30日

29日 

 参考までに、米国CDCの家庭におけるMERS、疑い者他の対処方法を記載したページにリンクする。参考にしてほしいが、バスルームが複数、患者専用個室などが設備されている家は日本では標準できだろうか?夫婦が個室を所有している家庭は少ないかもしれない。時間が出来たら訳す予定。
 Interim Home Care and Isolation Guidance for MERS-CoV
 MERSコロナウイルス感染者のための家庭におけるケアと隔離のための暫定的ガイダンス


28日

サウジアラビア。首都リヤドでMERS3例を確認
 保健省の同国語ウエブで発表。
 数値だけは英語版で107->110(同国の感染者数)となっている。説明はない。
 詳細はFluTrackers

 78歳 ICU収容
 53歳 ICU収容
 63歳 ICU収容

 非公式統計では感染者数138人、死者数60人。
 FluTrackers

 *管理人注:首都リヤドの病院で確認された症例ばかりであるが、他の地域や地方病院では一切発生していないとは思われない。
 氷山の一角の感染者情報と捉えるべきである。

最近のMERS症例を分析-報告症例の変化

 Reports detail changing pattern of MERS-CoV cases  CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) MERSコロナウイルスの感染様式の変化を詳細に分析

 ヨーロッパCDCおよびサウジ研究チームと米国CDCのMERS情報の更新

 ヨーロッパCDC:致死率が下がってきている。3月から5月は58%であったが、最近は27%。発病者周辺のチェックが行われるようになり、軽症例の報告が増えている。25%は医療担当者の感染である。
 今年度の4月以来、新規感染者の発見数は10倍に上っている。
 しかしMERSコロナウイルスの感染性に変化が起きている事実はないので、パンデミックを起こす可能性は低い。

 米国CDC:報告例の21%は軽症か無症状である。米国内ではこれまで29州で82例が疑い例として検査されているが全てウイルスは陰性であった。
 もし感染が確認された患者が見つかった場合、およびMERSコロナウイルス感染が疑われて検査中の患者は、可能な限り自宅に隔離する。医学的理由で入院の必要はない。
 感染確認者の隔離は公衆衛生当局、または医療機関が感染の可能性がないと判断するまで続けられる。

 *MERSは自宅に隔離というのが米国CDCの基本政策であるが、SARSのときも同じであった。


27日

Experts: Be alert of H7N9 amid flu seasons  China Daily  (中国) 専門家達、インフルエンザシーズンにH7N9が再流行と警告
 中国CDCの疫学部責任者のゼン・グアン氏、がこの秋から冬にH7N9鳥インフルエンザウイルスが活動し始め、人の間で流行する危険性を警告した。

 中国では8月12日に51歳女性が死亡して以来一か月以上H7N9鳥インフルエンザが発生していないが、この秋以降再流行する可能性が高いと警告。

26日

 
WHO、MERS危険水準を保留に

警戒水準据え置き=MERS感染-WHO  時事通信
 世界保健機関(WHO)は25日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染対応に関し緊急委員会を開き、前回7月に続き「国際的な公衆衛生上の緊急事態にはない」と判断した。渡航制限など警戒水準は引き上げず、感染拡大の警戒を続ける。

25日

Experts declare an all-out war on MERS-coronavirus Saudi Gazette (サウジアラビア) 専門家達、MERSコロナウイルスへの総力戦を宣言
 新規に結成された”Global Center for Mass Gathering Medicine (GCMGM) ”でMERSコロナウイルスに対する世界的取り組みが宣言された。同センターは、メッカ大巡礼、小巡礼、および世界中で行われる他の大集団の集会における医学的問題に関して、各国の専門家により対策などが話し合われる。(大集会における医学的問題世界対策センター)。
 第2回目の会議で24日、MERSコロナウイルス関連の状況を監視することが取り決められた。

MERSコロナウイルスの世界的研究が強く要望-リヤドでの国際会議
 
Delegates at Riyadh meeting call for intensive study of MERS-CoV  (米国、ミネソタ大学感染症情報センター)
 サウジアラビア、リヤドでの国際会議。
 参加者から、MERSコロナウイルスに対して、より強力な国際的研究が必要との要望。
 サウジアラビアでウイルスが見つかって1年経過しているにも関わら、ウイルス源、人にどのように感染しているのか等が未だ不明。
 参加者たちのいらだちの声が相次ぐ。


