表紙ページへ 日々の世界の新型コロナ感染者数 Pandemic Stage of nCoV Pneumonia 米国 ジョーンズ・ホプキンス大学 Coronavirus-Fälle weltweit Coronavirus-Monitor (ドイツ語) 国内コロナウイルス感染マップ JX通信 東京都対策サイト 北海道サイト NHKコロナサイト 5月 31日 国内情報 北九州市と東京都で若干感染者数が増えた。院内感染も見られる。 多少の発生数の増加の波は今後もみられると考えられるが、その意味することは、ウイルスを保有している人、または感染している人が集団の中に未だ多数存在しているということだ。 グラフの意味することは感染者数であるが、同時に国内に存在しているウイルス量と置き換えて考えることが出来る。 ウイルスはかってに空中や、家の片隅、または路上の陰に隠れて増殖しているのではなく、我々の身体の細胞の中で、休み、増殖している。 ウイルス軍団は、我々の身体を母艦として戦争を挑んでいるとも解釈できる。 コロナウイルス(SARS-CoV-2)を駆逐するには、母艦からウイルスが側の母艦に乗り移ってこないように、母艦同士を離すことしかない。そして母艦内のウイルスが自己増殖できなくなるまで、母艦の免疫力が回復するまでサポートしなければならない。 重要な事とは:・マスクを信用しない。相対するなら、出来れば人と6メートル離れて話す。それが無理なら同一方向に向かって互いに左右2メートルの間隔を開けて話す。・ウイルスは唾液から飛散することを忘れない。大きな声で、多弁な人はスーパー・スプレッダーとなり得る。・手を洗うのなら頻回に洗う。それが無理なら外出時には可能な限り物に触らない。・KIssや舐めることは最強の感染手段である。 暑い季節にコロナウイルスが感染力を弱めるかどうかは、コロナ軍団の参謀長に聞かなければ分からない。 汗からコロナウイルスが感染しないという証拠は得られてないから、汗にも要注意。 ![]() 国際情報 5月31日現在の数値を表にした。 欧州は感染者数は下降を続けている。死者数はこれまで加療中だった患者が大半と思われる。 ブラジルは感染者も死者も急増しているが、かっての欧州並の感染者数よりは現時点では少ない。 人口比死者数はシンガポールも、マレーシア、タイ、さらにフィリピン、インドネシア、香港、台湾、中国では少ない。
30日 国内流行 北九州市、と東京都で少し新規感染者が増えたが、医療機関内の集団感染も含まれる。 全国の新規感染数が100人以下であれば、安泰の範囲だ。 ![]() 国外情報 1万人あたりの死者数は東南アジアで非常に少ない。 欧米人では高い。 人口一万人以下の死者数0.1人以下の国は薄青色で示してある。 該当しているのは、豪州とニュージーランド以外は全て東&東南アジアである。 インドとパキスタンは人口がインドの方が倍あるが、人口あたりの感染者数も死者数もその分パキスタンが半数以下となっている。 フィリピンも人口あたりの感染者と死者数は世界平均よりも少ない。 欧米は全て感染者数も死者数も多い。 台湾と香港は人口あたりの感染者数が非常に少ないが、同時に人口あたりの死者数はゼロに近い。 中国系は概してSARS-CoV-2に強いのだろうか? と言うよりも白人系が弱いのだろうか? インドはテレビニュースで画面を見ていると、相当な感染者が出ているように見えるが、人口比にすると決して多くはない。
注:ベトナムはこれまで328人感染者が確認されているが死者は発生していない。 29日 北九州市、2病院でラスター、全国で83人発生 北九州市で21人感染、4人は経路不明…市幹部「第2波の入り口」 讀賣新聞 国内では28日、新型コロナウイルスの感染者が新たに63人確認された。このうち21人は北九州市で、同市の1日あたりの感染者としては、4月1日と並んで最多となった。 市によると、21人には2病院の医療スタッフら計11人が含まれており、両病院でクラスター(感染集団)が発生したとみられる。感染経路不明は4人だった。 市内では先月30日から感染者ゼロが続き、今月14日には福岡県の緊急事態宣言が解除された。その後の23、24日に各3人、25日に6人、26日に2人、27日に8人が確認され、6日間連続の感染者の累計は43人に上った。 西村経済再生相は25日の記者会見で、宣言の対象地域に再指定する際の判断について、「4月7日に宣言を発令した時よりも厳しい目で見ていく」と述べ、「直近1週間の新規感染者が人口10万人あたり5人以上」などの目安を示した。 北九州市は、28日までの1週間の新規感染者が人口10万人あたり4・59人。28日に記者会見した市幹部は「第2波の入り口で、非常に厳しい状況だ」と述べた。 一方、東京都内では新規感染者が15人判明した。1日あたり15人以上となるのは今月14日(30人)以来、2週間ぶり。北海道では7人の感染が確認された。 北九州市でなぜ感染者数が急増したか、理由は不明 なぜ?北九州で感染急増の謎 第2波へ警戒 西日本新聞 新型コロナウイルスの感染拡大が全国的に落ち着いてきた中、北九州市だけ、なぜ再び増加傾向なのか謎が深まっている。