9月1st    2nd(18日~)   HOME
  
 新型コロナ(デルタ株)が収束へ向かう過程。それを妨害するがごとく総裁選、そして総選挙が行われる。
 現場に関知しない国の指導者達は、感染重症者や死者達に対して本音は無関心だ。

 アフガニスタンは米軍が去り、タリバンが政権を握った。世界は混乱の道を進むのか、それとも安定への道を進むのか。
 地球温暖化は進み、日本をはじめとして、世界中に異常気候の幕開けが始まっている。

 世界の大国に向かっている、中国は本格的地球温暖化問題に取り組みだした。そして懸念となっている国民の貧富の差。本格的習主席路線を進み始める。

 中国は30年後、世界の大国から人類の大国を目指している。まじめに。

第五波収束までの予想感染者数推移

 8月24日を第五波ピークとし、その後の推移を第五波開始からピークまでの推移曲線を反転させてピークから収束日までを予想した。コロナ流行波は通常単峰性の山を描くが、ピーク後に新たな変異株の発生があると変化してくる。ここではそうした変化がないものと想定して収束日を10月12日としている。収束に向かうカーブで感染者数減少速度が落ち出す変位点があるが、通常このポイントで感染予防対策に緩みが出てきて、新たな波の発生の下地を作っている。また今回は新たな変異株、特にMu株の発生が懸念される。


日本における新型コロナ流行軌跡
各波開始時期 ピーク
第一波 (2020年)3月14日 4月22日
第二波 6月16日 8月7日
第三波 11月7日 (2021年)1月9日
第四波 (2021年)3月26日 5月7日
第五波 7月18日 8月21日
(第六波) (11月30日) (12月21日)
 第六波は予想


  以後のファイルは2nd(18日~)

9月17日(金曜日)

ニュース

世界の子供に対するワクチン接種状況

子供へのワクチン接種、対象年齢や優先順位は 各国の状況を比較 BBC ニュース

 イギリスでは近く、政府首席医務官らの推奨を受け、12歳から15歳までの子供も新型コロナウイルスワクチンを接種できるようになる。

クリス・ウィッティー・イングランド首席医務官は13日、子供たちに米ファイザー製ワクチンを1回接種すべきだと推奨した。イギリス国内の他の自治政府の首席医務官も同様の提言をしている。各自治政府がこれに同意すれば、子供たちは保護者の同意を前提に、学校でファイザーのワクチンを受ける見通し。

しばらく前から10代の若者へのワクチン接種を行っている国もあるが、そのアプローチの仕方は各国で異なる。

デンマーク(12歳から15歳が対象)とスペイン(12歳から19歳が対象)では、ほとんどの子供たちに少なくとも1回のワクチン接種を行っている。

フランスでは、12歳から17歳までの66%が1回目の接種を、52%が2回の接種を完了している。

アメリカとカナダの規制当局は5月、12歳以上の子供へのファイザー製ワクチンの使用を初めて承認した。承認後すぐに米国内の施設で子供への接種が始まった。2回目の接種は1回目から3週間あけて行われる。

7月末までに12歳から17歳の42%が、ファイザー製か米モデルナ製いずれかの1回目の接種を、32%が2回目の接種を完了した。

中国は6月から、3歳から17歳までの一部の子供へのシノヴァク製ワクチンの接種を認めている。これほど幼い年齢層への接種を承認した国は中国が初めて。

同国は年末までに総人口約14億人の80%に接種することを目指している。この目標は、大勢の18歳未満の子供に接種しなければ達成できない。

理論上は、中国での新型ウイルスワクチンの接種は任意だが、一部の地方自治体は家族全員が2回の接種を完了していない子供について、今学期中に学校へ戻ることは認められないとしている。



 全国新規感染者数推移

 感染者数の減少がこのまま持続するか、が注視点。 
 新規感染者数が1日1000人以下となるならば、第五波の収束ポイントも見えてくる

 現時点では、国はワクチン接種率を上げることに全力を注いでいるが、第六波開始を遅らせるためには、国民全体の2回接種率が80%を越えることが理想的である。(12歳以上)。先進国では未だ達成されていないが。
 
 100人当たり接種回数が200回なら、100%の国民が平均2回接種を行ったことになる。160回ならば80%の国民となる。
 日本は114回(9月13日データ)であるから国民57%が2回接種を終えていることになる。あくまでも平均値である。

100人当たり接種回数、トップ5(9月13日)
世界 72.7
1 ジブラルタル 234.8
2 ピトケアン 200
3 アラブ首長国連邦 189.6
4 ウルグアイ 169.8
5 イスラエル 164.5

 さらに第五波が1日1000人以下となる前に、新型変異株が拡大してくる危険性もある。クラスター発生が増える場合は要注意である。





 イスラエル:ブースター接種、デルタ株に効果が不十分
3回接種が進んだイスラエルで感染爆発、4回目を準備 Newsweek 日本版


<ブースター接種が1回で不十分だとすれば、いったい何回打てば感染を防げるのか、ワクチンは万能薬ではないのか、世界も近く問題に直面する>

  イスラエルは昨年12月に他国に先駆けてワクチン接種を開始し、今年3月初めには国民の半数以上が2回目の接種を済ませていた。
 その後保健当局は、新たなデータで時間の経過と共にワクチンの効果が低下することがわかったと発表。7月末には高齢者を対象にいち早くブースター接種を開始した。
 当初は、重症化のリスクが高い60歳以上を対象に、ファイザー製ワクチンの3回目接種を行なっていたが、8月には対象年齢が40歳以上に拡大された。

 しかし、今、感染者は急増している。

 今月に入り当局は4回目のワクチン接種に向けて準備を進める考えを示した。
 当局によれば、4回目の接種では、感染力が強いデルタ株など新たな変異株に対応した改変型のワクチンを使う予定だ。今後も新たな変異株が次々に出現し、感染拡大の「波が繰り返される」と見られるため、定期的なブースター接種が「ニューノーマルになる」と、当局者は予告する。イスラエル保健省は、今の第4波を乗り越えても、第5波は必ず起きるとの前提で準備を進めているという。

 昨年12月からワクチン接種を開始したイスラエル。本年6月には数人の感染者が発生していただけだった。
 しかしその後デルタ株が感染を急増させ、7月から高齢者、中年層にブースターワクチン(3回目ワクチン)が接種されたが、感染者数は激増している。さらにブースターワクチン接種(4回目ワクチン接種)が考慮されている。





9月16日(木曜日)

AT 6:00 PM

 東京都死者数、第四波越え、第三波並みに増加
  

  赤字:各波における累積死者実数 第五波は経過途中



 東京都の新規感染者数減少率が8月13日頃から急速に始まり、続いて全国平均でも8月22頃から始まった。
 現在東京都の減少率は低下し、続いて全国的にも減少率が低下することが危惧される。 

 3番目の図に東京都と全国(東京都を除外)の新規発生感染者数の比を示した。
 7月中旬までは全国数の60%前後を東京都が示していたが、7月以降8月下旬にかけて東京都の新規感染者数が全国にしめる割合は減少し、9月に入ってから全国数の20%台となり、それが定常状態となっている。

 これらのデータが何を示唆しているか? 国もメディアもあまり触れてはいないが、デルタ株が押し寄せてきたときに開催した東京五輪の爆発力が影響したことは間違いはない。この時期に浮き足立った国全体の感染防衛体制は、今後どう影響してゆくか?


