2月

28日

 現時点では特記すべきことはない。

27日

 カンボジア、大量の家きんが鳥インフルエンザで死亡、さらなる人の感染者が発生する危険性。国内の家きんの間でウイルスが広がり、多くの家きんが死亡しているようだ。それに対する住民の意識が低いため、家きんからのウイルスの感染する割合が高いとされる。かってのインドネシアのように今後、人での発病者が増える可能性がある。
 心配である。ウイルスの変異、そして人人感染の発生。そうしたことをカンボジアの保健当局では懸念しているようだ。

 Bird flu epidemic in Cambodia? Rappler (フィリピン) カンボジアでは鳥インフルエンザが流行?
 カンボジアで36歳男性が今年度8人目の鳥インフルエンザ死亡者となったが、それは同国内にウイルスが拡大している懸念があることが保健当局者から発表された。
 直近の死者は北東部のカンポンチャム省で25日に確認されたが、保健当局者によると当該村では多くの家きんが死亡していたとされる。
 死亡した男性は死亡していた2羽のアヒルを調理して食べたという。
 当局者は同国でこの二ヶ月に9人が鳥インフルエンザを発病したことに、警戒感を強くしている。そのうち8人が死亡している。
 発病者達の村では多くの家きんが死亡している。そうした事実を村人は報告していない。 当局者が調査に入った村では全ての家きんが死亡していたという。
 
 保健当局では家きんの鳥インフルエンザ監視体制を強化したが、心配しているのは人人感染であるという。しかし今回の事例は人からの感染ではないと付け加えている。
 
 保健当局では、家きんが死亡したら即報告することと、決して触らないことを、住民に求めている。

26日

 カンボジアで新たに鳥インフルエンザ感染者が確認された。短期間で死亡している。今年度に入ってから9人目の感染者で、8人目の死者となる。2月までに9人の感染者であるから、 カンボジアでのH5N1鳥インフルエンザ感染者は異常なペースで増えている。
 過去に発生した中でもっとも多かったのが、2011年の年間8例であるから、今年は明らかに異常である。

 Cambodia reports 9th bird flu case New Straits Times ( マレーシア) カンボジア、9人目の鳥インフルエンザ感染者を確認
 カンボジア保健当局、WHO当局、および家族がH5N1鳥インフルエンザ死者の発生を発表した。
 患者は35歳男性で、4日間の加療の末に死亡したと26日公表された。

 患者の妹の話では、死亡したアヒルを料理して食べた後に発病したという。

 当局は住民に病的になった家きんにはふれないように注意を促し、家きんに接触した後には十分な手洗いが必要であると警告している。


25日

 特記すべき情報はない。


24日

 香港、新型コロナウイルス感染疑い者に警戒
 中東旅行からの帰国者が発熱と呼吸器症状。
 検査でB型インフルエンザウイルスが陽性、新型コロナウイルスは陰性。
 当局は疑い例が見つかったときは、即、市民に情報を公開するから、余計な心配はしないようにと発表。
 SFH on new novel coronavirus 7thSpace Interactive (press release) (香港) 食料健康庁長官、新型コロナウイルス感染症についてコメント
 中東から帰国した市民が発熱と呼吸器症状で公共病院へ入院。中東を旅行した事から新型コロナウイルスの検査を行ったが、現時点では陰性。インフルエンザB型が検出。
 患者はいまだ入院中で医学的に監視されている。必要なら再度コロナウイルスの検査を行う予定。
 長官は行政府は可能な限り一般市民に情報を公開してゆく予定。特に中東帰りの市民が迅速検査を必要とした場合、可能な限り迅速に市民に情報を公開する。
 同長官はさらに、巷に感染者に関する2件の噂が流れているが、それらは正しくはないことが確認されていると語った。

 *香港のこのような対応は、感染症に対する危機管理対策として正しく、一般市民に対する健康保護という観点からも、公衆衛生学的見地からも納得できる。(管理人)。


23日


CDC: Flu Shot Not Very Effective for Seniors  U.S. News & World  (米国) CDC、インフルエンザワクチンは高齢者にはそれほどの効果はないと発表
 今シーズンのインフルエンザワクチンは一般人に対しては56%の予防効果しかなかったが、高齢者ではわずかに9%と、ほとんど効果がなかったことがCDCから発表された。
 *予防効果:ワクチンを接種しなかった人の発病率と接種した人の発病率の比。今回の高齢者の場合、非接種者の発病率が20%だったとしたなら、ワクチン接種者の発病率は約18%。


 中国貴州省でH5N1鳥インフルエンザを発病した2人のうち1人は先日死亡た発表されたが、残る1人の死亡も発表された。
 China Reports Year's Second Bird Flu Death Voice of America  (米国) 中国、本年度2人目の鳥インフルエンザ死者を発表
 貴陽市で鳥インフルエンザを発病した31歳男性が多臓器不全で22日死亡したと同省保健局が発表した。
 もう1人の発病者である21歳女性は17日に死亡している。


