30日

 青海省の家きんが高頻度でH7N9鳥インフルエンザに感染。
 中国農業省発表データ。 青海湖の野鳥がシベリア、ヨーロッパ、極東へウイルスを伝搬する可能性。

 11月30日発表データ。全国家きんH7N9ウイルス感染状態
 中国農業省

10月調査データ 
血清学的調査:H7N9ウイルス抗体検査。過去にウイルス感染した証拠。

江西省  4/3152 (0.13%)
河南省 2/2892 (0.07%)
広東省 3/3531(0.08%)
青海省  25/150 (16.6%)
その他の省では検出されず。
家禽からのウイルス分離は全ての省でゼロ。

 春に、生きた家きん市場のH7N9感染鶏から感染者が多く出たとされる上海、浙江省、江蘇省では感染鶏は検出されていない。

 何気なく表で発表しているが、その意味は大きい。

 ウイルス感染鶏が青海省から運ばれてきた可能性が強い。

 青海省の巨大な湖、青海湖は多くの渡り鳥が休息地点としている。
 かってH5N1鳥インフルエンザが世界に広がった2005年、青海湖周辺の野鳥1万羽以上が死亡していて、その感染ウイルスが、モンゴル、シベリア、ヨーロッパ、中東、アフリカへ広がったのは周知の事実であった。( 参考管理人発行図書:マスメディアが報じない新型インフルエンザの真実新型インフル)

 以後は”本音でエッセー”で。

 

29日


 アブダビで夫婦がMERS発症、妻は妊娠8か月

Two new cases of coronavirus in UAE gulfnews.com  (アラブ首長国連邦) コロナウイルス感染者2名が確認

 アブダビ保健当局は2例のコロナウイルス感染者を確認した。

 38歳ヨルダン男性と妊娠8か月の妻である。二人とも現在ICUて治療を受けている。

 アブダビ保健当局は、アラブ首長国連邦の保健省や他の保健当局の協力を得て、WHOにより示されている対策を行っている。


New H7N9 case reported in E China's Zhejiang  Xinhua (中国、新華社通信) 東中国の浙江省で新たにH7N9感染者が報告

   

 浙江省保健当局によると、この秋5人目のH7N9鳥インフルエンザ感染者が浙江省で確認された。
 57歳男性は27日、発熱のために浙江省大学医学部付属病院を受診し、H7N9ウイルス感染が確認された。
 男性は同病院隔離病棟へ入院。現在重体。


28日

 浙江省でH7N9発病者  秋に入って5人目



China reports 3rd H7N9 case in Nov.  GlobalPost (米国) 中国、11月に入って3例目のH7N9発病者を報告

 8、9月には発症者は報告されなかったが、10月に入って2例、11月に入って3例のH7N9鳥インフルエンザ発病者が報告された。

Additional human case of avian influenza A(H7N9) in Zhejiang notified by NHFPC 香港健康保護庁  中国保健家族計画委員会はH7N9鳥インフルエンザ感染者を通知
 プレスリリーズ

 香港健康保護庁に中国保健家族計画委員会は、57歳のH7N9鳥インフルエンザ感染者を浙江省で確認したと通知した。
 患者は11月20日に発病、22日に地域の病院に入院、現在重体となっている。

 これまで中国本土では139人のH7N9鳥インフルエンザ発病者が確認されている。
 浙江省50人、上海33人、江蘇省28人、江西省6人、福建省5人、安徽省4人、河南省4人、湖南省2人、山東省2人、北京2人、広東省2人、河北省1人

 浙江省で新たにH7N9鳥インフルエンザ感染者、現在病院で治療中。 中国新聞網 (中国、浙江省)
 
中国、浙江省保健省は28日、57歳男性がH7N9鳥インフルエンザを発症したと発表した。
 杭州市の病院に入院中とされる。

 *訳者注:夏場に発生がほとんどなかったが、10月以降5例目のH7N9インフルエンザ事例であるが、4例は浙江省で発生している。

 
FluTtrackersによると検査で確認され、中国当局から発表された感染者数は141人、WHOによる10月中旬の死亡者数は45人。しかし、発表時に重体とされて、その後の経過が発表されてない事例もあるので、死者数は50人を超えている可能性はある。
 


27日
26日
25日


 ヨーロッパCDC、MERS疫学情報更新

Epidemiological update: Middle East respiratory syndrome coronavirus (MERS-CoV)

 

 発生から今日までの中東内外におけるMERS感染者数


24日

国内外インフルエンザ状況速報の掲載を開始。メニューから。


23日


 WHO、MERSに関する直近の見解を発表

WHO: Humans, animals both likely fueling MERS spread   CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) WHO:MERS拡大に人と動物が役割

 WHOがMERSに対する最近の見解を発表。

 検査で確認された感染者数は157人で、可能性例は19例(自国の検査機関でウイルス感染が確認されているが、さらにWHOの検査が必要)となっていて、合計176例となっている。致死率は69人の死者が確定されていることから39.2%とされている。

 ほとんどの症例は散発的であり、動物から感染している可能性が示唆されている。しかしながら人人感染も起きていることは確かである。
 今後散発的に感染者が発生することは予想され、また院内感染の危険性も懸念されている。

 
スペインで2例発生している可能性例は、サウジアラビアの大巡礼で感染したと考えられる唯一の例であるが、スペイン当局の発表では昨日まで周辺からの感染者は発生してなく、昨日で感染危険性期間は終えたことから、公衆衛生的注意報は停止された。

 またWHOはMERSコロナウイルスの監視が重症患者に偏っていることから、多くの軽症者が見逃されている可能性があるとしていて、それは最近の英国の研究チームの意見と一致している。