救急搬送された人を医療機関が念入りに調べるなどし、症状がなくても検査する“掘り起こし”が進んでいることも一因にありそうだ。ただ、ほかの自治体でも同様に広く診療・検査する傾向はあり、同市の現状は説明しきれない。市は「市内でウイルスが広がっている可能性も否定できない」と第2波への警戒を強めている。 同市では28日まで6日連続で感染確認が続いている。同市の東田倫子保健衛生部長は増加の一因について「医療機関での診療、症例の把握態勢が充実してきたこともある」と指摘。北橋健治市長も同日の定例記者会見で「4日間発熱が続いた方をこれまでPCR検査をしていたが、対象が見直され、広く把握される傾向にある」と話す。 感染した若松区の50代女性は持病で通院中、無症状だったものの、肺炎の有無を調べるコンピューター断層撮影(CT)をきっかけにPCR検査に至った。門司区の60~80代の男女3人は同じ24日に救急搬送された後、CTで肺炎が疑われた。3人の搬送先は同じ。このように医療機関がきっかけとなったケースは、27日までの感染経路不明17人中8人が該当する。 今月上旬からは、軽症者の主な窓口となるPCR検査センターが同市でも稼働し、17人中3人(10~20代の男女)がセンター経由で確認された。また、濃厚接触者を全員PCR検査することとしたため、以前は判明していなかった無症状者も全体数を押し上げている。 ただ、それだけで北九州市だけ増えていることを説明できない。福岡県内の27日のPCR検査総数は173件、このうち北九州市66件、福岡市57件だった。「福岡県内は同じルールで疑い例の検査に至っていて、自治体間で大きな差はない」(県担当者)ためだ。 北九州市全7区のうち6区と広域で感染が確認されている一方、活発に動き回っているとは想定しづらい70歳以上が半数を占め、感染者間の行動履歴の共通点は不明。市は県を通し、厚生労働省にクラスター(感染者集団)対策班派遣を要請。28日から調査が始まった。 産業医科大の吉村健清名誉教授(疫学)は「近くの大都市である福岡市でも感染確認がないのは不可解だ。手洗いやマスクの着用など生活様式で差があり、北九州市の方がウイルス感染が特に顕在化しているのかもしれない」と話している。 管理人コメント:北九州市の感染者の半数以上が70歳以上ということは、その年齢層が時にウイルス感染者との出会いが多いことを意味する。その年齢層との出会いが多い人々のPCR検査を行う必要がある。 国外情報 過去1週間の感染者と死者発生数 スペインでは感染者数の累積数がマイナスになっているが、これまでのデータの調整によるものか。 世界では1週間に70万人の感染者と27000人の死者が出ている。 その20~25%が米国だ。 イタリア、スペインドイツ、フランス、オランダ、ベルギーなどは、経過的には感染者と死者数は減っているが、2週間値で見る限り、ウイルス感染者が、ここしばらく社会から消え去る可能性はない。 ノルウエーは感染者と死者はほとんど出ない。スウエーデンと対照的である。前者は最終的に集団免疫を得ることを目的とし、国家統制による社会生活を犠牲にした強力な対策は行っていない。 ブラジル、ペルー、チリの南米では感染者数が猛烈な勢いで増えている。 正しく棺桶が足りなかったスペインインフルを思い起こさせる。
28日 国内感染状況 国内に於ける新期コロナ感染者数は落ち着いているようだ。 一日100人以下がキープされていれば安心ではある。 国の判断では、緊急事態宣言発令の一条件として、10万人あたり、一週間に発生する感染者数が0.5人以下とされる。 国全体で計算すると、12,700万人の人口であるから、週に635人、一日平均にすると91人。下図で分かるように、2週間以上、国内平均の新規感染者数は100人以下となっている。 一方右図には北海道の例を示してある。北海道の場合は人口550万人であるから、一週間27.5人以下の感染者数となる。大ざっぱに、一日数にならして言えば一日4人以下。 しかし北海道での感染者数はこの1週間、3日間はこの基準を超えている。 北海道でいつ感染者増加が起きるか、先行き不透明である。 なお北海道での感染発生場所は、高齢者ホーム、医療機関内が主である。医療機関内での集団感染が多い。 行政的啓発もメディアではあまり印象的ではないし、半分眠った状態ではロシアと同じ結果になるかも知れない。 現在第二波収束と行政はメディアで語っているが、もしそうなら第三波は変異株で起きてきている可能性がある。 ウイルス変異はあるのかないのか、株は米国流行株と同じなのか、等、行政機関からの発表は皆無である。 累積感染者数1054人、累積死者数81人:ニュージーランドの状況にやや似るが、死者数はニュージーランドは21人と遙かに少ない。 ![]() ![]() 世界の状況 東~東南アジア民族の新型コロナに対する死亡者数は有意に少ない事は明らかに これまでフォローしてきた国における人口あたりの死者数発生率を分析した。データはJHUの発表データから得ている。 1万人あたりの死者数の多い順から表示している。 