逃亡犯条例」改正案を発端とした混乱が続く香港で14日夜、米議会に「香港人権・民主主義法案」の早期可決を求める集会が開かれた。香港政府が5日にデモ隊のマスク着用を禁止する「覆面禁止法」を施行して以降、許可された初めての集会で約13万人(主催者発表)が参加した。
 同法案は香港の自治と人権の擁護を目的としており、デモ活動が長期化する中、香港の抗議者の間では中国政府への外圧として成立を期待する声が高まっている。
 香港島中心部・中環で行われた集会では、星条旗が振られ、米国の国歌も流された。2014年の香港大規模民主化デモ「雨傘運動」のリーダーで、9月に米国の公聴会でも証言した黄之鋒氏らが出席。黄氏が「覆面が禁止されても、香港人の意思はこれまで通り変わらない」などと気勢を上げると、群衆は「光復香港(香港を取り戻せ)」などと声を上げた。
 一方、香港警察は11~13日にかけて、デモ参加者ら201人を逮捕したと発表した。13日には抗議者が警察車両近くに手製の爆弾を設置したと主張。けが人はいなかったが、「暴力がエスカレートしており、市民の生命が脅威にさらされている」と一部が過激化する抗議活動を非難した。


 習主席、初めて香港抗議者達と支援国外勢力に警告
Hong Kong protests: President Xi warns of 'bodies smashed' BBC (英国) 香港抗議運動:習主席、中国に反抗する者達は、身体が粉砕されるだろう、と警告

 これまで中国の習主席は香港のデモ活動に明確な態度を表明せず、香港警察が治安を維持するだろうとしか語っていなかった。

 しかし13日、ネパール訪問の中で香港問題に関するコメントが出された。中国国営テレビのCCTVが報道した。

 習主席は、中国のいかなる地の分断を図る者は、身体を粉砕され、骨は挽かれて粉にされるだろう、と語ったと外交部広報官が発表した。
 「中国の分断を支援するいかなる国外の勢力も、中国人民の妄想とみなされるにすぎない」

 4ヶ月前、香港の抗議運動がはじまって以来、中国政府は国外勢力が香港の不安定に加担していると非難し、特に米国と英国が中国の内政問題に干渉していると非難していた。

 管理人コメント:同日、香港デモ隊が仕掛けたと思われる手製爆弾が使われたことが香港警察から発表されている。


香港デモ、手製爆弾が爆発 携帯で起爆?負傷者はなし 朝日デジタル

香港の警察当局は14日、記者会見し、政府に対する抗議デモのあった13日、警察車両の近くで手製の爆弾が使用されて爆発したと発表した。負傷者はいないという。今年6月から本格化した香港の抗議デモに関連して、爆弾が使用されたのは初めてとみられる。

 警察発表によると、13日午後8時ごろ、九竜半島側の旺角(モンコック)地区の繁華街で、路上の花壇の一角から爆発音がし、付近から携帯電話の破片や電気コードなど手製爆弾とみられる破片が見つかったという。

 現場では同日、抗議デモが行われ、当時はデモ隊が築いた路上の障害物などを警察側が撤去する作業を行っていた。付近に警察車両が止まっていたという。警察側は携帯電話によって起爆させる方式の爆弾が仕掛けられていたとみている。

 今月5日の覆面禁止法の施行以降も香港では抗議デモが続いており、13日には20カ所以上で大小のデモが呼びかけられていた。規模は以前より大きくはないが活動が一部で先鋭化している。警察当局によると、11~13日に201人のデモ参加者を拘束したという。


Homemade Bomb Detonated for First Time in Hong Kong Protests  New York Times (米国) 香港抗議運動で初めて手製爆弾が爆発

 13日、過激な抗議運動が行われていた最中、携帯電話で作動された手製爆弾が爆発されたと香港警察が14日発表した。警察と抗議者達の路上レベルにおける衝突がさらに過激になったことを示している。


14日



習氏、「分裂勢力」打ち砕く=香港・チベット問題で強硬姿勢  時事通信

中国外務省によると、習氏は会談で「ネパールは中国の核心的利益に関して中国を断固支持している」と称賛した。習指導部は、ネパールと国境を接するチベット自治区のほか、香港、台湾、新疆ウイグル自治区、南シナ海、沖縄県・尖閣諸島のような主権をめぐる問題を「核心的利益」と主張し、譲歩しない態度を取ってきた。習氏はオリ氏に「中国分裂を支持するいかなる外部勢力も中国人民は妄想だと見なしている」と強調した。

 これに対し、オリ氏は「いかなる勢力もネパールの領土を利用して反中分裂活動を行うことを決して許さない」と応じた。さらに、中国本土と台湾を不可分とする「一つの中国」原則を守ると話したという。 

Hong Kong protesters and police clash, metro and shops targeted  Reuters (国際) 香港抗議者達と警官隊が衝突、地下鉄駅や商店街が標的に


香港民主派、獅子山の頂上に「民主女神」像を設置  時事通信

 AFP報道から

 香港の民主派活動家らは13日朝、観光名所の獅子山(ライオンロック、Lion Rock)に「香港民主女神」像を運び込み、その頂上を女神像が「永遠に座する」場所と宣言した。

