2016年


 12月

31日

韓国北部で猫2匹から鳥インフルを検出 産経ニュース

 聯合ニュースは31日、韓国北部の京畿道抱川で死んでいるのが見つかった猫2匹から、同国で感染が拡大している鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと伝えた。抱川は養鶏が盛んな地域で、既に養鶏場などで感染が広がっている。
 聯合ニュースによると、韓国で哺乳類の鳥インフルエンザウイルス感染が確認されたのは、2015年2月に南部の慶尚南道固城で飼い犬が感染して以来。
 今回感染が確認されたのは飼い猫と野良猫で、それぞれ12月25日と26日に死骸で見つかった。当局は付近の他の野良猫を捕獲し、感染の有無を調べている。


 韓国で猫がH5N6鳥インフルエンザで感染死した疑い (その後ウイルス確認)
猫も鳥インフルエンザ感染の疑い=韓国 中央日報  (韓国、日本語版)


 猫が鳥インフルエンザウイルスに感染して死んだと疑われる事例が京畿道抱川(ポチョン)で発生した。

 30日の農林畜産食品部によると、25-26日に抱川のある家庭で雄猫1匹と子猫3匹が相次いで死んだため、飼い主が京畿道当局に申告した。

 京畿道が道内北部動物衛生試験所で死体を検査した結果、鳥インフルエンザウイルスと疑われ、慶尚北道金泉(キムチョン)の農林畜産検疫本部に精密検査を依頼した。猫が感染した鳥インフルエンザウイルスの類型はH5型まで確認された。

 キム・ヨンサン農林畜産食品部防疫管理課長は「ウイルスが高病原性かどうかに対する結果は近いうちに出る予定」と述べた。また「現在まで死んだ猫と接触した人たちのうちウイルス感染が疑われる人はいない」とし「今後10日間は能動的な監視をする計画」と伝えた。

 管理人コメント: この報道が事実とすれば厄介な事態が起きたことになる。鳥インフルエンザウイルスが哺乳動物の気道に感染することは、リセプターの違いから簡単には起きない。ただH5N6はこれまでも中国で20人近い人々に感染し、その半数以上が死亡している。このウイルスが人にも比較的感染しやすい危険性はあるが、飼い猫数匹に一度に感染して死なせていたとなると怖い。米国ニューヨークではH7N2鳥インフルエンザウイルスが保護センター内の猫に感染し、さらに飼育員も猫から感染した事例が最近報告されている。
 今後H5N2鳥インフルエンザウイルスが、さらに小動物に感染を広め、そこから人が感染してくる事態が生じると大変である。

  *その後H5N6ウイルスが韓国当局により確認された。
家庭内外の小動物の不審な死骸は要注意。H5N6鳥インフルエンザ感染死を疑う必要がある。


Bird flu case confirmed in Republic of Ireland BBC News (英国) アイルランドでもH5N8鳥インフルエンザ感染野鳥が確認

 野生のカモが衰弱して飛べなくなっているのが見つかり、ウイルス検査でH5N8亜型が検出された。


30日

 中国でのH5N6流行
China's Xinjiang region culls 55000 chickens after bird flu outbreak Reuters (国際) 中国、新疆(しんきょう)地区で鳥インフルエンザ(H5N6)発生のため、55000羽の鶏が殺処分に

 27日、中国農業省は新疆地区で16000羽の家きんが高病原性鳥インフルエンザに感染したと発表した。
 ウイルスはH5N6と確認された。
 当局によると10月以降4回目の発生とされる。以後170000羽以上の家きんが殺処分されている。
 中国では、H5N6鳥インフルエンザで2014年4月以降10人が死亡している。


青森県十和田町でオオハクチョウがH5N6感染死の疑い  河北新報

 {環境省などは29日、十和田市藤島で回収されたオオハクチョウ1羽の死骸の簡易検査で、A型鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。北海道大で確定検査を実施する。
 県自然保護課によると、田んぼ脇の道路で死んでいるのを市職員が発見した。回収地点の半径10キロ圏が野鳥監視重点区域に指定された。指定区域は29日現在、県内7市町の8カ所。}


29日

  
各種鳥インフルエンザウイルス、世界中で乱舞

 ・H5N6鳥インフルエンザウイルスがネズミ、イタチなどの哺乳動物に感染するとしたなら、猫や犬、キツネなどにも感染する可能性がある?
  ニューヨークではH7N2鳥インフルエンザに保護センターにいた猫が感染。そして飼育人にも感染している
  H5N6がほ乳類に容易に感染するのか否かは極めて重大。

 ・欧州、中東などではH5N8鳥インフルエンザが広範に家きん農場の家きんで発生している。インドではH5N1鳥インフルエンザがやはり養鶏場で発生、多くの鶏が殺処分されている。

28日
27日


鶏舎の破れた部分から小動物によりH5N6ウイルスが持ち込まれた?
哺乳動物で感染死を起こすのなら人に対しても危険
金網破損で小動物侵入し鳥インフル感染か 宮崎 川南町 NHK

 {宮崎県川南町の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、国が感染経路などを調べたところ、野鳥などの侵入を防ぐために設置されている金網の破損などが確認されました。農林水産省は、破損箇所から小動物によってウイルスが持ち込まれた可能性があるとしています。
 宮崎県川南町の養鶏場で今月19日、鳥インフルエンザウイルスが検出され、農林水産省は現地に専門の調査チームを派遣して感染経路などを調べました。

その結果、養鶏場では野鳥などの侵入を防ぐためのネットや金網が設置され、対策が取られていたものの一部で破損が確認されたほか、鳥インフルエンザウイルスが検出された小屋の近くにカモなどが飛来するため池があったということです。
 農林水産省は、ウイルスが小動物によって小屋の中に運ばれた可能性があるとしています。}


鶏舎の壁破損 ネズミ死骸も 清水・鳥インフル  北海道新聞

 {十勝管内清水町の養鶏場の鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、農林水産省は27日、鶏舎の壁の一部が破損し小動物が侵入可能な隙間が複数あったとする調査結果を発表した。隙間は縦6~8センチ、横10センチ程度だったという。鶏舎にネズミの死骸があったことも確認した。

 同省の疫学調査チームが17日に現地調査した。鶏舎周辺の雪に小動物の足跡があったほか、養鶏場の隣接地でキツネが確認された。}


 管理人コメント:H5N6鳥インフルエンザウイルスは小動物に感染するというエビデンスはあったのか疑問。感染した小動物(ネズミなど)の死骸が鶏舎内にあり、そこからウイルスが検出されたなら、死んだネズミがウイルスを鶏舎内に感染させた可能性は高い。しかしH5N6ウイルスがほ乳類の感染死を起こすとしたなら、逆に人への感染を懸念させるデータともなる。
 鶏舎の網が壊れていただけでウイルスの運び屋が小動物と決めてかかるのは早計。ウイルス感染した小動物が周辺で多数見つかった、鶏舎内で死んだ小動物からウイルスが検出された、実験室内でH5N6ウイルスがマウス等の実験動物に感染死を起こした、等のデータが必要。



 国内7件目の鳥インフルエンザ感染農場が発生

熊本で鳥インフル=10万7000羽殺処分  時事通信

 { 熊本県は27日、県北部にある南関町の養鶏場で死んでいた鶏から、毒性の強いH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。この養鶏場で飼育されている約10万7000羽をすべて殺処分する。今冬、国内の農場で鳥インフルの感染が確認されたのは新潟、青森、北海道、宮崎の4道県での事例に続き、7件目となる。
 熊本県によると、26日夕方に南関町の養鶏場から約50羽が死んでいるのが見つかった。簡易検査の結果、7羽のうち5羽が陽性反応を示したため、遺伝子を調べる詳しい検査を行っていた。27日早朝から殺処分し、地中に埋める作業や消毒などの処理を急ぐ。}


26日


 H5N6鳥インフルエンザ、感染野鳥の発見件数過去最多に
鳥インフルが100件超 高病原性、野鳥や動物園で 産経ニュース

 {環境省は26日、盛岡市と水戸市で死んでいるのが見つかったコブハクチョウなど8羽から高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと明らかにした。この冬に野鳥や動物園の鳥で感染が確認された事例が15道府県で計101件になった。