ベルギーがトップで、あとはスペイン、英国、イタリア、フランス、スウエーデン、オランダと言う順に並ぶ。 続いて米国であるが、米国は他人種国のせいか、数値はやや低くなっている。 1万人あたりの死者数が0.1以下の国が下方に並ぶが、日本、韓国、インドネシア、マレーシア、中国、タイ、そして豪州とニュージーランドである。 なお豪州の住民の80%以上がヨーロッパ系の白人とされ、その他アジア人は12%、アボリジニが2%とされる。 一方ニュージーランドは多民族国家であり、ヨーロッパ系74%、先住民族マオリ人14.9%、アジア系11.8%他となっている。 これらのデータは明らかに東~東南アジアにおける人々の死亡率が低い事を示唆している。 白人系に比して黄色系の人種がSARS-CoV-2に強いことが示唆されるが、それが遺伝子レベルでのことなのか、生活様式が関係しているのかは不明である。 なおシンガポールも死亡率は非常に低いが、人種的には完全に多民族なので、何が原因しているかは分からない。(1万人あたりの死者数は0.04人、致死率は0.07%。 5/28/2020 JHUのデータをもとに作表
27日 日本国内毎日の発生数 この2週間の平均39.5人 それ以前2週間の平均148人 100人以下が感染者数が抑えられているライン ![]() 世界の状況 感染者数の多い順に並べた。 米国がトップで、スペインやベルギーが続いている。 しかしスペイン、ベルギー、等の数値は過去の積み重ねが多く、現在増加中の国は、チリ、ペルー、英国、スウエーデン、ロシア、ブラジルなどとなる。 5/27/2020
中国の真実? 中国の統計データである。 香港保健局ホームページから得たものを編集した。 https://www.chp.gov.hk/files/pdf/statistics_of_the_cases_novel_coronavirus_infection_en.pdf これまでほぼ全ての省で発生しているようだが、流行の震源地だった湖北省ではこの2週間に1例しか発生してないにも関わらず、北方の黒竜江省や中央の河南省では二桁の感染者が出ているが、そこからの拡大は起きてないようだ。 全感染者中82%が湖北省で、また死者の97.5%が湖北省で発生している。 湖北省以外で感染が広がらなかった事、および死者数が少なかったこと。その理由が不明だ。 湖北省以外が通常のインフルに近い状態で、湖北省の新型コロナの拡大が異常だったような気がする。 過去2週間に中国全土で123人の感染者が出ている。 中国では現在流行が小康状態なのだろうか?それとも欧州株が流行し出しているのだろうか?それとも新規変異株が出てきているのだろうか? 中国では流行がどのような状況になっているのか、また発表データが正しいのか、その判断が難しい。 出来ることなら民主国家が隣国の方が良いが、アフリカのような地に中国の様な巨大な共産党独裁国家があっても困る。
香港:1066人、4人 台湾:441人、死者数7人 26日 国内第一波収束 ![]() 管理人コメント: 新型コロナ国内第一波収束、非常事態宣言全国解除に。 北海道は解除基準に少々感染者数が多いが、政治的配慮があったとの事。 テレビ朝日のモーニングショーで解説役の岡田晴恵さんが、私なら許可しませんが、とか私が知事なら判を押しませんがと、妙な表現を使っていた。 この人、毎日同モーニングショーで、スタジオの真ん中に立ち、身振り手振りで色々と解説しているが、なんなのだろう。毎日出ているが、中味のある解説ではないが、それよりも勉強する時間はあるのだろうか。日中も出ている様だし、また夜にも出ることがあう。 そのうち私が首相なら、そうはさせませんが等と言い出すかも知れない。朝日新聞に雇われているのか? 日本の死者数が非常に少ないことの原因について、色々と言われ出した。 人種的要因など。東アジア全体での死者数が少ない傾向にあると言うので、遺伝子学的アプローチもされるという。 25日 ロシア、新型コロナの死者数が少ない理由 異常に低いロシアの新型コロナウイルス致死率 陽性者が亡くなっても死因はがんなどに ニューズウィーク日本版 今月ロシアの首都モスクワの病院で、リュボフ・カシャエバさんが74歳の生涯を閉じた。彼女は2回、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出ていたが、公式の死因とされたはコロナではなく、患っていたがんだった。 義理の娘のダリア・コルニロワさんは「医師の診断書には悪性腫瘍による死亡と記されていた。コロナとはどこにも書かれていなかった」と話す。 カシャエバさんのように、新型コロナに感染して亡くなりながら、死因は別の理由とされた人はロシアで何千人にも上る。 以下略 日本国内状況 最近2週間に於ける発生数の平均は42人。国内発生数100人以下が、非常事態宣言解除の望まれる数値とされている。 本日、全国全ての都道府県が非常事態宣言が解除される予定。 ![]() ![]() 世界の状況 5/25 JHU DATA 世界の感染者数と死者数は増加し続けている。 