 




ニュース

転院できず死亡235人 精神科病院でのコロナ感染  共同通信
 日本精神科病院協会(日精協)は15日、精神科病院に入院中に新型コロナウイルス感染が確認され、転院できずに死亡した人が235人に上ったとの調査結果を公表した。精神科病院では感染症治療には限界がある一方、転院を要請しても転院しにくい状況があるとして「極めて由々しき事態」としている。


社説[病院大規模クラスター]感染拡大の経緯検証を 沖縄タイムズ

 うるま市内の老年精神科病院「うるま記念病院」で新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)が発生している。

 県や病院ホームページなどによると、7月19日に入院患者と職員各1人の陽性が判明し、その後も感染者が相次いだ。8月17日までに入院患者173人と職員26人、計199人の感染が確認されている。

 死亡した入院患者は69人に上る。クラスターによる死亡者数では国内最多とみられ、あまりの多さに愕然(がくぜん)とさせられる。

管理人コメント:このような事態は早期から予想されている。ワクチン接種優先者であることは間違いないが、国は何も考えていないことの証でもある。精神疾患患者は未だ日本では人権が守られていないのは悲しい事実である。




9月15日(水曜日)


エア・フィルター付き顔面マスクを装着して外出する時代

 新型コロナウイルスは空気中に存在するのは明らかだ。
 それは感染者の呼吸から散布されている。
 だいたい100人の人間が講堂に集合したなら1人程度は感染者だ。なぜならPCR陽性率が1%前後だからだ。
 講堂内が密な状態でなくても、感染者から吐き出されるコロナウイルスはエアロゾル化して空中を彷徨い出す。外気が持続的に講堂内に取り入れられ、講堂内の空気と入れ替わっているならば、彷徨っているウイルスは外に消える。

 講堂内の空気がどの程度滞留しているか確認する必要がある。

 外ではどうだろうか。路地、駅構内、コンビニ、地下街、地下通路など、どれだけ空気は滞留しているだろうか。
 100人に1人のウイルス保有者が存在することで、滞留している空気の中にどれだけコロナウイルスが彷徨っているのだろうか。


 東京都と全国平均の新規感染者発生数をグラフにした。
 8月に入ってから東京都の新規感染者数が減少に入った。
 2週間ほど遅れて全国でも新規感染者数は減少しだしている。
 要するに全国で最初に第五波減少を呈しだしたのは東京都である。



 東京都の新規感染者数が急速に減少しだしたのはなぜだろうか。
 人流が減る?ワクチン接種率が高まった?飲食街に出歩かなくなった?

 それは分からない。
 ただいえることは都民の呼吸する空気の中に存在するコロナウイルスの数が減ったことが、直接的原因であることは間違いはない。
 言葉を変えると、都民が、呼吸する場所を、空気が滞留しているところを無意識に避けるようになった可能性が高い。また人との密接を無意識に避ける、または他人との会話は少し離れて行う、または会話は間違いなくマスク着用で行う、等。

 空気は無意識に吸い込むが、都民は意識的に危険な空気が存在する空間を避けだしたような気がする。
 室内では、密を避ける、マスクを着用する、新鮮な外気が循環して、他人が呼吸に使用した空気が絶えず追い出されていること等。

 そして外でも同じく、新鮮な空気が存在している空間を選ぶ。
 
 そのような生活変容が大都会で起きてきた結果が、東京都の新規感染者数減少の原因と思われる。
 そのように予想したい。

AT PM 6:00

本日の感染者数




先に作成していた予想図(8/24)
 9月22日以降、感染者減少数が停滞してゆく危険期と判断している。



9月14日(火曜日)


  東京五輪が開幕したころ、多数の新規感染者が発生していた。それはすぐに全国に広がった。
  しかし、感染者数は(見事に)減少してきたように見える。

  グラフをさらに詳細に見つめよう
  東京都の感染者数はどこまで減少すれば小康期の定常状態として許される数値であろうか?
  それは終局的には100人以下である。昨年の第一期から二期、そして三期の開始前まで何回も経験していた状態である。
  当局も一般都民も、かなり感染対策に惰性的になり社会的緊張感が失せていた頃だ。
  要するに新型コロナが自分たちの周辺存在していることをそれほど気にかけていなかった頃だ。



 グラフを拡大してみよう。
 日々の発生する感染者は、現在1000人前後である。
 目標100人レベルラインに線を引いてある。第一波から第三波の開始頃まで、何度も経験していたレベルだ。

 今後、さらなる若年層から中年層に対するワクチン接種、住宅、職場、周辺環境における呼吸に使われる空気の清浄化対策で、100人達成はクリアできるはずだ。

  非常に大変な作業である。生活環境を変える。生活を変える。生活の目的を変えることに等しい。
  もしかしたら理解できた人がいるかもしれない。{それは気候危機に立ち向かう我々の新しい時代の第一歩に似ている)。








9月13日(月曜日)

AT PM 6:00

 月曜日は週最低の感染者報告数となる。
 
過去7週間の月曜日の感染者数推移をグラフにしてある。
 間違いなく全国平均も、主要各地も、月曜日の感染者数の急速な減少を示していて、本日がその最低値となっている。
 
順調に新規感染者数の減少が続いていることを示している。





 本日の全国感染者報告数




ニュース

 人流と感染者発生数は関係ある?
緊急事態3度目延長の都内、人出減らず…会社員「当たり前になり外出自粛の意識薄れた」 読売新聞

新型コロナウイルス対策で19都道府県に発令されている緊急事態宣言が13日、延長期間に入った。新規感染者数が減少傾向にある一方、重症者数は高い水準で推移している。感染を抑えるため、一人一人の行動の見直しが求められるが、「宣言慣れ」も懸念される。今回の宣言期間は30日まで。

 管理人コメント:東京都における新規感染者数減少は続いている。間違いなく都民のコロナに対する警戒心が高まっている。単に人流で都内の感染者発生状況を判断すべきではない証拠だ。



 すでに多くを語ってきたし、データも、予想データも示してある。

 現在望むらくは、感染者数発生をさらに抑えるための新規対策と、五輪施設を利用した感染者療養施設の一刻も早い開設だ。

 今日の情報はとりあえず休み。



9月12日(日曜日)


