11月 変異株20A.EU1
インフル、流行地域無し ・WHO インフル状況 11月23日時点:インフル流行地域は例年に比較して非常に少ない。手洗い、マスク、ソーシャル・ディスタンス等のCOVID-19に対する予防対策がインフル予防に影響を与えている可能性がある。
11月29日 昨日の感染者数は2684人と史上最多の数値となった。 この数値はどこまで増えるか予測は難しいが、5000人はこえるかも知れない。 感染者を抑えるための賢い方法は何かと考える必要がある。 それは新型コロナの事実を一般社会が知ることだ。 国や自治体はなぜ三密を避けるように言うのか? なぜ不織布製マスクでなく、布製マスクで良いと言うのか?これで何を防ぐことが出来るのだろうか? 新型コロナはどの程度世界に拡大し、どのくらいの人々が死んでいるのだろうか? 欧米で感染が急拡大している国では、墓が足りているのだろうか? 欧米で日に2万人も感染者が出ている国では、市民はどのようにして医療機関を受診しているのだろうか? … … ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 未完 11月28日 昨日の報告感染者数は2529人で史上2番目の報告数。 感染者数が多いのか、検査、登録、報告過程にムラが生じているのかは不明であるが、金曜日は常に数値が多いのは事実である。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
11月27日
欧州の第二波 昨日に続く ポーランド:6週間近く流行波は続くが、収束の明らかな兆候はない。 第一波は日に数百人の感染者と2~30人の死者が発生し続けていたが、10月に入った途端変異株の侵入を許し、国中に大流行を起こしている。 累計感染者数941,112人、累計死者数15,568人 ベルギー:累計感染者数567,532人、累計死者数16,219人 ![]() ![]() ポルトガル:累計感染者数280,394人 累計死者数4,209人 オーストリア:累計感染者数266,038人 累計死者数2,773人 ![]() ![]() 11月26日 大本営の危機感をメディアは伝える。しかし真実は存在しない。
対策分科会、強い危機感 「感染拡大抑えられるか、大事な、大事な3週間」 西村担当相、危機感あらわ The Page 西村康稔(やすとし)経済再生担当相は25日、有識者らによる新型コロナウイルス対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)後に記者会見し、分科会全体として強い危機感が共有されたとしたうえで、「この3週間が勝負だと。いまの感染拡大を抑えられるかどうか。その大事な、大事な3週間だということだ」と訴えた。 西村担当相は「特に医療関係のみなさまから、いくつかの地域で大変(医療提供体制が)ひっ迫してきている状況があると(発言があった)。ステージ3に相当する地域、(ステージ3に)なりそうだという段階で、早期に強い措置を講じる」と述べた。 3週間という期間の意味については「2週間で対策をやれば、効果が3週間目から現れてくるということで見極められる。これを早期にやらないと年末年始にかかってきて、年末年始というのは医療が非常に弱くなる時期でもあるという危機感もきょう(の会議で)表明された」とも語った。 管理人コメント: 政府はやっと強い危機感を抱いたようだ。 遅い。 英国やフランスの首相が国民に訴えているようなことを、日本では西村大臣や尾見茂会長が訴えている。 大事な3週間という数値の意味を十分説明してないが、この大事という形容句の意味は、その後のコロナ拡大を抑えると言う意味だろうか? もしそうなら、そのような対策でそれは実現不可能だろう。 欧州各国でこの秋から流行しだした新型コロナ変異株の猛流行を現時点で抑えることが出来た国はあるだろうか? 欧州の第二波 オランダ:1日100人近い死者 スイス:1日160人の死者 ![]() ![]() 英国:1日600人の死者 フランス:1日1000人の死者 ![]() ![]() イタリア:感染者数が減少し始めている? カナダ:1日100人近い死者数 ![]() ![]() 国内情報 感染者数は増加してきているが、欧州よりは一桁少ない。 日々の死者数は20人前後。欧州よりも一桁以上少ない。医療状況は厳しいと報道され続けているが、内容は欧州と相当違うのだろう。 慌てふためいて、対策を協議、そしてメディア発表している日本政府。 夏場に小康状態が続いていたとき、感染者数の増加を予想して対策を強化していなかったのだろうか?呆れる。 以下のグラフと欧州各国の状況から、日本政府は今後の見通しをどう発表しているか? 科学的分析に基づいた発表は行っているのだろうか? 慌てふためく発表内容、メディアの内容のない扇ぎ立てる報道は先進国として恥ずかしい。 下記グラフでもっとも重要なポイントは、全国の発生数の増加に対する東京の発生数の比率が急速に低下してきていることである。 要するに東京都での感染者数増加数に対して、東京都以外の地域の増加数が急速に増えていることである。 日本各地で感染者が増加する比率が増えている、すなわち日本全体で感染者が増えていることを意味する。 一極集中型を脱し、真の意味でパンデミックとなってきたのである。 東京だけに偏った対策の強化は、これからは意味をなさなくなる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 11月25日 昨日の感染者数の報告数は少なかった。3連休が関係したのかも知れない。 メディアでは重症者数が増えてきていることを取り上げている。 感染者数、重症者数、死者数の意義はどのように異なるのだろうか? 当方の考え方 感染者:ウイルスが体内に入り、検査で陽性となった。症状の有無は関係なし。6割~7割は無症状~軽症。(軽症の臨床的診断は可能か?) 有症者:入院が必要で、酸素吸入を受ける人から、人工呼吸器につながる人、さらにはエクモ(人工肺)につながる重症者まで多彩。死亡者は5%程度と推定される。 死者;コロナ治療を継続したにも関わらず死亡。通常、治療開始後2~2ヶ月間の闘病後死亡するケースが大部分。発症後1週間以内に急死する例は少ない。 第一波に比較して第二波以降は死者数が非常に少ないのが特徴である。死者数が少ないというのは、死に至るまでの患者数が少ないことを意味する。 欧州でも、米国でも致死率は著明に下がっている。しかし感染力の強い変異株が吹きあれているので感染者数が第一波の数倍から十数倍に増えているので、結果的に死者数の絶対数も増えている。 もし国内で重症者数が増えているのなら、ウイルスが変異したか、変異ウイルスが国内に侵入してきたか、と言うことになる。