10月31日(日曜日)

 感染者数減少とワクチン接種との関係をグラフで示す。



 理論上、ワクチン接種2回で新型コロナの免疫は獲得されるが、製品によって3週間要する場合(ファイザー)と4週間要する場合(モデルナ)がある。
 2回目のワクチン接種後1~3週後には免疫が獲得されるとしたなら、1回目のワクチン接種後、4週~7週後に免疫が獲得される。
 集団接種(日々150万人前後)が毎日6月下旬から行われたが(少数接種は3月頃から行われていたが)、明確に感染者数が激減し始めたのは、8週過ぎからのようだ。その頃のワクチン2回接種率は45%前後である。


 参考資料:厚労省新型コロナウイルスアドバイザリーボード

10月30日(土曜日)

 各地域新規感染者発生推移 

 この3週間、各地域とも大きな発生感染者数の変動はなく、緩徐に減少を続けている。

 東京都の発生数が一桁、そして全国が二桁になる日が近いそうだ。

 散発的に地方での高齢者施設におけるブレークスルー感染が起きているが、数人から十数人の発生数の場合、ブレークスルー感染発生によるもののようだ。
 この一ヶ月近く、大阪での発生数が東京よりも多いが、気になる現象ではある。


東京 神奈川 埼玉 大阪 兵庫 京都 北海道 愛知 宮城 福岡 沖縄 全国
10/8 138 65 25 166 60 26 21 42 3 15 29 827
10/9 82 81 37 124 45 20 24 43 3 30 15 773
10/10 60 54 28 105 27 24 14 34 1 18 14 551
10/11 49 49 21 49 11 8 15 15 0 17 7 368
10/12 77 46 25 103 52 12 16 33 4 14 29 603
10/13 72 50 51 125 39 21 21 38 0 22 32 728
10/14 62 52 35 112 30 9 44 35 3 25 33 615
10/15 57 33 26 65 28 13 27 32 1 16 31 524
10/16 66 36 22 78 17 9 24 29 3 21 25 503
10/17 40 37 19 71 31 6 38 28 1 14 7 427
10/18 29 23 14 29 9 2 11 10 0 3 16 230
10/19 36 10 17 83 29 7 12 15 0 1 29 371
10/20 41 16 13 73 25 8 13 26 0 1 20 387
10/21 36 39 11 42 29 4 10 22 0 2 18 341
10/22 26 24 10 51 26 7 14 36 1 8 14 320
10/23 32 9 18 46 25 11 5 22 1 8 9 283
10/24 19 11 6 38 17 12 18 16 0 4 13 230
10/25 17 7 3 26 19 4 1 9 3 0 5 149
10/26 29 13 8 51 35 11 13 35 0 1 12 310
10/27 36 15 15 66 18 1 9 20 0 9 18 311
10/28 21 16 15 61 20 6 5 23 1 5 9 274
10/29 24 8 12 52 23 9 8 21 2 12 6 292
3週累計数 1049 694 431 1616 615 230 363 584 27 246 391 9417

 次図で平成3年度の東京と大阪の感染者発生推移を重ねた
 9月上旬から両者における感染者発生数は重なった。
 次のグラフでその期間をl拡大して比較した。




 東京都を越えて発生している感染者数は、これまで希であったことを考えると謎に近い。
 大阪では施設などでのクラスター発生が続いてるのか?



10月29日(金曜日)

インフル
 
世界での発生数は非常に少ない
 世界の専門家
 
2年近く流行してないことから、集団免疫の低下が懸念
 
ワクチン接種率低下が懸念

Avian Flu Diaryから今季のインフル警戒情報


 今シーズンのインフルワクチンに対する関心が低いことにCDCは懸念
CDC Concerned Over Low Estimate Of Flu Vaccine Uptake this Fall
 
Although we can't really know what kind of flu season lies ahead - or how it will act in concert with COVID - after an absence of flu activity for more than 18 months, community immunity has waned, making us more vulnerable when influenza (and other winter respiratory viruses) eventually do return.

 18ヶ月以上我々の社会はインフルの流行を経験していないことからインフルの集団免疫は低下していることが予想される。
 今シーズンのインフル流行はCOVID-19流行とどのような状況になるのかは不明ではあるけど、多くの公衆衛生機関はこの2,3ヶ月、インフル流行に警告を発している。
 

Over the past few months we've looked at warnings from a number of public health agencies, including:

ECDC Warns Of Potentially Severe Flu Season Ahead

UK: Preparing For A "Reasonable Worst-Case" Winter Scenario

Demark SSI: Update On Summer Surge Of RSV

Adding to those concerns, the CDC reported yesterday that early data suggests a lower than normal uptake of the seasonal influenza vaccine this fall - particularly by children and pregnant women.

