11月

30日

 致死的鳥インフルエンザウイルス A(H5N6)各地で急速に見つかり出す

   今後渡り鳥から多くの地域でウイルスが広がる。
   人間への感染予防対策を強化することが必要


兵庫県内でも鳥インフル陽性反応、姫路セントラルパーク鳥展示エリア閉鎖へ 産経ニュース

 {兵庫県は29日、小野市来住町の男池(鴨池)で採取した野鳥のふんから鳥インフルエンザの陽性反応が出たことを明らかにした。県は同池から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定。さらに同池から3キロ圏内にある養鶏農家7軒で立ち入り検査をしたが、異常はなかったという。また同池周辺で消毒作業を行った。}


新潟 上越市の養鶏場でも鳥インフルエンザか NHK

 {新潟県上越市のおよそ23万羽のニワトリを飼育している養鶏場でニワトリが相次いで死んでいるのが見つかり、県が簡易検査を行った結果、6羽から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ました。県では詳しい検査を行うとともにこの養鶏場の半径10キロ以内にある養鶏場などに対して、ニワトリや卵などの移動を自粛するよう要請しました。}

青森 オオハクチョウから鳥インフルエンザ 日テレNEWS24

 すでに農場の家きんから高病原性のA(H5N6)が見つかっている青森で、渡り鳥のオオハクチョウの死がいから高病原性のウイルスが検出された。


苫小牧で鳥インフル陽性 回収のハヤブサから 北海道新聞  

 簡易検査で鳥インフル陽性。
 北大で精査中。


鳥インフルエンザ:人に感染、ほとんどない - 毎日新聞 毎日新聞

 これは嘘だぁ
   ほとんどないという表現は科学的ではない。
   ウイルス種により感染して死亡する事例があるから要注意:H5N6

 {A型のインフルエンザウイルスが鳥に引き起こす病気で、渡り鳥が運び屋になっています。鶏などに大量死を引き起こすウイルスを「高病原性」と呼びます。病原性は鶏に対するもので、人への性質を表しているわけではありません。}
 これは正しいが、僕が良く記載していることにそっくり。正しいことはまねしても良い。

 H5N6は2014年以来発生しているが、未だその疫学とウイルス学的性状がよく分かっていない面がある。
 欧州で流行しているH5N8も高病原性であるが人への感染実績はない。両者を一緒くたにしてしまうと大変な間違いとなる。


29日

SouthKorea to cull 3 percent of poultry to contain bird flu Reuters (国際) 韓国、鳥インフル拡大防止のために国内3%の家きんを処分
 
 懸命なH5N6ウイルス拡大対策にも関わらずさらに4件の発生が中央韓国で確認された。
 2週間前にH5N6鳥インフルエンザが韓国で初めて確認されて以来、13箇所の農場でウイルス感染が発生してきた。
 しかし現在さらに9カ所の農場でウイルス感染が発生している疑いがあり、当局は検査を急いでいる。

 鳥インフルエンザ拡大防止のために農業省は、既に殺処分された168万羽を含めて少なくとも278万羽の家きんを処分する予定である。その数は韓国全体の家きん8470万羽の3.3%に相当する。

 韓国では人の感染例は未だ無いが、2014年にはじめて中国で発生して以来少なくとも10人が感染して死亡している。


France finds H5N8 bird flu in wild ducks Reuters  (国際) フランスでH5N8鳥インフルエンザが野生のカモで見つかる

 フランス北部で野生のカモからH5N8鳥インフルエンザが検出

Highly-Contagious Bird Flu Found in Japan, Culling Start New York Times  (国際) 日本で高度に感染性ある鳥インフルエンザか見つかる、感染鳥の処分が開始

 日本北部の2県で高病原性の鳥インフルエンザが検出された。
 一県は新潟県で養鶏場で高病原性のH5株で検出された。
 もう一つの県は青森県で死んだアヒルから同じく高病原性のH5株が検出された。

 新潟県では31万羽の鶏の処分が始まった。
 青森県では16500羽のアヒルも処分が始まった。

鳥インフルエンザ 新潟と青森の農場で処分進む NHK

 {新潟県関川村の養鶏場では28日、ニワトリが相次いで死んでいるのが見つかり、県が詳しく検査を行った結果、H5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
県はこの養鶏場で飼育されているニワトリ、およそ31万羽すべてを処分することを決め、29日朝早くから作業にあたっています。養鶏場の敷地内では消毒のための薬剤が広範囲に散布され、白い防護服を着た担当者が鶏舎の中から処分したニワトリを運び出していました。

新潟県によりますと、ニワトリが死んでいたのは24ある鶏舎のうち1つだけでしたが、感染の拡大を防ぐためにすべての処分を決めたということです。作業にあたっている県の担当者は「午前10時ごろまでに3400羽ほどの処分が終わった。不慣れな作業でもあり終了まで4日以上かかると見込まれる」と話していました。

このほか県は養鶏場から半径10キロ以内にある59の養鶏場などを対象にニワトリや卵の移動や出荷を禁止する措置をとっていて、養鶏場につながる周辺の国道4か所に消毒ポイントを設け、付近を通った車などの消毒を行って感染拡大の防止にあたっています。}


青森と新潟で“鳥インフル”高病原性か 日テレ

 {青森県と新潟県の農場でアヒルや鶏が相次いで死んでいるのが見つかり、検査の結果、高病原性鳥インフルエンザに感染した可能性が高いことが分かった。

 農水省によると、28日、青森市の農場でアヒルが、新潟・関川村で鶏が死んでいるとの通報が相次いであった。遺伝子検査の結果、いずれも病原性の高い高病原性鳥インフルエンザの疑いが強いと判明した。死んだ鳥と同じ農場で飼われている青森の約1万6500羽のアヒルと新潟の約31万羽の鶏が殺処分される。

 国内で飼育されている鳥への鳥インフルエンザの感染は約2年ぶりということで、農水省は29日朝から現地に調査チームを派遣する。}


鳥インフル、高病原性検出 盛岡・高松の池 2016年11月29日 読売新聞

 {県は28日、盛岡市の高松の池で回収された野鳥のオオハクチョウ1羽の死骸から、毒性の強い高病原性の鳥インフルエンザウイルス「H5N6亜型」が検出されたと発表した。高病原性の鳥インフルエンザウイルスの検出は県内で初めて。環境省は高松の池から半径10キロ以内を野鳥監視重点区域に指定しており、今後、専門チームを派遣して他の野鳥の感染の有無などについて調査する。

 オオハクチョウの死骸は今月23日に発見された。県中央家畜保健衛生所で簡易検査を行ったところ、陽性反応が出た。確定検査機関の北海道大で遺伝子検査を行った結果、28日にH5N6亜型が検出されたという。

 環境省によると、H5N6亜型は国内で今季初めて検出が確認された鳥インフルエンザウイルス。これまでに秋田県のコクチョウ、鹿児島県のナベヅル、鳥取県のオナガガモなどで検出され、環境省は野鳥の監視体制を最も高い「対応レベル3」に引き上げている。}


28日

新たにツル3羽とカモ2羽、鳥インフル陽性 鹿児島  朝日新聞

 {環境省は28日、鹿児島県出水市で新たにナベヅル3羽とヒドリガモ2羽から、H5N6亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された、と発表した。鹿児島大が20日、独自に回収したカモ類のふんからも同じ型の高病原性ウイルスが検出された。

 出水市でカモから検出されたのは今季初めて。ツルやカモは21~23日に死んだり弱ったりした状態で見つかり、鹿児島大で確定検査をしていた。このうち、ヒドリガモ1羽は、簡易検査や遺伝子検査では陰性だったが、鹿児島大が研究のために独自に確定検査し、高病原性ウイルスが検出された。}

26日

{H5N6致死的鳥インフルエンザ韓国で拡大、必死の防戦が続く}

 2014年中国で確認されてから同国と香港で10人を超える死者を出しているH5N6鳥インフルエンザ。現在、韓国で多くの農場でカモや鶏に感染している。
 韓国政府は必死の拡大防止を図っているが、抑えられるかどうか。
 日本では未だ鹿児島のナベツルや他の地域の渡り鳥の死骸からウイルスが検出されている。要警戒状態だ。
 先日中国で死者が出ているが、韓国内で死者が出始めると、我が国でもパニックである。今後我が国の養鶏場でいつ発生するか、関係者は気が気でないはずだ。

 欧州で拡大しているH5N8鳥インフルエンザとは株が異なる。
 H5N8は渡り鳥や農場の家きんで感染していて、欧州全土に広がっている。多くの農場がダメージを受ける可能性がある。
 昨年同ウイルスは韓国や日本の農場を襲った。
 同ウイルスは現在、人へは感染実績はない。

 今年は人に対して致死的感染を起こすH5N6株が日本では重大である。
 マスメディアや国の説明が十分でない。
 人で死者が出た場合、新聞のトップ記事になると思うが…。

韓国全土で48時間の家禽移動禁止措置、H5N6鳥インフル対策で ロイター

 {韓国農林畜産食品省は25日、病原性の高いH5N6型鳥インフルエンザの流行拡大を阻止するため、全土の家禽飼育場と関連輸送機関に今週末の家禽の移動を禁止する措置を発表した。

同省は声明で、この措置は、現地時間26日午前0時(日本時間同)から48時間適用されると述べた。

最初の感染は1週間前に確認され、25日時点で6例に増えている。この日までに、韓国の家禽8470万羽の1%弱に当たる約73万羽が、感染拡大防止のため殺処分されている。
 H5N6型は、中国や香港など海外で人への感染が起きており、中国では2014年4月以降、少なくとも10人が死亡している。韓国での人への感染は、これまでのところ確認されていない。}


25日

Germany Culls 16000 Turkeys After Detecting An Outbreak of Bird Flu  TIME  (国際) ドイツ、鳥インフルエンザ発生のため16000羽の七面鳥を殺処分

 16000羽の七面鳥が鳥インフルエンザ発生のため殺処分され、さらに92000羽の鶏も殺処分するように当局から指示された。
 H5N8鳥インフルエンザウイルスがドイツ16州中12州で野鳥や家きん農場で検出されている。


 Finland finds H5 bird flu in wild birds in Aland islands Reuters (国際) フィンランドでも野鳥がH5亜型鳥インフルエンザに感染死

 バルチック海アランド島で野鳥が鳥インフルエンザ死。
 当局はウイルスがH5N8であるのか確認中。

24日


 渡り鳥、H5N8ウイルスをスウェーデンに運ぶ
Sweden finds first H5N8 bird flu case Stuff.co.nz (ニュージーランド) スウェーデンで初のH5N8鳥インフルエンザが野鳥で確認

 スウェーデン南部で野鳥がH5N8鳥インフルエンザに感染したことが確認され、農業省から発表された。

韓国でH5N6鳥インフル拡大、最大養鶏場でも感染疑い  ニフティニュース

 {鳥インフルエンザの感染拡大が急速に進む韓国で、新たに最大の鶏の産地でも感染の疑いが報告され、対応が「警戒」レベルに引き上げられました。
 「H5N6型で、過去に発生したタイプより病原性がさらに高いとみられます」(韓国 農林畜産食品省)


 韓国の農林畜産食品省は、新たに1000万羽を飼育する韓国最大の鶏の産地、北部・京畿道(キョンギドウ)で、H5N6型の鳥インフルエンザの疑いが報告されたと発表しました。

 韓国では今月中旬以降、各地で感染が急速に広まっていて、これまでに鶏など52万羽が殺処分されています。H5N6型は、まれに人への感染例も報告されていて、中国では今月、1人が死亡しています。

 韓国政府は「さらなる拡大が懸念される」として警戒レベルを引き上げ、すべての自治体に対策本部を設置することにしています。


 岩手でもオオハクチョウから致死的H5N6ウイルス感染で死んでいた可能性
オオハクチョウから鳥インフル陽性反応 岩手 朝日新聞

 { 環境省は23日、盛岡市で回収された死んだ野生のオオハクチョウ1羽から、鳥インフルエンザウイルスの簡易検査で陽性反応が確認されたと発表した。北海道大で確定検査を実施している。

 また、死んだコクチョウから高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)が検出された秋田市の動物園で、新たに死んだシロフクロウ1羽から簡易検査で陽性反応が確認された。

 環境省は国内の複数の場所で高病原性鳥インフルエンザウイルスが見つかったことから、21日に警戒のため調査の対応レベルを最高の3に引き上げていた。}


23日

 韓国、H5N6鳥インフルエンザ拡大のため、警戒報を引き上げる
South Korea raises bird flu alert as three more cases found at poultry farms  Reuters (国際) 韓国、さらに3家きん農場でH5N6鳥インフルエンザが発生、鳥インフルエンザ警戒報を引き上げる
 
 韓国は先週初めて高病原性鳥インフルエンザH5N6が発生して、さらに3件の家きん農場で発生したことから、鳥インフルエンザ警戒報を2番目に高く引き上げた。
 2件のカモ農場と1件の養鶏場。

 これまで51万羽以上の家きん(カモ、鶏)が殺処分され、その数は韓国内の家きんの1%に相当する。
 韓国農業省のデータでは、これまで中国や香港などで人への感染が起きており、中国内で2014年4月以降10人死亡している。


 鹿児島出水のナベツル死骸でH5N6ウイルスが確認
出水のナベヅル死骸から鳥インフル検出 産経ニュース
  
 {環境省は22日、鹿児島県出水市で18日に回収されたナベヅルの死骸から、高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと明らかにした。鹿児島大で確定検査をしていた。環境省は、それぞれの回収地点から10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定した。熊本県水俣市の一部も範囲に含まれている。}


 韓国でH5N6鳥インフルエンザが家きん農場で拡大
S. Korea reports 2 additional avian influenza cases  poultrymed (国際) 韓国でさらに2カ所の農場で鳥インフルエンザが発生

 2カ所のカモ農場でH5N6鳥インフルエンザが発生し、韓国では同ウイルスによる鳥インフルエンザが合計4カ所の家きん農場で発生したことになる。

Iran reports outbreaks of H5N8 bird flu in Tehran area: OIE Fox News (米国) イランでもH5N8鳥インフルエンザが農場で発生

 テヘラン地区の2カ所の農場で家きんの間でH5N8鳥インフルエンザが発生。283,500羽の家きんのうち5600羽が死んだ。残りの家きん全てが殺処分された。


22日


ECDC Says A(H5N8) Flu Risk to Humans is Very Low Infection Control Today (国際) ヨーロッパCDC、H5N8鳥インフルエンザの人への危険性は非常に低い

 人に感染する危険性は極めて低い。
 2010年に見つかって以来、遺伝子変化はほとんど無く、人へ危険性あるウイルスに変異する可能性は低い。

China reports fatal H5N6 infection  CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) 中国、致死的H5N6感染例を報告

 中国湖南省で47歳農業従事女性がH5N6鳥インフルエンザに感染して死亡したことが中国国営通信(新華社)から報告された。
 女性の死亡は、H5N6鳥インフルエンザ感染例として16例目、死亡例として10例目となった。
 報告では女性が発症する前に、死んだ家きんと接触したとされる。

 H5N6鳥インフルエンザウイルスは、H5N1とH6N6鳥インフルエンザウイルスの間で遺伝子組み換えが起きた結果誕生している。2014年に中国の生家禽市場で分離され、その数ヶ月後に人での感染が確認された。
 ウイルスはその後ベトナム、ラオス、香港、韓国、そして日本で検出されている。
 人での感染は中国だけで確認されており、最近の報告としては今年度5月であった。