ウイルス分析が必要だ。 感染後重症者が増え、死者数が多いウイルス感染症は長期間続かない。さらに人に感染して行くための兵士たるウイルスが、感染死した人々と共に消え去ることから、子孫が絶えてしまう(SARS コロナウイルス)。 下図は国内の死者数の推移を表したものである。 感染者数の推移と類似した曲線を示しているが、重要なのは:1)第一波での感染者数は少なかったが、死者数は第二波と第三波のそれを超えている。すなわち第一波の致死率に比較して第二波以降の致死率は下がっているのである。=欧州のD614G株と同じであるが、その後スペインから入ってきた、さらに変異を起こした20A.EU1株とも同じ特性を示している。 重症患者数が増えてきているなら、それは死亡者数に反映してくる。死亡しないが重症で助かる患者が増えてくると言うことも臨床的にはあり得るかも知れないが、そうした症例が増えていると言うのは信じがたい。 欧州や米国の状況から見ると、感染者数は激増しているが、死者数はそれに比例して増えているが、致死率は著明に減少している。 国内の死者数の推移 資料
昨日の感染者数 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 国際情報 ![]() 地中海にも第三波が押し寄せる。基本的にD614Gからさらに変異した20A.EU1だろう。感染力は爆発的とされる。 ![]() ![]() 11月24日 昨日は月曜日。週でもっとも感染者数が少ない発表日である。 全国からの報告数は1519人と少なかった。感染者数グラフで見ると、規則的に月曜日は数が少なくグラフでは谷となる。 その谷を線で結んでも状況はあまり変わらない。 感染者数のこの1週間の増えに腰を抜かしたのか、 Goto トラベルやGotoイートを継続するか、政府内でも混乱し出したようだ。 つい数日前までは、国内の感染者数が増えてきていることは認識しているが、Gotoキャンペーンは続ける、と強気で語っていた菅首相も心細くなってきたのか、 段々ということが無責任化しだし、それは都府県知事に任せるとか、各自治体が決めることだとか、早くも退陣論も出始めている。 総務省お抱えの国営テレビのNHKは、国内の観光地巡りのビデオや、地方の名物料理紹介番組が多い。 そもそも国もテレビ局もどこまで世界の状況を把握しているのだろうか?日本も世界の状況も本質は同じである。 注:画像を多く掲載していることから、超速のCPUを積み、超速のSSDを積んでいた当方のコンピューターも時々停まるようになってきた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 世界状況 米国は第三波の拡大が続いているが、日本の感染者数推移グラフと並べると興味深い。 以前からこのページで記述しているが、日本の第二波は欧州では見られない流行波である。しかし米国では見られる。 さらに日本国内でも北海道で第二波は見られなく、第三波が国内では最初に現れている。 ここでの課題は日本と米国の第二波はどこからきたのか。それはなぜ北海道を避けたのか。 次に日本と米国の第三波はどこからきたものだろうか。欧州の変異株20A.EU1が米国、そして日本にきたのか、それとも逆コースを辿ったのか。 比較にオーストリアの状況図を並べる。北海道の状況とほとんど同じである。オーストリアのウイルスは、スペインで変異した20A.EU1株とされている。欧州主要国で広がっている。第一波を無難に退け、平安な日々がやってきたオーストリアに突然ナチスのように侵入してきた変異ウイルス大隊の広がりは早かった。北海道はオーストリアと同じ轍を歩んでいる。 米国 ![]() ![]() ![]() ![]() 世界の状況を見る限り、現在の日本の第三波の流行波さらに拡大しそうだ。今後2週間は続くのかも知れない。 最終的に1日5000人の感染者が発生し、その側をGoToキャンペーンで旅行バッグを引きずりながらマスクをつけて日本中を歩き回る人々が増えているかも。 なお致死率は1%とすくないかも知れないが、毎日50人の死亡者、月に累計1500人の死者数となるのかも知れない。雑な計算であるが。 11月23日 公衆衛生学後進国の日本の陥った泥炭地帯 対策の責任者だと名乗り出る政治家、医学者は皆無 晩夏から始まったSARS-CoV-2感染者の急増を、季候のせいだといい、寒さがSARS-CoV-2の感染力を強めていると、中学生でも考えそうな説明をテレビで語る。 挙げ句の果てに欧州でも秋に入ってから感染者が急増しだしたと追加説明する。 ![]() 全ては”嘘”である。分からないのであるなら、分かりませんと答えるべきである。 答えは欧州で秋口から突然大流行が始まったのは、突然変異株がスペインから欧州各国から休暇を終えて母国に戻った人々によりもたらされたからである。 変異株、20A.EU1は北はノルウエー、スウエーデン、南はポルトガル、スペイン、オタリアまで全ての国で急増している。欧州の新型コロナウイルスの7割以上を占めているとされる。 日本で似た流行をしているのは北海道である。 北海道では日本全土で発生した第二波は起きなかった。欧州と同じく第一波が終了した後、少し長い小康状態が続いた後、日本での第三波、欧州での第二波に相当する流行波が突然始まった。それは下の感染者発生推移株を見たら一目瞭然である。 北海道には専門家はいない。そのせいか上述の”不思議”を、不思議と考えてメディでも取り上げない。 北海道の秋から突然始まった流行が、突然変異株で起きているとしたら、その後起きてきた東京、さらには大阪などの流行も同じ変異株と考えるのが論理的だ。 気温が下がってきたから全国一斉に新型コロナが2週間前後で全国で活性化し出すと言うのは、非常に考えられない。 間違いなく新型コロナの変異株は天井知らずの感染者数となって行くに違いない。
コロナ疲弊とパニックに埋もれるヨーロッパ イタリア(左)と英国(右) 英国はもっとも多くの20A.EU1感染者が最初に休暇から戻り国内にウイルスを広げた。 第一波tp第二波の一日感染者数発生の高さは数倍の差があり、第二波の持続期間は未だ予知不能だ。 ![]() ![]() 明確な科学的思考に基づいた、公衆衛生学的緊急対策をとらない日本国 この2週間、各地では爆弾が炸裂した。 国民は外野席でマスクを着用して政策を眺めるだけ。そんな国民は中国を除いて先進国にいるだろうか? ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 11月22日
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 世界状況 ![]() ![]() 11月21日
