1月


   31日


 朝鮮半島におけるインフルエンザ発生に懸念
With Olympics set to begin, South Korea is still working to eradicate the avian flu Washington Post (米国) オリンピック間近の韓国、鳥インフル対策に大わらわ

 2月9日に冬季五輪が開催される韓国であるが、農業省が1月29日、高病原性鳥インフルエンザH5N6が2養鶏場で発生したのを確認し、それぞれ19万羽と14万4千羽の鶏の殺処分を行った。場所は五輪が行われるピョンチャンから128キロ西に位置している。
 同省はさらに発生農場から半径500メートル以内にある農場の43万羽の鶏と50万個の鶏卵の処分を指示した。

 2014年以来WHOはH5N6ウイルスの人感染例を16例確認しているが(6人死亡)、全て中国内で発生している。

 昨年(2017年)11月以来、韓国政府は鳥インフルエンザ(H5N6:訳者)の家きん農場での発生を15事例確認している。その結果200万羽の鶏が処分された。
 そして鶏卵不足が起き、米国、オーストラリアおよびニュージーランドから鶏卵輸入を行っている。


 北朝鮮では別のインフルエンザが流行している。同国は国境を越えて韓国ピョンチャンでの五輪に参加する予定で、さらに韓国のスキー選手のトレーニングに宿舎を提供している。
 国際赤十字および赤新月の報告によると、北朝鮮政府は12月1日~1月16日までの間に8万例のH1N1インフルエンザ(豚インフルエンザとも言われる)感染者を確認、そして3例の子どもと1例の成人の死亡を認めている。

 2016年、WHOは鳥インフルエンザが発生している国への旅行者に対するガイドラインを発表した。
 その中で次の様な注意を促している。
 「鳥インフルエンザが発生している国への旅行者は、可能ならば、家きん農場や生家きん市場訪問、さらに家きんが殺処分される予定地域、および家きんや他の動物の排泄物で汚染された可能性ある物の表面に触れることを避けるべきである」
 「旅行者は石けんを使用して手を十分洗い、摂取する食品安全性の確認、および調理の際の十分な衛生管理に気をつけなければならない」

 管理人コメント:ワシントンポストの視点は問題の中心に立っている。韓国は鳥インフルが農場で発生し続けているが、五輪競技場近くで発生すると五輪開催に影響が及ぶ。必死の対策が昨年から続いているが、ウイルスの完全な根絶は未だ出来ていない。また北朝鮮におけるH1N1流行も派遣選手団に影響してくる可能性が高い。


 東京都、インフル流行未だピーク迎えず、
     新型インフルパンデミック時を遙かに凌ぐ

  全国トップの早さで報告される東京都のインフル流行状況が発表された。データからは全国状況をほぼ予測できる。
  感染者数の増加率は鈍化してきているので、今週あたりがピークとなっているのかも知れない。
  定点当たりの患者受診数は先の新型インフル(パンデミック)を遙かに超えている。

 東京都感染症情報センター  インフルエンザ流行情報第4週(1/22-28)

 定点値(各定点医療機関を1週間に受診したインフルエンザ患者数の平均) 54.1人

 先のパンデミック時の定点値の推移と今年度第4週データと比較した。
 今後この感染者数が急速に減少してゆくのか、それとも遅延する、またはB型とA型の混合流行からどちらかの型が優勢となって流行の質が変わってゆくのか注視してゆく必要がありそう。




   B型インフル恐るべし!

  香港保健省報告
  香港、B型大流行、ICU収容&死亡増加

  3週 (1/14-20)
   ICU収容者数(成人)
   A型 5例  B型 34例
  死者数 18/39

  4週 (1/21-24; 途中報告))
  ICU収容者数(成人)
  A型 3例 B型23例
  死者数 13/26

 18歳以下 ICU収容数
  3週 2例(B型)、4週(途中)1例(A型)
  死亡例0(報告時点)

  分離ウイルス型



   30日

 北朝鮮、WHOやユニセフにインフルエンザ対策の支援を要請

 朝鮮半島でのインフルエンザ流行状態

  韓国ではB型、北朝鮮でH1N1が流行株


    #韓国CDC報告 (1月19日)
    5% H1N1、 54% B、 39% H3N2
   流行のピークは過ぎた。

  北朝鮮 国際赤十字および赤新月報告


   1月19日 公衆衛生副大臣がWHOに報告、及び支援依頼
   2017年12月1日~2018年1月16日
    126,574例のインフルエンザ疑い者発生、このうち81,640例がA(H1N1)と確認(64%がH1N1)、小児4例と成人1例の死亡が確認
    24.5%が0-7歳、 22.8%が8-16歳、 52.7%が成人
    流行は全土に広がっていいるが、28.7%が首都平壌
    WHOへの依頼:医療担当者用にタミフル3万錠を依頼。ハイリスク者へのワクチン接種協力
    監視態勢および予防体制の効果的対策法をWHOとユニセフに依頼

  管理人コメント:北朝鮮からの五輪派遣団に影響が出ると思われるが、それに関する情報は北朝鮮から発表されるのか?北朝鮮政府からの報告内容がどれだけ正確なものか不明であるが、死者数などは十分把握されてないと考えられる。平壌での感染者数が多い理由は、感染者の把握が行いやすいからで、地方での状況はどれだけ正確に把握されているかは疑問。ワクチンは北朝鮮国内で作製されているとは思われないが、中国製品に頼っているのだろうか?今回の情報ではハイリスク者だけでもワクチン接種を望んでいることから、ワクチンはほとんど北朝鮮国内では入手できていないのでは無いだろうか。公衆衛生先進国として日本は、タミフルやワクチンを大量に北朝鮮に送るべきだろう。これは人道支援というよりも国際公衆衛生学的見地からの判断である。
     
 関連情報;VOA(米国、ボイス オブ アメリカ)


   28日


インフル院内感染 80代の女性死亡 岐阜・土岐の市立病院 産経ニュース

 岐阜県の土岐市立総合病院は27日、内科の病棟の入院患者や看護師の計12人がインフルエンザに集団感染し、うち80代の女性患者が25日に死亡したと発表した。病院は女性の死因は別の感染症だとしており「インフルエンザが影響したかは分からない」としている。


 FAO(Animal production and Health  H7N9 situation update  24 January 2018, 15:00 hours; Rome

 人での新規H7N9感染例は前回発表時点から1例発生

 中国内の家きんに対してH7N9ワクチン投与、および生家きん市場の閉鎖により、鳥の感染数、人での感染数が激減している。

 第5波では異常な数の感染者がでていたが、第6波では感染者数がほとんど報告されていない。データが正確なのか疑問が残る。


  

27日

 米国インフル流行さらに拡大、H3N2大流行  

  米国CDC 第3週 1月14日~20日

  全土的大流行続く
  H3N2株が中心
  高齢者のインフルエンザ関連死増加
  小児のインフルエンザ関連死も1週間で7例、今シーズン合計37人
  インフルエンザ患者入院数も増加

  インフルエンザ様症状での医療機関受診数、先のH1N1パンデミックに迫る

  

  26日

 香港、B型インフルが大流行に

  Flu Express  Reporting period: Jan 14 – 20, 2018 (Week 3)

 The latest surveillance data showed that the local influenza activity increased markedly to a high level. Currently the predominating virus is influenza B.