21日


 中国でH5N6鳥インフルエンザに感染して女性が死亡
China: Woman farmer dies of H5N6 bird flu The Indian Express  (インド) 中国で農業従事女性がH5N6鳥インフルエンザで死亡

 湖南省の47歳農業従事女性がH5N6鳥インフルエンザに感染して死亡した。
 11月18日、女性の体調が不良となり危機的状態になったため入院、しかし20日に死亡した。湖南省疾病コントロールセンター(CDC)が発表した。

 女性は死んだ家きんに接触した後体調不良となった。
 周辺の人への感染は現在まで報告されていない。
 中国国営通信(Xinhua)によるとCDCの専門家は、家きんに接触した人は健康状態に注意するように、そして一般の人々に対する注意事項として家きんや排泄物に触れないようにコメントしている。

 管理人コメント:野鳥や家きんの死骸に触れることは危険。もし触れた場合は十分手洗いをすること、そして発熱や呼吸器症状が出てきた場合は、早期に医療機関を受診し、状況を告げること。


Denmark detects first H5N8 bird flu at poultry farm Reuters (国際) デンマークでH5N8鳥インフルエンザが家きん農場で発生

 デンマーク環境食糧庁が21日発表。H5N8鳥インフルエンザはデンマークで初めて確認された。
 コペンハーゲン北部の農場で30羽のカモのうち三分の一がH5N8ウイルスに感染して死んだ。

 1週間前に野鳥が鳥インフルエンザに感染した事例で、デンマーク政府は家きんを屋内で飼育するように通達を出していた。
 H5N8鳥インフルエンザは人への感染事例は報告されていない。
 

中標津の鳥インフル陽性死骸 高病原性検出されず 北海道新聞

 {道は21日、根室管内中標津町で回収されたオオハクチョウ1羽の死骸から検出された鳥インフルエンザウイルスについて、高病原性ではなかったと発表した。

 オオハクチョウの死骸は7日に中標津町が回収。環境省が14日に行った遺伝子検査で陽性反応があり、北大が確定検査を行っていた。
 環境省のウエブでは弱毒性のH6N2とされている。環境省ページ

 また、環境省は21日、鳥取市内で見つかったコガモのふんと、秋田市大森山動物園で飼育中に死んだコクチョウ2羽から検出された鳥インフルエンザウイルスは、いずれも高病原性(H5N6型)だったと明らかにした。}


 管理人コメント:報道内容が不正確で情報が不明瞭。高病原性ではなかったということは低病原性ということなのだろうか?低病原性なら鳥は死なない。渡り鳥のオオハクチョウは死んでいることから考えると、それが鳥インフルエンザによるものなら高病原性のウイルスと判断される。低病原性でありながらなぜハクチョウは死んだのか、疑問が残るが…。
 中標津での鳥インフルエンザがH5N6ウイルスであることは論理的に考えられ、さらに北海道東部への渡り鳥によるH5N6ウイルスの拡大が危惧されることになるが、ウイルスがH5N6でなかったなら、そうした心配はない。しかし管理人はH5N6ウイルスであると想定して、対策を講じるべきと考える。北海道内には渡り鳥が立ち寄る場所が多くある。十分気をつける必要がある。


 秋田市の鳥インフルエンザウイルスは人へ感染する高致死性のH5N6と確認
各地で鳥インフルウイルス 警戒レベル最高の3に NHK

 秋田市の動物園で死んだコクチョウからH5N6鳥インフルエンザウイルスが北大で分離確認。

 鳥取市でも水鳥の糞から病原性の高い鳥インフルエンザウイルスが検出。

 管理人コメント:人へ感染、死亡させる致死的性格を保有するH5N6ウイルスが国内で広がりつつあるのは明白。渡り鳥からウイルスが各地に広がっているとしたなら大変である。 野鳥の糞、排泄物などには触れない。また養鶏場などで発生した場合に備えておく必要がある。


農家でも鳥インフル感染か KBS WORLD Radio News

 {全羅南道(チョンラナムド)と忠清北道(チュンチョンブクド)で、農家の鶏と鴨の鳥インフルエンザ感染が確認され、韓国は「鳥インフルエンザ清浄国」の地位を失うことになりました。
農林水産食品部が18日明らかにしたところによりますと、全羅南道海南(ヘナム)郡の養鶏場と忠清北道陰城(ウムソン)郡の鴨の飼育農家から、鳥インフルエンザ感染症状が見られるという届出が16日にあり、精密検査を行ったところ、感染が確認されたということです。
農家の家禽類からも鳥インフルエンザウイルスが検出されたことで、韓国はことし初めに回復した「鳥インフルエンザ清浄国」の地位を再び喪失することになり、貿易に影響が出ることが懸念されています。
検出されたウイルスは、先月、忠清南道(チュンチョンナムド)の野鳥のふんから検出されたH5N6型の高病原性鳥インフルエンザウイルスと一致していることから、野鳥から感染したものとみられています。
農林水産食品部は、感染が確認された農家の鶏4万羽余りと鴨2万2000羽余りを殺処分しました。
先月28日、忠清南道(チュンチョンナムド)天安(チョナン)市では、野鳥のふんから、韓国では初めて、H5N6型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されており、それから20日あまり経った今月16日には、全羅北道(チョンラブクド)益山(イクサン)市で採取した野鳥のふんからもH5N6型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されています。}



 ドイツでH5N8鳥インフルエンザ発生相次ぐ
8800 geese to be culled amid new bird flu cases in Germany Washington Post  (米国) ドイツで8800羽のガチョウが鳥インフルエンザ発生のために殺処分

 ドイツ北部のシレビヒ-ホルシタイン州でガチョウの間で鳥インフルエンザが発生したため8800羽のガチョウが殺処分された。
 ドイツ通信社(DPA)によると20日、ドイツ10州で11月8日以来野鳥の間で検出されているH5N8によるものかは不明とされている。
 先週、シレビヒ-ホルシタイン州の屋外養鶏場でH5N8鳥インフルエンザが発生し、3万羽の鶏が殺処分されている。

 いくつかの州では野鳥からウイルスが感染することを防ぐために、鶏を室内で飼育するように指示している。


20日

 鹿児島県でナベツルの死骸からH5N6鳥インフルエンザウイルスが検出の疑い
鹿児島のツル、鳥インフル陽性 死んだ1羽、遺伝子検査で  西日本新聞

 {鹿児島県は19日、同県出水市のツルのねぐらから18日に回収された死んだナベヅル2羽を遺伝子検査した結果、うち1羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。鹿児島大学で高病原性の鳥インフルエンザかどうか調べる確定検査を実施している。同市では18日にも高病原性のウイルス(H5N6型)の検出が確認された。

 2羽は、簡易検査では陰性だった。遺伝子検査でも陰性だった1羽は、18日にウイルスの検出が確認された水の採取地付近で回収された。陽性反応が出たツルは、これらとは別のねぐらで見つかった。}



19日

 WHO、ジカウイルスの公衆衛生的緊急事態宣言を解除に
Zika Is No Longer Global Emergency, WHO Says New York Times  (米国) ジカウイルス感染症は、もはや世界的緊急事態ではない、WHO宣言

 2016年2月1日に宣言したジカウイルスの公衆衛生上の世界的緊急事態はもはや脱した、とWHOが18日宣言した。
 しかしジカウイルスの危険性がなくなったということではなく、その対策、予防などに対する警戒態勢は同じであるとWHOの専門家は説明する。
 他の蚊媒介疾患と同様、ジカウイルスは季節性に流行し、何度も流行を繰り返してゆくと考えられる。
 流行地域の国々はジカウイルスが地域に根付いた感染症と考え、WHO支援の元、流行時に対策を講じてゆくべきと考える。

 WHOの対応に強く反発している専門家もいる。
 米国国立アレルギー・感染症研究所長のアンソニー・ファウチ氏は、ジカウイルスに対するワクチン開発研究費獲得に多大の苦労をしてきているが、WHOジカ危険性の削除は早すぎる措置であるとコメントしている。
 もうじき南半球では夏がやってくる。ブラジル、コロンビア等で再流行しないだろうか?緊急事態宣言の解除は次の夏がきてから判断すべきである。また流行が始まったら、危機宣言を再度出すべきである。そのように米国のリーダー的公衆衛生専門家はコメントしている。

 “Are we going to see a resurgence in Brazil, Colombia and elsewhere?” he asked. “If they pull back on the emergency, they’d better be able to reinstate it. Why not wait a couple of months to see what happens?”

 管理人コメント:まもなく国連総長が入れ替わる。WHO内でも政策に対する見直しがおこなわれていうるのだろうか?
 南米では多くの異常胎児、脳障害をもった乳幼児が発生している。現在東南アジアでも流行しだしている現状であるが、WHOが危機宣言を終了した理由がいまいち明確ではない。
 

WHO no longer considers Zika a global health emergency Washington Post (米国) WHO、ジカウイルス感染症はもはや世界的健康危機状態ではない

 健康危機宣言は解除されたが、ジカウイルス感染症の危険性が低下したことを意味しない、と当局ではコメントしている。
 専門家の中にはWHOの危機宣言解除を心配する声もある。ジカウイルスは急速な拡大を示していないが、南半球はまもなくハイリスクの季節に入る。宣言解除は政府や関係機関の警戒態勢が後退する可能性がある、とジョージタウン大学の国際保健と法律の専門家であるローレンス・ゴスチンはコメントしている。


 H5N8、H5N6鳥インフルエンザ発生相次ぐ
WHO says human H5N8 risk low as more H5N6 reported CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) WHO、H5N8鳥インフルエンザウイルスは人への危険性は低い、一方、日本と韓国で分離されているH5N6ウイルスは人へ感染する危険性

 WHOは昨日発表した鳥インフルエンザに関する評価で、H5N8鳥インフルエンザウイルスは人への危険性は低く、また変異して人に感染する可能性は非常に低いとした。
 H5N8鳥インフルエンザは2014年に現れ、中国、ドイツ、日本、オランダ、韓国、ロシア、英国で確認されていたが、その年遅くには北米に現れ、昨年(2015年)には台湾、中国、ハンガリー、スウェーデンで検出された。
 H5N8ウイルスは野鳥と家きん、両方に感染するが、人は免疫をほとんど持っていない。

 当局では渡り鳥がウイルスを運んでいると考えられることから、今後しばらくの間、ウイルスに感染する野鳥や家きんが多くの地域で見つかる可能性があるとしている。

 一方、他の鳥インフルエンザウイルス株であるH5N6ウイルスは人に感染する可能性があり、今日、日本と韓国で見つかっている。
 日本の環境省では、鹿児島県の出水市の(ツルのネグラ)水からH5N6ウイルスを検出した。同地では冬期間、世界のナベヅルの80%が越冬する。
 また日本では、今週早くに野鳥と動物園で飼育している鳥の死を報告しているが、H5N6鳥インフルエンザ感染が疑われているがウイルスはまだ同定されていない。

 韓国では2カ所の家きん農場でH5N6発生が起き、62000羽のカモが殺処分された。先週、同国では数羽の渡り鳥からウイルスが検出されている。

 専門家達は中国でウイルス感染した渡り鳥が日本や韓国にH5N6ウイルスを持ち込んでいると推定している。


18日

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 鳥インフルエンザ(H5N6)、人でも致死的感染の実績


 人でも感染死を起こす致死的鳥インフルエンザH5N6が韓国の家きん農場で広がる、九州のツルのねぐらでもウイルス検出

South Korea confirms highly pathogenic bird flu outbreaks, ramps up quaran... Reuters  (国際) 韓国、高病原性鳥インフルエンザの発生を確認、隔離対策を強化

 18日、韓国農業省は高病原性鳥インフルエンザH5N6の初めての流行を確認したと発表し、隔離対策を強化した。

 流行は国内中央と南部の2カ所の家きん農場で発生したが、先週同省は渡り鳥の排泄物からH5N6ウイルスが見つかったと発表していた。
 人へのH5N6ウイルスの感染は最近中国と香港などで確認されており、2014年4月以降6人が感染死していることが韓国政府のデータで示されている。


鹿児島県出水市で鳥インフル=ツルねぐらの水から検出―環境省 時事通信

 {環境省は18日、鹿児島県出水市で採取されたツルのねぐらの水から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたと発表した。
 検出は今季初めて。

 鹿児島大学と出水市が定期的に調査していて、14日の採取分から検出された。ここをねぐらにしているナベヅルやマナヅルなどに、異常は見つかっていないという。

 同省は半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定して野鳥の監視を強化するほか、専門家による野鳥緊急調査チームを現地に派遣する。}


17日

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 鳥インフルエンザ(H5N8)

 Expect more bird flu cases in Europe and in the US, OIE says Fox News  (米国) さらなる鳥インフルエンザ、欧州、米国で拡大する可能性、OIEが警告

 今後数週間、鳥インフルエンザの重症株が欧州、米国に渡り鳥でもたらされる可能性が高い、とOIE(国際獣疫事務所)が警告。

 欧州8カ国とイスラエルで高度感染性のH5N8鳥インフルエンザウイルスが過去数週間に見つかっており、国によっては家禽を屋外で飼育しないように指示している。
 多くの流行は野鳥の間で起きているが(ドイツ、ハンガリー、オーストリア)、飼育しているアヒルや七面鳥の間でも起きている(この場合は殺処分されている)

 野鳥は無症状でウイルスを運び、羽や排出物を介して家きんにうつすとされる。
 人で感染した例はないとされる。
 2014年にはアジアと欧州で数百万羽の家きんが殺処分されている。

 秋田市の動物園 鳥インフルでコクチョウ死亡 北海道でも…世界的流行か? エキサイトニュース

 { 秋田市では今後、専門機関による確定検査を行って、園内の安全性が確認されるまで動物園を休園すると発表した。


 一方、北海道東部の中標津町で今月7日に死骸が見つかった野生のオオハクチョウからも、A型鳥インフルエンザの陽性反応が出た。今後は、北海道大学で高病原性鳥インフルエンザの確定検査を行うという。

 農林水産省によると、今年は夏場に野鳥の営巣地であるロシアやアラスカで高病原性鳥インフルエンザが発生して以来、渡り鳥が本格的に南下する10月以降、ハンガリーやドイツ、オーストリアなどの欧州でH5N8亜型のウイルスに感染した野鳥が多数死亡しているという。

 韓国でも先月28日、ソウルの南に位置する川で採取された野鳥の糞から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されていることから、農水省は渡り鳥の飛来ルートを経由してウイルスが日本国内に侵入するリスクが高いとして、畜産農家に対して消毒の徹底を呼びかけている。}

イスラエルでも高病原性鳥インフル 感染相次ぐ欧州の渡り鳥が原因か 産経ニュース

 {ロイター通信によると、国際獣疫事務局(OIE)は14日、イスラエル北部の農場でH5N8型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。欧州から飛来した野生の渡り鳥との接触が原因とみられる。

 OIEは「イスラエルは渡り鳥が欧州からアフリカに向かう際のルート上にある」と説明した。イスラエルの当局によると、この農場では3万4500羽のうち、1500羽が死んだという。

 欧州ではポーランド、ハンガリー、クロアチアなどでH5N8型の高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出が相次いでいる。}