 新型コロナウイルス感染症の軽症者が多く存在しているかも知れないが、そうした感染者からウイルスがさらに拡大してゆくことが懸念されている。
 There may have been a fourth case in UK coronavirus family cluster ... StarPhoenix (カナダ) 英国の新型コロナウイルスの家族内発生では4人目の感染者がいた可能性がある
 英国の家族内感染では3人が検査で確認され、一人が死亡している。しかし4人目に相当する家族員も呼吸器症状を呈していたが検査はされなかった。回復してから検査はされたが陰性だった(ウイルスが呼吸器に存在している時期に調べないと陰性となる)。
 症状と状況から4人目の感染者だった可能性が高い。

 専門家やWHOが危惧しているのは、軽症者がウイルスを拡大してゆく可能性である。軽症なため、診断されずに自由に多くの人と接触してゆく。
 SARSの際に対策に参加した専門家も同じような状況がSARSでもあったという。軽症者がウイルスを拡大してゆく危険性。

 ヨーロッパでもウイルスがどこまで拡大しているか現時点では不明と専門家はいう。
 軽症者でも周辺にウイルスを飛散する事を十分留意する必要がある。

22日

 サウジアラビアで新たに新型コロナウイルス死亡例が報告

Saudi Arabia reports new coronavirus case, marking 13th confirmed ... CTV News (カナダ) サウジアラビア、新型コロナウイルス感染者を報告、世界で13人目の確定例
 WHOは21日(現時時間)サウジアラビアが新たな新型コロナウイルス感染者を確認したことを発表した。
 感染者は1月下旬に入院し、2月10日に死亡した。しかしウイルスの確認は2月18日にようやくなされた。当感染者の詳細調査は現在行われている。

 WHOは原因不明の肺炎で治療されている場合、治療に反応しない重症で進行性の肺疾患の場合、新型コロナウイルスの検査を迅速に行うように求めている。

 この新規例は世界で13人目の感染確定例となり、死亡例としては7例目となる。
 またWHOは他に12例近くの可能性例を確認している。感染者と接触し、後に発病したが検査が行われていなかった例である。
 現在行われている検査は粘膜中のウイルスDNAを確認する方法であるが、回復者では有効ではない。
 各施設で血中の抗体を検出する検査法を開発しているが、この方法が用いる事ができるようになれば、快復後の感染者のチェックも可能となる。
 英国で家族内感染が最近起きたが、父親から2人の家族員が感染し、さらにもう1人も症状を呈した。しかし検査は先の3人だけしか行われなかったため、4人目は確定されていない。父親から感染した息子の1人は死亡している。


 鳥インフルエンザウイルス研究、米政府は2段階審査に
 新潟日報

 共同通信

 毒性が強いH5N1型鳥インフルエンザウイルスを使った研究について、米政府は21日付の米科学誌サイエンス(電子版)に、国と助成機関の2段階で審査する新たな仕組みを導入すると正式に発表した。
 新たな仕組みは、遺伝子改変によって哺乳類に感染しやすいウイルスをつくる研究などが対象。米国立衛生研究所(NIH)などの助成機関は、こうした研究への助成申請を受けた場合、ウイルスが実験室の外に漏れないような措置が講じられているかどうか、公衆衛生上の利益が大きいかどうかなどを審査。さらに連邦保健福祉省が、テロ悪用の可能性なども多面的に考慮して審査するとしている。

21日

 カンボジアでさらに幼児がH5N1鳥インフルエンザで死亡。今年度8例目の感染者、で7例目の死亡者となる。
 Cambodia reports 7th death of bird flu this year Shanghai Daily  (中国) カンボジア、今年度7例目の鳥インフルエンザ死者を報告
 カンボジアは21日、2歳男児がH5N1鳥インフルエンザで死亡したことを発表した。今年度7人目の死者となり、感染者としては8例目となる。
 幼児はカンボジア南西部のカンポト省の Angkor Chey district に住んでいた。
 幼児は19日にプノンペンの病院で死亡した。入院後18時間後であった。
 先週、同じ地区に住んでいた3歳女児が同病院で鳥インフルエンザで死亡している。
 カンボジアは今年度鳥インフルエンザで最悪の人での感染例が発生している。
 
  カンボジアでは何かが起きていろ感じである。小児ばかりが犠牲になっている感じであるが、真相はどうなっているのだろうか?


20日

 特になし

19日

 WHOが15日に発表した今年度のH5N1鳥インフルエンザ感染者の最新報告によると、エジプトでも感染者が1例出たようだ。詳細な記載ではない。
 他にカンボジアの7例と中国の2例が報告されている。

 エジプトの例では、エジプトでは地域によりH5N1鳥インフルエンザウイルスが土着しているため、今後も家きんでの発生、そして散発的な人での発生が起きえると記載されている。
 WHOのページ


 英国のNCov(新型コロナウイルス)感染者の1人が死亡
 Patient diagnosed with the Sars-like coronavirus has died, says ... The Independent (英国) SARS様コロナウイルス感染者が死亡
 英国で先日発病が報告された家族員3人のうち1人が死亡したと病院当局が発表した。
 これまで12人の感染者が世界で報告されているが、これで半数が死亡したことになった。
 