  呼吸器から分離されているウイルスはB型(山形株)


 国内インフル流行、警報、近年最大レベルに

 国内インフルエンザ発生情報 厚労省 
  平成 30 年第 4 週(平成 30 年 1 月 22 日から平成 30 年 1 月 28 日まで)

  国内定点 51.93
 30以上が警報レベルとされている(前週  28.66)


 管理人コメント:米国でも今月初めから大流行しているが、通常は2月~3月がピークである。流行が長く続くのかが被害の決定因子とされている。日本でも流行開始は早く、感染者数も、たぶん、観測史上トップクラスとなると思うが、問題はこのピーク状態がどの程度の期間続くのかである。例年は2月に入ると下降にむかうが。
 流行株については、明確な情報はいつも通り国や行政から発表されてないが、WHOや他国の情報から考えると、B型とA型のかっての新型、すなわちH1N1の混合流行と考えられる。B型は季候が温暖になってから活躍するウイルスであるが、今年は妙に早い段階から流行している。これは中国や韓国でも同じで、A型はいわゆる悪性度の高いH3N2よりも軽症のH1N1が流行っているようだ。しかし米国やカナダで流行中のH3N2が今、国内で流行りだしたら困ることになる。病院が溢れる。感染しないよう、がん張りましょう。BとH1N1はワクチンは効くようである。抗インフルエンザ薬も耐性とはなっていないとされる(全て米国の情報ですが)。

  24日

インフルエンザ院内感染か 90代入院患者1人死亡 岐阜  NHK

 岐阜県郡上市にある市民病院で、今月11日以降、入院患者と看護師合わせて20人がインフルエンザの症状を訴え、このうち肺炎で入院していた90代の男性が死亡しました。病院では院内で集団感染が起きたと見て詳しく調べています。

 
ワクチンしている?
ワクチン有効率
  H3N2 低い、流行すると危険(米国、カナダ)、病原性高い
  H1N1(かっての新型) 有効、日本他のアジアで流行、 病原性中くらい
  B型(山形株) 有効、日本他アジアでH1N1と混合流行中、病原性中くらい

  2000年以降最大のインフル流行の可能性:東京都感染症情報データ

 2018年第3週(1月15日~1月21日)
 定点当たりの患者数49.7人 警報値



 管理人コメント;まだ冬休みが開けたせいで感染者の急激な増多をみている。感染力が強い。A(H1N1)だろうか?1週間で倍以上の感染者数となっている。

 他県でも感染爆発のごとき流行

 現時点でデータがまとめられ公表された県

  山形 34.83 群馬  48.34 埼玉 61.63 東京 49.67 富山 31.88 福井 49.91 長野 48.32 三重 62.43 山口 57.54 愛媛 53.7
  高知 64.08 大分 82.4 沖縄 64.7
  (協力:群馬県 後藤様)


 北半球、今シーズンのインフル、複数のウイルスが混在して流行拡大
WHO: Many nations report brisk flu activity, with influenza B rising CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症研究と政策センター)  WHO:多くの国でB型を中心にインフルエンザ流行の報告が相次ぐ


  22日

  インフル感染予防打つ手なし。感染した兆候があるときは自宅で静養。発熱、咳、くしゃみ、咽頭痛、全身の関節痛他。
  家族内にウイルスを移したくないときは、”呼吸を慎む”わけにはいかないから、個室で静養、時々窓を開けて空気を入れ換える。

  ”蚊取り線香”のような方法で部屋の中の浮遊するウイルスを、撃ち落とす方法があれば等と空想にふける。


 京都で鳥インフル疑い
京都で鳥インフル陽性 野生カルガモ、遺伝子検査  産経ニュース

 京都市西京区で野生のカルガモ3羽の死骸。1羽で遺伝子検査で鳥インフル陽性。鳥取大で確定検査の予定。

  20日

 米国最大級のインフル流行
米国CDCインフルエンザ情報2018年第2週  (2018年1月7日~2018年1月13日)

 インフル症状患者の外来受診数は増加を続けている。
 流行株はH3N2
 高齢者のインフルエンザ関連死亡数が流行閾値を超えだした。
 小児の死亡数も多い。

 米国内ほどんとの州で大流行の様相




 特報

 インフルエンザウイルスは感染者の吐く息(呼気)中にも存在し、空気感染する
  ---感染予防はいかにあるべきか?

Study confirms flu spreads by aerosols, not just coughs, sneezes CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症研究と政策センター) 研究報告:インフルエンザは咳とくしゃみだけで感染するのでは無く、ウイルスを含むエアロゾルでも拡大することが確認

 インフルエンザウイルスは、どの程度の大きさの飛沫によって感染を起こしているのか、それは未だに医学的論争の対象となっている。
 今回メリーランド大学の研究チームが、患者の呼気に含まれるウイルスを含んだエアロゾルが空気感染を起こす可能性を、 Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS).米国科学アカデミー紀要に発表した。


 インフルエンザ発病者が咳やくしゃみでウイルスを周辺に拡大すると言われ続けてきたが、今回の研究結果は患者の呼気中にエアロゾル化した飛沫物質とウイルスが含まれ、そのエアロゾルが長時間空気中に存在して、インフルエンザの空気感染を引き起こすことが証明された。
 咳やくしゃみによる飛沫は大きな粒子であるため、患者周辺(2メートル以内)に落下して物の表面に付着する。それは空気中に浮遊しない。

 物の表面を絶えず消毒したり、絶えず手を洗ったり、咳やくしゃみをする人を避けたりすることが、インフルエンザ予防にはつながらないことを今回の研究結果は示唆していると、共同研究者の一人が語っている。そんなことよりも感染者は家にいて、公共の場に出ることを避けることの方が、遙かにインフルエンザ拡大の効果につながる、とも付け加えている。

 一方CIDRAPの長官であるマイケル・オスターホルムは、これまでインフルエンザ感染は咳やくしゃみによる飛沫が主要な役割を担っていると考えられてきたが、今回の研究結果でウイルスを含む飛沫のエアロゾルが空中を漂い、ビル、地下鉄、航空機、そして店の中などで空気感染を起こすことが確認された、とコメントしている。それは長年疫学的データが示してきた事実でもある。

 訳者コメント:発病者が一定空間内にいるだけでインフルエンザウイルスが多くの人々に感染する可能性が示唆されている。咳やくしゃみが感染原因の中心と考えられ、そこから周辺に飛び散る飛沫対策として、手洗いが重要とされているが、空中を浮遊するウイルスを含むエアロゾルを介して感染する可能性が確認されたことは、感染予防方法や、もしマスクを着用する必要がある場合はN95マスクの使用などが必要となる。


インフルエンザウイルスは通常の呼吸だけでも拡散していることが判明 GIGAZINE

冬になると流行が拡大するインフルエンザは、日本のみならず世界中の国で人々の高い関心を集める厄介な病気です。予防策としては、予防注射や発症者の隔離、そしてあまり効果はないことがわかった「マスクの着用」などが一般的に広く知られていますが、最新の研究からはウイルス保持者が単に呼吸するだけでもウイルスが拡散されていることがわかっています。

Infectious virus in exhaled breath of symptomatic seasonal influenza cases from a college community
http://www.pnas.org/content/early/2018/01/17/1716561115.abstract

Flu may be spread just by breathing, new study shows; coughing and sneezing not required | UMD School of Public Health
https://sph.umd.edu/news-item/flu-may-be-spread-just-breathing-new-study-shows-coughing-and-sneezing-not-required

メリーランド大学の科学者らによって実施された研究からは、これまで考えられていたよりもインフルエンザウイルスの拡散は容易に起こっていることが明らかになっています。全米科学アカデミー誌に掲載された論文「Infectious virus in exhaled breath of symptomatic seasonal influenza cases from a college community」(大学コミュニティにおける季節性インフルエンザ症例を示す人物の呼気中の感染性ウイルス)では、インフルエンザ患者が吐き出した空気に大量の感染性ウイルスが含まれており、呼気による空気感染を考慮する必要性を示す証拠が示されています。


Influenza might be spread simply by breathing, study finds NBCNews.com (米国) インフルエンザが普通の呼吸で拡大する可能性:研究報告

 インフルエンザウイルスは咳やくしゃみだけからでなく、通常の呼吸でも発病者の気道から飛散し、ウイル粒子はそのまま数分間から数時間大気中に浮遊していることが研究で明らかになった。マリーランド大学公衆衛生学部からの研究発表。
 「ウイルスで汚染された空気が、咳やくしゃみをしない発病者周辺に漂っていることに注意しなければならない」、と研究チームでは警告している。
 「もしあなたが発病している場合、咳をしなくても周りの空気を汚染し、他の人にウイルスを感染しているのに気づかなければならない」