北海道でオオハクチョウ陽性 詳細検査へ 毎日新聞 

 {北海道は14日、中標津町協和の道路で見つかったオオハクチョウの死骸の遺伝子検査で、A型鳥インフルエンザウイルスが確認されたと発表した。報告を受けた環境省が毒性の強い高病原性か詳細な検査を行っており、1週間程度で結果が判明する見通し。道によると、同ウイルスの確認は今冬、全国で初めて。

 死骸は7日に見つかり、簡易検査では陰性だったが、遺伝子検査で同ウイルスが検出された。死因は不明。}

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16-year-old pregnant girl has Zika virus - DOH Inquirer.net  (フィリピン) フィリピン、16歳妊婦、ジカウイルス感染が確認、2例目

 フィリピンでは2例の妊婦を含めて、33例のジカウイルス感染者が確認されている。


16日


33 new Zika virus cases detected in Thailand  The Straits Times  (シンガポール) タイで新たに33例のジカウイルス感染症が確認

 妊婦をはじめとしてリスクの高い人々に対するジカウイルス感染監視を強めているタイで、先週33例の感染者が確認されたと公衆衛生省が発表した。


 ネッタイシマカは同時に複数のウイルスを人に伝搬することが確認
Zika virus mosquito possibly spreads dengue in same bite Fox News  (米国) ジカウイルス感染蚊は、同時にデング熱ウイルスも広める

 ネッタイシマカはジカウイルスを運ぶが同時にデング熱やチクングンヤウイルスも感染していて、人を刺した場合、複数のウイルスを感染させる可能性が高いことが示された。

 コロラド大学の研究チームによる。
 ジカウイルスとチクングンヤウイルスが同時に蚊から感染する事実を確認した。

 昨年、他の研究チームがデング熱とチクングンヤ熱ウイルスをネッタイシマカが同時に人に感染させる事実を発表した。
 また最近のニカラグアからの報告ではデング、チクングンヤ、またはジカウイルスに感染した人の五分の一で、2,または3種類のウイルス感染を起こしていたとされる。

 一匹のネッタイシマカが2種類以上のウイルスを一度に人に感染させる事実が明らかになったが、複数のウイルス感染を受けた人が結果的にどうなるのか(臨床症状等)は現在のところ不明とされている。


15日

2 Israeli cities spraying for mosquitoes after Zika virus diagnosed Jewish Telegraphic Agency (イスラエル) イスラエル、ジカ感染者が確認された2都市で殺虫剤の散布が行われた

 最近、少なくとも17例以上のウイルス感染者がイスラエルに入国したとされる。


Zika Infection in US Is Still Rare So Far, Blood Donations Indicate New York Times (米国) 献血内のウイルス混入率から判断すると、米国内には未だジカウイルス感染は希な状況と考えられる

 過去6ヶ月内で80万献血検体でウイルス検査が行われているが、その中でジカウイルス感染検体は約40とされる。
 提供献血の数で判断する限り、ジカウイルス感染者の数は極めて少ないが、採血段階で流行国帰りの人々の提供血液は破棄されているので、感染検体の検出率はこの程度の低さであることは予測されていたと当局では説明している。


14日
13日

12日

HCM City uncovers six more Zika virus cases Viet Nam News (ベトナム) ホーチミン市で6例のジカウイルス感染例が確認

 累積数35例。

 発生率は低下している。
 

Florida Zika Virus Cases Edge Past 1150 Patch.com (米国) フロリダ州ジカウイルス感染数、1150例を超える
 夏は去ったように思えるが、フロリダ州の蚊は人の肌を刺すことは止めていない。
  ジカウイルス感染者総数は1158例となった。

 11月11日に発表された感染者の内訳は:旅行に起因した感染者7例、地域で感染した例は2例

 全感染者1158例中147例は妊婦である。12.7%


 米国CDC、ZIKA特設ページ

 米国内(大陸)でのジカ感染症増加率は妊婦が1057人で1週間に53人増加 (全感染者中25%)
 一方全感染数では4175人で1週間に92人増加

 増加感染者の半数が妊婦である


 CDCのページは英語、スペイン語、ポルトガル語で作製されている
 各ページは膨大な内容を含んでいる。

 英語、スペイン語、ポルトガル語以外の言語でのページはない。ドイツ語、フランス語はないが、そうした言葉を母国語にしている人は英語を理解する。中国人も東南アジア人も。

 管理人コメント:圧倒的に感染者は妊婦が多く、数も増え続けている。性行為での感染率が高いと推定されるが、直接的データはとられてないが、間接的には明らかである。


11日

 出生後に初めて感染するインフルエンザウイルスで免疫的刷り込み現象が起き、以後類似ウイルスに対する防御機構が発達

'First flu' affects lifetime risk BBC News (英国) 出生後に罹患する初めてのインフルエンザウイルスは長期間インフルエンザ抵抗力に影響する

 インフルエンザAウイルスは18種類あるが、大きく分けると2種類となる。ウイルス表面のヘマグルチニンの種類である。形は棒付きキャンディー( lollipop)に似ている。
 研究チームはこれらのヘマグルチニンを青色ロリポップと橙ロリポップと表現し、1960年代以前に誕生した年齢層は青色ロリポップウイルスに暴露されていて、その暴露ウイルス(H1またはH2)および類似ウイルスに対する免疫的防御機構が発達しているとしている。
 これらの年齢層は他の青色ロリポップウイルスには強かったが、H7N9ウイルスには感染して死亡した。

 一方、その後に誕生した層は橙ロリポップウイルスに(H3)に暴露し、ウイルスに対する免疫力は上記層と逆のパターンをとった。(H5N1に弱く、H7N9には強い)。
 以後略

Childhood infections provide lifelong protection against certain flu viruses University of California (カリフォルニア大学) 幼児期に罹患したインフルエンザウイルスがその後に発生する新型インフルエンザに対する免疫的防御力に長期間影響する
 
 1968年以降に産まれた小児および若い成人はH7N9(鳥)インフルエンザに罹りにくいが、H5N1インフルエンザには罹りやすい。その前に産まれた成人はH5N1ウイルスには感染しづらく、むしろH7N9鳥インフルエンザに感染しやすい。
 こうした事実の説明として1968年を境として、産まれた人々の免疫機構に最初に感染したH3N2インフルエンザウイルスに対する免疫的刷り込みが起き、遺伝的類似ウイルスに対する免疫的防御機能が発達したとする考え方がUCLAとアリゾナ大学の研究チームから提唱された。

 1968年に香港インフルエンザ(H3N2)のパンデミックが起きた。このパンデミックでそれまで半世紀近く季節性インフルエンザとして流行を繰り返してきたインフルエンザウイルスの多くが消え去った。
 1968年、およびそれ以降に産まれ、初めてのインフルエンザとしてH3N2ウイルスに感染した人々ではH3N2ウイルスに対する免疫的刷り込み現象が起き、いくつかの遺伝的類似インフルエンザウイルスに対する免疫的防御機構が発達した。H7N9ウイルスもその一つである。

 1968年前に産まれた人々の場合、H5N1ウイルス類似ウイルスに対する免疫的刷り込み現象が起きていたが、H3N2ウイルスに対しては起きなかった。

 研究者達は生後最初に感染したインフルエンザウイルスに対する免疫的刷り込み現象が起きることから、さらに解析を進めるならば、産まれた時期から、将来発生するパンデミックインフルエンザに対する免疫的防御力が予知できる可能性があるとしている。
 
生後初めて罹患するインフルエンザウイルス->同ウイルスに対する遺伝的刷り込み現象->同ウイルスと遺伝的類似ウイルスに対する免疫的防御機構の発達(抗体の発生)


 管理人コメント:生後初めて感染するインフルエンザの意義、およびワクチンで予防の意味。
  例 1968年以前に産まれた年齢層:H5N1には強いがH7N9には弱い。
     1968年以降に産まれた年齢層:H5N1には弱いが、H7N9には強い。


Zika virus can cause severe damage to retina in infants Medical Xpress (国際) 先天性ジカウイルス症候群(CZS)で網膜異常が多数で確認

 ブラジル、サンパウロ大学チーム。

 ソルトレイクで致死的ジカウイルス感染症、看護者が感染。今年2例目
Fatal Zika Virus Infection with Secondary Nonsexual Transmission  New.Engl.J.Med  (米国) 非性的二次感染を伴う致死性ジカウイルス感染
 
   NEJM 375;19 1907  November10 2016

 最新号のニューイングランド・J・MEDのレター欄に投稿された米国ユタ大学の研究チームによる。

 患者1:メキシコ旅行後から帰国したソルトレイク市の73歳男性が帰国8日後にジカウイルス感染症を発症。
 重症化して死亡。
 一ヶ月前に前立腺がんの治療で放射線治療、抗男性ホルモン療法。全身的免疫不全状態は認めなかった。

 患者2:38歳女性。入院中の患者に素手で接触した既往。患者1が死亡5日後に発症。発熱、結膜炎。筋肉痛、顔面に斑状出血斑。
 PCR検査では血清中のウイルスは不検出。しかし尿中ではウイルスが検出。

 先に同じソルトレイク市の病院で国外で感染した患者が重症のジカウイルス感染症を起こて死亡した事例があるが、その例でも看護にあたった血縁者が感染してる。汗などから感染した疑いがもたれている。
 今回の事例も類似していて、免疫不全がなくても重症感染症を起こし、死亡。周辺の介護者に感染した。

 ジカウイルス感染の重症型は体内のウイルス量が多いことから、汗や唾液、尿を通じて感染する可能性が高いことが示唆される。

 以下論文要約。コピー配布は厳禁。

 日赤、高田雅彦氏のご厚意で
米国外でジカウイルスに感染し、帰国後、症状が急変した症例、およびこの患者と非性的に接触した女性が二次感染したと疑われる事例

Pt.1 73歳男性。2003年メキシコから移住。
低血圧、腹痛にてソルトレイクシティの病院に入院。一ヶ月前、ステージⅡbの前立腺がんにて放射線治療施行後、抗男性ホルモン療法を行う。全身的免疫不全状態を認めない。

入院8日前まで、メキシコ南部に3週間旅行。この間にZIKAウイルスに感染。発症し腹痛、発熱等を訴える。入院当日に血圧低下、呼吸困難となる。発熱を認めないものの多呼吸、頻脈を呈し、輸液投与によるも低血圧は改善せず昇圧剤、広域抗生剤を投与。多量の涙流を伴う顕著な紅斑性結膜炎、軟口蓋に点状出血、多呼吸、軽度の腹壁防御を伴う広汎性腹痛を認めた。
臨床検査により、代謝性アシドーシス、血中乳酸値上昇、腎不全、軽度低血糖、アミノトランスフェラーゼ上昇、白血球数増加(帯状体44%)、貧血、顕著な血小板減少症状を呈する。血液培養によるマラリア陰性。デング熱ショック症候群と推定診断。入院四日目に死亡。
死後、PCR検査、血液検査により、2016年、メキシコChiapasで単離されたジカウイルス株と99.8%の相同性を認めた。

Pt.2 入院中のPt1.を訪れ、素手で対応した38歳女性がPt.1の死亡5日後に来院。
来院時、結膜炎、発熱、筋肉痛、顔面に斑点状丘疹を認めた。
症状発現後7日目に、尿検査にてZIKAウイルスを検出するも、PCR検査では血清中にウイルスを認めなかったが、ZIKAウイルスに対するIgM抗体陽性。
Pt.2は入院中、Pt.1の体位変換時に素手で対応。また、涙は拭いたが、血液、他の体液、飛沫、粘液には触れていないと主張。Pt.1に接触した他の医療従事者にZIKAウイルス感染症状を認めない。

Pt.2はPt.1から感染したと考えられる。
この理由として、感染地域を9か月以上前から訪れたことはなく、また、感染地域を訪れたパートナとの性交渉もないことからである。
ウイルスが高力価であったPt.1の状況から考慮すると、Pt.2は素手で汗、涙、またはその両方から感染したと考えられる。
ソルトレイクシティでは、ZIKA ウイルスを媒介する蚊が捕獲されておらず、蚊による感染事例は起こりにくいこと、入院中の患者と直に接触してから7~10日後に発症していることが理由として挙げられる。

この2症例には重要な点がある。
過去に認識された劇症性ZIKAウイルス感染のリスクの可能性が高まったこと、重度の免疫不全症または慢性疾患を持たない人でも、致死性感染が起こりうることである。
稀ではあるが、無傷の皮膚、粘膜からのフラビウイルス感染事例は動物モデルで報告があるが、本報告はヒトでは初例である。重度のZIKA ウイルス感染患者に由来する感染性の高い体液が感染拡大の原因となるかについては、更なる研究が求められる。



 プエルトリコでのジカウイルス女性感染、性行為が大きく関与している可能性-米国CDC
Puerto Rico adds more evidence that Zika burden tilts toward women CIDRAP(米国、ミネソタ大学感染症情報センター) プエルトリコにおけるジカウイルス流行、女性に対する多大の影響を与えている事実が多く確認されている-性行為で女性がより多く感染している可能性

 プエルトリコでは2015年11月1日から2016年10月20日までの間、妊婦を除いて28219人の検査で確認されたジカウイルス感染者が報告されている。
 感染者の年齢と性を分析した結果、20歳から49歳の女性が最も感染率が高かった。
 この事実は先に報告されていたブラジルとエルサルバドールの結果と類似している。
 さらにウイルス感染を疑われて検査を受けた集団の中で40~79歳の女性は、同年齢層の男性よりも陽性率が高い傾向にあった。

 興味ある事実として若い女性の間では、類似ウイルスで全ポピュレーションの間で広がっているデング熱、チックングンヤ熱に感染する頻度は等しかった。

 ジカウイルスが性行為で感染するという事実は比較的最近広く知られてきたが、蚊媒介感染との間の詳細なデータがとられてこなかった。
 今後血中抗体検査などの疫学的分析が必要と考えられる。

 米国CDCによる研究で本日のMorbidity and Mortality Weekly Report (MMWR)に報告された。

 管理人コメント;この事実は数ヶ月前よりリオの研究所から報告されていた。
 蚊で感染したのか性行為で感染したのかは、ネッタイシマカが存在する地域では区別するのが困難かもしれないが、流行早期から女性の方が感染率が高いことは、性行為感染が強く示唆されるのは当然と感あげられる。
 
 感染男性の精液中に長期間ウイルスが存在し(2~6ヶ月)、また女性の生殖器にも2週間は存在する。さらには唾液中にも、尿中にも。このウイルスがさらに拡大すると、季節性のないSTDへと姿を変えてゆく可能性もある。感染胎児はもとより、成人でも長期間にわたり脳障害がおこり、アルツハイマーと区別がつかない状態も出てきている。内閣府のアンケート結果では、ジカ熱をよく知っている人の割合は半数にも届かず、まして性行為で感染することを知っているのは10%前後とか。21世紀に宇宙のどこかから飛び込んできた悪魔の申し子か?30年間でこの世界を変えるだけの能力は、米国の新大統領以上にあるのかも。

9日


「ジカ熱知っている」54%  読売新聞

 {内閣府は4日、蚊が媒介するジカウイルス感染症(ジカ熱)に関する世論調査の結果を公表した。ジカ熱を知っていると答えた人は「詳しく」「ある程度」を合わせて54・0%だった。「名前だけ知っている」は37・7%で、「全く知らない」は7・9%。予防法を聞く質問(複数回答)では「蚊に刺されないよう長袖・長ズボンを着る」が72・9%に上った一方、「性行為でコンドームを使用する」は14・6%にとどまり、性行為による感染の危険性についての認知度は低かった。

