9月



9月30日

季節性流行コロナウイルスの感染後の免疫持続期間は非常に短いことが研究で明確に。

Study Finds People Have Short-Lived Immunity to Seasonal Coronaviruses
Posted on September 29th, 2020 by Dr. Francis Collins

 季節性コロナウイルス(感冒ウイルス)の免疫持続期間は短いことは確かめられている。
 COVID-19の感染が、回復後にどの程度の免疫を維持するかは不明であるが、季節性コロナの研究結果から考えるかぎり長期間の免疫を保持するとは考えらねない。感染からの回復後、またはワクチン接種後も感染が予想外に早くに起きることも考えられる。
 
 ある種のコロナウイルスに多数の人が免疫が着いたとしても、ウイルスが変異を起こせば、その免疫は効果を見せなくなる可能性が高い。細胞性免疫がコロナウイルスの免疫に大きく関わっている可能性はあるが、十分研究が進んでいない。

 While we await a COVID-19 vaccine, the best way to protect yourself, your family, and your community is to take simple steps all of us can do today: maintain social distancing, wear a mask, avoid crowded indoor gatherings, and wash your hands.
 我々が新型コロナワクチンを待っている間、自分自身、家族、地域の人々を守るもっとも良い感染予防方法は、皆がソーシャル・ディスタンスを守り、マスクを着用し、混雑した屋内を避け、自分自身の手をよく洗うことである。


国内情報

 第二波が順調に収束に向かっているときは、感染者数の波の形は正規分布曲線に類似する(富士山様)。しかし9月上旬から感染者数の減少が停滞し始めた(裾野が広がりだした)。潜伏クラスターが検出されだしたようだ。第二波の形状はF分布様に裾野が広がる形状になってきているが、多くはこの間に変異株が発生し、感染者数の急増が始まる。感染者数の増加が対数的に続くときは、第二波の本波が始まりだしたことを意味する。

 今後の感染者数の発生数が多いと、現在の第二波は始まりであって、本格的波はこれから現れると考えられる。
 いつまでも始まりの波のウネリが続きはしない。水面下に巨大なエネルギー(無症候性感染者達の多くのクラスター)がひしめいていると、一気に感染爆発の様相を呈する。現在の国の対策は、経済対策の方が感染爆発対策よりも優先されているようだ。

 
  


  






9月29日

 国際ニュース
 新型コロナワクチンの現況 Nature News 全訳版


 国内状況


  


 冬期間インフルエンザは流行するのか?

 米国でも香港デモインフルエンザ様疾患の発生数は例年以下だ。
 コロナ第二波が収束に向かいつつオーストラリアでも、インフルの流行は顕著ではなかった。ただインフルとコロナの鑑別は慎重を要するとされる。

 南半球オーストラリア、日本とは真逆の流行パターン

 日本第二波、さらに大波発生の危険性

 オーストラリアに於ける新型コロナ第一波と第二波における感染者数の推移
  第一波は都市封鎖&準鎖国で収束を果たした。第二波は経済的社会的制限を緩和した後に発生した。冬期間に入っている。
  第二波の方が死者数は多かったようだ。季節は春に近い。流行波は明らかに収束しつつある。

 日本は第一波の方が死者数が多い。予防対策が失敗したことを示す。その後感染者の発生を完全に断ち切れないまま第二波が発生している。死者数は第一波に比較して少ないが、既に3ヶ月近い第二波の継続は、未だ収束傾向は見られず、多分9/3の時点から流行拡大に向かっている可能性がある。流行波は正規分布ではなくF分布に近い形状に変わりつつある。
 日本は新型コロナ流行後、初めて経験する大パニック状況に陥る危険性がある。




日本の現時点での感染者数と死者数の推移

 感染者数推移
 
 

9月28日


国内状況


 昨日は日曜日であるが、街中は人の数が多い。

 第2波に於ける死者数は東京では減少数がより明確になっている。




 国際状況

 各国に第二波が襲いかかる。死者数は第一波に比較して非常に少ない。


  英国の巨大な第二波、でも人々は死にはしない

 感染者数推移


 死者数推移。第二波での死者数は少ない



 大きな第一波で多数の死者を出したオランダに、第二波が襲いかかる。
 9月初旬から波が新しく変化している。



死者数の推移




9月27日

 第二波から巨大な本波へ向かう日本?


 日本の流行状況の解析があり、それを議論した結果、日本は来年の五輪に向けて安全なスタートを切れると判断した。?
   それは一体誰がしたのか?菅首相?)加藤厚労大臣?西村再生大臣? なんとなく?










 巨大な第2波の本波発生に対して国は対策を欧州や豪州の様に急いでいるのだろうか。

 4連休で GO TO TRAVELと称して多くの観光地には人が殺到した。
 当方の地元小樽でもノーマスクの観光客が、屋外で見事な三密状態で動いていた。

 屋外の三密とは、そよ風程度の空気の流れでは、むしろおしゃべりから出る飛沫の中のエアロゾルが良く広がるとされている。

 東京は明らかに巨大な波を受けそうだ。大変な災害につながったら、都知事の責任であるが、それよりも衆院は解散することになる。


 日付  感染者数
9/12 11
9/13 10
9/14 3
9/15 4
9/16 8
9/17 6
9/18 12
9/19 16
9/20 15
9/21 7
9/22 6
9/23 13
9/24 6
9/25 6
9/26 20





9月26日

 社会全体が新型コロナになれてきたせいか、メディアでもコロナの話題が減りつつある。

 しかし、新型コロナに関して分からない事は非常に多い。

  ・血管炎を起こしやすく、出来た血栓で大きな障害や死亡する例は、次々と変異するコロナ全てに共通する現象なのか?
  ・ワクチンは世界中でしのぎを削るように製造されているが、それは膨大な利潤が得られるからなのだろうか?それともコロナから人類を守ることが目的なのだろうか?ワクチンでコロナから救われる確率は高いのだろうか?2割以上はあるのか?
  ・ワクチン接種の副作用で死亡する株は日本国内で100人を越えるのだろうか?それは実際に接種して見なければ分からないのだろうか?