 環境省によると、新たに検出されたのは、水戸市で14日に見つかったコブハクチョウ7羽と、17日に見つかった盛岡市のオオハクチョウ。いずれも簡易検査で陽性となり、北海道大で確定検査をしていた。

 野鳥の死骸やふんなどのほか、動物園などで飼育されている鳥からもウイルスの検出が相次ぎ、13日には平成22~23年のシーズンの62件を上回り、過去最多となっていた。}

盛岡や花巻で鳥インフルエンザの陽性反応 /岩手  毎日新聞

 {県と環境省は22~25日にかけて、盛岡市や花巻市で回収されたオオハクチョウなど4羽にA型鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ、いずれも陽性反応が出たと発表した。県によると、盛岡市の「高松の池」で22日にオオハクチョウ2羽、25日に1羽を回収。花巻市矢沢のため池でも22日にコハクチョウ1羽を回収し、25日までに全て陽性反応を確認した。県内で確認された陽性反応は9例(実数10羽)となった。}


South Korea mobilizes army to speed up extended poultry cull in worst bird... Reuters UK  (英国) 韓国、最悪の鳥インフルエンザ流行に軍隊を動員して、感染家きんの殺処分を急ぐ

 最悪の鳥インフルエンザが家きん農場の間で流行している韓国では、軍隊を動員して新たに160万羽の家きんを24時間以内に処分するよう指示した。
 脳牛省農業省の最新の発表によると11月18日に最初の鳥インフルエンザが確認された韓国で、これまで2600万羽の家きんが処分されている。


25日


 韓国、最悪の事態が続く養鶏産業再起が困難な事態になる可能性も

 韓国の殺処分家きん数、2500万羽に
韓国の鳥インフル、家禽類殺処分2500万羽超える 中央日報  (韓国、日本語版)

 {高病原性鳥インフルエンザ拡散にともない殺処分された家禽類が2500万羽を超えた。農林畜産食品部は24日午前0時を基準に、殺処分されたり殺処分予定の家禽類が2548万羽に上ったと明らかにした。このうち採卵鶏は1695万羽で、全飼育規模の24.3%を占めた。}

韓国は「渡り鳥注意」、日本は全面防疫…鳥インフルエンザ初期対応が違った 中央日報 (韓国、日本語版)

 {……、ソ・サンヒ忠南(チュンナム)大獣医科大教授は「中央政府・地方政府・農家の有機的協力がなければ事態は最悪の状況に向かうかもしれない」と述べた。防疫できなければ、渡り鳥が去ってウイルスの活動性が落ちる来年3、4月まで鳥インフルエンザは広がる可能性が高い。この期間、追加の殺処分が続けば、国内養鶏産業の基盤は再起が難しいほどの危険を迎える。すでに国内産卵種鶏(繁殖用鶏)の3分の1以上が殺処分された。卵・鶏肉需給問題の長期化が予想される。……}



鳥インフル県内7例目 盛岡で2羽陽性 岩手日報

 {県は24日、盛岡市高松の高松池で22日に回収したオオハクチョウ2羽の死骸から、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表した。県内では今季7例目。

 簡易検査では陰性だったが、より精度の高い分離検査で陽性反応を確認した。北海道大で確定検査を行い、約1週間で結果が判明する。県は野鳥の主要飛来地を1日1回巡回するなど、監視を強化し死んだ個体の早期発見・回収に努める。}

 管理人コメント:渡り鳥としてのオオハクチョウがH5N6ウイルスに感染し、衰弱死したと思われる。周辺の野鳥に感染してないようだから、オオハクチョウから排出されたウイルス量は少ないのかもしれない。




24日

 宮崎養鶏場のH5N6発生、感染源が謎
宮崎で鳥インフル 野鳥大量死は見つからず 産経ニュース

 {宮崎県川南町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染が生じたことを受け、半径10キロ圏で渡り鳥の飛来地などを調査していた環境省は24日、野鳥が大量死しているなどの異常はみられなかったと発表した。

 環境省によると、調査は同日まで3日間、養鶏場から半径10キロ圏内で渡り鳥の飛来地になっている、河川やため池など計26地点で実施。死んだ野鳥は見つからなかった。

 この養鶏場では19日、約100羽が死んでいるのが見つかった。遺伝子検査で高病原性ウイルス「H5N6型」を検出。宮崎県は21日までに約12万羽を殺処分し、消毒などの防疫措置を終えた。}

 管理人コメント:渡り鳥からウイルス感染を受けていると考えられる養鶏場の鳥インフルエンザ。周辺で野鳥の死骸が見つからない。養鶏場で100羽を感染死させるほどのウイルスが渡り鳥等の野鳥由来とするなら、周辺の野鳥の中でも感染死した死骸が多く見つからなければ論理的にやや矛盾が生じるかも。

京都競馬場の鳥インフル、高病原性H5N6亜型 読売新聞

 {京都市伏見区の京都競馬場内の池で飼育されていたコブハクチョウの死骸から、簡易検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た問題で、京都市などは23日、ウイルスは高病原性の「H5N6亜型」で、死んだ計8羽のうち7羽が陽性だったと発表した。}

 管理人コメント:予想通りであるが、問題は飼育されていたコブハクチョウにどのような経路でウイルス感染したかと言うことである。ウイルス感染していた渡り鳥が残していった(落としていった)排泄物から感染したとの説明が為されることが多いが、でもよく考えるとそのような状況が簡単に起きえるのか疑問ではある。もしそうなら色々な場所で野鳥が感染死していてもおかしくはない。話は単純明快ではない。

 --------------------------------------------------------------------------------------
 H7N9鳥インフルエンザ
      この鳥インフルエンザもパンデミック候補に挙げられる。


Health authorities investigate first imported case of H7N9 bird flu this winter Hong Kong Free Press  (香港) 香港保健局、今冬初のH7N9鳥インフルエンザ感染の輸入例を報告

 香港の75歳男性。11月28日広東省のチャンピンを訪問。胸部不快感を訴えて12月8日に地元の病院を受診。
 男性は9日に香港に戻り、呼吸困難、咳、鼻水、胸部不快感を訴えて救急車で北部地域病院へ入院。
 その後発熱し、病院では肺炎と診断。
 12日までに当局はH7N9鳥インフルエンザに感染していることを確認した。
 患者は隔離され、重体であるが、本人によると家きんへの接触、生家きん市場への訪問はしてなかったとされる。
 当局は家族を含めて接触者の調査を行っている。

 管理人コメント:ウイルスは冬期間感染力を増すが、家きん接触がなくても感染する例はある。どこで感染しているのかが問題ではある。

 中国東部で5例の感染者が報告、2例が死亡
East China reports 5 H7N9 cases, 2 dead  Shanghai Daily  (中国) 中国東部でH7N9感染者5例が報告、うち2例が死亡

 中国安徽省で12月8日以降5例のH7N9感染者が報告されたが、2例は死亡した。
 人のH7N9鳥インフルエンザ感染例は2013年3月に中国で初めて報告されたが、冬期間から春にかけて最も感染者が出る。
 専門家は生家きん市場をウイルス感染の主要な場所と考えていて、高齢者そして高血圧や糖尿病を持病として保有している人々が感染すると重体化して死亡する可能性が高いと説明している。

 管理人コメント:今シーズンに入って(本年10月以降)16例の感染者が報告されている。2013年春以降感染者は通算824例となっている。FluTrackersデータに基づく

Human infection with avian influenza A(H7N9) virus – China World Health Organization (世界保健機関)

 2016年12月12日、中国当局(National Health and Family Planning Commission (NHFPC) )は、6例の検査で確認されたA(H7N9)感染例をWHOに報告した。発病日は11月6日~20日である。年齢は32~80歳。全例男性。全例入院下が重症とされる。
 5例は生きた家きんと接触した既往があり、1例は感染源は不明。
 発生地は、江蘇省、福建省、および広東省。 集団発生は報告されてない。
 2013年春以降中国内で検査で確認されたH7N9感染例は806例となっている。

