2021年
12月no3



国はなぜオミクロンを恐れ、正確な言葉で説明をして科学的手段で対策を講じないのだろうか?
僕は本当にそう思う。



オミクロン国内流行予想図

オミクロン、君はどの星から来たのだろうか。いつまでこの星にいるんだい?
デルタのあとを継いだ君は、いずれ静かに消えて行くのだろうけど。
感染者数と致死率(記載%数値)は国内データに基づく。オミクロンは予想。




12月31日(金曜日)

情報


 ヨーロッパ、パンデミック危機!

欧州でコロナ猛威、伊英ギリシャ感染者過去最多 仏は連日20万人超  ロイター
 [ミラノ/パリ/ロンドン/アテネ/イスタンブール 30日 ロイター] - 欧州で新型コロナウイルスの猛威が続いている。多くの国で新規感染者数が過去最多を更新するなど、感染拡大は収まる様子を見せていない。
 イタリアでは30日、新型コロナ新規感染者が12万6888人と、これまでの最多を記録。死者は156人だった。
 イタリアではパンデミック(世界的大流行)開始後、新型コロナ感染症による死者は累計13万7247人と、欧州では英国いに次いで2番目、世界では9番目に多い。

また、英保健当局のデータによると、新型コロナ感染症による入院者は1万1452人と、前日から約10%(990人)増加した。

フランスは、過去24時間に確認された新規感染者が20万6243人と、連日で20万人を超えた。29日は過去最多の20万8099人だった。今月初めには1日当たりの感染者は5万人を下回っていた。

ギリシャでは1日当たりの感染者が3万5580人と、3日連続で過去最多を更新。感染者数は週初から3倍以上増加している。
 ガガ保健相は「オミクロン変異株の感染は非常に激しいようだ」とし、オミクロン株が新規感染の60%超を占めると述べた。

ギリシャでは30日夜から、レストランやバー、ナイトクラブなどの営業時間が午前0時までに制限される。大晦日の31日は特例で午前2時まで許可されるという。



 イスラエル、4回目のワクチン接種に
イスラエル、4回目接種を承認 免疫力低下の人が対象 ロイター
 [エルサレム 30日 ロイター] - イスラエル保健当局は30日、免疫力が低下している人を対象に新型コロナウイルスワクチンの4回目接種(2回目の追加接種)を承認すると発表した。ただ、より幅広い層に対し認可するかどうかについては、まだ決定していないとした。

イスラエルでは27日、医療関係者150人を対象に新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を試験的に開始。オミクロン変異株に対する有効性を調べ、結果は約2週間後に提出される。


 米国、専門家達、パンデミックに警鐘を打ち鳴ら
米、1月はオミクロンの「猛吹雪」に 生活に影響も 専門家が警鐘  ロイター
 [ワシントン 30日 ロイター] - 複数の米医療専門家は30日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の流行に伴う感染者急増が人々の日常生活に大きな混乱を引き起こし、来月は試練の時期になる可能性があると警鐘を鳴らした。

ロイターの算出によると、米国では1日当たりの新規感染者が29万人を超え、7日平均に基づく新規感染者数は2日連続で過去最多を更新した。

州別では、少なくとも18州とプエルトリコで新規感染者がこれまでの最多を記録。メリーランド州、オハイオ州、ワシントンDCでは、入院者数が過去最多に達し、全米の入院者も27%増加した。

ミネソタ大学の感染症専門家マイケル・オスターホルム博士はMSNBCに対し「米国では感染者が劇的に増加し、日常生活に影響が及ぶ可能性がある」とし、「来月はウイルスの猛吹雪となるだろう。社会全体が圧力にさらされることになる」と警告した。

バイデン政権のファウチ首席医療顧問は29日、感染者が1月末にかけて増加する公算が大きいという認識を示した。

ベイラー医科大学の感染症専門家ピーター・ヘッツ博士はCNNに対し「オミクロン株を過度に軽視することに注意する必要がある」と強調。入院者の増加や医療従事者の新型コロナ感染などに懸念を表明し、「極めて深刻な時期だ」と語った。