  ・アフリカや中東。中米などでの感染者数と死者数はどこまで正確なのか?日本の感染者数だって数分の一しか把握されてないとされるが、まして途上国では完全に霧に包まれた状態だ。数値が出されると一見正しい把握がなされているように思われるが、それは怪しい。
 途上国の奥地に入ったことありますか?WHO職員も殺されるような場所。




 北海道で感染者多発の謎

 北海道では早い段階で第一波が発生し、それは1ヶ月ほどで収束した。しかしその後、感染者は散発的に出続けている。
 累計感染者数は2010人と多い。しかし第二波として大きな波は現れず、やや大きな波が打ち返すだけになっている。
 北海道のウイルスはどこから来ているのだろうか。

 日本最南端の沖縄と比較する。

 データは、FASTALERT  から改変


 北海道









9月25日

 感染者数の大幅な増加傾向はないが、これまでの減少率が緩徐になってきた感がある。特に東京都では著しい。

 死者数は相変わらず少ないが、感染者数が大幅に増加してくる可能性は高い。
 経済・社会活動を緩めているから、当然4連休の10日~2週間後には相当数の感染者が出るはずであるが、それを全て医療機関に収容となると話は別だ。 

 経済・社会活動を抑制してきた国に限って、第一波収束に経済社会活動の門戸を開いた国に限って、第二波の発現は早いようだ。しかし致死率は第一波よりも低いようだから、明るい期待は持てる。
 

 欧米と違ってマンションも狭い日本では、自宅療養は家族への感染を招く。
 10月上旬から一ヶ月間は、高齢者は信州や東北の山里のホテルに避難すべきかも知れない。高齢者専用のGO TO ESCAPEキャンペーンを国は用意しているはずだ。



 


 


 カナダでの第二波明確になる

 感染者数推移グラフ

 西欧各国の第二波発生に類似している。第二波の死者数は非常に少ない。

 上段:カナダの感染者数推移と死者数推移。第二波での死者数は非常に少ない。
 下段:英国における感染者数と死者数の推移グラフ。第二波発生時期は、6月下旬であるが、日本でもほぼ同じ時期である。




 英国における感染者数と死者数(下段)推移グラフ




ニュヨークタイムズから

 ヨーロッパの多くは、フランスで新たなスパイクが出現し、病院がスペインで埋まり始め、英国の当局者は、ウイルスを封じ込めるための6ヶ月間の戦いが先に残っていると警告するにつれて、経済的に壊滅的な広範囲にわたるロックダウンの別のラウンドを避けるために争っています。


コロナウイルスは大学入学試験を覆し、学生に混乱を生み出す
再開命令に逆らったアイオワ州の学区は、「ハイブリッド」モデルに向かっています。韓国は1900万人に無料のインフルエンザ予防接種を提供する計画を中断した。



知っておくべきことは次のとおりです。

ウイルスと山火事は、多くの学生が土曜日にACTを取るのを止めました。今週のSATでも同じことが起こるかもしれません。

C.D.C.は、ウイルスが主に空気中で伝染することを認めるガイダンスを削除します, それを投稿した数日後.

N.I.H.の職員は、機関に雇われている間、パンデミックに関する陰謀説を永続していました。

ボリス・ジョンソンはイギリスのパブやレストランに早期閉鎖を命じる計画だ。

「我々は、悪い意味で、文字通り角を曲がった」:ヨーロッパは別の壊滅的な急増を避けるためにスクランブル。

再開命令に逆らったアイオワ州の学区は、「ハイブリッド」モデルに向かって動きます。

ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は、キャンペーンイベントで握手を交わした後、謝罪する。


9月24日

 連休のせいもあって感染者チェック数が少なく、感染者の数は第二波以来最低の数となっている。


 ニューヨークタイムズから
 
 ライブアップデート

世界
・トランプはF.D.A.に対する批判を更新し、それが政治によって動かされている可能性を示唆している。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、ワクチンの臨床試験の最終段階を開始し、楽観主義を引き起こします。
・貧しい子供たちにとって、この春の予防接種と発達スクリーニングは急激に減少しました。

よく寄せられる質問

外で一緒に過ごす方が安全なのはなぜですか?
 屋外の集まりは、風がウイルス液滴を分散させ、日光がウイルスの一部を殺すことができるので、リスクが低くなります。オープンスペースは、ウイルスが濃縮量で蓄積し、吸入されるのを防ぎ、感染者が長い間限られた空間で息を吐いたときに起こり得ると、レスター大学のウイルス学者ジュリアン・W・タン博士は述べた。

なぜ他の人から6フィート離れたところに立つことは助けになりますか?
 コロナウイルスは、主に口や鼻からの液滴を介して広がります, 特に咳やくしゃみ.この措置を使用している組織の1つであるC.D.C.は、咳やくしゃみが6フィート以内に地面に落ちると、人々が排泄するほとんどの大きな液滴が6フィート以内に地面に落ちるという考えに基づいて、6フィートの勧告に基づいています。しかし、6フィートは完全な保護を保証する魔法の数字ではありませんでした。例えば、くしゃみは6フィートよりずっと遠い液滴を打ち上げることができる、と最近の研究によれば.それは経験則です:特に風が強い場合は、外に6フィート離れて立っているのが最も安全であるべきです。しかし、あなたが十分に離れていると思っても、常にマスクを着用してください。

私は抗体を持っています。私は今免疫がありますか?
 今のところ、それは少なくとも数ヶ月間は可能性が高いようです。

 管理人注;難しい質問です。断定的答えはないはずです。SARS-CoV-2ウイルスは生体に免疫を作ることが難しいウイルスのようです。
 ワクチンも一回接種で有効期間はどの程度か判断が難しいようです。もし3ヶ月間しか有効期間がないとしたなら、かつ新型コロナが年中流行する状況にある場合、年に3回はワクチンを接種する必要が出ます。


 ラテンアメリカの窮状

Latin America’s relentless outbreak  ニューヨークタイムズ (米国) 容赦なく続くラテンアメリカの感染


ラテンアメリカほどCOVID-19ウイルスによって被害を被っている地域はほかにない。人口あたりの死亡者数が最も多い世界15か国のうち、11か国がラテンアメリカまたはカリブ海諸国の国々である。

欧米のように感染者数が波のように増減するのではなく、ラテンアメリカでのCOVID-19感染症は春、この地域で突然集団発生し、感染者数は異常に高いレベルで頭打ちとなっている。貧弱なの医療体制や不平等、政府の能力不足と無関心によって事態はより悪化した。

メキシコでの感染発生の震源地は、西半球最大の農産物市場である中央デアバスト社の本拠地である首都メキシコシティ郊外の貧しい地域イスタパラパラとされる。COVID-19ウイルスは、約10万人の労働者を抱える市場を急速に引き裂き、周囲のコミュニティや地方へと拡散してしまった。当局は、メキシコシティで人工呼吸器を装着された10人に1人がイスタパラパラの市場に出入りしていたと推定している。

しかし、流行がいかに拡大しても、メキシコ全土の30パーセントもの果物と野菜を供給する市場を閉鎖できない。仕事や飢餓に直面した労働者の多くにとって、選択肢はほぼない。 (by Msato)

  

Johnson & Johnson’s Vaccine Advances, Sparking Optimism in Race  ニューヨークタイムズ ジョンソン&ジョンソン社 ワクチン競争にリード
             

