4月-1

5日
**↓新規情報は順番に下方に掲載されます

 **H7N9鳥インフルエンザ関連情報は、迅速な掲載を優先しているため、内容に誤りが生じる場合もあります。誤りが分かった時点で訂正します。悪しからず


問題提起!!2歩先を読む

 中国の限定された地域でH7N9鳥インフルエンザウイルスに感染して重症化するケースが相次いでいる。
 ブタの体内でH7N9ウイルスが変異した可能性が指摘されている。
 しかしこのH7N9ウイルスは未だブタや鶏から検出されたという情報はない。
   その後の報道で上海の市場で鳩からウイルスが検出されたようだ。
 
 今後、動物からウイルスが検出されることなしに、人での散発例が続くとしたなら、それは何を意味しているのだろうか?
 また突然、人での発病の発生が途絶えたとしたなら、何を意味しているのだろうか?
 
 ウイルスがブタや鳥の体内で変異したのか?
 それとも試験管内で実験的に変異ウイルスが作成されたのか?

 作成された変異ウイルスが人に感染して重症化させたのか?
 変異ウイルスは人に感染しても、周辺に拡散するだけの増殖能力がないとしたなら、一代だけの感染で終了する。
 
 難しく、きわどい疑問である。
 動物(ブタや鶏)から人で分離された株と遺伝子が一致するウイルス株が検出されない限り、上記疑問は続く。

 中国では何が起こっている(いた)のだろうか?

 H7N9鳥インフルエンザウイルス:鳥に対する病原性の低い(弱毒性)、人には感染しないタイプ
   -->変異:(*)3種類の鳥インフルエンザウイルス遺伝子再集合:人に感染しやすいタイプ
       
         (*)2 way
         1) ブタ体内-->鳥、人へ感染
         2) 試験管内-->人へ感染、環境内に感染
    
 下図は朝日新聞(4月5日朝刊)でのH7N9人感染仮説図をお借りして、茶色部分を付け加えたものです。

 
 

 厚生労働省、H7N9ワクチン作成に着手
 急いでも製造まで1年近くかかると思う。

H7N9ウイルス入手へ 国立感染研、中国に要請 東京新聞
 国立感染症研究所は4日、中国で人への感染例が相次いでいる鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)株を日本に提供するよう中国側に求めたことを明らかにした。近く入手できる見込み。ワクチンの準備やウイルスの病原性、薬剤が効くかを調べる実験などに利用する。

 世界保健機関(WHO)は同じ「H7」で、ワクチン株を6種類保有しているが、今回のウイルスは遺伝的な特徴が大きく異なるため、新たにつくる必要がある。日本側は、中国での感染拡大状況を見極めた上で、ワクチン製造に入るかを判断する。


鳥インフル、死者5人に=感染14人に拡大-中国
 鳥インフル、死者5人に=感染14人に拡大-中国 時事通信

 4日、2人の感染者がすでに確認されていたが、さらに3人のH7N9感染者が確認された。上海で2人、浙江省で1人。新たな死亡者は上海で1人。

市場で売られていた鳩からH7N9ウイルスが検出
 中国農業省発表
 鳩からウイルスが検出ということは、広く野鳥の間でウイルスが広がっていることを示唆している。
 弱毒性であることから、感染した鳥は無症状の可能性がある。

ハトからH7N9型ウイルス=上海の農産物卸売市場―中国時事通信

 野鳥の間でウイルスが広がっているとしたなら、日本国内へもウイルスの拡大が近いかも知れない。

鳥インフル、上海のハト経由か 新たに男性1人が死亡  朝日新聞
 中国で発生した鳥インフルエンザ(H7N9)が拡大している問題で、中国農業省は4日、上海市の農産品卸売市場のハトからH7N9型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。中国で発生した鳥インフルエンザ(H7N9)で、感染した人間から検出された ...


More deaths in China from new bird flu; US, Japan on guard Reuters (国際) 中国、新規鳥インフルエンザでさらに死亡者、米国、日本は警戒態勢を強化
 中国は総力をあげて6人の死者を出した新規鳥インフルエンザ(H7N9)対策に着手したと発表し、日本と香港は警戒態勢を強化し、米国は状況を詳細に監視していると発表。
 
 発表されたH7N9感染者の全ては中国の東部地区で発生しており、2000万人の人口を誇る中国経済の核となっている上海では少なくとも発病者6人のうち4人が死亡している。
 
 ウイルスは人人感染していないように思われるが、香港行政府は警戒レベルを引き上げ、空港での検疫を強化した。ベトナムは中国からの家禽輸入を禁止した。
 
 日本は、空港にポスターを貼りだし、中国からの帰国者にインフルエンザ様症状を呈した場合には医療機関を受診するように呼びかけている。
 
 中国内で14人のH7N9感染者が確認されているが、全員東部地域に限られている。1人は4歳小児であるが、現在回復中であると新華社通信が伝えている。
 香港当局では死者数は6人としている。

 また上海当局は伝統的卸売り市場で鳩の検体からH7N9ウイルスを検出したと、新華社通信が発表している。動物からウイルスが検出されたのは、今回の発生が始まって以来初のことと思われる。

 米国では、ホワイトハウスが状況を見守っていると発表し、CDCは必要になった場合に備えてワクチン作成準備に入ったと発表したが、商業的製造に入るまで5~6ヶ月要するとしている。
 
 ウイルスはアトランタ、北京、ロンドン、メルボルーン、東京のWHO協力センターで共有され、必要になった場合に備えて、ワクチンに最適な株の選定に入っている。
 H7N9ワクチンを製造するとしても、それは季節性インフルエンザワクチン製造を中止しなければならないから簡単なことではない。
 
 予備的検査結果では、新型H7N9ウイルスはタミフルとリレンザに感受性をもっているとされる。
 

Bird flu death toll rises to six in China, CDC says Washington Post(米国) 鳥インフルエンザ死者数は6人になった、CDC