--------------------------------------------------------------------------------------

23日


現況に対する管理人コメント

 H5N6鳥インフルエンザは韓国内を完全に支配(農場発生数は既に史上最多)、しかし対策が非常に遅れている。日本でも渡り鳥により国内各地でウイルスが飼育鳥、動物園内のペット鳥、農場の鶏などに感染し、史上初となる野鳥の感染死が起きている。ピークは1月末であるからこれからさらに多くの渡り鳥経由でH5N6ウイルスが国内至る所で様々な形で鳥インフルエンザ流行を起こす可能性が高い。

 人への感染は中国で1年あまりの間に20人近い感染者と半数の死者が出ている。人に、より感染しやすいウイルス変異が起きると、それはパンデミックの序章となる。欧州ではH5N8ウイルスが拡大しているが、これはこれまでのところ人への感染実績はない。
 100年に一度は起きるとされてきたインフルエンザのパンデミック。歴史上では100年に2、3回は起きていた。ロンドンでは毎日100人死者がでた。
 ここに来て鳥インフルエンザの世界で五輪が開催されたのではないかと信じたくなる。もしそうなら組織委員長はどこにいるのだろうか?
 スペインインフルエンザ発生以来98年経過しているが、その間本格的に世界の人口を減らすようなパンデミックは起きていない。

 現在野鳥で国内に遍く広がっているH5N6ウイルスは見つかってから2年あまり。どのような変異をするのか定かではない。

 H5N6もH5N8も、その他のウイルスも、一緒くたにして”鳥インフル”としてメディアで小さく書いている限り、一般市民や行政も真のパンデミックが起きたときの対応方法に関して皆無の知識に過ぎない。


韓国無残:鳥インフルエンザ対策の遅れがウイルスの全国規模の拡大に
韓日当局、鳥インフルエンザに異なる対応…被害規模の差20倍以上  中央日報  (韓国、日本語版)

 韓国で鳥インフルエンザ(AI)ウイルスが取り留めようもなく広がっている。
韓国農林畜産食品部は21日0時を基準に全国で殺処分した家禽類は2000万羽を超えたと明らかにした。先月16日、初めてAIが疑われるとの届け出があってわずか35日でこのように増えた。殺処分の規模が過去最大となった2014年1~7月(1396万1000羽)を1カ月余りで上回ったのだ。

 一方、韓国より深刻な状況ではないが、日本でもAIが広がっている。日本では先月21日、鳥取県でAIが検出された。引き続き、28日から青森県と新潟県でもAI発生が相次いだ。これに対し、日本政府は、家禽類58万羽を直ちに殺処分するなど、強力な防疫措置を実施した。その後、今月中旬には北海道と宮崎県まで拡大したが、現在まで殺処分された家禽類は78万羽水準にとどまっていると伝えられた。

 韓国と日本では、殺処分の規模が明らかに異なっている。日本は、AIの検出を確認してから、直ちに防疫および殺処分作業を始めたが、韓国は携帯文字メッセージで注意を呼びかけた程度だった。

 AIの陽性反応が出た後も、両国の差はより明らかだった。日本はAIの陽性反応が出ると、すぐに2時間で総理官邸内の危機管理センターに情報連絡室を設けた。しかし、韓国は陽性反応が確認されて5日後に関係部署の次官級会議を開いた。

 管理人コメント:日本は過去の経験から危機管理として多くを学び、体制も組織も格段に進化してきた。しかし韓国は何も学んでこなかったどころか、危機管理体制は完全に停滞している。なお韓国のAIもH5N6であるが、韓国メディアからの情報発信も非常に少ないので実情不透明感がある。


 長崎県でもハヤブサが感染の疑い--ハヤブサは何から感染しているのか、謎?
長崎県でも鳥インフルか 長崎新聞

 県は22日、諫早湾干拓堤防北部排水門付近の岩場で野鳥のハヤブサ1羽の死骸が見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。その後の遺伝子検査でウイルスが「H5亜型」と判明し、今冬、北海道と青森、新潟、宮崎3県の家禽(かきん)から検出された高病原性のウイルスと同型の可能性があるという。今後、詳しい検査を鳥取大で実施する。

 県内で野鳥から簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たのは2011年2月以来。家禽の感染は過去に確認されていない。

 管理人コメント:ハヤブサはどこでウイルス感染しているのだろうか?ウィキペディアによると「食性は動物食の猛禽類で、主にスズメやハト、ムクドリ、ヒヨドリなどの体重1.8キログラム以下の鳥類を食べる」とある。ウイルス感染した小型の渡り鳥を捕獲してだろうか?それとも感染死した渡り鳥を摂食してだろうか?国内数カ所でハヤブサがH5N6に感染して死んでいるのが気になる。スズメやムクドリなどがウイルス感染しているのだろうか?水辺の水(湖水、河川)が感染鳥の排泄物でウイルスに汚染されていると仮定しても、なぜハヤブサだけが感染?と疑問が残る。


 WHO、H5N6鳥インフルエンザウイルスの人への感染リスクは低いとの見解
 【鳥インフル】 WHO「ヒトへの感染リスク低い」 鳥インフル拡大で見解 産経ニュース

{世界保健機関(WHO)は22日、日本、韓国などで感染が広がっている高病原性鳥インフルエンザウイルスについて「ヒトへの感染リスクは低いと考えられるが*1、ウイルスは変異するため引き続き警戒が必要だ」との見解を明らかにした。

 WHOは「ヒトへのあらゆる感染の可能性を懸念しており、状況を注意深く監視している」とも強調した*2。

 WHOによると、今回はほとんどの国で「H5N6型」と「H5N8型」のウイルスによる感染を確認。過去の例から野鳥が媒介して伝わり、家禽に広がったとみられるとした。また、両タイプでヒトへの感染はH5N6型が中国で報告されているだけだと指摘した。

 今回の感染は11月にドイツやオーストリアなどで拡大を確認。韓国では今月16日現在、殺処分したか処分予定の鶏やアヒルが1600万羽に達して過去最悪の被害になった。日本でも北海道や青森県、宮崎県などで感染が相次ぎ、鶏などが殺処分されている。}


 管理人コメント:*1 感染リスクが低いことを強調するが、感染は起きえて致死率も高いことを伝えるべきと思うが。行政はWHOを含めてネガティブ所見を強調するのが一般的。ポジティブ所見を強調したなら、それに対する対策や体制を当然整えなければならないから、事は厄介になる。
 *2 WHOの常套句であるが、具体的に何をやっているのか?それが気になる。WHOがパンデミックを予知できるのか疑問であるが、因みに先に発生した豚インフルエンザによるパンデミックの際、予知は全く為されてなかった。


22日

 野鳥における高病原性鳥インフルエンザ(H5N6)確定件数(飼育鳥類、糞便、水検体含む)
 2016年12月22日 16:00現在 14道県 86件
-->毎日増加の一途。既に史上最多。


 京都にもH5N6ウイルスが進出している可能性
京都競馬場で鳥インフルの疑い 飼育のコブハクチョウ  朝日新聞

  京都市は22日、京都競馬場(同市伏見区)で、高病原性鳥インフルエンザの疑いがあるコブハクチョウ1羽が見つかったと発表した。A型鳥インフルエンザの簡易検査で陽性反応が出たため、動物衛生研究所(茨城県つくば市)で1週間ほどかけて確定検査を実施する。

 市によると、京都競馬場ではコース中央の池でコブハクチョウ43羽とコクチョウ3羽を飼育。20日までにコブハクチョウ6羽が死んだが、いずれも簡易検査で陰性だった。22日にさらに2羽が死に、うち1羽からA型鳥インフルエンザの陽性反応が出たという。

 環境省は22日、同競馬場の周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定。府と市は調査地点を増やすなどして監視を強化した。


 管理人コメント:H5N6感染野鳥(渡り鳥も含む)によるウイルスが想定以上に広がっていることが認識されるべきか。ウイルスの鳥への感染力が予想以上に強い。人へ感染しなければ良いが、それは今後の状況を見なければ判断はできない。