18日


WHO to check novel virus locations outside UK Sun.Star (フィリピン) WHO、新型コロナウイルスが英国以外に拡大していないかをチェックするように求める
 WHOは17日関係国の保健当局に、英国で検出されている新型コロナウイルス(NCoV)が英国以外に拡大していないか、確認するように通達を出した。
 同機関はまた重症急性呼吸器感染症(severe acute respiratory infections (SARI))の発生についても監視体制を続けるように求めた。(*NCoV感染症の特徴はSARIであり、これが多発する場合は、即ウイルス検査が必要:管理人)。
「原因不明の肺炎患者、または治療に反応しない重症呼吸器疾患ではNCoVの検出を考えるべきであるとも伝えている。

 さらにWHOは以前から通達しているように、NCoVの新規ケースや集団発生は迅速に報告するように求めている。


 インドでは相変わらずH1N1pdm(かっての豚インフルエンザ)が流行しており、死者数も増えている。当局は人口密集地域での感染に注意するように呼びかけている。
 感染予防には十分な手洗い、マスク着用、閉鎖されている空間や人が多く密集している空間を避けるように、当局は呼びかけている。
 Swine Flu Alert! Avoid Crowded Places  Indiatimes.com (インド) 豚インフルエンザ警報!人で混雑している場所は避けよ

 *インドや東南アジアではインフルエンザ予防にマスク着用を呼びかける傾向がある。
 まさか日本の影響ではないと思うが。


17日

国内外の情報をチェックして、気になる情報は記載しています。
 何か抜けている情報があれば教えてください。
    tarunai2012@gmail.com


16日

 英国の新型コロナウイルス感染者、さらに3人目の感染者が家族で確認された。
 3人目の感染者は軽症で自宅で隔離療養中。

 Coronavirus spreads to third family member The Guardian (英国) コロナウイルス、さらに3人目の家族員に拡大
 英国健康保護庁(HPA)は、中東から発生したと考えられるSARS類似の新型ウイルスに3人目の家族員が感染したことを発表した。
 最初の感染者は中東とパキスタンに旅行後発病した。当該感染者には基礎疾患を保有し、感染に脆弱な近親者(他報道では息子)がいたが、2人は発病後入院した。
 3人目の感染した家族員は、HPAによると中等度の呼吸器症状を呈したが、現在回復したとされる。同家族員(性別は不明)は家族以外とは接触しないように伝えられている。他の親族および3人目の感染者と濃厚接触した人々に関してはフォロー中とされる。

 これまで新型コロナウイルス感染者は世界で12人確認されているが、そのうち4人は英国内である。3人のサウジアラビア、そして2人のヨルダン確認例は死亡している。
 しかしHPAは3人目の感染者の発生が、より拡大のリスクを示していることはないとしている。

 HPAの呼吸器部門の責任者であるジョン・オックスフォード教授は、もし当ウイルスがより感染しやすい性格を持っているなら、3ヶ月前に最初の感染者が英国内で確認された後、より多くの感染者が出ているはずである。今回3人目の感染者が確認されたからといって、ウイルスの拡大のリスクが高まったとは考えられない、と説明してる。しかし感染拡大防止の強化と感染者周辺の詳細な調査が必要であることは間違いのないことであると付け加えている。

New virus hits 12 globally with new British case Reuters UK (英国) 新型ウイルスが英国でさらに感染し、世界で12人目の感染者となる
 英国で4人目の新型コロナ感染者が確認されたが、最新例は家族内感染の3人目となる。
 健康保護庁(HPA)は今週、2人の家族員が発病して濃厚治療室で治療を受けていることを発表したが、発病した3人目の家族員は、中等度の呼吸器症状が軽快して、現在は回復していると説明している。


 現時点ではパンデミックの予兆は確認されていないが、このウイルス(NCoV)がいったいどこまで広がっているのか、非常に不気味である。
 3人目の家族員の症状が中等度の呼吸器症状であったことは、たとえば日本で誰かが発病しても、通常の風邪と誤診される可能性がある。その後、そこから感染した人の中から高率に重症者、または死者がでる可能性が否定できない、ということになるのかも知れない。

 厚生労働省、各地の保健所は医療機関などに、このようなグローバル感染症発生の情報とWHOが警告しているように、重症呼吸器感染症の集団発生などに十分注意するように通知する必要がある。
 また当ウイルス、NCoVの確認はどこで行うのかも併せて通知する必要がある。


15日

 英国で2例続けて新型コロナウイルス感染者(NCoV)がでたが、先に発病したのは父親で続いて息子が発病した。ウイルスが人人感染を起こしたのは明らかであるが、息子は重症な基礎疾患をもっているために免疫力が低下していて、それがウイルス感染を起こしやすい背景になっていたようだ。
 英国の当局者はウイルスがさらに人人感染を起こしている可能性を否定しているが、理由は感染した息子が特殊な状態下にあったことと、さらに周辺に感染者が出ていないことをあげている。
 しかし父親はサウジアラビアとパキスタンを旅行して帰国した数日後に発症しているから、NCovが中近東から周辺、または世界中に広がっている可能性は否定できない。
 今後、さらなる感染者、または集団発生に警戒する必要はある。
 Is the new coronavirus the next SARS? New Scientist (国際) 新型コロナウイルスは次期のSARSとなるのか?