<中国・鳥インフル>死亡者と接触後発熱 ヒトからヒトに? 毎日新聞
 
上海市によると、52歳女性が3月27日に発熱。症状が悪化し、4月3日に死亡した。H7N9感染が確認された。接触者は31人いた。発熱した患者が1人確認されたが、患者は涙やのどの異常も訴え、4日夜から隔離治療を受けている。状態は不明。中国当局はこれまで感染者と密接に接触した約560人を調べたが、症状を訴える人が確認されたのは初めて。

鳥インフル死者6人に…浙江省で新たに1人死亡
読売新聞

中国国営新華社通信によると、鳥インフルエンザ(H7N9型)に感染して入院していた浙江省湖州市の男性(64)が4日夜、死亡した。
 これで中国での死者は6人となった。
 一方、4日に上海市内で新たに確認された感染者のうち、3日に死亡した52歳の無職女性と接触のあった1人が発熱などの症状を訴えていることが分かり、4日夜から同市内の医療機関で隔離治療を受けている。同型ウイルスに感染しているかどうかは不明。

 このほか同市内では67歳女性が危篤状態になっており、4歳男児も治療を受けている。男児は回復に向かっているという。

 また、同通信によると、上海市当局は4日、ハトのサンプルから同型ウイルスが検出された市内の卸売市場を封鎖し、取り扱われていたすべての家禽かきん類を殺処分した。

鳥インフル、死者6人に=中国 時事通信

中国で感染が拡大しているH7N9型鳥インフルエンザは5日、浙江省で新たに1人の死亡が報告され、死者は上海4人、浙江2人の計6人に拡大した。上海では4日、市内の農産物卸売市場のハトからH7N9型ウイルスが検出されており、市当局は5日、清明節の連休中にもかかわらず記者会見を開くなど対応に追われた。
 浙江省政府が5日発表した死者は、同省湖州市に住む農業の男性(64)。3月29日に発病し、31日から入院治療を受けていた。4日にH7N9型への感染が確認され、同日夜死亡した。男性に接触した55人に異常は出ていないという。

China culls birds as flu deaths mount; airline shares fall Reuters  (国際) 中国、インフルエンザ死者数が増える中、鳥の殺処分を行う:中国への航空機利用率減少に
 H7N9鳥インフルエンザでの死亡者数が6人となり、上海の市場では2万羽の家禽が処分された。海外への拡大の懸念、またヨーロッパや香港での航空機利用者数が減少している。

 当局によると鳩の検体からH7N9ウイルスが検出されたHuhuai 市場で2万536羽の家禽が処分され、市場は閉鎖された。他の生きた家禽を扱う市場は6日から閉鎖される予定である。

4日


大きな謎
H7N9鳥インフルエンザ:鳥および動物では弱毒性故に無症状とされる。そのウイルスが変異して人には致死的病原性を示している。鶏には感染しても無症状故に、鶏での感染報告が中国ではなされていないと言われる。しかしなぜ人での発病者が限定した地域でしか報告されていないのか?それは謎であるが、地域に限定してH7N9ウイルスが変異してブタ、または鶏に感染している?非常に考えづらい。このウイルスはなぜ中国東部の限定された地域(安徽省、江蘇省、浙江省)でのみ人に感染しているのか?もっとも新型ウイルスが発生しやすい広東省では出ていないのか?世界の専門家はこの疑問に対する仮説を出していない。
 本日掲載のロイター記事を参照。米国の専門家も類似の疑問を呈している。

State media: Man dies of H7N9 bird flu in China The Star Online  中国でさらに2人がH7N9鳥インフルエンザを発病、1人死亡
 浙江省で2人のH7N9鳥インフルエンザ感染者が確認され、1人が死亡した。
感染者の合計は9人となり死者は3人となった。
死亡したのは38歳男性で、もう1人の発病者は67歳男性。

発生場所が限定されているけど、他の地域では十分検索されていないだけかも知れない。


Scientists: China bird flu likely silent threat USA TODAY (米国) 専門家:中国のウイルスは家禽に無症状で感染を広げる危険性がある
 変異H7N9ウイルスは家禽に感染しても無症状なため、気がつかれないまま拡大してゆく危険性がある。中国農業省は家禽のウイルス検査を行い、ウイルスがどの程度広がっているのか把握し、ウイルス駆除対策を急ぐ必要がある。他

China Bird Flu Cases Fuel Fears of Epidemic Wall Street Journal (米国) 中国、鳥インフルエンザ感染者増加は流行の懸念を呈している
 中国当局はH7N9鳥インフルエンザの拡大の懸念はないと発表しているが、一般市民は懐疑的に受け止め、中国版SNS(Sina Weibo )では多くの噂が乱れ飛んでいる。
 当局が事態をどこまで把握し、どこまで発表しているか、かってのSARS流行時の情報隠しの過去があることから、状況はいまだ不明確な部分も多い。

China bird flu: third person dies from new H7N9 virus BBC News (英国) 中国鳥インフルエンザ:H7N9ウイルスで3人目の死者
 新華社通信によると浙江省で2人のH7N9鳥インフルエンザ発病者が確認され、うち1人が死亡した。合計9人の発病者、3人の死者となった。

 ウイルスが拡大しているかは不明とされるが、上海で発病した男性たちは互いに接触した既往はない。
 
 世界中でウイルスを検索している専門家たちは、このH7N9ウイルスを追うのは非常に困難だとコメントしている。理由はウイルスが動物に感染しても無症状であることをあげている。

 日本の田代真人(WHOインフルエンザ研究協力機関センター長、東京)は、我々が推測している事は、当ウイルスが動物に感染していても無症状なことから気がつかないが、そのうちにウイルスが人に感染するようになってきたのではないか、とコメントしている。

 メディア批判

 かって流行したSARSから10周年を迎えているが、中国のマスメディアはSARSの時代、情報を発信しなかった反省をふまえて、CCTVのコメンテーターは次のように呼びかけている。
 「10年前にSARSで学んだ事は以下の通りだ:もっとも巨大な敵はウイルスではなく、真実を隠すことである。もっとも良い治療薬はステロイドではなく、透明性と信頼である」