 細胞性免疫が、オミクロン重症化防止に寄与、2研究所が確認
T細胞が戦力発揮、オミクロン感染で重症化が少ない理由-2つの研究 Bloomberg
 (ブルームバーグ): 体内の抗体レベルが低下している場合でも、T細胞が新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染の重症化を防いでいる可能性がある。オランダと南アフリカ共和国でそれぞれ行われた研究が示した。感染が過去最悪規模で拡大している一方で、これまでのところ病院が機能不全に陥っていない理由を説明する一助となる。

T細胞は免疫系の中で注目度が高くないが、ウイルスに感染した細胞を攻撃するという重要な役割を果たす。オランダのエラスムス大学と南アのケープタウン大学は別々の研究で、ワクチン接種によってオミクロン株に対する防御に十分なT細胞の増強が見られたと説明した。

T細胞は抗体と違い、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質全体を標的にできる。変異の程度が大きいオミクロン株でも、スパイクタンパク質の大部分は従来株と同様と言える。

エラスムス大学の研究者らはワクチン接種済みのヘルスケア従事者60人を対象に調査。オミクロン株に対する抗体の反応は、ベータ変異株やデルタ変異株への場合と比べると低い、あるいはほとんどなかったが、T細胞の反応はおおむね変わらなかったという。

ケープタウン大学の感染症分子医学研究所は新型コロナ感染から回復した人、およびファイザー・ビオンテック製あるいはジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製のワクチンを接種した人を対象に調査を行った。

同大学で研究報告書の執筆に参加したウェンディ・バージェンズ氏は、免疫による防御には複数の階層があると自身のツイッターアカウントで説明。抗体が感染をブロックするのに対し、T細胞は感染した細胞を破壊してウイルスの広がりと重症化を防ぐと解説。「T細胞は感染を防ぐことはできないが、その後のダメージを最小限に抑えることができる」と指摘した。


 オミクロン、死亡率は従来株の1/4、
南アフリカ研究陣「オミクロン死亡率、従来のコロナに比べて4分の1、患者入院期間半分」 J中央日報
 新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の新型変異株オミクロン株感染者の死亡確率がデルタ株など従来の感染者に比べて約4分の1になることが明らかになったと、英紙タイムズが30日(現地時間)、報じた。南アフリカ共和国の国立伝染病研究所(NICD)とプレトリア大学がハウテン州ツワネ市にある病院のコロナ入院患者を分析した結果に従ったものだ。ハウテン州は先月初め、南アフリカでオミクロン株が初めて発見されたところだ。

メディアによると、南アフリカ研究陣は先月11月14日以降にコロナに感染して入院した患者466人と昨年5月4日以降に入院した患者3976人の死亡確率を比較した。

その結果、オミクロン株に感染した患者が死亡した確率は4.5%で、従来のコロナ患者の21.3%と比較して約4分の1水準であることが分かった。研究陣はまた、オミクロン株感染者の平均入院期間が4日で、従来のコロナ患者の入院期間(8.8日)に比べて半分以上減少したと伝えた。集中治療室(ICU)入院率も従来(4.3%)から1%に減った。今回の研究は28日、国際伝染病ジャーナルに掲載された。


 国内情報

 新型コロナ第六波発生

  12月21~23日、新規感染者数の波に明らかな不可逆的変化が発生






 第六波、予想経過

 発生察知日:12月23日
 ピーク予想日:最短 2月4日、 最長 2月24日
 予想感染者数:国内発生第五波を基準に、第五波1/2~3倍(ドイツモデル)
 解説:12月30日

 最善シナリオ



 最悪シナリオ



 最悪シナリオでは、医療崩壊は防ぐことが出来ない。医療崩壊に備えて1月下旬には非常事態宣言が発令となる。

国も第六波対応に動く
市中感染に危機感 年明け第6波の見方も 岸田政権、コロナ対策正念場 時事通信
 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による感染がじわりと広がり、岸田政権が市中感染に危機感を強めている。
 往来が活発化する年末年始を迎え、専門家からは感染「第6波」が到来するとの見方も出ている。状況次第で緊急事態宣言発令などの判断を迫られる可能性もある。





12月30日(木曜日)