CDC to monitor novel coronavirus Taipei Times (台湾) (台湾)CDC、新型コロナウイルスを警戒


14日


 英国でさらに新型コロナウイルス感染者が確認
Coronavirus is persistent, say experts Independent Online (英国) 新型コロナウイルスは感染を広げている、専門家が警告
 英国で新型コロナウイルスの3人目の感染者が確認され、この1週間で2人の発病者となった。
 13日(現地時間)、専門家は当ウイルスが人人感染していると専門家は語った。

 患者は先に感染が確認された男性の家族であるが、基礎疾患があり大きな感染リスクをもっていたとされる。当患者は海外への渡航歴はない。
 WHOは当患者が人人感染により発病したことは間違いはないが、ウイルスが持続的に感染を広げている可能性は未だ低いと説明している。

 英国の専門家もウイルスが英国内で感染を広げている可能性は低いとしているが、理由としてもしそうならば3ヶ月前に英国で患者が見つかってから、さらに多くの発病者が出ているはずであるが、実際には非常に少ないことをあげている。


 国内インフルエンザ流行は大幅に終息傾向に

 東京都の定点情報ではこの1週間は21.2人で、先週の報告の35.9人から一気に減少に転じている。今後は他地域も同じ傾向をたどると思われる。東京都感染症情報センター

Cambodia reports unusual rise in bird flu cases Radio Australia (オーストラリア) カンボジア、鳥インフルエンザ感染者の異常な増加を報告
 人に感染しやすくなったウイルス変異が懸念されるが、感染者周辺の発病者の有無が詳細に調査されている。

13日

 カンボジアでまたもやH5N1鳥インフルエンザ感染者が確認
3-year-old Cambodian girl dies of bird flu in the country's 6th fatality this year  Washington Post(米国) 3歳の女児鳥インフルエンザで死亡、カンボジアで本年6人目の死者
 カンボジア保健省とWHOは13日、南部カンポート省で女児が家きんと接触した女児がH5N1鳥インフルエンザで死亡したと発表した。今年度7人目の発病者であるが、これまで生存したのは1人だけとなっている。
 *他報道ではプノンペンの小児病院で治療中であったとされる。

 中国貴陽市でH5N1鳥インフルエンザに感染して重体だった21歳女性が多臓器不全で死亡した。
 21-year-old woman dies of bird flu in China The San Luis Obispo Tribune  (米国) 中国、鳥インフルエンザ感染21歳女性が死亡


 米国マディソンのワクチン開発メーカーがインフルエンザ万能型ワクチンを開発
 FluGen studies show progress toward universal flu vaccine  Milwaukee Journal Sentinel(米国)FluGen社、万能インフルエンザワクチン作成の進捗状況を発表

 東大の河岡義裕教授(ウイスコンシン大学客員教授)が設立したマディソン市のワクチン開発及び供給会社であるFluGen Incは、現在動物実験で開発中である万能型インフルエンザワクチンを、2014年中に臨床実験を開始し、2019年までには市場に出す予定と発表した。

 開発中のワクチンは3~5年に一度の接種で多くのウイルスの感染に効果を示すとされる。(protectする効果と表現。preventする効果を目的として開発されなかった)。

 1月に香港で開かれたWHO主催の会議で同社はデータを公表した。同社によると従来のインフルエンザワクチンは健康人に対して59%の予防効果しかなく、また65歳以上および2歳以下の小児に対してはさらに効果がないとされる。

 Redee Fluと呼ばれる開発中のワクチンは細胞培養により製造されるもので(the cell-based vaccine)2019年までに市場に出される予定と同社の幹部は語った。
 同ワクチンはFluGen社の最初の製品となる予定で、同社はウイスコンシン-マディソン大学のウイルス専門家であるYoshihiro Kawaoka(河岡義裕)教授により設立された。


12日

 英国で新型コロナウイルス感染者が確認。ウイルスが未だ広がっている可能性を示唆

 WHO報告:2月11日(現地時間)
  英国はWHOに新型コロナウイルス(NCoV)に感染した確定例を報告した。
  感染者は英国居住者で1月26日に発症した。呼吸分泌物の検査でインフルエンザA(H1N1)pdm09とHCoVを検出した。
 患者はパキスタンとサウジアラビアを旅行した既往がある。
 患者は現在濃厚治療を受けている。
 健康保護庁(HPA)は患者周囲に厳重な感染予防対策を敷き、患者との濃厚接触者を同定した。

 当事例は散発例と考えられ、WHOのリスク評価には変化はないが、新規事例が発生したことはウイルスが継続的に存在していることを示している。2013年2月11日の時点で、10例の確定された事例がWHOに報告されている。

 最新の状況と得られている情報からWHOは、すべての加盟国に対して重症急性呼吸器感染症(SARI)の継続的監視を求める。
 説明困難な肺炎や進行性、または治療に反応しない複雑な事例では新型コロナウイルス検査が必要である。特にアラビア半島および周辺に住んでいたり、旅行した人々では重要である。