 呼気から採取されるウイルス粒子は、一部は大きな塊となっていて、呼気中からすぐに落下してゆくが、他の中くらいの塊はしばらく空気中を浮遊し、さらに小さな粒子の塊は長時間浮遊し、空気感染を起こす。
  …The flu patients generated a cloud of particles loaded with virus — some large, some small and some very small. Large particles tend to fall straight to surfaces and that’s one well-known way that flu and other infectious diseases spread.
Smaller particles spray out, and the smallest particles, called fine particles, can stay suspended in the air for a while. …

 著者等はさらにくしゃみに含まれるウイルス粒子は大きな塊に含まれているため、近くに落下するため物体の表面をウイルスで汚すが、空気中にエアロゾルとして浮遊する効果はない、と説明し、通常の呼吸の方がエアロゾル化されたウイルス粒子を空中に放出するため、空気感染を起こす可能性が高いと強調する。

Infectious virus in exhaled breath of symptomatic seasonal influenza cases from a college community  PNAS( Proceeding of the National Academy of Sciences of the United States of America (米国、国際) 季節性インフルエンザ発病者の呼気中に感染性のウイルスが存在する:大学キャンパス内での調査研究

 メリーランド大学公衆衛生学部の研究者を中心とするチーム。
 発病者の呼気中にウイルスが検出されることから、咳やくしゃみだけで無く、ウイルスは発病者がいるだけで周辺に感染を広げるというショッキングな研究論文。


 管理人コメント:管理人は以前から発病者の中でも”おしゃべりな人”の周辺への拡大率は大きいと言ってきた。その理由は唾液中にも多くのウイルスがいるからである。今回の研究は、そうした現象の裏付けともなる事実である。今回の研究の結論は、発病者が咳やくしゃみをしてなかったとしても、会話していたり、近くに存在しているだけで、空気感染のもととなるウイルスが呼気からだされているという、ショッキングなデータ。その発病者が自分の発病を気づいていないならば、インフルエンザは容易に拡大する。
 感染拡大対策に困難な課題が提出された




 インフル予防の3つの神話

 #1 マスクの意義
 
インフル流行時には予防としてマスクは着用は無意味である。感染者が咳やくしゃみで飛沫を周囲に飛ばしたとき、周辺1メート以内にいる人の顔、髪の毛、上半身にウイルスを含んだ飛沫が飛び散る。またウイルスは唾液内にも多数混じっているから、おしゃべりの人と相対するなら2メートルは離れていた方がいい。そうした環境でマスク着用して仕事や生活行えるだろうか。しかしウイルス感染をを防ぎたいのなら、予防用帽子、ゴーグル、不織布製マスク、首を完全に覆う長い予防衣で身体を覆うこと(PPE)が必要となる。人の多い町中や会議室で完全にウイルスから身を守りたいならPPEを装着しなければならない。
 PPE:personal protective equipment
 人通りの多い中でマスクを着けたマスコミ記者やレポーターによる取材を受けたとき、それに応じるだろうか?初対面のマスクを着けた人と会話するのは?
 テレビ局のスタジオ、少数の一般参加者が参加したバラエティー番組で、ゲストやMCがマスク着用していたらどうであろうか。
 大きな薬局のカウンターや病院の受付で職員が全員マスクを着けている光景に出くわすことがある。これは”おもてなし”の一部なのだろうか?それともインフルエンザウイルスで汚された客と相対することを防ぎたいからなのだろうか?
 
 咳・くしゃみが出はじめ、感染した可能性があるときは人前に出ない、または自宅で自己隔離が基本。その際、 マスク着用してでも人前に出たり、職場にでる習慣は危険。咳やくしゃみをしたとき、その圧力でマスクの辺縁から飛沫がとびでる。それを防ぐためにはマスクの上からティッシュなどで口と鼻を押さえる。
 またイベントへの参加者はウイルス感染を防ぐためにマスクを着用すべきと考えますか? (危険なインフルが社会で大流行している場合はイベントは中止です)。

 #2 うがいの意義
 うがいでインフル感染予防は出来ない。吸い込む息は鼻腔を通り、その粘膜に感染する。うがいは口腔と咽頭をゆすぐだけであり、鼻腔に付着したウイルスを含む飛沫物質は除去出来ない。なお気道粘膜に付着したウイルスは10分もすると細胞内へ侵入。

 #3 手洗いの意義
 手洗いの有効性(実効性)は疑問。咳やくしゃみの飛沫が多く着いているエスカレーターを降りたとき、すぐに手を洗っている人は見かけない。職場の机、パソコン、人が多数触れる書類の表面は絶えず消毒している人も見かけない。そうしたものに頻回に触れる場所でどれだけ必ず手洗いが出来るだろうか?デパートで買い物後、頻回に手洗いを行っている人はどれだけいるだろうか。
 他部署に書類やものを運ぶとき、または自分の鞄を外から持ち込みときどれだけの人が毎回、それらを消毒出来ているだろうか?
 食事前の手洗い、どれだけの人がレストランや食堂に入った後行っているだろうか?
 トイレ後どれだけの人が20~30秒かけて手を洗っているだろうか?そんな事をしていたらトイレに人が並ぶ。


 オプション

 それではインフルエンザはどのようにして防げばよいのか?
 そもそもインフルエンザは防ぐことが出来るのかが一番の問題である。現在、ワクチン接種と感染者の自己隔離(自宅内安静)以外には有効と考えられる方法はないと考えるべきだろう。
 ワクチンの有効性も確かではない。全てのA型ウイルスに効果を発揮する万能ワクチンの開発完成を末専門家は多い。全てのA型ウイルス粒子に存在する抗原を使ったワクチン。抗原の経時的変化はほとんどないとされる。

 マスコミでインフルエンザ予防法について語られることが多くなっているが、これはあくまでも公衆衛生学領域の話である。昔からの生活習慣に基づいた話をテレビのキャスターや専門家と称する人々が医学的常識であるかのように語ることは止めよう。あくまでも生活習慣として個人が行うのは自由である。インフルエンザ拡大は真剣に取り組むべき医学上の課題なのであるが、現時点では最良の方法は見つかっていない。

   19日


 国内インフル発生状況 厚生労働省

 平成 30 年第 2 週(平成 30 年 1 月 8 日から平成 30 年 1 月 14 日まで)

 全国定点当たりの患者数平均26.44人 昨年同期 15.25人

 管理人コメント:予想通り昨年よりも感染者数は多い。しかし流行主要株がB型とH1N1に地域によって分かれているようだ。北米で猛流行を起こしていて、高齢者の入院数や小児の死者を出しているH3N2が、今後流行し出すと厳しい状況も予想される。


インフルエンザ流行、福井県が警報 福井新聞

福井県内で、14日までの1週間に県内32の定点医療機関を受診した患者数が1機関当たり30・59人で、前週(21・13人)の1・44倍となり、警報の基準30人を超えた。
 全国的には2009年に新型インフルエンザとして流行したA型のウイルス検出が目立っているが、県内ではB型も多いという。
 県は関係機関に、せっけんを使った手洗いやマスク着用などの徹底を通知した。

 管理人コメント:県はマスク業界とパイプでつながっているのか?石けんを使った手洗いを一日何回すれと言うのか、不思議な通知だ。行政判断?もちろん公衆衛生学的判断とは思う。福井県庁保健福祉課からの通達かな。


インフルエンザ院内感染か 入院患者2人死亡 静岡 御殿場  NHK

 静岡県御殿場市の病院で、今月、入院患者など7人がインフルエンザと診断され、このうち、80代と90代の女性患者2人が死亡しました。
 静岡県御殿場市の御殿場石川病院によりますと、今月13日から18日にかけて、入院患者6人と職員1人の合わせて7人が発熱やせきなどの症状を訴え、いずれもB型のインフルエンザと診断されました。

 管理人コメント:ほとんどの報道では患者や職員のワクチン接種の有無が記載されてない。今年度のワクチンはB型には効くとされている。

   18日


 危険、注意!!