 国内第六波の白波が見え始めた


情報

世界中でオミクロン拡大
世界コロナ新規感染、1日約90万人で過去最多 仏20万・米25万人超 ロイター
  [シドニー/ローマ/パリ 29日 ロイター] - ロイターの算出によると、世界の新型コロナウイルス新規感染者が22─28日の平均で1日当たり約90万人と、過去最多を記録した。米国や欧州諸国など多くの国で過去24時間に感染者数がこれまでの最多に達している。
 フランスでは過去24時間に確認された新規感染者が最多の20万8000人となった。ベラン保健相は「1秒間に仏国民2人が陽性となっている計算だ」と述べた。

米国の1日当たりの新型コロナウイルス感染者の7日間平均も過去最高を更新。ロイターが集計した新規感染者数の7日移動平均は25万8312人。感染力の強いオミクロン株が広がっていることが背景にある。
 オーストラリアでも29日に報告された新規感染者は1万6500人と、これまでの最多を更新した。

仏、コロナ感染24時間で20万人 4日で倍増、英国抜く 産経新聞
 フランス保健省は29日、新型コロナウイルスの新規感染者が24時間内に20万8099人確認されたと発表した。初めて20万人を突破し、過去最多の記録となった。これまで、コロナ感染者は英国が最多だったが、フランスが上回った。

フランスでは25日の発表で、新規感染者が初めて10万人を突破したばかり。4日間で倍増した。年末年始の帰省を前に、感染検査をする人が急増したのも一因とみられる。英国で新規感染者数は29日、18万3037人にのぼり、国内で過去最多だった。


オミクロン株 空港検疫で113人感染確認  TBS NEWS  

 厚生労働省は29日、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」について、空港の検疫で新たに113人の感染が判明したと発表しました。

 厚生労働省によりますと、「オミクロン株」への感染が確認されたのは、今月17日から25日にかけて海外から入国した男女113人です。いずれも空港到着時の検査などで新型コロナの陽性が確認され、その後の遺伝子検査で「オミクロン株」であることが確認されたということです。


加ケベック州、コロナ陽性の一部エッセンシャルワーカー勤務可能に  ロイター
  カナダで2番目に人口が多いケベック州のクリスチャン・デュベ保健相は28日、人手不足による州内の医療サービス低下を防ぐため、新型コロナウイルス検査で陽性となった場合でも、生活に必要不可欠な職業に就く一部のエッセンシャルワーカーに勤務継続を認める方針を発表した。

同州ではオミクロン変異株による新たな感染の波が発生して以降、1日当たりの新規感染者が過去最多を更新しており、27日には1万2833人と、国内で最多となった。


伊・スペイン、コロナ陽性者や接触者の隔離期間を短縮・廃止へ ロイター

スペインとイタリアは29日、新型コロナウイルスの陽性判定を受けた人やその濃厚接触者の隔離期間を短縮・廃止する方針を発表した。

スペインは、陽性反応が出た人の隔離期間を10日から7日に短縮する。米国や英国などが取った同様の措置に追随した。
 陽性と判定された人の多くが無症状であるにもかかわらず、隔離時間が長いために労働力が不足し、一部産業に支障が出ている。
 陽性と判定された人の多くが無症状であるにもかかわらず、隔離時間が長いために労働力が不足し、一部産業に支障が出ている。
 また、陽性者の濃厚接触者に対する強制的な隔離期間も7日間に短縮した。一方、スポーツイベントに参加できる人数は削減する方針。
 イタリアは、陽性判定を受けた人と接触した人が、ワクチン接種や追加接種(ブースター接種)を受けるか、過去120日以内に回復していた場合は、自主隔離を不要とする方針。ただ、接触から5日後に陰性を証明する必要がある。


 国内感染状況

 第六波の白波は12月21日から拡大しつつある。まだ双眼鏡で見える程度の遠くであるが。


 全国


 主要地域



WHO警告! コロナ感染の「津波」警告、医療体制に懸念  AFP ニュース

 デルタ株とオミクロン株が一気に押し寄せてきている。新規感染者数を過去最多に引き上げ、入院患者や死者の急増につながっている。

 日本、第六波は悪夢となるか、防潮堤で守り切ることが可能か、状況を図示

 デルタ波(第五波)における、発生からピークまでの期間
   発生の兆候(白波)が出現したのは東京で6月25日、全国で7月3日。
   感染拡大の対数的増加に入ったのは7月13日(東京)~20日(全国)。
   第五波としてのピークは8月25日。最初の発生サインが見られて9週後(全国)となる。