 以上のような警戒情報の他に、CDCは昨日、インフルワクチン接種に関する初期のデータで接種率が低い傾向を認め、中でも小児と妊婦の接種率が特に低いことを発表している。前者が昨シーズンに比較し6ポイント、後者が15ポイント低下している。


 国内新型コロナ

  東京、ウイルスが消え去る勢いで感染者数は減少し続ける

   強力なワクチン戦略でデルタウイルスは消え去るか?
  
インド、インドネシアも、まだまだ大量のワクチンを国内に投下している。
  欧州や米国が失敗した大量ワクチンの長期間の絨毯爆撃  史上初のパンデミックに対す  るワクチン戦略が成功を収めつつある。





 世界の新型コロナ統計 修正版

 致死率は感染者数に対する死者数の比とした。感染者数の定義が明確でないことと、途上国におけるPCR検査が十分行われているかどうかが不明な可能性があり、感染者数の数値の信頼性は疑わしいかもしれない。致死率と感染率は、ある程度の誤差があると考えられる。
 一方、死亡率は人口に対する死者数とした。人口統計と死者数の評価はある程度正確と考えられることから、死亡率の数値の信頼度は高いと考えられる。

 

感染者数 死者数 致死率(%) 感染率(%) 人口 死亡率(%)
世界 245,092,869 4,973,610 2.029 3.193 7,676,960,000 0.065
米国 45,704,014 741,263 1.622 13.889 329,065,000 0.225
英国 8,938,965 140,762 1.575 13.237 67,530,000 0.208
ロシア 8,220,975 229,672 2.794 5.636 145,872,000 0.157
インド 34,231,809 456,386 1.333 2.505 1,366,418,000 0.033
ドイツ 4,545,667 95,489 2.101 5.443 83,517,000 0.114
タイ 1,875,315 18,922 1.009 2.693 69,626,000 0.027
マレーシア 2,448,372 28,674 1.171 7.663 31,950,000 0.090
フランス 7,242,180 118,530 1.637 11.120 65,130,000 0.182
メキシコ 3,793,783 287,274 7.572 2.974 127,576,000 0.225
ベトナム 900,585 21,856 2.427 0.934 96,462,000 0.023
オランダ 2,140,671 18,795 0.878 12.521 17,097,000 0.110
ベルギー 1,342,718 25,946 1.932 11.636 11,539,000 0.225
イタリア 4,752,368 131,954 2.777 7.849 60,550,000 0.218
オーストリア 809,086 11,289 1.395 9.035 8,955,000 0.126
スペイン 5,006,675 87,289 1.743 10.712 46,737,000 0.187
韓国 358,412 2,808 0.783 0.700 51,225,000 0.005
スイス 869,044 11,209 1.290 10.116 8,591,000 0.130
インドネシア 4,241,809 143,299 3.378 1.567 270,626,000 0.053
エジプト 327,286 18,428 5.631 0.326 100,388,000 0.018
南アフリカ 2,920,581 89,049 3.049 4.988 58,558,000 0.152
ペルー 2,198,038 200,149 9.106 6.761 32,510,000 0.616
日本 1,718,489 18,236 1.061 1.355 126,860,000 0.014
ブラジル 21,766,168 606,679 2.787 10.313 211,050,000 0.287
ネパール 811,407 11,382 1.403 2.836 28,609,000 0.040
パキスタン 1,271,027 28,414 2.236 0.587 216,565,000 0.013
2021/10/28   修正版 2021/10/29

・死亡率はアジアでは低い傾向にある。ここに掲載している国の中では例外はない。
 世界での平均値がどの程度正確かは不明だ。途上国における死者数が十分把握されてないとしたなら、途上国での死亡率は下がる。
・欧米における死亡率と比較すると日本の死亡率は一桁低い。アジアにおける各国の値も同じように低い。
・感染率は欧米の数値が高い。多分途上国での感染者数の評価が十分でなく、途上国の感染率が低く計算されているせいと判断される。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 全国と東京都における感染者数推移では乖離する傾向はない
  東京都の数値は10倍値




10月28日(木曜日)