東京2例目の鳥インフル、大田区で発見 リスク対策.com

東京都は17日、大田区で5日に回収した野鳥のオオタカの死がいから高病原性鳥インフルエンザウイルスを発見したと発表した。ウイルスはH5N6亜型陽性
 当ウイルスは昨シーズンから今シーズン欧州で流行中のH5N8ウイルスがユーラシア大陸土着のN6亜型ウイルスの遺伝子と再集合して誕生したものと推定されている。
 一昨年国内と韓国で家きんや渡り鳥で発生したH5N6ウイルス(中国で発生したアジア型)とは異なると考えられている。
 
 昨年秋以来同ウイルスは松江で渡り鳥の死骸から検出、さらに最近は香川県の養鶏場で流行している。この新規H5N6株の人への病原性は不明とされているが、先のアジア株は中国で十数人に感染、半数以上を殺した。韓国では猫にも感染している。

 渡り鳥から養鶏場への感染ルートは分かっていない。感染死骸に残るウイルス、または生存感染鳥の排泄物が乾燥して空中に漂い、遠方へ感染したという報告も「あり、感染死骸は十分注意して扱うと同時に、周辺の汚染対策も重要である。



 参照 環境省頁
     産経ニュース
      東京都は17日、大田区内で死んでいるのが見つかった野鳥のオオタカ1羽から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたと発表した。


   17日


 東京都インフルエンザ流行状況  2018年代2週 1月8日~14日)
 定点当たりのインフルエンザ22.83人 第1週(1月1日~7日)は10.83であったが、正月中の影響で少なかった。
 本年2週目は昨年2週目より多い。来週は警報が出ていると予想。


 追加情報:第2週で警報がでている地域(発表されている分 (群馬県の後藤様からの情報)
      福井県 30.59、鳥取県 33.29、高知県 31.73、佐賀県 34.97、大分県 41.21、鹿児島県 40.58、沖縄県 40.23


 島根県浜田市で野鳥の死骸で鳥インフルウイルス簡易検査で陽性 環境省

 カンムリカイツブリの死骸で陽性に

  16日

  インフル予防の3つの神話

 #1 マスクの意義
 
インフル流行時には予防としてマスクは着用は無意味である。感染者が咳やくしゃみで飛沫を周囲に飛ばしたとき、周辺1メート以内にいる人の顔、髪の毛、上半身にウイルスを含んだ飛沫が飛び散る。またウイルスは唾液内にも多数混じっているから、おしゃべりの人と相対するなら2メートルは離れていた方がいい。そうした環境でマスク着用して仕事や生活行えるだろうか。しかしウイルス感染をを防ぎたいのなら、予防用帽子、ゴーグル、不織布製マスク、首を完全に覆う長い予防衣で身体を覆うこと(PPE)が必要となる。人の多い町中や会議室で完全にウイルスから身を守りたいならPPEを装着しなければならない。
 PPE:personal protective equipment
 人通りの多い中でマスクを着けたマスコミ記者やレポーターによる取材を受けたとき、それに応じるだろうか?初対面のマスクを着けた人と会話するのは?
 テレビ局のスタジオ、少数の一般参加者が参加したバラエティー番組で、ゲストやMCがマスク着用していたらどうであろうか。
 大きな薬局のカウンターや病院の受付で職員が全例マスクを着けている光景に出くわすことがある。これは”おもてなし”の一部なのだろうか?それともインフルエンザウイルスで汚された客と相対することを防ぎたいからなのだろうか?
 
 咳・くしゃみが出はじめ、感染した可能性があるときは人前に出ない、または自宅で自己隔離が基本。その際、 マスク着用してでも人前に出たり、職場にでる習慣は危険。咳やくしゃみをしたとき、その圧力でマスクの辺縁から飛沫がとびでる。それを防ぐためにはマスクの上からティッシュなどで口と鼻を押さえる。
 またイベントへの参加者はウイルス感染を防ぐためにマスクを着用すべきと考えますか? (危険なインフルが社会で大流行している場合はイベントは中止です)。

 #2 うがいの意義
 うがいでインフル感染予防は出来ない。吸い込む息は鼻腔を通り、その粘膜に感染する。うがいは口腔と咽頭をゆすぐだけであり、鼻腔に付着したウイルスを含む飛沫物質は除去出来ない。

 #3 手洗いの意義
 手洗いの有効性(実効性)は疑問。咳やくしゃみの飛沫が多く着いているエスカレーターを降りたとき、すぐに手を洗っている人は見かけない。職場の机、パソコン、人が多数触れる書類の表面は絶えず消毒している人も見かけない。そうしたものに頻回に触れる場所でどれだけ必ず手洗いが出来るだろうか?デパートで買い物後、頻回に手洗いを行っている人はどれだけいるだろうか。
 他部署に書類やものを運ぶとき、または自分の鞄を外から持ち込みときどれだけの人が毎回、それらを消毒出来ているだろうか?
 食事前の手洗い、どれだけの人がレストランや食堂に入った後行っているだろうか?
 トイレ後どれだけの人が20~30秒かけて手を洗っているだろうか?そんな事をしていたらトイレに人が並ぶ。


 オプション

 それではインフルエンザはどのようにして防げばよいのか?
 そもそもインフルエンザは防ぐことが出来るのかが一番の問題である。現在、ワクチン接種と感染者の自己隔離(自宅内安静)以外には有効と考えられる方法はないと考えるべきだろう。
 ワクチンの有効性も確かではない。全てのA型ウイルスに効果を発揮する万能ワクチンの開発完成を末専門家は多い。全てのA型ウイルス粒子に存在する抗原を使ったワクチン。抗原の経時的変化はほとんどないとされる。

 マスコミでインフルエンザ予防法について語られることが多くなっているが、これはあくまでも公衆衛生学領域の話である。昔からの生活習慣に基づいた話をテレビのキャスターや専門家と称する人々が医学的常識であるかのように語ることは止めよう。あくまでも生活習慣として個人が行うのは自由である。インフルエンザ拡大は真剣に取り組むべき医学上の課題なのであるが、現時点では最良の方法は見つかっていない。


  15日

 秋田県、インフルで入院患者死亡
病院でインフル集団感染=入院患者2人死亡-秋田 時事通信

 秋田県由利本荘市の由利組合総合病院は15日、入院患者11人と職員6人がインフルエンザA型に感染し、70代と80代の入院患者2人が死亡したと発表した。他に入院患者1人が重症という。
 同病院によると、4日に消化器系の病棟を担当する看護師がインフルエンザと判明。その後、同じ病棟で職員や入院患者の発症が相次ぎ、13日に80代男性、14日に70代女性の患者がいずれも呼吸不全で死亡した。
 管理人コメント::ウイルスはA(H1N1)とされる。


厚労省、全国インフル流行状況発表 2018年第1週 (1月1日~1月7日)

 全国定点当たりの平均患者数 16.31人 前週17.88人
  正月期間中のため医療機関受診患者数が減少したため、定点でのインフル様患者数は減っている。

 実際の感染者数は増加中であり、現時点での定点平均値は20を超えていると推定すべきである。


Town quarantined, 609 birds killed over bird flu in Turkey's southeast Hurriyet Daily News (トルコ) トルコ南西部で家きん農場で鳥インフル発生、609羽以上が殺処分、町は隔離

 詳細不明

The Flu Killed a Healthy 21-Year-Old Man. Here's How That Can Happen TIME (国際) 健康な若者がインフルで命を落とした。なぜか?