 WHO原文

 
米国FDA、グラクソ社のH5N1鳥インフルエンザワクチンを承認
FDA approves bird flu vaccine  NBCNews.com (米国) FDA、H5N1鳥インフルエンザワクチンを承認、国家備蓄に使用
 
米国FDA(食品医薬品局)は、グラクソスミスクライン社のH5N1鳥インフルエンザ、パンデミックワクチンを承認した。
 
 ワクチンは国家備蓄ワクチンとされ、市販はされる予定はないと、FDAはコメントしている。
 ワクチンは米国で初めて承認されたH5N1ワクチンで、アジュバントとして免疫増強剤が入っている。
 ワクチンは18歳以上の人で、H5N1ウイルスに暴露されるリスクの高い人が対象として承認されている。

22日


 サウジアラビア、首都リヤドで37歳男性がMERSで死亡

 サウジアラビア保健省がウエブ(アラビア語)で発表。詳細は不明。


 中国チームがH7N9鳥インフルエンザ流行の大規模疫学的分析

Spatial and temporal analysis of human infection with avian influenza A(H7N9) virus in China, 2013 Eurosurveillance  (EU, ECDC) 2013年中国におけるH7N9鳥インフルエンザ流行の地理的時間的分析

 
中国の研究チームによる2013年2月から5月に発生した人のH7N9鳥インフルエンザ発生に関する地理的および時間的分析。
 浙江省、上海、江蘇省等を中心として発生した人のH7N9鳥インフルエンザ症例を地理的、そして時間的経過の中での発生率を分析。

 *時間をみて要約する予定(管理人)
 髙橋雅人氏が考案部分を完璧に訳しています。
 PDF


21日

 
{ハーバード大学公衆衛生学部フォーラム:次のパンデミックに十分対策は講じられているか?}
 YOU TUBE
  約1時間のフォーラムのビデオ。 時間のある時にでも。
 MERSおよびH7N9に焦点



20日

Saudi Arabia must be transparent to fight MERS virus  Washington Post (米国) サウジアラビアはMERSに関する透明性ある情報を提供すべきである
 
 以下簡約。

 最近、英国とフランスの研究チームが発表した研究論文で、実際には多くのMERS感染者がいる懸念があるとされている。
 人と動物が危険な病原体を共有する危険性は高い。
 先のSARSや各種鳥インフルエンザなどは良い例である。

 中国はSARSで情報を十分公開しなかったため、世界中にSARSは広がった。
 しかし、その教訓からH7N9鳥インフルエンザが発生した今年は、透明性ある情報を迅速に公開した。

 MERSが世界に広がることを防ぐためにもサウジアラビアは中国の例を見習って透明性ある情報を世界に提供するように努力すべきである。


 サウジアラビアで2名のMERS、保健省が発表

 
73歳女性、首都リヤドで11月19日に死亡
 65歳男性、ジャウフ地域(Jawf region)、ICUに収容

 保健省のサウジアラビア語のウエブで発表された。

 CIERAP
 FluTrackers

 MERSは重体例しか報告されない。
 検査の基準が重体例に限られているようだ。結果的に数~十倍の感染者がいると推定されることになる。

19日


 スペインで大巡礼帰国者から2例目の感染疑いが確認
Two cases of MERS reported in Kuwait, Spain tests 2nd probable case CTV News  (カナダ) クエートで2例のMERSが報告、スペインでは2例目の大巡礼帰りの感染疑い例が報告
 WHOがクエートでのMERS発症2例を報告(下記報告事例)。

 スペイン保健省が大巡礼帰りのMERS発症疑いの2例目を報告。
 スペイン当局の検査ではMERSウイルスは陽性であるが、WHO基準では検査がさらに必要とされ、先の例とも”可能性例”に分類されている。
 感染疑い者は10月のメッカ大巡礼に参加して、先の疑い者と行動を共にしていた女性。
 現在、先の女性と共に軽快して退院しているとされる。
 スペイン当局の説明では、ウイルスの人人感染で感染したかどうかなど不明とされる。
 これまで女性たちと航空機をを一緒にした旅行客などから感染者は出ていないとされる。


WHO is Informed of Four More Cases of MERS-CoV Infection Control Today (国際) WHO、4例のMERSコロナウイルス感染例を報告

 
当ページで既に報告済みの4症例。

 オマーン国籍のアラブ首長国連邦に住む75歳男性。11月10日死亡。
 カタールの61歳男性。11月4日に発症して、現在重体。11月4日に発症。現在重体。家畜を飼う農場を訪問していた。
 クエート初の感染者である47歳男性。10月30日に発症。重体。2例目の感染者は52歳男性。11月7日に発症。現在重体。

 WHOの統計では検査で確認され報告されているMERSは157例で死者数は66例とされる。

H7N9ウイルスはパンデミックを起こす能力持つ nikkei BPnet
 東京大学医科研 河岡義裕教授講演(於日本小児感染症学会)
 
内容

 海外メディアでは米国ウイスコンシン大学教授とされる、多国籍企業的河岡教授の講演。
 これまでも当ページで同氏の論文などを紹介しているが、内容的には目新しいものではない。
 遺伝子分析などでパンデミックを起こす能力を獲得しつつあるとする話は多くなされている。その一方で、そう簡単には変異は起きないとする論文もある。
 遺伝子学的分析からの報告は、予知性はあまりなく、むしろ疫学的調査による分析の方が実際的には説得力がありそうだ。
 管理人のコメントはエッセーで。
 