 ネパールで鶏の間でH5N1鳥インフルエンザが発生を続けている
Nepal reports that 350,000 poultry died in recent H5N1 outbreaks (米国、ミネソタ大学感染症情報センター)
 この数週間、ネパール中央部で34件の養鶏場でのH5N1鳥インフルエンザ発生が報告され、44459羽の鶏が死に、殺処分も含めて35万羽が死んだ。


24日
 特記すべき情報は出ていない
23日
22日
21日

WHO raises concerns about MERS-CoV patterns and pace (米国、ミネソタ大学感染症情報センター)  WHO、MERSコロナウイルスの感染様式変化と感染者数の増加に懸念

 WHOは最近MERSコロナウイルスの感染者報告が増えてきていることと、家族内、医療機関内での複数以上の感染が目立っていることに懸念。
 調査と検査が頻繁に行われていることも影響している可能性はある。

 また感染者の年齢が若年化していることと、女性での感染者数が増えていることにも懸念の意を表している。

 
しかし感染者が多く見つかっているリヤド周辺では、ラマダンで巡礼者が多く集まっても感染者が出なかったことにも注目している。

20日

19日

 カンボジアで2小児がH5N1鳥インフルエンザに感染!!
Two new bird flu cases confirmed in Cambodia, one dies Xinhua (中国、新華社) カンボジアで2名のH5N1鳥インフルエンザ感染者が確認、1名は死亡
 カンボジア保健省が発表。
 1名はタケオ省の5歳女児、もう1名はカンポト省の2歳女児。後者は18日に死亡。
 この2名の確認で、カンボジアでのH5N1鳥インフルエンザ感染者は今年度20例となり、11名が死亡した。

 サウジアラビア、3名のMERSを報告、2名は死亡!!
WHO revises testing guidance for MERS-CoV CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) WHO、MERSコロナウイルス検査ガイダンスを更新、サウジアラビアさらに3例のMERSを発表
 
サウジアラビアは3例のMERSを保健省のウエブ(同国語)に発表した。
 メディナで75歳女性、死亡、メディナで35歳男性、ICU収容、リヤドで83歳男性、死亡。
 

 MERSの脅威は未だ続いている
 NATURE論説

Progress stalled on coronavirus  Nature.com (国際) MERSコロナウイルスに関する情報量の停滞
 
最近のMERSに関する総説。
 情報が十分得られていないことに対するいらだち。 
 無症状者の存在が十分把握されていないことに対する警戒。
 人へ感染しているウイルスがどこに存在しているか、未だ不明なことに対する警戒
 
 10月に始まるメッカ大巡礼への警戒。
 サウジ政府は疑い例の監視を強化している。
 先のSARSのような経過をたどることを決して望んではいないはずである。
 

 これまで知られている感染者の推移。WHO未発表
 
クリックで拡大
 



H7N9型ヒトヒト感染可能性
 NHK
 {中国で、ことしの春、感染者が相次いで出たH7N9型の鳥インフルエンザウイルスは、鼻やのどの粘膜に取り付き、せきやくしゃみでヒトからヒトに広がりやすいよう遺伝子が変化していることがオランダのグループの研究で分かりました。

オランダのエラスムス大学病院の研究グループは、H7N9型の鳥インフルエンザウイルスの感染力を調べようと、19歳から73歳までの男女12人から気道や肺などの細胞を提供してもらい実際にウイルスが取りつくかどうか実験を行いました。
その結果、H7N9型のウイルスは、気道や肺だけでなく、鼻やのどの細胞にも付着するなど、ほかの鳥インフルエンザウイルスにはない特徴を持っていることが分かったということです。
ウイルスが鼻やのどの細胞に付着して感染するとせきやくしゃみなどの飛まつを通じてヒトからヒトに感染を広げる恐れが高まります。
H7N9型の鳥インフルエンザウイルスは、現時点では、ヒトからヒトへの持続的な感染が確認されていませんが、研究グループのティース・カイケン教授は「さらに遺伝子が変化してヒトへの適応性を高めれば大流行が起きる可能性がある」として警戒を呼びかけています。}