 SARIの集団発生または保健医療担当者の発病に対しては、十分留意しなければならない。その場合、居住地域には関係はない。


Second UK case of 'Sars-like' coronavirus identified BBC News (英国) 英国、SARS様コロナウイルス感染症の2例目が確認


 インフルエンザH1N1ウイルスとの混合感染例であるが、この事実が示唆することは、当新型コロナウイルスがどこまで広がっているか全く分からないことと、今後さらに感染者が多数出てくることもあり得ることである。
 この新型コロナウイルス感染症は重症肺炎と腎不全を起こし、非常に致死率が高い。
 妙な重症肺炎の集団発生は新型コロナウイルスによる可能性があるし、医療関係者が突発的に重症肺炎を起こした場合は、その周辺に類似の症状の感染者がいないか迅速に調べる必要がある。


11日

 中国で鳥インフルエンザ感染者2名が報告

 China reports two human cases of bird flu: state media AFP (国際) 中国国営通信、2名の鳥インフルエンザ発病者を報告
 中国国営通信の新華社は、10日、南西部の貴陽市(貴州省省都)で2名のH5N1鳥インフルエンザ発病者が発生したことを発表した。両名とも重体とされる。
 21歳女性と31歳男性がそれぞれ2月2日と3日に発病し、10日午後に検査でH5N1鳥インフルエンザウイルスが陽性と確認された。
 保健省では2名とも重篤で病院では救急治療を行っていると説明した。

 両名との濃厚接触者は医療監視下に置かれているが、現在のところ発病者はいない。また発病した二人には、発病前に鳥と接触した既往はないとされる。

 Two infected with bird flu in China Newsday (米国) 中国で2人が鳥インフルエンザに感染
 
ロイター
 2人が鳥インフルエンザに感染して重篤であることが中国保健省が発表したと、国営通信が10日発表した。
 2月2日と3日に発病した21歳女性と31歳男性が10日に検査で高致死性のH5N1鳥インフルエンザに感染していることが確認された。両者発病には疫学的に関連性はないとされる。
 数百万人が国内を移動する春節の期間であり、さらに感染が広がることが危惧される。
 
 他は上記AFPと類似。
 
China Witnesses Two Human Cases of Bird Flu French Tribune (フランス) 中国、鳥インフルエンザ発病2例を報告


 この2名のH5N1感染に関して詳細は不明であるが、1)両者間の感染源に共通性はない、2)鳥から感染した可能性は明確でない、3)人から感染した可能性は否定できない、ということになる。
 さらなる詳細情報が待たれる。
 なお貴州省では昨年1月にも男性が感染して死亡している。 

 中国が積極的にH5N1鳥インフルエンザ発病例を発表する場合、気になるのは実は広く蔓延しかかっている可能性である。直に隠し切れないと予想されている場合である。
 そうしたことから中国で鳥インフルエンザ感染例が発表されると、各国の報道機関が情報を発信する。


 インドでは季節性インフルエンザ流行中であるが、流行株はH1N1(かっての豚インフル)。多くの死者が出ている。環境的要因が大きく、ウイルスが変異したものではないと思う。
 インドの報道では連日死者の発生を伝えている。
 2009年にも大流行しているが、いまだ免疫を獲得していない人々が多いのだろうか。
 この流行が世界に再度広がることは考えづらい。
 

10日

 病院内集団感染でインフルエンザ死亡者2名発生
 病院でインフル集団感染 男性患者2人死亡 | 日テレNEWS24
 会見を開いた病院によると、先月21日に1人目のA型インフルエンザの感染者を確認してから次々と感染が拡大し、これまでに入院患者19人と職員9人が発症した。このうち、4日に82歳の男性患者が、5日に75歳の男性患者が死亡した。2人は共に、慢性腎不全で人工透析を受けていて、寝たきりだったという。インフルエンザに感染したことと、死亡との因果関係はわかっていない。

 インフルエンザを発病しなければ死亡しなかったのなら、インフルエンザ感染が死亡の大きな原因であることは間違いないと考えるのが論理的といえるが。


9日

 特になし

8日


 カンボジアでさらに女児がH5N1鳥インフルエンザで死亡。今年5人目の死亡例。
 1月に同国では5人(4人が小児)がH5N1鳥インフルエンザを発病して、4人が死亡している。
 さらに2月に入って女児が5人目の死者となった。
 WHOとカンボジアが共同発表した。
 Another Cambodian girl dies after avian flu infection Hong Kong Standard  (香港) さらにカンボジアの少女が鳥インフルエンザで死亡
 カンボジア保健省とWHOは8日、7日に5歳女児がH5N1鳥インフルエンザで死亡したと発表した。
 女児は1月25日に高熱、咳、および嘔吐を呈し始め、カンタ・ビオパ病院に31日に入院した。濃厚治療にも関わらず7日に死亡した。
 女児の村では最近家きんの死が見られ、女児はそうした家きんに接触した後発病したとされる。