 先に見つかっていた音更町の死んだハヤブサからH5N6ウイルスが検出
    広くH5N6ウイルスが環境内に存在している可能性が示唆

ハヤブサから鳥インフル 北海道 産経ニュース

 北海道は22日、音更町で15日に回収されたハヤブサの死骸から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)を確定検査で検出したと発表した。北海道で野鳥から高病原性ウイルスを確認したのは今年5例目。


 管理人コメント 北海道内の多くの地域で死んだ渡り鳥や野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N6が検出されている。
 これだけ多くの野鳥から鳥インフルエンザウイルスが見つかっているのは史上初のはずである。
 今後どうなるのか、さらに多くの野鳥にウイルスが感染して野鳥の死骸が増えるのか、または養鶏場などへの感染が起きるのか、予測付かない。しかしハヤブサがH5N6ウイルスに感染しているのは、ウイルスに感染して弱った渡り鳥またはその死骸を摂食しているせいと思われる。そうなると予想より多くのウイルス感染野鳥が湖沼付近、または森の中などで死んでいる可能性がある。
 野鳥の死骸には十分気をつけることを住民に啓発する必要がある。


 誤った内容の情報!!
中国、2人目の鳥インフル感染を確認=新華社 ロイター

 {[北京 22日 ロイター] - 中国福建省厦門の思明区で18日、44歳の男性がH7N9型の鳥インフルエンザに感染していることが確認された。人への感染が確認されたのは中国で2人目。新華社が21日、伝えた。

思明区の感染予防センターによると、男性は入院中だが、状態は安定しているという。

地元当局は22日以降の家禽(かきん)類の販売中止を命じた。}

 管理人コメント:H7N9鳥インフルエンザは低高病原性であるが、人への感染は頻繁に起こしている。中国南部を中心に2013年以来800例余発症、致死率は40%を超えるくらい人には危険な鳥インフルエンザである。今年度も秋口から18例の感染者が報告されている。今後冬期間に多数の感染者が発生する可能性がある。このロイター記事は間違っている。


白老町内で回収のオナガガモ死骸に鳥インフル陽性反応 胆振管内2例目 苫小牧民報

  道と環境省は20日、白老町内で回収したオナガガモ1羽の死骸から、簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表した。同省が今後、北海道大学で毒性の強い高病原性かどうかを確定する検査を行い、判明に1週間程度かかる見通し。同町は同日、対策会議を立ち上げるなど関係機関が警戒を強めている。胆振管内で野鳥の死骸からウイルス反応が出たのは、苫小牧市静川で回収されたハヤブサの死骸に続いて2例目。

 道によると、19日に同町内の民家の庭でオナガガモが死んでいるのを住人が見つけ、町に連絡。町職員が同日夜に死骸を回収した。町から連絡を受けた胆振総合振興局が20日、簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たという。

 管理人コメント:渡り鳥を含めて野鳥が死んでいた場合、H5N6鳥インフルエンザに感染している可能性がある。排泄物や羽に触るのは危険であるので、その状態で当局に報告する。しかし、その当局がどこなのかマスコミでは明確に記載していない。市役所、環境部、保健所などが妥当な役所であろうか。


21日

 韓国養鶏場で高病原性H5N8鳥インフルエンザが発生
韓国南部でH5N8鳥インフルエンザが発生との報告  CIDRAP(ミネソタ大学感染症情報センター)

 欧州各地で広がっている高病原性鳥インフルエンザH5N8が韓国南部の養鶏場で今年初めて発生したと韓国農業省が発表。
 韓国では現在H5N6鳥インフルエンザが猛烈な勢いで農場に広がっているが、そこにさらにH5N8鳥インフルエンザが発生しだしたことになる。同インフルエンザは2014年に韓国内の農場で大流行している。ウイルスは渡り鳥で運ばれている。
 日本国内でも2014年~2015年に養鶏場で流行したが、今年度も同ウイルスが養鶏場に感染してくると、H5N6ウイルスと共に流行することになり重大な事態となる。
 H5N8ウイルスは人への感染実績はこれまでにないが、鳥間での感染力は強い。


 国内鳥インフルエンザ(H5N6)拡大続く

 家きん農場での発生 6カ所
  平成28年11月28日青森県青森市

  ・平成28年11月29日新潟県関川村

  ・平成28年11月30日新潟県上越市

  ・平成28年12月2日青森県青森市

  ・平成28年12月16日北海道清水町

  ・平成28年12月19日宮崎県川南町NEWアイコン

    以上農水省発表

 野鳥における発生
  (飼育鳥類、糞便、水検体含む)
  14道県 76件
   環境省発表


19日


 宮崎県でもH5N6鳥インフルエンザが発生の可能性
宮崎・川南町で鳥インフルの疑い  時事通信

 宮崎県は19日、川南町の養鶏場で毒性の強い高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が見つかったと発表した。県と農林水産省はそれぞれ、対策本部を開催。遺伝子を調べる詳細な検査で感染が確認されれば、飼育されている全ての鶏を殺処分する。
 今冬、国内では新潟、青森の両県や北海道の養鶏場などで鳥インフルエンザの感染が確認されている。

 管理人コメント:宮崎県には養鶏場が多く、国内に鳥インフルエンザウイルスが入ってくると頻繁に養鶏場での発生が起きている。今回もさらなる養鶏場での発生が危惧される。なおウイルスはH5N6であることは間違いはない。


鳥インフル:生きた鶏の流通許可、韓国政府のちぐはぐ対応  朝鮮日報

 鳥インフルエンザ(AI)の感染が拡大し、過去最悪の被害が出ている韓国で、政府のちぐはぐな対応が国民の不安をあおっている。韓国政府は15日、鳥インフルエンザに対する危機警報を最高段階の「深刻」に引き上げたが、まさにその当日、それまでAIの感染拡大を防ぐために流通を禁止していた生きた鶏の流通を許可していたことが分かった。AI感染拡大を防ぐための措置と、AIウイルスの拡散が加速する恐れのある措置を同時に取ったわけで、政府の鳥インフルエンザ対応能力に疑問の声が上がっている。

その後、一部の地方自治体が「AIの感染が拡大する恐れがある」と異議を唱え、農林畜産食品部は2日後の17日に、生きた鶏の流通を再び禁止した。このように対応が二転三転したため、政府への不信感が高まっているのだ。

 危機警報を「深刻」に引き上げた後も、AIの感染拡大は止まる気配を見せない。鶏とカモの殺処分数は17日までに1800万羽に上っている。


21万羽の殺処分急ぐ 北海道の養鶏場 寒さで作業難航  産経ニュース

 北海道は18日、高病原性鳥インフルエンザが発生した清水町の養鶏場で、飼育する約21万羽の殺処分を続けた。国は感染確認から24時間以内の殺処分を求めているが、寒さや雪の影響で作業は難航。期限内に処理できず、道は態勢を強化して18日中の完了を目指す。

 道によると、17日正午から殺処分を始め、同午後7時半までに処理できたのは約3万2000羽にとどまった。18日は作業員を約300人増やし、約1000人態勢で殺処分や消毒に当たった。鶏は養鶏場の敷地内に埋却する予定だったが、穴を掘ると地下水が湧き出したため、敷地外に埋める方向で調整している。

 養鶏場では16日朝、約30羽が死んでいるのが見つかり、同日夜に遺伝子検査で感染を確認した。


18日


鳥インフル、新たに5羽陽性 水戸・千波湖、コブハクチョウ半減 茨城新聞

水戸市の千波湖で、新たに7羽が鳥インフル陽性  テレビ朝日

 鳥インフルエンザウイルスが検出される鳥が相次いでいる水戸市の湖で、新たにコブハクチョウ7羽から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ました。