 先週までの東京都7日間平均推移

  1日新規感染者数は1500人前後まで減少している。ピーク時の3割である。
  基本的に1000人以下を維持できたら、医療機関のひっ迫状況は起きない。
  目標は1日100人以下だ。昨年の第一波から第三波直前まで経験していた。


  東京都で水面下の感染者数が有意に減少すると、全国に拡大し続けるウイルス量は減ってゆく(ウイルス量は感染者数の積分量だ)。



 9月は与党の総裁選、さらには総選挙の風が吹き始める。大型連休が再びやってくる。
 国や東京は、そうした国内の状況下で、東京の新規感染者発生数を500人、さらには100人以下へ減らすことができるか。第5波の終盤戦ともいえる大変な時期となる。


 東京都の新規感染者数がさらに下がると、重症化する患者数も減ってゆき、さらに家庭内に放置される感染者数も減ってゆく。

 東京都対策成功図  日本のコロナ排除は東京から始まる
   
       従来対策を惰性的に続けた場合->ポインターを下図の上に




9月11日(土曜日)


AT 6;00, PM


 今週全国および各地の7日間平均と、その推移

 全国的に新規感染者数は減少に転じているが、特に東京と神奈川では激減状況だ。







  仮説;4ヶ月周期に基づいた東京都の今後の流行推移
 




注:コロナ軍は、かっての蒙古軍と同じく、次々と精鋭部隊を繰り出してくる。この精鋭部隊に打ち勝つ方法が見つからない限り、この4ヶ月周期仮説は生き続ける。
 
 この7月にピークを迎えた第五波は順調に収束に向かうが、9月には大きな政治的動きが続くことから、コロナからメディアや一般社会の視線がそれる。その際に現在のデルタ株がどのように反応するか、そこはこの株の場合、判断が難しい。しかし早い段階からデルタ株と共存する可能性の高いMu株も加わって、第六波よりも大きな波が起きてくる可能性がある。それは年末と新年を跨ぎ、これまでにない大きな流行になるかもしれない。その後相当沈み込んだ一般社会の活度が影響し、北京五輪もあるが、小さな流行が春には起きるが、8月までは大きな流行はないと考えられる。


 

 コロナ軍の勢いには周期がある。

 対応する国、都市、または地域の予防対策の強化、そして住民の予防意識が強い初期には、 コロナ軍は次第に勢いを失って流行は収束に向かう

 流行の勢いが弱くなると、対応する国、地域における予防対策が弛緩してくる。同時に住民の意識レベルも低下する。コロナ軍の攻め入るチャンスが訪れるのだ。

 日本のコロナ流行の強弱は4ヶ月を周期にしている。
   住民の意識レベルもそうであるが、国や自治体の語る言葉には、”住民の健康、または命のために”というニュアンスが大きく減少して、社会の活性化、経済の活性化というニュアンスが強くなる。

  専門家達の説明も数字が中心になり、伝えたい言葉が枯渇してくる。それはメディアでも同じことが繰り返される。中にはより強い刺激を加えるために、事実の中から”マイナス”の事実を誇大に話す例も多くなる。
  誰もが、”それで、何が言いたいの?”と、内心小馬鹿にしながら感じる。

 再びコロナ軍は勢いを盛り返す。今度は精鋭部隊が加わる。精鋭部隊は次第に人数を増して、主要な部隊に置き換わる。

 こうした状況が繰り返される。

 さて迎え撃つ我が軍はどのような武器を用意すれば、コロナ軍を追い払うことができるのだろうか。


9月10日(金曜日)


 誰が第五波は収束に向かっているようだと、言った?
  コロナ野戦病院は準備できている?

 国のコロナ対策も、一気に第五波は収束状況に向かっているとの前提に立った対策案が中心になっている。
 それは正しい。しかしその多くの対策案はもっと以前から必要なものばかりだ。

 なぜ野戦病院と呼ぶ、コロナ中等症と軽症患者の治療と経過を観察する亜急性コロナセンターを建設しないのだろう?かけ声は発せられていた。
 それは昨年末から本年当初の第三波でも必要だったはずであった。要するに9ヶ月前からだ。
 準備には建物、医療器械、そして医療担当者をそろえる必要がある。
 ベッド数が1000床ならば、ナース300人、医師200人は必要だ。ナースや医師は研修生もある程度加味することは可能だ。(当方の判断だから、数値はすごき少ないかもしれない)
 そのほか民間ボランティア参加も歓迎すべきだ。

 五輪とパラ五輪は成功したと政府は自画自賛しているが、それなら数ヶ月の期間で1000床のコロナセンター建設は可能だったはずだが、未だ工事の響きは伝わってこない。

 参加予定の全職員のワクチン接種は終了したのか?さらにブースターワクチン接種体制はできているのか?

 さっぱり情報はNHKから発せられない。(民放テレビが、このようなまともなニュースを扱うことはない、日本では)


 東京ロックダウンで全国へのウイルス拡大は抑えられるか?

 下記グラフは東京都と全国の感染者発生推移を比較したものだ。
 8月当初からのグラフであるが、グラフを適度に引き延ばして、1週間単位で患者発生が良くわかるようにしてある。

 東京都と全国の間に感染者数発生には約2週間のタイムラグがある。
 単純にはいえないが、首都圏から地方へウイルスが拡散するのに約2週間要しているということなのだろう。
  このことは首都圏で感染者数が増加しだしたときはその2週間後には全国に広がっていると判断しなければならないことを意味する。
  簡単に言えば早期に首都圏のロックダウンを行えば、ウイルスが国内に広がるのを防ぐことができると言うことでもある。

    Mu株とデルタ株の同時流行が始まった場合、その流行が相当大きくなることが予想された場合、東京都ロックダウンで国内に感染者が広がることをある程度防止できると言うことだ。

    東京都ロックダウンには2週間は必要だろう。そんな準備はしているだろうか?中国に詳しいはずだ。これまで発生都市はロックダウンで国内に広がるのを防いで来ている。





東京は抑えられるか?