 女神像は高さは4メートルで、ガスマスクやゴーグル、ヘルメットを着用した女性の抗議デモ参加者をモチーフにしたもの。片手に雨傘、もう一方の手には抗議運動のスローガン「光復香港、時代革命」と書かれた黒い旗を掲げている。


香港訪問のクルーズ上院議員、中国の「独裁政権」を非難  CNN.co.jp

米国のテッド・クルーズ上院議員(共和党)は12日、地元政府や中国政府への抗議デモが続く香港を訪れ、同地での言論自由の抑圧は北京の「独裁政権」が抱く恐怖心の反映であるとの見解を示した。

中国政府による抗議デモへの対応策を非難し、「習近平(シーチンピン)国家主席は香港の数百万人の住民を恐れている」と主張。「中国大陸のそれ以上の住民は自由な人生を渇望している」とも付け加えた。

香港の米総領事公邸での記者会見で表明した。連帯のしるしとして抗議デモ参加者を象徴する黒色の服装に身を包んで記者団の前に現れた。2016年の米大統領選にも出馬した同議員は抗議デモが本格化して以降、香港を訪れた米政界の有力者の1人となっている。

議員は抗議デモの指導者たちと会ったことも明かし、デモに伴う暴力は中国政府の工作員の仕業との説明を受けたと指摘。この主張を裏付ける証拠はないとしながらも中国政府が好みそうな手口とも述べた。

抗議デモの過激化を狙い、人権擁護に立つ民主運動というよりテロの凶暴な行動と脚色したいのだろうとも主張。その上でデモ参加者に中国政府による侵略の衝動への抵抗を促し、インド独立を導いたマハトマ・ガンジーの非暴力運動などを見習うよう求めた。

また、香港到着直後の12日朝に当初予定していた地元政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官との会談が中止されたことにも言及。会談内容の非公開の要求を拒んだことが原因とも述べた。「長官は言論の自由のあり方を誤解している」とも断じた。

米連邦議会では現在、「香港人権・民主主義法案」を可決させる動きがあるが、法案の成立に努力するとも強調した。

13日


 中米移民集団、米国へ向かう

米へ、メキシコから移民集団北上 約2千人が国境目指す 共同

 メキシコ南部チアパス州で12日朝、中米諸国やアフリカ諸国などの出身者約2千人の移民集団(キャラバン)が米国境を目指して北上を始めた。地元メディアが伝えた。米国への難民申請を望んでいるが、来年に大統領選を控えるトランプ政権は移民対策の一層の強化を図っており、混乱が起こる恐れもある。

 昨年10月、中米ホンジュラスから米国を目指す大規模な移民集団が出現。その後も複数の集団が現れ、米国は軍派遣などで国境地帯の警備を強化している。不法移民を「侵略者」と非難するトランプ大統領は新たな集団の北上を受け、メキシコ政府に厳格な対応を迫る可能性がある。

12日

香港デモに数千人、幹線道路占拠 政府の強権化に反発  共同

香港でデモ参加者がマスクなどで顔を覆うことを禁じる「覆面禁止法」制定のため発動された「緊急状況規則条例」に抗議し、観光客の多い九竜地区で12日、幹線道路の一部を占拠してデモ行進が実施された。参加者は数千人に上るとみられる。

 緊急条例発動で、香港政府トップの林鄭月娥行政長官は立法会(議会)の手続きを経ずに必要な規則を導入できる強大な権限を手中にした。住民らは猛反発しており、緊張状態が続いている。

 デモ参加者は黒いマスクを着用して緊急条例に反対。警察の「暴力」を追及する独立調査委員会の設置など「五大要求」の実現を訴えるスローガンを叫んで行進した。


 {革命宣言} 香港大学学生会 声明 10月6日   
革命」の生起とは?香港騒動の本質がこう変わる   Wedge


 下記は一部抜粋

「Give me liberty, or give me death!(自由か死か)」。香港政府の「覆面禁止法」の制定に対して、香港12校大学学生会が10月6日に声明を出し、「港共政権が『覆面禁止法』を制定し、白色テロを作り出し、法治を崩壊させ、香港における独裁統治の幕開けを宣告し、『警察社会』のさらなる浸透に乗り出した」と強く抗議した(10月6日付、仏ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)オンライン中文版記事)。

 声明最後の一節――。

 「自由か死か。香港人は自由のためなら、生死を度外視する。たかが1本の法律である『覆面禁止法』、これが人民に与えたのは恐怖ではなく、自由と尊厳を死守する決心である。大学学界は香港人に呼びかける。独裁政権に屈服しない。命をかけて戦おう。栄光が香港に戻る日まで戦い続ける」


China’s Political Correctness: One Country, No Arguments  New York Times (米国) 中国の正確な政治体制:一国、論争なき体制

 一国二体制の中国がついに論争なき一体制に変革し始めた。
 正確には論争を許さない一体制だ。

 11日

ウイグル族に対する虐待

小説「1984年」が現実に 中国ウイグル弾圧で米国務長官  共同 (日本)

 ポンペオ米国務長官は11日、中国新疆ウイグル自治区で続くイスラム教徒の少数民族ウイグル族弾圧について、市民の言葉や思考など全ての生活が全体主義に支配された世界を描いた英作家ジョージ・オーウェルの小説「1984年」が「現実になっている」と批判した。

 南部テネシー州ナシュビルでの講演で「中国共産党は100万人以上のウイグル族を強制収容し虐待している」と非難した。8日にもウイグル族弾圧に関与した中国政府当局者らに対し米入国ビザ(査証)発給を制限すると発表したばかり。

 管理人コメント: 共産党の辞書には人権という言葉が載っていない。


 10日

 グレタ・トゥンベリはノーベル平和賞を受賞せず

Why didn’t Greta Thunberg win the Nobel Peace Prize? Washington Post (米国)  なぜグレタ・トゥンベリはノーベル平和賞を受賞しなかったのか?