 茨城県によりますと、13日夕方から14日にかけて、水戸市の千波湖で死んだコブハクチョウ6羽と衰弱したコブハクチョウ1羽が見つかりました。県が簡易検査をしたところ、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。毒性の強い高病原性の疑いもあるため、北海道大学で確定検査を行う予定で、結果の判明には1週間程度かかるということです。千波湖ではこれまで、高病原性と確定した2羽を含む11羽から鳥インフルエンザウイルスが検出されています。こうした事態を受けて水戸市は、鳥インフルエンザの拡散を防ぐため、来月1日に予定されていた「元旦マラソン大会」を中止にしたほか、来月8日の消防出初式などの会場を変更しました。


17日


 国内5例目の養鶏場内H5N6鳥インフルエンザ発生-北海道
北海道で鳥インフル=今冬5件目、21万羽処分へ-清水町 時事通信

 北海道は16日、清水町の養鶏場で死んだ鶏から毒性の強いH5型の高病原性鳥インフルエンザのウイルスが検出されたと発表した。国内の農場での鳥インフルの発生は今冬5件目。道は17日午前7時から、この養鶏場で飼育されている21万羽の殺処分を始

 道によると、養鶏場では採卵用の鶏を飼育。16日午前10時に十勝家畜保健衛生所に「鶏舎で約30羽の鶏が死んでいる」との通報があった。
 同衛生所で簡易検査を行った7羽全てに陽性反応があり、遺伝子レベルの詳しい検査でウイルスを検出した。道は17日に殺処分を始め、地中に埋める作業などの対策を実施する。半径10キロ以内にある7戸の養鶏場を対象に飼育する計19万2000羽の移動を制限した。

 道は16日夜、高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議を開催。荒川裕生副知事が、「感染が広がれば道民の生活に大きな影響が及ぶ。感染拡大を防止し、被害を最小限にとどめるため総力を挙げて取り組む」との高橋はるみ知事の指示を伝えた。
 農林水産省は同日夕、鳥インフルエンザ防疫対策本部を開催し、山本有二農水相が「まん延防止には初動対応が何より重要だ」と指示した。農水省によると、日本国内で人が肉や卵を食べて鳥インフルに感染した事例は報告されていない*。

 管理人コメント:*正確には調理して熱を加えることで、万が一ウイルスが存在しても死ぬ故危険性はない。東南アジアでは感染した家きんを自分で調理して感染した例はある。調理の過程でウイルス感染を起こしたものと考えられる。しかし発病した家きん(鶏など)に接触して感染する例はある。11月には中国で発病鶏に接触して2名の女性が発病し重体となっている。


 一関でも野鳥が感染疑い
一関で鳥インフル陽性 詳細検査へ 岩手日報

 県は16日、一関市花泉町で回収したコハクチョウの簡易検査でA型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたと発表した。県内で鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたのは盛岡市、滝沢市に続き3例目。

 県によると13日、一関市役所の連絡を受けた県一関保健福祉センターが死亡したコハクチョウ1羽を回収した。簡易検査では陰性だったが、より精度の高い検査を実施したところ、陽性反応が16日確認された。

 現時点で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたわけではない。今後の詳細検査の結果、陰性となることもあるという。

 環境省は16日、周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定した。


16日


 韓国鳥インフルエンザパニック:
    雑な感染野鳥の監視、農場家きん飼育の衛生管理の不備、情報公開の遅れ



 韓国、市場出荷感染鶏、卵
 人への感染が起きる可能性!!
 なんとお粗末な警戒態勢
'Avian flu-suspected chickens, eggs in markets' The Korea Times (韓国) 市場に出荷された鳥インフルエンザ感染鶏と卵

Sejongの農場で鳥インフルエンザ感染が疑われている鶏10万羽と卵200万個が市場に出荷された。2日後に鳥インフルエンザ発生が当局に報告され、70万羽が殺処分された。その多くがH5N6鳥インフルエンザウイルスに感染していることが確かめられた。

 管理人コメント:人への感染性の有無を実験的に調査されているような話である。韓国で今後多くの家きんの感染、さらには散発的であっても人での感染が起きる可能性がある。


韓国で鳥インフル感染拡大 過去最大1600万羽余処分 NHK

 韓国では先月中旬、南西部のチョルラ南道ヘナムにある農場で、飼育されていたニワトリが大量に死んでいるのが見つかり、高病原性の「H5N6型」という鳥インフルエンザウイルスに感染していることが分かって以降、感染の拡大に歯止めがかかっていません。

こうした中、韓国のキム・ジェス農林畜産食品相は16日、国民向けの談話を発表し、これまでに韓国全土で合わせて1600万羽余りを処分したことを明らかにしました。韓国では、おととしにも鳥インフルエンザの感染拡大でおよそ1400万羽が処分されましたが、ことしはこれを上回って過去最大の被害となっています。

キム農林畜産食品相は「本格的な冬を迎えて、渡り鳥が韓国国内に飛来していることから、感染の拡大を防ぐことが難しくなっているが、政府を挙げて最高レベルの措置をとる」と述べました。そのうえで、すべての市と郡で対策本部を立ち上げるとともに、消毒作業を行う人員と装備を主要な道路に配置する考えを示しました。

韓国政府としてはパク・クネ大統領の職務をファン・ギョアン首相が代行する状況にあっても、鳥インフルエンザの感染拡大を食い止めるため、徹底した対策を講じていく姿勢を強調した形です。

 管理人コメント:下線部は全ての対策が後手に回っていることを伝えている。


韓国、鳥インフルの警戒レベルを最高に引き上げ ロイター  (国際、日本語版)

 韓国の農林畜産食品省は15日、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)の家禽(かきん)類への感染が全国で急速に拡大しているとして、警戒レベルを初めて、最も高い「深刻」レベルに引き上げた。

農林畜産食品省は、感染を報告する農家の増加に伴い、一時的に全国規模の移動を禁止するなど感染防止策を強化。関連省庁と協議の上、最高レベルの警報下での詳細な対策を準備すると声明で述べた。

韓国では、先月感染が始まって以来、同国で飼育されている家禽の12%以上が殺処分された。11月中旬以降、53例の感染が確認されたほか、21例が検査中だという。

 管理人コメント:この1ヶ月間で53件の農場で発生しているとされるが、日本の10倍近くの数である。いかに農場の感染予防対策が立ち遅れたかが理解される。


Rare bird flu strain infects 45 cats in single Manhattan shelter New York Daily News (米国) マンハッタンの動物保護センター、希な鳥インフルエンザが45匹の猫に感染
 
 ニューヨーク、マンハッタンの動物保護センターで45匹の猫が鳥インフルエンザに感染したもよう。感染した猫の症状は軽症から中等症で、他に重症の基礎疾患を持っていた猫は感染して死んだ。
 ウイルスは H7N2 鳥インフルエンザで低病原性とされる。人への感染実績はないとされ、保護センターでは他の犬などの検査も行っている。
 猫への感染経路は不明とされ、今後他の猫にも感染が広がることが懸念されている。
 感染した鳥は無症状だろう。中国でこの数年多くの人を殺してきたH7N9も感染している鳥は無症状で初期の発見が遅れる。
 管理人コメント:H7系では高病原性ウイルスもあるが、このウイルスがどのような経路で、いつ頃から猫に感染するように変異していたかが気になる。
 現在のH5N6鳥インフルエンザがいつさらなる、どのような変異を起こすかかわからないから、鳥インフルエンザウイルスは怖い。


養鶏場で鳥インフルの疑い=21万羽、今冬5件目-北海道 時事通信

 北海道は16日、清水町の養鶏場で毒性が強い高病原性の鳥インフルエンザに感染した疑いのある事例が見つかったと発表した。簡易検査は陽性で、詳細な遺伝子検査の結果は同日中に判明する見通し。感染が確認されれば、国内の農場で鳥インフルが発生するのは今冬5件目となり、飼育されている21万羽全てを殺処分する。

 道によると、疑い事例が発生した養鶏場では採卵用の鶏を飼育している。16日午前10時に十勝家畜保健衛生所に対して「鶏舎で約30羽の鶏が死んでいる」との通報があった。
 同衛生所で簡易検査を行った7羽全てから陽性反応が確認されたという。道は感染が最終的に確認された場合、直ちに殺処分や地中に埋める作業などの対策を実施する方針だ。
 農林水産省は同日午後6時から「鳥インフルエンザ防疫対策本部」を開き、感染の拡大防止策の徹底などを図る。農水省によると、日本国内で肉や卵を食べて人が鳥インフルに感染した事例は報告されていない。