累計感染者数 125,830人 世界で47番目 ![]() 昨日の全国での感染者数は2414人と報告されている。 欧州と比較するとまだまだ少ない。 今後1日1万人以上の感染者数発生まで拡大するのだろうか? 感染者数がどこまで増加するかは、ウイルスに聞かねば分からないが、これは変異株であることが明らかならば、どこまでも増える可能性は高い。 北海道を見ると分かる。10月中旬から直線的に増えてきている。 感染者が、ある程度人口が密な存在な大都会で増え出すと、対数的に感染者数は増え出す。東京、大阪にその兆候を見る。 対策の中心はどの組織が行っているのだろうか? 官僚系、医療系、? 欧州の20A.EU1変異株は、欧州の夏季休暇を緩めて多くの人々がスペインに休暇に向かい、そこで変異株に感染した。今年の夏の初期だった。 変異株は感染力が強く、9月以降多くの国で感染が拡大したことは周知の通りだ。欧州版Go To Travelであった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 北海道の感染者数はさらに増加してゆくと考えられるが、対策の強化で抑えられるかは不明だ。 ![]() 東南アジアでも欧州変異ウイルスが密かに拡大している ![]() ![]() 11月20日
![]() 本格的第三波が現れた日本の新型コロナ流行 慌ただしい政府、自治体担当者の動き ここからが危機管理体制の入り口である 全国で2400人の感染者数が報告されている。 その多くは無症状者と軽症者だ。 東京も大阪も、北海道も、そして沖縄も多い。要するに国内全体で感染者が増加しているのである。 しかし、その報告内容には、感染者の医学的症状が書かれてない。 ・無症状者の判定はどのように? ・軽症者の判定はどのように? そうした情報は一般社会に公表すること ・無症状者や軽症者は感染ウイルスが体内から消えて行くのか、それとも長期間不活化され体内の免疫的閾値などに存在するのか、まは不顕性だった変化が次第に顕正化してゆくのか。不顕性から顕正への過程は無症状から発病と同じ病理学的過程なのか? 北海道で感染者数が急増しだしたのは10月下旬で、東京都はそれより10日ほど遅れて感染者数の増加が起きた。 その後2週間の間に、感染者数は2~3倍に増えた。常識的感染症の拡大ではなく異常な拡大の仕方である。 そして現在、全国的に拡大は急速に進んでいる。その理由は、明確に論議されていない。 寒くなってきたからと言われることが多い。 新型コロナは冬期間に活発化するのだろうか? 管理人は秋口から欧州変異株が北海道で感染者の増加の原因であると伝えてきた。 スペインで初夏に誕生したD614G変異株のさらなる変異株20A.EU1である。 気温や季候はそれほど、現在感染者が増加している現象とは関係しない。 今、沖縄と北海道を比較したらどうであろうか? 欧州のスカンジナビア半島とスペインを比較したらどうであろうか。 明確な差異ははない。 欧州でもそうであるが、夏の終わり頃、または初秋に流行しだしたのは、第一波とは違う突然変異したウイルスである。 第一波ウイルスよりも遙かに感染力が強い。感染者数を比較すると数倍から十数倍多い。 日本での流行を第一波と現在の第三波で同一のウイルス株が起こしていると考えることには無理があり、間違いである。 第一波ウイルス(D614G)と比較すると第三波のウイルスは明らかに重症化率が低く、代わりに感染力が強い。欧州の変異株20A.EU1に類似している。 さてどう闘うか。あいては欧州の専門家達も頭を悩ましている強豪ウイルスだ。 日本での戦略は相変わらず曖昧だ。 責任者がいない。 今日の国内状況 ![]() ![]() ![]() ![]() 驚異のオーストリア、ポーランドの感染者数増加 ![]() ![]() 第一波から第二波に移行した途端、感染者数の急増に見舞われたオーストリア。 国内は大パニックに。D614G変異株の第一波と20A.EU1変異株の感染力の差は脅威的だ。 アマゾン先住民に、違法採金業者がコロナを持ち込む アマゾン先住民族居留地、コロナ感染拡大「完全に制御不能」 時事通信 【AFP=時事】ブラジル・アマゾン(Amazon)の熱帯雨林で暮らす先住民族ヤノマミ(Yanomami)の居留地で、新型コロナウイルスの完全拡大が「完全に制御不能」となっており、感染者数は3か月で4倍近くに増加している。先住民の権利擁護団体が19日、報告書で明らかにした。 20世紀半ばまで文明と隔絶した生活を送っていたヤノマミは、アマゾンの熱帯雨林で暮らす他のすべての先住民族と同じく、外界の病気にさらされたことがほとんどなく、1970年代には麻疹(はしか)やマラリアなどの流行で大きな被害を受けた。 報告書によると、ヤノマミの居留地で確認された新型ウイルス感染者数は、8月に335人だったが、10月には1202人に急増した。死者は、感染が疑われる例を含め計23人に上る。一方、 ブラジル保健省は、ヤノマミ居留地の感染者を1050人、死者を9人と発表している。ヤノマミ居留地では、4月に最初の感染者と死者が確認された。 先住民族の村でソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)は不可能なので、ヤノマミが先住民族イェクアナ(Ye'kuana)と共有し、約2万7000人が暮らす居留地では、人口の3分の1以上に当たる約1万人が新型ウイルスにさらされたという。報告書は、「状況は完全に制御不能だ」と述べている。 先住民の権利擁護団体は、ヤノマミ居留地に新型ウイルスを持ち込んだのは違法採金業者だと主張。この問題に対処できていないとして、極右のジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領を非難している。 11月19日
国内情報 昨日は2200人の感染者報告があった。 大阪、東京はシーズン中の通知感染者数の最多数を更新をしている。 今週は全国の感染者数はまだ増えると思われる。一日感染者数3000~4000人。来週は5000人を越える。 積極的対策を行っている欧州でも感染者数は増え続けている。秋から拡大しはじめた変異株20A.EU1の真価が発揮され出す。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 世界の感染者数の増加も続く 秋口からの急速な感染者数の増加。新型コロナは完全に新しい変異株 に支配された。 左:世界における感染者発生数推移、 右:米国における感染者数推移 ![]() ![]() 先が見えない各国の第二波 第一波のD624G変異株から20A.EU1変異株に置き換わった英国、巨壁が立ちはだかる。 毎日500人近くが死亡している。致死率1.85%。 ドイツは日々の死者数が250人を越える。致死率1%。毎日2万人台の感染者発生に医療機関の疲弊は大きい。 ![]() ![]()