 
東伊豆町の小学校でB型インフルエンザが発生。学年閉鎖  だいいちテレビ

18日


カンボジアで本年度19人目のH5N1鳥インフルエンザの発病例が確認
 
Promed-mai 報告

 
カンボジアのベトナムと接するタケオ省でH5N1鳥インフルエンザ発病者が確認された。小児のようであるが詳細は不明。信頼すべき情報源。
 今年度カンボジアでは19人目のH5N1発病例となり、例年に比較して異常に多い。
 2004年に初めて同国でH5N1鳥インフルエンザが人で確認されて以来40例目となる。

 
フィリピンナースがMERSで死亡
DFA confirms first Pinay coronavirus death in Saudi GMA News (フィリピン) フィリピン外務省は、サウジで初のフィリピン人の死亡を確認
 
フィリピン人のナースが8月29日、サウジアラビアのリヤドの病院で死亡した。
 初のフィリピン人の死亡例である。

病院当局によると女性は、7月13日に休暇で米国へ行き19日に帰国、21日から勤務に戻っていた。
 女性は8月中旬から発熱と咳、呼吸困難を訴えだし、8月22日にベンチレーターにつながれた。
 2日後、女性はMERSと肺炎の診断を受け、ICUに収容された。28日に死亡した。
 

17日



Take Coronavirus threat seriously – Hajj pilgrims warned  GhanaWeb (ガーナ) 巡礼者にコロナウイルスへの警戒を呼びかける
 英国巡礼協会(ABH)が巡礼者たちによびかけ。

 ヨーロッパCDC、MERSのリスク評価を更新、依然として危険

Risk of MERS persists in Europe, ECDC says  ヨーロッパCDC MERSの危険性はヨーロッパで持続している
 MERSの危険性は以前として持続していて、十分な監視は必要とCDCは声明を発表し、世界で確認されている感染者数は132人で死者数は57人としている。
 同機関ではサウジアラビアの感染者数は108人としているが、サウジアラビア保健省の発表では104人となっている。
 同機関はその理由は不明としている。


16日

Bird flu viruses could re-emerge in upcoming flu season Reuters AlertNet (国際) FAO(国際連合食糧農業機関)この冬に鳥インフルエンザの再流行が起きる可能性があると警告
 
RAOはH7N9およびH5N1鳥インフルエンザが人と家禽の間で深刻な流行をおける懸念を表明し、特にこの冬に警戒するように各国に求めている。


15日
14日

 二編の国内H7N9鳥インフルエンザ関連報道(論説)

中国鳥インフル、早くも猛威の予兆 警戒レベル一気に引き上げ段階へ
 MSN 産経ニュース

上海市や安徽省など、中国本土の2市10省と台湾で少なくとも136人への感染が確認され、このうち45人が死亡した「鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)」が今秋以降、再び猛威を振るうのではないかとの懸念が広がっている。(フジサンケイビジネスアイ)

 中国で再流行すれば、人的往来の多い日本にも感染が飛び火する恐れがあるだけでなく、日本を含む外資系企業の対中ビジネスの減速要因ともなる。

 地元紙によると、世界保健機関(WHO)の専門家が今月、上海市公共衛生臨床センターで行われた鳥インフルエンザ問題に関する会議で、気温が下がる秋から冬にかけてウイルスが活性化し、H7N9型が再流行する可能性を警告し、当局に対策を呼びかけた。

 専門家らは、生きた鳥を食用として取引する街中の市場が感染源になっているとみて、家禽(かきん)市場を完全閉鎖するよう求めた。上海市は、生きた鳥の取引を4月6日に全面禁止したが、6月20日からは当局が指定した郊外の市場などに限って営業再開を認めている。実際には中国各地で家禽類を生きたまま売買するヤミ市場や露天商などが後を絶たず、消費者の側も警戒感を抱かなくなっている。露天で売られる生きたニワトリの場合、1羽丸ごとの価格で10~20元(約160~320円)とスーパーで売られる商品に比べ大幅に安く、庶民の台所を支える食材になっているからだ。