南米や南アフリカのデータが加わり始めたせいか。 ![]() 世界の致死率は高いが、このまま感染者数が今の100倍(5億人)になると、死者数は3500万人となり、かってのスペインインフルでの死者数に近くなる。 この1週前後からの感染者数の発生が気になる。真に感染者が発生しているとしたなら、南半球の途上国での感染者数が増えている、または監視態勢が強化されている可能性が示唆される。 米国は現在死者数が10万人近くなっているが、感染者が現在の10倍(千万人)になると100万人近い近い死者数となり、これもスペインインフル並となる。 英国は致死率が14%と高く、また感染者数も減少傾向は見せていないから、悲劇的大惨事となるかも知れない。 ブラジルも大惨事となりつつある。国連を始めとして、先進国の支援が必要だ。移民の多い日本からの支援は当然であるが、そのような気運が出ていないのは残念だ。 スペイン、イタリア、フランスのデータは過去形になりつつある。現在は感染者数も死者数も発生数は減少過程にある。 豪州とニュージランドは感染者数の増加はほとんど起きていない。
24日 日本の低死亡率の要因を遺伝子レベルで分析 新型コロナ重症化を遺伝子レベルで解明へ 慶大など 産経 新型コロナウイルスによる日本の死者が欧米より低く抑えられている背景を、遺伝子レベルで解明する試みが国内で始まった。慶応大や東京医科歯科大などが共同で研究プロジェクトを発足。日本人患者の遺伝子解析から重症化要因を突き止めることを目指し、治療やワクチン開発への応用も視野に入れる。 新型コロナの死者は、米国が9万人以上、英国やイタリアが各3万人以上に上っているのに対し、日本は800人台で圧倒的に少ない。東アジアや東南アジア諸国も欧米よりは少数にとどまる。マスク着用や手洗いなどの生活習慣、肥満体形や糖尿病などの持病、医療システムの違いなどが要因として指摘されるが、明確にはなっていない。 プロジェクトには慶応大、東京医科歯科大、大阪大、北里大、京都大を中心に8つの研究機関と医療機関約40施設が参画。感染症や遺伝、免疫などの専門家が名乗りを上げ、日本医療研究開発機構(AMED)から研究費を得ている。 研究では、協力医療機関で同意を得た日本人の重症患者、軽症患者、無症状の感染患者各200人、計600人の血液を集め、遺伝情報を解析。重症化につながる遺伝子を探す。 研究統括を務める慶応大医学部の金井隆典教授(消化器学)は「重症化には、HLA(ヒト白血球抗原)やサイトカイン(情報伝達物質)関連の遺伝子が関わっている可能性がある。その疾患感受性遺伝子が分かれば、発症時すぐに患者が重症化しやすいか、軽症ですみそうかを判断できるだろう」と指摘する。 今秋にも結果を取りまとめたい意向で、対象患者をさらに増やして解析を進めながら、ワクチン開発に役立てる。遺伝子レベルの要因解析は欧米でも行われており、国際的な共同研究も見据えている。「重症化する遺伝子は同じで、日本人はその遺伝子が少なく、イタリア人には多いといった可能性もある」(金井教授)という。 金井教授は「最終的に診断時に患者の予後の予測に役立ち、第2、第3の流行の波が来たとき、医療崩壊を防ぐことにもつなげられるかもしれない」と期待を寄せる。 東京、新たに14人発生 東京都内で14人 新型コロナ感染判明 9人死亡 産経 東京都で24日、新型コロナウイルスの感染者が新たに14人報告されたことが都関係者への取材で分かった。9人の死亡も確認された。 都内の感染者が10人を超えたのは21日以来、3日ぶり。累計感染者は5152人となった。 23日 新型コロナ発症後、小児で重度の免疫異常が発生 新型コロナに関連? 子どもの謎の疾患が急増 AFP (日本語版) 欧米でここ数週間に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連するとみられる子どもの重度の免疫異常が急増している。 これまでにこの症候群で死亡した子どもは、米ニューヨークで3人、フランスと英国で1人ずつの少なくとも5人おり、さらに少なくとも別の2人の死亡もこの症候群によるものと疑われている。 ■新型コロナとの関連は? 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は今月上旬に行われたオンライン記者会見で、「初期の報告では、この症候群は新型コロナウイルス感染症に関連している可能性があるとの仮説が立てられていた」と述べ、「この子どもの症候群の理解を深める」援助を世界の臨床医学者らに求めた。 フランスの国立保健監視機関は、関連している確率は「非常に高い」との見方を示している。 専門家らは、新型コロナウイルスは免疫系に激しい反応を引き起こし、免疫系がウイルスに感染した子どもの体内組織および臓器を守るのではなく、むしろ敵対するようになると考えている。 米ニューヨークにあるコーエン小児医療センター(Cohen Children's Medical Center)のサニル・スード(Sunil Sood)小児科医師はAFPの取材に「子どもらは以前にウイルスにかかったが、体がそれと闘って追い出した」「だが今起きているのは、遅れて現れた過剰な免疫反応だ」と説明した。 ■症例数は? 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は15日、欧州ではいわゆる小児発症性多系統炎症症候群(PMIS)と疑われる14歳以下の子どもの症例が約230件見られると発表した。 英医学誌ランセット(The Lancet)に先週掲載された研究論文によると、イタリア北部ベルガモ(Bergamo)の医師らは、幼い子どもの重度炎症性疾患の発生数が30倍に増加したと報告している。 米国ではニューヨーク州で100件を優に超える症例が確認されており、保健当局はこの謎の疾患に警告を発している。 ■症状は? この新たな疾患は、非常に幼い子どもがかかる川崎病のように、続く発熱、激しい腹痛、発疹、舌の腫れなどの症状が見られる。 さらにPMISは血管の炎症を引き起こし、一部のケースでは心臓障害に至る。南仏マルセイユ(Marseille)で死亡した9歳の男児は「心停止に伴う神経損傷」があった。つまり、心臓発作だ。 だがPMISが川崎病と異なっているのは、主としてより年長の子どもがかかる点だ。 英ロンドンのグレート・オーモンド・ストリート病院(Great Ormond Street Hospital)の小児感染症科のカリン・モシャル(Karyn Moshal)医長は英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に「われわれが診察している患者は7、8歳から17歳までだ」と語った。 英国のエバリーナ・ロンドン小児病院(Evelina London Children's Hospital)免疫科のジュリア・ケニー(Julia Kenny)医長によると、同病院ではこの症候群の兆候がある子どもの患者50人以上が治療を受けた。 ケニー氏はBMJに「綿棒による新型コロナウイルス検査では陽性判定がほとんどなかったのに、ウイルス抗体検査では過半数が陽性だった」と語った。つまり、気付かないままにウイルスには感染していたということだ。 実際、PMIS症例の急増は、新型ウイルスの感染ピークから数週間遅れて起きているようだ。それが示唆しているのは、ウイルス抗体がPMISの症状を引き起こす役割を担っているらしいということだ。 ■罹患する子どもに遺伝的共通点? 研究者らは、子どもの中でその症候群にかかる子とかからない子がいるのはなぜかを探っている。大人の場合、最大の予測因子は各既往症だが、幼い子どもには当てはまらない。 昨今の例で浮上した一つの説は、遺伝的な共通点だ。 ランセットに先々週掲載された研究論文によると、英国の症例では、最初の8人の子どものうち6人はアフリカ系カリブ人をルーツに持っていた。 フランスで死亡した男児も、主治医によると、アフリカ系だった。 国内での新型コロナ発生状況 先に”100万人あたりの発生数”と表現していた間違いを”10万人あたりの発生数”に直してあります。 国内での1日発生数は100人以下となって2週間。 10万人あたりの発生数も2週間以上、1日0.08人以下となっている。週に換算すると0.56人以下。多くの地域では非常事態宣言終了の一条件とされる、週に10万人あたりの発生数0.5人以下になっていると考えられる。 実際に東京都、神奈川、北海道以外では0.5人以下となっているようだ。 25日には全都道府県の非常事態宣言が解除される予定だ。 ![]() ![]() 世界の状況 欧州、感染流行収束期へ向かう 世界の感染者数は毎日10万人、死者数は5000人増加し続けている。 その25%は相変わらず米国である。続いてブラジルが2万人、1000人、そしてロシアが9000人と150人と続く。 ロシアの死者数が少ないのは本当かどうかは疑わしい。 スペインは死者数が未だ多いが、以前に比較すると相当減っている。 スペイン、ドイツ、フランス、イタリア、スイス、オランダ、ベルギー、ノルウエー、デンマークでの感染者数の減少は顕著である。 スウエーデンは新規感染者数発生数には明確な減少傾向は見られない。毎日数百人感染者が出ている。 南米は感染が急増傾向にある。ブラジルは悲劇的であるが、エクアドルも感染者数35,828人に対し死者数3,026人、アルゼンチンは10,649人、403人と、感染者は増加してきている。 一方豪州とニュージーランドには変化はない。
22日 収束予備段階 流行が収束過程に入っている状態は、国の感染者発生数が100人以下となっているのが一般的である。 日本では3週間近く新規感染者数の発生が、ほぼ100人以下となっている。 国内の感染者数が100人以下となると、社会的制限の多くは緩められ、人々の表情も変わってくる。