11月18日
新型コロナはこれからだ。有望な変異株が世界を制覇し始めたばかり。彼らは強い。 変異株の登場で、世界の感染者数推移曲線は波打つ。 我々人類が闘う武器は薬とワクチン。 薬は有望ではない。またワクチンもどこまで効果を発揮するか不明だ。しかし製薬企業は富を得、投資家も現在は富を得ている。 多くの富裕層医師達も株を大量に買っているようだ。---->パンデミックには多くの(武器)の商人が現れるのだ。 ![]()
WHO本部で新型コロナクラスター発生 65例が感染した。
11月17日
国内の状況 ![]() ![]() ![]() ![]() 11月16日 Mutation: 20A.EU1 mostly causes new corona infections in Europe The News ABC.net 変異:20A.EU1変異株はヨーロッパで発生する新規コロナ感染の大部分を占める 当変異株は香港や、ニュージーランドでも見つかっていたようだ。 国内情報 全国各地で広範に感染者が報告されだしている。 当方の全国感染者数グラフで、東京と東京外の感染者数推移を比較すると理解出来る。 メディアは必ず東京都の感染者数を中心に話題を提供しているが、全国への広がり程度を指標化して、国内全体での”拡大状況”を伝えて欲しい。 昨日は1440人の感染者数が発表されているが、曜日によって波があり、最少は月曜日、最多が木曜日ないし金曜日。 感染者の発生状況は1週間単位でフォローしてゆくのが、より正確なようだ。 感染者数増加のために、既に医療機関での態勢が行き詰まってきている地域もあるが、準備が遅れていたのだろうか? 9月~10月は比較的落ち着いていて、準備する余裕があったと思う。 ![]() ![]() ![]() ![]() 札幌での感染者数が多い(毎日100人以上)ということで、札幌市長と北海道知事が対策を話し合った。 不要不急の用事で札幌から圏外にでることを自粛する方向へ向かいそうだ。 保健所のクラスター調査が十分行えなくなっているとされる。 11月15日
現在の日本の状況をこれらのグラフからどう読むだろうか? ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 11月14日 日本の新型コロナも、当ページで以前から言っているように変異株による、第3波、すなわち急増期に入っている。 第3波の特徴は感染者が、東京などの大都市以外の地方の都道府県に広く拡大し始めていることだ。 地方の都道府県も、真面目にチェックすれば、地域内の広がりが見られるはずだ。東京、大阪以外の地域でも7割以上で感染者が見つかり始めている。 北海道も同じ状態だ。
それでも菅政権は経済が大事と言って、GOTO **を継続するとして胸を張る。 ・欧州の夏季休暇で、欧州からスペインへの旅行客の多くが、母国へスペインの片田舎で発生した突然変異株20A.EU1を母国に持ち帰り、一ヶ月前後で母国に大流行を引き起こした。現在欧州のコロナウイルスの6割以上を占め、もっとも感染力の強いウイルスとして広がっている。正しくGOTO休暇の結果だ。 ・経済を優先し、コロナ対策を無視した南米のブラジルは600万人近い感染者と16万人の死者を出している。 ・首相や担当官僚達は、コロナ病棟、ICU病棟を視察しているのだろうか?単に机上で書類を見ながら論議し、物事の決定を行っているだけなら、危機管理は成功できない。 ![]() ![]() ![]() 一直線に感染者の増加を認める北海道。特に札幌が多いが、他の支庁でも発生が認められ始め、北海道の7割以上の地域で感染者が認められる。感染者数の増加だけでなく、感染者の見つかる地域の拡大が、今後全国的に大流行になるか否かのサインとなる。 多分、北海道には拡大予防のためのアイディアが無いようだ。今後一ヶ月後には、毎日の感染者数は数百人レベルになるかも知れない。 ![]() インフルは沖縄でほぼ年中見られるが、それは香港でも同じである。 冬に向かって沖縄でコロナは流行してくるのだろうか?少なくとも数値は未だ少ないとしても数は増えつつある。 昨日の報告数は49人に増加した。 これらの感染者のウイルスは米軍基地から出てきているのか、ウイルス学的 分析は起きなわれテイルのだろうか? フィリピンでも感染者数は非常に多くなっている。突然変異は多い。フィリピンのウイルスと沖縄のそれは同じなのか気になる。 沖縄は米国、フィリピン他からウイルスが入ってくる門戸でなければ良いが。
国際 変異株に占領された米国の今後 第1波のピーク時には1日35,000人の感染者が出た。今、この第3波では14万人の感染者が出ている。それは毎日増加の一途だ。 毎日千人以上が死ぬ。これは戦場ではない。死ぬのは民間人だ。 ![]() 第1波が緩んだ欧州で7月から9月に、休暇旅行が許された。 しかしスペインではコロナウイルスの新しい変異株、20A.EU1が誕生して国内に広がりだしていた。 休暇好きの欧州人は、スペイン休暇でウイルスに感染し母国に持ち帰った。 今、この感染力の異常に強い20A.EU1は世界に拡大中だ。 ![]() 11月13日 昨日の国内感染者数は1650人を越える。 これまでで最多の感染者数であるが、さらに増加してゆくことは間違いはない。 専門家達の心配内容と政権側の心配内容は異なる。ブラジルもそうであるし、米国のトランプ政権も基本的に経済優先であった。 公衆衛生学の遅れが目立つ日本では、国民の健康という目標が政治目標の中で霞んでいる。 公衆衛生とはPublic Healthの日本語訳であるが、これを保健衛生と訳す文系官僚もいる。 読んで字のごとく公衆衛生とは、{一般社会全体の健康を守る}という意味である。 公衆衛生は欧州で進んでいる学問体系である。一国全体の健康を守るのは国政の重大な義務となっている。 公衆衛生学を修めた医師は、Master of Public Health (MPH)と肩書きがつき、通常医師であるから、肩書きはMD&MPHとなる。 WHOの職員はそうである人が多いが、日本でも増えている。単に、専門は公衆衛生と称するのは自由であるが、おおくの保健師さんが学会の中心参加者だ。 欧州の首相や大統領が見るからに知識人の風貌をしているのは、顔立ちのせいだけではない。彼らはよく勉強するのである。 休暇には多くの本を持って行く。彼らにとっては、公衆衛生学も必須の知識なのである。なお本はもちろん英語ですよ。 