Bird Flu Strain Appears to Have Mutated to Infect Mammals ABC News  鳥インフルエンザウイルス、変異して哺乳動物に感染しやすくなっている

 H7N9ウイルスは家禽に感染していても症状が出ないことから、ウイルスの追跡は難しいとされる。
 現在、人から人への感染は確認されていないが、遺伝子分析の結果によるとウイルスは哺乳動物に感染しやすくなっていると専門家はコメントしている。

 メンフィスの聖ユダ小児病院のWHOインフルエンザ研究協力センターの、リチャード・ウエビー博士は、現時点ではパンデミックに発展する可能性は低いと思うが、我々は十分注視してゆく必要がある。まだ警鐘を鳴らさなくても良い、と語っている。


Third death from H7N9 bird flu The Guardian  (英国) H7N9鳥インフルエンザで3人目の死者
 一部抜粋
 東京のWHOインフルエンザ研究センター長の田代真人博士は、ウイルス遺伝子を見る限り、ウイルスは人への感染性を有している可能性があり、流行する素地はあり得るとコメントしている。("The tentative assessment of this virus is that it may cause human infection or epidemic,"
 そして、それは未だ人に完全に適合していないが、人に感染するための重要な遺伝子は(元の遺伝子から変化して)存在している、と説明している。
 
China promises swift reporting on bird flu outbreak Reuters  (国際) 中国、迅速な情報公開を約束
 中国政府は今回のH7N9鳥インフルエンザ感染者に関して発表が遅れたことから、SARSの時のように情報を隠しているのではないかと批判を受けているが、本日国外に対しても自国民に対しても迅速な情報公開を約束するとウエブ上で声明をだした。www.moh.gov.cn(国家衛生計画出産委員会)

China mobilizes to fight new bird flu; Japan, Hong Kong on guard Reuters (国際) 中国、新規発生鳥インフルエンザ対策に総力をあげると声明;日本と香港は警戒態勢を強化
 中国政府はH7N9鳥インフルエンザ対策に国内の全ての機関を動員して総力をあげると声明。
 日本と香港は警戒態勢を強化している。

 以下重要なポイントを抜粋。

China "will continue to openly and transparently maintain communication and information channels with the World Health Organization and relevant countries and regions, strengthen monitoring and preventative measures", the ministry said in a statement.

Flu experts across the world are studying samples isolated from the patients to assess H7N9'S human pandemic potential.

Other strains of bird flu, such as H5N1, have been circulating for many years and can be transmitted from bird to bird, and bird to human, but not generally from human to human.

So far, this lack of human-to-human transmission also appears to be a feature of the H7N9 strain.

However, China has yet to find any animals infected with H7N9, meaning how the humans got it remains a mystery.

"We know that it was originally a bird virus. We also know that it has taken on some genetic attributes that are not seen in bird viruses," Laurie Garrett, Senior Fellow for Global Health at the Council for Foreign Relations, told Reuters in New York.

"In other words, it seems to have adapted somehow to mammals, to humans. How that happened, we don't know," added Garrett.

 中国保健省は透明な情報交換をWHOや関係国と継続し、監視と予防対策を強化する、と声明を出している。
 世界中のインフルエンザ専門家はH7N9感染患者から分離されたウイルス検体を分析し、ウイルスがパンデミックを起こす可能性があるかについて検討している。
 他の鳥インフルエンザウイルス、たとえばH5N1は何年間も鳥の間で感染を続けている。そして鳥から鳥へ、希に鳥から人へ感染している。しかし一般的に人から人へは感染しない。
 
 現時点では、H7N9ウイルスも人から人への感染能力がないと思われている。
 しかしながら中国は未だH7N9ウイルスに感染したいかなる動物も確認していない。それはなぜ人が、H7N9ウイルスに感染したかについては謎(ミステリー)であることを意味している。
 ”我々はH7N9ウイルスが鳥インフルエンザウイルス由来であることを理解している。また同じように、鳥インフルエンザウイルスではみられてない遺伝子変異が起きていることも理解している。米国外交問題評議会の上級研究員のロウリー・ガレットはそのようにロイターにコメントしている。
 そして以下のように付け加えている。
 「言葉を変えると、ウイルスはほ乳類、人に多少適合してきている。しかし、その適合(変異)がどのようにして起きたのか我々は分かっていない。


中国、H7N9鳥インフルエンザ発病者が新たに2人確認

 1人は浙江省の64歳男性。3月29日に発病、入院。4月3日にH7N9ウイルス感染が確認された。
  
 もう1人は上海で、死亡が確認されている。
  
 これで現在の中国におけるH7N9発病者数は11人で死者は4人となった。

焦点:鳥インフル変異で「パンデミック」の恐れ、感染源なお不明  朝日新聞
 中国で初めてヒトへの感染が確認されたH7N9型の鳥インフルエンザは、科学者らが遺伝子配列のデータ分析を行った結果、ヒトへのパンデミック(世界的大流行)を引き起こしやすいタイプに変異していることが分かった。

 オランダのエラスムス大医学センター教授で、インフルエンザ研究の世界的権威であるアブ・オステルハウス氏は、遺伝子の配列から変異していることが分かり、当局による警戒と動物やヒトへの監視を強化すべきだと指摘する。

 オステルハウス氏はロイターの電話取材に、「ウイルスは既にある程度までは哺乳類やヒトに適応しており、そうした観点から憂慮すべきだ」とし、「注意深く監視する必要がある」と述べた。