 北海道でハヤブサが感染死した疑い、鳥インフルエンザで感染死した渡り鳥の死骸を摂食か
ハヤブサの死骸から 鳥インフル陽性反応…音更 読売新聞

 環境省と北海道は15日、音更町の市街地にある商業施設の敷地内で死んでいたハヤブサから、簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表した。同省は北海道大学で高病原性鳥インフルエンザウイルスの確定検査を実施する。

 道によると、ハヤブサの死骸を回収した場所から半径3キロ以内に2か所の養鶏場がある。これまでのところ、養鶏場や周囲の野鳥に死んだり、弱ったりしたなどの異常はないという。

 管理人コメント:鳥インフルエンザで感染死した野鳥の死骸から感染したと考えられる。近くに感染死した野鳥の死骸がある。

15日

 今夕、ロシアのプーチン大統領がやってくる。元長州藩の山口県。安倍晋三首相の域である。
 大統領が来る前にシベリア近辺からH5N6鳥インフルエンザウイルスが、越冬のため南下する渡り鳥に託されてすでに大量のウイルスが日本と韓国にばらまかれている。中国で20人近い感染者がこの2年間に出ているが致死率は6割を超える。
 ロシアからの手土産にしては冗談がきつすぎる。
 プーチンが帰国するとともにウイルスも帰ってくれるとよいが、ウイルスが広まって悪さを始めるのはこれからで、そのピークは1月末である。
 
 ウイルスに変異が起きていれば容易に人人感染が起き、核以上の効果を2年間にわたって示す。

 地球環境の変化からか、欧州ではH5N8鳥インフルエンザウイルスが広範に渡り鳥で広がっており、懸命の拡大防止策が講じられている。

 スペインインフルエンザ発生100周年が近い。
 すごく気になることが多い毎日ではある。


本日の国内鳥インフルエンザ(H5N6)情報
 以下画像ファイル。クリックで拡大


14日

 本日の国内鳥インフルエンザ(H5N6)情報
 以下画像ファイル。クリックで拡大



北見のオオハクチョウから高病原性ウイルス 道内3例目 /北海道   毎日新聞

 環境省と道は13日、北見市で発見されたオオハクチョウの死骸から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと発表した。道内の感染確認は今季3例目。

 道によると、オオハクチョウは8日に同市常呂町の路上で見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザ陽性反応が出て、北海道大で確定検査をしていた。道内の家きん飼育農場で異常は報告されていないという。道は半径10キロ以内にある6カ所の農場の監視を強化する。

13日
 

 韓国に続き日本でも鳥インフルエンザ検出事例が過去最大数に
鳥インフルエンザ検出が過去最高に匹敵 野鳥の監視強化へ NHK

 先月以降、死んだ野鳥などから高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されるケースが相次ぎ、過去最高だった平成22年のシーズンに匹敵する件数になっていることから、環境省は13日、都道府県に文書を出し、野鳥の監視強化などを改めて呼びかけることにしています。
 環境省によりますと、死んだ野鳥や野鳥のフンなどを詳しく検査した結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたケースが、先月以降、12日までに11の道と県で55例に上っています。これは、過去最高の60例に上った平成22年の冬から、翌年、平成23年の春にかけてのシーズンに匹敵する件数になっています。

 管理人コメント:韓国では家きん農場での感染数が圧倒的に多いが、日本では野鳥でのウイルス検出事例が非常に多いにも関わらず家きん農場での発生数はこれまでのところ非常に少ない。農場での対策が効果を上げていると思われる。


 北海道、上士幌でフクロウが感染した可能性
鳥インフル、上士幌で陽性  北海道新聞

 道は12日、十勝管内上士幌町内で回収された野鳥のフクロウ1羽の死骸から、鳥インフルエンザの陽性反応があったと発表した。北大で致死率の高い高病原性かを調べる確定検査を行う。結果判明まで約1週間かかる見通し。


12日


鳥インフルで殺処分1千万羽超 移動制限命令へ=韓国  朝鮮日報 (韓国、日本語版)

 【ソウル聯合ニュース】韓国の農林畜産食品部は12日、鳥インフルエンザの感染拡大により、887万8000羽が殺処分されたと発表した。今後、154万1000羽が殺処分される予定で、殺処分された家禽類は1000万羽を超える見通しだ。

 2014年には195日間、1396万羽が殺処分された。今のペースなら史上最短で最大の被害が出るとみられる。

 同部によると、12日までに43件の高病原性(H5N6型)鳥インフルエンザの感染が確認されている。

 同部は関連施設や車両の一斉消毒を実施し、13日午前0時から15日午前0時までの48時間、全国の家禽類関連の人、車両、物品などを対象に一時移動制限命令を出す方針だ。適用対象は国家党物防疫統合システム(KAHIS)に登録されている8万9000カ所。

 黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相は12日の関係閣僚会議で、鳥インフルエンザが全国的に広がっていることを受け、全国の農場などに一時移動制限を指示し、一斉消毒を実施するよう指示していた。


 栃木県でも野鳥がH5N6鳥インフルエンザで死んだ疑い
野鳥のオオタカ 簡易検査で鳥インフル陽性 栃木 真岡 NHK

 12日、栃木県真岡市で野鳥のオオタカ1羽が弱った状態で見つかり、栃木県が簡易検査した結果、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ました。県は検体を鳥取大学に送り、詳しい検査を進めることにしています。 


 名古屋の動物園のコクチョウの死はH5N6鳥インフルによるものと確定
コクチョウ3羽の鳥インフル感染確認 東山動植物園 朝日新聞

 飼育していたコクチョウ5羽のうち、11月29日から今月6日にかけて3羽が相次いで死亡。簡易検査ではうち1羽が陽性、2羽は陰性で、いずれも鳥取大学に検体を送り、確定検査を受けていた。

 県によると、3羽すべてが確定検査で高病原性鳥インフルエンザと判明したという。同園ではシジュウカラガンなどほかの鳥も死亡したため、11日から動物園エリアを休園し、消毒作業を続けている。

 管理人コメント:確定検査で高病原性鳥インフルエンザと判明したということは、H5N6ウイルス感染が確認されたことを意味しているのだろう。


11日


 韓国、過去最悪の状況を呈する鳥インフルエンザ
過去最悪の鳥インフル、済州除く韓国全土に拡散 中央日報(韓国、日本語版)

 忠清南道(チュンチョンナムド)→全羅北道(チョンラブクド)→全羅南道(チョンラナムド)・忠清北道(チュンチョンブクド)→京畿道(キョンギド)→江原道(カンウォンド)→慶尚南道(キョンサンナムド)→京畿道。忠清南道天安(チョンアン)で10月28日に発生が確認された高病原性鳥インフルエンザの44日間の移動経路だ。
 西海岸に沿って拡散した鳥インフルエンザは京畿道と江原道に北進した後、再び方向を定め慶尚南道地域に広がった。済州道(チェジュド)だけが唯一の清浄地域として残っている状態だ。

 農林畜産食品部が10日に明らかにしたところによると、京畿道内の大規模家きん類飼育農場を抱える9つの市と郡は9日を基点に事実上防疫がすべて破られた。京畿道竜仁(ヨンイン)の農家1カ所について鳥インフルエンザ疑いの通報が追加で寄せられた。
 驪州(ヨジュ)の農家2カ所でも精密検査が進められている。楊州(ヤンジュ)、抱川(ポチョン)、利川(イチョン)、安城(アンソン)、華城(ファソン)、平沢(ピョンテク)、楊坪(ヤンピョン)などの家きん類農家はこれに先立ち鳥インフルエンザの確定判定を受けた。