世界各国で、より先進的な国はどこかと尋ねられると僕は、やはり公衆衛生学に基づいて、国民の健康政策、感染症予防対策などが進んでいる、英国系の国々を挙げる:英国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、スイス、オーストリア等。そうした国にはれっきとした公衆衛生専門家がいる。彼らが政治家に色々とアドバイスする。 多くの大学には公衆衛生学部が存在する。数多くの研究と実習が行われている。 念のために言うが、保健所長と言うのは行政組織の中で、法律で定められた保健業務に従事する組織の長のことである。上には単なる事務職が部長とか副市長、市長として存在している。 パンデミック発生時には、欧米の政治家のトップの動きと決断は早い。また決断する前に、スウエーデンの様に国民の声を聞いて確認する国もある。 日本の新型コロナ感染者数は、もしかしたら対数的増加期に入るかも知れない。 欧州から世界に広がりつつある強烈な個性の変異株。、スペインの片田舎で変異した。 SARS-CoV-2変異株の中でも、もっとも感染力が強いとされる。第一波の数倍の感染力はある。 管理人は、北海道で始まった第三波はあまりもの感染拡大の速さから、このスペインでの変異株20A.EU1ではないかと一ヶ月半以上前から考えている。 より詳しい世界の専門家達は、この変異株が、SARS-CoV-2の世界を制覇するのではないかと言っている。 同じSARS-CoV-2と表現しても、おおくの変異株が泡沫のように現れては消えている。変異株によって症状も薬に対する反応も異なる。 日本の第一波で多くの感染者と死者を出した武漢から欧州に広がり、そこで変異したD614G変異株、今はスペイン変異株(20A.EU1)に変わった可能性が強い。 この株がアジア人に適合性があるとなったら、日本でも欧州のように1日2~3万人の感染者が一ヶ月後には発生し出す可能性も否定できない。 GO to Travelに懸命な首相や大臣が、経済人達と夜の会食の場所を打ち合わせている脇を多くの救急車がすり抜けてゆくステージが近いかも知れない。 一般の国民の健康を守る公衆衛生学を知る首相や大統領が、この国に現れるには30年は早いのだろう。 季候問題よりも、経済、ヒトの健康よりも経済:もしかしたら明治時代の指導者の方がうえだったのかも知れない。 感染者数は国内で最多の日を向かえたが、この第三波のウイルス株は感染力が第一波の数倍はある可能性が高いから、1日感染心は3000人~1万人まで増加する可能性はある。 北海道の感染者数曲線には、多くの情報が含まれている。流行ウイルス株の種類、現在の変異株、今後辿る感染者数増加曲線は、欧州の某国と類似している。流行ウイルス株は、次々と出現する変異株により、色々と変化する。中東うあ中南米のウイルス侵入に脆弱な国々のデータを見ると一目瞭然である。 ![]() ![]() ![]() ![]() 別掲 オランダにおける巨大な20A.EU1株の壁-10倍越えに ![]() 参考 日本における第2波から第3波への移行 管理人案:第3波ウイルスが国内に入ってこなかったなら、新型コロナは10月頃には収束したと思われるが、 9月頃に第3波ウイルスが国内に入ってきて、感染者数をすこしづつ増やした。そのため第2波感染者と 第3波感染者が合流して、新型コロナとして感染者数がしばらく1日500人前後の数を続けた。 ![]() 11月12日
米国第二波は日本発だった? 欧州では見られない7月~9月の日本における第二波。 それは米国でも見られている。 一説として日本で発生した変異株が、国内で第二波として感染を広めたと考えられているが、その変異ウイルスが米国の第二波となった可能性がある。 第一波に比較して致死性が低く、感染力を増したとされるが、さらに第三波(スペイン変異株による可能性)はさらなる強い感染力を有している。 変異ウイルス達はヒトへの感染力の強さで国盗り合戦を展開している。 しかしこの夏季に日本や米国で発生した第二波は、欧州では見られてない。参考に英国とドイツの感染者発生曲線を並べる。 ![]() ![]() ![]() ![]() 国内状況 国は状況について何も説明せずに数値の発表しか行わない。 経済を優先、経済を大事にと。 80年前は国はなんと言っただろう。 人の命を大事にと言ったろうか? 軍備を何よりも優先しなかったろうか。 冬期間における感染対策として: {気温が下がったから感染しやすくなる。乾燥はさけて、加湿器を購入し、定期的に窓を開けて空気を入れ換えする} これって新型インフルや季節性インフルの時も同じことを保健所を介して言っていなかったろうか? インドのモンスーン期に東南アジアではインフルが流行する。 コロナの一種のMERSは乾燥と暑熱の夏季にサウジで流行する。院内感染も多発する。 本当の事を情報として政府は国民と共有すべきだ。 富岳のAIを利用して、訳の分からない結論を導き出し、NHKで得意満面に発表する。 卓越した研究者や医者の方が、勘と感性で富岳以上の先読みが出来る。 日本国の流行はこれからだ。 北海道で1ヶ月前から流行の兆しがあり、そして感染者数の増加が始まった。しかし国や、メディアは反応しなかった。反応したのは地方紙と地方のテレビ局だけだった。 北海道で感染者数が増え始めていた頃、欧州ではスペイン発生の変異株が猛烈な勢いで感染者を増やしていた。 今、国内全体で感染者が出ている。多くの府県で感染者がでてきているのだ。北海道でも札幌市中心ではあるが、おおくの支庁でも感染者が出るようになってきた。 簡単に言えば、これから大都市だけでなく、辺縁の市町村でも感染者が出てくる可能性がある事が予想される。かっての”スペインインフル”でもそうでは無かったろうか? 国やメディアの情報はいつも自分たちがまとめやすい、自分たちが理解出来る、さらには国から指定されている、内容の入ったコンビニ弁当を届けるだけだ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 11月11日 欧米での感染者急増状況 欧米は想像以上に感染者数が増加している。 特に欧州ではスペイン突然変異株20A.EU1による感染者数の急増が起きており、それは当初ヨーロッパ西部地域であったが、現在は中欧までの広がりも見せ、アジアではマレーシアが類似の急増パターンを見せている。またネパールも変異株による急拡大が疑われている。 日本では北海道が正しく、スペイン変異株による感染者急増が疑われているが、それは管理人の憶測であり、当局は寒いことから発生数がふえてきたとする、小学生説明に終始している。 国内でも感染者数は増え出している。大阪では第三波 大阪から昨日報告された感染者数は226人で、同市として最多の数となった。大阪市長は第三波が発生とテレビで語った。第二波という言葉は、政府や分科会の尾見茂会長などからは聞いたことはない。まして第三波と言うことは使うはずはない。だから彼も、政府当局者も、感染者数のデジタル数値は知っていても、感染者数の押し寄せるような波は知らないようだ。対策を考える人間は、あのジョーンズ・ホプキンス大学の巨大コンピューターから示される、世界各国の感染者数と死者数曲線をチェックするはずだ。 当方は必要な時は国を探してチェックするから、パソコン画面はいつもスイッチは入っている。 先読みの出来る優秀な専門家集団を! デジタル数値しか見ていない担当者は、対策は全て経済目線でしかなく、国民目線にならない。 もっとすぐれた医学者、社会学者、医療数理学者はたくさんいる。米国のバイデン新大統領のごとく、日本の内閣も新規コロナ対策チームを作るべきと思うが、明治、大正の流れに乗る日本の保守政治家の集団には無理であろうか。 何事も先読みが出来る能力を備えているかどうかが問題だ。AIも多くのデータを読み込ませて、そこから検索で何万というデータの中から必要項目を絞り込んでゆくという手法だ。