 インフル感染後多臓器不全を起こした死亡例。

Flu is everywhere right now,' CDC doctor says, as influenza widespread in most states Miami Herald  (米国) 今、インフルは米国中どこでも流行っている:CDCの医師は警告

  14日


 米国最大級のインフル流行が続く
米国CDCインフルエンザ情報2018年第一週  (2017年12月31日~2018年1月6日)

 インフルエンザ流行は拡大し、ピークを迎えている状態である。
 最も分離されているウイルス株はA(H3)型である:H3N2型と考えてよい(訳者)

 小児死亡例は今シーズン20例報告されている。第1週では7例。
 肺炎およびインフルエンザ関連死亡は流行閾値を超えつつある。
 83.6%はA型、そのうち85%がH3N2

 抗インフルエンザ薬耐性率
  タミフル耐性がH1N1で1.2%の株で見られるが、他剤ではなし。
  H3N2株での耐性はなし。



2018 Influenza Has Turned Deadly and Supplies of Crucial Medication Are Running Low  Newsweek (米国) 2018年のインフルエンザは、致死的感染を起こしだし、重要な医薬品不足も生じだしている

 今シーズン初めてインフルは米国内全ての地域で広がっていることが12日の米国CDCの発表で明らかになった。
 またインフルと肺炎に起因した死亡者数が、CDCがセットしている疫学的閾値を超えだしている。第1週には7例の小児死亡が報告されている。
 当シーズンに入ってからの小児の死亡は20例報告されている。

 「当然インフル流行はピークに達しているが、我々の経験ではこのピーク状態が長期間続く可能性がある」、とCDCのブレンダ・フィッツジェラルド長官がコメントしている。
 抗インフルエンザ薬は十分用意されているとCDCでは説明しているが、患者数が増加している地域では入手が遅れている地域も出始めている。
 流行主流株はCDCによるH3N2株であり、この株は他の株よりも入院率や死亡率が高いとされ、またワクチンの効果も低く、専門家の中からは効果は10%程度しかないとのコメントも出ている。(訳者注:先に豪州で流行した当H3N2株は、ワクチンに対して10%しか効果が無く、多くの発病者と死者をだしとされる)。
 現在の流行が下火になっても、B型による第2波が起きてくる可能性があるから、今からでもワクチンを接種することは意味があると長官は語っている。
 「いつの日か、万能インフルワクチンが完成することを期待しているが、現時点では使用できるワクチンを接種するのがベターだ」


Two more farms infected with avian flu  Taipei Times (台湾)台湾、さらに2カ所の農場で鳥インフルが発生

 高病原性H5N2株と他のH5株推定されている。
 日本、韓国、イタリー、さらに他の欧州国でも鳥インフルが発生している。

 今年度初めから台湾では5カ所の農場でH5亜型株が発生している。



  13日

 中国、H7N9鳥インフルに感染した男性が死亡
 香港保健省発表 H7N9鳥インフル感染で男性が死亡  香港保健局保健センター(CHP) 

 1月12日、香港保健局は中国国家衛生成育計画委員会から、新疆ウイグル自治区で72歳男性が、家きんと接触後にH7N9インフルエンザを発病して、10日に死亡したことが通知された。
 今年度初の感染者である。


鳥インフルエンザ感染の可能性ある鶏肉や鶏卵は必ず加熱処理のこと-農水省通達の曖昧さに注意
管理人
平 成 3 0 年 1 月 1 0 日
農 林 水 産 省 プレスリリースから

 以下の表現は何を言いたいのだろうか?
{我が国では、これまで家きん肉及び家きん卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染した事例は報告されていません。} ->生で?調理しても?

疑問点1:かっては世界的に…と言う記載であったが、現在は我が国ではとされている。この理由は?我が国以外では起きているのだろうか?
 管理人注:ベトナムなどでは感染死したアヒルや感染した家きんを家庭で非加熱調理して摂食し、感染死した例は数例以上起きている。生の血を飲み物として飲んだり、調理の過程で浴びた血液などから感染したと考えられている。筆者は当ウエブで何度もこうした事実について10年前から言及してきた。

疑問点2:以前からWHOでは、ウイルス感染した鳥肉や卵は加熱調理(Cook)すれば人に感染する危険性はないと説明してきていた。その説明はグローバル・スタンダードで、韓国でも同様の説明を行っている。しかし我が国の農水省では一度も加熱調理すれば感染の危険性はないとの表現をしてこなかった。なぜだろうか?なぜ加熱調理という言葉を使いたがらないのはなぜだろうか?

 現在流行していると考えられるH5N6は中国で十数例の感染実績があり、致死率は50%を超えている。
 またH5N1型やH7N9型の鳥インフルエンザの場合、感染鳥に接触するだけで感染死している人々も多い。


補足:鶏肉や鶏卵を食べることが危険かと言うことではなく、現在日本に入ってきている鳥インフルH5N6、または中国で流行しているH7N9が感染している恐れがある場合、そうした鶏肉や鶏卵を食べても安全かというテーマであるが、国の回答は鶏肉と鶏卵を食する場合の危険性一般論にテーマを振り向けていて、実際に接触しただけでも死亡した例が多い、H7N9及び現在のH5N6に関する危険性には一切触れていない。韓国ではH5N6鳥インフルエンザ感染鳥に接するか、死骸を食べた猫が感染しているのである。
 また農水省プレスリリースでは、WHOは食中毒の観点からも鶏肉と鶏卵は加熱調理して食べるようにと指導している旨記載しているが、そこでの文意は食中毒予防ではなく、あくまでも鳥インフルエンザ感染予防としてである。農水省は、なぜ加熱調理という言葉を使いたがらないのだろうか?その理由を明確にすべきである。


 食品安全委員会

 農水省と類似の内容を大々的に掲載。

 鳥インフルに感染した疑いのある鶏の肉や卵が安全か否かには触れていない。

 鳥インフルエンザの感染した鶏は---の方法で安全に処分・処理されている。
 我が国では一般的に鶏肉は----の方法で処理・出荷されているので安全である。
 
 問題は国内に入ってきている鳥インフルエンザウイルスに感染しているかいないかが気になるステージでの、鶏肉や鶏卵の問題である。全て加熱処理して食べてください。 が答え。または感染している可能性ある家きんは全て処分されてますから、飼育されている段階ではウイルス感染はありません、農水省が保証します、と明記


 欧州へ新型H5N6鳥インフルエンザウイルスが野鳥で運び込まれている
Bird flu confirmed in 17 wild animals in Dorset  The Independent (英国) 英国南西部ドーセット州で17羽の野鳥がH5N6ウイルスで死ぬ

 一昨年から昨年に欧州で渡り鳥がもたらした高病原性H5N8ウイルスが、他ウイルス遺伝子と再集合して誕生した高病原性H5N6ウイルスが再び欧州を襲うとしているのだろうか?中東では未だH5N8が広がっている。アジアではH5N6が中国、韓国、日本へ広がってきているが、これも昨年のH5N6(アジア株)では無く、遺伝子再集合型の変異型株である。
 世界中は今、H5N8、そして新型H5N6株で蔓延しだしている。これらの株が容易に人に致死的感染を起こす日が来たとき、地球は生まれ変わるときなのかも。

 訳者注: 英国環境食糧農林省コメント:Defra insisted the strain was not a food safety risk for shoppers,
       英国公衆衛生局コメント:Public Health England said the risk to people’s health was “very low”.

      農業省他と公衆衛生局も含めて関連全省庁からコメントが出るところが良いですね。これが正しいです。 


12日

Japan: MAFF Confirms H5 On Kagawa Poultry Farm  Avian Flu Diary(国際) 日本農水省:神奈川県の家きん農場での鳥インフルを高病原性H5亜型鳥インフルウイルスと確認
 N型が未確定であることから、下記のように現時点では他のH5亜型も考えられる。

Other possibilities include H5N8, the older Asian strain of H5N6, H5N1 . . . and of course, a new reassortment cannot be ruled out, either. We should have those answers in a day or two, and an even more depth analysis in another week or so.