 感染者数は小さな波があっても、全体的にはゼロに向かって下降している。




 ワクチン接種が進み、すでに2回接種を完了した国民の割合は70%を越えている。
簡単にはその辺に未だ、未接種者や感染者が見つかる状態ではなくなったはずだ。感染者が見つかる頻度は非常に低くなったということであるが、逆の表現をするとウイルスを保有している感染者を見つけるのが非常に難しくなってきたとも言える。
 ウイルス根絶は非常に難しい。





世界の新型コロナ致死率(死者数/感染者数)

世界致死率 感染者数 死者数 致死率(%)
世界 245,092,869 4,973,610 2.029
米国 45,704,014 741,263 1.622
英国 8,938,965 140,762 1.575
ロシア 8,220,975 229,672 2.794
インド 34,231,809 456,386 1.333
ドイツ 4,545,667 95,489 2.101
タイ 1,875,315 18,922 1.009
マレーシア 2,448,372 28,674 1.171
フランス 7,242,180 118,530 1.637
メキシコ 3,793,783 287,274 7.572
ベトナム 900,585 21,856 2.427
オランダ 2,140,671 18,795 0.878
ベルギー 1,342,718 25,946 1.932
イタリア 4,752,368 131,954 2.777
オーストリア 809,086 11,289 1.395
スペイン 5,006,675 87,289 1.743
韓国 358,412 2,808 0.783
スイス 869,044 11,209 1.290
インドネシア 4,241,809 143,299 3.378
エジプト 327,286 18,428 5.631
南アフリカ 2,920,581 89,049 3.049
ペルー 2,198,038 200,149 9.106
日本 1,718,489 18,236 1.061
ブラジル 21,766,168 606,679 2.787
2021/10/28

 世界の感染者数における死亡者数の比率(致死率)は2.0%。決して低い値ではない。
 日本1.0%。感染が明らかになった人々の1%が死亡している。 2021/10/28時点の記録による。


10月27日(水曜日)

 
ついに全国の2回ワクチン接種率が70%台に乗った。集団免疫が獲得されているはずだ。

 9月上旬、当ページでは第五波以降の予想図を東京都を例に2種類用意した。

 
(A) 最初にワクチン戦略が継続され11月末までワクチン2回接種者が8割を越え、そしてその後3月までブースターワクチン接種が行われ、3月末にはブースターワクチン接種率が7割に達した場合である



 
(B) 続いてワクチン投与がなされなかった場合、すなわち従来の三密予防を中心とした姑息的対策が続けられた場合である。



 振り返ると、ワクチン戦略は見事に当方の予想通りに成果を上げつつある。
 2回ワクチン接種が11月初め~中旬まで継続され、接種率が8割に達するならば、第6波は発生しないと読み、それからブースターワクチン接種を開始し、来年3月までに7割が接種を完了するならば、第七波(多分発生しても小さい)も予防できると判断した。


 本日の感染者数、特に大きな変動は見られていない。

 本日のワクチン接種回数:763,205回
  2回接種完了者 70.6%

10月26日(火曜日)

 ワクチン接種量が週300万人台まで減少してきている。
 2回接種率が接種率が70%まで上がってきているから、さらなる接種は、残り少ない未接種者が参加してこなければ進まない。

 



 世界の今

 世界(左)
 累計感染者数:244,033,657人  累計死者数:4,954,241人  総使用ワクチン量:6,832,865,120本
 インド(右)
 累計感染者数:34,189,774人   累計死者数:454,712人  総使用ワクチン量: 1,026,776,142本
   

 答えは多分、全てノーである。


 インドにおけるワクチン戦略の詳細

  ワクチンの大量投与(多数の人々への一斉投与、週1500万人から)が行われて7週後頃から感染者数の激減が始まった。
   ワクチン2回接種:4週間  免疫獲得期間1~3週間  合計5~8週間後には接種者は免疫を獲得する。以後今日まで3~6千万人/週の人々がワクチン接種を受け続けている。


 総人口13億7千万人:日本の10倍近い人口である。人口7割~9割に免疫を付与することが理想ではある。





10月25日(月曜日)

 
インフルエンザ発生状況
  
国内


 発生報告はない

   米国、香港、台湾 :第42週までの発生報告はなし。


 本日の 新型コロナ発生報告

  月曜日は報告数が少ない曜日であるが、それには関わらず感染者数は減り続けている。

  2回ワクチン接種率は69.6%となった。70%と言える。1回以上接種者は76.5%。国のスケジュール予定とほぼ同じ状況をである。
  11月末には2回接種者は国民の80%前後となる。集団免疫達成である。 後はウイルス変異、接種者の免疫低下等、十分モニターしてゆくことになる。

