徒然日記
支援者のための公開資料

2014年
  3月


パンデミック
それは突然始まる
準備は怠らないように
戦うか、それとも逃げるか

H7N9鳥インフルエンザ
人だけが発病、重症化、死亡

2013年2月発生初確認   
感染者数355人、死者数112人
      
生家きん市場の家きんがウイルスを保有
感染家きんは無症状
ウイルス発生源は未だ不明

人はウイルスの存在に気付かないで感染

中国からの国外旅行客が発病の危険性
香港、台湾、日本、韓国他

主要情報源

 Flutrackers統計
CIDRAP
香港健康保護庁鳥インフル情報


 MERS、中東呼吸器感染症
SARS近縁疾患
サウジアラビア国内で拡大

2012年秋から発生報告
報告発病者数189人
死者数82人

サウジアラビア感染者数増加
人人感染による無症状感染者が確認
十分な把握がなされていない
ウイルスが拡大している可能性が示唆
 FluTrackers統計 
 CIDRAP
 香港健康保護庁MERS情報
サウジアラビア保健省、MERS情報
 米国疾病予防対策センターMERS情報
 米国CDC、家庭におけるMERS対処法


当ページは支援者のために提供している個人的資料集です。
ご承知ください。
 
H7N9 
当日記-リスク評価


2013年10月に始まった第二波。
2014年1月以降感染者数は急増、既に2013年春の第一波の倍近い感染者が報告されている。
2月下旬には北方の吉林省でも確認。

2月26日~28日に浙江省金華市で報告されている幼児3人の感染事例は集団発生の疑いがもたれている。

ウイルスは未だ継続的人人感染はしてないとされるが予断は許されない
3月のH7N9感染者発生状況
( )内は当ウエブで掲載した日付
湖南省1人(31日)
江蘇省1人、福建省1人(29日)
広東省1人(27日)
広東省1人(25日)
広東省1人(24日)
安徽省1人(23日)
広東省1人(22日)
広東省1人(21日)
湖南省1人(19日)
広東省(1人香港で確認)2人、湖南省1人(18日)
広東省1人(16日)
広東省1人(14日)
安徽省1人(12日)
広東省2人(8日)
広東省1人、福建省1人
(7日)
広東省1人
(6日)
香港18か月女児、広東省でH7N9感染、山東省(江蘇省)1人、江蘇省1人、広東省1人
(5日)
広東省1人(3日)
31日

 H7N9関連

 中国湖南省 湖南省衛生庁  中国語

  ・65歳男性、邵陽市、3月31日確認、邵陽市の病院にて治療中


30日

 H7N9関連

 新型鳥インフル 昨年2月以降に中国中心に感染400例  地震予測検証 / 防災情報 ハザードラボ

 {中国本土を中心とする新型鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染者が昨年2月以降、計400例に上ることが、国立感染症研究所のまとめでわかった。うち122例が死亡しているという。
 同研究所によると、症例は生後5ヶ月から91歳までと幅広く、平均年齢は58歳。女性より男性の方が多く、約7割を占める。

 発生地域は中国に集中しており、今月27日現在、浙江省138例、広東省94例、上海市と江蘇省でそれぞれ42例など、2市13省で390例となっている。台湾(2例)や香港(7例)、マレーシア(1例)でも報告はあるが、すべて発症の数日前に中国本土に滞在していたことが確認されているという。
 感染者はほとんどのケースで家禽(家畜として飼育されている鳥類)と接触歴があり、杭州市などでは都市部で家禽市場を閉鎖したところ、感染者数が急速に減少。家禽が感染源である可能性は高いが、まだ結論は出ていない。

 なお、現時点で人から人への感染は限定的となっているものの、同研究所は「ウイルスが哺乳類への適応性を高めており、さらに遺伝子変異が生じてパンデミック(世界的大流行)を起こす可能性は否定できない」としている。}

  China reports 3 more human H7N9 cases  Xinhua  (中国国営通信新華社) 中国、3例のH7N9感染事例を報告

 中国保健省は29日、3例の新規H7N9感染事例を報告した。(全例当ページで報告済み)
  
 35歳男性の江蘇省事例、危篤状態
 72歳男性の福建省事例
 55歳女性の広東省事例、危篤状態

 中国は今年度120人以上のH7N9感染者を報告していて、その中ですくなくとも36人が死亡している。

 *管理人注:感染者数および死者数は極めて大雑把な表現である。中国当局がいかにH7N9鳥インフルエンザを低リスクな感染症であるかを強調する狙いを感じる。
  昨年の今頃H7N9は初めて世界に報告されたが、その時の中国側の発表内容と迅速性に比較すると雲泥の差がある。
 それは我が国の報道機関にも当てはまる。

 このH7N9ウイルス感染者が中国で発生している限り、いつそれが世界的感染症に転じるかは分からない。

 
 MERS関連

  本年度28人感染者、9人が死亡

  UAE sees two new cases of Mers coronavirus infection  gulfnews.com (アラブ首長国連邦) アラブ首長国連邦(UAE)、2例のMERSを確認

 この1週間にUAEは2例のMERSをWHOに報告した。

 1例はオマーンの男性で24日に死亡した。
 男性はオマーンとUAE外に出たことはなく、動物およびMERS患者との接触既往はない。

 2例目はアブダビの49歳男性。危篤状態である。
 男性は当初2月末に入院したが数日後回復して退院(どんな症状、診断名かは不明:訳者)。
 しかし3月16日に再入院し、MERSの診断を得た。
 男性は最近旅行してないが、アブダビで農場を経営している68歳男性で、先にMERSを発病したが回復した男性との接触歴がある。

 *管理人注:MERSの発生数は多くはないが、明らかに人人感染している例も見られている。ウイルス源はラクダとされているが、ラクダと直に接触していない感染者も多く、ラクダ経由でウイルスが人からか、または食物経由で感染しているのか、不明な点が未だ多い。

 
 その他

  特記すべき情報なし


29日

 中国H7N9感染者報告
 
  福建省
   福建省衛生出産計画委員会 中国語

 ・72歳男性、福州市、3月28日確認、重体、福州市の病院にて治療中

  江蘇省
   江蘇省衛生庁 中国語

 ・35歳男性、無錫市(むしゃく-し)、3月28日確認、危篤、無錫市の病院にて治療中



 
Six New Cases of Human Infection with H7N9 Virus are Reported to WHO Infection Control Today (国際) 6例の新規H7N9感染者がWHOに報告
 
 中国、3月20日~25日までの間に6例の検査で確定されたH7N9感染者をWHOに報告した。

 *内容は当ページでリスト化されている。


 本日、他の情報は過去に当ページで報告済みである。

 
 最近の国内外の全情報リスト
  
新規、または重要な内容を含む情報は当ページで紹介済み

  クリックで拡大

鳥インフルエンザ一般、国際情報



 H7N9


韓国H5N8鳥インフルエンザ


中東呼吸器症候群 (MERS)



国内報道機関

鳥インフルエンザ




28日

 未情報

 4月からウエブの内容を大幅に変更の予定。
 情報掲載者側も読むほうのチェックも簡潔に行えるようにする。

 医科学的情報の訳文は簡約とし、専門的な内容はタイトルだけとする予定。

 今後数か月の動向により、ウエブが一旦閉鎖ということも考えている。

 またパンデミックの予兆が出てきたときも閉鎖となるかも知れない。
 情報が多くなりすぎて対応不可能ということもあり得るからだ。

 かってのパンデミック時のときのように1日8時間の作業はもはや繰り返すことはできない。
 パソコンを抱えて、旅行先、入院先のベッド上でウエブの更新を行うのは、たぶん、不可能と思う。

 求むご意見!!  IE3T-TNOK@asahi-net.or.jp

27日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生出産計画委員会 中国語

 ・55歳女性、恵州市、3月26日確認、危篤、恵州市の病院にて治療中



 コメント:韓国でH5N8鳥インフルエンザに感染して抗体を獲得しているのは、食用に飼育している犬とされる。養鶏場などで一緒に飼育されているようだ。
 犬は中国南部でも食べる。

 鳥インフルエンザウイルスが、感染死または感染した鳥を食べた動物に感染することはいくつか知られている。
 タイの動物園でトラ等が感染、北欧でネコやイタチの仲間が感染した。全てH5N1ウイルスであった。また日本ではアライグマの1%でH5N1に対する抗体が見つかっている。感染した野鳥が野山で死亡し、それを食べたアライグマが感染したものと考えられる。

 H5N8鳥インフエンザは未だ韓国内でしか報告されてないが、これらから5月までの間に日本国内でも見つかる可能性は高い。養鶏場は感染防止策を強化しているから大丈夫と思われるが、感染して死亡した野鳥が各地域で見つかるかもしれない。野山でがキツネやアライグマなどが感染する。

 多様な鳥インフルエンザウイルスが日本国内にも侵入して、いつの日か新型インフルエンザとなって我々市民を襲いだす日が来ることも想定内なのだろう。


 クレベリン(二酸化塩素製剤)がガスやゲルなどで細菌やウィルスを取り除くという根拠はないと消費者庁が本日発表したようだ。(えっ、何で今頃???)。

 もともと医科学的に気になっていた商品であるが、二酸化塩素の中に細菌やウイルスを入れたら死滅するかもしれないが、ガスやゲルでウイルスが付着した手や物品、または生活空間に漂うウイルスなどを死滅させるという宣伝は眉唾であったはずだ。
  大幸薬品のホームページから引用(なんかすごく曖昧な内容で、消費者庁の処分に物言いをつけている感もある)。
 「置く、掛けるで使える! 自分だけの空間に浮遊するウイルス・菌を除去!」

 もしクレベリンガスなどがインフルエンザに有効ならば、この数年間、クレベリンガスの有効性が疫学的に証明されてきたはずであるが、少なくともクレベリンを使用している人々、組織からインフルエンザ感染者が減ったなどという声は聞かれてないし、同社からも疫学的調査データが出されたことはない。(大幸薬品の職員はインフルエンザにかかったことはないとか、もし感染率が一般社会のそれと同じなら変ですね)。

 プラズマクラスターもそうであるが、ウイルスや細菌を直接クレベリンガスやゲルの中に入れておく、またはプラズマクラスターの中を通すなどという、試験管内的実験を行い、結果的に99%以上微生物が減ったなどというデータを出しても、詐欺的行為に近い。
 必要なデータは、人体に無害な濃度のクレベリンガスが漂う空間、人体に無害なゲルで手洗い、その後ウイルスが消滅するのかどうかである。人体に有害な濃度で作用させても意味はない、
 プラズマクラスターも、それが置いてある空間内でウイルスが消えてしまう事が重要なのであって、クラスター内を通り抜けた空気中からウイルスが99%減少していたとしても、一般生活を行う市民にとっては何の意味はないのである。