 LONDON — Teenage climate activist Greta Thunberg was the odds-on favorite to win this year’s Nobel Peace Prize.
The award would have capped an already extraordinary year, in which Thunberg evolved from a student sitting outside the Swedish Parliament, all by herself, to become the leader of a global youth movement, inspiring millions of schoolchildren around the world to join her in calling for greater action on climate change.
“How dare you? You have stolen my dreams and my childhood with your empty words,” she told world leaders in a blistering speech at the United Nations last month.
But instead of bestowing the prize on the 16-year-old Swede, the Norwegian Nobel Committee gave the prize to Ethiopian Prime Minister Abiy Ahmed, who was praised for his efforts to “achieve peace and international cooperation.”

 以下ウエブで



香港問題

 中国の”脅し”は筋入りがねだ

中国、アップルに警告 香港デモ支持は「浅はかで無謀」  AFP(国際)

中国共産党機関紙・人民日報(People's Daily)は9日、米アップル(Apple)が香港の民主派デモを支援したと批判し、同社は「浅はかで無謀な」決断に対する報いを受けるだろうと警告した。中国政府はこのところ、香港デモをめぐり欧米企業に対する批判を強めている。
 同紙は社説で、アップルのオンラインストアで提供されている地図アプリについて、香港デモ隊が警官のいる場所を特定することを支援したと指摘し、「アップルによる同アプリの承認が暴徒を支援していることは明白」だと主張。「これは、アップルに暴徒の共犯となる意図があったということだろうか?」と問いかけた上で、「地図アプリは氷山の一角に過ぎない」と警鐘を鳴らした。

また、香港の「アップル・ミュージック店舗」に「香港独立」を支持する歌が登場したとも主張し、「アップルは、浅はかで無謀な決断の結果について考える必要がある」という不穏な警告を発した。
 中国はここ数週間にわたり、民主派デモを支持しているとして外国企業を非難してきており、これまでに米プロバスケットボール協会(NBA)や米宝飾品大手ティファニー(Tiffany's)、香港の航空会社キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)が批判の矛先となっている。


 9日


季候危機運動:絶滅への反抗(XR)  

Extinction Rebellion: PM labels protesters 'uncooperative crusties'  BBC (英国) ”絶滅への反逆”:非協力的な気むずかしい集団だと揶揄

Hundreds arrested in global protests for climate crisis CNN (米国) 気候危機に対する世界運動で数百人が逮捕

 各地での抗議運動の動画

世界各地で数千人が反温暖化デモ、交通混乱し逮捕者も  ロイター

ロンドン 7日 ロイター] - 地球温暖化対策の強化を訴える数千人の活動家が7日、ロンドンやベルリン、パリなど世界各地で道路を占拠し、気候変動に対する迅速な行動を訴えた。

ロンドンでは、環境保護団体「絶滅への反逆(ExtinctionRebellion)」が中心部の橋や道路を封鎖して交通が混乱。ロンドン警視庁は276人を逮捕した。ベルリンでも抗議デモで交通渋滞が起こった。

同様のデモは、フランス、スペイン、ニュージーランド、オーストラリア、オーストリアでも繰り広げられた。

抗議活動を率いる「絶滅への反逆」は4月にもデモを主催し、ロンドン中心部の交通は11日間混乱した。

同団体は、向こう2週間に世界60都市で平和的な抗議活動を計画。2025年までに二酸化炭素(CO2)の排出をゼロにすることなどを各国政府に訴えると表明している。


 香港問題

 報道リスト



 8日

  季候危機運動:絶滅への反抗(XR)  

 世界60都市デモ開始、英国で数百人逮捕 気候危機訴え 朝日デジタル

気候危機への対応を各国政府に求める市民運動「エクスティンクション・リベリオン」(略称:XR、訳:絶滅への反抗)の世界一斉デモが7日、始まった。今後約2週間に、東京を含む世界約60都市でデモが予定されている。XRの発祥地ロンドンでは、英議会や首相官邸が集まる中心部の10カ所以上で座り込みなどがあり、ロンドン警視庁によると、同日夜までに280人を逮捕した。

XRは体を張った道路封鎖などの非暴力の妨害行為をして、逮捕されることを戦略の柱にしている。世間の注目を集め、真剣さを伝える狙いからだ。4月にロンドンで行った大規模デモでは、約10日間で1千人以上の参加者が逮捕された。 (注1)

 管理人コメント:2014年、香港で行われた雨傘運動(道路を長期間占拠して抵抗)は非暴力で香港の民主化運動であったが、3ヶ月近くの座り込みに対して香港政府は、警察による催涙ガス弾でデモ隊解散に追い込み、平和的デモ行為の無力さが香港の若者達の心に植え込まれた。