 オミクロン波がデルタ波と同じ速度で拡大してくるか、それよりも遙かに速い速度で拡大してくるかが問題であるが、ここではデルタ波と同じ速度、及びその1.5倍の速度の二種類の可能性を図で示してある。すなわち最短で発生予兆から6週、デルタ株と類似の速度としては9週でピークとなる。予兆確認:12月23日、ピーク:2月4日~24日。

 さらに予測感染者数を国内第五波を基準に考え、現在のフランスの感染者数であり、日本の第五波の2倍の感染者数となっているフランスの数値、さらにドイツの現在の感染者数である日本第五波3倍の数値、最後に国内第五波の半数の数値でも示した。

 日本人の多くがワクチン2回済みで、ワクチンの効果がデルタで判断する限り欧米人よりも高い(と管理人は判断している)。そういうことを加味して判断すると、2月初旬にピークを迎える第六波(オミクロン波)に、欧米に比較して日本ではそれほど多くの感染者は発生しないと判断することもが可能である。
 下図上段に、発生する第六波の感染者数を、第五波(デルタ株)の感染者数の半数として図に示している。
 続いて、フランスの現在の感染者数(主としてオミクロン)は日本の第五波の2倍前後であることから、フランスモデルとして、フランスの現在の感染者数を用いた。最後にドイツモデルとして、日本第五波の3倍の感染者数が現在出ている、現在のドイツの感染者数を当てはめて表した(12月29日現在)。

 いずれも日本の第五波の感染者数を基準にしているが、第五波は日本のCOVID-19史上最大の感染者数であったことから、その数と比較することで、発生オミクロン波が引き起こす医療ひっ迫状況等が判断しやすいと考えた。
 もちろん、第五波の感染者数の半数以下であることも十分想定されるし、監理人は一番その可能性が高いと考えている。また国内死亡率はデルタ株は0.4%(監理人計算による)。そして推定されるオミクロンの死亡率はデルタの10%とすると(英国情報)、オミクロンの死亡率はかってのアルファ株「や武漢株などよりも非常に低くなる。









 



12月29日(水曜日)

情報

 あまりにも遅い決断、専門家委員会
「オミクロン感染入院、都道府県で柔軟判断を」尾身会長ら政府に提案  朝日デジタル

 政府に新型コロナウイルス対策を助言してきた専門家の有志は28日、オミクロン株の感染者全員を入院させている現在の政府方針について、年末年始は都道府県ごとに柔軟に対応できるようにすることなどを求める提案をまとめた。年末年始は休診する医療機関もあるなど態勢が手薄になりがちだ。感染が拡大する地域で、医療現場が逼迫(ひっぱく)しないようにするねらいがある。

提案内容を集約した(管理人)

 ・提案したのは、政府分科会の尾身茂会長、国立感染症研究所の脇田隆字所長ら、主に感染症を専門とする17人。後藤茂之厚生労働相と山際大志郎経済再生相(コロナ担当)宛てに提出した。
   {感染症専門家ではなく疫学専門家が中心でなければならない。}
 ・従来のウイルス(疾患)と同様に重症度に応じて入院が必要かどうかを判断するよう求めた。自宅での健康観察の併用も可能にすることを求めている。
   {なんで今頃そんな当然のことを言い出すのか?あと3日で正月に入ると言うのに}
 ・個室隔離を原則とせず、デルタ株感染者との同室入院を可能とする
   {これって当たり前のこと。なぜオミクロンとデルタを分ける?]
 ・発症後10日間経過すれば退院を可能にする
   {米国CDCは5日間でウイルス感染を起こさないとの判断から、5日間で解放するように変更している}
 
 管理人コメント:このような基本的対策内容を、この暮れに政府分科会の専門家部会から、内閣に提案されると言うことに大きな疑問。内容は欧米で最近当然となりつつある対策であり、専門家部会も焦った様に内閣に懇願しているような図式を感じる。専門家部会はもっと早くから、政府に要求すべきだった。
 日本のコロナ対策は以前からそうであるが、医科学者の発言力が弱く、内閣の権限が強い。
 この状況で専門家達が継続して部会の委員を務めてきたことが不思議だ。ウイルス学的に最も先進的研究を行っている専門家が名前だけになっていて、最も重要な疫学専門家達の発言力が小さく、先進国の中でも医科学者達の発言力がこれほど小さく抑えられている国は例はない。