 米国製薬会社ジョンソンアンドジョンソン社は今週月曜日、アデノウイルスを使用した18歳以上の6万人の被験者を対象とするCOVID-19ワクチンの第3相臨床試験を開始した。臨床試験は、アルゼンチンやブラジル、チリ、コロンビア、メキシコ 、ペルー、南アフリカ共和国で行われる。同社はアデノウイルスを使用したエボラワクチンやHIVワクチン、RSウイルスワクチン、ジカワクチンを製造してきた長い歴史があり、それらは既に100,000人に接種されているが、重篤な副反応は生じていない。

 このワクチンの特徴は、競合他社のモダーナ社やファイザー社のワクチンが冷凍保存を必要とする一方、ジョンソンアンドジョンソン社のワクチンは冷蔵保存で良いため、搬送や貯蔵に便利であり、冷蔵施設が存在しない国や地域でも接種できる。また、他社のワクチンは十分な抗体を産生するために数週間の時間差をして2回の接種が必要であるが、同社のワクチンは1回接種で済むことから、中和抗体の産生が早く、かつ、より多くの人々への接種が可能となる。

 ジョンソンアンドジョンソン社によると、第3相臨床試験で安全性と効果が確認され、当局に承認されることを見越し、既にワクチンの大量生産を開始しており、今年末までには数千万回分のワクチンを製造する予定である。(by Masato)


国内情報





 日付 都内  国内   都外  死者数
9/14 80 269 189 8
9/15 191 532 341 13
9/16 163 551 388 13
9/17 171 491 320 9
9/18 220 572 352 10
9/19 218 601 383 4
9/20 162 480 318 4
9/21 98 312 214 7
9/22 99 331 232 5
9/23 59 219 160 6




9月23日


コロナの唾液検査で注意点、飲食前に採取を  メディカル・トリビューン 2020年09月18日 
 日本感染症学会など4学会合同WG(ワーキング・グループ)


 日本感染症学会など4学会による合同ワーキンググループ(WG)は、9月8日付で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染の有無を調べる際、唾液を用いてポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査や抗原検査を行う場合の注意点を策定した。被検者が自身の唾液を飲食の前に採取することや採取前に歯磨きやうがいを行わないことなどを指導するよう医療機関に求めている。

検査の簡易化で一般病院やクリニックに普及も
 今回「検査の注意点」を策定したのは、日本感染症学会、日本臨床検査医学会、日本臨床微生物学会、日本臨床衛生検査技師会の4学会による合同WG。唾液を検査に用いることで検体採取が簡易化されるため、感染症指定医療機関以外の一般の病院やクリニックにおける検査件数が増えことを想定したもの。

 SARS-CoV-2の感染の有無を調べる検査については、厚生労働省が7月17日に唾液を用いたPCR検査と抗原検査(抗原定量検査)を、従来対象だった有症状者(発熱など症状発生から9日以内の人)だけでなく、無症状の人にも使用を拡大する方針を示した。ただし、抗原検査については専用の機器を使った抗原定量検査を対象とし、簡易キットの抗原検査は対象外としている。

検体の採取前に歯磨きやうがいを避ける
 「検査の注意点」では、まず被検者自身が唾液の採取方法を正しく理解する必要があるとして、①飲食前に採取することが望ましい(消化酵素により、感度が低下することが指摘されているため)②採取前に歯磨きやうがい、飲食は行わない(ウイルスの物理的除去を避けるため)③②がどうしても避けられない場合は、目安として最低10分、可能であれば30分間隔を空ける④検体容器に直接唾液を垂らすように自然に出す(十分な検査量が取れるまで複数回繰り返す)⑤可能であれば被検者本人が検体容器を酒精綿で清拭する(容器外壁を汚染する可能性があるため)⑥速やかに検体を提出する。すぐに提出できない場合は、冷蔵庫(4℃)で保管する(48時間以内に検査を開始する)-などを挙げた。

 一方、濃厚接触者のスクリーニングなど偽陰性を減らすことが優先される場合には、PCR検査などの核酸検査の実施が推奨されるとした。

抗原定量検査で陰性の場合、再検査も考慮
 検査で陰性と判定された場合の解釈上の注意点も挙げた。陰性となった場合、SARS-CoV-2感染を否定できるわけはなく、コピー数が少ないと考えられる感染初期の可能性もあると説明。無症状者では比較的ウイルス量が少ないと想定されるため、唾液と鼻咽頭拭い液を用いた検体では、核酸検査、抗原定量検査それぞれに結果に乖離が出る可能性もあるという。そのため、感染を疑ったにもかかわらず抗原定量検査が陰性の場合には、「必要に応じて唾液を用いた核酸検査、または鼻咽頭拭い液を用いた検査も考慮に入れる必要がある」と注意を喚起している。

(小沼紀子)


Occurrence and transmission potential of asymptomatic and presymptomatic SARS-CoV-2 infections: A living systematic review and meta-analysis   PLOS MEDICINE  無症候性および発症前のSARS-CoV-2感染症の発生と伝染の可能性

スイスのベルン大学の研究者による研究は、3月から6月までのCOVID-19文献​​の系統的再調査とメタ分析(過去に独立して施行された,一定の水準を満たした複数の臨床研究を統合し解析すること。より規模の大きな解析をし、客観的に多数の研究結果を評価、検出力を高めることが可能)で構成され、19ヶ国または地域で6,616人の症例のうち1,287例が不顕性感染(asymptomatic case)であった79研究の分析で成る。

研究者によると、追跡時に症状が報告されなかったCOVID-19症例はわずか20%であり、これらの症例は、顕性感染症例(symptomatic case)よりも他人に感染させるリスクは低かった(相対リスク、0.35)。 79の研究に含まれるモデリング研究は、「無症候性症例(presymptomatic case)は不顕性感染症例(asymptomatic case)よりも感染力が高いことを示唆」している。


あるCOVID-19症例は、ウイルス性肺炎や呼吸困難などの重篤な疾患を患い、死亡例も認めるが、他方、軽症(mild case)または無症候性で治癒する症例もあり、その理由は不明である。

COVID-19を引き起こすウイルスであるSARS-CoV-2の不顕性感染および発症前の感染の正確な推定は、COVID-19ウイルス感染症を理解し、効果的な公衆衛生戦略を開発するために重要である。 症状を記録する前向き縦断的研究(prospective longitudinal studies)と、偽陰性結果の割合を減らすための抗体検査の精度の向上が求められる。

「COVID-19症例の約80%が最終的に症状を呈するとする調査結果は、無症候性症例からの感染伝播が、COVID-19感染症の発生に実質的に寄与している可能性を示唆している」と、研究者は考えている。

パンデミック初期段階におけるこの系統的な出版物の再調査の結果は、ほとんどのCOVID-19症例が、感染の全過程を通じて無症候性ではないことを示唆している。SARS-CoV-2感染全体に対する発症前および無症候性感染の一因となるものに対し、手指消毒と呼吸飛沫の防止、検査と追跡の強化、隔離戦略と社会的距離を組み合わせた予防策の必要性を強調している。