一方で事態は深刻化の兆しもある。江蘇省疾病予防コントロールセンターの専門家が英医学誌の「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に寄稿した論文で、H7N9型に感染して5月に死亡した同省無錫市の親子について、ウイルスが父親から娘に感染したとの研究結果を明かした。

 今回の流行でH7N9型ウイルスの「人から人」への感染を、中国の専門家が公の場で確認したのは初めて。「人から人」への感染は、上海で死亡した親子と夫婦の2例でも疑われており、感染予防の警戒レベルを一気に引き上げねばならない段階を迎えている。

 無錫市の親子で確認された感染は、60歳の父親が市場で生きた鳥を買った数日後の3月8日に発病して5月4日に死亡し、その娘も1週間後に発病して死亡したケース。この娘は生きた鳥との接触歴がないが、マスクや手袋をせずに父親の看病に当たっており、父親のせきなどから、飛沫(ひまつ)感染したとみられるという。「人から人」に感染する能力は限定的だとの見方もあるが、いずれにせよ日常的な予防対策が欠かせなくなることは間違いない。

 上海の日本総領事館では在留邦人に対し(1)不用意に鳥や家畜に近寄らない(2)人混みはできるだけ避け、人混みではマスクをする(3)手洗いやうがいを励行する-などの予防策を呼びかけている。再流行に備えたリスク対応策は、まだ気温が高い今のうちに練りたい。


鳥インフルエンザ A/H7N9型ウイルス感染による入院患者の死亡リスクは36% MedicalTribune

 〔ロンドン〕中国疾病管理センター(北京)のYu Wang博士と香港大学(香港)のJoseph T. Wu博士の研究グループは,2013年初頭に中国で出現した鳥インフルエンザウイルス(A/H7N9)による感染の臨床的重症度の特徴について検討し,入院患者の死亡リスクは36%と推定した。また,疫学的特徴についても検討し,A/H5N1型との類似性から,今年後半に再流行の可能性があると指摘した。結果の詳細はLancetに2件の論文として発表された。

症候性患者の死亡リスクは10万人当たり160〜2,800人

 1件目の研究(2013; 382: 138-145)で,Wang博士らは,A/H7N9型ウイルスに関連する入院データとサーベイランスデータを用いて,感染患者の死亡リスクを推定している。

 分析の結果,入院患者の死亡リスクは36%で,2003年に出現した別の鳥インフルエンザウイルスであるA/H5N1型(約60%)より低いが,2009年のA/H1N1型パンデミックインフルエンザ(21%)より高いことが分かった。

 症候性患者の死亡リスクについても,医療機関を受診する感染者の割合がどの程度あるのかに関して一定の仮説を立て,中国のセンチネルサーベイランスネットワークを用いて解析を行った。その結果,全ての症候性A/H7N9型ウイルス感染者のうち,死亡リスクは10万人当たり160〜2,800人と推定された。推定値に大きな幅があるのは,軽い症状しかないA/H7N9型感染者がどの程度いるかについて,正確な推定が難しいことによる。

 同博士らは「ヒト感染の重症度を評価することは,どの感染症の集団発生でもその管理と治療のために極めて重要である」と述べ,「A/H7N9型ウイルス感染に関する以前の症例集積研究では,このウイルスへの感染が重度疾患を引き起こす可能性に照準が合わせられていたが,われわれは今回,症状の軽い感染患者が存在した可能性が高いことを示唆している。このウイルスによるヒト感染リスクは以前に考えられていたよりも大きく,ヒト感染リスクを最小限に抑えるために,このウイルスに対する警戒と集中的な管理を今後も継続する必要がある」と強調している。

2013年秋に再流行の可能性

 2件目の研究(2013; 382: 129-137)で,同センターのHongjie Yu博士と同大学のGabriel M. Leung教授らの研究グループは,A/H7N9型ウイルスと2003年にヒトへの感染が確認されたA/H5N1型ウイルスの疫学的特徴を比較した結果から,今年後半にA/H7N9型が再度流行する可能性があると指摘し,公衆衛生当局者と医療従事者はこれに備える必要があると注意を促している。