 東京都の感染者が根こそぎ捕捉できたら、日本国内のウイルスは短期間で消えてゆく。
 いかに東京内にはびこる、そして侵入してくるウイルスを捕捉してしまうか。それは頭脳の勝負となる。まじめに従来法で対策を考え続けても、結果は従来と同じだ。ウイルスはすでに多彩な変異を遂げ、発達した交通網に乗り、24時間以内に世界中に飛ぶ。

 新しい発想で対策を強化する必要があるが、新しい発想を生み出す頭脳が日本の研究者の中にいるのかが問題だ。

 発想とは学問ではない。知識の蓄積から来るものでもない。それは芸術の世界でもあるし、文学の世界でもあるし、切れるような頭脳回路の世界でもある。天才的物理学者村山斉の世界でもある。
 
今、高額で国から給料を支払われている、専門家分科会の研究者と称する人々は、新進気鋭の世界に通じる天才達と入れ替わるべし。細かい事務的仕事は官僚達にやらせて。

 
これまで色々やって、何も効果はなかったと判断できる人物が天才なのだ。
 これまでコロナに苦しみ、死亡した人々は病死ではない。災害死なのだ。もっと優秀な医療人、医療器械、治療用薬剤があったなら助かった人々だ、僕はそう思う。
 地球環境破壊という時代の境目に現れたコロナという変異多彩なウイルス。
 我々は我々の頭脳が保有する、最大の力を発揮させてコロナと相対しなければならない時代にきてしまったのだ。


 東京都での感染者1日発生数は1000人以下となる日は間近であるが、それ以下にならなければ、リバウンドは即起きる。
 そのラインから100人以下をキープすることはそれほど大変な対策だろうか?
  残存ウイルスおよび侵入中の新規変異ウイルスを根こそぎ押さえ込む対策は厳しいロックダウンしかない。
  こうした考え方を稚拙と冷笑するのはかまわない。
  しかし、それが成功しなければ、あなたやあなた方の家族は、あのスペイン風邪の際に、家族全員が一つの部屋で死亡したような運命を辿ると知ったなら、どうするだろうか?国や行政を非難するだろうか?

 感染者数が増えてからのロックダウンは、舞い上がっているウイルスがこぼれ散るだけである。汚れてしまった町を清掃するのに似る。あなた方の部屋の清掃のように。
  ウイルス=住民とイメージして住民達を見張る。
光景をデッサンすれば、何かがひらめくはずだ。

 
五輪選手村、競技場など、五輪の産物はあるが、それらはコロナ対策多目的医療施設と発想できたら、その人物こそ金メダル級だ。
 多くの足を引っ張る”金の亡者達”の中で。



東京感染者数発生予想曲線



 感染者1日発生数は1000人以下となる日は間近であるが、それ以下(100人)にならなければ、リバウンドは即起きる。
 

 ニュース

米国、ワクチン接種義務化を強化

バイデン米大統領、大企業従業員にワクチンか検査を義務付けへ BBC ニュース

 アメリカのジョー・バイデン大統領は9日、新たな全国レベルの新型コロナウイルス対策を発表した。大企業の従業員に対し、ワクチン接種か毎週の検査を義務付ける。連邦職員のワクチン接種も義務化する。

アメリカではこれまでに65万人以上がCOVID-19で亡くなっており、病床も逼迫(ひっぱく)状態にある。

バイデン大統領は、今年の夏は「自由な夏」になると約束していたものの、感染力の強いデルタ株が猛威を振るった。

ホワイトハウスでの記者会見でバイデン大統領は、従業員100人以上のすべての企業に対し、従業員のワクチン接種か、少なくとも週1回の検査陰性証明の提出を義務付けるよう、米労働省に命令したと述べた。



9月9日(木曜日)

 
 国内感染者推移グラフから、今後の予想を組み立てる
  第六波は11月下旬から感染拡大を起こしはじめ、12月末をピークに年を越える

 
 一般的に流行波発生には一定の周期が見られる。その間に新型変異株が発生すると、大きな周期は変わらなくても、間に小さな波が加わることも多い。

 幸い日本で発生してきた流行波は、小さな流行株が加わることは少なく、主流株が中心に感染者数を増やしてきた。
 感染者数の増減は、国内の感染予防対策の強弱と、国民のそれに対する意識の変化などが作用して波となって現れてくる。またワクチン接種が進むとその影響も出てくるが、日本の場合、ワクチン接種開始が非常に遅かったことから、各波の発生にはこれまでそれほど影響は出ていない。
 第一波から第五波までの感染者数発生グラフは、基本的に一定の周期にしたがって起きているが、その周期間は流行ウイルスによっても多少変わる。

 発生数推移データから得た、各波の開始時期とピーク時期は以下の通り。第六波は現時点では仮想波
 各派のピーク間の期間と、ここには表していないが、発生開始期間などから、次に発生が予想される第六波の発生時期を予想した。

  注:現在、ワクチン接種が急がれているが、接種者が増えることから第六波発生の時期が少し後退するかもしれないが、ここではワクチン効果に関しては省いてある。逆に10月から12月の間にMu株が増え出すこともあり得る。ブースターワクチン接種が必要になるかもしれない。

 結論から記すと、第六波は11月下旬頃から明確な流行波となり始め、12月21日頃にピークとなる。その後一ヶ月以上の経過で収束に向かうが、新年を挟んでいるので、ピークは長引く可能性もある。
 第六波を率いる変異株はデルタ株であるか、そこにミュー(Mu)株が加わるかによって、国内の状況は変わる。
 デルタ波はミュー株と共存するかのように南米では流行しているとされるが、それは怖い。

 できるだけ早期の第3回目のワクチン(ブースタ効果を得るための)接種が望まれる。


各波開始時期 ピーク ピーク間期間
第一波 3月14日 4月22日
第二波 6月16日 8月7日 14週
第三波 11月7日 1月9日 20週
第四波 3月26日 5月7日 16週
第五波 7月18日 8月21日 15週
(第六波) (11月30日) (12月21日)




第五波の疑問

第五波
 
 そろそろ死者発生数もピークを迎えて減少してゆく傾向にある。
 第五波全体に占める感染者数と死者数の比をとるならば、第三波と第四波のそれと比べものにならないほど低い。
 各波の死亡率は以下の通りだ。
 
第一波:6.11% 第二波:0.54% 第三波:1.39% 第四波:0.99% 第五波:0.21%

 第五波の死亡率は非常に低いのに対し、重症者数が多く、医療ひっ迫状況だと説明していた国や都などは、この数日表現を変えている。
 第五波では中等症患者と軽症患者が多く、それらの人々は自宅療養してもらっているが、急変して重症化する人、または死亡する人が多くいることから、そうした患者のサポートやフォローが大変だ。保健所では手が回っていない、というような表現が多くなっている。

 第三波が一番重症者数が出ていたと思うが、なぜ第五波では第三波以上に医療ひっ迫状況が起きたのだろうか。
 医療ひっ迫の質が異なっている可能性があるが、ひっ迫状況の内容が明らかでないのでコメントはできない。

 デルタ株は感染率が高いので、感染者数が多く発生することは予想されていた。それは当然、軽症者、中等者の絶対数の増加をもたらす。それら患者数が予想を遙かに超えて発生したことが、第五波の医療ひっ迫の原因に違いない。
 第五は当初から感染率の高いデルタ波が中心であることは、各国の状況からわかっていたはずだ。
 医療はひっ迫状態で、現場のスタッフもこれまで以上に大変な状況にある。しかし死亡率はこれまでで最も低い。
 少々理解しがたい状況ではある。



9月8日(水曜日)