感染力に関して、顕性感染症例は、不顕性感染症例より感染力があり、また、無症候性感染症例は不顕性感染症例より感染力がある。換言すれば、顕性感染症例が最も感染力を持ち、次に、無症候性感染症例が、最後に不顕性感染症例が感染力を有する。(by Masato)



国内情報


  9月19日~22日の大型連休は終了。
  多くの観光地、大都会では家族連れが多数見られた。

  この連休で感染者数は増えるだろうが、それは国も自治体、さらには観光地でも予想済みだろう。
  問題はどの程度増加するか、そしてその余韻はどの期間続くかである。

  連休終了後、10日から14日頃に第一次感染者ピークがきて、その後各地で連休で旅行して戻った人々からの第二次感染者発生と、そのクラスターが発生するく。
 
連休後感染者数ピーク:10/2~10/6、連休後第二次感染者発生とピーク;10/1~10/10


  連休後に発生する感染状況は、ある意味で興味が持たれる。流行するウイルスは連休前と同じであるのか、それとも欧州で流行している低病原性変異株であるのか;高齢者の重症化率は低く死亡率も低い。ある意味では日本の第二波もそうではあった。
  しかし妙な変異株が入ってきていて、それが突然爆発されるとパニックではある。

 

 



国際情報

 本日の世界の累計感染者数は31,483,011人、累計死者数は968,726人

 
  欧州主要国における致死率の推移を表す。


 欧州では第一波に比べて、第二波での死者数が少ない。現在第二波が発生して感染者が増加しているが、致死率は低い。

 世界全体での致死率も大きく低下している。

 致死率が低い事は医療機関への負担は小さくなるが、感染者数が多いことは社会全体にどのような影響を与えるか、各国では第一波の時と同じように対策を強化しつつある。
 参考までにベルギーにおける感染者数推移グラフを提示する。

 
4/27致死率 9/23致死率
世界 7.0% 3.08%
米国 5.7% 2.90%
イタリア 13.5% 11.90%
中国 5.5% 5.43%
スペイン 10.2% 4.53%
ドイツ 3.8% 3.39%
フランス 14.1% 6.46%
イラン 6.3% 5.74%
英国 13.5% 10.37%
ロシア 0.9% 1.76%
スイス 5.5% 4.05%
オランダ 11.8% 6.40%
ベルギー 15.4% 9.00%
韓国 2.3% 1.67%
オーストリア 3.6% 1.96%
ノルウエー 2.7% 2.03%
スウエーデン 11.8% 6.56%
デンマーク 4.8% 2.69%
豪州 1.2% 3.18%
ブラジル 6.8% 3.01%
チリ 1.4% 2.75%
ペルー 2.6% 4.08%
日本 2.8% 1.90%
インドネシア 8.4% 3.89%
カナダ 5.6% 6.24%
NZ 1.2% 1.37%

 

9月22日(火)


CDC abruptly removes guidance about airborne coronavirus transmission, says update 'was posted in error'  CNN (米国)  米国CDC、突然最新のガイダンスに掲載したコロナウイルスの空気感染に関して削除した。掲載がミスだったとされる。

"A draft version of proposed changes to these recommendations was posted in error to the agency's official website. CDC is currently updating its recommendations regarding airborne transmission of SARS-CoV-2 (the virus that causes COVID-19). Once this process has been completed, the update language will be posted," Jason McDonald, a CDC spokesman, said in a response emailed to CNN.

全訳

 米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)は先週金曜、COVID-19ウイルスが主に飛沫核感染で拡散するとしたウェブサイトのガイダンスを導入したものの、今週月曜日に早々とそれを撤回した。

飛沫核感染とは、ウイルスを含む小さな粒子が長期間にわたって空中に留まり、6フィート以上移動することができる飛沫核によるウイルスの感染伝播様式を指す。

飛沫核感染に詳しい専門家は日曜日、CDCのウェブサイトに掲載されていたCOVID-19ウイルスが、主に空気中を拡散するとする拡散方法の記述の更新に気づき撤回が発覚した。

CDCにより金曜日に掲載されたそのガイダンスには、「COVID-19ウイルスの飛沫核は、感染者の咳やくしゃみ、歌ったり、話したり、呼吸したりすると発生し、吸気により感染を引き起こす可能性がある、すなわち、飛沫核が感染伝播の主たる様式であると考えられる」と記述されていた。

しかし、その文言は月曜日の朝に削除された。政府機関はこの削除に関し、これらの推奨事項に対する変更案の草稿版が誤って政府機関の公式ウェブサイトに投稿されてしまったが、改めて最終版の完成を以て掲載するという。この問題に詳しい連邦当局によると、この文書はCDCのWebサイトに「時期尚早」に投稿されてしまい、現在修正中とされる。

飛沫核感染を研究する200人を超える専門家が、7月に世界保健機関(WHO)に対してCOVID-19ウイルスの飛沫核感染に関する証拠を公開書簡で質問した。WHOは、飛沫核感染がパンデミックの蔓延に大きく寄与しているように思えるが、一方で、感染患者のくしゃみや咳を介した呼吸飛沫に対する重要性に鑑み、専門家の間で意見が分かれていることを認めた。

バージニア工科大学の空中ウイルス学の専門家であるリンジー・マー氏は、「科学界では、飛沫核が非常に重要であることが明確になっており、最終版には飛沫核の重要性を認める何らかの形で掲載されることをを願っている」と述べている。

CDCのウェブサイト上のガイダンスの別の変更では、CDCが8月、感染者と密接に接触したが症状のない人は検査を受ける必要がないと掲載したが、しかし先週、この変更が科学者ではなく政権の政治的指名者によって指示されたとが判明した後、当局は立場を逆転させ、感染者とのすべての濃厚接触者は症状の有無に関わらず検査を受けるべきと修正した。 (by Masato)


Coronavirus pandemic likely 'could have been prevented' if China, WHO acted differently, report says  Fox (米国)  初期に中国とWHOが異なった対応をしていたなら、パンデミックは防ぐことが出来たかかも知れない、米国報告

  The coronavirus pandemic likely “could have been prevented” if the Chinese government acted more transparently and the World Health Organization wasn’t “complicit in the spread and normalization” of their propaganda during the outbreak’s early days, an audit from the House Foreign Affairs Committee reportedly says.