 調査は9~10月に全国の18歳以上の男女3000人を対象に実施し、1831人から回答を得た。}

 管理人コメント:報道機関の情報発信の怠慢と言えるが、一般市民も国外の感染症に対してはあまりにも関心が持っていない。当ページの意義がどれだけあるのかいつも考えさせられている。


ジカ熱不活化ワクチン、米研究所が治験 日本経済新聞

 {中南米を中心に流行が続くジカ熱について、米国立衛生研究所(NIH)は7日、ウイルスの病原性をなくした「不活化ワクチン」を人に投与する臨床試験を新たに開始したと発表した。
 既にウイルスの遺伝子を組み込んだDNAワクチンでの臨床試験を始めているが、複数の候補を調べ、最適な予防法を確立したい考え。試験では18~49歳の75人に接種し、安全性や、ウイルスを無害化する抗体ができるかどうかを見極める。
 黄熱病や日本脳炎など、特徴の似た別のウイルスの抗体を持つ人にワクチンを接種すると、劇症化する恐れも指摘されることから、別のワクチンと併用した場合の副作用も調べる。
 さらに数カ月後には、ワクチンの接種回数や量を変えたり、DNAワクチンと併用したりして安全性を確認する複数の別の臨床試験を開始する。
 ジカ熱は、妊婦が感染すると小頭症の子どもが生まれる可能性がある。}
 

Human testing begins on Zika virus vaccine developed by the Army ArmyTimes.com (米国) 軍研究部が開発したジカウイルスワクチンが臨床試験に

 11月7日、75人の健常人に対して軍研究施設が開発したジカウイルスワクチンが臨床試験が開始された。

 ワクチンはWalter Reed Army Institute of Researchで開発された。

Neutralizing human antibodies prevent Zika virus replication and fetal disease in mice Nature.com(国際) 人のジカウイルスに対する抗体(中和抗体)がマウスの感染防止に効果を示した

 米国の研究チーム。
 Department of Pediatrics, Vanderbilt University Medical Center, Nashville, TN, USA

 ジカウイルスに感染した人の血清からジカウイルスに対するモノクローナル抗体を分離し、そのウイルスに対する効果をマウスで実験。効果を認めた。



以後9日まで入院するため休止
緊急情報ある場合はFacebookで。

4日

Vietnam Reports At Least 23 Citizens Infected By Zika Virus iTech Post (国際) ベトナム、ジカウイルス感染者数が少なくとも23人は確認と発表

 ベトナム保健省は過去3日間にジカウイルス感染者数が倍となり、創感染者数が少なくとも23人となったことを発表した。多くは首都ホーチミンで発生を確認している。


3日

DNA Vaccine Protects Monkeys Against Zika Virus Infection JAMA (米国) ジカウイルスに対するDNAワクチンがマウスで効果

 実験段階にあるDNAワクチンの2回投与で18匹中17匹のマウスでその後に投与されたジカウイルス感染が予防された。

 国立アレルギー・感染症研究所のチームがScienceに発表した。

2日

Dengue Vaccination May Increase Zika Outbreaks Science Daily (国際) デング熱ワクチンはジカウイルス感染を拡大する可能性

 カナダのヨーク大学と中国の研究者が数理学的に解析して発表。
 デング熱ウイルスに対する抗体の存在が、ジカウイルス感染を悪化させる要因となる。

 Scientific Reportsに発表。

ジカ熱 男性の生殖機能に影響の可能性も  NHK

{中南米などを中心に感染が広がっているジカ熱は、多くの場合、症状は軽いとされていますが、アメリカの研究グループは、ウイルスに感染すると、精子が減少するおそれがあることをマウスの実験で明らかにし、人の場合でも長期的に影響を調べる必要があるとしています。
蚊が媒介するジカ熱は、去年以降、中南米や東南アジアを中心に広がっていて、WHO=世界保健機関によりますと、73の国と地域で感染の拡大が報告されています。

アメリカのワシントン大学などの研究グループは、オスのマウスにジカ熱のウイルスを感染させて、生殖機能に影響が出るかどうか調べた結果をイギリスの科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。

それによりますと、ウイルスに感染させたマウスでは、感染から2週間以降、男性ホルモンや精子の大幅な減少が認められたということです。また、こうがんも小さくなって、メスが妊娠する確率は通常の4分の1の20%程度に下がり、研究グループは、ウイルス感染によって精子を作るのに関わる細胞が壊されたためだと見ています。

ジカ熱は、妊娠中の女性が感染すると、頭部が先天的に小さい小頭症の赤ちゃんが生まれるおそれがある一方、多くの人は感染しても症状は軽いとされています。人の場合でも、男性の生殖機能に影響が出るのかは分かっていませんが、研究グループは、人の精子の中からウイルスが見つかるケースが報告されていることから、長期的に影響を調べる必要があるとしています。}



1日

ジカウイルス感染男性が不妊症になる可能性:マウスの実験で確認

Zika virus could cause infertility in men, new study suggests Telegraph.co.uk(英国) ジカウイルス、男性を不妊症にする可能性、マウスの実験で確認

 ワシントン大学の研究チーム。
 医学雑誌”Nature”に発表。
 Zika virus infection damages the testes in mice


 研究チームは以下の現象をマウスで確認した。
 ジカウイルスが感染したオスのマウス:睾丸の萎縮、テストステロンの分泌量低下、精子産生量の低下

 チームでは、人でも同様の現象が起きるかは確認していないが、今回の実験結果は、人でも起きえることを示唆しているとコメントしている。ジカウイルス感染男性が不妊症となっているかは自分では認識していないので、実際にどれだけの男性が不妊症になっているかは、数年の経過を見なければ分からない。
 
 またこの現象が不可逆的であるかは確認していないが、睾丸内部の組織がウイルスで破壊されているので、たぶん不可逆的結果が起きているであろうと推定している。

 ジカウイルスに感染した男性が時々骨盤の痛みや血尿を呈するが。それは今回のマウスの実験結果と合致すると英国の専門家はコメントしている。

 管理人コメント:大変な問題だ。無症候性感染も多いので、感染男性が不妊症になっているかを前もって検査する必要が出てくるのかもしれない。


10月

31日

Blood to be given to pregnant women will be tested for Zika virus - DOH Inquirer.net (フィリピン) フィリピン保健省、妊婦への輸血はジカウイルス検査で安全性を確認してから行うべきとガイドラインで忠告
 
 保健省によるとジカウイルス感染は主として蚊に刺されて起きるが、海外の報告では性行為や輸血によっても起きると警告している。

30日

 英国バイオテク企業、工場内で遺伝子改造したネッタイシマカをフィールドに放出
Scientists to release millions of factory-bred mosquitoes The Weather Network  (国際) 遺伝子組み換えを行った数百万の蚊を放出:ジカウイルス対策に科学者達が新対策方法を試験的に行う

 英国のバイオテクノロジー企業である Oxitec 社は、ブラジルに巨大な蚊産生施設を10月26日に開設したと発表した。6千万匹の遺伝子改造ネッタイシマカを産生できる。
 これらの工場で産生された蚊は、ジカウイルス、黄熱ウイルス、またはデング熱を保有するネッタイシマカを駆逐することが可能とされる。

 工場内で産生された蚊は外界に放出されても人に無害であり、遺伝子改造されたオスを介してメスは産卵するが、受精卵から孵化した幼虫は遺伝子に欠陥があり死に絶えてゆく。
 メスに異常遺伝子を伝えたオスの蚊も死に絶えて行く。

 これまでのフィールド実験では、ブラジル、パナマ、等でネッタイシマカが90%以上減少したとされる。

 遺伝子組み換えオス蚊-->外界に放出-->メス蚊と交尾-->メス蚊は遺伝子異常を持った受精卵を産卵-->自己増殖できない幼虫が誕生

 管理人コメント:この手段はWHOも期待しているとされる。こういう方法で害虫を減らしていっても、自然環境の変化につながらないのだろうか?人為的に自然環境を変えることは、結局は自然破壊につながる。自然を破壊しアフリカもアマゾンもシベリアも、その本来の自然が破壊され、それまでは人間界に存在してこなかったウイルスが我々の世界に増えてきている。新型インフル、SARS、MERS、エボラ、(南中国で出番をまっている多くの鳥インフル)。ジカウイルス。

Millions of mutant mosquitoes engineered to combat Zika virus could be unleashed on Brazil in bid to wipe out ... The Sun (英国) 数百万匹の遺伝子改造を受けたネッタイシマカがブラジルで放出

 次世代の蚊が繁殖する前に死亡するように遺伝子改造された6千万匹のネッタイシマカがサンパウロ5000メートル四方の地域に放される。

 蚊は企業”Intrexon subsidiary Oxitec”によって作製された。

 管理人コメント:改造遺伝子を保有したメスの蚊からその後子孫ができなかったとしても、他地域の蚊へも遺伝子改造蚊が広がってゆくのだろうか。


29日
28日

ジカ熱、タイで感染続く newsclip.be  日本語総合情報サイト@タイランド)

 {タイ保健省によると、10月8―14日にタイ国内で報告があったジカウイルス感染症(ジカ熱)患者は79人で、年初からの累計は520人となった。同省は感染地域など詳しいことを明らかにしていない。

 ジカ熱は症状が出ないケースが多く、実際の感染者数は発表を大きく上回るとみられる。

 累計の患者数のうち57人は妊娠中に感染し、このうち15人がすでに出産。生まれた赤ちゃんのうち2人がジカウイルス感染による小頭症と診断された。10月15日に生まれた1人についても小頭症の疑いがあるという。

 ジカ熱はジカウイルスに感染することで起こる感染症で、妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症などの先天性障害が起きる恐れがある。世界保健機関(WHO)は今年3月、感染地域への妊婦の渡航自粛を勧告した。

 日本の外務省は9月13日、タイでジカウイルス感染症が発生しているとして、”妊娠中または妊娠予定の女性に対し、可能な限り渡航を控える”よう呼びかけた。*}


 管理人コメント:
   実際の数はさらに多いと思われるが、妊婦感染率も米国と比較して低いが…。
   小頭症発生率は13%は妥当と思われるが、実際の数は長期間の観察が必要。30%前後とする憶測もある。
累計感染者数 520例
 妊婦感染例 57例 (11%)

 既出産数 15例
 小頭症児例 2例 (13%)

 *
 感染地域へ妊娠中または妊娠予定の女性の渡航は控えるようにというアドバイスは現在では正しくはない。
 正しくはパートナーも渡航を控えるか、または既に渡航した経験のあるパートナーは、安全な性行為に努めなければならない。少なくとも半年間。

 
Myanmar confirms first case of Zika virus infection: state TV Reuters (国際) ミャンマー、初のジカウイルス感染例を確認;国営テレビ

 ミャンマー国営テレビによると、同国初のジカウイルス感染例が確認された。
 首都ヤンゴンで、外国人妊婦とされる。

 テレビ放送では、ヤンゴンの妊娠している外国人女性がジカウイルスに感染していることが確認され、さらに詳細なる検査が行われている、とされる。

 ミャンマー情報省広報官はロイターに、ミャンマーで確認された初のジカウイルス感染例と語り、これまで2例のミャンマー人が国外(シンガポールとタイ)で感染している、と説明した。

 管理人コメント:ミャンマーでジカウイルス感染者がこれまで報告されてなかったのは不自然である。東南アジアで感染例が報告されていない国は少ない。
 外国人妊婦で感染が確認されたのは、むしろ異例な対応だった可能性がある。


27日

Mosquitos to be infected with bacteria in fight against Zika virus The Guardian (英国) ジカウイルス駆除のために、ネッタイシマカに細菌、ボルバキアを感染させる計画

 細菌”ボルバキア、Wolbachia ”をブラジルとコロンビアに分布しているネッタイシマカに感染。細菌が感染したメスが産卵する卵からは幼虫が孵化されない(メスは不妊となる)ことを応用。ウイルスは細菌を感染させたオスから多数のメスに感染してゆく。ボルバキア感染メス蚊は、子孫を残せないという仮説に基づく。

Experts hope mosquito-borne bacteria can beat the Zika virus Washington Post  (米国) 専門家達、細菌が感染したネッタイシマカがジカウイルス拡大を防ぐことを期待

 細菌、ボルバキアを利用したネッタイシマカ駆除の実験的方法。

 先に中国での研究報告を掲載してある。(2016年6月1日) 

Why researchers are releasing millions of mosquitoes to combat the Zika virus Washington Post (米国) 中国研究陣、なぜ数百万匹の蚊をジカウイルス対策のために放出するのか?-驚くべき発想と効果

 中国広州大学の研究チーム。
 細菌のWolbachia bacteriaをオスの蚊に感染させると、その細菌はメスに感染し、その感染した受精卵は増殖ができなくなり結果的に蚊の数は減少に転じる。
  小さな島で実験を行っているが、成果が得られている。
  過去1年間のデータでは蚊の数は99%減少したという。
 
 管理人コメント:同様の方法でネッタイシマカの根絶を目指す計画はブラジルやカナダ、オーストラリアなどで試みられている。この広州大学チームの研究の特異性は、小さな島全体を利用して蚊の数の減少をフォローし、そしてその数の減少を確認していることである。


26日

 H7N9鳥インフルエンザ
浙江省:今年报告H7N9流感23例死亡10例  新浪网  (中国) 浙江省でのH7N9鳥インフルエンザ感染者は今年度23例、死者10例

 数としては少なめとなっているが、致死率は相変わらず高い。

 
 管理人コメント:これから気温が低下するとウイルスの活動性が増すから感染者数と死者数が増える。


Zika virus: 'We will see this become endemic' CDC says Miami Herald (米国) ジカウイルス:”ウイルスは今後西半球に定着するだろう”、 CDC長官が警告

 
Zika virus 'not controllable': CDC director's grim warning USA TODAY  (米国) ジカウイルスは制御不能:CDC長官が不吉な警告

 ネッタイシマカにより媒介されるジカウイルスの米国内への拡大を抑えることは不可能だ、とCDC長官のトーマス。フリーデンがマイアミで開催されたCityLab2016会議で語った。

 ジカウイルス対策で必要な資金は他の感染症対策資金から回す必要があったり、米国政府はジカウイルス対策に十分な資金を提供できていない。

 ジカウイルスは他のウイルスと同様にネッタイシマカを介して、今後も米国内に拡大し続けるだろうと、CDC長官は語った。


25日

Two Britons 'contract the Zika virus in Florida' Telegraph.co.uk  (英国) フロリダで2名の英国人がジカウイルスに感染

 フロリダのジカウイルス危険地域とされるマイアミデイド郡で2名の英国人旅行客がウイルス感染を受けた。

Zika: Number of Australian cases rises to 76 as north Queensland prepares for mosquito breeding season ABC Online   (オーストラリア) オーストラリア、ジカウイルス感染者数76人に、北部クイーンズランドは蚊の繁殖シーズンに対策を備える
 
 全ては輸入例。フィジ、トンガ、メキシコ、ブラジル。

24日 特になし
23日
 特になし
22日
 特になし
21日 特になし

アジアでのジカウイルス発症に関しては、各国が迅速に発表していない故、情報として途絶えている。
アメリカ大陸では南米や中米では減少しているが、米国フロリダでは蚊の発生が続き、感染者は増えている。