 情報

デルタ株、ワクチン接種しても鼻腔で増殖 米で確認
ナショナル ジオグラフィック 日経

 ワクチン接種後ブレークスルー感染を起こしたデルタ株は、鼻腔で増殖していて。周辺にウイルスを拡散している可能性。

 ワクチン効果の持続期間は短い?
新型ウイルスワクチン、2回接種の防御効果は約5カ月で低下=英公衆衛生当局  BBC ニュース

 新型コロナウイルスワクチンの2回の接種で得られる防御効果が、接種から数カ月で低下することが、英公衆衛生当局の研究で示された。今冬には追加接種が必要になると指摘する専門家もいる。

この研究では、米ファイザー製あるいは英アストラゼネカ製ワクチンを2回接種した100万人以上を対象に、2021年5月から7月の間に新型ウイルスのPCR検査で陽性となった人のデータを用いた。

その結果、ファイザー製ワクチンによる防御効果は、2回目の接種から1か月後は88%、5~6カ月後には74%に低下したことが示された。

一方でアストラゼネカ製では、2回目の接種から4~5カ月後に77%から67%まで低下したという。

 第五波収束を遅らせる要因

 8月22日以降、全国的に新規感染者数が減少している状況の障害となるもの:

  ・誤った感染予防方法が継承され続けること(以下重要);ウイルス感染はエアロゾル感染(空気感染)であるため、新鮮な空気が絶えず流れ込む(または環流している)環境内にいることが重要(病院待合室、大手スーパー、デパ地下、学校、大小会議室・講堂)。マスクは予防には効果はないこと(ウイルス保有者の唾液、気道分泌物の飛散を防ぐ効果が期待)。

  ・個人的感染予防意識の低下
  ・全国的イベント開催による社会的コロナ予防意識の低下(無意識的に重要性の差別がなされる、そこではメディアが大きく介する、たとえば総選挙、総選挙、五輪、国家的行事他)
  ・新規変異株の流入:Mu株の国内拡大
  ・接種済みワクチンの免疫効果の低下:接種後5~8ヶ月
  ・ブレークスルー感染の多発、(そこから広がるウイルスに強い感染性がある場合は危険)


東京の感染者および死者数の推移は以下の通りである

 死者数は増えてきているが、それは、感染者数->重症者数発生->死者数発生という過程を経て数値は出てくので、感染者数よりも死者数は遅れるが、この第五波の場合、現時点でも死者数は決して多くはない。感染者数との比率を計算するまでもなく、デルタ株による第五波発生の多数の感染者数に比較すると、感染者数の少ない第三波と第四波のアルファ株に比して死者数は少ない。




 デルタ株は本当に重症者を高頻度に発生させるのか?
   デルタ株が、アルファ株や武漢系の株よりも悪性度が高いとは思われないが…

 デルタ株の特性は明確になってないと思うが、死者数は英国でも少ないようだ。
 日本国内での重症者の症状は分からないが、第三波で主流株となっていた英国発生アルファ株と比較して、重症者の発生率は本当に高いのだろうか?現時点では第五波の感染者数は第三波の二倍を超えるが、死者数は半数以下である
 デルタ株が変異株として世界的に認められた当初、その感染力の強さは各国から報告されていたが、病原性に関してはアルファ株ほどの脅威性は言及されてなかった。
 
 現在東京等で出ている重症者は、確率から言うとデルタ株となるが、重症者発生率が高いとするなら、現時点での死者数発生率の低さは矛盾する結果となるが。
 致死率から言うとアルファ株よりも、第一波の武漢系のウイルスの方がより重症者を出している可能性がある。


9月7日(火曜日)

 ワクチン接種、3回目のCOVID-19ブーストのための時期が近づいている。

 米国では9月20日から開始される。前2回接種に用いられたファイザー製、または他社製のワクチンでも良い。
 コロナに対する免疫が一気に高まるとされる。前回2回目のワクチン接種後よりも抗体価は上がるとされる。

 デルタ株に対するモデルナ社製ブースターワクチンは予定よりも出荷が遅れているようだ。
 2回目接種後八ヶ月経過している人は、3回目ワクチン接種が勧奨されているようだ、米国では。

 日本では?


 Mu変異株、米国で広がる

Mu COVID Variant That May Resist Vaccines Found in 49 U.S. States Newsweek(米国) ワクチンに抵抗力を持つMu変異株が米国49州で発見

 ネブラスカ州を除いて米国の全州でワクチン効果を減弱するCOVID-19のMu変異型が見つかった。
 1月にコロンビアで見つかって以来、Mu変異株は世界41カ国に広がっている。米国ではハワイ州とアラスカ州で流行が広がっており、米国内では少なくとも1%以上を占めている。
 その感染力が強いことと、ワクチンや自然免疫への抵抗性が認められることから保健当局ではこの変異株の動向に注意している。


 秋の到来か?新規感染者数が激減しはじめる

  なぜ新規感染者数は減りだしたのか?
  8月中旬以降全国的に減少しだしたのは、東京五輪が終わったからだ。
  管首相は競技場に来なくてもテレビで見られると言って、NHKは本当にほとんどの競技の実況を行った。
  それは日本中の人々の気分を高揚させる効果を持った。そしてウイルスも全国で人人感染を活発化した。
忘れるべきではない。コロナウイルスは、空気を介して人人感染をする。

  しかし東京五輪が終了すると、全国的にウイルスの人人感染は激減しだした。なぜか?気分の高揚が収まった人人の中にコロナに対する脅威感が高まったからだろう。学生達や若年世代がワクチン接種に向かいだした。ワクチンの不足が起きた。

 その後開催されたパラリンピックは、五輪のような感染者を一気に増やす効果は持たなく、感染者数は増えなかったが、その終了と同時に感染者数はさらに減ったのは、やはり一般国民の間で、NHKテレビを介した実況放送が人々の気分の高揚感に影響していたのだろう。

 国内の新規感染者数の減少は続いていて、昨日の全国の数は1万人切った。
 月曜日の報告数は週の中で最も少ないが、それにしても極端に少ない。
 東京都は1000人を切った。
 集計が間違っているのでは思うような数である。一昨日の半分以下だからである。
 しかし他地域でも大幅に感染者数を減らしている。
 沖縄も前日の半分以下だ。


神奈川も1242人から971人と激減



 さて、これからどうなる、日本の、世界のCOVID-19感染症は?