参考までに最近の北海道の感染者数推移から、予想される11月下旬までの推移曲線を上げておく どこで杭を打つべきだったか。どこで水面下に浮遊している泡沫クラスターをすくい取るべきであったか。 今後地域的ロックダウンを、どのくらいの数をどこで行うべきか。放置しておくと12月末には感染者数はどの程度まで増えているか。 この感染者数推移曲線と類似の感染者推移を示している代表国を上げよ。
国内状況 ![]() ![]() ![]() ![]() 11月10日
北海道での感染者数増加は続いているが、中心は札幌であるが、辺縁の地域でも感染者が発生している。感染源は札幌が多いが、地方都市でもクラスター発生が見られるようになってきた。 そうした状況は他府県でも同じ状況の様だ。本格的流行が日本全体で始まりつつある。 気温低下のせいであると説明する専門家もいるようであるが、現在のコロナは、欧州変異株を含めて気温にはその感染性は影響されていないことは、世界のデータを見れば分かるはずだが。 沖縄では特に感染者数の変化はなく、また東京も変化はない。 なお注意しておくが、インフルは例年、北海道の開始は特に早くはなく、首都圏で流行が始まってから軽い流行が始まる。 現在、国内ではインフル流行の兆しはない。 オーストラリアでは春になり、新型コロナ第二波は収束しているが、冬期間、インフルは流行しなかった。 それはWHO報告でも世界的に流行波地域はないとされている。 しかし、日本の専門家委員会は冬期間のインフルと新型コロナの同時流行への対策に頭を悩ましているようだ。 新型コロナによる干渉作用でインフル流行が抑えられているという考え方をする専門家もいるようだ。自分もそう思う。 ![]() ![]() ![]() ![]() イタリア、一ヶ月間続く、対数的感染者数の増加 10月上旬から始まったイタリアのスペイン突然変異株20A.EU1による大流行の壁。 未だいつ収束に向かうかは予想がつかない。これまで発生した変異株の中で最強とされるスペイン株。 他に多くの欧州主要国で類似の状況が続いているが、ウイルスはさらにポーランド、ブルガリア、マレーシア(疑い)、日本(疑い) と急速に広がっている。 対策は都市ロックダウンしかない。要するに外科手術で感染巣を切り取る方法に近い。 この20A.EU.株に従来のウイルスで作成したワクチンが有効?誰が言った?多国籍製薬企業? 流行中の欧州で臨床試験を行った?従来株D614G株に対してではないのか? ![]() スペイン変異株の流行の鑑別は簡単だ。第一波と致死率が完全に異なる。 感染者推移カーブと死者推移カーブは完全に逆転する。 ![]() 11月9日 世界の感染者数5,000万人を越える 10月末からの感染者数の急上昇が続いている。欧州を中心とした20A.EU1変異株による感染者数の増加だろう。 ![]() 左の数値は1日発生数 津波のごとく20A.EU1に覆い被される英国 ![]() 日々2万人を越える感染者数に耐える英国。ロックダウンされた死の町が増えてゆくのだろうか。 9月末から突然流行しだしたスペイン発生変異株、20A.EU1の大津波は第一波を数倍越える。 日本、北海道における感染者急増の謎 ![]() 明らかに10月中旬から感染者急増が見られ出した北海道。 常識的には欧州変異株による感染拡大と考えられる。対数的増加が始まっているようだ。 気温が下がり、室内も乾燥してきているから、感染者が増えているなどと、姑息的説明を加える専門家がいるのは残念である。 本日発表では感染者数は200人を越えている。今朝はみぞれが降った。 寒いのは事実だ。しかし寒いことが、この北海道の感染者数の増加の原因とするのは安易な発想だ。 国内状況 パンデミックを起こしている感染症の場合は、世界の状況を知り、そしてその中での日本の状況を知ることが必要だ。 日本のメディアは、世界のCOVID-19流行状況を報道する頻度は少なく、いつも国内の感染者数を中心に話題を絞っている。 第二次世界大戦の際も、欧州での状況はあまり伝えてない。 北海道に於ける変異株(20A.EU1の疑い)による感染者数急増は続いている。欧州変異株の特性に似て、無症状及び軽症者で占められている。 北海道内での患者発生は札幌が中心であるが、辺縁の地域でも以前よりも発生する頻度が上がっている。感染者の広がりと、ウイルスの感染性が 上がっていると思われる。 全国的にも感染者数の増加は見られ、東京都以外の府県での感染者の発生が増加している。間違いなく感染者の全国的広がりが始まっている。 北海道を含め、全国的感染者数の増加を気温や季節的環境変化に求めている傾向にあるが、ウイルス変化(変異)の問題が専門家の間でも 取り上げられないのは、不思議である。 変異株20A.EU1で荒れ狂う欧州の北から南まで、この1ッカ月間、患者数急増の状況は変わらない。 アイスランドでは早い時期から流行が始まっていたが、ギリシャではやや遅れたが流行は急拡大していて、流行がかなり大きい英国では この一ヶ月半増加は続いている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 11月8日 昨日は日本国内で感染者数が1331人と1000人台から大きく増えた。 北海道も187人と経験のない高値を記録している。 これらは数日前から予想されていた。 北海道内でも、全国的にも言えることであるが、感染者が大都市に集中もしているが、それ以外の地方都市でも発生しだしていることである。 それらの地方での感染者の発生は、大都市経由で感染は間違いはないことであるが、以前よりもウイルスの感染力が高まっていることが根底にありそうだ。 