Extinction Rebellion: Worldwide demonstrations and arrests BBC (英国) ”絶滅への反抗”運動:世界中で展開、そして多くが逮捕される

 数百人の”絶滅への反抗”抗議運動家達が、世界中で起こされた運動で逮捕された。

 運動家達は各国政府に気候変動への迅速な対策を求めている。
 抗議運動はこの2週間、世界60都市で続けられる予定。

Climate Change Protests: With Fake Blood, Extinction Rebellion Hits N.Y.  New York Times (米国) 気候変動抵抗運動:血液を模した液体を流し、”絶滅への反抗”運動、ニューヨークでも起きる

 挑発的気候危機活動家達、気候変動問題でのニューヨークの混乱を試みた。その方法はロンドンやヨーロッパの他の都市で成功している。
 活動家達は血を模した路上の液体に身体を横たえたり、踊ったり、シュプレヒコールを上げ足りした。気候変動が原因で死んだ人々に注意を向けようとする試みだ。



 「逮捕されたい」過激な気候危機運動 グレタさんも賛同  朝日デジタル


World leaders are failing our future generations on climate change  Washington Post (米国) 世界の指導者達は、気候変動に直面する将来の世代達を見捨てている

 編集室からの意見

New England winters are on the decline due to climate change, study says  The Boston Globe (米国) 研究報告:ニューイングランドの冬の期間は減少している。

 気候変動は地球の温暖化を起こし、自然だけでなく人々の健康にも影響を与える。最近の研究結果が報告している。

 1997年、ベルモントでは馬ソリが冬期間必要だった。将来は気候変動のおかげでこのような光景は見られなくなるだろう。それは喜ばしいことだろうか。



Greta Thunberg is right: It’s time to haul ass on climate change  Vox (米国) グレタ・ツンベリは正しい:気候変動問題を解決するときがきている。


 香港抗議運動

中国政府が香港を吸収合併…「一国二制度」が終焉する日  現代ビジネス

 ……
 ……
 香港人の話を聞いていて、もしかしたら来年、中国政府が香港を吸収合併し、「一国二制度」を終焉させる事態も起こり得るのではないかと思えてきた。香港はすでに、1997年にイギリスから中国に返還されているので、万が一そうなったとしても、外国は口は出せるが、手は出せない。
ともあれ、香港返還から22年を経て、「一国二制度」が大きな岐路に立たされているのは間違いない。

香港でネット規制に懸念 香港長官は緊急法の適用拡大否定 産経

 香港政府トップの林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は8日の記者会見で、「緊急状況規則条例」(緊急法)に基づいてデモ隊のマスク着用を禁じた「覆面禁止法」について「社会の幅広い支持と合意を受けている」と主張した。香港メディアによると、覆面禁止法に続く新たな規制措置を実施することについては、「現在、再び緊急法を使って他の新たな規制を作る計画はない」と否定した。


香港、前日の衝突で38人けが 覆面禁止法で初訴追の2人は保釈  産経

香港の地元メディアは7日、前日の6日に起きた衝突によるけが人が38人となり、うち2人が重傷だと伝えた。マスク着用を禁じた「覆面禁止法」の施行後、デモ隊と警察との衝突がさらに激化している。7日には覆面禁止法違反罪で初めて男女各1人が訴追され、保釈された。

 6日午後からは少なくとも7カ所で無許可のデモや集会が開かれた。有力紙、明報は7日付で、大規模デモ行進があった香港島の銅鑼湾(コーズウェイベイ)付近で20人以上が拘束されたと伝えた。

 香港政府は6日深夜、声明を発表し、香港住民の資産凍結や銀行引き出し額の制限が始まるなどの流言が流れているとして「絶対に事実ではない」と否定、「香港社会をさらに混乱に陥れる意図がある」と批判した。


 7日

香港、数万人が覆面でデモ 中国軍はレーザー照射に警告  ロイター(国際、日本語版)

 香港で、デモ参加者のマスク着用を禁じる「覆面禁止法」導入に伴い、6日に初の逮捕者が出た。
林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は4日、緊急時に行政長官が公共の利益のために必要な規制を制定できる緊急条例を適用。だが、抗議活動は沈静化どころか、さらに激化。警察は多数の抗議者を拘束、手首をケーブルで縛り、顔のマスクを外してからバスに乗せた。

 アジアの金融の中心地を数万人が行進した6日の大規模な抗議デモ。当初はおおむね平和的に行われたが、警察が違法な集会だとして強制排除に乗り出し、衝突に発展。デモ隊がレンガや火炎瓶を投げつけたのに対し、警察は催涙ガスなどを使った。
 6日には、デモ隊と中国人民解放軍が初めて直接関わり、数百人のデモ参加者が同軍の香港駐留部隊の兵舎にレーザーを照射した。同軍はこれに対し、デモ隊にスポットライトを当て、逮捕の可能性があることを警告する旗を掲げた。

 6日

 シュプレヒコール: 「香港人は抵抗せよ」

Tens of Thousands March in Hong Kong, Defying Face Mask Ban  New York Times (米国) 香港、マスク禁止条例を拒否し、数万人が抗議デモ

 (集会やデモ行進における)マスク禁止条例が発令した翌日、初の公衆集会が行われた。
 禁止条例を拒否し、グレー、ブルー、ブラック色のマスクを多くの参加者が着用していた。
  18週連続の抗議運動となっているが、一部で地下鉄駅の破壊を始め、警官隊との衝突が起こり、催涙ガス弾が発射された。

 シュプレヒコール: “Hong Kongers, resist!”