 今回の発言(提案)内容は、何も目新しいものではなく、現時点では当然の内容だ。遅すぎる位だ。多分医療機関からの突き上げや、部会内部の多くの委員達からの切羽詰まった多くの発言により、尾身会長他の主たる責任者達が行動にでたものだろうか。

 新型コロナ、そしてオミクロン株に関してWHO自体が非常に曖昧な判断が多く、現時点まとめている方針は、見栄えのしない内容となっている。米国CDC、英国公衆衛生局他の判断と方針が参考になる。中国はさらに科学的判断が中心となっており、参考になる(中国の政治家は科学者でもある)。日本は一番遅れている。判断力がないというよりも、専門家達の権限があまりにもない。ミジメな立場に置かれている。




フランス、コロナ感染が急増 1日で約18万人  AFP

フランスで28日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が18万人近くに急増し、過去最多を更新した。同国では変異株「オミクロン株」により感染が爆発的に拡大。前日には、流行の第5波に対応するため一連の新措置が発表されたばかりだった。
 1日の新規感染者の数は25日、初めて10万人に到達。当局の発表によると、28日にはこれを上回る17万9807人となった。

 同日にはフランスのほか、英国、ギリシャ、ポルトガルでも新規感染者が過去最多を更新した。


米CDC、クルーズ船89隻でコロナ感染を確認-議員が運航停止求める Bloomberg
 米疾病対策センター(CDC)は28日、89隻のクルーズ船で新型コロナウイルス感染を確認した。89隻のほとんどが正式調査着手の基準に合致した。

ブルーメンソル上院議員(民主)はクルーズ船運航各社と保健当局に対し、「新型コロナウイルスの培養皿となった最近の歴史を繰り返している」としてクルーズ船の運航停止を求めた。

カーニバルなどの運航会社はマスク着用やワクチン接種証明を義務付けるなどの予防措置を講じてきた。しかしオミクロン変異株の拡散に伴い、クルーズ船の寄港が拒否されるケースが増えていた。



海外から各空港に到着の71人がコロナ感染 共同通信
 厚生労働省は28日、海外から成田、羽田、関西の各空港に到着した71人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。




 国内情報

  感染者発生状況

 全国
  1日発生数100人赤ライン  明らかに発生数は12月10日頃から増加してきた。


 マクロのグラフでは、初期の発生数増加は識別されない


東京
 全国図と同じく12月10日頃から、感染者数の増加が明らかとなっている。







12月28日(火曜日)

管理人オピニオン

 オミクロン、パンデミック終息の使者か?

 国内では、オミクロンの市中感染が始まっていることを知らせる報道が相次いでいるが、そのことが何を意味するのか、明確に説明している専門家や報道解説者は少ない。敢えて言葉を選ばずに言うと、単なる”煽りに”近いのかもしれない。

 報道機関の持つべき役割は何なのか?
 当方はコミュニケーション学を修めた専門家ではないが、社会で起きている事実と、それが現在、今後どのような影響を一般社会にもたらすのかを予想して一般社会に伝えるのが報道機関の重要な役割と判断している。政権や社会の主流に忖度することなしに。
 
 コロナに関して欧米報道機関と国際的通信社発信のニュースを見ていると良くわかるが、コロナの現状で、オミクロンがどの程度発生しているのか、そしてその入院率はどの程度か、そして未だ明確に統計医学的大台に乗せることは難しいとしながらも、現状での死者数を伝えてくれる。

 海外のメディアは多くの専門家の意見を掲載する。英国、米国、ドイツ、フランス、南アメリカ等、公衆衛生専門家、感染症専門家が頻繁にメディアに呼び出される。もちろん世界的に有名な専門家達である。記事は英文であるから、世界中の人々が参考にする。

 一番先進的意見が、英国のガーディアン紙に掲載されているが、オミクロンは来年、普通の感冒まで水準を下げるだろう、との意見のようだ。
 でもオミクロンが、デルタの次に登場して新型コロナの威力が失われる可能性は他の専門家達も語っているが、当方も2~3月前からそうした見通しを主張している。オミクロンが肺炎を起こす確率が非常に低い、すなわち全身の小血管に炎症をもたらし、重篤な合併症を起こす頻度が低いことに注目してきたからだ。