訳文

米国下院外務委員会は、中国政府が、COVID-19感染症の発現初期により透明性をもって対処し、WHOがその主義の宣伝である「感染拡大と正常化に加担」していなかったら、COVID-19パンデミックは起こり得なかった、とする監査報告をまとめた。
予定された公表前の月曜日にニューヨークポストが独占入手した共和党委員会作成の96ページに及ぶ文書は、Tedros Adhanom WHO事務総長のCOVID-19感染症への有害な影響に関し辞任を要求していると伝えられる。

それによると、中国共産党がデータを故意に不明瞭にしたうえ、関連する公衆衛生情報を隠蔽し、世界に向けて警告しようとした医師やジャーナリストを抑圧する隠蔽工作に積極的に取り組んだことに疑いに余地はない、とニューヨークポスト紙は伝えている。

調査報告書には、「仮に、中国共産党は中国が国際法に基づく義務を果たし、最良の対策で大規模感染に対応していた場合、中国での感染事例数を最大95%削減できた可能性があり、恐らく現在進行中のパンデミックは防止できた」と書かれている。

さらに監査報告には、1月1日、中国当局は、ウイルスが発生したとされる武漢の海鮮市場を「閉鎖して消毒し、アウトブレイクの原因を知り得る可能性のある法医学的証拠を破壊せよ」と命じたとある。


翌日、武漢ウイルス学研究所の科学者は、COVID-19ウイルスが顕著な感染力を保有することに気づいたが、WHOへすぐには警告しなかったと伝えられている。


同文書はまた、WHOは、台湾と香港によるヒト-ヒト感染の危険性についての警告を無視し、中国の研究者がその発生の「証拠がない」と数週間偽ったと主張していると非難している。

COVID-19発生の初期段階から、WHOはテドロス事務総長の指揮の下、まるでオウムのように、中国共産党が出した声明に対し、COVID-19感染症の発現と感染拡大を「不可抗力の真実」であるとして支持したとニューヨークポストは報じている。 また、中国共産党によるパンデミック対応に盛り込まれた賞賛を含む公式声明に関する調査は、科学と中国共産党が所有していない信頼のおける情報源を無視する中国共産党の不穏な意欲を明らかにしているとされる。

テドロス事務総長は、「COVID-19の対応に対する彼の有害な影響に対する責任を受け入れ、辞任すべきである」と報じられている。

WHOの報道官はフォックスニュース対し、WHOはこの報告を認識しており、慎重に検討すると語った。また、フォックスニュースは、ワシントンD.C.の中国大使館にもこの件についてコメントを求めている。(by Masato)




国内情報










9月21日(月)

Measurement of SARS-CoV-2 RNA in wastewater tracks community infection dynamics Nature biotechnology  (米国)  コミュニティの感染動態を追跡する廃水中のSARS-CoV-2 RNAの測定


コネチカット州ニューヘブン市における下水でのSARS-CoV-2の検出を明らかにしたNature Biotechnologyの研究によると、廃水を分析することで、COVID-19検査による陽性の報告がされる前に、地域社会にてCOVID-19感染事例が事前に警告できる可能性がある。

イェール大学の研究者は、ニューヘブン市のメトロ地域で、「一次汚泥」(廃水処理中に沈殿する固形物)の10週間の分析を行った。汚泥の収集は、3月19日から6月1日まで毎日サンプルを収集し、汚泥中のSARS-CoV-2 RNA濃度を、公に利用可能な感染データと比較した。研究者らは、検体採取日ごとの陽性SARS-CoV-2検査の数と割合、報告日ごとの地域社会におけるSARS-CoV-2検査の陽性数、およびCOVID-19入院例を分析した。

研究者らは、下水汚泥中のウイルスRNA濃度が、人々から収集された検体の所見よりも最大2日早いことを発見した。また、汚泥のデータは入院の1〜4日前、陽性の検査結果の6〜8日前であることが明らかとなった。この誤差は、検査結果の報告の遅れが原因である可能性がある。

汚泥と疫学データはどちらも変動の影響を受けやすいため、この研究では汚泥内のSARS-CoV-2 RNAのレベルとコミュニティのCOVID-19症例数を関連付けていないが、この研究のデータは、人口全体のレベルでのSARS-CoV-2感染監視のための都市下水におけるウイルスRNAモニタリングの有用性を示している。SARS-CoV-2検体の収集と検査結果の報告の間の遅延に直面しているコミュニティでは、即時の廃水結果により、感染動態がかなり前もって警告できる可能性がある。(by Masato)




国内状況

 4日間という大型連休に入っている。

 いつもより明らかに屋外の人波は多い。
 この結果どの程度の感染者が増えるか、フィールド実験とも言える。ある程度の感染者の増加は起こるだろうが、有症状者の比率と、症状の内容を発表して欲しい。 PCR陽性者の数だけでは、情報としては十分でなくなった。第二波では重症性が減じてきている故、感染者の臨床的意義が問題となってくる。






 西欧、カナダでは第二波の致死率が非常に低くなっているが、日本も同じ傾向。英国、感染者数が増えているためロックダウンも考慮されていると言うが。感染者数増加の内容が問題だ。第一波ほど重症化しないことが分かっているとしたなら、対策は第一波とは異なる。

 社会生活緩和で第二波流行が拡大している英国。死者数は非常に少ないのが特徴。
 
 


9月20日

 英国、社会的活動制限の可能性

Boris Johnson, confirming that Britain is in its second wave, raises the possibility of a new lockdown   New Tork Times (米国) 英国首相 第2波襲来に2回目の都市封鎖の可能性を示唆

英国はCOVID-19感染事例の急増のより、およそ1,000万人が新たな社会活動や経済活動の制限に直面している。英国のかつての自慢の検査体制は崩壊の危機に瀕しており、ボリスジョンソン首相は、ヨーロッパで最悪の影響を受けた国での第2波を防ぐために、レストランやパブの閉鎖を検討してる。

ジョンソン氏はまた、彼の矛盾する命令に対する怒りの高まりに直面してる。なぜなら、夏の間、彼は人々に今回の感染者急増のエピセンターとしてあげられるレストランやパブに政府助成による割引を提供したのであるが、唐突に金曜日に国民に向けてイギリス全土でウイルスが拡散していることを無遠慮に告げた。

ジョンソン氏はテレビでのインタビューで、「予想できることは疑問の余地はないが、数週間前から言っているように、誰もが2回目の都市封鎖は望んでいないと思う。しかし、明らかに起こっている感染拡大を直視すると、6人以上の集会を禁止する新しい法律が必要かどうかの疑問を解かざるを得ない」と公言した。

ノッティンガム大学の分子ウイルス学教授であるジョナサンボール氏は、「パブ、カフェ、レストランへの多数の利用を奨励した後に、これらの活動に対する制限が検討されていることは実に皮肉なことだ」と述べている。

現時点における英国の実行基本再生産数は1,1から1,4とされ、感染拡大期であることは間違いない。9月10日までの1週間で、イギリスの病院や老人ホームを除く毎日の新規症例数は約6,000件と統計当局は推定しており、前週からほぼ倍増したことになる。