香港、マスク禁止の緊急法、裏目に 抗議激化  産経

 香港政府は5日、「緊急状況規則条例」(緊急法)に基づきデモ隊のマスク着用を禁止する「覆面禁止法」を施行した。だが、同日午後には1千人超のデモ行進が行われ、大部分がマスク着用で参加した。デモ側はマスク禁止の内容と立法手続きの双方に反発、緊張が高まっている。

 林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は5日、テレビ演説を行い、4日夜の一部デモ隊による放火や破壊活動について「前代未聞だ」と批判。「こうした極端な暴力の状況こそ緊急法で覆面禁止法を制定した理由だ」と法制定を正当化し、「最大の決心で暴力を阻止する」と強硬策に踏み切ることを示唆した。
 4日夜に私服警官の発砲で重傷を負った少年(14)の容体は落ち着き、5日夜に暴動と警察官襲撃の容疑で逮捕手続きが取られた。4日夜の混乱の影響で、5日は地下鉄全線が運休し10カ所以上の大型商業施設が休業するなど市民生活に影響が出た。

 覆面禁止法は合法デモでもマスクを禁じた。警察は違反者の拘束が認められ、1年以下の禁錮刑か2万5千香港ドル(約34万円)以下の罰金が科される。

 香港島中心部で5日午後に行われたデモ行進では、かけ声が従来の「香港人がんばれ」から「香港人は抵抗せよ」に変わった。マスク着用の公務員男性(23)は「不正な法を守る必要はない。マスクは政府への不満の証しだ」と話した。行進の終着地点で、マスク姿の男女2人が警官隊に取り押さえられ、身分証確認後に解放された。5日夜にも数カ所で集会が開かれ、複数人が拘束された。


 一方、ネット上で「香港臨時政府宣言」という文書が4日夜に広まり、一部のデモ現場で読み上げられた。行政長官の失職や立法会(議会)の解散を宣言。具体的な動きはなく空文とみられるが、支持が広がれば、政府側が態度を硬化させる可能性がある。

Hong Kong: Transport paralysed in clampdown on rioters  BBC (英国) 香港交通網、暴徒取り締まりのため麻痺状態に

 香港の地下鉄は駅やビジネス街が暴力的反政府抗議運動が前日行われたことから、地下鉄駅のほとんどは閉鎖された。
 エアポート・エキスプレスだけが、抗議デモが平和的に行われたことから開通した。

Peaceful protesters form human chains after mask ban in Hong Kong  Gurdian (英国) 香港、マスク禁止条例発令後、平和的抗議者達、人の輪で抗議 -動画
 


 5日


マスク姿で覆面禁止法に抗議 香港デモ、拘束の動きなく  朝日デジタル

デモの際に顔をマスクなどで覆う行為を禁じる香港の「覆面禁止法」が施行された5日、香港各地で市民らがマスク姿でデモ行進し、政府の決定に抗議の意思を示した。警察は参加者を直ちに拘束しようとはせず、同日夜までに大きな衝突には至っていない。


「禁じ手」に追い込まれた香港政府 揺らぐ法治と自由  朝日デジタル

香港で4日、「事実上の戒厳令」とも呼ばれる緊急状況規則条例(緊急法)が約半世紀ぶりに発動された。立法会(議会)の審議を経ずに法をつくるという「禁じ手」を打ち出し、強硬姿勢を強める政府に対し、市民の反発が高まっている。展開次第では、法治や自由を支えに繁栄を築いてきた香港のあり方が大きく揺らぎかねない。

16日に会期が始まる立法会(議会)を待たず、香港政府が「覆面禁止法」の制定に踏み切った背景には、長引くデモへのいらだちと焦りがある。
 政府保安局は立法会向けの説明文書で、「マスクやゴーグルで顔を覆うことが、デモ参加者に違法行為を続ける度胸を与え、暴力行為をエスカレートさせている」と強調した。

 保安局はまた、警官がデモ隊の男子高校生に実弾を発砲するに至った今月1日の激しい衝突に言及。毎週のように繰り返されるデモが激しさを増し、コントロールできなくなっていることが決断の背景にあることを強調した。

……
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緊急法は中国返還前に制定されたもので、返還後の香港の「憲法」に当たる香港基本法の下での有効性に疑問の声もある。今後、緊急法の発動を批判する市民が香港の裁判所に司法審査を申し立て、緊急法発動の適法性が争われる可能性が高い。
 また、緊急法の発動によって香港の自由がさらに抑制され、「一国二制度」が機能していないとみなされれば、米国が香港を対象とした関税などの優遇措置を見直す「香港人権・民主主義法案」の成立が現実味を帯びる可能性がある。


香港で発砲 14歳少年けが マスク禁止法制定で抗議デモ   産経新聞

 香港の林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は4日、諮問機関、行政会議の臨時会合を開き、「緊急状況規則条例」(緊急法)を発動し、デモ参加者のマスク着用を禁止する「覆面禁止法」を緊急立法で制定した。これに対し、市民は4日夜、香港各地で抗議デモを行い、一部が過激化。香港メディアによると、新界地区で警官が実弾を発砲し、14歳の少年が太ももを撃たれた。