 今回拡散している「H5N6型ウイルス」は死亡率と拡散速度がともに過去最悪と評価される。実際に9日深夜12時基準で被害農家は195カ所、殺処分された鶏・鴨類は753万8000羽に達する。ここに農家35カ所で201万7000羽が追加で処分される予定だ。ソウル大学獣医学科のキム・ジェホン学長は「鳥インフルエンザが最も深刻だった2014~2015年よりさらに速いスピード」と話す。当時は669日間で1937万2000羽が殺処分された。

 鳥インフルエンザ確定判定を受けた農家は7日間にわたり移動制限がかけられ経済活動不能状態に陥っている。京畿道抱川のある養鶏農場主は「鳥小屋そばの倉庫で電気カーペットを敷いて過ごし外に出られない。食事も防疫する人たちを通じて受け取っている。殺処分補償金が出るまで生計はおぼつかない」と話した。

 管理人コメント:10日に掲載した日本農水省の発生マップを参照。


 名古屋市の東山動物園、鳥インフルエンザ防疫強化のために休園に
動物園が休園=鳥インフル防疫強化-名古屋 時事通信

 名古屋市の東山動植物園(千種区)は10日夜、鳥インフルエンザの防疫体制を強化するため、11日から当分の間、動物園の全区域と植物園の一部を休園すると発表した。
 東山動植物園では、6日に死んだコクチョウ1羽が、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性となったほか、10日夕にはシジュウカラガン1羽が死んだ。シジュウカラガンは簡易検査で陰性だったが、念のため休園することにした。

 管理人コメント:同じように高病原性鳥インフルエンザ(H5N8)が渡り鳥で家きん農場などに拡大している欧州でも、エジンバラや他の都市の動物園でもペンギンパレードなどが一時中止され、防疫対策がなされている。(屋外での飼育が中止)

水戸でまた鳥インフル 死亡のコブハクチョウから検出 産経ニュース

 茨城県は10日、水戸市の千波湖で見つかった野鳥のコブハクチョウ1羽の遺伝子検査で、H5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。今後、鳥取大で確定検査を実施する。県内での検出は4例目。

 県によると、10日午前9時ごろ、水戸市公園協会の職員が湖に浮いているコブハクチョウを発見。岸に寄せると、既に死んでいた。

10日

上越で野鳥から高病原性鳥インフル 環境省9日発表、死骸から検出 新潟日報

  環境省は9日、上越市で1日に回収された野鳥2羽の死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと発表した。


 韓国でのH5N6鳥インフルエンザ拡大は異常!!
韓国におけるH5N6鳥インフル発生状況 日本農水省編 12月8日段階 (11月中旬以降)

 家きんでの確認件数(家きん農場):105件 (あひる66件、鶏37件、うずら2件)
 野鳥での検出状況22件


 Avian Flu Diaryによる状況説明
 先に発生した高病原性H5N8鳥インフルエンザ(1月中旬~4月中旬)に際して、韓国は1400万羽を超える家きんを処分したが、今回11月中旬から発生しているH5N6鳥インフルエンザでは既に3週間で177農場9百万羽の家きんの殺処分を行っている。
 異常といえる鳥インフルエンザ発生状況であるが、家きんの処分数は明確に当局から報告されてなく、情報としてKBS世界ラジオニュースで最新状況が確認できた。


 管理人コメント:大統領弾劾決定で国政が彷徨っている韓国であるが、異常に農場での鳥インフルエンザが多くなっている。人にも感染する危険性あるH5N6株であるが、農場関係者での感染者は出ていないのだろうか?少々気になっている。初期段階での防御態勢が取られていないなら、MERSの際のように複数以上の感染者が出てから気がつかれるという失態もあり得る。


9日

 H5N6鳥インフルエンザが農場で発生し続けている韓国で1000万羽近い家きんが処分
S. Korea culls more than 6.5 million poultry over bird flu Yonhap News  (韓国、聯合ニュース) 韓国、さらに650万羽の家きんを鳥インフルエンザ発生により殺処分

 韓国検疫局は韓国中の養鶏場で発生しているH5N6鳥インフルエンザ拡大防止のために654万羽の家きんの殺処分を行ったと発表した。
 さらに243万羽の鶏とカモの殺処分も韓国内で予定されていると、農業省の担当者が語った。
 これらの殺処分数で、11月16日に最初の鳥インフルエンザ発生がソウル南方420キロにあるへナムの養鶏場で確認されて以来合計900万羽の家きんが処分されることになった。

 当局では農場での発生のしかたから考えて、ウイルスは人や家畜の移動で拡大してないことから、渡り鳥によりもたらされていると判断している。


道内2例目 高病原性、北見のハクチョウ 毎日新聞

 環境省は8日、北海道北見市常呂町の海岸で回収されたオオハクチョウの死骸から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと発表した。道内での感染確認は今季2例目。道によると死骸は2日に見つかり、簡易検査でA型鳥インフルエンザの陽性反応が出たため北海道大で確定検査をしていた。道は発見場所から半径10キロ以内の農場4カ所の監視を強化する。

 さらに8日夕方には約2~3キロ離れたところで別のオオハクチョウの死骸が見つかり、オホーツク総合振興局が簡易検査をしてA型鳥インフルエンザの陽性反応が出た。道によると、今のところ周辺を含め道内の家禽(かきん)の飼育農場には異変がないという。
 野鳥の飛来地として知られ現在も約180羽のオオハクチョウがいる網走市の濤沸(とうふつ)湖では、市が8日朝から湖畔の立ち入りを規制した。次女と訪れていた小清水町の主婦(36)は「野鳥や死骸に近寄らなければ害はないというので、それほど心配はしていない」と冷静に受け止めていた。

コブハクチョウから鳥インフルエンザウイルス 水戸  NHK

 {茨城県によりますと、8日午前9時ごろ、水戸市千波町にある千波湖の湖面でコブハクチョウ1羽が弱っているのが見つかり、その後死にました。
県が遺伝子検査を行った結果、鳥インフルエンザウイルスが検出されました。}

8日

 H5N8鳥インフルエンザ感染防止のため、エジンバラ動物園のペンギン散歩は中止
Edinburgh Zoo penguin parade shelved over bird flu scare  Scotsman (スコットランド) エジンバラ動物園、鳥インフルエンザ警戒のためペンギン散歩を中止に

 高病原性鳥インフルエンザH5N8が渡り鳥で欧州中に拡大している中、スコットランド政府は家きん飼育を屋内で行うように指示している。それに合わせて1951年から行われているエジンバラ動物園でのペンギン散歩を中止することになった。スコットランド・ロイヤル動物園協会が発表した。

 しかしペンギンは同動物園の欧州一とされるペンギンプールの下部にある展望室から見られる。



水戸のオオハクチョウの死骸から高病原性H5N6ウイルスが検出  産経ニュース

 茨城県は7日、水戸市の水辺で死んでいた野生のオオハクチョウ1羽を確定検査した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと発表した。
 県によると、オオハクチョウは11月29日に発見。遺伝子検査で陽性反応が出たが、高病原性かどうか判明していなかった。

  水戸ではその後ユリカゴメの死骸で鳥インフルエンザの陽性反応が出ているが、たぶんH5N6と思われる。


7日

 日本各地で鳥インフルエンザが発生
     現在日本で発生している鳥インフルエンザは致死的A(H5N6)が大部分である。野鳥、飼育鳥、家きんでの感染死が多数見つかってくるはずである。人への感染も要注意。

名古屋動植物園で鳥インフルの疑い 飼育のコクチョウ   朝日新聞

 名古屋市は6日、東山動植物園(千種区)で飼育していた雄のコクチョウ1羽に鳥インフルエンザの疑いがあると発表した。このコクチョウは同日午後8時55分に死んだのが確認された。感染ルートは不明という。今後、鳥取大学で国の確定検査を受ける。

東山動植物園で屋外飼育されていたコクチョウは5羽。29日に雌1羽が死んだため、簡易検査を実施したが、陰性だったという。30日に残りの4羽を動物病院や検疫室に隔離していた。
 その後、12月3日に雄のコシジロヤマドリ1羽が、4日にはコクチョウ1羽がそれぞれ死んだが、いずれも簡易検査で陰性だった。園は同日、園内の「古代池」で野鳥と同居している5種47羽の鳥類をバックヤードに隔離した。