Japan starts chicken cull after confirming bird flu outbreak Channel NewsAsia (シンガポール) 日本、養鶏場で鳥インフル発生を確認したため、鶏の殺処分を開始

 香川県の養鶏場で91000羽殺処分。

香川の養鶏場、鳥インフル陽性確定 今季初、殺処分開始  朝日新聞 

香川県さぬき市の養鶏場で鳥インフルエンザの疑いのある事例が発生した問題で、香川県の詳しい遺伝子検査の結果、感染力の強い高病原性(H5亜型)だったことが11日、確認された。県は、この養鶏場が飼育する肉用鶏と系列の養鶏場の計9万羽の殺処分を始めた。家畜で鳥インフルエンザが発生するのは四国では初めてで、全国的にも今季初という。
香川の養鶏場で鳥インフルか 確定なら今季、全国初
 県によると、この養鶏場にある一つの飼育棟で8日に33羽、9、10日にそれぞれ55羽の鶏が死んでおり、養鶏場が10日、県に報告した。県の簡易検査の結果、11羽中3羽で鳥インフルエンザが陽性だったが、その後の遺伝子検査で陽性か陰性か判断できず、11日に再検査していた。
 陽性が確定したことを受け、県は11日深夜から、この養鶏場の肉用鶏約5万1千羽と、系列の養鶏場で飼育されている約4万羽の殺処分を始めた。また、この養鶏場を中心に半径3キロ以内が卵や鶏の移動制限区域(9戸、約22万羽)に、3~10キロ以内が圏外への搬出制限区域(香川・徳島両県で19戸、約113万羽)になった。
 鶏が死んでいた飼育棟では、1カ月以上ブロイラーの出荷はしていないという。国の基準では、死ぬ鶏の数が通常の倍になると家畜保健衛生所に報告することになっている。この養鶏場では1棟に約6千羽いる肉用鶏のうち、ふだんは10羽ほどが自然死していたという

  11日


東京都感染症情報センター2018年第1週 (2018年1月1日~7日)
 定点値  10.83 

 コメント:正月中のため患者受診数が減少していたことから、定点当たりのインフル様患者数が減っている。


Is It Time for a Universal Influenza Vaccine? The Virus Is Getting Deadlier  Newsweek (米国) インフルウイルスはより致死的になりつつある、万能インフルワクチンが必要な時がきたのか

CDC official on why the flu is near-epidemic, peaking early this year ABC News (米国) CDC当局者がなぜインフルエンザが今年度、早期に流行ピークを迎えつつあるかを説明

 10日

 国内鳥インフルエンザ


Japan reports first suspected bird flu case in poultry this winter Reuters (国際) 日本で今季初の家きん農場での鳥インフルが発生した疑い

 香川県の農場で今季初の高病原性鳥インフルエンザが発生した可能性を、農水省が発表した。
 同県のさぬき市の農場の鶏が簡易検査で高病原性鳥インフルエンザウイルスが陽性と判定された。
 もし遺伝子検査で確認されたら農水省は農場の10万羽全ての鶏の殺処分を指示する予定とされる。

 問題の農場から県当局に、55羽の鶏が死に、鳥インフル発生の疑いがあることが今朝報告された。

 日本では2016年11月から2017年3月までの間、養鶏場で高病原性鳥インフルが発生し、合計167万羽が殺処分された。ウイルスはH5N6。


 東京都でオオタカの死骸で鳥インフルウイルスが遺伝子検査で陽性  環境省

 平成30年1月5日回収されたオオタカの死骸で鳥インフルウイルスが遺伝子検査で陽性。確定検査が行われている。

 香川県さぬき市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した疑い 農水省
 
 さぬき市の肉用養鶏場で鶏55羽が死んでいて、簡易検査で3羽で鳥インフルウイルスが陽性。
 確定検査で確認されたら約5万羽が殺処分の予定。

  管理人コメント:内容は報道発表からも引用。


 中国、B型インフルエンザが猛流行 

 Avian Flu Diary によると、今シーズンの中国は早くからB型が流行し、現在は相当な流行状況とされる。
 通常、B型はA型流行の後に春近くに流行するのが常であるが、本年は欧州でもA型と共存するようにB型流行が目立つ。

 これまで現在流行主要株のInfluenza B (Yamagataは中国で流行したことが久しくなかったことから、中国の人々の免疫が低いことも原因とされる。

 管理人コメント:日本でもB型がA型と共に流行していることが報告されている。松阪市の平松DRによると暮れから正月休みの夜間診療所の状況では、インフルエンザ検査陽性者369例中B型が122例占めていたようだ。因みに前年度はB型は0例だった。A型はもしかするとH1N1が多数なのかも知れない。


Vaccination primary public intervention against influenza: WHO expert Xinhua (中国、国営新華社通信) WHO専門家、インフルエンザの社会的予防の基本はワクチン接種


Influenza 1918: 'Greatest medical holocaust in history' MassLive.com (米国) 1918年のインフルエンザ:史上最大の医学的大虐殺

 インフルエンザ1918 (スペインインフルエンザ)
 -世界の三分の一が感染
 -数ヶ月で世界中に拡大
 -世界で5000万人以上が死亡


 種々の疑問点を指摘。
 もしこのような大惨事が起きても責任はとれないのだから、決して100年前のことであると安易に解釈すべきではない。

 100年前、1918年のインフルエンザ・パンデミック、またの名はスペイン・インフルエンザが世界で5億人に感染した(当時の人口は10~20億人:訳者)。
 それは”Greatest medical holocaust in history”と呼ばれてきた。”史上最大の医学的大虐殺:訳者”
 当時の評価での死者数は2100万人~5000万人とされたが、現代の方法論で評価される死者数は5000万人~1億人とされる。
 しかし専門家の間には、戦時中の検閲により、公衆の志気を落とさないために、実際の死者数は少なく報告されていたとの考え方もある。
 ちなみにエイズの場合、WHOによると過去30年間に3500万人が死亡している。

 研究者の中には1918年のインフルエンザはフランス、または中国で発生したとの考えもあるが、他の研究では米国で発生したとの見解もある。

著明な免疫学者でノーベル賞受賞者のマクファーレン・バーネットは、事実から推論するとインフルエンザは米国で発生し、続いて米軍がフランスにウイルスを持ち込んだと結論している。
 インフルエンザは1018年カンサスの米軍基地で発生したと考えられてきたが、発生から数ヶ月後には米国人の25パーセントが感染し、約67万5人が死亡した。
 米国のインフルエンザ流行は二つの波を作った。第1波は1918年の春、そして第2波は同年の秋に起きた。
 驚くべき事に通常のインフルエンザでは若年者と高齢者の死亡が多いが、このインフルエンザでの死亡者は若くて健康な成人、20~40歳が多かった。



 治療薬は解熱用のアスピリンと鎮痛用のモルヒネだった。 
 しかし第一次大戦では医師やナースなどが不足し、米軍の発病者の中には放置された兵士も多かったとされる。

 インフルエンザ拡大防止のために、マスクの大量生産や発病者の隔離などが精力的に行われた。



 発病者隔離のためにスプリングフィールドでは、フォレスト・パークに巨大なテント村が作られた。



 電車へはマスク着用者だけが乗れた。


 映画館のいくつかは閉館され、商店は買い物客が行列を作ることが予想されたため閉店した。

 症状を軽減する家庭用医薬品はなかった、唯一、Horlick's Malted Milkだけが宣伝されていた。

 以降、略。

 9日


 Aussie flu: 'Red zone' map reveals deadly influenza virus has spread to every part of Ireland  Irish Mirror (アイルランド) オーストラリア インフル:致死的インフルエンザがアイルランド全域に広がっている

  H3N2 インフルエンザが英国からアイルランドへ広がっている。
  それ以前に同ウイルスはフランスでも広がっており、英国ではFrench flu(フランス インフル)が英国へ来ると表現されている。

 管理人コメント: オーストラリア・インフル、フランス・インフル-->H3N2型インフル、先に南半球のオーストラリアで大きな流行を起こし、入院者と死者数が多く出た。ワクチン効果は低いとされる。現在米国とカナダでも大流行の兆しを見せている。
 