 香港では1日、九竜半島・セン湾で警察が実弾を発砲。高校2年の男子生徒が左胸に被弾している。

 少年は病院に搬送され、意識はあるという。

 星島日報(電子版)によると、非番の警察官1人が路上で複数のデモ参加者に囲まれて殴打されて拳銃の実弾を発射し、少年に命中した。
 同紙サイトの映像によると、警察官は私服姿で、転倒して殴打された際に発砲したもよう。直後に火炎瓶を投げ込まれて瞬間的に手に火が付き、逃げ惑う姿も映されている。別のメディアは私服警官だとしている。

 5日午前0時に施行される覆面禁止法は、違反者には禁錮1年以下か罰金刑を科す。緊急法の発動は英国統治下の1967年に中国共産党支持派の大規模な暴動が起きて以来、半世紀ぶりで、97年の香港返還後は初。デモが続く香港情勢は新局面を迎えた。

 緊急法は、行政長官と行政会議が「緊急事態または公共の安全に危害が及ぶ事態」と判断した場合、立法会(議会)の手続きを経ずに集会や移動などの自由を制限できると定めている。民主派は「事実上の戒厳令だ」と反対してきた。

 一方、検討中とされた夜間外出禁止令は、親中派の有力議員が反対し、採用されなかった。


Hong Kong: Face mask ban prompts thousands to protest BBC  (英国) 香港:マスク禁止法、数千人の市民が勤務を早めて深夜まで抗議運動に

 詳細はいくつかの動画に


 4日


 
香港 林鄭 月娥(キャリー・ラム)長官、緊急条令発動

集会、デモにおけるフェースマスク着用を禁止に

2019/10/04  発表

香港政府が「マスク禁止条例」…抗議運動で顔隠すことを禁じる  読売オンライン

 香港政府トップの林鄭(りんてい)月娥(げつが)行政長官は4日午後に記者会見し、行政長官に立法会(議会)の承認なく様々な規則を制定する権限を与える「緊急状況規則条例」を発動すると発表した。これに基づき、抗議運動に参加する際、マスクなどで顔を隠すことを禁止する「覆面禁止条例」を5日から施行する。6月から続く香港と中国両政府に対する抗議運動で過激化する若者らをけん制する狙いがある。
 

 インフルシーズン開始なのに、集団内でのマスク着用禁止とは?!
  自国の保健局の指導を無視??



香港、緊急条例適用を4日に検討 デモ抑圧にマスク禁止 Reuters

抗議活動が激化している香港で、政府が4日に「緊急状況規則条例」の適用を検討する方針であることが3日、複数の関係筋の話で明らかになった。条例の下、{抗議活動の際に参加者がマスクなどで顔を覆うことが禁止される可能性がある。 }

1日の衝突で警察が実弾を発砲し、18歳の男性が至近距離で撃たれたことに反発が強まっており、抗議活動は一段と激化している。
こうした中、関係筋2人はロイターに対し、香港政府が4日朝に会議を開き、緊急状況規則条例の適用を検討する可能性があることを明らかにした。適用されれば半世紀ぶりとなる。

多くのデモ参加者は身元を隠すためや催涙ガスから身を守るためにフェイスマスクを着用しているが、当局が反政府デモの暴力行為抑制に向け集会でのフェイスマスク着用を禁止すると地元メディアのTVBとケーブルTVが報じたことを受け、香港株式市場は1週間ぶりの高値に上昇した。

中国建国70周年に当たる1日、反政府デモとの衝突で警察が実弾を発砲し、18歳の男性が至近距離で撃たれた。約4カ月にわたる抗議運動で実弾による負傷者が出たのは初めて。1日の衝突では警官隊は実弾6発のほか、1400弾を超える催涙弾、約900弾のゴム弾を発射。100人を超える負傷者が出た。

香港当局は3日、撃たれた男性を警官襲撃の罪で起訴。有罪と判断されれば最高刑は禁錮10年となる。



 3日


香港政府、集会でのマスク着用禁止へ

Hong Kong protests: Authorities to announce face mask ban BBC (英国) 香港抗議運動:当局、集会でのマスク着用を禁止に

Officials plan to use emergency legislation dating from the colonial era to invoke the measure, aimed at quelling anti-government protests.
The legislation, called the Emergency Regulations Ordinance, has not been used for over 50 years.


香港、緊急権限発動し集会でのマスク着用禁止へ-TVB  Bloomberg (米国、日本語版)

 香港は公共の場での集会でフェースマスクの着用を禁止するため、約半世紀ぶりに「緊急状況規則条例」を発動する。地元放送局のTVBが報じた。


  TVBによれば、香港行政会議は4日の特別会合開催後、緊急条例の発動を通じた覆面禁止法の制定を発表する。関係者が述べたとしているが、関係者名の明示はない。

 英植民地時代の1922年に制定された緊急条例が前回行使されたのは1967年。林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官のオフィスに3日午後、報道についてコメントを得るため電話したが、報道官は現時点でコメントできなかった。