単純に気温が下がってきたから、感染しやすくなってきたとか、人々が屋内に集まる傾向が出てきたから等と姑息的説明をする専門家もメディアで見られるが、 欧州での変異ウイルスの拡大が原因である可能性を考えて、分析、対策、予防をを大幅に変えてゆく必要がある。 これは新型コロナ軍団との闘いなのである。相手が20A.EU.という変異軍団を大量に送り込んできている可能性を考えなければ、大変な事になる事は分かっているはずだ。 北海道で1日180人の感染者が発生している事は重大な事実である。そのうち141人が札幌市であるが、他の40人は広い北海道の各地で発生している。 今後札幌市以外の各地でゆっくりとではあるが感染者数が増えてゆくのは、インフルエンザの拡大と類似である。スペインインフルの記録を当局では調べていると思うが 新型のウイルスはどのように広がってゆくか、教材にもなり得る。 国内の発生状況を見ると、東京以外の地域での感染者数が急増してきたことである。第一波と第二波を見ると、東京都との差が大きくなるにつれ、国内流行は大きくなってきていることが示される。東京都のクラスターばかりを追っかけても、日本の流行は収束には向かわないことは明らかである。 ![]() 北海道はまだまだ感染者の増加が続く。 当方はアイスランドの流行状況を参考にしている ![]() 第一波と欧州の第二波(変異株)の大きな違いは、第一波は死者数も多かったが、第二波では非常に少ない。東京都の例を見ても同じである。 ただし、欧州の第二波は感染力が強く感染者数は第一波の数倍発生している。ただし、東京都(国内)の第二波は欧州ではその時期には発生していない。 スペイン変異20A.EU1ウイルスは、この時期にスペインで発生したとされているが、性状は似ていても、発生時期が早すぎる。 ![]() ![]() 感染者数推移曲線から、変異株20A.EU1発生はある程度識別出来る。 ・突然対数的増加を示す感染者数の増加が2~3週間以上続く。 ・基本的に第一波以上に感染者数が多く、しかし死者数は非常に少ない。 そのようなアナログ的鑑別でピックアップした国を以下にまとめた。 なお遺伝子分析で20A.EU1変異株が見つかっている国は分かっているが、発生数推移グラフで追う方が、発見率は高く、途上国やアジアでは遺伝子分析の範囲が狭いことから、早期発見の確率は高いと考えている。もちろん20A.EU1以外の変異株による変化も拾っている可能性はある。スクリーニング的意味合いかも知れない。 欧州の大半の国は、休暇でスペインを訪れた後に、観光客の母国で広がっているようだ。
11月7日 これまでのまとめ
国内情報 北海道はついに連日100人越えが始まり毎日200人を越えるステージを迎えそうだ。国内全数でも連続1000人越えが始まり、 最悪の場合対数的増加となる。 大阪でも感染者は増えている。 最新北海道状況
問題はこのウイルスは欧州の変異株20A.EU1の可能性が大きいことだ。この株は現在欧州全体の6割以上の新型コロナウイルスを占め、猛烈な勢いで増えている。 かのロシアでも1日2万人近くの感染者が出ている。 メディアなどで、気温が低くなってきたから、ウイルスが感染しやすくなった、それ故換気などの対策が重要だ、等のレベルの啓発内容であるが、 単なる時間つぶしである。 問題は欧州から世界に広がっているスペイン発生変異コロナが、やはりアジア人にも感染力が強いのか否かの確認である。 マレーシアが参考になるだろう。多分、このスペイン発の変異ウイルスはアジアでも猛流行しそうである。 必要な場合は早い段階での部分的ロックダウンである。 効果的予防対策を講じていない中で、自然にコロナ感染が治まることはない。 欧州から世界に拡大している変異株20A.EU1は、三密、マスクなどの予防対策の中拡大しているのである。 北海道の20A.EU1疑い株は、平然と急速に拡大している。 市中感染を起こしてきた中で、クラスター潰しだけでは感染拡大は無理だ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 11月6日 国内情報 北海道で119人が報告。北海道での新型コロナ発生数としては記録上最大値となっている。 札幌での発生数が90人を越えているが、地方でも散発的に発生数を増している。 対策があまりにも甘いことから今後さらに感染者数は増える。 報告数としては6~7日が最高値を示すと思われるが、欧州変異株だとしたなら、そのうち一日数百人レベルでの発生も予想される。 ![]() ![]() ![]() ![]() スイスに見る欧州変異株20A.EU1の脅威 ![]() 9月末から突然感染者数が増えだしたスイスでは、その後直線的に感染者が増え続けている。現在、日に1万人前後の感染者数であるが、死者発生数もも毎日40~100人となっている。 現在、ウイルスは欧州中央部から東部へ広がっており、それらの国での日々の感染者数と死者数は以下の通りである。 オーストリア 感染者 5千~7千人 死者 20~40人 ポーランド 感染者 2万~2万5千人 死者 200~400人 ウクライナ 感染者 8千~9千人 死者 170~200人 チェコスロバキア 感染者 1万4千~1万5千 死者 200~260人 ブルガリア 感染者 2700~4000人、 死者 40~60人 11月5日 北海道、欧州変異株20A.EU1による洗礼か?! さてどう対処する! 速報 北海道内、初の100人超え 札幌市も90人台の見通し…5日の新型コロナウイルス感染確認 HBC 5日、北海道内の新型コロナウイルスへの新たな感染確認が、初めて100人を超える見通しとなりました。このうち、札幌市も初の90人台となりそうです 管理人コメント:以前から北海道で1日100人を越える感染者が出る事態になると、ウイルスが欧州の変異株のよるものと判断しなければならないとページでは言ってきた。9月から西欧で大流行を起こし始めてきた変異株だ。すでに英国フランス、イタリアなどではロックダウンが行われている。 第一波(SARS-CoV-2)よりも数倍強い感染力を持つが、それは10月以降の欧州の状況で十分知られているはずだ。 北海道の専門家達に対応出来るか?1日100~500人の感染者発生、致死率1%だ(欧州の様々なデータを見る限り)。