 気になること

  いつも眼鏡の調整をしてもらっている店に久しぶりに入った。
  店長は気さくな人で良くしゃべる。
  今回もコロナ談義になったが、よく知っていることおびただしい。
    しかしその大半が民放の”あおり情報”から来ている。
    当方が告げたい科学的真実に関してはほとんど知らない。
    どうも巷のコロナに関する情報・知識は民放のバラエティーで語られる自称専門家達の話に「由来しているようだ。



9月6日(月曜日)

AT 6:00 PM

月曜日の報告数は週で最も少ないが、本日の数値は完全に収束に向かうイメージを呈している。

 全国感染者数
  一ヶ月ぶりに1日の新規感染者数が1万人を下回っている。8千人。



 東京都感染者数
 第三波と第四波のピーク値を下回った。





ニュース

「新型コロナ起源」バイデン報告書で判明したこと
原因究明へ、米中の協力姿勢こそが今必要だ  東洋経済


 世界全体ですでに2億1700万人が感染し、450万人もの命を奪ってきた新型コロナウイルス。「100年に1度の危機」というパンデミックが人々の社会生活を壊し、世界経済を混乱に陥らせている。しかし、その起源は今もわかっていない。

・コロナウイルス起源についての3つのポイント
・科学者の間では自然発生説が有力
・コロナ発生源をめぐって火花を散らす米中
・米中は無用な政治的対立を避け、力を合わせるべき

米中が火花を散らす中、新型コロナウイルスの発生源ははたして突き止められるのだろうか。救いなのは、中国側も「われわれは引き続きWHOといった国際機関と協力し、ウイルス起源の研究をともに進めていく」(傅聡軍縮局長)と明言していることだ。

 地球上で450万人以上の犠牲者を出し、人類の健康と暮らしにかつてないほど大きな影響を与えているパンデミックの再発を防ぐには、科学的な見地からウイルスの起源を解明することが必要不可欠だ。


オリパラの間も収まらなかったコロナの広がり「科学的分析、難しい」 朝日デジタル

 
中国、デルタ株を制圧する、その強さは?
デルタ株を制圧するのは国家権力か科学の力か DIAMOND online


感染力の強いデルタ型コロナウイルスの蔓延で世界的に感染が再拡大するなかで、中国は想像もつかぬほどの強権でデルタ型コロナウイルスを征圧しようとしている。それは大きなコストを伴い、世界経済にも影響が現れている。

 他方、アメリカやイギリスは、ワクチンという科学の力によってデルタ型に対応しようとしている。どちらのアプローチが成功するのか? いま人類は重大な実験を行なっている。


 米国35州で新学期から休校に
At least 1,000 schools in 35 states have closed for in-person learning since the start of the school year: COVID-19 updates USA TODAY

 米国35州で少なくとも1000カ所の学校で新学期からCOVID-19感染予防のために休校する

米国、ファイザー社製ワクチンで追加3回目のワクチン接種を推奨(ファウチ博士)
Moderna Covid-19 booster may come later than Pfizer and a 3-dose regimen may be best, Fauci says CNN (米国) モデルナ社のCOVID-19ブースターワクチンはファイザー社製よりも遅れそうだから、3回接種法が推奨される

 2回接種法の現状では、感染および入院頻度に対する予防効果は明確に落ちてきている。明らかに免疫をブーストする必要はある。9月20日開始を予定している米国の3度目のワクチン接種用のモデルナ社のブースターワクチンの出荷が遅れているが、ファウチ博士はファイザーのワクチンで3回目の接種でもかまわないと語っている、



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 先週の全国と各地の新規感染者数の平均を、過去二ヶ月間の流れの中で比較する。

全国
 8月15日の週と8月22日の週に新規感染者数の増加が止まり、そして急速に減少に向かっている。
 グラフ上での最終週は8/29~9/4である。


東京



各地域

 神奈川県は東京都に似ている動きを示している。8月15日の週から感染者数は減少し始め、22日の週から急速に減ってゆく。
 一方他の地域では、減少に入るポイントがずれているが、それでも8月22日の週には緩徐ながら感染者数は減りだしている。


  要点:五輪開催近くから急速に増加した日本全体の新規感染者数は、五輪終了後8月15日の週には減少しはじめて22日には本格的減少期に入っている。24日から始まったパラ五輪の影響は新規感染者増加に影響は持たなかった。
 8月22日ら9月4日までの期間で、再流行拡大の気配はない。


 再び民放は煽ぎの情報を見つけた?

 ワクチン接種者に起きるコロナ感染 Breakthrough感染(ブレークスルー感染)、そして新型「変異株のMu(ミュー)株。
 ブレークスルー感染は世界中で注意されているが、頻度では非常に低い。ブースターワクチン接種が効果があると思われるが、ブレークスルー感染は、ワクチン接種者の体内にある程度の抗体が産生されているので、重症にはならず、軽症、または無症状で終わることの方が多い。

 Mu株はコロンビアで昨年末に見つかっていた株だ。このページでは9月3日のニュースで紹介しているが、WHOの危険度では第二のグループに入っており、緊急性ではデルタやガンマなどのすでに世界に出回っている変異株に次ぐ。現時点で一般視聴者を対象にした民放のニュースで、ことさら大変なように騒ぐのはなんか意味があるのかなぁ。


9月5日(日曜日)

AT 6:00 PM

 本日の新規感染者数が発表となった。
 さらに全国、各地とも感染者数の減少を認める。

 東京都は第三波のピークを下回りはじめた。

 全国と東京都新規感染者数
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 コロナ推移

  全国的に新規感染者数は減少に向かっている
  しかしその発生数は未だ第三波と第四波のそれらを超えている。

 全国1週間平均推移(1週間の平均の推移をグラフ化)

  8月21日をピークに減少に転じている。


 各地域1週間平均推移

 最も早くに減少に転じているのは東京都で8月13日がピークとなっている。



 各種情報

長期的なコロナ症状、2回のワクチン接種でリスク低下=英研究  BBC ニュース

 英キングス・コレッジ・ロンドンの研究チームは1日、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了すると、感染リスクだけでなく、「Long Covid(長期コロナ感染症)」のリスクも低くなるとする研究結果を発表した。

この研究結果は英医学誌ランセットに掲載された。2回のワクチン接種を完了した後に新型ウイルスに感染した場合、新型ウイルス感染症COVID-19の症状が4週間以上続く確率が、未接種の人と比べて約50%低下するとした。

イギリスでは16歳以上の78.9%が2回の接種を終えている(8月31日時点)。

新型ウイルスに感染すると、多くの人は4週間以内に回復する。しかし中には、最初の感染から数週間あるいは数カ月がたっても症状が続いたり、発症したりする人もいる。これは「Long Covid」とも呼ばれるもので、軽症者にも起こりうる。


 英国、12~15歳へのワクチン接種推奨されない

 重症化率が非常に低いことと、将来的に起こりえる潜在的副作用を超えるメリットはない。

英諮問機関、健康な12~15歳へのワクチン接種推奨せず  AFP=時事通信

 英政府の諮問機関「予防接種に関する合同委員会(JCVI)」は3日、健康な12~15歳への新型コロナウイルスワクチンの接種について、有益性(ベネフィット)が「小さすぎる」として推奨しない方針を示した。

 保健相らに助言を行うJCVIは、多くの国で10代の若者に対するワクチン接種が始まったことを受け、この問題について検討してきた。JCVIはこれまで承認済み新型ウイルスワクチンの接種について、16~17歳については全員に推奨する一方、12~15歳については重症化リスクが高い基礎疾患のある子どもにのみ推奨してきた。