 ベトナム、ジカウイルス拡大
ホーチミン:2区と12区で街区レベルのジカ熱流行宣言 日刊ベトナムニュース

 { ホーチミン市人民委員会は18日午後、蚊の媒介を主な感染源とする「ジカウイルス(Zika virus)」感染症について、同市2区アンフー街区及び12区ヒエップタイン街区での流行を宣言した。

 この宣言が出たのは、同市2区在住の22歳の女性と、同市12区在住の43歳の女性の2人が新たにジカ熱に感染していたことが確認されたため。5月に同市2区在住の33歳の女性も感染が確認されている。現在までに国内で感染が確認されたのは7人で、ベトナム滞在後に他国で感染が確認された外国人を含めると10人となる。

 同市人民委員会は、同市保健局長と各区・郡レベルの人民委員会主席に対して、関連当局と協力して、蚊や蚊の幼虫(ボウフラ)の駆除策を徹底し、予防策を講じるよう指示するとともに、住民らにも自ら駆除するよう呼び掛けた。

 これに先立ち、保健省は17日、ジカウイルスの感染によると思われる小頭症の症例を国内で初めて報告した。小頭症患者は南中部高原地方ダクラク省で暮らす少数民族エデ族の母親(23歳)から生まれた生後4か月の女児。母親には妊娠3か月と6か月の時に、発熱と発疹の症状が出ていた。}

インド、渡り鳥からH5N1鳥インフルエンザが検出

Fears of bird flu in Delhi after H5N1 virus confirmed in dead migratory birds Hindustan Times  (インド) デリーで鳥インフルの脅威、死亡した渡り鳥からH5N1鳥インフルエンザウイルスが検出

Delhi zoo shut for a week after bird flu scare The Hindu (インド) H5N1鳥インフルエンザの拡大懸念から動物園を1週間休園に


20日


CDC urges pregnant women to get Zika tested if they visited any part of Miami-Dade Miami Herald (米国) CDC、マイアミデイド郡を訪れた妊婦はジカウイルス検査を受けるように忠告

 マイアミデイド郡の全ての地域が対象。

Bats Proposed as Latest Weapon to Fight Zika Virus in Miami ABC News (米国) マイアミ、ジカウイルス駆除の新規兵器として、蚊を媒介するネッタイシマカを食べるコウモリを放すことを考慮中

 {One Miami city official has an unusual proposal to combat the spread of the Zika virus. City Commissioner Kristin Rosen Gonzalez has proposed using bats, which eat mosquitoes, including the species known to spread the virus.

"Some people are laughing and they are not taking it seriously. But bats, depending on the species, eat up to 3,000 mosquitoes in one day, and they avoid humans," Gonzalez told ABC News today. She has sponsored a resolution that proposes placing bat houses in the city to curb the mosquito population. }


19日

Zika virus detected in 'a few' units of donor blood in Florida The Seattle Times (米国) ジカウイルス、フロリダ州の少数の献血由来の血液から検出

 数量は明確にされてなく、少数の血液単位とされている。

Singapore 'closes' Zika zone as virus spread dwindles Reuters  (国際) シンガポール、ジカウイルス感染地域が減少したため、ジカゾーン(感染危険地域)を閉鎖に

 8月27日以来、シンガポールでは400人以上の感染者が出てきたが、その中に妊婦が16人含まれている。
 
 ジカウイルス、女性の膣内で感染2週間後に検
Zika Virus Found in Woman's Vagina for Weeks NBCNews.com  (米国) ジカウイルス、感染数週間後に女性の膣内で確認

 ジカウイルス感染を受けた女性の膣内粘膜に2週間、血中に数ヶ月間、ジカウイルスRNAが検出された。
 性行為でジカウイルスが一般的に感染する可能性の根拠ともなった。

 ホンジュラスでジカウイルス感染し、米国に帰国した女性で、ウイルス遺伝子(RNA)が症状発現後血中に3ヶ月間、唾液中に8日間、膣中に2週間確認された。

 蚊によりウイルスが媒介される距離は、1匹の蚊の生存期間中にせいぜい数百メートルであるが、ウイルスが急速に拡大する理由に、性行為感染が関係している可能性がある。
 性行為で女性から男性に感染するとしても、感染者は無症状であるケースが多い。しかしウイルスはそこからさらに感染を続ける。胎児への感染が最も危険である。

 当症例はCDCの発行する新興感染症雑誌に発表された。
 

Miami Beach Might Use Bats to Eat Zika Mosquitoes Miami New Times (米国) マイアミビーチ、ジカ媒介蚊をコウモリに食べさせる試みを考慮

 ジカウイルス感染に苦慮しているマイアミでは、ウイルスを媒介する蚊をコウモリに食べさせる方法を考慮中。

Update Shows Zika Virus Is Usually Mild In Kids, But Longterm Effects Are Still Unknown Romper (米国) ジカウイルス感染は小児では軽症のようであるが、長期的影響は未だ不明

Four new mosquito-borne Zika cases in Miami-Dade County Miami Herald (米国) マイアミ-デ-ド郡で4例のジカウイルス感染者が確認

Broward, Miami-Dade Continue Battle Against Spread of Zika Virus NBC 6 South Florida (米国) ブロワード、マイアミ-デード郡、ジカウイルス拡大

 ジカウイルス拡大のため、マイアミ-デ-ド郡では11月末ま地上でので防虫スプレーを続ける。またブロワード郡も19日から防虫スプレーを開始する。

ジカ熱で初の小頭症児か=越 日刊アメーバニュース

 {ベトナム保健省は18日までに、中部ダクラク省の生後4カ月の女児が、母親のジカ熱感染による小頭症の疑いがあることを明らかにした。ベトナムメディアによると、妊娠中の感染による小頭症は同国で初めて。
 国内での検査では、女児と23歳の母親がともに陽性だった。保健省は日本の長崎大学に詳細な検査を依頼済みと説明しており、その結果を待って最終判断する見込み。
 ベトナムでは、南部ホーチミン市などで7人のジカ熱感染者が確認されている。 【時事通信社】}


18日

CDC confirms 13th case of imported Zika virus Taipei Times (台湾) 台湾、新規2例のジカ熱輸入例を確認、累積感染者数13例に
 
 タイからの出稼ぎ労働者の兄弟が入国後に発病。

  これまで台湾で確認された13例の感染者は全て輸入例とされる。:インドネシア、セントルシア、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、フロリダ、およびシンガポール。

17日

Philippines reports two new Zika cases, total at 17 now Xinhua(中国) フィリピン、ジカウイルス感染者2例を報告、合計17例に

 国内で感染した新規2例を保健省が発表。

 フィリピン国内ではジカウイルスがネッタイシマカ媒介により流行している。

16日
15日

 ジカウイルス感染後、免疫が成立、再感染は起きないことが示唆
Zika virus infection may prevent reinfection, study finds  Science Daily  (国際) ジカウイルス感染後、再度の感染が防止される、研究結果が示唆

 ジカウイルスに感染すると、ジカウイルスに対する免疫が獲得され、集団免疫が地域で確立され、再度の感染が防がれるとの研究結果が発表された。
 カンサス州立大学バイオセキュリティー研究所が中心となり、国立衛生研究所他の著明な研究施設が協力した。発表はNature Medicine

14日

13日
12日

Florida Zika cases top 1000  Fox 35 Orlando (米国) フロリダ州、ジカウイルス感染者数が1000例を超える

 フロリダ州保健局は9例のジカウイルス感染者を確認した。累積数1002となった。

 9例中8例は輸入例で、1例が州内で感染している。

 これまで1002例中104例が妊婦となっている。10%。


Zika Virus 6 Months Later JAMA: The Journal of the American Medical Association (米国医師会雑誌) ジカウイルス感染発生6ヶ月後の状況

Zika virus: The outbreak in Asia BBC News (英国) ジカウイルス:アジアに於ける流行勃発
 

11日


H5N1鳥インフルエンザ

 インドネシアの生家禽市場の作業者の血清中にH5N1鳥インフルエンザウイルスに対する抗体が高率で検出

 神戸大学と現地の研究チームによる。J.Infect.Dis.  October 15, 2016,214(8)

 2014年初期に101人の生家禽市場の作業者の血液を採取。H5N1鳥インフルエンザウイルスに対する抗体価をHI法で分析(血球凝集阻止反応)。84%で抗体が検出。
 入院既往のある作業者がいなかったことから、著者達は作業者達はウイルス感染を2013年に起こしたが特に臨床症状を起こさなかったと結論。


 管理人コメント:かってH5N1による多くの死者を出したインドネシアであるが、ウイルスが変異したのか、感染者は出ていてもかってのように致死率60%以上という怖さはなくなったのだろうか。


WHO: Zika Virus Expected to Spread in the Asia-Pacific Region  Voice of America (米国) WHO:ジカウイルスはアジア・太平洋地域へ拡大の可能性

 WHOはマニラにおける年次総会で、今後ジカウイルスがアジア・太平洋地域へ拡大する危険性が高いと発表した。
 根拠はシンガポールで数百例の感染者が出ていること、およびタイで2例のジカウイルスによる小頭症児が出生したことなどがあげられる。
 危険性ある拡大地域は、中国、日本、オーストラリア、東南アジア諸国、および太平洋の諸島。

10日


 Taiwan reports 10th imported Zika case, contracted in Malaysia Outbreak News Today(国際) 台湾、マレーシアで感染した50歳女性のジカウイルス輸入例を確認した、同国で10 例目。

 9月23日から27日の間、女性はツア-でマレーシアのサバーを旅行した。
 10月5日、女性は頭痛、部分的発疹、筋肉痛をおぼえたが、翌日に発疹は全身に広がり微熱も出てきたため、医療機関を受診し、入院。検査で9日にジカウイルス感染が確認された。

 今年度台湾では10例のジカ熱が確認されているが全て海外での感染例(輸入例)となっている:タイ2例、ベトナム2例、インドネシア1例、シンガポール1例、マレーシア1例、セントルシア1例、セントビンセントおよびグレナディーン諸島(Saint Vincent and the Grenadines)1例、米国フロリダ1例。

9日

Hurricane Matthew could kill off Zika virus as floods wash away mosquito breeding sites Daily Mail  (英国) (米国を襲っている)ハリケーン、マッシューは、大雨と洪水でフロリダ州の蚊の増殖箇所を流し去り、ジカウイルス駆除に貢献の可能性

 フロリダ州ではこれまで900例のジカウイルス感染者が確認されているが、ハリケーン、マッシューはウイルスを媒介する蚊の増殖箇所を流し去る可能性がある。
 しかしながら 残った水が環境内に蚊が再び増殖する場所を増やす結果になる可能性も懸念されている。


 ベトナムで2女性がジカウイルス感染が確認
Vietnam spots 2 more Zika patients Xinhua (中国) ベトナム、2例のジカウイルス感染者を確認、累積感染者数5人に

 ビンドン省のツアンアンに住む27歳の妊婦と、ホーチミン市に住む28歳女性。
 2人とも国外旅行の既往はなく、国内で感染したとされる。
 これで今年度確認された感染者数は5例となった。

 管理人コメント:ベトナムのジカウイルス感染者が報道で発表されるのは珍しい。感染者がチェックされる体制ができて無く(検査)、実際の感染者数は正確に把握されてないものと思われる。感染源はもちろんネッタイシマカと推定されるが。女性、特に妊婦が見つかるのは、妊娠している可能性ある女性が優先的に検査されているからと思われる。妊婦を含む女性2例の感染が確認された背景には、その100倍の感染者がいるはずと考えるのが妥当。


8日
7日


Zika Virus Strongly Linked To Deadly Guillain-Barré Syndrome In New Study Forbes (米国) ジカウイルスは生命にも関わるギランバレー症候群を引き起こしていることが強く示唆

Evidence Mounting Zika Virus Causes Paralytic Disease Voice of America  (米国) 拡大するジカウイルスが成人の麻痺性疾患(ギランバレー症候群)を引き起こす証拠が明らかに

 6日のジョーンズ・ホプキンス大学チームの研究報告参照

6日


New Zika cases reported in Philippines, Singapore Malaysiakini (マレーシア) フィリピンとシンガポールで新規ジカウイルス感染者が確認

 フィリピン政府は昨日3例のジカウイルス感染者を報告した。
 同国が公的に発表している感染者数は今年度15例となった。

 保健相によるとこれまで確認された15例の感染者は、同国内262例の疑い者の中で確認されたものと説明している。


 一方シンガポールでは新規2例の感染者が確認され、累積感染者数は400例を超えた。
 地方メディアは感染者のなかに16例の妊婦が含まれていると9月23日報道している。

 シンガポールの衛生統計では、2011年から2014年の間、小頭症は毎年出生1万例に対し5例から12例発生している。
 しかしそれ以後小頭症児が出生したという記録はない。

 管理人コメント:両国発表内容は、どこまで正しいかは疑問であるが…。


Colombian study bolsters evidence of Zika-GBS link CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症研究と政策センター) コロンビアでの研究結果はジカウイルスとギランバレー症候群の関係を強く示唆

 2015年11月から2016年3月の期間にコロンビアで診断されたGBS(ギランバレー症候群)患者68人を分析。
 患者はコロンビアの6カ所の大学病院で診断、治療を受けていた。

 97%の患者が入院時に四肢の筋力低下を訴えていて、56%が上行性麻痺(脊髄の下から上に向かって時間と共に麻痺が生じる;訳者)、50%が両側性顔面麻痺を呈していた。

 神経学的精査で78%がGBSの診断が得られ、59%が入院、濃厚治療室収容、31%が人工呼吸器に接続され、4例が死亡した。

 以下略

Hopkins researchers find further link between Zika, neurological problems in adults  Baltimore Sun (米国) ホプキンス大学の研究チーム、ジカウイルスと成人の神経障害の関係をより明確に証明

 南米コロンビアでのジカウイルス流行初期における成人のギランバレー症候群発生率がジカウイルス感染で増加していることを証明。ジョーンズ・ホプキンス大学の研究チームが New England Journal of Medicineで発表。

 これまでジカウイルスがギランバレー症候群を発生させることは知られていたが、非常に希な例であると思われていた。

 ギランバレー症候群は自分の免疫機構が自分の神経を攻撃する自己免疫疾患とされ、最悪の場合全身の神経麻痺が起きる。
 原因は不明とされているが、ウイルスや細菌感染の後に発生することが多い。
 10万人に1人から2人の発生率とされる。

 研究チームはコロンビアで2015年秋にジカウイルス感染症が流行した際に、6カ所の病院で神経障害を呈した患者68人の脳脊髄液、血液、尿を採取して、その中の42例の検体をコロンビアの主要な一カ所の研究所でウイルス検査が行われた。尿が最もウイルスを検出するには適切な検体とされているが、理由は尿中で最もウイルスが長く存在しているからである。
 17例の尿からウイルスが検出され、他の18例から血中抗体が検出された。
 患者の全例でジカウイルス感染症の2つ以上の症状が見られている。発熱、頭痛、発疹。
 ジカウイルス感染症状を呈した後4日以内に半数の患者で神経障害症状が認められた。

5日

 フィリピンではジカウイルスが国内に広がっていると保健省が発表

DOH: Zika virus endemic in PH  Rappler (フィリピン) フィリピン保健省:ジカウイルスは国内全体で流行している

 フィリピンでは既にジカウイルスおよびそれを媒介する蚊が国内全体に広がっている、と保健省が、4日発表した。

 フィリピン保健省はこれまで国内で12例の感染者が発生していると発表していた。
 発生地域への旅行注意情報は出さないとしている。理由は国内全体にウイルスとそれを媒介する蚊が広がっているからとしている。