18日

 
インドネシアでH5N1鳥インフルエンザで主婦が死亡
Indonesia reports human H5N1 avian influenza fatality in West Java woman The Global Dispatch  (米国) インドネシア、ウエストジャワで女性がH5N1鳥インフルエンザで死亡したことを報告
 31歳主婦。
 11月1日に発症。いくつかの医療機関に入院したが診断がつかなかった。
 状態は悪化して11月11日に死亡。
 専門機関で検査してH5N1鳥インフルエンザと診断。
 住居周辺に家きんが飼育され、また近くで生きた家きん市場が時々開かれていたという。

 最近の発生報告では本年9月にウエストジャワで28歳男性が感染して死亡している。
 2005年以来、インドネシアでは195例のH5N1鳥インフルエンザ感染者が報告され、そのうち163人が死亡し、致死率は83%となっている。


 情報ページとしてCIDRAP(ミネソタ大学感染症情報センター)のMERSページ、香港保健庁のH7N9(鳥インフル)ページを上方のリストに加えた。

 CIDRAP情報は米国CDCおよびWHOとの連携のもとにまとめられていて、香港保健庁のページは世界の公式ページの中では最もよくまとめられていて信頼性も高い。
 英語ページではあるが、非常に簡潔な英文であり、斜め読みで新規情報はすぐわかる。英語と日本語の本質的違いが現れている。
 

17日


 クエート保健省、MERS対策は十分行われている。拡大の懸念はない。
Coronavirus under control - MoH Kuwait News Agency  (クエート) コロナウイルスは制御されている:クエート保健省
 
 クエート保健大臣の記者発表。
 2例のMERSコロナウイルス感染者が確認されたが、拡大・予防対策は十分とられている。
 ウイルスは広く拡大してなく、世界で報告されている感染者数は165人を超えてないので、パニックになる必要はなく、心配する必要もない、と大臣はコメントした。
 さらにホットラインも引いて、どのようにしてMERSを見つけるか、そして疑い者や感染者をどのように扱うかを、国民に説明している、と語っている。


16日

 MERSの把握の不確定さ。英国・フランスチームの研究結果に対する論説
Most MERS cases going undetected, 'slow epidemic underway': study Toronto Star  (カナダ) 研究:ほとんどのMERS感染例は未検出、流行は緩徐に拡大
 Canadian Press(カナダ通信)による、英国とフランスの研究チームのLancet Infectious Diseases 論文に関する論説。
 WHO他のコメントも記載

 概要は13日と15日にも記載。
 ロンドン・インペリアル大学、エジンバラ大学、およびパリのパスツール研究所の研究チームによる。研究助成費は、英国医学研究評議会、ビル&マリンダ・ゲーツ基金等から提供。
 研究リーダーはインペリアル大学の疫学専門家である、ネイル・ファーガソン(Neil Ferguson)博士。

 {多くのMERS感染者は見逃されており、数理学的解析では検査で確認された1人の感染者につき5~10人の感染者の存在が見逃されている。重症な患者だけが検査されているのが理由である}
 以下要点をまとめる。

 ・MERSコロナウイルスの人から人への感染率は1.0(これを超えると自動的にウイルスは人人感染で拡大)に近づいている。
 ・MERSが人人感染で広がっている可能性を否定できない。または他の可能性として、動物と人、両者からウイルスは人へ拡大している。
 ・研究チームの結論は、MERSは緩徐に流行しだしている。しかし人の間だけでウイルスが感染しているかは不明である。(動物からのウイルス供給なしに)。
 ・ファーガソン博士は、ごく最近でも、たぶん感染者は報告例の2倍は出ているが、自分たちの数理学的分析では5~10倍の有症状感染者がいるとコメント。
 ・サウジアラビアでの検査対象としている患者のクライテリアは、重症者に偏向していて、全ての可能性ある患者は対象となっていない。
 ・多くの感染者が見逃されている可能性があることはWHOも認識していると、同機関のMERS担当責任者であるアンソニー・マウンツ( Anthony Mounts)博士は語っているが、カタールの例をだし、過去6ヶ月間にインフルエンザ様症状を呈して病院受診した3000人の結果でMERS陽性者はいなかったとコメントしている。
 ・研究チームは、利用できる情報が少ないことから、数理学的分析方法を用いて結果を発表したが、マウンツ博士は、結果は確定的ではないが、少なくとも意義ある情報と言える、とコメントしている。
 ・カナダの疫学専門家たちは、研究チームの数理学的分析方法を賞賛するコメントを出している。
 ・マウンツ博士は、自分はラクダが主要な人への感染源となっていて、ウイルス拡大の原因となっていると考えているとコメントしている。
 ・しかしコロナウイルスの専門家であるクリスチャン・ドロスステン(Christian Drosten )博士は、上記マウンツ博士の意見に異論を呈する。もし現在MERSコロナウイルスが動物を感染宿主とするウイルスで、時折人に感染しているとしたならば、感染して病的になった動物の報告例が多くでているはずであるとコメントしている。
 ・ドロステン博士:いくつかの研究で中東の数か国のラクダでMERSまたはMERS近似ウイルスの抗体が検出されている。しかし抗体は過去の感染歴を示しているが、現在、感染していることを示しているのではない。自分たちの研究結果では、ヒトツコブラクダで抗体が検出されている事実は、以前からウイルスが感染をラクダで繰り返していることを示しているのであって、現在、流行が(ラクダを介して)拡大していることを示唆しているのではないと考えている。
 ・ドロステン博士:自分の現時点での結論は、MERSコロナウイルスは人人感染を起こしているが、ウイルスの人への感染効率はインフルエンザほどではない。
 ・ファーガソン博士:どの論争が正しいかは別にして、MERSは監視し続ける必要がある。現在、地域的に人人感染が持続的に起きていないとしても、大流行を起こす可能性を持つウイルスに対して、我々は関心を抱く必要がある。