 オミクロンの症状は、発熱、咳、鼻水、全身倦怠他、インフルや感冒の症状と類似している。

 本日のロイター通信でも、スペイン政府発表のデータを紹介しているが、オミクロンの入院率が低いこと、ICU収容率も低いことが明らかにされている。

 さらに米国のCDCはオミクロン感染者の隔離期間を短縮したことを発表した。発症者がウイルスを周辺に感染させる期間が、発症1-2日前と発症2-3日後までであることが科学的に証明されていることから、5日間の隔離期間に短縮した。

南アフリカが、もはや濃厚接触者を隔離しないことを数日前に発表している。症状が軽く、無症状者が非常に多いことを理由に挙げている。そして流行がピークを越えつつあることも理由としている。

シンガポールも感染者の自宅療養を認めた。ワクチンの効果的投与で感染者数は現在劇的に減少している。

 オミクロンは半世紀前の集団風邪以下の病原性の呼吸器感染症となりつつあるのかもしれない。コロナウイルス6番目の感冒ウイルスとなるのかもしれない。

 日本の報道機関はオミクロンに関してどのように伝えているだろうか?

 2009年の新型インフル(豚インフル)は、WHOの不手際から、病原性が低いにも関わらずパンデミック宣言され、その後大手多国籍製薬会社の利潤に影響を与えた。製造されたワクチンの大部分は使用されずに、その年の秋から翌年の夏に大量に破棄された。日本も新型インフルはすでに収束に向かっていたが、欧米ではどの国もすでに購入しなくなっていたワクチンを1000億円分2009年暮れに購入し、封を切らないまま翌年夏に破棄していたはずだ。

 オミクロンワクチン3回目は意義があるのか、無いのか日本ではあまり論議されていない。
 
情報 


 国内
 
全国的に感染者の大きな変動は見られない
  オミクロン株感染者が散発的に各県で出始めている。


 

 国際

英国保健省報告
 イングランド 24日~27日 オミクロン感染者4500人  入院 407人  死者39人
         入院率 9%

英ガーディアン「オミクロン株、コロナが風邪に変わる最初の段階になる可能性」  J中央日報
 新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)変異株ウイルスであるオミクロン株が、コロナが風邪やインフルエンザに変わる最初の段階になる可能性もあるとの分析が提起された。
 英紙ガーディアンは26日(現地時間)、「オミクロン株:暗鬱な新年あるいはパンデミックの終息」と題した記事で、来年も新型コロナ患者の急増は続くだろうとしながらも、コロナの勢いは風邪の水準まで弱まるだろうと見通した。
 英国保健当局は新年もコロナ患者が急増して重症患者は増えるとの暗鬱な見通しを出した。だが、アルファ株が広がった昨年と今年のクリスマスの状況を比較してみると、オミクロン株によって感染者数が昨年より大幅に増えはしたものの、入院患者と死亡者数は著しく減った点にガーディアンは注目した。
 

スペインのコロナ感染、クリスマス後に急増 入院率は低水準  ロイター
 [マドリード 27日 ロイター] - スペインでは、新型コロナウイルスのオミクロン変異株が広がる中、10万人当たりの感染者が27日に初めて1000人を超えた。ただ、入院率はこれまでの感染拡大時よりは低水準にとどまっている。

政府が過去14日のデータに基づき公表した10万人当たりの感染者数は1206人で、クリスマスの週末に入る前23日に記録した911人から増加した。

コロナ感染者の入院率は7.69%で23日の6.4%から上昇した。ただ、今年1月下旬に記録した24%は大幅に下回っている。集中治療室(ICU)入室率は18.26%。1月には43%に達していた。

サンチェス首相は、この日記者団に対して「感染者は明らかに多いが、入院やICU利用は以前の感染の波に比べて少ない」と述べ、国内の高いワクチン接種率に言及。国民に引き続きワクチン接種を受けるよう呼び掛けた。




米CDC、コロナ隔離期間5日間に短縮
無症状なら隔離5日に 新型コロナ感染で短縮 米CDC 時事通信
 【ニューヨーク時事】米疾病対策センター(CDC)は27日、新型コロナウイルスに感染後、無症状の場合は、これまで10日間としていた推奨隔離期間を5日間に短縮する新たな指針を発表した。
 CDCは声明で「感染の大部分が発症前1~2日と発症後2~3日に起こるという科学的証明に基づく変更だ」と説明。隔離終了後も5日間は周囲の人への感染リスクを最小限にするため、マスクの着用を求める。
        コロナ感染者のウイルス感染期間    1-2日間<-コロナ発症->2-3日間