3日

 H7N9鳥インフルエンザは、上海市で2名、安徽省で1名、江蘇省(南京市含む)で4名が2月末から3月末にかけて発症している。当ウイルスはこれまで世界的にも人への感染報告はなく、また家禽での発生も中国では報告されてなかった。現時点でも家禽での発生は当局が否定しているようだ(変だな)。
 確認されているのは死者と重症者だけなので、重症化してない感染者数は相当いるかも知れない。本当に人人感染してないのか、至急疫学調査で明らかにする必要がある。
 WHOは発表内容をみても後手後手の感が否めない。
   人人感染の可能性はない、地域が限定して3人の感染者だから心配ない、などといい加減な発表を一昨日していたが、昨日遅くには各国に警戒を呼びかけたり…。

 今回の感染経路が鶏だったとしても、H7N9ウイルスは変異していることは間違いはない。
 香港大の世界的に高名なパイリス(Peiris)博士もそのようなコメントを出している。
 かっては弱毒性(鶏に対しても致死的でない)としてしか知られてなかったH7N9ウイルスが突然人に感染して、人を死亡させるような凶悪なウイルスとなっている事実。このウイルスはどこから来たのか?パイリス博士は、そう語っている。

 H7N9ウイルスがブタの体内で変異した可能性がWHOや中国当局から指摘されているようだ。
 もしそうなら変異ウイルスが誕生したことになるが、それは人に容易に感染する可能性もある。
 しかしウイルスが人為的に作成された可能性も残る。
 どこかの研究機関で遺伝子組み替えが行われたとか…。

 ・短期間内で散発的に突然7人もの人間が発病することは不自然である。 もしブタや鶏内に変異ウイルスがいたとして、地域的に離れた場所でそれぞれブタまたは鶏から感染した発病者が同時に出る事はあり得るだろうか?
 ・その底辺に多数の感染者がいて、重症者だけが確認されたというのなら理解できる。
 ・または変異ウイルスがばらまかれたとしたなら、そうした状態は起きえる。
  
 さて真相はどうなのだろうか?

 
 発生地は以下の地図のように限定されているが、今後どのような情報が漏れ出てくるか、または発表されるか、深刻に見守るしかない。
 茶色のマークが発生地である。





 江蘇省で発病した4人について、その詳細が発表された。

H7N9 Bird Flu Cases Rise To Seven, China Medical News Today

 中国保健当局はH7N9型鳥インフルエンザ感染者が4人確認され、合計8人になったことから監視体制をさらに強化した。

4人は上海の東部に位置する江蘇省(南京市含む)で報告された。二人が発病して死亡した上海では疫学上、説明不能の肺炎の発生状況は特に通常の数であると発表している。

4人の発病者は3人の女性と1人の男性で、全員異なった町に住んでいた。
全員重篤状態で緊急治療を受けていると、江蘇省当局では説明している。

感染者周辺の167人からは健康異常者はでていないとされる。

感染者の詳細は以下の通りである。

・45歳女性、家禽処理場従業員、南京市。3月19日にインフルエンザ様症状を呈し、3月27日に重篤化して南京の病院に搬送。4月2日にH7N9インフルエンザに感染していることが判明。
・48歳女性、 Sugian City、3月19日にインフルエンザ症状を呈し、3月30日に南京の病院に入院。濃厚治療室に収容され、4月2日にH7N9ウイルス感染が確認。
・32歳女性、Wuxi City、3月20日に発病、28日に地域の入院、31日にH7N9感染が確認。
・83歳男性、Suzhou City、3月20日に発病、29日に地域の入院、31日にH7N9ウイルス感染が確認。

 広い地域で3月19日と20日に突然4人が発病した奇異さはどう説明すれば良いのだろうか
?広い範囲で感染が広がっている可能性が否定できれば良いが。


H7N9ウイルスの遺伝子分析結果が判明-NATUREが発表
 3種類の鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が再集合し、人への感染性が強まっているとされる。

 Novel bird flu kills two in China Nature.com

 国立感染症研究所のインフルエンザセンター長の田代真人氏は、遺伝子構造から少々厄介なことになっていると語った。すなわちウイルスが人に感染しやすい変化を遂げてきているという。
 人人感染を起こしていないか詳細に調査する必要があると強調する。

 香港大学の専門家であるマリク・パイリス氏は、動物のインフルエンザはいつでも人に感染してくる可能性があり、それが一番問題なのだが、短期間に集中して3人発生したことに疑問の声を上げている。人人感染の明らかな事実はない。だから我々は過剰反応する必要はないが、かといって無関心であってはいけない。

 WHO協力機関である中国国立インフルエンザセンターは遺伝子解析を行って、その結果を3月31日に発表した。
 それらの結果から世界中の研究者達は、何がウイルスの性状を変え、人に感染するようになったのかを分析しだした。
 分析結果からはウイルス遺伝子は同時期に他種類のウイルスの遺伝子が組み合わさった(再集合)してできあがったものとされる。
 
 インフルエンザウイルスは8つの遺伝子から成り立っている。そのうち2つはヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)の遺伝子で、残りの6つは内部のタンパクをコードする遺伝子である。
 分析結果によると内部タンパクをコードする遺伝子は、H9N2鳥インフルエンザウイルス由来であるが、当ウイルスは野鳥は家禽に広く感染している。特に遺伝子構造をみると、最近中国や韓国で主に感染しているH9N2ウイルスとされる。
 Nタンパクに関しては、田代氏によると、H11N9鳥インフルエンザウイルスに類似しているとされる。2011年に韓国、2010年に中国、2005年にチェコで検出されている。
 細胞に付着するHAをコードしている遺伝子はH7鳥インフルエンザのユーラシアタイプに似ているとされる。
 以上の結論から新型H7N9ウイルスは、3種類の鳥インフルエンザウイルスからの遺伝子から構成されているといことである。

 鳥に強い病原性を持たないウイルスは、人に感染すると免疫を全く持っていないことから重症化する可能性があるという。そして人のどのリセプターにウイルスが吸着するかで重症度が変わるとされる。
 予備的検査から示唆されていることは、このH7N9型ウイルスは人の肺の奥のリセプターに吸着するという。新型コロナウイルスに似ていて、その結果重症肺炎を引き起こすとされる。

 鳥で強い病原性を示さないため、無症状の鳥がウイルスを広く運んでいる可能性を香港大のパイリス博士は指摘して、ウイルスの拡散を危惧している。


 中国の一般病院にはインフルエンザ測定キットやタミフルはおいてない!!