 JCVIは勧告で、ワクチン接種の有益性について「既知の潜在的な有害性よりもわずかに大きい」と主張する一方、「かなりの不確実性」があることも認めた。さらに、「主に健康面から見た有益性は、現時点で健康な12~15歳全員へのワクチン接種プログラムの勧告を支持するには小さすぎると考えられる」と指摘する一方「潜在的な副反応に関する長期的なデータが蓄積されれば、確実性が高まり、有益性と有害性を再検討できる可能性がある」と述べた。


 現在進行している人命軽視としか評しようのない政府のコロナ対策。自宅療養、自宅待機という名の医療提供の放棄が横行し、事実上の無政府状態が出現している

 コロナ死者を追悼もしない日本に漂う強烈な不信
私たちはなぶり殺し同然にされるのを恐れている
東洋経済 ON LINE

人命軽視としか評しようのない政府のコロナ対策
権力や権益のほうが重要で国民の生命は二の次に
全力で意義を唱えなければ危機の片棒を担ぐのと同じ

 ・ワクチン証明書をスマホで 政府12月発行、申請も電子化 日本経済新聞

 ・加古川医療センターで「抗体カクテル療法」 6日から投与開始 神戸新聞


  タリバンと女性抗議集団が衝突を繰り返す
 ・女性の抗議集団がタリバンと衝突、流血も アフガン首都 CNN.cojp

 (CNN) アフガニスタンの首都カブールで4日、男女平等や政治参加を求める女性たちの集団が抗議デモを展開し、同国の実権を握ったイスラム主義勢力タリバンの部隊と衝突した。

アフガンではこの1週間で、女性活動家らによる小規模な抗議デモが少なくとも3回実施されている。


   9月4日(土曜日)


 コロナ全国推移

 デルタ株が引き起こした第五波は全国と東京都の発生状況から、すでに収束に向かっていることは確かなことだ。

 デルタ波はワクチンが効きづらいとされ、従来のワクチン接種2回でも、効果は50%を切るといわれている。

 アルファ波が主流となり流行拡大していた英国。昨年(2020年)末から開始したワクチンで感染者数は減少に向かい小康状態となったが、インドから侵入してきたデルタ波が6月から一気に感染拡大した。

 現在、日本が本格的に初夏以降に開始したワクチンが効果を現しているのだろうか?そこにさらに、一般社会での警戒心からきた、人々の感染に対する自己防衛体制が加味されたのだろうか?

 マスコミは、日本での感染者数が減少に向かっていることを、それほど取り上げない。重症者数、医療機関のひっ迫度、さらに現場での地獄図絵の状況、現場の医療担当者達の泣き声にも近い訴え等、デルタ波の”波”の本質的動向についてはテレビや紙面には取り上げない。

 この第五波は、五輪開催という国際的大イベントが社会的刺激になって、浮き足だった社会状況が原因で一気に感染者数が増えたのは間違いはない。
 しかし、先にも示したように東京は8月13日をピークに国内平均では21日をピークに、新規感染者数は減少に向かった。
 なぜか?
 日本人は集団行動で動く習性をもつ縄文人である。

  政府や行政の新型コロナに対する”キャンペーン”はワンパターンであり、火事や災害予防に対するキャンペーンと基本を同じくしている。日本人の”恐れる”という感性をどれだけ刺激しているか、怪しいものである。
  日本人みんなで国を囲み、コロナウイルスに向かって竹槍を突き出す絵が効果的と思う。大きなポスターを大都会の真ん中、大学のキャンパスなどにたくさん貼ればいいと思う。

  五輪や大連休で感染者が急増した現実が続き、多くの日本人は心底から危機感を抱きだした。それが浮き足だった社会全体の行動の沈静化と、若者達のワクチン接種に向かう姿勢につながっていった。

 下図で見るとおり、未だ発生感染者数は第三波と第四波を遙かに超える。

 大都会のど真ん中から夜の町まで広がったウイルスは短期間では消えない。
 地方の中小都市まで運ばれたウイルスが根絶するまでは相当な期間がかかる。

 発生するウイルス感染者の絶対数は未だ多いが、その減少に向かう曲線が重要なのだ。それが維持され続けたら一ヶ月後には感染者数は今の十分の一を切る。そのとき、発生する重症者の絶対数は減っているし、入院数も死者数もグラフでは表せないほどに少なくなっている。

 ウイルスが消えるということは、ウイルス感染者がいなくなることである。
 それは現代医学で考える限り、ワクチンが最も強力な武器である。

 しかし、同じ近縁のコロナウイルスでもSARSは知らないうちに消えていった。 未だサウジアラビアでほどぼそと生きながらえているMERS ウイルスは、さらなる拡大の兆候はこの10年以上ない。MERSに関してはこのページの過去ログで詳しく追っていた。

 新型コロナは間違いなく消える。日本人が特技の集団行動で戦えば、欧米よりも早期に解決に持ち込めるはずだ。

 この日本という地に住んでいるのが、我々でなく、自由というもの
を尊ぶ欧米人だったとしたなら、デルタ感染者数は今の数倍発生していたことは間違いはない。


  経済と健康のどちらが重要か? 管首相はいっていた。彼の問いは正しい。
  富裕と地球環境破壊のどちらを目指すのか?スウエーデンの環境活動家のグレダさんが言っている。
  地球が燃えている、僕らのおうちも燃えている、コアラたちが叫んでいる。

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 全国新規感染者発生推移


東京都新規感染者発生推移






 9月3日(金曜日)


 昨日発表された新規感染者数で気になる地域のデータを示す。
 北海道と沖縄、そして神奈川であるが、3県ともデルタ株は広がっているが、感染様式は異なるように思える。

 沖縄県は大型連休明けから発生した流行よりも、五輪連休明けから始まった流行の方が大きい。しかし日による報告数の変動が大きいのが気になる。全体として収束に向かっている傾向にあるが、日による変動が大きいため判断が難しい。なぜこのように日による変動が大きいのか、その理由は定かではない。地政学的理由からか、集計・報告の複雑さが影響しているのかもしれない。
 一方北海道は大型連休後の流行波の方が大きく、五輪連休後に続く流行波は比較的小さく、すでに収束に向かっている。

 神奈川県は東京都とほぼ類似の動きを示している。7月末からの五輪連休明けの流行波が盆休み休暇まで続くが、お盆明け(21日)をピークに感染者数は減少に転じている。東京は13日がピークであり、それよりも1週間遅れているのは人流の違いから来るのだろう。すぐには再拡大しない推移グラフを示している。







 3県の7日間平均での感染者数の推移を見ると次のようになる。2番目の赤線が神奈川、下方の2県が沖縄と北海道であるが、3県ともお盆休暇以降若干減少傾向にあり、必ずしも増加には転じるとは思えない推移曲線である。大阪や兵庫のように増加中ではなく、やや定常状態に近い推移を示している。
 多くの府県では感染者数の増加が未だ続いているが、神奈川、沖縄や北海道のように、緩徐に感染者数の発生が落ちてくることが予想される。