 クレベリンガスもプラズマクラスターも、使用前と使用後の患者数の発生に大きな差が出ない限り無用の長物である。

 いずれにしても相当な儲け関連企業と御用学者たちが既に手にしていることを見計らって消費者庁は発表したのだろう。こんなことは数年以上前から疑問視され続けていたはずだ。消費者庁も政治的だなぁ…。

 
 インフルエンザに決定的予防策はないのである。
 それがインフルエンザのもっとも重大が特性なのだ。

 しかしインフルエンザを社会的に流行させない方法はある。
 ウイルス(感染者を含めて)の徹底的封じ込めである。
  その方法論が重要な対策となるのである。
  米国ならばFDAからクレームがつくような薬剤や器具などは意味がないのである。
 
 もちろんマスクも予防グッズではない。拡大対策グッズである。
 うがい薬も意味はないことは周知のごとく。
 それと何だかの卵で作製した抗体を付着させたマスクも、なぜ消費者庁は注意しないのかなぁ?効くわけがないだろうに。会社と御用学者は相当儲けている。



 クレベリン等の二酸化塩素製剤の抗ウイルス効果が否定-消費者庁

「空間除菌グッズ」根拠なし=17社に措置命令―消費者庁 時事通信

 {部屋に置いたり、首から下げたりすることでウイルス除去や消臭に効果があるとうたった空間除菌グッズの広告に根拠がないとして、消費者庁は27日、大幸薬品(大阪府吹田市)や中京医薬品(愛知県半田市)など17社に対し、景品表示法違反(優良誤認など)で再発防止を求める措置命令を出した。
 消費者庁によると、17社は2009年末ごろから自社のウェブサイトなどで、二酸化塩素を空気中に放出することで除菌や消臭効果があると宣伝。同庁が裏付け資料を求めたところ、極端に狭い空間や密閉状況など、実際に使われる環境とは異なる条件で行った実験データが提出されたため、「合理的根拠がない」と判断した。
 違反が認められたのは計25商品で、対象商品の売り上げが年1億円を超える会社も4社あった。}


除菌グッズ効果の根拠なし 17社に処分 NHK

 {二酸化塩素という化学物質を使い、生活空間の細菌やウイルスを取り除くと表示して除菌グッズを販売していた全国の17の会社に対し、消費者庁は、効果が出る根拠がないとして法律に基づき、こうした表示をとりやめるよう命じました。

命令を受けたのは、大阪・西区の大幸薬品や、愛知県半田市の中京医薬品など全国の17の会社です。消費者庁によりますと、これらの会社は、販売する合わせて25の除菌グッズについて、ホームページなどに「二酸化塩素を発生させて生活空間の細菌やウイルスを取り除く」などと表示していました。こうした表示について、消費者庁は、裏付けとなる根拠を示すようすべての会社に求めましたが、いずれの会社からも十分な根拠は示されなかったということです。
このため、消費者庁は、消費者に誤解を与えるとして、景品表示法に基づき、17のすべての会社に対しこうした表示を取りやめるよう命じました。
命令について、大幸薬品は「真摯(しんし)に受け止め、今後は、お客様に誤解のない表示に改善していきます」と話しています。
また、中京医薬品は「消費者庁の命令を真摯に受け止め、表示の改善を進めていきます」と話しています。}

 *お客様に誤解のない表示?
  問題は効果はないということなのに、儲けを目的にした企業はしぶとく粘るなぁ。

韓国で食用犬がH5N8鳥インフフルエンザに感染

韓国の食用犬から鳥インフルの抗体発見、飼料に病死した鶏―中国メディア  新華社通信ネットジャパン

 {韓国内で鳥インフルエンザの抗体を持つ犬がこれまでに計13匹見つかった。いずれも鳥インフルの症状は出ていない。抗体を持つ犬の一部は食用犬の飼育場から見つかっており、飼料として病死した鶏やアヒルを食べたことが原因とみられる。中央社の報道として、中国新聞網が25日伝えた。

報道によれば、鳥インフルの抗体を持つ犬は養鶏農家や食用犬の飼育場で見つかった。犬への感染経路を確認するため、当局はうち1匹を解剖することに決めた。

韓国当局によると、過去にはタイでアヒルの肉を食べた犬が鳥インフルに感染し、死んだケースがあった。}

 
 鳥インフルエンザ、犬の間で伝染?…また12匹感染=韓国 中央日報

 {鳥インフルエンザウイルスに感染した犬が忠清南道扶余の養鶏農場でまた確認された。今月初め天安の養鶏農場で犬の感染が確認されたが、これに続く2番目の事例だ。今度は一つの農家で11匹が一斉に感染したことが分かり、「犬の間で鳥インフルエンザが伝染するのでは」という疑いが出ている。

農林畜産食品部(農食品部)によると、鳥インフルエンザ発生農家を対象に犬・豚の感染について調べている中、扶余の農家で飼われている犬11匹に鳥インフルエンザ抗体(H5)が確認された。犬の体に抗体があるというのは、鳥インフルエンザに感染した後に治ったということだ。また、天安の別の農場でも、鳥インフルエンザに感染した犬がもう1匹いることが確認された。これを受け、鳥インフルエンザ感染が確認された犬は計13匹に増えた。

農食品部と農林畜産検疫本部は、該当農場主が犬に飼料の代わりに死んだ鶏・鴨を食べさせたという情報を得て、具体的な事実関係を確認している。クォン・ジェハン農食品部畜産政策局長は「死んだ鶏を食べさせたとすれば、これが違法事項になるかどうかも検討している」と説明した。

鳥インフルエンザウイルスが犬から犬に伝染したかどうかも調査の対象だ。1、2匹が先に鳥インフルエンザに感染した後、口や鼻を通じて他の犬に移す可能性があるからだ。扶余の農場では計20匹の犬を飼っている。

チュ・イソク検疫本部動物疾病管理部長は「ウイルスが呼吸器を通じて入ったかどうか確認している」と述べた。検疫本部はこれを確認するため、抗体が見つかった犬1匹を解剖検査する計画だ。

犬が鳥インフルエンザに感染した事例は2004年にタイで初めて確認された。鳥インフルエンザで死んだ鴨を犬が食べ、この犬が死んだ。国内のように感染した犬が特別な症状なく治ったケースは報告されていない。今回の鳥インフルエンザのH5N8型は世界的に人に感染した事例がない。

一方、農食品部はこの日、鳥インフルエンザが発病した忠清南道天安にある畜産科学院家禽研究団地を江原道に移転する方針だと発表した。鶏・鴨品種研究目的で運営されるこの研究団地では2日、鳥インフルエンザが発病し、防疫管理が徹底されていないという指摘を受けた」



26日


 未情報

 コメント:特になし

25日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生出産計画委員会 中国語

 ・58歳男性、広州市、3月24日確認、危篤、広州市の病院にて治療中

 コメント:

 エジプトで忘れていたように久しぶりにH5N1鳥インフルエンザ感染者が報告された。
 昨年の4月以来であるが、それまで感染者数が増加していたのに、政治的紛争が起きだしてから報告数が減っているのは気になる。
 エジプト国内にはH5N1ウイルスは土着していて、家庭で飼われている鶏の多くが感染しているとされる。
 ウイルスは近くのリビアの家きんでも最近見つかっている。
 人が感染死しても分からない公衆衛生レベルの国だ。

 途上国はもちろん、政治的に紛争が起きている地域は公衆衛生学的対策が中断しているから、怪しげな危険な感染症が発生しても情報は出てこない可能性がある。

 地球温暖化、人獣共通感染症、戦争、核災害…。
 地球に壊滅的被害を及ぼす要因は増えている。




 エジプトで久しぶりにH5N1感染者が報告
Egypt confirms 2 H5N1 cases  CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) エジプト、2例のH5N1鳥インフルエンザ感染者を確認

 Egypt Independent はエジプト保健省の発表として2名のH5N1鳥インフルエンザ感染例を報告した。
 ベエイラ県(Beheira governorate )の56歳女性とダミエッタ県(Damietta governorate )の4歳幼児で、両社とも危篤状態でICUに収容されている。
 この2例は2013年4月以来初の感染者例である。
 昨年度は4例のH5N1鳥インフルエンザ感染者しか報告されていない。

 昨年から今年にかけての感染者数は非常に少なく、2009年から2012年に報告された数が39、29、39、11であったことに比較すると、この2年間の報告数は驚くほどに少ない。


Two new H7N9 cases push two-wave total to 400 CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) 中国、H7N9鳥インフルエンザ感染者2名が報告、第二波の感染者総数が400名に

 中国はこの3日間に2名のH7N9感染者を報告したが、これで第二波の感染者総数が400名となった。
 現在感染者数は週に数名と減ってきている。

 中国国営通信新華社もH7N9感染症例を報告
Guangdong reports 12 H7N9 cases in March Xinhua  (中国、新華社) 広東省、3月に12例のH7N9感染者を報告

 南中国の広東省保健省は、今月、昨日(24日)に発表された1例を含め12例のH7N9感染者を報告した。
 最新例は深セン市で報告されたが、49歳男性で23日に感染が確認されたが、危篤とされる。

24日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生出産計画委員会 中国語

 ・49歳男性、深セン市、3月24日確認、危篤、深セン市の病院にて治療中


 コメント:

  深セン市で見つかったH7N9感染者は49歳と若い。高血圧症を患っているとされるが、この年齢ではさほど問題になる基礎疾患ではない。しかし危篤状態で見つかっている。



S. Korea reports additional infection of bird flu in dogs  GlobalPost  (米国) 韓国、さらにH5N8鳥インフルエンザウイルスの犬への感染を確認

 韓国農業省は、ソウル南部の地域2カ所で11匹の犬の血清でH5N8ウイルス抗体を検出したと報告。
 抗体を検出した犬は無症状。

 犬で最初にH5N8抗体を検出したのは、3月11日で、 Cheonanの別な農場だった。

23日

 中国H7N9感染者報告

 安徽省
  安徽省衛生庁 中国語

 ・82歳男性、天長市、3月21日確認、南京市の病院で3月22日死亡、ハトを摂食。

 コメント:

 本年度に入ってから、安徽省ではH7N9感染者7例を報告しているが、その内訳は、現在入院加療中2例、治癒退院1例、死亡4例となっている。
 死亡例が感染者の半数以上と多いのは、他の感染者が十分把握されてないせいと考えられる。
 H7N9ウイルスは十分怖い存在であるが、感染鳥からしか感染しないと判断されていることから、周辺では警戒心が失せているかもしれない。これが人人感染する状態になったら、大パニックではある。



 鳥インフル感染400人 昨年3月以降  MSN産経ニュース

 {中国広東省の衛生当局は22日、同省スワトー市の男性(62)が鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染したと発表した。昨年3月に初めて感染者が確認されて以降、中国を中心に香港なども含めて確認された感染者は計400人になった。

 今年に入ってからの感染者は251人で、うち79人が死亡している。広東省と浙江省で感染者が今年約90人ずつ出ており、両省を中心に感染拡大が続いている。(共同)}


22日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生出産計画委員会 中国語

 ・62歳男性、汕頭市(すわとうし)、3月22日確認、危篤、汕頭市の病院にて治療中


International Effort Underway to Control Bird Flu in Cambodia Voice of America  (米国、国際) カンボジアの(H5N1)鳥インフルエンザ制御に向けて国際的支援体制

 米国国際開発庁 (USAID)が主宰してカンボジアとベトナムの当局者との間で鳥インフルエンザ対策に関して国際会議を開催。

 問題点:
 
  家きん売買者が十分鳥インフルエンザの情報を把握してないこと。
   死んだ鶏を扱ってないので心配はないと考えている露天商が多い。H5N1鳥インフルエンザに感染した鶏は、一定期間生きていることを知らない。

  ベトナムとの国境に近いカンボジアで人の感染者が発生しているが、ウイルスのタイプは同じであるのに、ベトナムでは人感染者は出ていないのにたいし、カンボジアでは人の感染者が相次ぐ理由。昨年度は14人死亡、今年は既に4人死亡。
  両地域での家禽における感染は多い。

  カンボジアで感染者が増えている理由:
   カンボジアでは実際に感染者が増えているのか?
   疫学的調査が十分行われていることから感染者の発見率が高いのか?
   両者が関係か?


21日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生出産計画委員会 中国語

 ・32歳男性、深セン市、3月21日確認、病状安定、深セン市の病院にて治療中

 コメント:

 先にも当ページで伝えているが、広東省の農場の鶏からH7N9鳥インフルエンザウイルスが検出されたことが、中国政府から正式に新華社を通じて発表された。
 農場からH7N9ウイルスが検出されたと報告されるのは初めてであり、つい2週間前の全国人民代表大会で農業大臣が、これまで中国内の農場でウイルスが検出されたことはなく、H7N9ウイルスは生家きん市場に封じ込まれていると語り、もはやH7N9ウイルスは拡大しないだろうとの予測を示していた。

 新華社通信は、簡単に広東省の農場でH7N9ウイルスが検出されたという事実だけを報告しているが、香港系の報道機関はより詳しくコメントしている。
 先にマカオの報道機関が情報を発信しているが、それにしても中国政府の対応はいい加減というよりも、状況を十分把握しながら、発表内容は淡泊すぎる。

 広東省の養鶏場でウイルスが検出されたことは驚きではなく、マカオ当局が同農場から輸入された鶏でウイルスを確認し、それを公表したことから、広東省当局は”まじめに”検査を行ったと思われる。
 他の農場にもウイルスはいると推定されるが、それらウイルスはベトナムや他国に拡大する危険性があることを、中国や香港の専門家は以前から警告しているが、中国農業省は何らコメントは発していない。”怖い国である。”
 またこうした情報を伝えない我が国の報道機関も”怖い存在である”。なぜなら、この島国は完全にマスメディアで洗脳されつつあるからである。


 富山県と石川県の海岸で大量のウミネコの死骸が見つかった。
 簡易検査では鳥インフルエンザウイルスは陰性とされる。

 海鳥が鳥インフルエンザで死んだという報告はこれまでなかったと思う。
 もし鳥インフルエンザとしたならH5N1か、韓国で広がっているH5N8かもしれない。

 (管理人が出版した小説”パンデミック追跡者”では、北海道北部の海岸で海鳥が大量に死亡し、そこからウイルスが広がるという設定だった。)



 中国の農場で初めてH7N9が検出
  -全人民でウイルスは中国内農場で未検出と報告2週後


 当情報の関連情報は13日および18日に当ページで記載。


H7N9 found on Chinese farm, but no evidence in veterinarians
CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) H7N9ウイルス、中国の農場で検出、しかし獣医師たちに感染の事実はない
 
 本日(米国時間)、中国からH7N9感染者の報告はない。
 しかし広東省の農場でウイルスが検出された報告と、獣医師たちの血清検査でH7N9抗体が検出されてないとする研究報告がなされた。

 昨年春にH7N9鳥インフルエンザが発生して以来、中国当局による広範な検査にも関わらずウイルスの検出のほとんどは生家きん市場であった。
 今回ウイルスが検出されたのは広東省珠海市の商業農場である。
 8万羽以上の鶏が殺処分されたとされる。
 今回ウイルスが検出された農場は、3月12日に感染鶏が発見されたマカオに鶏を輸出していた農場とみられている。

 一方、中国の研究チームは広東省で働く獣医師たちの血清を調べたが、H7N9ウイルスに対する抗体は検出されなかったと報告した。
 血清は2013年2月から8月に広東省の4都市で採取された。広州、深セン、恵州、珠海。

 Journal of Clinical Virologyのletter欄に発表。

 *昨年8月までは広東省で感染者の報告はなかった。なぜこの時期の血清の分析結果を発表するのか?


H7N9 detected in south China poultry farm  Xinhua (中国、新華社) 中国南部の家きん農場でH7N9ウイルスが検出

 広東省の南部の都市珠海市の家禽農場でH7N9鳥インフルエンザウイルスが検出されたと同省の農業局から20日発表された。

 農場からの生きた鶏からの検体が同省動物疾患制御センターで分析され、H7N9ウイルスが検出された。
 同省は同農場に専門家を派遣し、8万羽以上の鶏が処分された。また5トンの消毒剤が提供された。

 検体は、農業省の国立研究所にも送られ、18日に確認された。

 中国家禽協会のGong Guifen会長は、家禽農場におけるH7N9ウイルスの検出は、家きん産業に大きな打撃を与えるだろうとコメントしている。

 中国の家きん産業界は昨年3月のH7N9鳥インフルエンザ発生以来、400億元(6576億円)の損失を被った。


First H7N9 found on Chinese poultry farm South China Morning Post  (香港) 中国の農場で初めてH7N9ウイルスが検出

 中国本土の当局が広東省の農場でH7N9鳥インフルエンザウイルスを検出したが、それは農業大臣が国内の農場はこれまでウイルスに汚染されてないと語った2週間後である。

 新華社通信は昨夜、広東省農業局がマカオに鶏を輸出している珠海市の家禽農場の鶏からH7N9ウイルスを検出したと報告した。

 この報告は、北京の全国人民代表大会(全人民)の記者会見でHan Changfu農業大臣が、H7N9ウイルスは生家きん市場に封じ込まれていて、家禽農場ではこれまでウイルスは検出されていないと語った2週間後になされた。
 同農業大臣はウイルスの存在で鶏を食べることに対し不安を抱く必要はないと語り、さらに十分な調理でウイルスは死滅するだろうと語っている。

 珠海市の農場でのH7N9ウイルスの痕跡は、先週マカオ当局が同農場から輸入している鶏で確認した。マカオの卸市場では同農場からの鶏を含めて7500羽の家きんを処分したとマカオの報道は伝えている。
 またマカオ当局は21日間、中国本土からの家きん輸入を禁止した。

 新華社によると14日に広東省動物疾患制御センターが同農場の検体でH7N9ウイルスを検出し、さらに18日に農業省の国立研究所でも確認された。
 広東省の専門家達は8万羽以上の家きんの殺処分を指示し、5トンの消毒剤を提供した。

 中国家禽協会のGong Guifen会長は、家禽農場におけるH7N9ウイルスの検出は、家きん産業に大きな打撃を与えるだろうとコメントしている。
 中国の家きん産業界は昨年3月のH7N9鳥インフルエンザ発生以来、400億元(6576億円)の損失を被った。

 ウミネコが大量死
富山と石川でウミネコが大量死鳥インフルは陰性
 京都新聞

 {富山、石川両県の海岸で20日までに、ウミネコが大量に死んでいるのが見つかった。両県はそれぞれ鳥インフルエンザを簡易検査したが、いずれも陰性だったといい、原因を調べている。

 両県によると、石川県珠洲市三崎町小泊の海岸で19日午後、約600mにわたってウミネコ約250羽の死骸があるのを住民が見つけ、市に連絡した。富山県では19日、射水市の海岸約500mにわたり、計18羽の死骸が打ち上がっているのを住民が発見した。

 富山県は2羽、石川県は3羽を国立環境研究所に送った。鳥インフルエンザの遺伝子検査を実施するほか、別のウイルスや有毒物質も含め死因を調査する。(共同通信)}


 MERS関連

Five new MERS cases reported in 3 countries  CIDRAP  (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) 5例の新規MERSが三ヶ国から報告

 本日5例のMERSが三ヶ国より報告されたが、2例は死亡例である。
 1例はクエートからで、60代のシリア人男性、死亡が報告され、、1例はアラブ首長国連邦からの報告で、68歳男性、ラクダからの感染と考えられている。

 残りの3例はサウジアラビアからの報告であるが、全例リヤドで発生しており、86歳感染者が亡し、71歳、66歳の感染者が重体となっている。


20日

 中国H7N9感染者報告
    未情報

 コメント:

  ネット上の各機関、通信社の情報は昨日の湖南省の症例だけ。

 これだけ感染そして死亡した人における(鳥)インフルエンザ、今後どうなるのだろうか?
 自然に消え去ると考えている専門家の声はない。じゃどうなる?

 中国内で生家きんを個人的に購入し、それを市場内、または家庭で処分して調理する習慣が断たれるまで、鳥インフルエンザウイルスは人へ感染する機会が続き、そこから変異ウイルスによるパンデミックが発生する脅威は続く。
 中国人が冷凍鶏肉で満足できる状態になるのだろうか?