15日

 MERSコロナウイルスを巡る2編の研究報告
MERS-CoV studies: Many cases missed, but precautions work CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) MERSコロナウイルス研究:多くの感染者が見逃されているが、判断には十分の注意を要する
 今週MERSコロナウイルスに関する2編の研究論文が発表され、ウイルス感染とその制御に関して悪い情報と良い情報が提供された。

 英国とフランスの国際チームにより” TheLancet Infectious Diseases”に発表された研究結果では、症状のあるMERSの62%が見逃されていて、流行がゆっくりと拡大しつつあるとされ、しかし動物から繰り返しウイルスが感染することなしに、人の間でウイルス拡大が起きえるかについては明確でないとされる。
 数理学的推定によると、本年8月まで940例の有症状感染者が発生しているとされる。

 一方、WHO他、発生国等の研究者から構成される研究チームは、未だMERSコロナウイルスは、持続的に人の間で感染を拡大する能力を有してなく、強力な隔離、検疫対策なしに発生は収まってきたことから、適切な感染制御対策を講じれば、ウイルスの人への感染は阻止可能であろうと結論している。


 カンボジアでさらに2例のH5N1感染者、1例死亡、幼児は重体

Cambodia reports two new bird flu cases, one dies  Xinhua (新華社) カンボジア、H5N1鳥インフルエンザ感染者2例を報告、1例は死亡
 
14日、WHOとカンボジア保健省は2例のH5N1鳥インフルエンザ感染者を報告した。今年度の同国の感染者数は26人となった。
 Kampong Speu 省に住む3歳男児と Pailin省の29歳男性が同国の25例目および26例目の感染者となったが、後者は先週死亡した。
 男児はプノンペンの病院で治療されているが、現在重体とされる。
 
 発表によると2人とも発病前に、病的または死亡した家きんと接触した既往があるとされる。
 今年度26人が感染したと報告されているが、そのうち生存しているのは12人に過ぎない。


Man dies, toddler critical in new Cambodia bird flu cases  AFP (国際) カンボジアでさらにH5N1鳥インフルエンザ感染者発生、男性が死亡、幼児が危篤
 

 
今年は異常に多い!!

2005 – 4 cases                     2010 – 1 case

2006 – 2 cases                     2011 – 8 cases

2007 – 1 case                       2012 - 3 cases

2008 – 1 case                       2013 – 26cases

2009 – 1 case                      



 クエートの医師感染疑いは2例、保健省は否定

 
クエートでMERS患者から感染した疑いがもたれている医師は2名とされるが、現在ウイルス検査が行われている。また患者から感染した病棟は閉鎖されているとの噂もあるが、保健省からの公式情報はなく、患者から周辺に感染した事実はないと発表されている。
 医師の感染疑いは、医師からの報告による。

 FluTrackers


14日

 
H6N1鳥インフルエンザが台湾で人に感染
New Taiwan bird flu shows animal virus risk to humans  Reuters (国際) 台湾における新規鳥インフルエンザの人感染事例は、動物感染ウイルスが人へも危険であることを示唆
 
台湾女性がH6N1鳥インフルエンザに感染したことが台湾当局から発表。
 女性はインフルエンザ様症状でウイルス検査を受け、H6N1鳥インフルエンザであることが確認された。
 同ウイルスの人への感染は世界初である。
 台湾の専門家は、現時点ではH6N1ウイルスが人に危険とは言えないが、変異することで人に容易に感染するようになる危険性があるとコメントしている。
 なお同ウイルスは家禽の間での感染はしばしば見られている。

クエート、2例目のMERS発症者を確認
 
Kuwait reports 2nd MERS-CoV. infection case  Kuwait News Agency  (クエート国営通信) クエート、2例目のMERSコロナウイルス感染者を報告

 
先の報告に続いてクエート保健省は2例目のMERS発症者を報告した。
 52歳男性が海外旅行から最近帰国したとされる。
 先に報告された47歳男性の事例とは無関係とされる。

クエートで初のMERS患者が確認、主治医も感染との情報も

 
Kuwait reports its first MERS coronavirus case  Kuwait News Agency (クエート国営通信) クエート、初のMERSコロナウイルス感染者を報告

 クエート保健省は13日、47才男性がMERSを発症したことを発表した。
 同国としては初の患者であるが、アラブ沿岸国としてMERS発生5番目の国となった。
 同保健省は感染予防対策など、WHOの方針に従って行っているとコメントしている。

 クエートの患者は重体で、主治医も感染の疑い

 ProMed-MAIL(国際感染症学会メーリングリスト)での投稿。
  現地新聞のAl Raiが医療機関からの情報として、患者は重体で主治医の女医も発熱して感染した疑いがもたれている。
 昨日掲載のThe Nationでも同様の情報が伝えられている。

13日

 
MERS感染者、実際の5〜10倍の可能性が示唆
Large number of MERS infections going undetected, new study ...  CTV News (カナダ) 新研究は多数のMERS感染者が検出されてない可能性を指摘
 Canadian Press

 ロンドン・インペリアル大学、エジンバラ大学、およびパリのパスツール研究所の研究チームが Lancet Infectious diseasesに発表。

 研究では、1人のMERS感染者につき5~10人の感染者が見逃されている可能性が示唆。
 見逃されている理由は発生国が意図的に隠しているのではないとされ、重症患者だけが検査されていることが上げられている。