 管理人コメント;簡易検査で陰性は正確ではない。簡易検査で否定されても遺伝子検査でウイルス感染が確認されている事例も少なくはない。


茨城・水戸でまた鳥インフル陽性、千波湖でユリカモメから TBSNews

 茨城県水戸市にある千波湖の岸辺で、6日午前、野鳥のユリカモメ1羽が死んでいるのが見つかり、簡易検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出たことがわかりました。
 環境省は周辺の10キロ圏内を野鳥の監視重点区域に指定するとともに、高病原性の鳥インフルエンザかどうか検査することにしています。

 水戸市内では先週も野生のオオハクチョウ1羽が死んでいるのが見つかり、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ています。)

 管理人コメント:冬に日本に渡来する冬鳥である。

6日

 フランス、H5N8鳥インフルエンザに対して全土に警戒報
All of France placed on 'high risk' restrictions over bird flu Reuters  (国際) フランス全土に鳥インフルエンザ(H5N8)高度警戒報

 フランス南西部数カ所の農場で高病原性の鳥インフルエンザ(H5N8)が発生し、さらに北部で野生のカモから同ウイルスが検出されたことから、農業省は全土に警戒報を発した。

 韓国、H5N6鳥インフルエンザで国内8%の家きんが処分
South Korea expands poultry cull to fight bird flu Reuters (国際) 韓国、全家きんの8%を殺処分

 A(H5N6)鳥インフルエンザが各地の家きん農場で発生している韓国では、最初に発生した11月中旬以降合計28カ所の農場でH5N6ウイルスが確認され、また現在10カ所が疑いをもたれ検査中である。

 農業省によると6日段階で440万羽の家きん(カモ、鶏)が殺処分され、さらに260万羽の処分が予定されているとされる。

5日

 ハヤブサから高病原性鳥インフルエンザ 北海道  産経ニュース

 北海道は5日、苫小牧市内で回収された絶滅危惧種のハヤブサの死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)を検出したと発表した。野鳥から高病原性ウイルスが確認されたのは、道内では平成23年2月以来。


 管理人コメント:近くに渡り鳥の休息地となっているウトナイ湖もあり、実際には多くの渡り鳥がH5N6を国内にもたらしていることが推定される。渡り鳥から周辺の農場の家きんに感染するのは、これまでの事実から考えると12月末から1月から2月である。人への感染が起きなければ良いが…。

3日


 国内多くの地域にシベリアからA(H5N6)鳥インフルエンザ感染野鳥が飛来してきている

  現在、日本と韓国へ渡り鳥で持ち込まれている鳥インフルエンザウイルスは、致死的A(H5N6)である。
  これは人への感染実績があるが、死んだ渡り鳥は同ウイルスで感染死したと考えるべきである。

 今後さらに同ウイルスで死んだ渡り鳥、および渡り鳥の排泄物などから感染した養鶏場で多くの家きんが感染死、または衰弱死が起きえると予想される。
 最悪のシナリオの中に、感染した人が死亡する事態も含まれる。


コハクチョウ、鳥インフル陽性反応…長野の河畔  読売新聞

 長野県は3日、同県安曇野市の犀川河畔の白鳥飛来地で衰弱していたコハクチョウ1羽を簡易検査したところ、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表した。

 今後、確定検査を行う。
 発見場所から半径10キロ圏内は、環境省が同日、「野鳥監視重点区域」に指定した。県は、区域内で他の野鳥に異変がないかを巡回して確認するなど、警戒を強化している。


死んだオオハクチョウから鳥インフル陽性反応 北海道 北見 NHK

 2日、北海道北見市で、野鳥のオオハクチョウ1羽が死んでいるのが見つかり、簡易検査の結果、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ました。環境省は発見場所から半径10キロを野鳥に異常がないか調べる重点区域に指定して警戒を強化しています。


水戸市でハクチョウから鳥インフルエンザ 日テレNEWS24  

 茨城県によると、先月29日、水戸市にある池で1羽のオオハクチョウが死んでいるのが見つかり、県による遺伝子検査でH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出された。今後、国の機関で高病原性の鳥インフルエンザかどうか検査へ。

 管理人コメント:感染したハクチョウが南下する過程で力尽きたのだろう。感染後発病まで1週間(潜伏期間)とされているから、必死にその期間越冬地まで飛びつづけているのだろう。


 青森県、さらに別の農場でも致死的A(H5N6)が発生
鳥インフル 青森の別の農場のアヒルに陽性反応  NHK

 先月、アヒルからH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出された青森市の農場に近い別の農場で、2日、アヒルが死んでいるのが見つかり、簡易検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。青森県はこの農場のアヒルおよそ4800羽を処分することにしています。

青森県によりますと、2日午前10時ごろ、青森市の農場で複数のアヒルが死んだり衰弱したりしているのが見つかり、県が簡易検査を行った結果、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ました。

県によりますと、この農場は、先月下旬、アヒルが相次いで死に、H5N6型の鳥インフルエンザウイルスが検出されて1万8000羽余りが処分された農場から350メートルほどの距離にあり、最初の農場を経営する会社からアヒルの飼育を委託されているということです。



2日

 福島でもA(H5N6)感染ハクチョウの死がいが見つかった可能性
福島のオオハクチョウ、鳥インフル「陽性」 読売新聞

 {福島県は2日、福島市内で見つかった野生のオオハクチョウ1羽の死骸から、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。

 県は今後、北海道大に精密な遺伝子検査を依頼し、高病原性か低病原性かなどを調べる。現段階で、県内の家禽かきんへの感染は確認されていないという。県は庁内会議を開いて対応を協議する。}

Japan orders chicken cull on third bird flu outbreak in less than a week Fox News (米国) 日本、三カ所目の農場でとり鳥インフル発生により一週間以内に殺処分が指示
Tunisia reports H5 bird flu in wild birds: OIE  Reuters (国際) チュニジア、野鳥でH5亜型ウイルスが検出、OIEに報告
 H5N8と推定(訳者)
Egypt reports outbreak of H5N8 bird flu in wild birds: OIE  Reuters  (国際) エジプトで野鳥の間でH5H8鳥インフルエンザが発生


1日

 兵庫県の野鳥の排泄物から高致死性のA(H5N6)鳥インフルウイルスが分離
野鳥のふんから鳥インフルエンザウイルス検出 兵庫 小野 NHK

 {兵庫県小野市で採取された野鳥のふんから、「H5N6型」の鳥インフルエンザウイルスが検出され、環境省は、周辺の半径10キロ以内を監視重点区域に指定して、野鳥に異常がないか調査することにしています。
兵庫県によりますと、先月28日に小野市来住町の池の周りで採取した野鳥のふんから鳥インフルエンザの陽性反応が出たため、京都産業大学で詳しく検査した結果、「H5N6型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。
ウイルスはニワトリを次々と死なせてしまう高病原性であることも確認されたことから、環境省はふんが採取された場所から半径10キロ以内を野鳥の監視重点区域に指定し、調査チームを派遣して池や河川などで死んだ野鳥がいないかなどを調べることにしています。
一方、兵庫県によりますと、いまのところこの区域内の養鶏場などで異常は確認されていないということです。兵庫県は、養鶏場などへの感染を防ぐため、農家に対して引き続き衛生管理や予防措置を徹底するよう呼びかけています。}

Bird flu found at small poultry farm in Germany Reuters  (国際) ドイツの小農場で鳥インフル発生

South Korea confirms more cases of deadly bird flu Channel NewsAsia  (シンガポール) 韓国、致死的鳥インフルエンザをさらに確認

 韓国農林省はすでに200万羽の鶏とアヒルを殺処分した。各地の農場での発生は46カ所となっている。
 当局は隔離対策と鳥の処分、さらに動物の移動制限をステップアップした。

 当局はさらに100万羽の殺処分を予定していると発表している。

 当局はH5N6ウイルスでの感染と死者は韓国で出ていないと強調している。しかしこれまで(国外では)散発的に人の感染が見られているが人から人への感染は起きていないとコメントしている。


TOP