Chinese man confirmed as first person with Zika in Henan after ... South China Morning Post (香港) 中国男性、河南省初のジカウイルス感染

 2ヶ月間中央アメリカで働いていた中国河南省の28歳男性が、帰国後9月5日にジカウイルス感染症を発症した。
 河南省保健当局が発表した。

 大陸中国では9月13日段階で数十人のジカウイルス感染者が出ているが、全て海外で感染している(広東省、江西省、浙江省、および北京)。


4日


 ジカウイルスは長期間種々の臓器に残存、サルでの実験が明らかに
Zika infects monkeys' brains and lingers in sex organs and saliva  The Verge  (米国) ジカウイルス、サルの脳に感染し、生殖器と唾液の中に長期間残存

 新研究によるとジカウイルス感染後、血中からウイルスが消えても、唾液腺、生殖器官、および神経組織に長期間存在することが、サルの実験で明らかにされた。
 
 本研究では、サルの実験ではあるが、免疫組織がウイルスを排除した後にも、上記組織からウイルスが増殖してくる可能性が示され、ジカウイルスの拡大に関する新知見となった。

 もしウイルスが成人の脳にも感染するとしたなら、ジカウイルスは我々が認識している以上に成人に神経学的問題を起こす可能性が示唆されている。


 以上は本日発行された”nature medicine"で明らかにされたことであるが、ジカウイルスに関しては我々が未だ知らない事実が多いことが示されている。

 ハーバード大学のウイルス学者であるジェームス・フイットニー(James/Whitney)がリーダーとなった研究チームが36匹のサルと、タイとプエルトリコで流行している2種類のジカウイルス株を用いて実験を行った。

 サルの免疫機構はウイルス感染5~8日後にウイルスを排除したが、ウイルスが血中から消失した3週間後に半数のサルで唾液からウイルスが少量確認された。さらにウイルスはオスサルの睾丸、前立腺、および精液中に残存していた。またメスサルでは子宮、脳脊髄液中にもウイルスは見つかった。

 研究チームがウイルス感染1週後少数のサルの脳を調べたところ、小脳の神経細胞にウイルスが感染していることが確認された。
 研究チームは、ウイルスが成人に感染した際、特に気になるような症状を呈さなくても、ウイルスが脳に感染している可能性がある、とコメントしている。

 ジカウイルスに感染した人々は予想していたよりも長期間、ウイルスを保有していて、周辺への感染の可能性があることも本研究で示唆されている。


 合衆国内で今年度21例のジカウイルス関連異常胎児が分娩

CDC: Zika virus led to 21 babies with birth defects in U.S. MassLive.com (米国) 米国CDC、ジカウイルス感染異常胎児が米国内で21人確認と発表

 合衆国内で発生したジカウイルス感染者数は3625例となり、地域内で感染が蚊により流行しているのはフロリダ州だけであるが、国外からの輸入感染症はアラスカを除く全州とコロンビア区で認められている。
 統計ではこれら地域では808例の妊婦が感染(全例の22.2%)しており、その中から21例の異常胎児が出生している(2.6%)

3日

 タイ、全妊婦をジカウイルス検査の対象にすることを考慮
Thailand Considers Free Zika Testing For All Pregnant Women Jakarta Globe  (インドネシア) タイ、全妊婦に対して無料でジカウイルス検査を考慮

 ロイター通信

 タイ保健省は国内の全妊婦を対象に無料でジカウイルス検査を行うことを考慮中と発表した。
 現在はジカウイルス感染者が発生している地域の妊婦だけを対象に検査している。これまで1000人の検査を行ってきている。

 検査は1人58ドル要するが、国内の妊婦全例に行うことの費用効果について分析中とされる。
 タイはこれまで392例のジカウイルス感染者を確認しているが、そのうち妊婦は39例(10%)とされる。一方シンガポールでは393例の感染者が確認され、その中に16例(4%)の妊婦が含まれている。

 タイでは先週、ジカウイルスに感染した2例の小頭症児の出生が確認されている。

 
 Zika virus: doctors uncertain how long babies will need to be monitored Globalnews.ca (カナダ) ジカウイルス:医師達はどの程度の期間、胎児期にジカウイルス感染した乳児を観察してゆく必要があるか?

 出生時に小頭症を呈して無くても以降、様々な神経症状が発現してくる乳児がいることは知られているが、ブラジルの医師団はいつまでそうした乳児(胎児期にウイルス感染していた)をフォローすべきか判断が難しいと主張している。
 ジカウイルスが脳内感染していたなら、いつかは何らかの症状が出てくることは間違いないとされ、それが乳幼児期なのか思春期なのか判断は難しい。
 小頭症はジカウイルスに感染した胎児が呈する症状としては氷山の一角に過ぎないとされる。

 小頭症も生下時に見られなくても、生後に現れてくる場合もある。脳の発達障害が原因で頭蓋の発達も遅れるからである。

 NIH(米国衛生研究所)主宰の会議で、ブラジルの医師団からジカウイルスに関連した多くの異常のリストが示された。

Advances toward potential Zika virus vaccine development Science Daily (米国) ジカウイルスワクチンの開発が順調に進んでいる
 
 カンサス州立大学、バイオセキュリティー研究所他の研究所が作製しているDNAワクチンが順調に実現に向かっている。
 一回の接種で長期間効果を持続すると考えられ、安価でジカウイルスに対する免疫を獲得できると研究チームではコメントしている。

2日

More Zika mosquitoes captured in Miami Beach, county says  Miami Herald  (米国) マイアミ・ビーチでさらにジカウイルス感染蚊が捕捉

 ラゴースゴルフ場近くの新規地域でジカウイルス感染蚊が捕捉されたと当局が発表。


1日

Zika virus: Thailand babies diagnosed with microcephaly Aljazeera.com (カタール) ジカウイルス:タイで2例の乳児が小頭症合併を確認

 東南アジアで初のジカウイルス感染による小頭症児の誕生とされる。
 もう1例は疑い例がいるが確定されてない。

 タイでは10万例の乳児に対し4.3例が小頭症を合併していて、世界平均の2倍の頻度とされる。

 小頭症はダウン症候群や、風疹、水痘等の感染を妊娠中に起こすと発生することがある。


9月

30日


Utah man may have contracted Zika from dying father's tears, sweat CBS News (米国) ユタ州の男性、ジカウイルス感染症で死亡した父親の涙や汗から感染した可能性

 死亡した父親のウイルス量は通常の10万倍であったとされる。
 素手で看病した息子が死亡した父親の汗や涙からウイルス感染したと医師団は考えている。


Zika Might Spread in Sweat and Tears, Doctors Warn NBCNews.com  (米国) ジカウイルスは汗や涙をから感染することもあり得る、医師団が発表

 ユタの73歳男性がメキシコでジカウイルスに感染、その後重症化して死亡。
 看病していた息子も発症。息子は国外への旅行は最近したことは無かった。

 発病した男性は前立腺がんで治療中であったが、特に体調には影響していなかった。

 医師団は息子は父親の看病中に身体に接触してウイルス感染したと判断。
 涙や汗から感染したと考えられている。


Health|CDC Advises Against Travel to Zika-Affected Countries in Southeast Asia New York Times(米国) CDC、ジカウイルス感染が発生している東南アジアへの旅行注意情報更新

 CDCは東南アジアの以下の国への妊婦の不要な旅行を延期するように勧告した。
 ブルネイ、カンボジア、東チモール、インドネシア、ラオス、マレーシア、モルディブ、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム

29日

 米国CDC、ジカウイルスページから   { 合衆国内ジカウイルス感染者数、妊婦の感染者が多い}

 大陸合衆国におけるジカウイルス感染者数とその中に占められる妊婦の数がCDCのジカページに公開されている。
 米自治領のプエルトリコなどのデータは含んでいない。統計が正確でないことによる。
 9月中旬に米国の感染者の22%は妊婦。この749人中80人前後が異常胎児を宿している可能性があるが、30%とする意見もある。
 これからどれだけの感染者が出るのか、それに比例して妊婦の感染者、そして異常胎児が増えてゆく。
 米国CDCは必死であるが、拡大を食い止められる可能性は明確でない。冬期間、さらに来年度もウイルスは拡大し続ける。
合衆国内感染者数 3358人
合衆国内妊婦感染数 749人 (22%)
  報告日 2016/9/15,21

State confirms first Connecticut case of domestically-acquired Zika FOX 61  (米国) コネティカット州、初の米国内感染ジカウイルス感染者を確認

 フロリダで感染。
 同州ではこれまで検査で85人が陽性となっている。そのうち妊婦が5人とされる。(6%)
 米国CDCによると米国内で3358例の感染がこれまで報告されている。


28日


Thailand rules out Zika link in 2 microcephaly cases; investigating 2 ... Channel NewsAsia (シンガポール) タイ、2例の小頭症疑い例を除外

 4例のジカウイルス感染疑い乳児がタイで確認されていたが、そのうち2例はウイルス検査で陰性だったと保健当局は発表した。残りの2例は未だ検査中とされる。


Zika Vaccine Enters Clinical Trials JAMA: The Journal of the American Medical Association (米国医師会雑誌) ジカウイルスワクチンが臨床試験に

 米国国立衛生研究所(NIH)機関である、感染症とアレルギー研究所(NIAID)が開発したジカウイルスワクチンの臨床試験第一相が開始された。

 3カ所の地域で少なくとも80人の18歳から35歳のボランティアを対象に行われた。
 開発したDNAワクチンはジカウイルスが混入していないから、感染源とはなり得ない。
 
 ワクチンには、ウイルスDNAが組み込まれたプラスミドが含まれ、それをウイルス様粒子に入れ、その粒子が免疫反応の場でジカウイルス蛋白を合成して免疫細胞に認識させ、ジカウイルス中和抗体(液性抗体)と細胞性抗体(Tリンパ球抗体)が産生される。


Zika virus has many Americans rethinking fall travel to Florida Fox News  (米国) ジカウイルス流行のため多くの米国人はフロリダ州への旅行を避ける傾向にある

 大手保険会社の調査によると、秋から冬にかけての旅行地としてフロリダ州を避けている米国人が、例年に比較して15%も減少しているという。


27日

Four suspected Zika microcephaly cases in Thailand  CIDRAP (ミネソタ大学、感染症研究と政策センター) タイでジカウイルス感染に起因すると考えられる小頭症児4例が確認

 3例が小頭症を疑われる新生児で1例が死産した小頭症疑い例。
 タイでは33例の妊婦がジカウイルス感染地域に住んでおり、死産例はそのうちの1例。

 シンガポールのジカウイルス感染例は393例となった。

Doctors Brace for Zika Babies New York Times  (国際) プエルトリコ医師団、ジカウイルス感染乳児誕生に備える

 プエルトリコでのジカウイルス流行が大きくなってから数ヶ月、妊娠初期に感染した妊婦が出産の時期を迎えている。
 医師団は出生異常乳児の対応に備えている。


ジカ熱「流行地域から帰国後、性行為に注意する期間」半年に延長 FNN

 {ジカ熱のガイドラインで、「流行地域から帰国後、性行為に注意する期間」を、半年間に延長した。
厚生労働省は、ジカ熱感染拡大を防ぐため、これまで「流行地域から帰国した男女は、症状の有無にかかわらず、最低8週間、性行為を控えるか、避妊具を使用すること」を推奨してきたが、9月、WHO(世界保健機関)が勧告を見直したことを受け、注意する期間を「最低6カ月」に延長した。
ジカ熱をめぐっては、9月23日、中南米の流行地域から帰国した男性の陽性が確定し、2016年2月の流行以降、国内での感染者は9人となっている。 }

 管理人コメント:国際的には一ヶ月以前から勧告されていた。詳細はこれまでの情報を参考に。


26日


フィリピンで初の妊婦派感染  International Business Times, Singapore Edition  シンガポール

 フィリピン保健省は9月に入って12例のジカウイルス感染者を確認したと発表した。
 そのうちの1人は妊娠19週の女性とされる。


【ジカ熱】 流行後9例目の感染を確認 都内の30代男性 産経ニュース

 {厚生労働省は26日、ブラジル以外の中南米地域に渡航歴のある東京都内の30代男性がジカ熱に感染していることが確認されたと発表した。現地で蚊に刺され、感染したとみられる。中南米で流行が拡大した昨年5月以降、国内で感染が確認されたのは9例目。

 厚労省によると、男性はブラジル以外の中南米の流行国に約1週間滞在し、今月16日に帰国。22日に発熱や発疹、筋肉痛などの症状が出たため医療機関を受診し、23日に陽性が確定した。現在は自宅療養中だが、熱も下がり、容体は安定しているという。}


妊婦ジカ熱感染で新生児3人が小頭症発症か バンコク週報  (タイ)

 {妊婦がジカ熱に感染すると小頭症の子どもが生まれるリスクが高まるとされているが、新生児3人が頭部が通常より小さく、保健当局が現在、ジカ熱による小頭症か否かを確認する作業を進めている。

ジカ熱の感染が確認されている地区は保健当局によってジカ熱監視ゾーンとされているが、3人はゾーン外で生まれたという。

また、保健省疾病対策局のアムヌアイ局長が9月24日に明らかにしたところによれば、ゾーン内に住む妊婦33人のうち1人については、超音波検査で胎児の頭部が小さいことが判明しており、ジカ熱感染の影響ではないかと疑われている。

なお、新生児3人に関しては、生まれて初めて頭部が小さいことがわかったとのことだ。小頭症は大脳が十分に発達せず、知的障害を伴うことが多いとされる。}

 管理人コメント:小頭症の診断は難しいこともあるようだ。頭囲が異常に小さければ可能性が高い。CT検査によって確認されるだろうが。
 しかし疑問がいくつか残る。妊娠10ヶ月で出生したとしたなら、数ヶ月前に母親は感染したことになるが、それも3例だとしたなら、数ヶ月前にはタイでは100人以上は感染者がでいたことになる。もしそれが事実としたなら、現在は相当な感染者が出ている可能性がある。公式には300人を超えたことになっているが。


25日

14th Zika virus infection in South Korea Business Standard  (国際) 韓国で14例目のジカウイルス感染者が確認

 保健当局が24日発表。
 34歳男性が9月8日~16日の間にタイで蚊から感染したと考えられている。

 韓国人で感染した10例は、東南アジア(フィリピン、ベトナムなどの東南アジア)で感染、4例は中南米で感染したと考えられている。


MOH confirms 16 pregnant women to be infected with Zika virus The Online Citizen  (シンガポール) シンガポール、保健省発表によると16例の妊婦がジカウイルスに感染

 16例の妊婦がジカウイルスに感染しているが、主治医達が医学的心理学的にサポートしている。
 ジカウイルス感染は蚊を介する以外にも性行為で感染する例がある。

 最近の研究によるとウイルス感染した妊婦が小頭症児を出産する確率は1~13パーセントとされる。

 国立環境省はこれまで387例の感染者を確認している。

 今後出生児の状況を疫学的にフォローするシステムを構築する必要があると、保健省では表明している。


23日


Culex mosquitoes do not transmit Zika virus, study finds Science Daily  (国際) イエ蚊はジカウイルスを媒介しない、研究報告