 MERSは、現在まで少なくとも155人の感染者と65人の死者が報告されている。

 クエートで初のMERS患者発生の疑い、主治医も感染の可能性

Report: First suspected coronavirus case in Kuwait The Nation (タイ) 報告:クエートで初のコロナウイルス感染疑い者
 クエートの報道機関が医療機関からの発表として報道。患者は地域の病院に入院しているが重体とされる。
 また主治医も感染した可能性があるとされる。

 ネパール、多数の農場でH5N1鳥インフルエンザが発生
Nepal Reports 85 New Bird Flu Outbreaks  ThePoultrySite.com  (国際) ネパール、H5N1鳥インフルエンザが85か所の家きん飼育場で発生
 ネパール獣医当局が発表。
 85か所の農場で鶏でH5N1鳥インフルエンザが発生。
 100万羽以上の鶏が感染死、および殺処分された。

12日


 インド、大巡礼帰国者がMERS発症疑い
MERS coronavirus: no need to panic, say doctors  The Hindu (インド)  インドで大巡礼帰国者がMERSコロナウイルス感染疑い、医師たちはパニックの必要はないと
 バンガローレ市に10日メッカ大巡礼から450人戻ってきたが、その中から1人のMERS疑い者が出ていることが発表された。(他報道では42歳女性)
 現在ウイルス検査が行われているが、当局はMERSコロナウイルスは人人感染しないからパニックに陥る必要はないとしている。

 *訳者注:ウイルスが同定されてないが、MERSの可能性は低いと考えられる。

 MERS発病者所有ラクダもウイルスに感染、サウジ当局が発表

Camel tests positive for Mers virus  BBC News (英国) ラクダ、PCR検査でMERSウイルスが陽性に
 MERSコロナウイルス感染が確認されたラクダは、MERSを発症した人が飼っていた、とサウジアラビア保健省が発表した。
 しかし、ラクダがMERSコロナウイルスを人に感染させているか否かは明確ではない。
 コロナウイルスは人と動物の呼吸器に感染する。

 もしウイルスがさらに人に感染したとしても、ウイルスの感染力は非常に強くはないと専門家たちは考えている。
 2012年9月以来、世界で153例の検査で確認された感染者が報告されている。

 サウジ保健省はラクダに対する予備的検査でウイルスが陽性だったとし、今後、農業省やいくつかの研究所と協同的にラクダのウイルスを分離して、人に感染しているウイルスの遺伝子と比較する予定と発表している。
 もしラクダから分離されたウイルスの遺伝子が人から分離されたウイルスのそれと一致すれば、それは世界で初の科学的発見となり、MERSコロナウイルスの人への感染源の同定となるだろう、と同省ではコメントしている。


Reports: MERS-CoV found in Saudi patient's camel CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター)  報告:サウジアラビアでラクダからM,ERSコロナウイルスが検出
 カナディアン・プレスがサウジアラビアの保健大臣補であるジアド・メミシ医師から得た情報として、先週ジュエダシュ( Jeddah)でMERS発症が確認された43歳の保有しているラクダがMERSコロナウイルスのPCR検査で陽性になったと伝えた。

 メミシ医師によると男性は病的になっていたラクダと接触していた。 

 Saudi says first camel tests positive for MERS virus  Singapore Press  (シンガポール)サウジアラビア、初めてMERSコロナウイルスに感染したラクダを確認

 サウジアラビア当局は、MERSコロナウイルスに感染して発病した男性の所有しているラクダがMERSコロナウイルスに感染していることを確認したと11日発表した。
 ラクダがウイルス感染していることを確認したのは初のこととされる。
 ラクダからMERSコロナウイルスの抗体は広く検出されていたが、実際にウイルス感染しているラクダとその所有者の発病例は世界初である。


11日

 先に発表されたオマーン男性が死亡

Oman says first MERS-coronavirus sufferer dies in hospital Reuters (国際) オマーン、初のMERSコロナウイルス感染者が死亡
 8日に報告されたオマーンの男性が死亡したと、オマーン当局が発表。
 死因は肺機能不全。

 
カタールの感染者、動物からウイルス感染?
 
WHO、カタールのMERS感染者例を確認 WHO
 9日にカタール政府発表の情報。当ページで紹介済み。
 
 48歳男性。10月25日に発症。31日に入院。現在重体。
 頻回に家畜小屋に出かけていたが、最近旅行した既往はなく、また感染者との接触もなかった。

 WHO統計では検査で確認されたMERS感染者は151例で、死亡したのは64人となっている。


10日

 広東省東莞市の家きん調査でH7N9ウイルスは検出されず
  男児の感染源は謎?
 
 3歳男児がH7N9鳥インフルエンザに感染した東莞市内の家きんでウイルスが検出されなかったことが、同市農業局の調査で判明したことが地元の報道が発表した。
 175検体を調査したがウイルスは家きん検体で確認されなかった。
 男児はどのようにしてウイルスに感染したのか謎であるが、生きた家きん市場で感染したと推定されている。

 春から感染者たちの感染経路は生きた家きん市場とされているが、周辺の家きんからウイルスが検出された例は非常に稀であり、人へウイルス感染を起こしている媒体として家きん以外の存在も推測されているが、多くの調査や研究で、未だ明確になっていない。
 情報源

9日


カンボジアでH5N1鳥インフルエンザ発症の男児が死亡
 Global Times  (中国)
 先に報告したカンボジアで本年度24人目のH5N1鳥インフルエンザ発症となった10歳少年が死亡したと発表された。
 本年13人目の死者であるが、本年発症した24人中生存者は、わずか11人となっている。