国内情報

  国内の感染者は増加傾向を示している。
  東京都の感染者数の増加率は明確に、今後の流行再燃を予知しているし、それは他の大都市でも類似している。

  死者数の増加はほとんど伴わない、感染者数の増加は、インフルに似ている。




 第二波発生中に、社会的経済的規制を緩和して、感染者数の急増が起きている例としてオランダを挙げる。



 世界中で無数とも言える変異株が出現していて、それらの特性に応じて地域住民との闘いが起き、地域住民を制覇した変異株はさらに世界に向かう。怖いのは人為的に作製された変異株が、政治的目的で使用されている場合である。

 高感染性で低病原性株は、模擬爆弾のようなもので、ある地域に(国に)広がっても社会的パニックを引き起こす効果しかない。もちろんそれは経済的ダメージも引き起こして行く。
 しかし高感染性で高病原性株は、地域住民の生きる権利を奪う。スペイン風邪がそうだ。
 今後どのような変異株が我が国も含めて、世界に広がってくるのか、油断は出来ないと思う。

 遺体袋や棺を準備している先進国もあるのだ。


9月19日


 論説
「コロナの弱毒化」は否定できない!?  Medical Tribune
   東京脳神経センター整形外科・脊椎外科部長 川口浩

 安倍晋三総理の「遺言」によって、漫然と続けられていた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「指定感染症(2類相当といいながら実は1類相当)」の見直しに、やっと政府、厚生労働省も重い腰を上げそうな気配が出てきた。
 …
 …今のコロナ禍に「人災」の部分があるとすれば、その元凶は「夜の街」でも「意識の低い若者」でもなく、一貫性のない情報で社会を混乱させ、国民や医療現場に過剰な負担を根拠なく漫然と強要してきた政府、厚労省、そして「お抱え専門家」によるものではないのか。

【後編】スウェーデン式新型コロナ対策の「真実」
スウェーデン・カロリンスカ大学病院泌尿器外科 宮川 絢子

 正しく伝えられていないスウエーデンのコロナ真実


 国内状況


        

  感染者数と死者数には大きな変動はない。
  現在の国内のCOVID-19流行の特徴は:
   1)第二波での感染者数が第一波に比較して非常に多いこと。(PCR検査数が増えて、陽性者=感染者となっていることが理由)
   2)第二波での死者数が少なく致死率は非常に低い事。(正確な発病者数が不明であることも理由。)
   3)東京都を含む大都会での感染者数が国内の感染者数の半数以上を占める事。
   4)沖縄での感染者発生が、数は少ないながらも継続していること。急激に感染者数が増加する危険性がある(ウイルス変異の可能性)
   5)国内第二波での致死率が低い事実は、欧州で発生中の第二波における低病原性変異株と類似ウイルスなのだろうか?
   6)東京都の感染者発生推移を追うと、9月上旬以降感染者数が増加しているのが分かる。感染者数が急速に増加に転じている可能性がある。
 
  上述した内容はメディアでは取り上げない。要するに無関心なのである。理解が出来ないからなのか、社会の関心が薄れてきているせいなのからか?


 国際状況

  本日の世界の感染者数30,395,579人  死者数950,434人  致死率3.12%
 3,000万人の感染者と100万人近い死者-->現実的には1億人を越える感染者と5百万人を越える死者が発生中
   日々30万人感染し、6000人が死亡
 インフルよりも死者数は少なく、軽い感染症なのに、なぜそんなに騒ぐ。指定感染症などにしたことが問題を大きくした。
    高名なノーベル賞受賞者やジャーナリストが平然と語る。
それは誰か知っている?

   
各国の状況

米国  7月から感染者数は緩徐に低下傾向を示している

インド  感染者数は増加し続けている。

ブラジル 感染者数低下傾向

ロシア 日々5000人を越える感染者と100人を越える死者。地方行政府から上がってくるデータは、低く抑えられている傾向にある。

ペルー  毎日5000人~10000人の感染者と200人前後の死者が発生している。

コロンビア  毎日10000人近い感染者と200~500人の死者が発生。

メキシコ  6000人前後の感染者が日々発生、500人を越える死者が発生し続けている。

南アフリカ  7月にピークを迎え、現在は日々2000人前後の感染者と100人台の死者発生が続いている。

スペイン  5月末に収束を迎えた第一波から、7月上旬に第二波が発生し、現在10000人を越える感染者が日々発生しているが、死者数は少なく日々100人前後にとどまっている。

アルゼンチン  1万人をこえる感染者が日々発生し続けている。死者数も200人を超えている。

フランス  5月末には第一波が収束したが8月に入ってから第二波が始まり、日々1万人近い感染者が出ている。一方死者数は二桁に収まっている。

チリ 3月頃に始まった第一波は、その後6月中旬にピークを迎えて、その後緩徐に感染者数を減らしている。

英国  6月末に第一波の収束を迎えていたが、その後しばらくしてから第二波が立ち上がり、現在日々2~3千人の感染者が発生しているが、死者数は10~20人と非常に少なく、明らかに第一波とは異なる低病原性株による流行波と思われる。

イタリア 8月に入ってから第二波が見られているが、日々2000人近い感染者が出てはいるが、死者数は非常に少ない。

ドイツ  8月に入ってから第二波らしい流行波が見られ出しているが、現在感染者数は日々千数百人発生している。しかし死者数は日に数人程度と異常に少ない。

カナダ  7月に入ってから第二波を思わせる新しい流行波が出てきているが、死者数は日に十人前後と非常に少ない。


9月18日


第二波はこのまま収束に向かうのだろうか??
 右図の死者数は、実数を10倍しているが、従来の図は50倍していた。そのため今回の死者数グラフはより扁平化している。

      




 世界中でコロナウイルス(SARS-CoV-2)が変異して小流行~大流行を起こしている。

 いつ日本国内で変異ウイルスによる高病原性のコロナが流行しだすか分からない。


 最近のネパールの例を示す。

 感染者数は第一波でそれなりの数を出していたが、死者数は非常に少なかった。ネパールの奇跡とまで言われた。
 しかし7月に入ってから、突然感染者数が急増しだし死者数も増え出した。明らかに変異株の流行が始まったのだ。
 唐突にである。インドなどの周辺国でhこのような現象は見られてない。




 流行が収束に向かっているとき、変異高病原性株が現れると国内ではパニックが渦巻く。


  フランス、5月末には第一波収束、しかし社会的規制を緩和することで第二波が発生。死者数は極めて少ない。
低病原性コロナの発生だ。



オーストリアも第二波に見舞われているが、死者数はやはり非常に少ない。



  オーストラリアでも第二波は変異ウイルスによる
 南半球オーストラリアでは、死者数の少ない第一波であったが、鎖国による長い小康状態のあと、発生してきた第二波は死者数を伴う高病原性コロナである。変異ウイルスであるが、上記ネパールの例と似る。変異ウイルスは人為的変異だろうか?自然変異だろうか?ネパールも。死者数が多く出るコロナが流行し出すと国中パニック状態となる。日本は大丈夫だろうか??