 最も普通に見られるイエ蚊がジカウイルスを媒介することはないと、カンサツ州立大学バイオセキュリティー研究所が研究結果を発表した。

 対象としたのはフロリダ州を含む国中のイエ蚊族の蚊である。

 イエ蚊族の蚊はジカウイルスを媒介しない。これは非常に重要な発見である。このように研究チームは語り、” journal Vector-Borne and Zoonotic Diseases ”に発表した。

 ジカウイルスを媒介しないイエ蚊対策に時間を浪費する必要がない、とチームでは言っている。
 これまでは多く生息するイエ蚊がジカウイルスを媒介するのか不明だった。
 米国CDCではネッタイシマカとヒトスジシマカ(黒と白のスジ模様)がジカウイルスを媒介するとしている。
 イエ蚊は茶色で、ウエストナイル熱ウイルスや日本脳炎ウイルスを媒介し、屋外に生息している。
 一方ネッタイシマカとヒトスジシマカは室内や家周辺の植物を植えているトレーや古タイヤや排水路にたまった水の中で増える。


22日

 民間ジカウイルス検査サービスが拡大
Quest Diagnostics debuts new test service for Zika virus CNBC  (米国) ケスト・ダイアグノスチクス社、新ジカウイルス検査サービスを発表

 米国ケスト・ダイアグノスチク社は、米国CDCが開発したジカウイルステストキットを用いて、ジカウイルス検査サービスの内容を21日発表した。

 ジカウイルス抗体を検出する同キットはFDAにより緊急使用用に承認されているCDCは同社の他にいくつかの研究所に使用ライセンスを発行していて、米国なのジカ緊急状態に対応している。

 ケストダイアグノスチク社は、米国内に2300カ所の患者サービスセンターを持ち、そのうち260カ所がフロリダ州にある。
 
 また多くの健康管理施設は、ジカウイルスを懸念する人々の血液を集めて、オフィスでケスト社のキットで検査が可能となる。
 同社は毎年、米国内の医師達と病院の半分にサービスを提供している。


21日

Well|Want a Zika Test? It's Not Easy New York Times  (米国) ジカウイルステスト、簡単には受けられない

 テストキットの数から、CDCガイドラインで定められた感染疑い者しかテストを受けることはできない。
 テスト希望者の増加から民間検査所での受け付け量が増加の一途をたどっている。

 そうした現状が詳細に取材されている。


20日

 フィリピンでジカウイルス感染者6例
6 new Zika virus cases confirmed in PH – DOH Inquirer.net  (フィリピン) フィリピンで6例のジカウイルス感染者が確認、本年度計9例に

 フィリピン保健省が新規に6例のジカウイルス感染者を確認したと発表。
 9歳から49歳。6例が女性。
 6例は国外への旅行既往はなく、蚊による感染と推定されている。


19日
18日


 韓国男性、フィリピンでジカウイルス感染
13th Zika virus infection confirmed in Korea koreatimes (韓国) 韓国で13人目のジカウイルス感染者が確認、フィリピンで感染

 28歳韓国人男性がフィリピン旅行から帰国した後ジカウイルス感染を発症した。
 フィリピンへは9月2日~13日の間滞在。帰国後発病し9月17日に検査でジカウイルス感染が確認された。


Zika virus: Miami Beach transmission zone triples CNN  (米国) ジカウイルス:マイアミ・ビーチ発生地域が3倍に拡大

 フロリダ州は16日夜に、ジカウイルス発生地域が3倍に拡大したことを発表した。

17日

 台湾男性、ベトナムでジカウイルスに感染
Taiwanese man contracts Zika virus after returning from Vietnam The Borneo Post  (ボルネオ) 台湾男性、ベトナムから帰国後ジカウイルス感染症を発症

 ベトナムの南部の省に8月28日から9月4日まで滞在していた63歳男性が台湾に帰国後、9月6日から発熱、8日に入院、検査でジカウイルス感染が確認された。
 台湾男性が滞在していた地域の調査が行われている。

 管理人コメント:ベトナムでは公式にジカウイルス感染症が発生しているとの情報は出されてない。しかしタイ、マレーシアなどでネッタイシマカを介した感染者が増えている現在、ベトナムでも感染者は多く存在していると考えられる。


Zika found in eye fluid in study Medical Xpress  (国際) ジカウイルス、成人感染者の目の周辺の液体に存在

 中国広東省の研究チーム。
 南アメリカで感染した成人6人を対象に、眼瞼結膜の液体を採取してジカウイルス検査をおこなったところ、ウイルスのRNAが検出。
 涙は涙腺から分泌されるが、眼瞼結膜の液体には眼球内からの分泌物が含まれる。

 目からジカウイルスが感染するか、さらに結膜の液体を検査に使用できるのかは不明。


 タイでのジカウイルス感染者増加の一途、観光客への感染が懸念
Thailand discloses 200 Zika virus cases, says tourism may take a hit International Business Times (国際) タイ、ジカウイルス感染者数200例を超える、観光客への感染が増加する可能性

 タイで、今年1月からのジカウイルス感染者数が200例を超えた。
 最近3週間、週に20例の感染者が確認されている、と公衆衛生省では発表している。

 シンガポール、ジカウイルス感染者増加
Singapore: Zika virus cases hit 369, new cluster found in Sengkang International Business Times, Singapore Edition (シンガポール) ジカウイルス感染者369人に増加、新たな感染地域が確認

 シンガポール保健省は16日、新たに14例のジカウイルス感染者を確認して、感染者の総計は369人となった。
 また新規に感染地域が確認され、集団での発生が確認された。

16日

Zika strain in Singapore confounds experts CIDRAP (ミネソタ大学感染症情報センター) シンガポールの流行ジカウイルス、専門家を困惑

 シンガポールのジカウイルス感染者数は356例となっている。

 ジカウイルス感染者の目周辺の液体からジカウイルス遺伝子(RNA)が検出-中国チーム
Zika Virus Found in Eyes of Adult Patients, Study Finds ABC News  (米国) 成人ジカウイルス感染者の目周辺の液体からジカウイルスが検出

 中国広東省のチーム。
 米国で感染した6人を対象に眼球周辺の液体をを検査。全員からジカウイルスの遺伝子(RNA)げ検出された。


 管理人コメント: 涙との表現はないが、涙は涙腺からでるが、調べた液体は眼球周囲とされ、眼球から感染しているウイルス遺伝子が涙に混ざって検出されたのだろうか。


15日

Number of Zika cases jumps to 41 swissinfo.ch (スイス) スイスのジカウイルス感染者数が41例に

 過去4ヶ月、感染者数は以前の150%となり、9月第一週では4例が確認されている。
 確認されてない例数も多いと考えられ、実際の数は多いと想定。

 蚊による感染か性行為による感染か不明。

 *輸入感染症なのか明記されてない(訳者)


North Korea: Flood Rescue Operations Underway Voice of America (米国) 北朝鮮:洪水災害地域救援中

 8月30日に起きた洪水による大災害に対して20万人の人々が救援にあたっている。
 140人が死亡し、400人以上が行方不明となり、数万人の人々が家を失った。

 14万人もの人々に緊急援助が必要となっている:家、家財道具を失った。6万人もの人々が飲料水を求めている。
 学校などの施設は流れてしまい跡形もpない。

14日


 日本国政府、核実験制裁と洪水による大災害の人道支援を混同
北朝鮮洪水支援せず=核実験理由に-岸田外相 時事通信

 {岸田文雄外相は14日の衆院外務委員会で、洪水被害を受けた北朝鮮への支援について「核実験や弾道ミサイル発射は従来とは異なるレベルの脅威になっている。このような状況を踏まえれば、現時点で支援を行う考えはない」と述べ、核実験などを理由に支援に慎重な姿勢を示した。生活の党の玉城デニー氏への答弁。



 
 管理人コメント;岸田文雄外相は14日の衆院外務委員会で、洪水被害を受けた北朝鮮への支援について「核実験や弾道ミサイル発射は従来とは異なるレベルの脅威になっている。このような状況を踏まえれば、現時点で支援を行う考えはない」と述べ、核実験などを理由に支援に慎重な姿勢を示した。生活の党の玉城デニー氏への答弁。
 
 管理人コメント;岸田外相は日本国民の代表のはずだが、政府の勝手な解釈を我々国民の考えとして伝えるべきでない。現時点で支援を行う考えはない、という支援は誰に対する支援なのだろうか?ものすごくがっかりする。米国人はアジア人を対等に扱っていないだろうが、我々日本人は、北朝鮮の罪なき同胞を支援すべきなのだが。支援物質は幹部達に横取りされるからという問題も提起されているが、世界の世論に向けて我々日本人の東洋的倫理観を示すべきと思う。将来のためにも北朝鮮の人々を救おうじゃないですか。


WFP: Food Aid Reaches 140000 Hit by Floods in North Korea Voice of America (米国) WFP(国連世界食糧計画):北朝鮮の洪水被害で14万人が食糧支援の必要

 洪水により14万人が食料支援が必要な状況にあるが、今後冬に入るとさらに食糧不足が深刻になるとWFPは伝えている。
 北部の地域で起きた洪水は、八月末と九月初めにあった豪雨がもたらした。

 14万人以上が被害を受けているとされるが、さらに洪水の起きた地域が把握されると、被害者数は増えると考えられている。
 洪水で家屋を失った人々は早急に避難施設、飲料水と医療、そして食料が求められている。

 133人が死亡し、395人が行方不明となっているとされる。

 「村全体が流され、家族達は家屋の他、台所、家畜など全てを失っている。洪水は収穫時期直前に起きた」、とWFPの北朝鮮代表が語っている。

 国民全体の70%が食糧不足に陥り、蛋白、脂質、ビタミン、電解質の不足は顕著である、とWFPではコメントしている。
 家族達は当期間中支援を必要としているとWFP代表は語っている。

13日

 北朝鮮で大洪水から多数の死者と10万人を超える住民が住居を失う
North Korea floods a 'major, complex disaster', Red Cross says ABC Online (オーストラリア) 北朝鮮の洪水は重大な複合的災害、国際赤十字発表

 北朝鮮は大洪水を経験しているが、大きな複合的大災害となっていて、多くの死者と10万人以上の住民が住居を失っていると、国際赤十字の北朝鮮代表者が発表し、迅速な国際的支援を求めている。


Zika virus: Only a few small outbreaks likely to occur in the continental US The Conversation US (米国) ジカウイルス:合衆国では小さな流行がいくつか起きる可能性

Zika is an STD: Why are we not calling it one? CNN (米国) ジカウイルス感染症は性感染症(STD)である。なぜみんなSTDと呼ばないのか?


12日

40代女性がジカ熱発症=ベトナムから来日、流行後8人目 時事通信

 {厚生労働省は12日、ベトナムから日本を訪れていた外国籍の40代女性がジカ熱を発症したと発表した。昨年の流行開始後、国内では8人目。
 厚労省によると、女性は今月8日に来日し、発疹や頭痛があったため9日に東京都内の医療機関を受診。検査の結果ジカ熱と判明した。現在は発疹などの症状はあるものの、状態は安定している。日本では蚊に刺されていないという。}

11日


 シンガポール、ジカウイルス感染者数が318例に
Singapore Zika virus cases hit 318, new breeding habitat found in Circuit Road area International Business Times, Singapore Edition  (国際) シンガポール、ジカウイルス感染者数例に、新規発生地域が確認

 新規14例が10日に確認され、総感染者数が318例になった。シンガポール保健省が発表。


 バンコクでジカウイルス感染者が多数確認
Zika virus hits Bangkok Bangkok Post (タイ) バンコクでジカウイルス感染者、多数確認

 バンコクの”Sathon central business ”地区21例のジカウイルス感染者が確認された。
 当局は周辺の地区で可能性ある感染者を調査している。

 2012年~2015年に年間平均5例のジカウイルス感染者がタイでは確認されていた。

Immunity May Protect People In Southeast Asia From Mosquito-Borne Zika Virus Tech Times  (米国) 東南アジアでのジカウイルス流行は、人々の保有している免疫で拡大が抑えられる可能性

Zika aerial spraying in Miami completed despite health concerns CNN  (米国)人への健康被害の懸念の中、カイアミ・ビーチでの殺虫剤空中散布が終了

Florida starts aerial spraying for Zika virus in Miami Beach CBS News  (米国) フロリダ州、マイアミ・ビーチでのジカウイルス駆除のために殺虫剤空中散布を開始


10日

9日

Zika doubled devastating birth defects in Brazil CNN (米国) ブラジル統計:ジカウイルスの破壊的胎児障害が倍増化していることを確認

 Brazil's Oswaldo Cruz Foundationの発表による。2008年から2016年2月までのデータ。
 2014年中央から増加し始めた。ジカウイルス感染症がブラジルで注目される1年以上前である。

 胎児障害の他、ギランバレー症候群、脳炎、脊椎炎、脳髄膜炎等も倍増していた。

 
8日

Zika: No evidence showing differences in severity between Asian ... TODAYonline (シンガポール) ジカウイルス:アジア株と南米株の間に病原性の差を示唆する事実はない

 シンガポール保健省とA*STAR は、現在シンガポールで流行しているジカウイルスは、1960年代から発生しているジカウイルスと類似していて、当時のウイルスはその後2013年フランス領ポリネシアへ広がり、その後2015年南米に広がったとされる。

 「最近、各研究結果などから、現在のシンガポールで流行しているジカウイルス株と南米株の間に病原性に差があるという証拠は得られていない」、そのように当局では説明している。


Singapore Zika virus cases hit 283; new cluster found at Elite Terrace International Business Times (国際) シンガポール、新規に8例のジカウイルス感染者を確認、総計283例に、新規クラスターが確認


  少々遅れたが朝日もリオ帰りの人々の性行為制限期間について報道
 「半年間は避妊を」 ジカ熱地域からの帰国者にWHO    朝日新聞

 {世界保健機関(WHO)は6日、ジカウイルス感染症(ジカ熱)の流行地域から帰国した男女に対して、半年間は、コンドーム使用などによる「より安全な性行為」を実施するか、性行為そのものを控えるように勧告した。これまでは男性対象に8週間だった。

 WHOは、リオデジャネイロ五輪やパラリンピックの参加者もこの勧告の対象になるとしている。

 ジカウイルスの感染は、新生児の小頭症などとの関わりが強く疑われている。また、性行為による感染拡大の危険性もある。

 一方、ウイルスが精液に残存する期間がわかっていないなど、性行為による感染拡大の詳しい仕組みはまだ解明されていない。そのためWHOは今回、期間延長と併せ、勧告の対象を女性にも広げた。ジカ熱は中南米のほか、東南アジアでも感染が広がっている。}


 管理人コメント: 五輪で一週間以上リオ滞在した人々のジカウイルス感染率調査が行われている思うが
データは出ていないのだろうか。

 五輪期間に診療所を訪れたジカウイルス感染を疑わせる患者は出なかったされるが。

 米国チーむの多くは協力的で、リオを去る前と帰国して1週間後に検査を受けているはず。
 血中、尿、精液(男子) 生殖器から分泌液、唾液内なののウイルスの存在、血中ウイルス抗体。