 カンボジアでは2003年以来人でのH5N1鳥インフルエンザ発病が見られているが、数は少なく年に2,3人程度であったが、2011年に突然8人の発病が報告され、それも大多数が小児ですべて死亡している。今年度はすでに6人の発病が見られ、そのうち5人が小児で4人が死亡している。
 カンボジアでのH5N1鳥インフルエンザはここ2年ほど人への感染例が多くなってきているが、その多くは小児で大多数が死亡している。
 エジプトでも小児の感染率が高いが、大多数が治癒している。両国での予後には大きな差があるが、理由は明確にされていない。エジプトでは早期に病院での治療が開始されていることがあげられているが、地方での発病例の報告がほとんど無く、実際にはカンボジアに似ていて地方での発病、そして死亡例が多いことも想定される。


インフルエンザ集団感染 25人死亡 NHK
 {ことしに入ってからインフルエンザの集団感染で患者が死亡するケースが相次ぎ、全国16か所の病院や高齢者施設などで、少なくとも25人が死亡しています。
厚生労働省は、高齢者施設などで1週間のうちに死亡者や症状の重い患者が2人以上出るか、10人以上発症した場合などは、集団感染として届け出るよう求めていますが、罰則規定はなく、医療機関については届け出の基準自体がありません。
 インフルエンザに詳しい、けいゆう病院の菅谷憲夫医師は、「届け出は施設の判断に任される場合があるため、公表されているのは全体の一部と考えられる。ほかにも集団感染で死亡したり、重症化しているケースは多いのではないか」と指摘しています。}

重症障害者施設でインフル集団感染、男性入所者死亡 毎日放送
 集団感染があったのは千葉市若葉区にある重症障害者施設、「千葉市桜木園」です。千葉市によりますと、先月23日に看護師1人がインフルエンザを発症し、今月7日までに10代から50代までの入所者36人と、職員11人のあわせて47人が集団感染しました。このうち、40代の男性入所者は、今月2日に発症し、その後、入院しましたが、6日に急性呼吸不全のため、死亡しました。
 

7日


 院内集団感染でインフルエンザによる高齢者の死亡が相次ぐ

インフルエンザ:鳥取の病院、患者2人死亡 毎日新聞
 82歳と75歳の男性患者が死亡
むつ総合病院で82人インフル感染 入院中の60代女性死亡 河北新報



 多くの医師たちからは、なぜ報告し、なぜそれをマスコミが報道する必要があるのか?という意見も多いようだ。年寄りは黙っていても死ぬものだ。たまたまインフルエンザがそれを早めただけだ等という意見が医師専用掲示板で見られる。

 十数年前、感染症法が変わった際、集団発生はできるだけその事実を社会に伝え、リスクの共有をはかるべきっという、近代的公衆衛生学の基本が日本に導入されていたのだが、十分近代化されていない医療状況と保健行政が国内にはある。

 そうしたことはかっての新型インフルエンザの時から当方はアピールしていたのだけど、あまり強調すると医師団の中で四面楚歌的立場に…。日本では正論を吐くべきではないのだろう。涙。

 医師達は保守的であり、また右翼的でもある。
 国全体が少しずつ右翼的方向に傾いている。


6日

集団感染「入院患者」2人死亡(鳥取県) 日テレNEWS24
 鳥取市にある尾﨑病院でインフルエンザの集団感染により入院患者2人が死亡した事が分かった。病院側の会見によると、先月21日に1人目の感染者を確認後に感染が拡大。入院患者19人と職員9人の28人が発症。82歳と75歳の2人の男性が亡くなった。

 首都圏、インフルエンザ流行が峠越えに

 東京都インフルエンザ流行情報第5週(1月28日 - 2013年2月3日)
  定点医療機関平均 35.9人
  東京都感染症情報センター
   第4週が41.3人であったから、第4週をピークとして感染者数は減少に転じた。
   ピークは例年通り1月下旬。
   北海道などはそれから1週遅れでピークを迎えるのが例年である。

  しばらくは高齢者施設や病院などでの集団発生に注意する必要がある。
  H3N2型はH1N1と違い、高齢者での重症化率が高い。

  なおグーグルのインフルエンザトレンドでは、1月中旬には日本の流行曲線は下降線を描いている。
  一般市民の関心がそれ以降落ちてきたことを意味する。
  流行が拡大しているときは関心が高く、絶えずグーグル検索でインフルエンザ関連用語での検索数があがっていることが理由である。米国での状況も同じである。
 このグーグルの流行曲線は、グーグル社と米国CDCが共同で開発し、2009年に世界の科学誌の最高峰であるNatureに論文が発表されている。世界各国のデータが用意されているが、英国やアイルランドは含まれていない(なぜ?)。

5日

 病院内でのインフルエンザ集団発生で、高齢者が死亡する事例が増えているが、自宅で生活している高齢者に関しては情報は分からないし、また発表されない。
 自宅内で家族員がインフルエンザを発症した場合、高齢者は速やかに抗インフルエンザ薬の予防投与を受けるべきであることは、十分啓発されていない。


 秋田県でも院内感染で高齢者が2人死亡
 NHKニュース  朝日新聞
 秋田市の中通総合病院で入院患者20人と職員26人の合わせて46人がインフルエンザに感染、このうち80代の男性患者が4日に死亡し、5日は70代の女性患者が死亡した。