9月17日

 最近二週間の国内における感染者と死者数の推移

 日付 東京都  国内  東京外  死者 
9/3 211 658 447 8
9/4 136 587 451 17
9/5 181 599 418 9
9/6 116 451 335 8
9/7 77 294 217 11
9/8 170 494 324 18
9/9 149 508 359 14
9/10 276 711 435 7
9/11 187 644 457 9
9/12 226 648 422 13
9/13 146 440 294 6
9/14 80 269 189 8
9/15 191 532 341 13
9/16 163 551 388 13

国際情報

世界の感染者数  29,684,258人  死者数937,335人

 世界の感染者数は公式報告よりは遙かに多く、感染者数は3千万~五千万人、死者数は100万人から300万人と推定

 欧州西部の国々では第二波が現れているが、死者数は非常に少ない。代表的例として英国とオランダを上げておく。

 西欧各国は死者の非常に少ない感染者が出ているが、欧州中欧から東欧では第一波はそのまま継続している。
 西欧で発生している低病原性株が、さらに周辺へ拡大を見せてはいないが。アイスランドやキューバなどでは、類似の流行パターンが見られる。
 欧州流行株が北米から伝わったか、その逆かは分からないが、西欧での第一波収束と、それに続く低病原性の第二波が各国で同時に起きるのも不自然に感じる。
 英国、感染者数推移


 英国死者数推移


 オランダにも明確な第二波が発生しているが、感染者数は急増しているが、死者数が非常に少ない

 感染者数推移グラフ



死者数推移グラフ


 カナダ
   これまで明確な第二波が見られ無かった、9月に入ってから感染者数の増加が見られる様になってきた。予想通り死者数は極めて少なく、
欧州から拡大してきた低病原性で感染力のある変異株のようだ。
  感染者推移グラフ


 カナダ死者数推移



 問題点:西欧州、さらにはカナダで流行しだした低病原性株、感染力は強そうなので、今後さらに世界に拡大してゆく可能性がある。
      低病原性ではあるが、どの程度の症状をもたらすのかが不明である。現在、西欧州で感染者は増えているが、病原性に関する報告が少ない。もし医療機関を必要とするほどの病原性がないならば、社会的影響はインフル流行並なのかも知れない。
 日本では今のところこの低病原性株の拡大は明確ではない。PCR検査で陽性者を隔離し続けていても、それがあまり意義がないと分かったなら、態勢を即刻変えるべきだ。
 英国の研究チームの報告では、英国でもドイツでも致死力は低下していて、ドイツの高齢者を対象にした詳細分析でも、致死力は非常に低いとされている。


NEWS

        
Indian hospitals desperate for oxygen as coronavirus cases top 5 million   インド 感染者500万人越え、治療用酸素不足に


インドにおけるCOVID-19感染者の急増は加速し続けており、昨日93,824新規症例が報告された。世界のどの国よりも1日の新規例数が多い最近の傾向が継続している中、インドにおける累計感染者数は500万人を超え、わずか12日で感染者数が400万人から500万人に増加した。

ロイター通信によると、マハラシュトラ州、グジャラート州、ウッタルプラデーシュ州など、インドで最も深刻な打撃を被っている州での入院の急増により、酸素の需要が3倍に増加している。


 インドで再感染例2例が報告
一方、インド科学産業研究評議会(India's Council of Scientific and Industrial Research)の研究者たちは、インド初の2例のCOVID-19再感染を報告した。どちらの症例もウッタルプラデーシュ州ノイダの病院の医療従事者が関与している。

5月初旬、病院でのスクリーニング中に、両症例とも不顕性感染症と診断された。2回目の感染は、一方の症例は8月25日に陽性を示し、もう一方は9月5日に陽性を示した。どちらの症例も1回目の感染時より2回目の感染時の方がウイルス量が多くなっていた。この再感染例の発見は、遺伝子配列検査に基づく再感染評価の結果である。


 WHO、季節性インフル、現時点では流行の兆しはない
   
Influenza update - 376 (World Health Organization)   南北半球における季節性インフルエンザの動向-WHO

WHOは最新の定期的なデータ更新で、季節性インフルエンザが未だに南北半球でこの時期に予想されるより低いレベルでしか検出されていないのは、季節性インフルエンザウイルスがCOVID-19感染を抑制する対策の影響を受けている可能性が高いとしている。

南半球のシーズンは通常4月から9月まで続くが、季節性インフルエンザの流行は起きていない。北半球では、インフルエンザは季節間のレベルを下回っているが、一部の熱帯諸国では散発的な検出が報告されれおり、カンボジアではH3N2活動が検出されている。

世界的には、8月の後半にWHOの関連研究所で検査された約140,000の呼吸器検体のうち、インフルエンザに陽性だったのは34だけであり、 それうちわけは、19例がインフルエンザA、15例がインフルエンザBであった。亜型分類されたインフルエンザAウイルスのうち、すべてがH3N2であった。

他のインフルエンザの進展では、南半球の2021年のインフルエンザシーズンを含むインフルエンザ候補株を推奨するWHO委員会が本日オンラインでの審議を開始し、10月2日に終了する予定である。このグループは、パンデミックの可能性があるインフルエンザウイルス株を評価して、新しい候補ワクチン株が必要かどうかを確認する任務を負う。(by Masato)


ニューヨーク市の都市封鎖が70%の感染を抑制、マスクも貢献
Lockdown Led to 70% Drop in NYC COVID Spread, Masks Also Effective (Columbia University Mailman School of Public Health)

ニューヨーク市における3月から6月のCOVID-19感染症の大流行期間に、主として学校閉鎖と自主的または強制的な在宅待機による接触率の低減化は、COVID-19感染の約70%の減少に貢献した。加えて、フェイスカバーリング(マスク)の普及によりさらに7%減少したため、重症化のリスクのある65歳以上では、最初の1か月間にマスクが公共の場所で義務付けられた。

この研究は、コロンビア大学メールマン公衆衛生学校とニューヨーク市保健衛生省の科学者によるもので、プレプリントサーバーmedRxivに掲載された査読前の論文である。これは、以前に発表されたモデリング研究と一致しており、都市封鎖(ロックダウン)によってCOVID-19の感染が中国の武漢で58%、イタリアで45%、フランスで77%減少したと推定している。

ニューヨーク市の調査によると、接触率の低下はほとんどの年齢層に非常に効果的であり、1歳から4歳の51%から5歳から14歳 の83%まで、年齢層全体で少なくとも50%の感染の減少に貢献している。(by Masato)