 知り合いの産業医の方が中国訪問。現地の日本人医師は、通常の中国の病院にはインフルエンザ診断キットやタミフルはおいてないと語っているようです。
 となるとH7N9感染者の診断なんて無理だろうし、ましてやインフルエンザ様症状ある患者もそのまま放置されているかも知れない。
 さらにその知り合いのDRは次のようなコメントをしている。
 { H1N1の流行時に蘇州の総合病院でインフルエンザの流行状況について聞いた時も、インフルエンザを診断しないし、タミフルもないとVIP対応看護師が話していました。今回H7N9に関しても、診断や治療の遅れが起きている事が想定されます。人から人への感染が未だはっきりしておりませんが、遺伝子配列が一致した患者さんがいたとの事ですので、すでに広く蔓延しているように感じます。}

 日本での対応はどうなっているのだろうか。気になる。
 しかし知り合いの大手新聞の記者さんの話によると、厚生労働省はいまいち反応が悪いとのことである。
 何も対策を講じていない?
 H7N9に関して各地の保健所に状況と警戒を呼びかけていない?
 少なくとも医療機関には何も情報は入っていない。

Bird Flu Is Back In China, But This Time it's H7N9 TIME (米国) 中国で鳥インフルエンザが流行しだしたが、今回はH7N9である
 世界各地ではインフルエンザ流行が終息しつつあるが、今度は新たな、鳥によりもたらされたインフルエンザで世界が脅かされ始めた。
 
Beijing Prepares for Avian Flu Businessweek (米国) 北京、鳥インフルエンザ対策を強化
 北京ではH7N9インフルエンザは発生してないが、北京市当局は対策を強化しし始めた。
 病院では発生に備えて、各種の備品を備蓄し始めた。

 一方、SNSでは多くの噂が乱れ飛んでいる。
 鳥インフルエンザが北京に拡大してきているなど。一般市民の間でパニックも起きている。
 すでに北京の病院に鳥インフルエンザ患者が入院しているという噂も出ており、一般市民の中には自宅にいたままの仕事を要求する人も出ている。
 ビタミンC摂取や、他の感染予防方法を探す市民も出ている。
 公的情報が信頼されていない中国では、当局が噂を否定しても、それは効果を持たない。
 そして市民の抱く不安が時として正しいこともある。


詳細な情報。内容的には偏りはないと思う。
鳥インフル 長江デルタに集中 感染源と感染者数が錯綜  大紀元
 {中国で発生している鳥インフルエンザ(H7N9型)で新たに4人の感染が発表され、感染者は計7人となった。これ以外にも、上海市では5人が原因不明の重い肺炎になっていることが報じられており、上海市の川で大量の豚の死骸が見つかったこととの関連性も囁かされている。

 新たな感染例は、上海市に隣接し、同じく長江の河口地域にある江蘇省で報告された。2日の同省当局の発表によると、感染が確認されたのは省都・南京市に住む45歳の女性、宿遷市に住む48歳の女性、蘇州市に住む83歳の男性、無錫市に住む32歳の女性、の4人。4人とも重体で入院中だという。

 これまで同ウィルスに感染した3人は、上海市の27歳と87歳の男性と、南京市に近い安徽省●州市(●はさんずいに除)の35歳の女性。上海市の男性二人は死亡し、安徽省の女性は重体で入院している。

 一方、香港文匯報は、2人の死者が入院していた上海市第5人民病院の内部筋の話として、同ウイルス感染とみられる死者は上海では4人だと報じた。また、同病院に近いほかの大型病院の医師の話として、3月からその病院にも5人の患者が原因不明の重い肺炎で入院しているという。普通の肺炎と違い、病状の悪化が速く、「入院時に片方のみの感染が、翌日にはすでに両肺に拡散し、症状も深刻だ」と同医師は明かした。

 感染者の中では、安徽省の女性と南京市の女性は鶏と接触していた。死亡した27歳の上海市の男性は、市場で豚肉の販売に従事していた。世界保健機関(WHO)の駐中国代表マイケル・オレアリー氏は中国メディアに、豚などの動物が感染源である可能性も排除しないと語った。

 豚は、鳥のウイルスにも、ヒトのウイルスにも感染する。特に、中国では鶏やアヒルは豚と一緒に飼育されることが多いため、鳥型ウイルスに豚が感染することは今までも起きていた。ウイルスが一旦、豚の体内に入ると、ヒトに感染しやすい変化をすることが判明している。2009年に世界で流行したH1N1豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)もこの仕組であったと考えられている。

 家族内の感染も疑われている。上海市で死亡した87歳の男性は、息子(55歳)も同じ時期に重い肺炎で死亡している。もう一人の息子(67歳)も肺炎で入院したが、回復している。病院側の発表によると、H7N9型ウイルスに感染したのは87歳の父親のみ。また、死亡した27歳の男性は、親子と同じ病院の同じ階に入院していた。男性の妻は医師に「伝染性がある」と告げられたという(香港紙アップルデイリー)。WHOのオレアリー氏は、人から人への感染はまだ証拠がないとした一方、家族内感染の可能性は排除できないとの見解を示した。「家族3人が同じ時期に重い肺炎にかかることは、多くの懸念をもたらす」と語った。

 今までの感染例がすべて長江デルタ地域で確認されたことから、3月に長江の支流となる黄浦江などで見つかった大量の豚の死骸との関係も囁かされている。また、3月末に四川省の川で見つかった千羽あまりのアヒルの死骸も懸念を深めた。一方、上海市動物疾病対策センターは1日、豚の死骸を調べた結果、鳥インフルエンザのウイルスは検出されなかったと発表した。