 データを分析した結果,A/H7N9型とA/H5N1型のいずれでも,女性よりも男性で感染率が高く,特に郊外でこの傾向が顕著であった。そのため,いずれの型についても感染した鶏肉を扱うことが感染の主要危険因子の1つと推定された。ただし,これら2つのウイルスによる感染には,幾つか著明な差が見られることも指摘している。例えばA/H5N1型ウイルス感染の方が進行が速く,入院患者の死亡リスクはA/H7N9型ウイルス感染の約2倍であった。

 A/H7N9型ウイルスの潜伏期間は平均3.1日と推定された。これは以前の推定値より短く,隔離政策に直接影響を及ぼすとみられる。

 Yu博士らは「中国では2013年5月8日以降に報告されたA/H7N9型ウイルスの新規ヒト感染確定例は1例のみにとどまってはいる。しかし,症状が軽度〜中等度の患者が多く潜在する可能性は否定できず,A/H7N9型の流行パターンがA/H5N1型と似ていれば,A/H7N9型は秋に再流行する可能性がある」と指摘。さらに「A/H7N9型が中国国境を越えて拡散する可能性があることも踏まえ,現在小康状態にあるうちに予防衛生策に関する議論,臨床管理の最適化,感染地域での対策強化を行う必要がある」と強調している。

 今回の2件の研究は,A/H7N9型インフルエンザの疫学をリアルタイムで特徴付けるために同センターと同大学公衆衛生学部が共同で行っている現在進行中の研究の一環として実施された。



13日
12日


 サウジアラビアでさらなるMERS報告;ヨーロッパCDCのコメント-現時点では流行閾値に達していない

Eight new Saudi cases push global MERS total to 130  CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) サウジアラビア、8人のMERSを報告、世界の感染者数が130例に
 サウジアラビア保健省は、昨日と本日、8例の新規MERS感染者を報告した。全例、既知の感染者との接触による。4人は医療担当者である。
 患者は全例若年または中年であり、リヤドまたはメディナ居住者で、症状は軽症または無症状である。
 これら8例が加わると、非公式であるが世界の感染者数は130人、死者数は57人となる。

 昨日報告された4例中3例は無症状である;メディナの22歳男性、メディナの医療機関で働く24歳男性、そしてリヤドの60歳男性。もう1人はリヤドの47才男性であるが、状態は安定している。

 本日報告された4例中、全例はリヤド居住者であるが、3例は医療担当者となっている;47才女性は軽症、39歳女性は軽症、38歳男性は状態が安定。
 4番目の症例は51歳女性で状態は安定している。
 以上はサウジアラビア保健省発表による。

 これら新規に報告された症例は、保健省が7日と8日に報告した8例(3例は死亡している)に引き続き報告されている。
 WHOは9月7日以来、情報を更新していない。世界の感染者数Gは114人で死者数は54人のままになっている。


 ヨーロッパCDCのマーク・スプレンジャー博士はCIDRAPニュースに以下のようなコメントを寄せている。
 ヨーロッパCDCは新規情報を収集し、分析しているが、現在のMERSはパンデミックを起こす可能性は低く、流行閾値に達していない。しかし大きな問題として、人がどのようにしてMERSコロナウイルスに感染しているのかが上げられる。

 サウジアラビアにおける感染様式は、広い地域で多くの散発的発生を認めているが、それはウイルスがある種の動物間で持続的感染を繰り返していて、そこから時々人が感染している可能性を示唆している。
 「しかし認識されていない人の間での持続的感染も除外はできない」、とスプレンジャー博士は語っている。

 昨日ヨーロッパCDCは、中東のラクダがMERSコロナウイルスまたはその近縁ウイルスに暴露されているとする研究論文を評価した。エジプトのヒトツコブラクダでMERSコロナウイルスに対する抗体が高率に検出されたのに対し、同地域および香港での人、水牛、牛、他の飼育動物では検出されなかったとされる。
 ヨーロッパCDCは、この研究結果は、北部アフリカとアラビア半島の(ヒトツコブ)ラクダの間で感染を繰り返しているMERSコロナウイルスが、ある種の動物たちにも感染している可能性を示唆しているとしている。
 ラクダから人が感染している可能性を確認するには、更なる調査が必要であると、CDCではコメントしている。