 鶏だけでなく、犬やサル、さらには他の野生動物を平気で殺して食べる習慣がある中国南部から、H7N9変異ウイルスが誕生し、そこから本格的パンデミックインフルエンザが100年ぶりに発生するシナリオはあり得る。(スペインインフルエンザ1918~1919年)。

19日

 中国H7N9感染者報告

 湖南省 
  湖南省衛生庁 中国語

 ・78歳男性、邵陽市、3月19日確認、長沙市の病院にて治療中


 コメント:
 
 散発的とはいえ、湖南省で感染者が出る。第一波ではわずか2例しか出なかったが、今年度は16例発生している。隣接する広東省から感染鶏が市場に来るのか、それとも南部の家きんの間にウイルスが広がりやすいのか?

 ベトナムやミャンマー、ラオスなどで発生するのは時間の問題とされているが、現在のところ報告はない。

18日

 中国H7N9感染者報告

 湖南省
  湖南省衛生庁 中国語

 ・75歳女性、郴州市(ちんしゅうし)、3月18日確認、郴州市の病院にて治療中

 広東省
  広東省衛生出産計画委員会 中国語

 ・73歳男性、深セン市、3月17日確認、危篤、深セン市の病院にて治療中

 香港
  香港健康保護庁 記者発表

 ・5ヶ月女児、佛山市居住(広東省深セン市に滞在)、3月17日確認、家禽既往歴、病状安定、香港の病院にて治療中、
  *広東省から香港の病院へ両親が運び、そこで診断、入院。発病数日前に深セン市の生家きん市場を訪れたが、家きんには接触してないとされる。

 
 コメント:

 湖南省で16例目のH7N9感染者が報告された。大多数は今年に入ってから確認されている。湖南省は広東省の北西部に隣接している。広東省も第二波に入ってから感染者が激増し始めた。
 広東省や湖南省南部で第二波、特に冬になってから感染者が出始めた理由は明らかにされてないが、渡り鳥からの感染を受けだしたのか、それとも生家きん市場へ運ばれる感染鶏が何らかの理由で増えだしたのか定かではない。

 香港の女児が広東省深セン市の生家きん市場でH7N9鳥インフルエンザに感染したが、他の情報では、同省珠海市の養鶏場でウイルスが検出され多数の鶏が処分されている。
 農場からウイルスが検出との報告は、はじめてに近いと思う。
 これまで報告されているのは生家きん市場内の鶏が大部分である。それらの感染鳥がどこから運ばれてきているのは不明であったが、今回は珍しく農場でウイルスが検出された。
 同農場からはマカオに鶏が輸出されており、先日マカオで感染鶏が見つかっていた。それが理由でウイルス検査が行われたようだ。
 中国内の農場には多くの感染鳥がいるが、十分な検査と情報発表がなされていない可能性が高い。

 中国内の農場に多種類の鳥インフルエンザウイルス(H7N9、H5N1他)が存在している限り、鳥インフルエンザは周辺国、さらには世界へ拡大する懸念がもたれつづけ、それが変異により世界でパンデミックを起こし、多数の死者を出す脅威が続く。
 世界第一位の養鶏国。鳥インフルエンザウイルスを駆除できるのは相当先の話であるとしたなら、新型インフルエンザによるパンデミックは絶えず世界を脅かし続けることになる。


 広東省の農場でH7N9鳥インフルエンザが確認、多数の鶏が処分
Guangdong Farm Culls Chickens after Positive H7N9 Test ThePoultrySite.com  (国際) 広東省の農場でH7N9鳥インフルエンザウイルスが確認されたため、鶏が殺処分に

 広東省珠海市当局は、H7N9ウイルスが検出された農場で8万羽の鶏を殺処分した。

 同農場は香港とマカオに鶏を輸出している。
 同農場から輸入された鶏がH7N9ウイルスに感染していることが先日確認された。


 カンボジアでH5N1鳥インフルエンザで本年4人目の小児死者報告
Flu kills another Cambodian tot Hong Kong Standard (香港) カンボジア、 H5N1鳥インフルエンザに女児が感染、死亡
 
 今年度9人が感染しているが、この症例は4人目の死者となった。全例小児。
 村で死亡していた鶏に接触して感染。

17日

 未情報


16日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生出産計画委員会 中国語

 ・71歳女性、深セン市、3月15日確認、病状安定、深セン市の病院にて治療中


15日

 中国H7N9感染者報告

 未情報


 韓国、H5N8鳥インフルエンザ発生で大量の家きんの殺処分が続く
South Korea culls over 6 pct of poultry to curb bird flu  Reuters (国際) 韓国、(H5N8)鳥インフルエンザ拡大阻止のために6パーセントの家きんを殺処分

 韓国は渡り鳥と家禽農場で発生している(H5N8)鳥インフルエンザの拡大阻止のために、国内の6パーセントに相当する家きんの殺処分を行ったと14日発表した。

  農業省によると処分した家きんは1000万16万羽となり、2008年度の(H5N1)鳥インフルエンザ発生時の1000万20万羽に次ぐ数となったとされる。

 人での感染は報告されてないが、犬で抗体が検出され、無症状感染を起こしたと農業省は説明している。

 アジアで四番目の経済大国は過去10年間に、鳥インフルエンザが4回発生しているが、人での感染は報告されていない。(3回はH5N1鳥インフルエンザ:訳者)。

 全国的データは発表されてないが、先月のソウルで最大の市場の一つの鶏の売り上げが半分以下に減ったとされる。

 韓国で最初のH5N8鳥インフルエンザは1月17日に、ソウルの南西300キロにある全羅北道のアヒル農場で見つかった。
 その後28カ所前後の家禽農場で発生が確認されている。

 韓国は感染源と推定されている渡り鳥の休息地域37カ所を消毒してきた。
 また感染地域の家禽農場従業員の中の部分的数の移動制限も行ってきた。

 中国では2014年、人でのH7N9鳥インフルエンザが発生し感染者と死者の増加がみられている。


 MERS、サウジアラビアで発生が続く。家族内発生の疑いも

Saudi Arabia reports 1 more death from Mers  gulfnews (アラブ首長国連邦) サウジアラビア、更なるMERS死者を発表 (2姉妹に感染の可能性)

 AP配信

 サウジアラビア保健省は同国でで63人目となるMERS死者を発表した。
 14日に発表された内容は、19歳男性が首都の南東アルカージ(Al Kharj)で死亡し、男性の2姉妹がウイルス感染の疑いで入院したとされる。

 2012年9月以来、サウジアラビアでは150人がMERSに感染している。

 MERSコロナウイルスはSARSコロナウイルスに近縁で、風邪ウイルスの仲間とされる。


Five Saudi MERS cases, 1 fatal, involve family cluster
CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) サウジアラビアで5例のMERS感染者が確認、1人死亡、家族内集団感染の可能性

 下記情報

 サウジアラビア保健省、リヤド周辺で5人のMERS感染者を報告 アラビア語

 機械翻訳

 ・83歳男性、 危篤
 ・19歳男性、死亡
 ・22歳女性、上記姉、安定
 ・18歳女性、上記妹、安定
 ・53歳男性、無症状


 韓国、H5N8鳥インフルエンザ、ソウルへ拡大
(H5N8)鳥インフルにおびえるソウル大公園の希少鳥類…防疫「非常事態」 中央日報

 {タンチョウ・オオハクチョウ・ワシミミズク・オオコノハズク…。果川(クァチョン)ソウル大公園動物園で飼育されている天然記念物の希少鳥類だ。この鳥たちにも全国を席巻している鳥インフルエンザ(AI)の脅威が襲った。13日、動物園から1.4キロ離れた清渓山(チョンゲサン)の湧水池で死んだ大きな雁(渡り鳥)がAIに感染していたことが確認されたためだ。大きな雁の死体から発見されたAIウイルス(H5N8)が高病原性である可能性が高く、より危機感も高い。AIが動物園の中に入ってきた場合、感染した鳥類は殺処分しなければならない。ソウル動物園は103種1139羽の鳥類を飼育している。コウノトリ・ヘラサギ・コブハクチョウなどは個体数がいくらも残っていない天然記念物の希少鳥類だ。コンドル・クジャクなど世界的な絶滅危ぐ種も385羽にもなる。ソウル動物園はこの日正午から動物園を閉鎖した。リスク要因が消えるまで無期限だ。動物園を通過する清渓山登山客の出入りも規制した。

鶏・鴨農場でAIが発生すれば、必ず殺処分しなければならない。高病原性の場合は近隣500メートル以内の農場で育てる家禽類は全て殺処分される。地方自治体と農林畜産食品部の協議を経て3キロ以内の農場でも予防的な殺処分がされる可能性がある。だが動物園で飼育される鳥類の場合は別だ。

AIが動物園に入らない以上、大公園内の鳥類は殺処分されない。動物園で飼育中の鳥類は保存価値が高いだけでなく、ほかの農場間の交流がなく感染の可能性が低いためだ。農林畜産食品部のAI緊急行動指針には「大公園・動物園など飼育施設で飼育中の鳥類は、家畜防疫官の助言を受けて感染の危険性など防疫上問題がないと判断される場合には殺処分しなくても良い」と規定されている。今回のように1.4キロ近隣でAIにかかった渡り鳥の死体が発見されれば、動物園を閉鎖するものの、その中の鳥類は保存される。

だが動物園の中の鳥類がAIに感染すれば状況が変わる。ソウル大公園は「AIに感染した鳥類個体だけを殺処分する」という方針を立てておいた。残りの鳥類は感染の有無を検査してから殺処分の有無を最終決定する。ソウル市のパ・ボム動物保護課長は「家禽類を除き、動物園で育てる多くの鳥類はAIにかかる可能性が低い」として「家畜防疫官が状況を確認しなければならないが、動物園の鳥類を殺処分する可能性は低い」と話した。

今まで国内で動物園の鳥類がAIに感染したことはない。だが動物園の鳥が予防的次元で殺処分されたことはある。2008年5月、ソウル広津(クァンジン)区庁自然学習場で育てていたキジ2羽がAIに感染して死ぬと、すぐにオリニ大公園とソウル動物園は感染の可能性が高い鳥類である鶏・鴨・七面鳥などを殺処分した。当時、ソウル大公園だけで17種220羽余りが埋没処分された。

ソウル大公園動物園は、空から落ちてくる渡り鳥のフンを防ぐために新しく飼育舎に屋根をかぶせた。鳥類を担当する飼育係も1週間出退勤できず、動物園に隔離される。大公園の後門など清渓山への登山出入口2カ所と動物園内の清渓山森林浴場も閉鎖した。 }



14日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生計画出産委員会 中国語

 ・57歳男性、深セン市、3月13日確認、危篤、深セン市の病院にて治療中


 コメント:

 
現在のところ、CIDRAPニュースを含めて特記すべき情報はなし。

 嵐の前の静けさ?