大きな問題点 1)今、収束しつつ流行は、第一波の波であろうか? 2)それとも気温が情報してきたため、流行が収束に向かっただけのだろうか? 3)新型コロナ(SARS-CoV-2)に季節性はあるのか? 4)秋~冬にかかけて、第二波、または第三波が起きるのは間違いは無いから、そのためにも検査態勢を増やして、陽性者には即アビガンを服用と主張してきたテレビタレントと医師がいるが、それは国としてそうした態勢をとれと言うことだろうか?(録画してあるから3ヶ月後にもう一度彼らがなんて言うか確認する)。 5)未だ来年の五輪に備えるためにも、検査態勢(PCR)を大量に用意して、そのためのスタッフ訓練を行えとの意見もテレビ画面から聞こえる。 民放テレビのワイドステーションは、あまりにもエンタメ過ぎる演出で、一般の人々は判断に迷うだろう。ゲストの肩書きも曖昧すぎる。 何が科学的に正しいのか、一般の人々は混乱している。 NHKはまともな情報と、信頼ある(責任感ある発言をする)ゲストだけを登場させるが、それは正しい。そして時々、海外の研究者やWHOの高官とのインタビューも交える。それは重要である。 以上の疑問を解くためにも海外の状況を知る必要がある。 世界の情報 世界の感染者数は日に10万人、死者は5000人前後となっている。 米国はほぼ25%を占めている。 続いてブラジルが2番目の位置を占めている。死者も一日1100人。米国と並ぶ勢い。 そしてロシアで8800人と続くが、予想ではロシアが米国に追いつくように思ったが、ブラジルの方が感染者数の増加は早い。 ブラジル大統領は現在の日々の死者数1000人をなんとも感じない質なのだろう。米国のトランプもそうだろうし、北朝鮮のキム主席もそうだろう。 しかしロシアのピーチン大統領と中国の習近平主席は違うようだ。国民がいて、自分の権力と存在が保たれることを知っている。歴史はいかに国民を豊かにしたかと言うことで、当時の頭領が評価されることを知っている。軍事力と経済力だけで競いあう時代は去っていることは百も承知しているだろう。 そういう意味では日本は進化している。誰も権力を自分一人のものに出来はしない上に、富を生きがいにして他人を犠牲にする人間も希だ。 しかしポピュリスト的人々が、自由な日本ですこしづつ育ちつつあるのが気になる。 コロナはこの夏場を過ぎた後、どのような流行を展開するのだろうか? 確かに南米では増えつつある。 冬期間に向かって流行が拡大するのだろうか? しかし豪州とニュージーランドは静かだ。 テレビでよく出る開業医さんが、この冬コロナとインフルが大流行したときのために、PCRキットの大量保存と、アビガンの大量生産が必要だと頻回に語っている。そして来年の五輪のためにも、そうした対策は急ぐべきと、訳の分からないことを公共放送の電波に乗せている。 うむ?今年はインフルとコロナが冬に大流行? 来年夏の五輪開催は待ったなしだと?うーむ? 昨日IOCのバッハ会長が、来年度の五輪の中止もあり得ると語っていた。 あと気になる国がある。 カナダである。流行開始は3月初旬と他の欧州の国と差は無い。同一ウイルスと思われるが、4月の中旬にピークを向かえたのだが、その後感染者数と死者数の減少傾向は見られてない。既に6000人以上死んでいる。感染者数は83000人。毎日1000人をを越える感染者と100人前後の死者数が出ている。
21日 国際情報 南アメリカ各国で新型コロナ流行が拡大 ウイルスに季節性? 冬期間に入ったせいか? 北半球、特に欧州では新規感染者数が減少に転じているが、南米各国では新規感染者数が激増に近い状況だ。
米国の感染者数と死者数はピークに達しているが、明確に減少に向かっていない。 英国は新規感染者数が間違いなく減少に転じている。 ![]() かって死亡者が多数出ていたイタリア、スペイン、ドイツ、フランス、イラン、英国、スイス、ベルギーオーストリアは明らかに流行は減少してきた。 これは夏季に入ったせいなのかどうか? 日本も同じく流行の勢いは完全に衰えている。 南米はブラジルが感染者と死者が増え続けているが、対策が整っているチリでは死者数も感染者数も抑えられている。 ペルーはチリに比較し人口は倍近くあるが、それでも感染者数と死者数は多く、今後もさらに拡大してゆく危険性がある。
国内情報 感染者数発生の流れからは収束の域に入っている。 いまここで訳の分からない数値を吟味するよりも、新たに三密の内容とその意義、さらに最近分かってきた、 健康に見える誰もが感染性ウイルスを保有している可能性を確認し、今後さらに何に気をつけるべきか、 国民との間で話し合い、新しい生活スタイルについて国民と政府が同意する作業が重要。 ![]() 20日 国際情報 ブラジル、記録的1日の死者数と感染者数が確認 Brazil sees record surge of coronavirus deaths and cases in one day CNN (米国)ブラジル、同国で記録的死者と感染者数が確認 月曜日から火曜日(18日から19日)、1179人の死者が確認され、2月に流行が始まって以来の累積死者数が17971人となった。 また17408人の感染者が確認され、累積感染者数が271,628人となった。 死者数も感染者数も、同国で新型コロナ流行が始まって以来、1日最大の数となっている。 