 サウジ保健省、4例のMERSを確認、発表
 
  サウジ保健省、メディア発表 9/11/2013
  
  全例リヤド市で確認

  51歳女性、発病者と接触して感染、状態は安定
  41歳女性、医療担当者、やや軽症 ( some mild symptoms)
  39歳女性、医療担当者、やや軽症
  38歳男性 医療担当者 状態は安定

   全例、発病確定者から感染

 世界の感染確認者数132人、死者数57人 (非公式)
 
  
 *管理人注:急速にサウジアラビアでの感染者数が増えているが、内容からみて、発病者周辺の検査が積極的に行われだしているか、検査法がより感度の高いものが使われだしたのか、または人人感染者数が増えだしているか、のいずれと思われる。

 どちらにしても人人感染が医療機関内で多く見つかっていることは、単に患者治療上の感染対策が医療担当者の間で不十分であるということよりも、ウイルス検査が医療機関内の患者周辺で行われているせいかもしれない。街中で感染者周辺で積極的にウイルス検査が行われていても、感染者が見つかっていないのなら、MERSコロナウイルスの人人感染程度は未だ低いと考えられるが…。

11日

 
サウジアラビア、さらに4例のMERSを報告
 
   サウジ保健省ページ 同国の感染者数が100名に増加したとする数値のみ
   FluTrackers  サウジ保健省の現地ウエブ(アラビア語)発表情報

  メディナ 22歳 無症状
  メディナ 24歳 医療担当者、無症状
  リヤド 60歳 無症状
  リヤド 47才 症状安定
 
10日
 

 MERSコロナウイルスを改変してワクチン株に
 Engineered Strain Of MERS Coronavirus Could Serve As Basis For Vaccine ... Medical Daily (国際) 試験管内改変MERSコロナウイルスでワクチン作製研究 
 マドリッド自治大学(Autonomous University of Madrid )の研究チーム。
 ワクチン製造用のMERSコロナウイルスを人為的に作製。
 MERSコロナウイルスの遺伝子と細菌の遺伝子を組み換えたウイルスであるが、人には無害とされる。

 増加するMERSの実情と専門家のコメント

Officials report 8 new Saudi MERS cases, 3 fatal  CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター)サウジアラビア当局、8例のMERS患者を報告、3例は死亡

  8人のMERSコロナウイルス感染者がこの2日間に報告された。3人の死亡例が含
まれ、世界の感染者数は非公的ではあるが122人となった。
 
 サウジアラビア保健省は、9月7日に4例、昨日4例のMERSコロナウイルス感染者
を確認し、いつものように簡単に報告した。
 一方、WHOは9月6日にメディアに4例のサウジにおけるMERS発症者を報告してい
る。
 
 上記12例中少なくとも7例はMERS発病者と接触、または発病者のいる院内で働
いていた。
 
 これら情報に対する専門家達の反応は、現在のところ、情報を継続的に監視しているだけとするものから、重大な変化が起きている可能性も推定されるという意見まである。
 
 9月7日にサウジアラビア保健省が報告した18歳男性と3歳女児はHafar Al-
Batin州で、感染確定患者と接触して、ウイルス感染を受けた。
 両者は無症状であり、感染者周辺の検査で検出された。
 
 しかしながら9月7日に報告された他の2例は死亡している。
 1人はメディナに住む56歳の医療機関で働く男性で、もう1人は53歳のリヤドの
住人でいくつかの慢性疾患を保有していた。
 
 昨日サウジ保健省は、4人の症例を追加したが、1人は死亡している。
 残りの3人は病院に入院している。
 1人は Hafar Al-Batinの病院のICUに入院している74歳女性であるが、いくつ
かの慢性疾患を保有している。
 残りの2人はリヤドの病院に入院している。
 1人は64歳女性で慢性疾患を保有して、ICUに収容されている。
 もう1人は75歳女性で慢性呼吸器疾患を保有していて、現在は安定している。