 日本の感染者数水準を欧米主要国と比較

  日本の第五波を遙かに超える欧米各国の感染者数
  日本の医療ひっ迫状況はなぜ発生しているのかが考えさせられる。

 1週間発生数15万人水準に矢印を引いた。日本における第五波ピークよりも若干低い水準である。
 この分析の目的は、現在の各国の1日発生感染者数を、日本の第五波ピークと比較し、状況の過酷さを知ることにある。
 オランダが日本の第五波とほぼ同じ水準の感染者数(オミクロン株が主)となっている。医療ひっ迫状況が報告されている。
 フランスは、現在主としてオミクロン株であるが、日本の第五波の2倍の感染者数となっている。医療機関のひっ迫状況はこれまでの流行でも、日本の第五波を越えているが、現在のオミクロンを主とした流行では相当なストレスが国内に広がっている感じだ。
 ドイツと英国は日本第五波の3倍、米国は9倍となる。これは逆の判断をするならば、日本の第五波の状況は相当余裕があったとも判断できそうだが。







12月27日(月曜日)


 大阪でオミクロン市中感染
大阪で新たに8人のオミクロン株感染 共同通信

 大阪府は26日、新たに8人のオミクロン株感染を確認したと発表した。うち7人は海外渡航歴がなかった。

 東京で新型コロナ43人
東京で43人感染  共同通信

東京都は26日、新型コロナウイルスの感染者が新たに43人報告されたと発表した。

 オミクロン、他COVID-19株よりも入院リスク低い-英国大規模調査結果
オミクロン株、入院リスクは50~70%低い=英保健当局  BBC ニュース

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」に感染した人が入院するリスクは、他の変異株に比べて50~70%低いとする大規模調査の結果を、イギリス保健安全庁(UKHSA)が23日に発表した。

UKHSAは、この初期の発見は「勇気を与えるもの」だとした。一方で、それでも多くの人が入院することもあるだろうと指摘した。

この調査結果ではまた、ワクチンのブースター(追加)接種の10週間後から、オミクロン株の感染を防ぐ効果が薄れていくことも判明した。

ただし、重症化を防ぐ効果はもっと長く続くとみられる。

今回の調査は、南アフリカ、デンマーク、英イングランド、スコットランドの調査に続くもの。それらの調査もすべて、オミクロン株は重症化リスクが比較的低いことを示している。


 シンガポール、オミクロンの規制緩和
重症化リスク低い」と規制緩和 シンガポール、オミクロン株で 共同通信

 シンガポール政府は26日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の重症化リスクは低いとして、オミクロン株の感染者の自宅療養を認めるなど規制緩和を実施すると発表した。

 オミクロン株の感染者はこれまで専用の医療施設への入所が求められていたが、方針を転換した。濃厚接触者に対する専用施設での強制隔離も撤廃する。
 政府は「オミクロン株はデルタ株に比べ感染しやすいが、症状は深刻化しにくい」と説明、ワクチンが有効だと強調した。今後、オミクロン株の感染流行の波が訪れるとしながらも「ピークは抑えられる」と指摘した。


 オーストラリア、コロナ感染者数急増、1日1万人超え

 オーストラリアで新型コロナウイルスの新規感染者数が初めて1日1万人を越えた。
 シドニーを州都とするニューサウスウェールズ州は27日、6324人の新幹線者を報告。入院しているのは520人でそのうち55人が集中治療室で治療を受けている。



 欧州各国に見る出現新規株の致死性の減少とその意味

 致死率の低下は変異株出現により、次第に低下してゆく傾向にある。
 武漢株->アルファ株->デルタ株->オミクロン株
 
 致死率はデルタ、そしてオミクロンと進む中で明らかに減少してゆく。
 ワクチンがアルファ株流行の途中から導入されているから、致死率はワクチン接種により修飾されている可能性も否定できない。
 しかしながらデルタ株からオミクロン株に流行株が変化してゆく過程で、致死率はさらに低下しているのは、各国の報告から見ても明らかである。現時点では桁違いに低い可能性がある。