 イラクでもH5N8鳥インフルエンザが養鶏場を襲う

  イランに次いでイラクからもOIE(国際獣疫事務局)にH5N8流行の報告。
  先にサウジアラビアからも多くの地域から報告されている。

  エジプトからは報告がないとされるが、OIEへの報告が中断されているようだ。実際には多くの鶏が感染している。

  渡り鳥で運ばれた高病原性H5N8鳥インフルエンザが、一昨年~昨年、欧州で広がったが、その後中東で拡大している。
  遺伝子的に変異してきているのかは不明。

  サウジアラビアでは未だMERSが人での感染を続けているが、H5N8は人での感染実績は未だないようだ。


 7日


インフルエンザを防ぐために、症状のある人は出来るだけ人前に出ないように、どうしても人と相対する場合は{咳エチケット}を守ってください。

咳エチケットとはマスクを着用することではありません。
せきやくしゃみによる飛沫物を周辺に飛ばさないことです

一般社会では全く守られてないか、方法が誤解されてます。
咳が出ると手の平で口と鼻を押さえてませんか?全くの間違いです!すぐ手を洗ってください。

発病したと思われる人->自宅での自己隔離、外部の人と相対する必要がある場合はマスクおよび咳エチケット
症状のある子ども達の場合->自宅へ隔離、病院へ行く場合は親が咳エチケットをサポート
子ども達が咳やくしゃみをするとき、ティッシュで親が口と鼻を押さえてください。また出来るだけ近くに人のいるところに座らないこと。1メートル以上離れたら飛沫物は届きません。
咳エチケットはマスク着用では代用できません。マスクをしていても咳やくしゃみが出る場合は、マスクの上から口と鼻をティッシュやハンカチで押さえること。
町中でマスクを着用していてもインフルエンザウイルス感染予防の目的にはなりません。
発病者が目前で咳やくしゃみを自分にむかってしない限り、ウイルスを含んだ飛沫は空中には存在しません(存在してもすぐ消えます)。また発病者が自分にむかって飛沫物を飛ばした場合、ウイルスを含んだ飛沫物は顔、目、髪の毛、さらには服にも付着します。それを防ぐには完全な予防衣(PPE)を着用するしかありません。ですから症状のある人には咳エチケットを守ってもらうことが重要なのです。


参考:ミネソタ州保健局

 
Severe flu brings medicine shortages, packed ERs and a rising death toll in California Los Angeles Times (米国) カリフォルニア、インフルエンザ流行でタミフル不足、急患室混雑、および死者の増加を招いている

 流行の主役はH3N2であるが、ワクチンの効果はせいぜい32%程度だろうと専門家は推定している。
 保健当局では昨年10月以来、65歳以下で27名がインフルエンザで死亡していると発表した。昨年の同時期には3名に過ぎなかった。
 サンタモニカのUCLA医療センター急患室では一日140名の患者を診ているが、今週は200名を超えることもあった。ほとんどはインフルエンザである。

 多くのカリフォルニアの医師は、最近の患者数の増加は異常だという。
 昨年もこの十年間で酷く流行した年となったが、今年はそれを遙かに超えているとされる。

 急患室が混雑しているため、患者を運んで来る救急車は患者をすぐには降ろせない状態という。
 医師は時々患者に抗インフルエンザ薬のタミフルを処方するが、今週は(日本では先週)薬局ですぐには手に入らない状態も起きているとされる。


Widespread influenza causes long wait times at emergency rooms statewide  Camp Verde Bugle (米国) 広く流行しているインフルエンザのために急患室では長い待機時間に
 アリゾナ州では記録的にインフルエンザ発病者の数が増えている。いくつかの病院では、急患室での待機時間が予想以上に延びてきている。


Flu outbreak: Officials say cases increasing in Lake County, widespread in 36 states News-Herald.com (米国) レーク郡でのインフルエンザ流行は拡大の一途、米国の36州で大流行


 6日


 国内インフル、警報越え地域が現れる、52週(2017年12月25日~31日)
  大分県 定点35.1、宮崎県 定点45.14
  全都道府県のデータは公開されてないが、九州、西日本では流行が拡大中と考えられる

  注:群馬県後藤氏のご協力によります。


 米国インフルエンザ情報52週、近年まれに見るインフル流行に

 米国CDC
 12/24-30, 2017 
 流行株H3N2、ノイラミニダーゼ阻害薬有効

 流行が早期に終息にむかうか、このまま1~2月にピークをむかえるか。
 死者数は各州で増えているが、全体としての統計では確定されてない。
 

   ほぼ全てに近い州が猛流行になっている。


 管理人コメント:データ集計と掲載が早い。我が国の報告はデータ量が少ないにも関わらず、報告は来週と遅い。国立感染研の予算は少ないのか、それとも専門部署の人員が少ないのか不明ではあるが。


Flu season hitting earlier, with dozens more outbreaks — and more severe symptoms Chicago Tribune (米国) インフルエンザ流行が例年より早くに始まる、症状が重いようだ


 5日


 国内情報

 東京都感染症情報センター
 2017年12月25日~31日 52週
 国内最速で発表。

 東京都定点 17.5 
  過去5年間で2番目に感染者数が多い(1番目は2014年。

 管理人コメント:東京都の情報を見る限り、年末に感染者数が減らずにさらに増えている。2014年も同じパターン。町中で感染している人が多いのだろう。
 今後感染者数はさらに増えるが、入院者、死者などに関しての情報は出ていない。米国や英国ではマスコミが詳細に報道しているので、流行の程度、その内容他が読み取れる。


  英国でもH3N2流行が始まる

The areas of Greater Manchester revealed as influenza 'hotspots' amid spread of deadly Aussie flu strain  Manchester Evening News(英国) 英国、大マンチェスター地域がインフルエンザ流行のホットスポットに:致死的オーストラリア・インフルウイルスが拡大中

 注:(管理人) 南半球(特にオーストラリア)で流行したインフルエンザウイルスは、北半球が冬期間に入ると拡大してくるのが通例である。オーストラリアと交流が歴史的にも盛んな英国は、オーストラリア(オーシー)で流行したウイルスが英国内に入ってくる事から、オーストラリアで多大の被害を出したウイルスを警戒する。今年度、オーストラリアで流行したH3N2ウイルスはワクチンが無効に近く、病原性が高く、多くの入院患者と死者を出した。そのため致死的オーストラリア風邪(インフル)と呼び警戒している。Deadly Aussie Flu



The areas of Kent revealed as influenza hotspots as Aussie flu sweeps the UK  Kent Live (英国) 英国、ケント州、現在インフルエンザのホットスポットに:オーストラリアインフルが英国中に拡大中

 ケント州東部での流行が際立っている。

Experts have warned that this year's strain of Aussie flu could be more dangerous than the 1968 flu pandemic that killed more than a million worldwide. 専門家達は今年のオーストラリア・インフルウイルス(H3N2)は、1968年にH3N2が初めて流行し、世界中で100万人以上殺した時の株よりも危険である可能性が高いとコメントしている。要するに危険な変異をしている。米国でも現在、多くの入院者と死者を出している。


  米国、インフルエンザ拡大で面会制限する病院が続出

As flu season heats up, hospitals impose visitor restrictions Indianapolis Star (米国) インフルエンザ拡大のために病院が面会制限に

Hospital revises visitation policy in light of influenza spike  Nantucket Island Inquirer (米国) インフルエンザ流行拡大のため、病院への面会制限に

UR Medicine issues visitor restrictions aimed to stop spread of influenza 13WHAM-TV (米国) インフルエンザ拡大防止のために病院への面会制限に

BHS Implements Visitor Changes Due to Influenza Spread iBerkshires.com (米国) マサチューセッツ、ベルクシャー・保健システムはインフルエンザ拡大のために関連病院の面会制限に

 4日

  米国、今年のインフルエンザはよく死ぬ!!