広東省の生きた家きん市場、閉鎖せず

South China Morning Post
 (香港) 中国、鳥インフルエンザ感染者発生にも関わらず、生きた家きん市場は閉鎖せず
 広東省で3歳の幼児がH7N9鳥インフルエンザに感染したが、広東省は生きた家きん市場を敢えて閉鎖しないと発表。

 カタールでMERS発症者が確認

Supreme council of health announces cure of the last MERS-CoV patient and reports a new case
カタール保健省が、カタール住民が新規にMERS発症者を確認したと発表した。
 感染者は48歳男性でICUで治療されている。
 周辺での接触者は検査で陰性とされる。

 また先に治療を受けていた患者は治癒したとも伝えた。

 カンボジアでさらにH5N1鳥インフルエンザ感染者が発生、本年度24例目

Cambodia reports 24th bird flu case in 2013 Global Times  (中国) カンボジア今年度24人目のH5N1鳥インフルエンザ発病者を報告

 WHOとカンボジア保健省は共同で、同国で本年24人目となるH5N1発病者を発表した。
 発病者は南部のカンポート省に住む10歳少年で、発熱、咳、咽頭痛、腹痛、呼吸困難でプノンペンの病院に入院したが、7日にH5N1鳥インフルエンザ感染が確認された。
 説明によると少年はタミフルで治療されているが、現在、重体とされる。
 発病一か月前に村で30羽の鶏が突然死亡し、少年はそれを兄の調理のために運んだとされる。
 カンボジアで今年度発生した24例の鳥インフルエンザ感染者のうち、生存しているのは12例に過ぎない。

8日
 
 
サウジアラビアでさらに2例のMERSが確認
 
FluTrackers
 
CIDRAP (ミネソタ大学感染症情報センター)

 72歳男性、ICU収容、複数の基礎疾患を保有、症状は安定
 43歳男性、ICU収容、Jeddah、基礎的疾患は保有せず、ICU収容


 スペインのMERS感染者に関する大手報道
Spain Confirms First Case of Highly Dangerous MERS Virus Wall Street Journal (米国、国際) スペイン、高度に危険性の高いMERSウイルス感染者の初例を報告

Spain reports 1st case of MERS respiratory virus; female victim had returned from Saudi Arabia  Washinton Pos (米国) スペイン、初のMERS発症者を報告、大巡礼からの帰国者
 
AP通信版

 アラブ首長国連邦でMERSが報告

Mers coronavirus diagnosed in patient in Abu Dhabi hospital  The National  (アラブ首長国連邦) オマーンの男性がアラブ首長国連邦でMERSを発症
 75歳のオマーン男性がアラブ首長国連邦に滞在中にMERSを発症したと、アブダビ当局が発表した。
 男性は先月呼吸器症状で発症し、現在ICUに入院している。

 当局によると必要な対策はとったとされる。

Omani diagnosed with coronavirus in UAE Emirates 24/7  (アラブ首長国連邦) オマーン男性、アラブ首長国連邦でコロナウイルス感染症と診断
 
アブダビの保健当局は、オマーン国籍でアラブ首長国連邦滞在中の男性が10月に呼吸器症状を呈し、現在ICUで治療を受けていると発表。MERSコロナウイルス感染が確かめられている。

 ベトナム、メコンデルタ地域でアヒルの間でN5N1鳥インフルエンザが流行

Tien Giang declares H5N1 bird flu epidemic Tuoitrenews (ベトナム) ティーンギアン省、アヒルにおけるH5N1鳥インフルエンザの流行を報告

 
ベトナム南部、メコンデルタ地帯のティーンギアン省(Tien Giang Province)は、二つの自治区でアヒルがH5NI鳥インフルエンザで多数死亡したことを発表した。


7日

スペインで初のMERS感染者が発生、大巡礼からの帰国者

Spain has first MERS case; woman went to Hajj METRO  (カナダ) スペインで初のMERS感染者:大巡礼参加女性
 The Canadian Press

 スペイン保健当局は、先月(サウジアラビア)の大巡礼に参加し帰国した女性が、同国初のMERS感染者となったことを発表した。
 当局によると女性は11月にマドリッドの病院に入院したが、状態は安定しているとされる。
 女性が入院する前に乗った航空機の同乗者を含む接触者調査が行われている。

 WHOの専門家でMERSに関して担当している、アンソニー・マウンツ博士によると、女性はサウジアラビアで航空機に搭乗する前に体調が悪かったとされる。
 女性はサウジアラビアで医療機関を訪れていたようであるが、詳細は不明。
 マウンツ博士は、間違いなく女性は医療機関でチェックされたが、その時症状は軽かったと思われる、語っている。
 そのとき、MERSコロナウイルスのチェックを受けたかどうかが問題であるが、現在、情報を求めている、と同博士は付け加えている。

 現在MERSコロナウイルスがどのような経路で人に感染するのか不明であるが、今回の感染者がサウジアラビアでどのような行動をしていたかをしることで、感染経路解明の重要な情報となりえる。そのようにマウンツ博士はコメントしている。

Spain reports MERS-CoV in returning Hajj traveler CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) スペイン、大巡礼帰国者でMERSコロナウイルス感染者を報告
 WHOが本日カナディアン・プレスに伝えたところによると、スペインで発病したサウジラビアビアから帰国してMERSを発症した女性は、大巡礼に参加していたとされる。
 女性が通常の航空機で帰国したか、大巡礼用のチャーター便で帰国したかは不明。当局は接触者調査を行っている。
 サウジアラビア当局は10月13日から18日まで開催された大巡礼では、MERSや他の深刻な感染症は発生しなかったと発表しているが、専門家の中にはMERSの潜伏期間が10日以上と長いことから、巡礼者たちが帰国後に発病する可能性があることを指摘している人もいる。