 パンデミックインフルエンザが予測されたとして、それが現在の中国、世界にどれだけの関心事となるのかが問題である。

 かってのようにマスメディア(国内外、とくに米国)が情報を重要なニュースとして流さなくなっている。

 こうした状況は危険な予兆でもある。

13日

 中国H7N9感染者報告

 未情報


 コメント:

 全人代は本日で閉会となる。今後H7N9情報はどうなるのだろうか。

 広東省南部、香港の向かい側のマカオで、広東省から輸入された鶏でH7亜型ウイルスが検出された。H7N9ウイルスであることは間違いはない。

 中国本土で感染して国外で発病した人の例はいくつかあるが(香港、台湾、マレーシア)、輸出された鶏からウイルスが検出されたのは、今回のマカオが初めてである。
 ベトナム北部では中国から密輸されてくる感染鶏から、ウイルスが国内に広がる懸念を抱いており、それはほぼ間違いなく起きえることと考えられている。
 H7N9ウイルスがベトナム北部へ拡大すると、他の国へも瞬く間に拡大する危険性が高い。



 韓国のH5N8鳥インフルエンザ拡大傾向続く
トリ死骸から鳥インフル陽性反応 動物園休園=韓国  聯合ニュース

 {ソウル市は今月9日、隣接する京畿道果川市で発見されたトリの死骸からH5N8型の鳥インフルエンザウイルス陽性反応が出たことを受け、ソウル動物園を13日正午から休園したと明らかにした。

 高病原性の有無はまだ調査中だが、可能性は高いという。

 高病原性が確認されれば果川市から半径10キロ以内が移動制限地域(管理地域)となり、ソウル市内では銅雀、冠岳、瑞草、江南区の一部が含まれる。

 果川市は市内全域で飼育中の家禽類988匹の移動を制限し毎日2回防疫する。漢江など渡り鳥や野生の鳥類が生息する地域も1日2回消毒する。}


 リビアでH5N1鳥インフルエンザウイルスが検出
Libya reports first H5N1 bird flu outbreak on Tubruq farm  The Global Dispatch (国際) リビアで初のH5N1鳥インフルエンザが家きんで発生

 先週からエジプト国境に近い農場で鶏とアヒルの間で高致死性H5N1鳥インフルエンザが発生し、OIE(国際獣疫事務局)に本日報告された。

 訳者注:エジプト国内ではH5N1鳥インフルエンザウイルスは土着化していて、家庭で飼育される鶏に感染し、これまで多くの感染者が出ている。しかし周辺国からの報告は初である。

 マカオで輸入鶏から鳥インフルエンザウイルス(H7N9?)が検出

Macao culls 7500 chicken after bird flu virus found  People's Daily Online  (中国) マカオ、鳥インフルエンザウイルス検出により7500羽の鶏を処分

 中国本土から輸入された鶏からH7亜型ウイルスが検出されたことから、卸売市場内の7500羽の鶏が処分された。

 以下下記情報と同じなので略。

BREAKING NEWS: Authorities announce first local avian flu case  Macau Daily Times  (マカオ) ニュース速報:当局、初の鳥インフルエンザ発生報告

 マカオ政府は中国本土から輸入された生きた鶏から鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。
 当局は昨夜10時半に情報を入手し、行動計画に従って対策を開始した。
 卸売市場の床を覆い、全ての家きんを市場から運びたすことを禁止した。
 市場内の7500羽の鶏は殺処分された。
 当局は鶏と接触した作業員は誰もインフルエンザ様症状を訴えていないと強調している。

 家禽との接触状態により、作業員の健康状態監視、または10日間の自宅隔離、さらには必要ならば抗インフルエンザ薬が投与される。
 
 当局は本土からの生家きんの輸入を21日間停止することを決定した。

 訳者注:H7N9ウイルスと思われるが、そこまでの判定はされてないようだ。


 中国開発のH7N9ワクチンは多数の国民を対象に接種する必要はない

China needs no mass H7N9 vaccination: HK expert ECNS  (中国、中新網) 香港専門家、中国でのH7N9ワクチン接種は多数を対象にする必要はない

 香港大学の専門家が11日、中国でのH7N9インフルエンザワクチンは、多数を対象にする必要はないと語った。

 Yuen Kwok-Yung氏(新興感染症研究所責任者)が、香港大学と提携している深セン病院で記者会見で語った。

 これまでH7N9ウイルスは最初の感染者から次の人に感染することはあるが、そこから第三者に感染することはない、と同氏は説明している。

 中国工科アカデミーの会員でもある、Zhong Nanshan氏(中国内でも高名な呼吸器専門医であり、SARS流行時は中心的に活動した)はH7N9ウイルスの制御の鍵は、家禽市場の制御であると語っている。


12日

 中国H7N9感染者報告

 安徽省
  安徽省衛生庁 中国語

 ・86歳男性、合肥市、3月12日確認、危篤、合肥市の病院にて治療中


 コメント:

  中国のH7N9感染者情報は突然でなくなった。
  感染症が多発していた浙江省や広東省の大都市の家きん市場閉鎖による効果がでたのかもしれないが、それにしても唐突に報告されなくなった。
 
 3月5〜13日まで開かれている全人代(全国人民代表者大会:国会のようなもの)のせいか?
 昨年はその間、すでに発生していたH7N9鳥インフルエンザ発生者の報告はされず、全人代が終了後発表された。 

  人に感染するウイルスを保有した家きんが、一般人の側から離された結果なのかもしれないが、感染家きんを売買している業者もかっては感染者の中に含まれていたが、そうした人々の報告もみられない。
 ウイルスの感染力が低下したのだろうか?
 昨年はこれから4月下旬に多数の感染者が発生した。

 明日終わる全人代の後の経過をみるしかないのだろう。

 時期としては、2003年にSARSが広東省から香港に拡大した頃ではある。



11日

 中国H7N9感染者報告
 
 未情報



H7N9 infections pause in China, but 2014 death toll reaches 72
CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) 中国のH7N9感染は一時停止、しかし2014年の死者数は72人に達した
 過去3日間、中国各省の発表の検索結果とFluTrackerd|sの統計では中国のH7N9感染者報告はなく、感染者数は389人にとどまったままである。非公式数値ではあるが死者数は120人となっている。
 昨年10月に始まった第二波での感染者の発生は大きく減少したが、それでもこの3週間、週に10人前後の感染者が報告されている。

 関連情報として、AFPから発表された中国国家衛生計画出産委員会による統計では、2014年度のH7N9感染者は226人で、そのうち2月は99人の発生だった。2013年度は144人であった。
 また死者数は2014年は72人、2013年は46人となっている。

H7N9 bird flu comes home to roost in China The West Australian (オーストラリア) 中国のH7N9鳥インフルエンザはねぐらに戻った

 AFP配信

 広州市の家きん市場に居残っている家禽業者は、H7N9鳥インフルエンザが再流行し多くの人びとを殺したことから、当局が市場を閉鎖して以来、何もすることなくがなく、商売の損失を計算したり、賭け事に興じたり、または家きん収容場所の消毒をして時間をつぶしている。

 「鶏は毎日檻の中にいたままで、自分は卵も売れない。我々は金を失っている」、と家きん組合長のLi Guiyingさんは嘆く。

 H7N9鳥インフルエンザは再流行し、今年226人が発病し、72人が死亡している。
 それに対して政府は、WHOが流行と烙印したH7N9鳥インフルエンザとの予想される長い戦いに身構えている。

 中国は対策としてウイルス感染の恐れがあると考えられる地域の家きん市場を積極的に閉鎖し始め、家禽業界と”と殺”されたばかりの新鮮な鶏肉を好む消費者達から抗議の声が上がっている。

 しかし長期間にわたって政府は消費者の食生活習慣の変化を要求し続ける必要があり、そして食糧(家禽産物)供給チェーンの清浄化を図る必要があると専門家はいう。(生家きんを一般市民に提供するのではなく、冷凍肉を流通させる:訳者)。

 H7N9ウイルスの終局的脅威は、変異して容易に人人感染を起こすようになり、密な人口の中国内で広がり、そして地球上に拡大することである。

 昨年(2013年)春の最初の流行が終息した後、H7N9は秋に再発生して流行が始まった。
 最初の2か月間の感染者と死者の数値は、2013年度の総感染者数144人、死者数46人を超えた。

 WHOと中国当局は、濃厚接触した家族例での人人感染はあるが、継続的人人感染は起きていないとの見解を維持してきている。
 しかし、季節的要因による感染者の発生の増加の可能性については言及してきている。すなわち低温におけるウイルスの感染活動性の高まりと、人の感染脆弱性による。

 「大きな疑問は、冬期間が過ぎればウイルスによる感染者の発生は減少するのか、それとも続くのかである」、と中国のWHO事務所代表のBernhard Schwartländer氏が語っている。
 「我々は感染者数の減少を(現在)認めていて、ウイルスの感染力に季節性パターンが影響していることを確認できるが、もちろん油断はできない」

 家禽業界は政府が科学的根拠なしに家きん市場を閉鎖したことに抗議している。そして賠償を要求している。
 「鶏もアヒルも何も言うことができない。我々は鳥インフルエンザがどこから来たのか分からない:鶏、アヒル、それとも他の鳥?」、と広州市の家きん市場のLiさんは不満を漏らしている。

 以下略。


10日

 中国H7N9感染者報告
 
 未情報


 コメント:

 中国における2月のH7N9感染者数は99人、死者数が41人であったと、中国保健省が発表している。致死率は何と41%!!。
 重症者だけが報告されている可能性が高い。昨年第一波での致死率は32%。
 ウイルスが変異しているので致死率が高くなっているという見方もできるが、それよりも感染者数の不正確さが致死率変動の原因と思われる。
 死者はある程度適正に把握される可能性が高いが、感染者はどの程度正確に把握されているか不明である。
 報告されているのは大部分重症~危篤状態である。
 そこに唐突に軽症の小児例が混じっている。


 中国最南部の雲南省でH5N1鳥インフルエンザが家きんの間で発生している。50万羽以上が処分されているが、ベトナムに隣接し、山岳越えで密輸ルートがある。そこを介してウイルスが南下してゆく。また渡り鳥に感染して北上することも多い。