 国内紙・新京報によると、全国のインフルエンザ監視機関へのH7N9型ウイルス検査キットの配布が始まった。中国疾病予防控制センターの専門家は、感染が今後、拡大する恐れがあると警告している。}

 米国、H7N9ワクチン開発へ
鳥インフル 米CDCがワクチン開発へ 日テレNEWS24
 中国で、これまでヒトへの感染が確認されていなかった鳥インフルエンザウイルスに3人が感染し、うち2人が死亡した問題で、新たに4人が重体となっていることがわかった。アメリカ・CDC(=疾病対策センター)は2日、H7N9型のウイルスのヒトへの感染が確認されたのは初めてだとした上で、関係当局と連携を取りながらワクチンの開発を進めていることを明らかにした。

 中国東部・江蘇省の保健当局は2日、南京などに住む男女4人がH7N9型の鳥インフルエンザに感染し、いずれも重体だと発表した。感染が確認されたのは計7人となる。7人はいずれも上海やその周辺の地域に住んでいたが、感染ルートの特定には至っていない。保健当局は念のため、鳥や家畜に近づかないよう呼びかけている。

 この問題をめぐり、WHO(=世界保健機関)は中国当局と連絡を取りながら調査を始めたことを明らかにした。現時点では「ヒトからヒトへの感染は確認できていない」としている。

鳥インフルエンザ:中国・感染者7人確認 ヒトへの感染しやすく変異 国立 ... 毎日新聞
 中国で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者7人が確認された問題で、国立感染症研究所の分析で、ウイルスがヒトへ感染しやすく変異していることが確認された。今回のウイルスを分析した国立感染症研究所の田代真人・インフルエンザウイルス研究センター長によると、ウイルスはヒトに感染できるように変異し、哺乳類の体内で増殖しやすくなっていたという。田代センター長は、ヒトからヒトへの感染は確認されていないが、上海市のケースでは可能性が否定できないとの見方を示す。
 東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は、ウイルスに大きな変化が起きた可能性を懸念し、「ヒトからヒトへの感染の危険性が増していると考えることもできる。その場合、大きな被害をもたらす可能性はあり、かなり注意が必要だ」としている。

南京市の病院で治療中の患者、回復の兆しはなし
Bird flu patients remain in critical condition Xinhua  (中国、新華社) 鳥インフルエンザ患者、依然として危篤状態
 南京市内の病院に入院している5人のH7N9感染者は回復の兆候はない。
 4人は江蘇省の各地から運ばれてきた患者で、1人は安徽省で発病した患者で、同省から転送されてきた。


2日

 *↓下方の記事ほど時刻は新しいものになっています。


 H7N9鳥インフルエンザはタミフル、リレンザが無効か?

 死亡した2名は10日以上の治療期間、もう1人の重症者は3月9日に発病し、現時点で重篤。
 当然、A型インフルエンザ陽性であっただろうから(インフルエンザ症状があっただろうから簡易検査をしたはず、そしてH7N9はA型インフルエンザである)、抗インフルエンザ薬を使用していたと思われる。
 しかし死亡、および重篤状態ということは、H7N9ウイルスはタミフルやリレンザ等のノイラミニダーゼ阻害薬は無効という可能性もありえる。


 非常に参考になる論説
Questions in China on how H7N9 flu strain killed 2 Boston Herald (米国) 中国でH7N9インフルエンザで2人が死亡した謎
 AP

 非常に詳細に問題点を指摘している。

 死亡者の2人の息子が肺炎になり、1人が死亡している事実も記載されている。
 当局は肺炎の原因を探求中とされるが、同時期に息子2人が肺炎を発症するのは偶然にしても偶然過ぎる、とWHOはコメント。
 The health authority noted, however, that two sons of one of the Shanghai men also suffered from acute pneumonia, one of whom died, and the source of their infection is still unknown. Other people who were in close contact with the victims have not become sick, indicating that the virus is not easily transmitted between humans.

"We don't know yet the causes of illness in the two sons, but naturally, if three people in one family acquire severe pneumonia in a short period of time, it raises a lot of concern," the World Health Organization's China representative, Michael O'Leary, said at a briefing in Beijing late Monday.


 香港大学の高名なウイルス学者のマーク・パイリス博士は、H7N9ウイルスが変異して高病原性になったことは間違いないとし、問題はそのウイルスがどこから来たかということだとコメントしている。
 "I would guess that given the severity of the human disease it is likely that these particular viruses have undergone the change to become highly pathogenic but obviously that remains to be ascertained," Peiris said. "The crucial question is the source of this virus, where is it."


 結論としては、人人感染を起こしていないにしても、不明なことが多すぎる。


 日本経済新聞が国内では詳細な報道をしている

中国、感染ルートを調査 鳥インフルエンザ 日本経済新聞
 共同通信

{中国で鳥インフルエンザウイルスに感染した男性2人が死亡、女性1人が重体になったことが明らかになり、政府当局は1日、感染ルートの調査を急いだ。今のところ感染拡大を示す情報はないが、当局は予防を徹底するよう呼び掛けている。

 当局の3月31日の発表や新華社電などによると、3人が感染したのはH7N9型ウイルスで、人への感染が確認されたのは世界初。ワクチンもない。上海市で2人が死亡し、安徽省●(さんずいに除)州市で発症した女性が江蘇省南京市で治療中。今のところ3人と接触した88人に異常はないという。

 ただ、死亡した2人のうち1人は子どもも死亡しており、子どもの詳しい死因を調査中。新華社電は「3人の例しかなく研究材料が限られている。人同士の感染力についてさらなる検討が必要だ」との見方を紹介した。

 当局は手をよく洗うことや、病死した鳥と接触しないことなどを市民に呼び掛けた。各地で同様の病例がないか、情報収集を強化している。

 最初の死者が出た3月4日から発表まで1カ月近くかかった点についてインターネット上では批判の声も出ており、当局は「世界初の型であり、わが国の法定報告システムに入っていなかった」と説明している。