Spain reports first case of deadly MERS coronavirus GlobalPost (国際) スペイン、初のMERSコロナウイルス感染者を報告
 スペイン保健省は6日(現地時間)、同国初のMERS感染者を報告した。
 患者はサウジアラビア旅行から戻った女性で、現在マドリッドの病院で治療を受けている。状態は安定していると同省では伝えている。
 女性は10月にサウジアラビアで過ごしたとされるが、メッカ大巡礼に参加したかどうかは不明である。

Fourth case of H7N9 bird flu confirmed in China in 3 weeks South China Morning Post (香港) 中国で3週間内に4例のH7N9感染者が確認

H7N9 fails to stop chicken imports Hong Kong Standard (香港) 香港、広東省でのH7N9発生にも関わらず本土からの鶏輸入を制限しない
 
広東省で男児がH7N9鳥インフルエンザに感染したにも関わらず、香港政府は広東省からの鶏輸入制限を行わない。
 理由は感染しているのは生きた家きん市場の鶏で、香港が輸入している農家の鶏ではないことを上げている。
 保健当局によると、香港にウイルスが入ってくるルートは2つあり、1つは感染した人を介して、もう一つは輸入家きんを介してであるという。
 人に関しては厳重にチェックしていって、家禽に関してもサンプル検査を行っているという。

6日

 
WHOが中国の2例のH7N9感染症例を発表
 Human infection with avian influenza A(H7N9) virus – update  WHO H7N9鳥インフルエンザの人感染症-状況更新
 
中国国家保健家族計画委員会はWHOに2例の検査で確認されたH7N9鳥インフルエンザ感染事例を報告した。

 1例目は広東省の3歳男児で、家禽に接触した既往を持っている。
 2013年10月29日に発病し、31日に地域の病院に入院した。しかし11月4日に他の病院に移された。現在病状は安定している。

 2例目は浙江省で農業に従事している64歳女性で、家禽に接触した既往を持つ。
 女性は10月30日に発病し、31日に地域の病院に入院した。しかし11月3日に別の病院に移された。女性は現在重体となっている。
 
 以下略


 
中国浙江省でH7N9感染者が報告
Zhejiang H7N9 case reported  news.gov.hk  (香港) 浙江省でH7N9感染者が報告
 中国国家保健家族計画委員会は、香港健康保護庁に、もう一人の(広東省の小児例以外の)H7N9感染者を伝えた。浙江省の64歳女性で、10月30日に発病し、重体となっている。
 中国本土ではこれまで138人の感染者が報告されているが、香港では報告されていない。

Three-year-old boy diagnosed with bird flu as H7N9 returns to Guangdong South China Morning Post (香港) 広東省でH7N9再流行の予兆、3歳幼児の感染が確認

Taiwan cautions travelers over new H7N9 cases in China Focus Taiwan News Channel (台湾) 台湾、中国への旅行客にH7N9鳥インフルエンザ警戒報
 5日、中国保健当局が2例のH7N9感染者を報告したことから、台湾CDCは6日、中国本土への旅行客に警戒を呼びかけた。
 2例の感染者は浙江省と広東省で確認され、この秋になって第3および第4例目となっている。


 中国、2例のH7N9鳥インフルエンザ感染を確認

 China reports two new H7N9 cases CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター)
 一例は先に報告されている広東省の小児例。もう一例は浙江省で発生。
 浙江省の例は、WHOの報道官であるGregory Hartl氏がツイッターで語っているものである。同氏は冬になったから発生数が増えてきている、というニュアンスで伝えている。

5日



 中国広東省で幼児がH7N9鳥インフルエンザ発症
   
中国南部、香港に隣接、SARS発症とされる

広東省でまた鳥インフル=中国 時事通信
 {中国広東省衛生庁は5日、同省東莞市に住む3歳の男の子がH7N9型の鳥インフルエンザに感染していることが確認されたと発表した。中国本土でのH7N9型感染者は138人(うち45人死亡)となった。}

3-year-old boy infected with H7N9 bird flu Xinhua (中国、新華社) 3歳男児がH7N9鳥インフルエンザに感染
 
5日、広東省の3歳男児がH7N9鳥インフルエンザに感染したことが確認された。
 男児は四川省生まれで、広東省の東莞市の村に住んでいたが、 広東省のCDCの検査でH7N9鳥インフルエンザに感染したことが確かめられた。

 男児は現在、東莞市人民病院で治療されているが、容態は安定しているとCDCの発表で述べられている。
 当事例は中国で秋に入ってから確認された3例目のH7N9鳥インフルエンザである。先の事例は浙江省で10月15日と23日に報告されている。

 国家保健家族計画委員会によると、中国では8月末まで134例のH7N9感染者が報告されていて、そのうち45例が死亡している。

 香港RTHK (中国語)
 
広東省政府は、東莞市(とうかん)の3歳5か月の男児がH7N9鳥インフルエンザに感染したと発表した。男児は東莞市立病院に隔離され治療を受けている。
 男児の症状は安定していて、周辺接触者7人の調査では3人にインフルエンザ様症状を認めているとされる。

 男児はインフルエンザ様症状で病院で検査を受け、H7亜型ウイルス陽性と判明し、翌日にH7N9ウイルス感染が確認されたようだ。
 FluTrackers情報


 
中国、H7N9鳥インフルエンザを法定伝染病に指定
中国、鳥インフルエンザウイルスを法定伝染病に 中国新聞
 {4日の新華社電によると、中国の衛生当局は鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)を法定伝染病に指定した。1日から法定伝染病として扱っている。