 アイダホ州で13人死亡
State of Idaho: 13 influenza related deaths this season  KLEW (米国) アイダホ州:今シーズン、インフルエンザ関連死亡者が13人発生

 アイダホ州保健当局者は、この7年間で最も多くのインフルエンザ関連死亡が今年は発生していると発表した。この1週間に5人が死亡し、インフルエンザ関連死亡者数が今シーズン13例となったとされる。
 今後さらにインフルエンザは拡大すると予想されることから、死者数も増えてゆくと推定されている。
 ハイリスク者にワクチンを接種することが重要な予防法とされるが、専門家の中には接種ワクチン株と流行しているウイルス株が一致してないことから、接種してもあまり有効とではないとする意見もある。


 米国サンディエゴ郡、45人目のインフルエンザ死者が1歳になったばかりの乳児
Year-Old Baby Dies on New Year's Eve After Contracting Influenza Times of San Diego (米国) 乳児、元旦の夜にインフルエンザで死亡

 新年の夜12ヶ月の乳児がインフルエンザで死亡した。サンディエゴ郡で今季45人目のインフルエンザによる死亡者となった。

 昨年の同期は5例の死者、883例の検査で確認された感染者。今年は45例の死者と、7314例の検査で確認された感染者。

 同郡公衆衛生局の副局長警告:
  “We are seeing a very high number of flu deaths and cases,” Thihalolipavan said. “Sick people should stay home to avoid infecting others at work, in school or in public places. People should not shake hands, share food or drinks, or kiss if they are sick.”
  「今季、多くののインフルエンザ死亡者と感染者が出ている。発病者は職場、学校、そして公共の場で他の人にウイルスを移すから家を出ないで欲しい。握手も避けること、食べ物や飲み物を共有しないこと、もし体調が悪い場合はキスをしないこと」

  ”Vaccination is especially important for those who are at high risk of developing serious complications from the flu. They include people with chronic illnesses such as asthma, diabetes and lung disease; pregnant women; those over 65; and people who live with or care for those who are at higher risk, health officials said.”
  「ワクチンはインフルエンザを発病した際深刻な合併症を起こす可能性があるハイリスク者では重要だ。喘息、糖尿病、慢性肺疾患、妊婦、65歳以上の高齢者、ハイリスク者をケアしている人々および医療関係者」


EDITORIALLY SPEAKING: Stay well, don't spread influenza Muskogee Daily Phoenix (米国、オクラホマ) 編集者意見;インフルエンザが猛威に、ワクチンを受けること、発病したら他人に移さないように自宅で静養


Maury schools to remain closed for influenza warning Columbia Daily Herald (米国) テネシー州、マウリー群で全学校が休学に
 A型インフルエンザでが酷い由。

 インフルエンザ流行中のカナダで高齢者ホームでも集団感染
Influenza is here' with outbreaks at 5 Vancouver Island care homes CBC.ca (カナダ)  バンクーバー島の5カ所の高齢者ホームでインフルエンザが流行

 外来者面会禁止
 外出後の手洗い
 健康者と感染者の接触を避ける
 ウイルスは当初よりも病原性が高くなった印象。
   訳者コメント:H3N2型が主となってきたことから、インフルエンザ全体の悪性度が高くなったのか、それとも流行しているH3N2ウイルスの性状に変化が出てきているのか?後者なら怖い。


 サウジアラビアでさらに7件のH5N8鳥インフルエンザが発生

 なぜ急速にこれだけ広い地域でウイルスが拡散しているのか、謎に近い。
 (by birds, by poultry trade, or some other factor)  
 鳥が運ぶ?家きん売買で感染鳥が持ち込まれる?または他の要因がある?



 3日


 韓国でさらなるH5N6鳥インフルエンザウイルスが野鳥や農場で見つかっているようだ。農業省が発表している。
 Avian Flu Diary


 日本厚労省、インフルエンザ発生情報更新を一週間休む由。
  50週(12月11日~17日までを最後に2017年度は終了。
  51週(12月18日~12月24日)のデータは2018年1月5に発表と。
  厚労省アナウンス

  一週間のお休みは良いのですが、情報が遅れること、何らかの突発的事象が発生したとき、国際的に緊急的感染症が発生したとき、1週間の正月休み中はいかがいたすのか不安です。<厚労省、各地域保健所など。


 国内51週インフル流行状況
   群馬県後藤様からのご提供データに基づいています。
   各地の衛生研究所は2017年最終週のデータをまとめて御用納めに発表してますが、それをとりまとめる国は既に帰路にあったようです。後藤様が生データをまとめて送ってくれました。
  12月18日~12月24日

   国内定点平均12.17注意報



 
米国51週インフル流行状況   12/17-15/23   米国CDCインフルエンザ状況更新51週
  主流株7N9

  インフルエンザ様症状で外来を受診する率

検出されるウイルスは主としてH3N2
  Week 51 Data Cumulative since
October 1, 2017 (Week 40)
No. of specimens tested 1,684 18,948
No. of positive specimens* 831 6,562
Positive specimens by type/subtype    
    Influenza A 740 (89.0%) 5,731 (87.3%)
    A(H1N1)pmd09 55 (7.4%) 482 (8.4%)
    H3N2 652 (88.1%) 5,169 (90.2%)
    Subtyping not performed 33 (4.5%) 80 (1.4%)
    Influenza B 91 (11.0%) 831 (12.7%)
     Yamagata lineage 52 (57.1%) 546 (65.7%)
     Victoria lineage 3 (3.3%) 50 (6.0%)
      Lineage not performed 36 (39.6%) 235 (28.3%)


 2日

 昨年末の復習となるが;

 妙に鳥インフルが欧州、中東で多発している。
 昨年はH5N8で欧州で多くの国が被害を被っていた。
 今シーズンはH5N8がサウジアラビア、イランなどの養鶏場を襲っている。

 H5N8は人への感染実績は無いとされるが、鳥に対しては高病原性で、その殺効果は高い。
 イランなどでは国中で広がっているが、そのため鶏肉、鶏卵が相当不足しているはずである。
 現在反体制派による政府との衝突が起きているが、H5N8ウイルスを放すのは米国他の国にとってはたやすい。
  生物兵器化出来そうであるが、現在創作中の小説の主題としようと考えている。

 韓国ではH5N6新型が渡り鳥で運ばれてきているが、このウイルスの性状には不明な点もあり不安である。
 日本国内でもいつ渡り鳥から、さらに養鶏場への拡大が起きても不思議ではない。

 中国のH7N9ウイルスによる人感染の報告が出ていない。
 妙に静かである。不思議だ。
  家きんへのワクチン接種で周辺の人へのウイルス感染が抑えられているのか、それともH5N6ウイルスの拡大が、同ウイルスの拡大を抑えているのか不明である。
  気象状況が大きく変化しているので、鳥によるウイルス伝搬も変化しているのだろうか。
  いずれにしても香港大のチーム(ここは優秀だ)による発表が早く欲しい。

 北米での季節性インフルエンザが相当な流行となっている。主要株であるH3N2による重症者が続出しているようだ。
  ハイリスク者は、発病したなら即抗インフルエンザ薬投与とされている。
 アジアではまだH3N2は主要な流行株となっていないが、気温低下と共に勢いを増してくる可能性が高い。
 日本では既に注意報レベルを超えている地域が半数を超えている。
 年末、年始で感染者数が一時的にでも減る可能性はあるが、手薄になる高齢者施設での集団感染が怖い。高齢者は簡単に死亡する。
  頼みのマスコミはインフルエンザ情報をさっぱり出さない。
  単にどこそこが休校になったとか、学級閉鎖が起きた等という、簡単な情報だけで、ウイルスの型や、ワクチンをどの程度受けていたのかなど、基本的に重要な内容は伝えない。



 参考報道

 ・Jump in H3N2 flu prompts CDC warning, antiviral reminder  CIDRAP (Stephanie Soucheray) | Dec 27, 2017  H3N2ウイルス拡大、CDC、ハイリスク者への抗インフルエンザ薬の適切な使用を指示

 ・Six countries report more avian flu outbreak CIDRAP さらなる鳥インフル発生が6ヶ国から報告

 ・CDC: flu rises sharply, now widespread in 36 states CIDRAP  CDC:インフルエンザ急速に拡大、現在36週で猛威


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