 オリジナルの武漢由来株は死者を多く発生させたが、感染力が未だ高くなかったことから、カオス的拡大にはならなかった。しかしアルファ株からデルタ株へと主流株が変化してゆく過程で感染力は増していったが、ウイルスの持つ致死性が減弱していったので、やはりカオス的拡大は起きなかった。
 そして今はオミクロン株が強い感染力で世界各国に拡大しつつあるが、臨床的に軽症化、そして致死力が非常に低くなっていて、やはりカオス的拡大は起こらないと推定される。

 日本国内の状況は2段右に示しているが、第五波デルタ株の致死率は0.44%と、通常の季節性インフル(H3N2)よりも5倍程度は高いと推定されるが、その後に現れているオミクロン株はデルタ株の10%程度の致死率と推定されていることから考えると、オミクロン株による死者数は通常の季節性インフル程度か、またはそれ以下と考えても良いのかもしれない。


  






12月26日(日曜日)

ニュース

 フランス、新規コロナの1日感染者数過去最大に、日本、接種を事実上義務化
仏、新規感染者10万人超す コロナ、過去最高更新  共同通信

 フランスの保健当局は25日、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者が10万4611人となったと発表した。昨年3月の流行開始以来、10万人を超えたのは初めて。3日連続の過去最高更新。
 国内では新変異株オミクロン株の感染が拡大しているほか、クリスマス休暇に家族で集まるのを前にウイルス検査を受ける人が急増している。

 政府は27日、臨時閣議を開き、飲食店などの利用にワクチン接種証明のみを有効として、接種を事実上義務化する法案を決定する。当初は1月初めに閣議決定する予定だったが、感染急拡大を受け前倒しした。他の対策を決める可能性もある。


米国、アフリカ南部への渡航制限を解除
米、南アなどへの渡航制限を31日に解除  時事通信
 米ホワイトハウス(White House)の報道担当者は24日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の検出を受けて南アフリカなどアフリカ南部の国々に適用していた渡航制限を、今月31日に解除すると発表した。
 ホワイトハウス高官は、オミクロン株がすでに米国内をはじめ世界各国・地域で確認されており、渡航制限の対象となっている国からの入国者が米国の感染状況に大きな影響を与えることはないだろうと述べている。


 海外からの帰国者、多くで感染が確認
海外から到着の56人感染 15人に症状  共同通信

 厚生労働省は25日、海外から成田、羽田、中部、関西の各空港に到着した10歳未満~60代の男女56人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。

 15人に発熱などの症状があり、他は無症状だった。米国や英国、カザフスタンなどで行動歴があった。


フランス、過去最多の感染者数
仏も新規感染10万人超 過去最多、検査増も要因か 新型コロナ 時事通信
 フランスで25日、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が約10万5000人を記録した。

 10万人を超えたのは初めて。感染力の高い変異株「オミクロン株」が猛威を振るっているとみられる。AFP通信によると、マクロン大統領は27日に緊急会議を開き、対策を協議する。

 マクロン氏はクリスマス直前の23日、ツイッターで「家族に会う前に、念のために検査を受けて」と呼び掛けた。BFMテレビによれば、同日は過去最多の155万人が新型コロナ検査を受けたといい、多くの感染者が確認される要因になったもようだ。 


 世界の航空便多くが欠航に
クリスマスの週末、世界で4500便以上欠航 オミクロン拡大で ロイター
  空の便が例年混雑するクリスマス、週末に重なった今年は世界各地で4500便以上が欠航した。新たな変異株オミクロンが出現し、新型コロナウイルスの感染が拡大しているためで、休暇中に移動を計画していた人たちに影響が出た。


 インドでもオミクロン株増多
インドでもオミクロン株増加 邦人居住地域も規制強化 時事通信
 今年3~5月に新型コロナウイルス感染の「第2波」に襲われ、1日最大40万人超が感染し医療崩壊に陥ったインドで、変異株「オミクロン株」の感染者が増加している。



 国内感染状況

  明らかに全国的に感染者数が増えているが、主として東京、神奈川、沖縄、大阪、が中心であるが、北海道も気になる数値となっている。オミクロンの市中感染が始まっているかは定かではない。

 


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