9月16日

 家族内大量暴露でも子ども達に感染無し

Heavy exposure of children aged 9 to 12 years with SARS-CoV-2 did not lead to infection   JOURNAL OF THE Pediatric Infectious Diseases Society  9歳から12歳の子供のSARS-CoV-2の大量曝露でも感染なし

 ドイツのリューベック大学の研究者によるこの研究は、「SARS-CoV-2に数日間曝露されたが、臨床症状がなく、SARA-CoV-2に対する抗体検査が繰り返し陰性であった1家族の4人の学童」についての説明である。

その4人の児童の両親は2月27日にCOVID-19患者と短時間接触した後、3月中旬、両親がSARA-CoV-2を発症した。母親は乾咳、四肢の痛み、頭痛、発熱、全身倦怠感、息切れを呈した。濃厚接触者として9歳から12歳までの3人の女の子と1人の男の子が特定された。

地方当局がCOVID-19感染症が検知された世帯の全メンバーに2週間の家庭検疫を発表したため、4人の兄弟が連続して感染した場合、数か月間の家庭検疫が行われるため、両親は子供をウイルスにさらすことを選択した。「3月13日から16日まで、感染している母親と4人の子供全員が小さなベッドルームのマットレスで時を過ごした。」

両親は感染の3週間後にSARS-CoV-2抗体検査で抗体保有の証拠を示したが、4人の子供は誰も抗体を保有していなかった。筆者らは、子供の2次SARA-CoV-2の低い感染率を解説した以前の研究に注目して、「SARA-CoV-2は成人よりも子供に感染する可能性が低い」と結論付けた。 (by Masato)

 香港、180万人市民のPCR検査で38新規例が見つかる

Hong Kong's mass testing drive of 1.8 million people finds 38 virus cases   CNN(米国) 香港 約180万人の大規模PCR検査で38新規例
 香港は2週間の大規模なPCR検査の結果を公表した。68百万ドルの費用で検査された178万人のうち38新規症例が特定された。香港は最近、第3波に襲われ、9月15日現在、7月7日以来初めて香港における新規感染事例は報告されていない。

衛生防護中心( (Centre for Health Protection)によると、香港の現在までの確定患者数は4,976人、死亡者数は101人である。

 インフル、現時点では、感染者数非常に少ない

インフル患者、9月第1週は3人 昨年の1000分の1以下  日本経済新聞

 9月6日までの1週間に全国約5千カ所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が3人だったことが厚生労働省のまとめで分かった。昨年の同時期の千分の一以下の水準。新型コロナウイルス対策で手洗いやマスク着用の習慣が広がった影響とみられる。

厚労省は例年9月以降、指定する全国約5千カ所の定点医療機関から報告された患者数を毎週集計して公表している。11日に公表された集計によると、8月31日~9月6日の1週間に岐阜県、大阪府、沖縄県で1人ずつ報告された。

昨年の同時期は沖縄で大流行した影響で3813人に達した。流行入り前のこの時期でも近年は数百人が報告されており、今年はかなり低い水準だ。

昨冬のインフルエンザの累計推計患者数は前年比4割減の729万人にとどまった。新型コロナの感染拡大で外出自粛が広がった影響などが指摘されている。


「新型コロナ、武漢の実験室から出てきた証拠3つ」…中国の学者が論文発表  中央日報



  国内状況

  感染者数は緩徐ながらも減少しているが、死者数は減少していない。
  感染して重症化、そして人工呼吸器、エクモなどを使用し、懸命の延命のための努力が2~6週間近く続けられる。

  国内の第二波では重症者と死者が後半から発生、増加しているが、第一波から続くこうしたパターンはネパールで見られている。
  世界的に第一波に引き続き第二波が出現しているのは、西欧各国であるが、第二波では死者数は非常に少ない。
  しかしネパールでの第二波は、死者数の増多が伴っている。第一波では死者数は歩どんど出ていなかった。
  日本は欧州とも流行パターンは異なり、アジアではネパールに続き明確な第二波が発生しているが、第一波では相当の死者が発生した。

  
  

  ネパールは2種類のコロナウイルスで攻撃された感じだ。下方図参照。
  日本では、自国内で変異してこの第二波株が発生したのだろうか? 


以下管理人のSFストーリーではあるが:How do you think about?

  テロリズムの予感がある、ネパールのSARS-CoV-2の第一波と第二波の怪

 ネパールの第一波では本当に死者数が少なかった。ヒマラヤの奇跡とも思われた。しかし、7月過ぎから第二波が突然発生、同時に死者の発生も伴った。恣意的に流行ウイルスが変更された感がある。  

    


 日本でも第二波では死者数の発生も見られているが、第一波の方が有意に多かった。しかしネパールでは逆だ。
 ネパールでの第一波はまるで、現在の死者数の少ない欧州の変異株を思わせ、その第二波はBKオリジナル株を思わせる。

 ここからは当方の全くの空想となる。
 空想は小説の源泉である。少し水で薄めなければ熱すぎるが。

 ウイルス遺伝子操作研究が世界でもトップクラスの某国では、SARS-CoV-2をすでにいくつか用意しているらしい。まるでミサイルのごとく、BKオリジナル株、またはより病原性が高まった株。そして模擬爆弾のごとく、パニックを引き起こすために使用される株。感染力はあるが病原性は低い変異株だ。これは一般的に知られてないが、生物化学兵器の製造にはお金はさほどかからない。否かの高校でも、優秀な教師がいれば可能だ。
 この模擬爆弾をを欧州で使用する前に、国土が閉鎖的ネパールの第一波で最初に使用された。その感染力と低病原性の確認のためだ。
  左図と右図のように第一波の低病原性が確認された後、次にそれを欧州の第二波用に用いられた。第一波が収束後も、社会的経済的撹乱を狙ったのだ。
 一斉にウイルスが撒かれた西欧各国では低病原性で、高齢者でも致死率が低いにも関わらず、SARS-CoV-2の再流行として混乱しだした。

 一方某国は、ネパールで第一波(低病原性SARS-CoV-2)が流行したあと、BKオリジナル株(または他の高病原性株)が、流行した第一波の集団免疫の影響を受けるのかどうかを、BK株で第二波を発生させて、ネパール国内で抑制されるかどうか確認した。図左に見られるように第二波株は第一波株よりも感染力が強く、国内に拡大して、死者も多く発生させているようだ。第一波株の集団免疫は、その後に流行するBK株や他の高病原性株の流行に影響しないようだ。(これは公衆衛生の立場からすると、太陽が二度と上がらないかのような戦慄を覚えるのだが)。
  この際、某国では世界に先駆けて製造したコロナワクチンのフィールド試験も行っているはずだ。

 3月に創作していたSFではあるが、かなり事実と適合している部分も多いのは驚きだ。完成はSARS-CoV-2が消え去る2年後だろうか。
 果たして日本の状況はどのように、専門家達は考えているんだろうか?