 韓国のH5N8鳥インフルエンザ、ほぼ韓国全土に広がる
Fresh Bird Flu Outbreak Leads to Cull of 50000 Chickens  The Chosun Ilbo (韓国) 韓国、(H5N8)鳥インフルエンザ発生で5万羽の鶏が殺処分

 慶尚北道慶州の農場で新規鳥インフルエンザが発生したことが農業省が9日に確認した。

 これで江原道と済州島を除いて韓国内でH5N8鳥インフルエンザが発生したことになった。

 慶州の当該農場では先週京畿道の農場から6700羽の鶏を購入したが、購入先の農場では先週火曜日(4日)に高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されている。

 動物植物検疫庁では、農場の家きんの排泄物からウイルスを検出した。地域の検疫局では当該農場と周辺で50万羽の鶏の殺処分を開始した。

 1月16日に鳥インフルエンザ(H5N8)が発生して以来、3月8日午後までに8百2万羽の家きんが殺処分されたが、この数は韓国では史上2番目に多い数となっている。一番多く処分されたのは2008年で1千1万羽であった。


H5N1 Bird Flu Outbreak Reported in Yunnan  ThePoultrySite.com  (国際) H5N1鳥インフルエンザ、雲南省の家きんで発生

 中国南部雲南省で53万3000羽の家きんがH5N1鳥インフルエンザに感染し、29600羽が死亡した。残りの家きんは処分された。
 検査の結果H5N1ウイルスであることが確認され、OIE(国際獣疫事務局)に報告された。

China bird flu deaths reach 72 this year, says government South China Morning Post  (香港) 中国、鳥インフルエンザ死者が72人に、政府が発表

 今年度に入って2か月間でH7N9死者数が72人になったと中国政府が発表した。昨年全体の死者数を超えている。

 中国は2月だけでH7N9感染者が99人、死者が41人発生した。今年度に入ってからの感染者数は226人となっている。国立衛生計画出産委員会発表データによる。

 昨年初期に発生し、秋に再度流行しだしたH7N9鳥インフルエンザは、昨年、中国で144人の感染者と46人の死者をだした。

 中国当局とWHOは、家族内での人人感染の事例は発生しているが、持続的人人感染が起きている事実はないとしている。

 ウイルスは変異により容易に人人感染を起こし、世界的パンデミックを起こすかもしれないという懸念がもたれている。

 専門家によると今シーズン感染者数が増えているのは、気温の低下した気候という季節的要因が大きいとしている。
 ウイルスは低温では長時間生存し、人の気道粘膜も冬期間脆弱となる。そのようにWHOの中国代表は説明している。

 中国は対策として生家きん市場の取り締まりと、感染疑い者のモニターを強化している。


 カンボジアで2少年がH5N1鳥インフルエンザに感染、1人が死亡

Cambodia reports two new bird flu cases, one dies  Xinhua (中国、新華社) カンボジア、2例の(H5N1)鳥インフルエンザ感染例を報告、1例は死亡

 カンボジアでさらに2例のH5N1鳥インフルエンザ感染者が確認されたが、11歳の少年は7日に死亡した。プノンペンのカンタボパ小児病院の代表者が10日語った。

 「先週Kampong Chhnang省の11歳少年が入院し、検査の結果H5N1鳥インフルエンザに感染していた」、とカンボジア最大である同小児病院の副院長であるデニスローレン医師が新華社に伝えた。
 「少年は入院した時点で状態が非常に悪く7日に死亡した」。

 もう1人のカンデル省(Kandal)からの8歳少年も先週感染していることが確認されているが、状態は安定していて回復しつつある」、と同副院長は付け加えた。

 同国は今年度8例のH5N1鳥インフルエンザ感染者を確認し、3人の小児が死亡している。


Boy, 11, dies of avian flu in hospital: doctor  The Phnom Penh Post (カンボジア) 11歳少年がH5N1鳥インフルエンザで死亡

 3月2日に3歳の幼児がH5N1鳥インフルエンザで死亡したのに続き、8日に11歳少年がプノンペン・カンタボッハ病院で死亡したと、病院代表の医師から発表された。
 同医師によると、死亡した少年はKampong Chhnang 省出身で、他に Kandal 省出身の8歳少年が治療を受けているが、容態は安定しているという。

 保健省は何も発表してない。

 またWHOは保健省から連絡を受けていないとしている。

 当症例がWHOに確認されると、本年のカンボジアにおけるH5N1鳥インフルエンザ感染者は8人で死者は3人となる(訳者)。

9日

 気になる情報が入っていない。

8日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生計画出産委員会 中国語

 ・70歳男性、梅州市、3月7日確認、危篤、梅州市の病院にて治療中
 ・76歳女性、潮州市、3月7日確認、危篤、汕頭市の病院にて治療中


 コメント

 広東省の二か所から感染者が報告。
 高齢になるほど重体である。

 各地域から散発的に報告されているが、この”散発さ”加減が妙に不自然に感じる。
 梅州市では2例目の報告である(1例目は1月24日)。
 それなりに多くの人口の都市であるが、その中で”狙い撃ち”されたように、極たまに1人の感染者が出る不自然さ。特殊な環境、特殊な職業についているならばとにかく、単に生家きん市場を覗いたり、または家禽に触っただけで感染、発病、そして重体になる。
 こんな感染症は他にあるだろうか。そこでウイルスを保有した蚊に刺されたとかいうのなら別であるが。



 中国発表内容では感染高齢者は必ず基礎疾患を保有していると記載されているが、高血圧などの基礎疾患を保有していない高齢者の方が少ない。基礎疾患を保有しているから感染しやすい、そして重症化しやすい、というのは嘘である。そうしたこととは無関係に高齢者は重症化しやすいのである(管理人はそう考えている)。
 このH7N9ウイルスに感染した場合、重症者はたぶんサイトカイン・ストームを起こして呼吸不全、さらに腎不全に至っている可能性が高い。
 となると高齢者になるほど、なぜサイトカイン・ストームを起こしやすいのか?という疑問が生じる。

 または高齢者になるほど、H7N9ウイルスに対する不完全抗体を保有していて、その不完全抗体がウイルスに作用して、免疫現象を狂わせている可能性もあり得る。
 この考え方の場合、H7N9ウイルスの一部の抗原性を保有したウイルスに過去に感染していたという仮説に基づく。
 H7N9鳥インフルエンザウイルスは、多くの鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が再集合して出来上がっている。それらの中に人に感染しても病原性を持たないウイルスがいたなら、感染者は免疫だけを獲得していることもあり得る。
 



 WHOリスク評価 WHO 3月7日

 今後も散発的に中国内および近隣地域で感染者が出る可能性はある。
 しかし、ウイルスが人人感染の能力を有するようになるまで、中国外で感染者(中国内で感染後出国)が見つかっても、その地域で感染が広がる危険性は低い。

 WHOからのアドバイス

 ・鳥インフルエンザが発生している地域を旅行する場合は、家禽農場や生家きん市場で動物と接触することを避ける
 ・家禽や他の動物の排泄物で汚染されている物の表面に接触しない
 ・頻回に水と石鹸で手を洗う
 
 WHOは出入国に際し、(H7N9)鳥インフルエンザに関するスクリーニング検査の必要性に関するアドバイスはしない。また旅行、貿易制限に関するアドバイスもしない。

 鳥インフルエンザが発生している地域を旅行中、または帰国直後に重症急性呼吸器症状を呈した場合、常に鳥インフルエンザウイルス感染の診断を考慮すべきである。


China reports 2 more H7N9 cases, poultry positives  CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) 中国、H7N9感染2症例と家きん検査結果を報告

 2例のH7N9感染者は昨日当ページで報告済み。

 この2例報告で、非公式ではあるが総感染者数は387例、死者は120例となった。
 第二波では総感染者数は251例。

 中国農業省は最新の家禽市場での検査結果を発表し、OIE(国際獣疫事務局)に報告した。
 3ヶ所の市場でH7N9ウイルスが検出されたが、2ヶ所は湖南省で一か所は広東省であった。
 湖南省の市場では一か所では、鳩からしかウイルスは検出されなかった。もう一ヶ所では鶏から検出された。
 広東省では鶏から検出された。他にアヒルとガチョウもチェックされている。


7日


 中国H7N9感染者報告

 福建省
  福建省衛生局 中国語
 
 ・27歳男性、福州市、3月7日確認、軽症、福州市の病院にて治療中

 広東省
   広東省衛生計画出産委員会 中国語

 ・88歳男性、広州市、3月5日確認、危篤、広州市の病院にて治療中


 コメント

 中国からのH7N9感染者情報が急速に減りだしている。
 各地の生家きん市場の閉鎖が功を奏しだしたのだろうか。
 昨年は4月に感染者発生のピークがあった。

 年に一度の全国人民代表大会(全人代)が開かれたが、その影響で情報が統制されているということはないのか、少々疑念が起きる。

 中国でH7N9ワクチンが開発され、5月頃には実用化される見通しがたったとされるが、問題はワクチンをどのように使用するのかである。
 現在のH7N9感染者の発生状況では、生家きん売買に関係する人々に投与となるが、問題は生家きん売買を今後も許可するのか否かである。
 もし生家きん売買を禁止して、家きんの処分場を行政的に統一し、家きんの肉は全て冷凍肉として販売することになれば、生家きんからのウイルス感染は防止できる可能性がある。

 一方、大々的に国民の多くにワクチン接種を行う必要性がでるとしたなら、それはH7N9がパンデミックを起こしだしたときである。
 中国政府は迅速にワクチン製造に着手し、その量産に成功しつつあるが、その使用目的をどのように考えているのだろうか。


 カンボジアで幼児がH5N1鳥インフルエンザで死亡した。
 同国では今年度6人が感染し、2人が死亡したことになるが、全例小児であることが特徴的である。
 小児が感染しやすいのか、それとも成人は病的、または死亡した家きんに十分注意して感染を避けているのかは不明。カンボジアの感染例は以前から小児が多くを占め、そして大半が死亡しているが、今年度は発見が早いのか6例中4例は助かっているようだ。

 このH5N1ウイルスに対するワクチン、少なくとも2000万人分が我が国でも製造、備蓄されていたが、その後どうしたかは不明。
 2008年に6000人の医療関係者を中心にワクチン接種がされたが、その後の経過についても不明。確か最終的には100万人程度の関係者に接種となっていたと思うが。
 ワクチン製造会社が利益を上げただけで、ワクチン自体は破棄されたのかも?