今日の世界の新型コロナ感染者数状況を示す 欧州から世界に拡大している欧州株の変異株20A.EU1の感染力は爆発的である。世界の感染者数グラフにも現れている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ギリシャへ到達した変異株20A.EU!は、さらに中東やアフリカへ拡大してゆく ![]() マレーシアにも既に届いていたようだ。 ![]() 11月4日 欧州変異株20A.EU1は日本、特に北海道で既に拡大中か? 脅威的強力感染株、SARS-CoV-2変異の本命 。驚異の感染力 20A.EU1変異株は欧州でこの一ヶ月間で多くの国に広がり、欧州パニックを起こしている。 ドイツ例 ![]() 北海道で拡大中のSARS-CoV-2が20A.EU1株とするなら、最悪の事態を備えるべきだ。 下図:JHU作成グラフに加筆 ![]() 本日の国内状況 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 11月3日 欧州猛流行の新型コロナウイルスの変異株20A.EU1 遺伝子分析研究者 「欧州におけるコロナウイルスのゲノム配列を研究し始めて以来、これだけの勢いを持った変種を見たことがない」 国内状況 北海道で感染者数が急増している。東京都ではむしろ減っている。妙な状況ではある。 北海道で増加しているのは、COVID-19感染者であることは間違いはないであろうが、ウイルス株は何なのか専門機関は公表しない。まさか調べてないなどと言うことはないはずだ。 当方は世界各国の流行曲線を追ってきている。曲線の変化により、変異株の発生は知ることが出来る。 それでは北海道のCOVID-19株は、何なのか? 第一波株が感染を続けてきている?そして今、また気温が下がってきたため活性化されてきた?こういう意見を吐く専門家もいるようだけど、それはあり得ないことを知らない。 夏場は流行らないインフルが秋口に入って少しづつ増えてくるときの、常套的説明だ。 世界のCOVID-19流行と、そのめまぐるしい変化を日々おさえていなければ、日本での流行の変化を理解することは出来ない。 北海道での流行は、変異株によるものであるのは明らかである。 となると対策はどうするのか? #北海道で明確な第二波が見られてない理由?第一波終了後、低い流行波が続いていたが、8月に入った頃から流行波は明確に高くなり始め、10月に入ってから第三波は明確になっている。 北海道では第一波終了後から9月にかけて、有効な対策がおこなわれずに、判で押したように”三密+マスク”キャンペーンに終始し、欧州の流行状況を十分把握しないまま、第三波を向かえた。 北海道の第三波は、今後一日感染者数200人以上の規模となって行きそうだ。 この北海道のウイルスはを欧州変異株と想定して対策をとれてないことが残念である。これは高気温に弱い可能性が高い。欧州では今、一日感染者数が1万人から3万人発生しているのだ。それは変異ウイルスの感染力が非常に強いことが原因である。 ![]() ![]() ![]() ![]() 新型コロナ対策に関する情報がメディアから発信されなくなった今日、国民が知るべき情報は?: 欧州での変異株の感染力は史上見られたウイルス感染の中でも、相当感染力が強いと考えられる 。、死者は多く出るのだろうか? 致死率は低いが、感染者数の数が非常に多いことから考えると、相対的に死者数は多くなる。 米国でもこの欧州変異株が出ているのだろうか?この変異株で米国の感染者数は急増しているのは承知の通り。 有効な対策は?賢い専門家集団が考えていると願う。 日本のメディアで、新型コロナに関する情報量が少ないのは何故? 国民の関心をCOVID-19から遠ざけ、GO TO **等で経済を活発することを優先する政府の方針から。保健衛生と公衆衛生を区別できない首相が統治する国だから、今後相当な間違いを起こすのではないか。それにしてもメディアは酷い。メディアの報道が遅れることで多くの感染者、死者が出ることがあり得ることを考えると、メディアも本質的にエッセンシャルワーカーに入る。 11月2日 国内 ![]() ![]() ![]() ![]() 東京都で見られている第二波は、時期的には早いが、感染者数の増加、死者数の減少は欧州の変異株による流行と類似の特性を示している。 東京都の第二波は7月上旬発生である。北海道の第三波は9月下旬である。 国内第二波株は、欧州変異株に類似しているが。さらにその後に北海道で増えている第三波株は、北海道で第二波株が変異したものだろうか? 国際 欧州で絶望的拡大に 新型コロナは地球上で第三波株が拡大している。 欧州で二度目の変異した武漢由来株。感染力大。 フランス:日々の感染者数2万人~4万人(第一波の10倍前後) 致死率1%前後 スペイン:日々の感染者数2万人前後(第一波の数倍) 致死率1%前後 英国:日々の感染者数2万人~2万五千人(第一波の5倍前後) 致死率1%前後 イタリア:日々の感染者数2万人~3万人(第一波の6倍前後) 致死率0.7% ドイツ:日々の感染者数2万人前後(第一波の3倍前後) 致死率0.4%前後 世界、米国に於ける感染者数の波に見られる第二波と第三波 欧州では、7~9月に日本で見られている明確な第二波が認められてないが、米国では見られ、また世界全体でも第一波と区別可能な第二波は認められる。そしてそれは10月に入ってから第三波に変わって行くが、この流行ウイルスは欧州(多分、スペイン)で発生した変異株と考えられる。 発生ウイルスは流行ピークを過ぎると、他の変異株の台頭により活動は低下して行くが、その移行期は新たに出現してきた変異株での感染者数が加わり、全体として一時期感染者数曲線は平坦となる。 第一波は中国武漢から拡大したSARS-CoV-2が変異した致死性の高い株であるが、続いて覆い被されるように発生してきた第二波の正体は、日本でもそうであるが、明確に同定されてない(?)。しかしその後続く第三波は、第一波株がスペインで変異した感染力の非常に強いSARS-CoV-2(20A.EU1)と考えられる。 ![]() ![]() 参照:日本 7~9月に第二波が米国同様日本で発生したが、世界的にもその時期に変異ウイルス発生で第二波の高まりが見られていることが、上図の世界の感染者数推移曲線から判断可能である。。 ![]() 日本で現在第三波として北海道で感染者数の増加が見られているが、直に日本全体で第三波として感染者数の増加が起きてくることは、米国の流行波曲線から予想可能である。予想として現在の倍以上の感染者数が予想される。 11月1日 国内状況 1日発生者数推移 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 国内感染者数は第1波の時期と同じ数を続けているが、死者数は少ない。それは東京都と北海道に限定すると明確になる。 日本の第二波なる流行波は、その由来が日本に於ける変異株の可能性もある。しかし9月下旬頃から北海道で見られ始めた感染者数の急増、すなわち第三波は欧州の変異株なのか、日本での変異株に由来するのかは不明だ。 イタリア、変異株の猛烈な拡大 致死率0.66%。 死者数200人/感染者数3万人 大体の数ではある。第一波;致死率900人/6500人13.8% ![]() |