ソーシャル・ディスタンス:2メートルの間隔は不十分の可能性 微風下では5メートル以上、唾液が飛散 Model suggests that cough could go further than 6 feet, scientists say CNN (米国)実験モデルでは咳は1.8メートル以上飛散する 5月19日、研究チームは、実験モデルで咳やくしゃみで6フィート以上粘膜や唾液からの小さな粒子が飛散すると発表した。 人での実験は行われていない。 コンピューター・モデルでは微風が吹いている状態では18フィート(5.4メートル)は飛沫は運ばれる。 キプロスのニコシア大学のディミトリ・ドリカキス工学教授のチームが発表した。 ソーシャル・ディスタンスを考慮する場合、十分考える必要だあると語る。 「研究はコンピューター・モデルによるもので、人での実験は行っていない」、と教授はCNNに語っている。 科学雑誌の”液体物理学”に論文を投稿中であるが、著者らは、彼らのコンピューター・モデルでの結果は、ある条件下では、6フィートの距離を保っていても、安全と言い切れない可能性を示唆していると語っている。 英国、サッカー選手とスタッフ743検査で6人が陽性に(0.8%) 6 English football players and staff test positive for coronavirus CNN (米国) 英国、6人のサッカー選手とスタッフがコロナ検査で陽性に 英国のプレミア・サッカーチームで6選手とスタッフが最近の検査で新形コロナウイルス検査で陽性となった。 少なくとも748検査がプレミア・チームの選手とスタッフについて行われたが。3チームで6人の陽性が確認された。 陽性者は7日間自己隔離する。 武漢、都市封鎖解除後数人の感染者が検出、そのため1週間に100万人以上の市民の検査を行っている Wuhan officials said they tested more than 1 million people in a week CNN (米国) 武漢、1週間に100万人以上の市民のコロナ検査を行っている 武漢市では18日、467,000件のコロナ検査を行ったと当局が発表した。 武漢では76日間の厳格な都市封鎖を行ったが、先週広範な市民検査を行った所、数人の地域で感染した市民が検出された。 武漢当局は5月12日以来、130万人以上のコロナ検査を行っていると発表した。 中国、第2波に備える 中国で新型コロナ「第2波」の可能性、専門家チームトップが警告 CNN.co.jp 新型コロナウイルス対策で中国政府の専門家チームのトップを務める鍾南山氏は18日までにCNNの単独取材に応じ、地域社会に免疫がなく、中国が新型コロナウイルスの「第2波」の発生の可能性という「大きな挑戦」に直面しているとの見方を示した。 鍾氏はまた、新型コロナウイルスが最初に報告された武漢市の地元当局者が当初の拡大の規模に関して重要な詳細を明らかにしていなかったと語った。 国家衛生健康委員会によれば、中国では新型コロナウイルスについて8万2000件以上が報告されており、死者の数は少なくとも4633人。新規感染者の数は1月下旬に急速に増加し、都市封鎖や全国規模の旅行の禁止などにつながった。 2月上旬には新規感染者が1日で3887人を記録した日もあった。しかし、1カ月後には新規感染者の数は2けたに下落した。 中国では大部分で新型コロナウイルスを抑制しており、生活も通常の状況に戻りつつある。都市封鎖は緩和され、学校や工場の一部も再開している。 鍾氏はそれでも、第2波の危険性はあるとして、当局は満足すべきでないとした。中国ではここ最近、各地で新たなクラスター(感染者集団)が確認されている。 鍾氏は、免疫がないため、中国人の大部分は依然として新型コロナウイルスに感染しやすい状態にあると指摘。「大きな挑戦」に直面しており、現時点では外国よりもよい状況にあるとは考えていないとした。 鍾氏は2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)への対応で知られる。 鍾氏は1月20日、メディアを通じて、新型コロナウイルスが人から人に感染すると明らかにした。これより前、武漢市の当局者は数週間にわたって、新型コロナウイルスが人から人に感染する明確な証拠はなく、感染拡大は回避できるなどとしていた。 鍾氏は1月18日に武漢市を訪問したが、「地元当局者は当時、真実を語りたがらなかった」と述べた。当局者が当初沈黙を続けたため、鍾氏は、より多くの人が感染している可能性があると指摘したという。 海外で感染が拡大しているにもかかわらず、武漢市で報告された件数が10日以上にわたって41人にとどまっていたことで疑念を抱いた。そこで、本当の数字を出すよう求めたという。 鍾氏は1月20日、北京市で、武漢市の感染者の数は198人で3人が死亡し、医療従事者13人も感染していると告げられた。 管理人コメント:鍾南山医師は、中国でもっとも尊敬されている医師(医学者)である。習近平主席と肩を並べる。専門家として絶えず国民に向かって状況を発表しているが、決して共産党に忖度することはない。SARSの時には、先頭にたって活動している。 国内情報 国内、日々の感染者発表数 現在感染者数(発病者)は減少しているが、この数は連休中の感染者の数である。 その後の外出自主規制が緩んだ状況ではどうなっているだろうか。 報告感染者数が減少し出した5月7日以降に感染し、発病した数は21日頃から反映される。 今後2週間の発生数が、注視される。