 仙台の徳州会病院でインフルエンザの集団発生。高齢者2人が死亡
 NHKニュース 毎日新聞
  入院患者10人がインフルエンザに感染し、このうち、今月1日に70代の女性患者が、3日に80代の男性患者がそれぞれ死亡。

 猛威ふるうインフルエンザ 30都道県で大流行 日本経済新聞
  厳しい寒さが続く中、全国でインフルエンザが猛威をふるっている。1医療機関あたりの感染者数は全国平均で、大流行を示す「警報」レベルを超えた。横浜市の病院で高齢者の患者3人の死亡が確認される中、介護施設では、一部のサービスの停止や消毒の徹底など感染の拡大阻止に必死だ。学級閉鎖にとどまらず、休校に追い込まれる学校も相次いでいる。


4日


 米国では医療機関のナース達にインフルエンザワクチン接種を義務づける施設が多い。接種を拒否するナース達が強制的にマスクを着用させられたり、解雇されたり、それに対しての訴訟も起きている。
 看護師協会会長がUSA Todayに意見を発表して注目されている。
 基本的にインフルエンザワクチン接種は強制されるべきでなく、自発的接種が望ましく、また接種自体の効果も完全ではないことから、各種の予防対策が重要であるとしている。またマスクは予防的着用は意義が薄いとしている。

 インフルエンザワクチンの強制接種に米国の看護師達は反対する
  米国看護師協会会長のコメント
  USA TODAY から
  Forced flu shots provide no cure: Opposing view
  {インフルエンザワクチンのナース達への強制接種は何の解決にもつながらない:反対意見}

  米国のナース達は保健医療担当者や患者達にインフルエンザワクチンの接種を受けるように強く勧めている。しかし中には医師達や研究者達とともに、ワクチンがウイルスの拡大を阻止するのに有効な手段であるという考え方を受け入れないナース達も見られる。

 我々看護師協会は、強制的インフルエンザワクチン接種や、ワクチン接種を拒否した者にマスクの着用を義務づけたり、また仕事を辞めさせるような対応に反対する。

 まずインフルエンザワクチンには完全な予防効果はなく、ロスアンジェルス公衆衛生局長はロスアンジェルス・タイムズにワクチンの効果は62%にすぎず、効果が十分あるとの誤った印象を社会に与えることを懸念するとの談話を発表している。
 ワクチンの効果は完全ではない。2005年に行われた国立アレルギー&感染症研究所の20年以上にわたるワクチンの効果に関する調査でも、ワクチン接種率があがってもインフルエンザの死亡者数の減少は見られていないことから明らかである。

 次にワクチン接種を嫌う健康上の問題がある。
 ベル麻痺を多くの接種者で引き起こしたため、使用中止されたワクチン製剤もある。また先に発生した豚インフルエンザに対するワクチン接種で、ヨーロッパで800人に上る小児がナルコレプシー(睡眠異常)を発症している。(英国グラクソ社製造のワクチン、添加されていたアジュバントが原因とされている:訳者)。
 マスク着用はさらに効果はない。その効果を支持する科学的エビデンスは得られていない。外科用マスクは発病者がウイルスを散布するのを防止するのを目的としている。空中に漂う病原体を吸引するこを防止するためではない。予防効果があると誤解されている。マスクは咳やくしゃみを呈する患者や医療担当者が装着することで意味がある。
 
 看護師達は、自発的ワクチン接種は患者に対するインフルエンザ感染予防方法の一つにすぎないことを理解している。
 感染予防方法には以下の多くの対策が含まれている:病院内の厳格な清掃、病室の消毒、石けんを使った頻回な手洗い、急患室や外来から患者が入院したとき、インフルエンザ検査スクリーニング、感染している場合の隔離、感染管理対策教育の強化(ワクチン接種も含めて)。

 あまりにも多くの医療機関が利益追求型であり、そこでは患者の安全性の考慮に欠け、ナース達へのワクチン強制接種(拒否した場合の解雇)、発病して休業した場合は無給。2009年の豚インフルエンザ流行に際しては、自宅療養が保証されなかったため、500万人ものインフルエンザ様症状を呈した市民が発生したと、米国公衆衛生学会が発表している。
 
 介護者達への脅迫的対応は、決して良い結果につながらず、治療的環境の悪化をもたらす。

3日

 H3N2型インフルエンザは高齢者に感染すると肺炎を引き起こし、死亡する率が高いのは周知のことであるが、病院によっては予想外に予防対策が手薄となっている。
 インフルエンザ:大流行 横浜の病院、患者3人死亡 高齢者、高まるリスク  毎日新聞
 患者3人が死亡した病院の院長は次のように語っているようだ。{3人は抵抗力や回復力が乏しかったが、インフルエンザが悪影響を及ぼしたことは否定できない}。また体調面などを考慮して予防接種をしていなかったという。
 死亡した3人(70代1人、80代2人)は1月29日に発熱、呼吸不全などの症状が出た後、簡易検査でインフルエンザA型のウイルスが確認され、30日午後~31日朝に死亡したという。
 高齢者がインフルエンザウイルスに感染しても症状が出にくかったり、無症状のまま肺炎などで死亡することは多い。
 予防接種をしても効果が乏しいが、もし予防するとしたなら早期からの抗インフルエンザ薬の服用が必要だ。