  緊急条例が発動されれば、約4カ月にわたる混乱の収拾に向け苦しんできた香港政府による対応の大幅強化を示すことになる。


友人が逮捕され青年が撃たれた~香港デモ最前線
催涙弾と火炎瓶が飛び交う「傷だらけの香港」   JB press

 福島香織 報告

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 10月1日、香港が中国に返還されてから、一番傷ついた一日だった。日本人はこうした暴力沙汰の香港が信じられないし、理解できないだろう。でも理解できなくても、どうかこの傷だらけの香港を見続けてほしい。国際社会の関心だけが、今の香港の希望である。


Hong Kong Protests Led a Student to Activism, Then to the Point of a Gun  New York Times (米国) 香港抗議運動、普通の高校生を活動家へ変身。そして銃口に狙われた。

 今年になるまで18歳のツアン・チキンは政治に関心なかった。
 勉強よりもバスケットが好きで、4人の生徒副会長の一人であったが、偶像でも、シンボル的存在でもなかった。そして避雷針的存在でもなかった。
 今年の6月に抗議デモに加わってからツサンは政治に関心を持ち出し、抗議活動に積極的に参加するようになった。

 そして10月1日、彼は銃撃されてから、抗議活動の偶像、シンボル、そして避雷針的存在になった(避雷針:政府側からの攻撃を吸収する、抗議活動のリーダーの一人)

 新中派の人々は、警官の銃撃は正当防衛と評価し、高校生の行動は暴徒のそれだと非難する。
 一方、抗議者達は、なぜ警官は高校生を撃ったのだろうか?と非難の言葉を口にしている。

 しかし公営住宅に住む中高年者からは政府を擁護する声も聞かれる。多くは親中派とされる。

 銃撃の詳細:

 ビデオ映像で見ると、銃撃は以下の状況でなされた。

 煉瓦の塊を投げつけながら、抗議者達は数で勝る警官達を2ブロックほど追いかけていた。そのうち警官達は小集団に分かれた。
 一人の抗議者、水泳用のゴーグル、ガスマスク、そしてプールで使うキックボードを手に持ったツアンと思われる、が少数の抗議者達の集団を率いて、一人の機動隊員を追いかけ地面に倒した。
 抗議者達は倒れた機動隊員を蹴り、メタルパイプ(と思われる)で彼を打った。

 一人の警官が銃を抜いて、地面に倒れた警官を助けるために近づいたとき、抗議者の一人が振り向いた。そして警官の銃を向けている手をパイプで打った。その瞬間警官は銃を至近距離で撃った。
 撃たれた抗議者は倒れた。警官隊は抗議者達の攻撃を見ている間、数分間、倒れた抗議者に目を向けなかった(介護しなかった)。
 *訳者注:この間、ツアンは仲間に、胸が痛い、病院に連れて行って、と弱い声で伝えた。仲間は彼を助けようとしたが、他の警官が仲間を捕捉して逮捕した。

 香港警察のステファン・ロ長官は、ツサンに発砲した警官は合法的行為で理屈にかなった行為であると表現し、発砲する前に口頭で警告していると強調した。また警官は接近状態で攻撃されていたとコメントしている。
 ロ長官は拳銃を発射する以外の方法はなかったとしている。
 
 長官によるとツサンは逮捕されたが、告訴されるかは未決定だとされる。

 2日、ツサンの通う高校(the principal and vice principal of the Ho Chuen Yiu public secondary school)では朝に、ツサンは学校側に罰せられないし、退学させられることもないと発表した。


 写真左: 撃たれる数分前、  写真右:撃たれた直後


Hong Kong protests: Rubber bullet blinds journalist in one eye  BBC (英国) 香港抗議運動:警察ゴム弾、ジャーナリストの片目を失明に

 9月29日
 歩道橋の上にいた抗議者達とジャーナリスト達にゴム弾が発射され、一人のジャーナリストのゴーグルが撃たれ、ジャーナリストは片目を失明した。12メートルの距離からだった。
 側にいた他のジャーナリストは、「我々はジャーナリストだ、撃たないで」と叫んだが無視された。
 ジャーナリスト達は黄色いベストを着け、明確にジャーナリストであることが識別できる状態だった。


 2日


 胸部を撃たれた高校生,緊急手術で一命取り留める

Hong Kong protest: City reels from 'one of its most violent days' BBC (英国) 香港抗議運動:始まって以来最も暴力的衝突に市内が騒然

 香港抗議運動がはじまって以来、最も暴力的で騒乱に満ちた日だった、と警察長官は語った。

 6発の銃弾が警官から発せられ、その一発が18歳の抗議者の胸に当たった。

 抗議者達の中には火焔瓶や他の物で武装している者も見かけた。市内の数カ所に分かれて警警官隊と壮烈に戦った。
 104人の抗議者が病院へ運ばれ、180人が逮捕された。
 警官隊の方でも25人怪我したとされる。

 写真:次の瞬間拳銃から火が噴いた。38口径だ。学生は崩れた。



香港、警官に撃たれた高校生の学校で抗議の座り込み  AFP (国際、日本語版)

 香港のツェンワン(Tsuen Wan)地区で1日に発生したデモ隊と警官隊との衝突で男子高校生(18)が警官に撃たれたことを受け、2日、高校生が通っている学校の外で数百人が座り込みの抗議を行った。
 