 メディナの74歳男性が死亡したが、男性はMERS発症者と接触していた。
 
 以上の情報では、サウジアラビアの感染者数は96人で、死者数は47人となっ
た。


 9月7日に更新されたWHO情報では、6日に同機関4例を確認し、2人は死亡してい
る。
 最初の症例は41歳のリヤドの医療機関担当者である。女性は8月15日に発症し、
8月下旬に死亡している。
 報告によると女性は動物との接触や感染者との接触の既往はないとされる。
 
 2例目はリヤドで上記女性と同じ病院で働いていた30歳男性である。男性は9月
1日に重症肺炎を起こして、現在重体とされる。
 付加的にWHOは次の情報も報告している;Hafar Al-Batinで79歳女性が8月21日
に呼吸器疾患を発症し、9月2日に死亡した。女性は家族内集団発生でウイルス感
染が確認された患者と接触していた。

4番目の患者はHafar Al-Batin州の47歳男性で慢性心疾患を保有していた。男性は8月に発症し、現在重体であるが、家族内感染で発病した患者と接触している。
 WHOは家族内感染に関して先の事例と同じであるかについては言及していない。

 WHOによる世界の感染者数は現時点で114人とされ、54人が死亡している。
 一方、サウジアラビアが発表した8新規例を加えると、感染者総数は122人、死者数57人となる。


 専門家からの反応

 サウジアラビアの状況とMERS一般の状況に関してコメントを求めると、米国CDCウイルス疾患部部長のマーク・パランシ(Mark Pallansch)博士は、以下のように、CIDRAPに述べている。
 「サウジアラビアにおけるMERS患者の数は、この三カ月間、比較的一定のペースで増えている。しかし、他の国での発生例は報告されていない」
 「我々は疫学的見地からみた状況に変化が起きるかどうかを、詳細に監視続けている」

 一方、感染症専門家のマイケル・オステルホルム(Michael Osterholm)博士は、さらに増えつつMERS患者のニュースに、重大な関心を寄せている。
 「これらの報告されている症例は、我々が理解できていない経路で感染拡大が起きていることを示唆している」
 「新規感染事例が報告されるごとに、このウイルスが世界的健康危機をもたす危険性が大きくなっている」
 オステルホルム氏はミネソタ大学感染症と政策(CIDRAP)センター長でもある。

 同氏は、公衆衛生専門家は4か月前よりも多くの情報を手にしている、しかし、情報には多くの欠落があり、またサウジアラビアから提出される情報は詳細性に欠ける、と語っている。

 サウジアラビア当局に明確な責任者がいないことをオステルホルム氏は指摘し、さらに人人感染がどの程度起きているのか、孤発的事例がどの程度起きているのか、また人への感染に動物がどう関与しているのか等、最近の情報では全く欠けている、とコメントしている。


9日



 MERS治療に光明? 米国チーム
Drug Cocktail That Protects Monkeys From Deadly Virus May Aid Humans The New York Times (米国) 抗ウイルス薬のカクテルがMERS治療に効果-サルでの実験で確認

 米国、国立アレルギーおよび感染症研究所のチームが抗ウイルス薬であるリバビリンとインターフェロンの2剤を、MERSコロナウイルスに感染したサルに8時間後に投与して、症状発現や体内でのウイルス増殖率に、対照の非投薬のサルとの間で大きな差を確認した。
 問題は実験に使用したサルが薬投与群および非投与群ともに3匹と少ないことと、ウイルス感染8時間後と早期であることである。

 サウジアラビアの保健大臣補であるジアド・A・メミシ医師は、サウジアラビアで既にこの2剤を治療に用いた経験があるが、効果は認めなかったとコメントしている。しかし、病状が明らかに悪化してからの投与なので、早期に投与することで効果が期待されるかもしれないと語り、早期投与に治療を行ってみたいとしている。

 論文はネーチャー・メディスンで発表された。


 サウジアラビア、MERS報告数増加

Saudi Arabia reports another death from new SARS-like virus Washington Post (米国) サウジアラビア、SARS類似ウイルスによる死者を報告
 AP