H7N9 vaccine may hit market in May  Shanghai Daily  (中国) H7N9ワクチン、5月に商品化の可能性

 下記と同内容

H7N9 vaccine may hit market in May People's Daily Online (中国) H7N9ワクチン、5月に商品化の可能性

 Xinhua

 中国工科アカデミーの専門家、 Li Lanjuan氏が、H7N9ワクチンの臨床試験の承認を当局に求めていて、早ければ1~2か月で商品化が可能かもしれない、と語った。
 Li Lanjuan氏はChinese People's Political Consultative Conference National Committeeのメンバーでもある。


Cambodian toddler dies of bird flu: WHO Global Times  (中国) カンボジアの幼児がH5N1鳥インフルエンザで死亡、WHO

 カンボジア保健省とWHOは共同声明で、カンボジア首都のプノンペン周辺の地域で3歳男児が、今月初めにH5N1鳥インフルエンザで死亡したと発表した。
 「男児は3月2日に国立小児病院で3日間の治療後に死亡した」と発表されているが、2月22日に発熱、咳、鼻汁と嘔吐で発症したとされる。病状が悪化したため、両親は28日に国立小児病院へ男児を運んだ。

 男児はカンボジアで今年度6人目のH5N1感染者となった。(死者としては2人目、また感染者は全例小児:訳者))。

 発表では2月中旬に男児の住む村で90以上の鶏と少数のアヒルが突然死んだとされる。


Vietnam reports bird flu virus mutation Thanh Nien Daily  (ベトナム) ベトナム、H5N1鳥インフルエンザウイルスの変異を報告

 中央ベトナムでワクチン接種を受けた家きんがH5N1鳥インフルエンザを発病しているが、メコンデルタ地帯のトラビン省(Tra Vinh)でワクチンに耐性となったH5N1ウイルスが確認された。
 トラビン省のNgo Duc Thanh動物保健省長官は、この数年使われてきたワクチンの効果は弱まってきたと語っている。
 同長官は発病した家きんのほとんどの検体でウイルスの変異が調べられると語った。
 また同長官は農家に新しい種類のワクチンが利用できることから、それを使用するように求めている。
 中央ベトナムのクアンナム省では1000羽のアヒルが発病したが、1カ月前にワクチン接種を受けていたにも関わらず6検体中5検体からウイルスが分離された。

 保健省と農業省は3月5日に、ベトナム国内の23の都市と省で69件のH5N1鳥インフルエンザが家きんの間で発生したと発表した。2月初旬から平均毎日2件の発生が起きていて、6300羽以上の家きんが死んでいるとされる。

 専門家は気温が低いことから、さらに発生は続くと警告している。

 今年度ベトナムでは3人がH5N1に感染して死亡している。


 中国、鳥インフル急拡大阻止に自信  MSN産経ニュース

 {中国国家衛生計画出産委員会の李斌主任は6日、全国人民代表大会(全人代=国会)に合わせた記者会見で、感染者が増えている鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に関し「世界最大規模の感染症発生状況の報告システムを構築しており、流行状況をすぐに把握できる」と述べ、急激な感染拡大の阻止に自信を示した。

 李氏は、以前は感染症が発生してから中央政府に報告が届くまで5日かかっていたが、今は4時間で報告が入るようになったと政府の取り組みの成果を強調。感染が急拡大するのを防ぐ能力が向上したと説明した。しかし、感染の急激な拡大を招く可能性があるとして関心が集まっている人から人への感染例の有無やウイルス変異や、感染拡大阻止に有効とされる、生きた鳥を扱う市場の閉鎖措置などについての言及はなかった。}


6日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生計画出産委員会 中国語

 ・39歳男性、佛山市、3月4日確認、病状安定、広州市の病院にて治療中、(湛江市の住人)


 コメント

 四川省成都でネットに虚偽のH7N9情報を流したとして3人が警察に摘発された。
 同市で多数の死者が出たという内容で、ネットを見た市民の間でパニックが広がったとされる。

 2月にも広東省でもネットに虚偽情報を流したとして多数摘発された。(2月23日情報)。

 人権擁護団体は、このような摘発は、ネットでの自由な意見発信をさらに取り締まる理由となることに警戒感を抱いているようだ。




China reports 3 more H7N9 cases, 1 fatal CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) 中国、H7N9感染者3例を報告、1例は死亡例

 中国当局は3例のH7N9感染者を報告すると共に、以前報告されていた患者が1例死亡したことを発表した。
 全例、昨日当ページで報告。


Family isolated after boy's bird-flu scare  Hong Kong Standard  (香港) 香港、男児がH7N9感染女児と同室であったため、男児と家族が隔離される

 3月2日に1歳半女児がクイーンエリザベス病院にH7N9感染のために入院したが、診断確定前にインフルエンザとして隔離されていた病室に入室していた2歳男児とその家族も、経過観察のために隔離入院された。
 当初女児が通常のインフルエンザと判断されていたため、同様にインフルエンザと診断されていた男児と同室入院となっていた。

 病院側では女児の両親が本土に滞在していたこと等を当初伝えていなかったから、通常のインフルエンザと診断し、男児と同室にしたと説明している。しかしその後女児からH7N9ウイルスが検出された。

 
 中国四川省成都で多数がH7N9で死亡との噂、ネット発信者が逮捕
 

H7N9 rumor spreaders detained in SW China  Shanghai Daily (中国) 南西中国、H7N9噂の発信者が拘束
 下記報道と同内容

H7N9 Rumor Spreaders Detained in SW China Crienglisgh (中国)南西中国、H7N9噂の発信者が拘束

 中国南西部の四川省で2人の男性と1人の女性が、インターネット上に不正にH7N9の噂を書き込んだとして警察に拘束された。5日に中国のツイッター(Twitter-like Sina Weibo)に書き込んだとして地域の警察が拘束したことを、省当局が発表した。

 男性と女性は四川省の成都で多数のH7N9感染者が死亡したと書き込み、ネット市民の間にパニックを起こしたとされる。

 四川省では今年度H7N9感染者1人も報告されてない。

 1月に北部の山西省と北西部の遼寧省で2人の男性が、同様にH7N9インフルエンザが拡大しているという噂を流したとして、警察に拘束されている。

Chinese police detain three for 'causing worry' about bird flu Reuters (国際) 中国の警察、鳥インフルエンザの不安を煽ったとして3人を拘束

 四川省成都の警察当局は2人の男性と1人の女性がH7N9に関する不安を煽ったとして拘留したことを、ウエブサイトで発表した。

 中国当局は、”噂を流す行為”は社会的安定感を損ない、社会的パニックを起こすことから、取り締まる必要があるとしている。

 人権擁護団体は、このような取り締まりは更なるウエブ上の言論統制につながると抗議している。
 警察のウエブサイトでの発表によると、3人は成都で多数の人々がH7N9で死亡したと、成都のマイクロブログ(microblog )に書き込んだとされる。

 中国当局は2002年に発生したSARS情報を当初隠ぺいしたことから世界的に非難された。
 SARSは世界で8000人発症し、その1割が死亡した。


5日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生計画出産委員会 中国語

 ・75歳男性、広州市、3月1日死亡、3月3日確認

 江蘇省
  中国新聞網 中国語

 ・36歳男性、3月5日確認、徐州市、家禽販売、現在危篤

 山東省
  山東省衛生計画出産委員会 中国語

 ・59歳男性、江蘇省で働いていたが感染後山東省に戻った、危篤
   江蘇省からの輸入感染例

 香港
  香港政府記者発表 英語

 ・18か月女児、熱性痙攣で発症、軽症、広東省佛山市に旅行滞在中に感染、香港プリンセス・マーガレット病院隔離入院中-->香港輸入感染例


 コメント:

  香港の女児が広東省佛山市へ滞在していて、帰国後H7N9インフルエンザを発症した。
  症状は軽度であったが、熱性けいれんを起こしたために病院入院、そこで咽頭スワブ検査でインフルエンザと診断されたが、翌日には無症状となったため、退院。しかしスワブのウイルス同定検査でH7N9ウイルスが確認されたため、再度入院隔離された。ウイルス同定検査はインフルエンザ陽性であった場合、ルーティーンで行われているようだ。

 香港では本土からの家きん輸入は禁止しているが、本土に旅行し感染する危険性はある。本土の生家きん市場全てが閉鎖されると、そういう危険性はなくなる。しかし、そうした措置が効果を持つのは、ウイルスが変異して人人感染を起こさないうちである。
 11年前の2003年、広東省からSARS感染者が香港に入り、ホテルで人人感染を起こしだし、世界にSARSの存在が明らかになった。
 
 山東省から江蘇省に出稼ぎに出ていた男性がH7N9に感染して地元に戻って入院した。
 危篤とされる。
 感染者はいとも簡単に感染している感じを受けるが、人口全体からみると、その確率は宝くじ並である。なんか不思議である。
 出稼ぎに出てH7N9に感染し、地元に戻って危篤状態になるとは、やるせないほど悲しいことである。
 多くの感染者がいて、その中で重体になるとしたら、運が悪かったと諦めもつくが…。


 環境省は国内の野鳥の糞を検査し、H7N9およびH5N8を含む鳥インフルエンザウイルスは検出されなかったと発表した。
 一応安心できるが、それでも検体が気になる。H7N9ウイルスに関しては、最近米国の研究機関から発表されているが、ウイルス感染鳥は糞便からのウイルス排出量は少なく、気道から大量のウイルスを排出しているとされるから、野鳥の排泄物検査だけでどれだけのことがいえるのか、疑問ではある。



 マカオ当局、隣町の珠海市でH7N9鳥インフルエンザで死亡者が出たことから警戒強化
Deadly H7N9 influenza reaches city's borders  Macau Business Daily  (マカオ) 致死的H7N9インフルエンザ、マカオ国境に達する
 マカオの隣の広東省珠海市で男性がH7N9鳥インフルエンザで死亡したことから、マカオ保健局はウイルスがマカオに拡大する可能性も否定できないと警告した。
 珠海市での生家きん市場が消毒のために閉鎖委されても、生家きんはマカオに輸出されている。
 珠海市の59歳男性が2日H7N9鳥インフルエンザで死亡したが、同市当局は男性が感染した場所について説明していない。
 マカオの保健局では、この春と冬にこのような例がさらに起きると予想しており、マカオ市内でも発生する可能性があると警告している。