 男子高校生はデモ隊と警官隊が乱闘になった際、至近距離から警官に撃たれた。現場の映像には、高校生がこの警官をポールで殴ろうとする様子が捉えられていた。高校生は近くの病院に搬送され、一時重体となったが、当局によると現在容体は安定しているという。

香港デモ、撃たれた高校生は命取り留める 180人拘束  朝日デジタル

 香港警察トップの盧偉聡・警務処長は1日深夜に記者会見し、同日のデモ隊と警察の衝突で180人以上を拘束したと発表した。1日あたりの拘束者数としては一連の抗議デモで最多となった。政府の医院管理局によると、警察官に実弾を撃たれ重体となった高校2年生の男子生徒(18)は緊急手術を受けて命を取り留め、容体は安定しているという。

 撃たれた高校生の学校まで抗議の声を上げる学生達

 医院管理局によると、1日の衝突に伴う負傷者は2日朝時点で104人。男子生徒は重体ではなくなったが、その他にまだ2人が重体だという。この2人が負傷した経緯は明らかになっていない。

盧処長は、男子生徒への発砲について「警官はデモ隊に襲撃され生命の危険を感じ、やむを得ず撃った。発砲は適切で合法だった」と述べ、正当防衛だったと強調した。

 盧処長によると、警察は1日、4カ所の現場で計6発の実弾を発砲した。重体になった男子生徒以外、発砲による負傷者はいないという。デモ隊との衝突で、警官25人が負傷したという。



香港デモ 警官発砲で高校生重体 各地で衝突、66人搬送  産経

【香港=田中靖人】香港で1日、中国建国70年に合わせて各地でデモや集会が開かれた。少なくとも10カ所で警官隊との衝突が起き、一部の市街地は騒乱状態となった。
 
 九竜半島・セン湾では警察が実弾を発砲。高校2年の男子生徒が左胸に被弾し、病院に搬送されたが重体となった。一連の抗議活動で警察の実弾によるけが人が出るのは初めて。

 香港大学学生会が撮影した映像によると、デモ隊の男子生徒は棍棒(こんぼう)を所持し、拳銃を抜いた状態の機動隊員数人との乱闘中に至近距離から拳銃で撃たれた。

 この日は「共匪(共産党の蔑称)が中国を侵略した国難から70年を悼む」などと香港市民の反中感情が刺激されたほか、警察の恣意(しい)的な取り締まりに不満を抱くデモ隊側が「決戦日」として各地で過激化し、集団で警察官を襲撃する場面が相次いだ。

 九竜半島の別の地域では警察車両がデモ隊に襲われ、警察官が拳銃の実弾2発を威嚇発砲した。「1万人規模」(地元紙)で警戒していた警察は鎮圧で催涙弾や暴徒鎮圧弾を多用した。
 報道によると、一連の衝突で66人が病院に搬送され2人が重体、2人が重傷。多数が拘束された。

 この日は香港島でも数万人の無許可デモ行進が行われた。デモに参加した会社員の女性(39)は「中国共産党が約束した香港の自由は偽物だ。中国建国を祝う必要はない」と話した。
 日本領事館が入る高層ビルを含む30カ所以上の大型商業施設は休業し、地下鉄は50駅以上が閉鎖された。

 同日午前に香港島で行われた建国記念式典で、林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官の代理で演説した張建宗政務官は「過激な抗議者の暴力で社会秩序が破壊され、経済がさらに悪化している」と抗議活動を批判した。

Hong Kong Police Shoot a Protester, 18, With a Live Bullet for the First Time New York Times (米国) 香港警察、18歳少年に実弾を発射、重体に

撃たれたのは高校2年生で、棒で他の機動隊員を殴ろうとした。それに向かって撃つぞ!と怒鳴った他の機動隊員が逃げ出す高校生の左胸に18口径を発射した。

高校生は倒れ込んでから、仲間に左胸が痛いと弱々しい声で助けを求めると、機動隊員はその身体を蹴ったが、仲間が身体をひきずっていった。




 1日


  デモ隊に実弾発射

香港警察が実弾発射  共同通信

香港メディアによると、香港警察の警官が1日、九竜半島で起きたデモ隊との衝突で実弾を発射した。けが人が出たとの情報もあるが、詳細は不明。

Live Updates: Hong Kong Police Shoot Protester on China’s National Day  New York Times (米国) 香港警官、中国建国記念日に抗議者に銃撃

  警官が抗議者(高校生)に発砲。胸を撃たれた高校生は重体とされる。


  中国建国70周年記念日 国慶節

  中国からの民主と人権の侵害が強まる香港市民の反発

    一国二制度が崩壊し、香港が中国共産党の支配下に置かれる日の恐怖
      -->市民デモの広がり
  中国共産党が建国を建国を祝う日、香港人達はどのように自分たちのアイデンティティーを示すのだろうか?

Beijing marks 70 years of Communist rule as Hong Kong protesters take to the streets CNN (米国) 中国、共産党政権による中国統治70周年を祝う。

 香港、抗議デモは全て禁止されていることから、デモ参加者は即逮捕の体制に。午後~大規模デモがはじまり、夕方以降に警官隊との間に大きな衝突の可能性。

   

機動隊に打ちのめされる中学生デモ隊
  憎しみからだろうか?
  この後収監されてからも暴力や拷問が加えられるとされる
 

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