 帰国者は6ヶ月間のSafety Sexgが勧められる。膣内性交、肛門内性交、口腔内性交(’フェラチオ)などは、全てコンドーム使用となる。

7日

 流行地域から戻った人々は6ヶ月間、安全な性行為、または行為を控えるべき、とWHOがアドバイス

「半年は安全な性行為を」=ジカ熱流行地から帰国後-WHO 時事通信

 {世界保健機関(WHO)は6日、ジカ熱の流行地域から戻った人に対し、症状の有無にかかわらず、6カ月間はコンドームを用いるなどの「より安全な性行為」を心掛けるか、性行為を控えるよう呼び掛けた。

 これまでは「少なくとも8週間」だったが、WHOは「性行為を通じた感染が想定よりも多い」と指摘。ウイルスが精液に長期間残るという分析結果も出てきたため、警戒を強める判断に至った。 

 ジカ熱感染は主に蚊が媒介して起き、ブラジルなど中南米のほか、最近は東南アジアで広がっている}


Health|WHO Clarifies Advice on Sex and Pregnancy in Zika Regions New York Times  (米国) WHO、ジカウイルス流行地域におけるセックスと妊娠に関する注意事項を明確にした

 WHOは6日、再度、ジカウイルスの性行為感染に関して注意内容を明確にした。

 流行地域に住むカップルは避妊が容易であるべきこと、また妊娠することに関してカウンセリングを受けることができること、を明確にした。(couples living in areas where it is circulating should be offered contraception and counseling to help decide whether to become pregnant.)。


 またWHOは流行地域を旅行した男性と女性は、6ヶ月間は安全な性行為または行為を避けるべきとした。
 6ヶ月間という期間は精液中にウイルス遺伝子が6ヶ月後にも検出されたという事実に基づく。
 しかしながらそれら遺伝子からウイルスが増殖するか否かは不明とされる。

 確認された事実では男性が感染2ヶ月後にパートナーにウイルスを移している。
 WHOはカップルにとっての安全期間の最大期間である6ヶ月間(危険期間の3倍としている:訳者)、安全な性行為が推奨されるとしている。
 なお無症状感染者からもウイルスが感染することは明確になっている。

 安全な性行為とは、ウイルスがパートナーに感染しない方法を意味する。粘膜が接触する行為は避ける(訳者)。

 管理人コメント:国内ではこの問題に関してあまり触れてないが、リオ五輪帰りの人々にアドバイスはされているのだろうか?報道を見る限り一切触れられていないが。


Channel NewsAsia - Singapore Zika cases hit 275; new potential cluster at Bishan found Gov.sg (press release)  (シンガポール) シンガポールのジカウイルス感染者数が275例に

 9月6日の時点でシンガポールの感染者数は、17例増えて275例になったと当局が発表。


 ジカウイルス、目で増殖の可能性
Zika's persistence in the eye may play a role in spreading the virus, study finds Washington Post  (米国) ジカウイルスが目に長期間存在、それがウイルスの拡大の原因となる可能性

 マウスでの実験。ジカウイルス感染したマウスの目にウイルスは長く存在し、涙からもウイルスRNAが検出される。

 目がウイルスの増殖場所となっている可能性が指摘されている。
 さらに涙に含まれるウイルスが感染拡大の原因となることも推定。

 先にユタ州で海外から帰国した男性が家庭で介護を受けていて死亡し、介護に関係した家族が感染した事例が報告されているが、体液を介して感染したことが推測されTれいる。

 これまで確認されたジカウイルス感染後、ウイルスが存在する体液:血液、汗、唾液、精液、女性の生殖器分泌液、尿、

 角膜中にウイルスが存在している可能性があることから、角膜バンクでの対応に問題が生じる可能性がある。


Zika virus may persist in eyes: Disease may spread from infected eyes Science Daily  (米国) ジカウイルスが眼球内に長期間存在している可能性。ウイルスが感染した目から拡大する可能性が示唆

 ワシントン大学の研究チーム。


6日

 妙に少なすぎるタイでのジカウイルス感染者数
Two women in Bangkok infected with Zika virus The Nation  (タイ) バンコクで2例のジカウイルス感染妊婦を確認

 バンコク保健局によると、バンコクでは本年1月から9月4日まで8例のジカウイルス感染者を確認しているが、その中には2例の妊婦が含まれている。
 妊婦の1人はすでに分娩を追えているが、生まれた新生児は現在のところ健康とされる。

 管理人コメント;妊娠妊婦が2例含まれているなら、感染者数は数十名になるはずであるが、8例の感染者しか確認していないという状況は、バンコク(タイ)でのでのジカウイルス感染者は何人出ているか想像を超える。


5日


Singapore says will no longer isolate Zika patients Reuters  (国際) シンガポール、今後ジカウイルス感染者を隔離しないと発表。すでに市内全体にウイルスが広がっている

 シンガポール保健省は今後ジカウイルス感染者および疑い者を隔離しないと発表。蚊が媒介するジカウイルスはすでに市内全体に広がってしまっていることが理由。

 ウイルスは市内に定着してしまった。副保健大臣がそのように表現している。

 声明文で、ウイルスを媒介するネッタイシマカはすでに存在していること、多くの感染者は症状を出さないこと、等から感染者を隔離する効果はほとんど無いと考えられる、としている。

 またシンガポールで発生している感染者の症状は軽く、感染が確認された患者は医学的に問題が無い限り入院の必要はないとしている。

 シンガポール政府は、シンガポール人が症状を呈した場合のジカウイルス検査は無料としている。


Singapore's Zika cases send warning signal to Asia  CNN  (米国) シンガポールのジカウイルス拡大はアジアへの危険信号

 ちょうど1週間で242例のジカウイルス感染者がシンガポールで確認された。
 この感染者数増加の速度はアジア全体へ感染が急速に広がる可能性が出てきている。

 最近の研究ではアジアとアフリカで26億人がジカウイルスに感染する危険性があるとされる。
 なぜウイルスがシンガポールで急速に広がったのかは不明である。しかし多くは地域でネッタイシマカを介して感染していると考えられている。

 3日、シンガポール保健省は2例の感染者から分離したウイルスが、以前から東南アジアで感染をしてきているジカウイルス株で、南アメリカの株とは異なっていると発表した。
 マレーシアでは3日に国内で感染したと考えられる初の事例を確認したが、当局はさらに多数の感染者が出てくると予想している。

 シンガポールはアジアで唯一のジカウイルス感染国ではない。タイではすでにこの3ヶ月間に広く感染が拡大している(ヨーロッパCDC)。




27 new cases of Zika virus infection, with Joo Seng Road as potential new cluster  The Online Citizen  (シンガポール) シンガポール、さらにジカウイルス感染27例が確認、合計242例に

 保健省発表。
 新規クラスター(集団発生)が発生している可能性。


4日


 シンガポール、ジカウイルス感染者増加。ウイルスはアジア株でさらに変異した株

Zika Virus in Singapore Likely Evolved From Southeast Asia Bloomberg  (米国) シンガポールで感染拡大しているジカウイルスは東南アジアで進化した株の可能性
 内容は下記と同じ。

Singapore says confirms 26 more local transmission Zika cases Daily Mail  (英国) シンガポール、さらに26例のジカウイルス感染者を確認、感染者合計215例

 3日、シンガポール環境省は保健省と合同でジカウイルス感染者がさらに26例確認され、感染者数が215例となったことを発表した。26例中24例はこれまで発生している地域からの発生であるが、2例は新規の発生地域とされる。

 保健省と環境省はさらにこれまでの集団発生した中の2例から分離されたウイルスの遺伝子分析から、ウイルスはアジア株であり、以前の株が進化(evolve)したものであると説明している。(変異が正しい表現?:訳者)。すなわち南アメリカのウイルスとは別系統とされる。

Malaysia will see more Zika cases, warns Health Minister New Straits Times Online  (シンガポール) マレーシア保健相、同国でジカウイルス感染者が増える可能性が高いと警告

 マレーシアで国外に出た既往がない男性がジカウイルスに感染したことを受けて、マレーシア保健相は、マレーシア国内にはすでにジカウイルスを感染する蚊が発生しているとし、今後感染者が増えると警告した。

 保健省ではウイルスがどこから来たかについて明確にしてないが、保健相はすでにウイルス感染した人が国内にいて、そこからウイルス感染した蚊が周辺にウイルスを拡大している可能性が高いとFacdbookでコメントしている。

 男性はマレーシアのボルネオ島に居住しているが、同島の南部はインドネシア領土となっており、今後インドネシアでも感染者は出てくると予想される。


No new cases of Zika connected to the Olympics, WHO says Washington Post  (米国) リオ五輪に関連したジカウイルス感染者は出ていない、WHOコメント

 WHOによると五輪の期間中、およびその後、ジカウイルスに感染したという報告は出ていないとされる。
 9月7日から開催されるパラリンピックでも感染者はでないだろとコメントを出している。

ブラジルでのジカウイルス感染症は冬期間に入り、ウイルスを伝搬する蚊の多くは死滅、または他の地域へ移動したと考えられる。
 ブラジルでは感染者は急減しているが、他の地域では感染する機会が増えている。

Malaysia reports second case of Zika virus Asian Correspondent  (マレーシア) マレーシア、2例目のジカウイルス感染者を報告、国内で感染

 61歳男性。ボルネオ在住。
 国外への旅行歴がないことから国内でネッタイシマカに刺されて感染したと推定。
 保健省は患者周辺の人々についても検査中。

 8月27日に発熱。30日に近くの医院を受診。
 症状が悪化したため、翌日クイーン。エリザベス病院2を受診。発熱、筋肉痛、下痢が続いた。
 検査でジカウイルス感染が確認された。


3日

 シンガポール、ジカウイルス感染者数189例に

38 new cases, 4 not from existing clusters The New Paper  (シンガポール) ジカウイルス感染者38人が報告、4人は新たな地域で発見

 昨日昼の時点で38例の新規ジカウイルス感染者が報告され、総感染者数は189例となった。
 4例はこれまでの発生場所以外とされるが、詳細は報告されていない。

 1日の時点で蚊の生育場所55カ所が見つかり破壊除去された;30カ所は家庭内、25カ所は住民の共有場所など。

Singapore reports 38 new Zika cases CCTV  (中国中央テレビ) シンガポール新規ジカウイルス感染者38例を報告

 2日、シンガポールは新たなジカウイルス感染者38例を報告し、同国での総感染者数は189例となった。

 保健省によると新たな感染者の中には、これまで発生していた地域外の人々も含まれている。
 最初に発生した集団外から毎日のようにジカウイルス感染者が出ている。
 シンガポールはアジアで唯一感染が広がっている国で、すでに2例の妊婦んも感染が確認されている。


Zika virus is spreading and remains global emergency, according to the WHO Washington Post  (米国) ジカウイルスは拡大している、世界的緊急事態は続いている、WHO

 WHOは9月2日、ジカウイルスは未だ世界に拡大していて、胎児に対する破壊的病原性に関しての情報不足は世界の健康危機を形作っている、と声明を出した。

 今週専門家会議が開かれたが、問題点として最近の流行の発源地であるブラジルで2000例近い小頭症と他の脳発達異常が見られているのに、コロンビア等では18000人以上の妊婦の感染が起きているにもかかわらず、異常胎児の報告は数十例程度であることがあげられている。

 研究者達はジカウイルスの胎児への障害に他の因子、すなわち遺伝的要因、環境汚染および他の病原体が同時に感染しているなどを調査する必要をあげている。

2日

Cuba reports remarkable success in containing Zika virus Washington Post  (米国) キューバ、ジカウイルス対策に顕著な成功を収めつつある


 半年前、キューバのラウロ・カストロ大統領はジカウイルスとの戦いを宣言した。

 そして現時点で自国の蚊から感染者は3例で、他の感染者30例は国外で感染したものである。

 国全体に軍隊が配置され濃厚な蚊スプレー対策、感染者モニターリング、感染者の早期隔離などで、国内における感染の拡大を防いでいる(患者を隔離することで、蚊がウイルスに感染することを防ぐことができる)。

 また家庭医を中心とした無料医療制度も特筆される。
 医療は予防医学と母子保健に焦点が合わせられている。

 キューバ周辺国が感染拡大を抑えきれなかった中、キューバがどこまで感染拡大防止に成功するか国際世論は注視している。


1日

シンガポールのジカ熱患者115人に 感染経路不明  朝日新聞


 {シンガポールの保健省によると、8月27日に同国初のジカウイルス感染症(ジカ熱)の国内感染が確認されて以降、31日までに感染者は完治した人も含めて計115人に達した。感染経路は特定できておらず、これまで感染者が集中していた地区以外にも広がりつつある。

 シンガポール中心部アルジュニード地区。8月28日に40人の大量感染が確認された住宅街では蚊を駆除する措置がとられたが、感染地域は同国東部へと拡大。保健省は31日夜、新たに妊婦1人を含む33人の感染を確認したと発表した。

 感染者はジカ熱が流行する中南米などへの渡航歴がなく、全員が国内で感染したとみられている。在シンガポール日本大使館によると、31日時点では、居住する約3万7千人の日本人に感染者が出たとの報告は入っていないという。

 ジカ熱は妊娠中の女性が感染すると、頭部が先天的に小さい子どもが生まれる恐れがあるとされる。保健省は蚊の駆除地域を広げる方針を決め、国内すべての妊婦に対し、発熱があれば受診するよう求めている。

 日本の厚生労働省も29日、シンガポールをジカ熱の流行地域に指定し、妊婦らに可能な限り、渡航を控えてほしいと呼びかけている。米疾病対策センター(CDC)や英国、オーストラリア、韓国、台湾も妊婦らにシンガポールへの渡航延期を勧めている。}


Zika virus: First pregnant woman in Singapore diagnosed with disease as cases soar past 100  ABC Online (オーストラリア) シンガポールで妊婦のジカウイルス感染が確認

 ジカウイルス感染者が多数発生しているシンガポールで計115例の感染者が8月31日まで確認された。
 その中に妊婦が一例含まれていることが当局から発表された。
 今後妊婦は専門医のコンサルトを受けながら、健康状態と胎児の状態がエコーでフォローされるという。


China says 21 of its nationals in Singapore infected with Zika Channel NewsAsia (シンガポール) シンガポールでのジカウイルス感染者中に21人の中国国籍が含まれている

 シンガポール中国大使館にシンガポール当局が連絡。

Malaysia Reports 1st Zika Case Imported From Singapore New York Times  (米国) シンガポール帰りのマレーシア人女性がジカウイルス感染発症

 マレーシア保健省が発表したところによると、58歳のマレーシア人女性がシンガポールから帰国後ジカウイルス感染を発症。
 帰国1週間後発疹が出現し、尿でジカウイルス感染が確認された。また同省は女性の娘もシンガポールで検査を受けているがウイルスは陽性とされる。


Six Bangladeshi nationals among those infected with Zika virus in Singapore The Straits Times  (シンガポール) シンガポールでジカウイルス感染を受けた中に6人のバングラデシュ人が含まれていることが、バングラデシュ当局から発表。


 シンガポール、感染者数115人に増加
Zika Worsens in Singapore, and US Experts Are Worried NBCNews.com (米国)  シンガポールのジカウイルス拡大、米国専門家たち状況を心配している。
 

 ワシントンDCの三分の二に相当するシンガポールで115人の感染者が確認された。
 生息する地域の蚊により拡大している。米国専門家たちは状況心配している。
 米国CDCは妊婦が避けるべきジカウイルス危険地域に指定した。

 もう専門家たちも手放しで現在のジカウイルス感染の拡大を注視している感がある。 
 タイでも100人の感染者が確認されていると報告がある。

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