Tot struck by H7N9 after visit across border Hong Kong Standard  (香港) 幼児、本土に旅行してH7N9感染

 患者に関する詳細は下記内容と同じ。

 他に、北京の専門家であるZhong Nanshan 氏(中国でも著名な感染症専門家、SARSでは手腕を発揮)のコメント。
 中国本土では家禽はすべて一定の処分場で処分し、冷凍鶏肉を売買すべきである。
 生家きん市場での売買の禁止が最もH7N9ウイルス駆除に有効。

 香港では本土からのH7N9拡大阻止のために1月27日、21日間の本土からの家きん輸入を禁止。その後禁止期間は4か月間に延長された。


Imported human case of avian influenza A(H7N9) in Hong Kong under CHP investigation  香港政府記者発表 香港健康保護庁、本土からのH7N9鳥インフルエンザ感染例を調査中

 香港在住の18か月の女児が、2月28日に微熱を呈し個人病院を受診、3月1日、熱性痙攣を起こしたことから、クイーン・エリザベス病院の救急室を受診、入院。
 3月2日、咽頭口頭スワブ検査でインフルエンザが陽性であったことから隔離された。
 肺炎は起こしていなかった。
 しかし症状が消えたことから3日に退院した。

 咽頭口腔スワブ(分泌物採取)の詳細なウイルス検査はルーティーンに行われているが、その結果が4日判明し、女児がH7N9鳥インフルエンザに感染していることが判明したため、同日女児はプリンセス・マーガレット病院へ隔離入院した。女児は現在無症状とされる。

 疫学検査によると、女児は2月5日から27日の間、広東省佛山市順徳区に滞在していたとされ、その間家族と一緒に生家きん市場を訪れていたが、家きんは購入していないとされる。
 現在、詳細な感染源と周辺の人びとの調査が行われている。

 同市の鳥インフルエンザ対策は最大レベルに引きあがられている。
 今回の事例は、香港での6例目のH7N9輸入感染例となっている。


 国内の野鳥からはH7N、およびH5N8鳥インフルエンザは検出されずと環境省
検査した検体すべてで異常なし 野鳥の鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(平成26年1月分) EICネット

 {環境省は、平成26年2月28日、26道府県27市区町(注)で、平成26年1月に実施した野鳥の鳥インフルエンザウイルス保有状況調査で、採取した全検体でウイルスは確認されなかったと発表。
 今回のウイルス保有状況調査は、ガンカモ類の糞計2,192検体を採取して検査したもの。
 なお、昨年春に中国で発生した鳥インフルエンザA(H7N9)及び本年1月より韓国で発生している高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)のウイルスも検出されていない。

(注)今回調査を行った都道府県は、北海道、青森県、岩手県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、神奈川県、富山県、福井県、山梨県、長野県、愛知府、滋賀県、大阪府、奈良県、島根県、岡山県、山口県、香川県、高知県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県。}


 
4日

 中国H7N9感染者報告

  未情報


 コメント:

 下図は第二波(主に今年1月以降)にH7N9感染者が発生した地域、すなわちH7N9ウイルスに感染した鶏が存在していた(いる)地域を示す。
 これらの地のウイルスが自然に消滅するか、さらに拡大してくるかは、結果を見るしかないが、さてどのような結果になるのか? 
 野鳥を介してウイルスが拡大するとしたなら、朝鮮半島と日本には既に入っている可能性がある。昨年春には雀からウイルスが分離されているが…。
 出展元:Novel Infectious Disease
 クリックで拡大
 


Eight Cases of Human Infection with H7N9 Virus are Reported to WHO Infection Control Today  (国際) 中国、8例のH7N9感染者をWHOに報告

 2月27日から3月1日までに8例のH7N9感染者が、中国衛生計画出産委員会からWHOに報告された。

 全例、当ページで報告済み。

 2月27日報告例:
  2歳女児、浙江省、金華市、中等症、家きんとの接触歴あり
  65歳女性広東省、広州市、危篤、家きんとの接触歴あり

 2月28日報告例:
  42歳男性、江蘇省、淮安市、重体、家きんとの接触歴あり
  41歳男性、湖南省、永州市、危篤、家きんとの接触歴あり
  77歳男性、湖南省、永州市、危篤、家きんとの接触歴あり

 3月1日報告例:
  7歳女児、浙江省、金華市、重体、家きんとの接触歴あり
  6歳女児、浙江省、金華市、重体、家きんとの接触歴あり
  32歳男性、湖南省、郴州市(ちんしゅうし)、重体


3日

 中国H7N9感染者報告

 広東省
  広東省衛生計画出産委員会 中国語

 ・59歳男性、珠海市、3月2日危篤状態で確認、同日多臓器不全の為死亡、広東省陽江市出身


 コメント:

 特になし


S China reports 4 more H7N9 deaths Xinhua  (中国、新華社) 南中国、4人のH7N9死者を報告

 広東省の事例。
 1例が新規感染者。本日掲載の59歳例。
 他の3人は2月末に死亡した患者。既に感染者として報告済み。

 一方、週末に2人の患者が退院したことも同省では報告。


2日


 中国H7N9感染者報告
  未情報
 


 コメント:


China reports one more H7N9 death Shanghai Daily  (中国、上海) 中国、さらに1人のH7N9死者を報告
 安徽省保健当局は致死的H7N9鳥インフルエンザでさらに1人の患者が死亡したと2日発表した。

 安徽省の60歳男性が2月28日に死亡した。
 男性は2月19日にH7N9感染が確認されていた。

 安徽省は今年度5人のH7N9鳥インフルエンザ感染者を確認しているが、残りの4人中1人は死亡、1人は治癒、そして2人は現在も治療中とされる。
 著者注:5人の感染者中2人が死亡。

China reports two additional H7N9 cases from Zhejiang province  The Global Dispatch (米国、国際) 中国、さらに浙江省で確認されたH7N9感染者の2例を報告

 当ページで2月28日に報告した情報。

 香港保健省発表情報に基づいている。
 同情報では本土での総感染者数が369人、ヨーロッパCDC発表では370人、FluTrackersでは379人となっている。
 2013年3月以来の死者数は116人となっており、致死率は30%を上回っている。

A High Chance Of Pandemic From H7N9 Bird Flu  WebProNews  (国際) H7N9鳥インフルエンザがパンデミックに発展する大きな可能性

 中国農業科学アカデミーの研究者が警告。
 ウイルスが人人感染を起こすようになったなら、中国だけの問題ではなく、世界的パンデミックの危険性が出てくる。人は全く免疫を保有してないから世界的大惨事となると、会議で発表した。


1日 

 中国H7N9感染者報告
  未情報


 コメント:

 2月25日から27日にかけて浙江省金華市で報告された3名の幼児感染例。
 2例は重症。H7N9ウイルスが人に感染しだしてから、幼児での初の重症例となっている。
  2月27日 7歳女児 重体
  2月27日 6歳女児 重体
  2月25日 2歳女児 軽症

 状況から同市でH7N9集団発生が起きている疑いがもたれている。すなわち、鶏から個々に感染したというよりも、人人感染が起きだして多数の感染者が発生しだしている疑いである。
 WHO等の国際的公的機関の調査と発表が待たれる。


 広州市の生家きん市場が2週間の閉鎖の後、本日から再開された。
 家禽市場の閉鎖で家きん農家や販売業者が多大な経済的損失を被っているという。
 再開の結果は、今後の感染者の発生がどのような経過をたどるかで評価される。

 昨年の家きん市場の閉鎖による感染者の減少は季節的要因も加味されていたが、今回は未だウイルスの感染力が強く、またウイルスの繁殖源が未だ不明な状態の中で市場が再開されるので、客観的に考えた場合、危険な措置かもしれない。
 感染者が再び増えだした場合、当局は速やかに市場の再閉鎖を行うのだろうか?



 広州市の生家きん市場が再開

Guangzhou reopens live poultry markets  Xinhua  (中国、新華社) 広州市、生家きん市場を再開

 南中国の広州市は、2週間の家きん市場の閉鎖を行ってきたが、3月1日に再開した。

 閉鎖の間、商業食糧安全当局(ommercial and food safety authorities )は7カ所の家禽卸売市場から1075検体、および農場生産物市場から96検体を採取しH7N9ウイルス検査を行った。
 検査結果は、初期の結果に比べると陽性率が急峻に低下したことを示していた。

 ヤン・チコン(Yang Zhicong)広州市疾病対策センター副長官は、この2週間生家きん売買者から感染者が出ていないとコメントした。

 同市における19例の感染例は全て市場の閉鎖前に発生していたとされる。
 19人中6人が死亡し、6人が完全治癒して退院し、残りの7人が広州市の病院に入院中とされる。
 ヤン副長官は、家きん売買業者は毎日売り場を清掃し、週に一回は完全に消毒し、月に1日は店を閉鎖するよう求めた。

 広州市は南中国で最大の家きん市場を保有している。
 2月14日からの家きん売買中止は、家きん農家や売買業者に多額の経済的損失を与えている。
 

China reports 3 more H7N9 cases, finds more virus in poultry  CIDRAP  (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) 中国、3例のH7N9感染例を報告、また家きん市場でウイルス検出

 本日(当ページでは昨日)、中国はH7N9インフルエンザに感染した3症例を報告したが、そのうち2例は浙江省内の同一市で発生した2女児例で、重体で入院している。

 H7N9感染者の発生は第二波に入ってから最近減少してきているが、それでも各省から一定の感染者数が報告され続けている。

 浙江省からの2感染者は、金華市に住んでいた。省の保健当局から中国語で発表されているが、FluTrackersに英語に訳され投稿されている。
 これらの重症例は異常と思われるが、理由はこれまで小児ではH7N9ウイルスに感染しても軽症で済んでいたからである。
 またFluTrackersでは、同じ金華市で2月25日に2歳女児の感染が確認されていることから、集団発生の可能性が示唆されているかもしれないとしている。

 3例目の感染者は湖南省の32歳男性である。FluTtackersに情報が投稿されている。

 中国におけるH7N9感染者数は379人で、非公式ではあるが死者数は114人となった。
 第二波での感染者数は243人、第一波のそれは136人である。

 WHOは中国から通知されたH7N9感染事例を当該ウエブで追加した。


 一方、中国農業省は本日生家きん市場におけるウイルス検査の報告をしたが、湖南省の二か所の市場から得た鶏の2検体でH7N9ウイルスを検出したと発表した。
 結果をOIE(国際獣疫事務局)に報告した。

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