 中国の法定伝染病は感染力の強さなどによって甲類、乙類、丙類の三つに分かれ、H7N9型は乙類に指定された。感染者が確認された場合、24時間以内に報告することが義務付けられている。

 H7N9型の人への感染は中国で3月末に初めて確認され、その後拡大。一時沈静化したが、浙江省では先月15日と23日に相次いで感染が確認された。}

 カンボジアで女児がH5N1鳥インフルエンザで死亡

Cambodian toddler dies of bird flu, bringing cases to 23 so far this year Xinhua (中国、新華社通信) カンボジアの乳児が鳥インフルエンザで死亡、今年度23人目の感染者となる
 同国保健省とWHOの共同発表で、北西部のPursat 省で2歳女児H5N1鳥インフルエンザに感染して死亡したことが伝えられた。
 今年度23例目の感染者であるが、そのうち生存しているのは11例に過ぎない。

 発表によると女児は発熱と呼吸困難で10月25日に入院したが、26日に死亡したとされる。
 調査によると女児が発病する2か月前に祖父母の家の周辺で鶏が死亡していたことがあり、女児が死亡した鶏に直接触ったことによる感染と推定されている。

 保健大臣はH5N1鳥インフルエンザはカンボジア人全体に危険な感染症であり、特に小児は感染しやすくハイリスクであると、警告している。

Bird Flu Kills 12th Person in Cambodia This Year  ABC News (米国) カンボジアで2歳女児がH5N1鳥インフルエンザで死亡、今年12人目
 
4日、カンボジア保健省とWHOが、西部の Pursat 省で2歳女児がH5N1鳥インフルエンザで死亡したことを発表した。
 祖父母の家の周辺で家きんが2か月前に死亡していたことがあり、女児が時々遊びにいっていたことから、そこで感染したと推定される。
 女児は発熱、呼吸困難で10月26日に死亡した。

 カンボジアでは今年度H5N1鳥インフルエンザ感染者が多く、今回の女児例で23例目であり、そのうち12例が死亡している。


WHO confirms fatal MERS-CoV case in Saudi Arabia  CIDRA (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) WHO、サウジアラビアでのMERS死亡例を確認
 WH0はサウジアラビアの東部地域で56歳女性がMERSで10月31日に死亡したことを確認したと発表した。
 女性は慢性疾患を保有していたが、発症前に動物との接触はなかった。しかし他のMERS発症者との接触があったとされる。

 当症例でWHOは検査で確認されたMERS発症者を150人とし、死者数は64人としている。
 一方、サウジアラビア保健省は同国の感染者数を125人とし、死者数は53人としている。
 なお当症例は、1日に当ウエブで報じた。 

4日

3日

 気になる情報はない。
2日

 北半球でのインフルエンザシーズンは未だ到来してない

 CDC sees little movement in US flu indicators CIDRA (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) 米国CDC、米国内でのインフルエンザ流行の兆しは認めず
 
米国CDCは米国内の季節性インフルエンザに関して現時点では明確な流行の兆しは認めないと発表。
 部分的に発生が認められているケースはあるが、全体として分離ウイルス数は少ない。分離されているウイルス株はA型H1N1pdm(2009年のパンデミック株)。

 カナダでも発生数は少なく、ヨーロッパでもヨーロッパCDCの報告では、先週の時点で加盟国27か国での発生は非常に少ないとされる。

1日


Target hub markets to halt new H7N9 flu wave in China  New Scientist  (国際) 中国のH7N9鳥インフルエンザ、拠点市場の閉鎖で拡大が防止
 鳥インフルエンザが再発生した。
 2月に発生した中国のH7N9鳥インフルエンザは、夏場に入ったせいもあり、人での感染が急速に減少した。
 しかし現在、再び春に発生の中心地であった浙江省で再発生し、2人の男性が感染して重症となっている。

 しかしながら良い情報が出ている。春に人の感染が相次いだが、生きた家きん市場の閉鎖で発生が急速に減少したという、数理学的解析結果が中国と香港の研究者によって発表された。
 2度目の流行も同じように市場の閉鎖で抑えられないのではないかという意見もあるが、今回の数理学的解析結果は、前向きな明るい反応を呼び起こす。

Poultry markets in China 'are vast bird flu reservoir' BBC News (英国) 中国、生きた家きん市場がH7N9鳥インフルエンザウイルスの主要な感染源
 先にLancetに発表された香港と中国の研究チームの論文。
 4月に大発生したH7N9鳥インフルエンザ感染者が、生きた家きん市場を閉鎖することで急速に減少したことを疫学的に分析。
 今後再び発生した場合は市場の閉鎖が有効との意見。

カンボジアで本年22例目のH5N1感染者が保健省から報告

 
バタンバン省で6歳の女児が10月14日に発熱で発症。その後入院治療されており、症状は安定しているとされる。周辺で鶏やアヒルが多数死亡していたので、それらからの感染と推定。
 カンボジアでは、本年は以上にH5N1鳥インフルエンザ感染者が多く、その大多数は小児で、また死亡率も50%以上と非常に高い。
 8月以降8例の感染者、それも全例小児である!!

2005 – 4 cases                     2010 – 1 case

2006 – 2 cases                     2011 – 8 cases

2007 – 1 case                       2012 - 3 cases

2008 – 1 case                       2013 – 22 cases

2009 – 1 case                    


 サウジ東部の州でMERSが確認、人人感染

 
サウジアラビア保健省がウエブ(アラビア語)で東部の州で56歳のMERS感染者が確認されたと発表した。死亡例である。
 
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