 現状のワクチンが高齢者には効果が小さいことは米国でも認識されている。
 だから4倍の抗原濃度のワクチンが高齢者に勧められている。CDCページ
  接種後抗体価の上がりは高いが、臨床的に予防効果が増強するかについては未定とされる。
  Data from clinical trials comparing Fluzone to Fluzone High-Dose among persons aged 65 years or older indicate that a stronger immune response (i.e. higher antibody levels) occurs after vaccination with Fluzone High-Dose. Whether or not the improved immune response leads to greater protection against influenza disease after vaccination is not yet known.
 高齢者にはより早い時期から抗インフルエンザ薬を投与する必要がある。
 抗インフルエンザ薬はウイルスを殺すのではなく、細胞内で増殖して出てくるのを阻止するだけなので、ある程度自分の抵抗力(免疫力)でウイルスを抑え込むことができる宿主で無ければ、薬の効果はないことは理論上からも自明である。


2日

 米国インフルエンザ週報第4週 (1月20日~26日)
  CDC情報

 感染者数の数は減ってきているが、流行は続いている。高齢者の入院数が多く、また小児の死亡数も比較的多い。
 分離されるウイルスは8割がAH3(香港型)で2割がB型。B型の3割がワクチン株ではないビクトリア系統株となっている。
 タミフル耐性株は少数分離されたAH1N1pdm(かっての新型)の中で1株が相当している。

 外来患者数に占めるインフルエンザ症状の患者の割合(%)


 カナダでも近年にない大流行ではあるが、流行のピークは12月末で、それ以降は患者数は減少しているようだ。流行株は大多数がH3型で、B型は5%。タミフル耐性株は検出されていない。

 モンゴルでは流行がピークであり、H3型が中心であるが、他にH1N1pdmとB型が混じっている。
 中国では北部でH3型を中心に感染者数が多いが、H1N1型も混ざっている。
 南部では流行はそれほど顕著ではない。


 H1N1pdm(かっての新型インフルエンザ)は、インドで発生しているようで、各地で死者数の報告があがっている。

 国内でインフルエンザ死亡者相次ぐ
インフルエンザで患者3人死亡 横浜の病院  朝日新聞
 横浜市鶴見区の汐田総合病院で入院患者13人と職員2人がインフルエンザに感染し、このうち70~80代の男性患者3人が死亡したと2日、病院が発表した。


1日

 オーストラリアでH5N1鳥インフルエンザに対する人用ワクチンが作成
 臨床試験のためのボランティアを募集中
 Volunteers wanted for bird flu vaccine trial ABC NEWS (オーストラリア) 鳥インフルエンザワクチンの臨床試験のためのボランティアを募集
 ニューカッスル(オーストラリア、ニューサウスウエルズ州)の研究陣は鳥インフルエンザの致死的大流行が世界中で起きたときのために、世界を守るためのワクチンを開発している。
 これまで世界中で600人しか鳥インフルエンザを発病していないが、発病した場合3人に1人が死亡する。
 そうした事実に米国政府は大きな関心を抱き、人用のワクチン製造に対する助成金を出している。
 ニューカッスルのハンター臨床研究センターは、そうした施設の一つである。
 施設では開発した鳥インフルエンザワクチンの臨床試験のためのボランティアを探している。ワクチンは世界的パンデミックに備えて備蓄するためのものである。

 日本を含めて各国ではH5N1鳥インフルエンザウイルスに対する人用ワクチンを製造して備蓄しているが、それはあくまでもプレパンデミックワクチンであり、実際にH5N1ウイルスがパンデミックになる様相を呈したときには、当該株を使用して短期間でワクチンを製造する必要がある。それまでは備蓄してあるプレパンデミックワクチンを用いるが、交差免疫性があるのである程度は効果が期待される。


 大阪でのインフルエンザ流行は遅れている感じである。

 今シーズン 第4週 定点22.8 第3週 11.8 第2週 4.8
 昨シーズン 第4週 定点44.6 第3週 29.6 第2週 8.9

 今年度の感染者数はさらに増えると予想される。


全国的には警報レベルとなる

インフルエンザ流行広がる 44都道府県で警報レベルに 朝日新聞
 全国約5千カ所の医療機関を受診した平均患者数は、最新の1週間(1月21~27日)で警報レベルの「30人」を超える36・44人。
 病院での集団発生も相次いでおり、長野県では入院患者の80歳代と90歳代の女性2人が死亡。神奈川県でも80歳代の女性1人が死亡した。

インフルエンザ:警報レベルに…1機関当たり36.44人 毎日新聞

長野の病院でも2人死亡 インフルエンザ集団感染(13/02/01) テレビ朝日
 患者18人と職員16人が発病。高齢者2人が死亡。
相模原市病院で1人死亡 インフルエンザ集団感染(13/02/01) テレビ朝日
 認知症病棟の患者38人と職員9人が発病。高齢者1人が死亡、1人が重体。

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