国際情報 欧州での感染者数増加が鈍化してきた国が増えている:スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、オーストリア、英国他。 イタリアやフランスでも一日感染者数は数百人レベルになってきており、スイスでは報道もされないだろう数値となっている。 スウエーデンにおける感染者発生の推移 国による特別の社会的規制をしてこなかったスウエーデンでも感染者数が減少し出している。 ![]() 下の表では10日間における感染者と死者の一日発生数を比較している。 米国は感染者も死者も増え続けている。 欧州における第一波は、もうじき収束に入ると思われる。 状況は日本と同じようだ。
19日 国内の新規感染者の発生は非常に少なくなった ![]() ![]() 100人後のラインを下回って10日以上は経過している。 もう少し、外出の自粛、人混み作らない、散歩は家族で、他の人々から離れて歩く、ホールや教室内での講演は避ける。 子ども達の公園やグランドでの遊びは避けない。 世界の状況 MERS流行国における新形コロナの死者数は少ない!。 1万人あたりの死者数は日本は先進国中で桁違いに少ないが、同じように少ないのが豪州とニュージーランドであるが、さらにインドネシアが加わる。日本の倍の人口でありながら、感染者数はほぼ同じでありながら、死者数は日本よりも少ない。 イスラム教国、インドネシアが新型コロナ対策で成功を収めているのは喜ばしい。コロナ対策は宗教の壁を越えるのだ。
主要なイスラム教国をまとめ、MERS感染国における死者数と致死率を調べた。 左端のカイは、イスラム教国で、MERS感染国(過去に流行した国も含む)、イだけは目立ったMERSの流行はなかった国。 MERSコロナウイルスが流行している国での、新形コロナウイルスは十分な病原性と致死性を発揮してないようだ。 ・仮説として、住民が獲得しているMERSコロナウイルスの抗体が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と部分的に交差免疫を起こしている可能性。 ・両ウイルスが互いに干渉作用を起こしている。 もしかするとMERS感染者の回復期血漿が、抗SARS-CoV-2治療薬として使えるかも知れない。
18日 本日感染者数31人 国内感染者1万6367人 死者768人(クルーズ船除く)新型コロナ NHK NEWS WEB 18日はこれまでの時間、東京都で10人、神奈川県で8人など10の自治体であわせて31人の感染発表がありました。また東京都と神奈川県で4人、富山県で2人、北海道と石川県で1人のあわせて12人の死亡が発表されました。これで国内で感染が確認された人は、▽空港の検疫などを含め1万6367人、▽クルーズ船の乗客・乗員が712人で、あわせて1万7079人です。亡くなった人は、▽国内で感染した人が768人、▽クルーズ船の乗船者が13人で、あわせて781人です。 昨日の国内発生数24人 ピーク時の3.7% ![]() 新型コロナ、昨日東京感染者新たに5人、 大阪2カ月ぶりゼロ 何か。コロナ軍団が去ったような錯覚を覚える。 マスク着用:自分の唾液などから対面者にウイルスを移さないため。自分は無症状感染者、または発症2~3日前の状況にあるかも知れないから。もしそうならウイルスを感染させる危険性は十分あるとされる。 誰も無症状感染者であるかどうかは自分では分からないが、さらに感染していて発病2日前など分かるわけはない。 どうすれば良いのか? 人に接しない生活様式が必要になる。 社会とは、人間同士が密に接し合う場所ではなくなるとされる。 すなわち我々の住む世界から社会がなくなるというのだ。 これまで人と人が密に接して人間間のコミュニケーションが維持されてきたが、これからはAIロボットやスマホが人の社会のコミュニケーションを維持してゆく。 子ども達に、何のために勉強はするのか、どう教えれば良いのか難しい時代になる。お金を稼いで、もっと高級なAIロボットを買うため、が正解となる時代。 そんな世界がコロナのせいで急速に進む。 コロナ軍団がいつでも攻めてくる社会。 新しい生活様式で立ち向かうと言うことは、我々人類の住む世界から旧式の社会が消え、AIによるコミュニケーションで維持される新しい社会に変わって行くと言うことなのだろうか。 世界の状況 世界のコロナはどのように変化しているのだろうか? 感染者数に減少傾向が見られてない国:米国、英国、ロシア、スウエーデン、ブラジル、チリ、ペルー、カナダ。 南米やアフリカの途上国では数値は少ないが、着実に感染者数は増えている。
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