東京 神奈川 埼玉 大阪 兵庫 京都 北海道 愛知 宮城 福岡 沖縄 全国
10/8 138 65 25 166 60 26 21 42 3 15 29 827
10/9 82 81 37 124 45 20 24 43 3 30 15 775
10/10 60 54 28 105 27 24 14 34 1 18 14 551
10/11 49 49 21 49 11 8 15 15 0 17 7 368
10/12 77 46 25 103 52 12 16 33 4 14 29 607
10/13 72 50 51 125 39 21 21 38 0 22 32 728
10/14 62 52 35 112 30 9 44 35 3 25 33 618
10/15 57 33 26 65 28 13 27 32 1 16 31 528
10/16 66 36 22 78 17 9 24 29 3 21 25 505
10/17 40 37 19 71 31 6 38 28 1 14 7 428
10/18 29 23 14 29 9 2 11 10 0 3 16 232
10/19 36 10 17 83 29 7 12 15 0 1 29 372
10/20 41 16 13 73 25 8 13 26 0 1 20 390
10/21 36 39 11 42 29 4 10 22 0 2 18 340
10/22 26 24 10 51 26 7 14 36 1 8 14 323
10/23 32 9 18 46 25 11 5 22 1 8 9 285
10/24 19 11 6 38 17 12 18 16 0 4 13 234
10/25 17 7 3 26 19 4 1 9 3 0 5 145


10月24日(日曜日) 
10月1日~10月23日ファイル 


 ふと気になる光景

   いつしか、”コロナは落ち着いたと人々は語り”、報道もテレビも、ポスト・コロナの話題が中心に。
   しかし、世界ではデルタが新型コロナの主流株を続け、米国や英国他の英米各国、さらには南米など、未だにコロナと戦い、先が見えていない国も多い。

 確かに日本ではコロナウイルスが姿を隠しつつあるように、感染者数は減り続けている。
 ワクチン接種率が2回接種済み者が7割台に入ってきている。
 かっての公衆衛生学の考え方では、集団の6割が免疫を獲得したなら、集団免疫の状態となり、大きな感染拡大は起こらなくなるとの考え方があった。
 今、日本のコロナは1回接種済み者と2回接種済み者を合わせると、免疫獲得率は7割を超える。
 国民個々が感染する確率は自己免疫力獲得者が大多数を占めることから非常に低くなり、同時に集団の中にウイルス感染者が存在する確率も大幅に減っている。

 英国や米国がなぜ対策に行き詰まっているのか、日本には参考になるポイントはない。
 何事も集団で行動する”農耕民族”の末裔である日本人。ワクチンは自らの意思で”集団で”接種する姿勢が、ワクチン戦略を成功させている。
 またコロナに対する感染率も欧米人に比較すると低い。
 もしかすると、ワクチンにより達成されたコロナへの免疫力は、日本人の場合、より強力に作用するのかもしれない(想像の域ではあるが)。

 現在の新規発生者数は、これまでの各波の間の収束期(小康期)の最低値以下となっている。
 三密を避けるという姑息的予防効果しかなかったステージに比較すると、ワクチンによりアトランダムではあるが、濃厚に易感染者数を減らしている現在は、水面下での感染するケースは非常に少ないはずだ。

 全国と東京の昨日までの感染者発生状況

 全国



 東京




ワクチン投与量と期間は正確に計算しなければ、早期の再感染拡大を招く


 インドネシア(左)、人口に見合う十分なワクチン量を短期間で投与。感染者数の急速な減少が確認されている。
 日本(右)、1日100万人以上へのワクチン接種を数週間継続。4ヶ月後には2回接種者が人口の70%近くまで増加。感染者数の発生が劇的に減少しているのは、世界的にも注目されている。気になるのはその後の接種率が低下していることであるが、計算上減らしてきているのか、接種希望者が減ってきているのか気になる。

     


 英国はなぜ新型コロナ拡大を招いているのか?(左)
  昨年末のアルファ株拡大時には、世界で初とも言えるワクチン投与で拡大は速やかに抑えられた。
  しかしその後社会的規制の緩和に引き続き、ワクチン投与量を減少した結果、感染者数の爆発的拡大を来している。

 ワクチン戦略に失敗している米国(右):デルタ拡大対策に苦慮
   ワクチン接種拒否者が多いことも大きな原因

 


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