 上海には5万人以上の日本人が長期滞在している。上海の日本総領事館は1日、高熱や呼吸困難の症状がある場合はすぐに医師の診断を受けるよう、在留日本人に呼び掛けた。}


WHOも注意呼び掛け 中国の鳥インフル MSN産経ニュース
 中国で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染した男性2人が死亡、女性1人が重体になったことを受け、世界保健機関(WHO)は2日までに、注意を呼び掛ける声明を発表した。

 WHOは、感染ルートの調査が続いているとした上で「中国当局と連絡を取りながら事態を把握していく」としている。

 一方、2日付の上海紙、東方早報は、上海市の川で3月に大量に見つかった豚の死骸からは、鳥インフルエンザのウイルスは見つかっていないと報じた。中国の一部メディアは、今回上海で死亡した1人は豚肉の販売業者で、豚が感染源の可能性があると報じていた。

Low possibility for humans to contract H7N9 bird flu: official Xinhua (中国、国営通信新華社) 当局、H7N9鳥インフルエンザに人が感染する可能性は低いと発表
 中国CDCはH7N9ウイルスに人が感染する可能性は非常に低いと発表した。
 限定された地域内での発生で、発病者周辺から感染者が出ていないことが理由とされる。


 H7N9鳥インフルエンザ感染者の4人目が確認されたとの噂
 江蘇省で女性がH7N9鳥インフルエンザに感染して重体となっているとする行政報告書が南京市に送られ、そのコピーが中国版SNSで暴露された。

 Reports of a New Case of Bird Flu in Nanjing Spread on Weibo Economic Observer (中国) 南京の鳥インフルエンザが拡大したとの情報がSNSに掲載
 今朝、4人目の発病者がでたという公的文書のコピーがSNSで公開された。当局は事実の確認をしていない。
 江蘇省当局から南京当局へ送られた公文書のコピーがSNSに掲載された。
 文書には、ウイルスが(中国)CDCと、南京市および江蘇省により確認されたと記載されている。

 投書されたアカウントは南京の病院に属する人のようで、南京の病院は患者を収容して隔離したとしている。

 SNS(longhoo.net (南京龙虎网), a Nanjing-based web portal)は削除されている。

Don't panic, but they found another case of bird flu in Nanjing Shanghaiist(中国) パニックを起こさないで!南京で新たな鳥インフルエンザ患者が確認
 上記記事。
 SNSに掲載された公的文書のコピーが掲載されている。
 オリジナルの記事は削除されたが、その内容は他のSNS経由で広く広がっているようだ。



 内容:江蘇省の45歳女性(家禽の処理工場勤務)3月に入って発熱と咳を呈していたが3月24日に悪化し、南京市の病院の濃厚治療室に収容された。3月30日、医師団は女性がH7N9ウイルスに感染していることを確認し、隔離室に移した。

Taiwan planning to raise bird flu quarantine alert Focus Taiwan News Channel (台湾) 台湾、鳥インフルエンザ検疫を強化の方向へ
 本日(火曜日)、台湾保健相のChiu Wen-ta 氏が中国で人に感染している希な鳥インフルエンザに対する監視を強化する必要があると語った。
 同氏によると大統領と首相も、H7N9鳥インフルエンザが中国で3人に感染したことを受けて、非常に関心を抱いていると語った。
 台湾の全空港と港湾の検疫が強化された。

 H7N9の江蘇省南京市での発病者を中国報道機関が発表

 New Bird Flu Virus Kills 2 in China, Sparking WHO Probe Businessweek (米国) 新規鳥インフルエンザで中国で2人が死亡、WHO緊急調査へ
 
 The H7N9 strain of avian influenza struck two people in Shanghai, one in Anhui province, and a fourth in the city of Nanjing, according to the Geneva-based WHO and China Central Television. Two of the people died and a third is in critical condition, the United Nations health agency said in a statement yesterday.
 上海で2名、安徽省で1名、そして4人目が南京市。

4th bird flu case traced in Nanjing  Global Times (中国) 南京で4人目の鳥インフルエンザ感染者が確認
 患者は45歳の女性で地域の家禽処理場で働いていた。先週初めに発熱と咳を呈し始め、その後急速に状態が悪化した。女性は現在、Nanjing's Gulou hospitalに入院している。

上海市、鳥インフルで警戒態勢に  日本経済新聞

 {「H7N9型」と呼ぶ鳥インフルエンザウイルスで2人が死亡した中国上海市は2日夕、記者会見を開き、感染防止に向けて警戒態勢を敷いたと発表した。医療機関での応急体制を強化したほか、鳥インフルエンザ患者の情報収集に努める。新たな感染例が確認されれば、「すぐに情報を公開する」としている。

 「H7N9型」はこれまでは低毒性とされ、人への感染は報告されていなかった。香港の中国人権民主化運動情報センターは2日、上海市閔行区の病院で原因不明の5人の重症肺炎患者がいると伝えた。ただ、市政府は同日の会見で「原因不明の肺炎患者の新たな報告は受けていない」と強調、感染は広がっていないとの見方を示した。

 一方、江蘇省南京市でも1人の女性が鳥インフルエンザに似た症状で入院していることが分かった。同市衛生局は「H7N9型かどうか確認している」と説明した。}


 さらに江蘇省で3人発生
「H7N9型」感染 新たに4人確認  NHK

 {上海市などで3人が感染し、このうちの2人の死亡が確認された「H7N9型」の鳥インフルエンザについて、中国江蘇省の衛生当局は、南京市などで新たに4人の感染が確認されたと発表しました。
4人はそれぞれ別の町の住民で、病院で治療を受けているものの、いずれも重体だということです。
「H7N9型」のウイルスは人への感染がこれまで確認されておらず、中国政府は感染ルートやウイルスの毒性、それに人への感染力などについて分析を進めています。}


China reports 4 more critically ill with new rare bird flu, cities step up ... Washington Post  (米国) 中国、さらに4人の新規鳥インフルエンザ重篤患者を報告
 中国江蘇省保健当局はH7N9感染者4人を確認したと発表。
 45歳、48歳、32歳の3人の女性と、83歳の男性。
 1人を除いて鳥との接触は確認されていない。
 4人は同省の離れた地域に住んでいた。

Shanghai raises flu response with emergency plan Businessweek (米国) 上海、インフルエンザ危機管理対策のレベルをあげる
 BCPのレベルを上げる。

1日
 

 H7N9型鳥インフルエンザは脅威となるか?