 ニュース
 
 Mu(ミュー)株が国内ではじめて検出

 コロンビア由来の「ミュー株」 国内で初確認 新型コロナ  毎日新聞

 厚生労働省は1日、新型コロナウイルスの変異株でコロンビア由来の「ミュー株」が、6月と7月に空港検疫で感染が判明した2人から確認されたと明らかにした。8月末に世界保健機関(WHO)が「注目すべき変異株(VOIs,Variant of Interest)」に位置づけており国内では初めての感染確認。
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 Mu株は南米コロンビアで2021年1月に数例で同定。世界的には0.1%以下の流行率と現在減少しているが、コロンビアでは39%、エクアドルでは13%と増加している。報告される流行率は、遺伝子分析レベルの差なども影響しており、評価する場合は注意しなければならない。南米ではデルタ株と一緒に流行している地域もある。ウイルスの性格として、免疫から逸脱する特徴が指摘されており、ワクチン効果が無効になることが懸念されている。しかしVOCsほど緊急な脅威はないとされる。他にEta, Iota, Kappa, and Lambdaの4種類の変異株がVOIsに含まれている。

 懸念される変異株(VOCs, Variants of Concern):アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ

 別府の教会で45人のクラスター 合唱など原因?想定外の事態に 朝日デジタル

 大分県は2日、同県別府市のフルゴスペル大分教会での感染者が累計45人になったとして、県内94例目のクラスター(感染者集団)と判断した。45人は県内ではこれまでで最大の規模。県は集会での合唱などが感染拡大の原因とみている。8月下旬から参加者の感染判明が続いていたが、教会での集会は聞き取り項目の想定外だったため、感染者同士のつながりをつかめずにいたという。

菅首相が辞任の意向 総裁選も不出馬 共同通信

 菅首相は自民党臨時役員会で「新型コロナウイルス対策に専念したいので総裁選に出馬しない。任期は全うする」と述べた。関係者が明らかにした。


 分科会、社会的規制の緩和を提言
ワクチン・検査活用で制限緩和 旅行、大規模イベント容認 分科会提言・新型コロナ  時事通信

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会(尾身茂会長)は3日、今秋を念頭にワクチン接種が進んだ段階で、日常生活における行動制限の緩和に関する提言をまとめた。
 接種の完了やPCR検査の陰性証明を条件に、県境を越える旅行や全国的な大規模イベントなどを容認することが柱。政府はこの提言を踏まえ、来週にも制限緩和の行程表(ロードマップ)を取りまとめる方針だ。

 提言は、他人に新型コロナを感染させるリスクが低いことを示す仕組みとして「ワクチン・検査パッケージ」導入を発案。マスク着用など基本的な感染対策を前提に、同パッケージ活用の具体例として▽医療機関、高齢者施設での入院患者・入所者との面会▽大学の対面授業▽部活動▽大人数の会食・宴会―などを挙げた。


 米、記録的豪雨で28人を超える死者が発生

 米北東部、豪雨で29人死亡 気候危機到来とバイデン大統領  KYODO

 米北東部は1日夜から2日未明にかけて記録的豪雨に襲われ、家屋崩壊や道路冠水などの被害が拡大、米紙ニューヨーク・タイムズはニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルベニア3州の死者が少なくとも28人に上ると伝えた。別のメディアによると、メリーランド州でも1人が死亡した。自宅に取り残された人の救援活動が続いている。

 バイデン大統領は2日記者会見し、気候危機が到来したと述べ、被災者への支援を約束した。
 ニューヨーク市の地下鉄や鉄道の多くが一時運休を余儀なくされ、市周辺の複数の空港では500便以上が欠航するなど交通も大混乱した。


 9月2日(木曜日)

 情報

  筋注用ワクチンが吸入でも効果を発揮する可能性:中国ワクチン
  中国のワクチンAd5-nCoVをネブライザーで吸入した予備的臨床試験 日経メディカル
l
 中国軍事医学研究院のShipo Wu氏らは、単回投与する筋注用COVID-19ワクチンとして開発されたAd5-nCoVを、ネブライザーを用いて吸入投与するグループを設けて、筋注型のワクチンと効果を比較する予備的な第1相臨床試験を行い、Ad5-nCoVは吸入でも筋注と同様の抗体反応が起こり、認容性も高かったと報告した。結果は2021年7月26日のLancet Infectious Disease誌電子版に掲載された。

 管理人コメント:以前から考えていたが、やはり効果が期待される。ウイルスのアダプターとして存在するACE2が多い口内・気道。となるとなめるとゆっくりと溶け出すワクチンも可能かもしれない。 乞う、期待。

 季節性コロナウイルス抗体によるSARS-CoV-2交差防御は期待できない  日経メディカル
 
 COVID-19以外の原因で入院した患者の血液標本を調べたフランスの研究

 本日発表の感染者数

 国内全体の感染者数は順調に減少している。

 7月1日から本日までの新規感染症推移。 一山は1週間である。
 

 ニュース

職場接種のキャンセル1000件 ワクチン供給遅れが影響か 共同通信

 新型コロナウイルスワクチンの職場接種で、厚生労働省に実施を申請した約5千件の会場のうち、約千件がキャンセルされたことが2日までに分かった。厚労省によると、使用する米モデルナ製ワクチンの供給が遅れたり、医師や会場が確保できなかったりした影響があるとみられる。

 9月1日(水曜日)

 新型コロナはデルタ変異株を中心に国内に君臨してきたが、今、ウイルスに感染する感染者数は首都圏では減少に転じ始めた。
 7月下旬から全国に広がったウイルスは、現在地域での水平感染の勢いがピークに達し始めて、感染拡大を抑えるには今が、最大のチャンスとなっている。


 国内コロナウイルス感染拡大状況
 本日朝の状況  クリックで拡大

 国内
 感染者発生ピークは8月21日を示す

 東京
 感染者発生ピークは8月13日を示す


 東京都の新規感染者発生ピークが8月13日で、全国的には21日と1週間遅れているのは理屈の上でも理解できる。
 全国の発生状況をつぶさに見ていると、大都会の感染者数が減少に転じていくのは速いが、地域の他の部分での発生は散発的にいつまでも発生を続ける傾向がある。

 しかし大都会の場合、新規感染者数が減っても、感染者のなかで発病した人々が感染に回復するまで予想外の期間がかかること、また重症化する人は突然状態が悪化することも多く、新規感染者数の発生が減少しだしてからが、現場ではじつのところ、厳しい状態が続く。
 現在の東京、と大阪がそうであるが、そのほかにも東京周辺の都市でも医療逼迫状況が起きている。

 
外岡 立人