 上海で2名が死亡、隣の安徽省(あんきしょう)で1人が重体。
 このH7N9型の致死率が仮に2%とすると、ほかに確定診断がつかないまま治癒している感染者が150名、1%とするとほかに感染者が300名存在している可能性がある。
 ウイルス同定が現時点では非常に難しいことから、水面下の感染者数に関しては不明かもしれない。
 インフルエンザ様疾患、原因不明の肺炎が上海周辺でどの程度発生しているのか、疫学調査結果が至急知りたいところだ。

 日本には入ってきてないのだろうか?とふと気になる。
 死亡者がでてから、初めて調査が開始されるようなら、パンデミックは防ぐことができない。

 H5N1と違って、このウイルスに対するワクチンは作られていない。
 この数ヶ月以内にパンデミックとなると万事休す。

 中国、WHO、米国など水面下でどこまで対策を急いでいるか?

 下記毎日新聞の報道によると、発病者から家族に感染していた可能性が強い。
 鳥インフル:上海で2人死亡 人間にH7N9亜型が初感染  毎日新聞

 …上海で死亡した87歳の男性の家族2人が肺炎にかかり、1人が死亡したが、感染の有無は調査中。そのほかの接触者には異常は見つかっていないという。…

 これはほぼ間違いなく家族への感染と考えられる。
 H7N9は人人感染している可能性があることを示唆する。

 各国の報道をみると人人感染を否定している中国とWHO発表を掲載

2 in China first known deaths from H7N9 bird flu; doctors: no ... Washington Post (米国) 中国でH7N9ウイルスで初の死者、しかし医師団は人人感染を起こしている事実はなしと
 中国当局の発表とマニラのWHO本部の発表では人人感染の可能性はないとしている。

2 Men in China Die of Lesser-Known Strain of Bird Flu New York Times (米国) 中国でこれまで知られてなかった鳥インフルエンザで2人の男性が死亡
 
 ……
 The World Health Organization is “closely monitoring the situation” in China, regional agency spokesman Timothy O’Leary said in Manila.
 WHOは状況を注意深く見守っていると、マニラで広報官のimothy O’Leary が語っている。

“There is apparently no evidence of human-to-human transmission, and transmission of the virus appears to be inefficient, therefore the risk to public health would appear to be low,” O’Leary said.
 人人感染の事実は明らかになく、ウイルスの感染力は弱いと思われ、それ故人への危険性は低いと思われる。
 ……

 少々あまいWHOのコメントである。
 今の時代、バイオテロ用のウイルス研究からウイルスが漏れ、ある日突然予想もしてなかった致死的インフルエンザが発生することはあり得るから、ありとあらゆる可能性を考え対策を講じる必要はある。公式情報は、出してもいい情報に限られているから、その奥を読む必要がある。

 香港保健庁は厳しい見解を示す

 Bird flu strain 'may have mutated' RTHK (香港) 鳥インフルエンザウイルスは変異しているかも知れない
 香港行政府保健庁長官のコ・ウインマン氏は、今回初めて人に感染死を起こした鳥インフルエンザに関して、本土の保健当局から詳細な情報を求めていると語った。
 コ博士はH7N9ウイルスが変異しているのか、人の間で拡大しているかについて重大な関心を抱いていると語っている。
 さらに香港行政府は国境でのチェックを強化したと付け加えている。

 先の長官であるヨーク・チョウ氏は、H7型ウイルスは元来低病原性であるから、現在のH7N9ウイルスは変異ウイルスである可能性が非常に高い、とコメントしている。
 同氏は、このウイルスの致死力は高いから、行政府は事態を軽くみてはいけないと語っている。

 
 死亡者の息子2人が肺炎、1人が死亡
Two men die of bird flu in Shanghai The Daily Telegraph (英国) 上海で2人の男性が鳥インフルエンザで死亡
 …
 None of their close associates had become infected with H7N9, although two sons of the elderly man both had respiratory illnesses around the same time, with one of them dying.
 濃厚接触者の中でH7N9に感染した人はいないが、死亡した高齢者の2人の息子が同時期に呼吸器疾患を起こし、1人が死亡している。
 …
 *濃厚接触者のウイルス感染がどこまで詳細に行われているのか疑わしいが、当報道によると当局は上海市内の病院に呼吸器疾患の発生状態をモニターするように通知したとされる。
  当報道は毎日新聞の報道内容と一致している。

 関連株価が情報

ダイワボウホールディングスは新型鳥インフルエンザ材料に反発 サーチナニュース
 ダイワボウホールディングス <3107> は1日、179円(9円高)で寄ったあと売買交錯。急反発だが、10時現在は174円(4円高)。鳥インフルエンザウイルスで人間に初めて感染したとみられる「H7N9型」で死者の発生が伝えられ、思惑拡大。ただ、株価を見る限り、今のところ「パンデミック」の可能性は強くないようだ。
 *パンデミックを期待しているような記事だ。

栄研化学は中国の新型鳥インフルエンザウイルスを材料に高値接近  サーチナニュース
 栄研化学 <4549> は1日、年初来の高値に迫り、朝方1370円(46円高)まで上げて10時30分現在も1360円(36円高)。中国で、鳥インフルエンザウイルスの中で人間に初めて感染したとみられる「H7N9型」で死者の発生が伝えられ、思惑が拡大した。…


 当面、中国からの帰国者のインフルエンザ様症状には気を付ける必要がある。


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