 サウジアラビア保健省は西部のal-Madina州で74歳男性がMERSで死亡したと発表した。

 他に3例の感染疑い者が検査で確認されたことも発表した。

 訳者注:内容的には最新と言えないが、他情報と内容が交錯する。

 サウジ保健省MERS感染者数更新
 
サウジ感染者数96人に、死者数は47人に増加

 詳細は発表なく数値だけ急増

 世界の感染者数124人に、死者数は55人
 FluTrackers

 アルバチン(Al Batin )、リヤド、メディナで高齢者の発病続く。
 ICU収容、死者などが報告


8日



 WHO、MERS発症者を報告

New Cases of Coronavirus Confirmed in Saudi Arabia, WHO Reports
 Businessweek (米国) WHO報告:サウジアラビアで新規コロナウイルス感染者が確認
 WHOは昨日遅くに電子メールで新規に確認された4例のMERS発症者を報告した。

 41歳のリヤドの女性医療担当者と79歳のHafar al-Batin州に住む女性が死亡した。
 リヤドの30歳男性医療担当者と47歳のHafar al-Batin州に住む男性が重体とされる。

 2012年9月以来世界的に検査で確認されたMERSコロナウイルス感染者は114人で、死者は54人である。

 *訳者注:WHOが通知した症例は、他報告よりも少なく、全て把握されてないようだ。
  死者数は他情報と同じ数であるが、感染者数は6人少ない。
  昨夜、電子メールで通知したとされるから、WHOの情報把握は停滞している。
  
 カタールでインフルエンザ様症状患者が増加


Flu-like symptoms on the rise Gulf Times  (カタール) カタール、インフルエンザ様症状の患者数が増加
 
カタールの首都、ドーハのクリニックではインフルエンザ様症状の患者が増えている。
 地域におけるMERSコロナウイルスの拡大が報告されていることから、気になっている情報である。
 ドーハのある家庭医は、最近高熱を呈した患者が急増している、と語る。
 高熱がすぐには収まらずハマド総合病院へ紹介することが多いという。
 「もし患者の状態が改善しないことが分かれば、すぐにハマド総合病院へ検査のために患者を紹介する。そうした患者は非常に多い」。
 別な家庭医も異常にインフルエンザ様症状の患者が多く、ハマド総合病院へ送る事例が増えているという。
 両クリニックともMERSコロナウイルスの検査はできないから、診断は不明となっている。

 カタール保健最高審議会(SCH)はMERSコロナウイルスに関する相談のためのホットラインを設置した。




 サウジアラビア北東部でMERS集団発生の疑い

Hafr Al Batin MERS-CoV cluster grows... FluTrackers #11 (国際) バチン(Batin )でのMERSコロナウイルス集団発生が拡大か?

 FluTrackerへの報告から

 リヤドでの立て続けのMERS報告はさておいて、ハフル・アルバチン(Hafr Al Batin (Batin ))では医療担当者の感染が7月から報告されているが、現地の多くの報道や他の報告からの情報によると、集団発生内で少なくとも10人以上、またはそれ以上の感染者が出ているようだ。
 この地のウイルスは人に感染しやすく変化しているのではないだろうか?
 遺伝子分析は未だなされていないようだ。
 早急に確認する必要がある。



 サウジアラビアでさらに4人のMERS感染者が確認、2人死亡
 FluTrackers報告

 18歳 アルバチン 無症状
 3歳 アルバチン 無症状
 56歳 メディナ 医療担当者 死亡
 53歳 リヤド 複数の合併症 死亡

 世界の検査で確認されたMERS発症者数は120人に増加。

 *管理人注:FluTrackersは専門家を含むインフルエンザウォッチャーにより情報が寄せられ、それを集積しているウエブ。基本的に原典を載せ、それが英文以外の場合は機械翻訳している。
 コーディネーターが内容を吟味しているが、情報の正確さは世界の専門家やCIDRAPも引用していることから間違いはない。


7日


 サウジアラビアの詳細情報、医療担当者の感染が相次ぐ

Two Saudi women dead from MERS-coronavirus, two men infected - Health Ministry
 Reuters  (国際) サウジ保健省発表:MERSで2女性が死亡、2男性が発病
 リヤドの医療機関で働いていた41歳女性と、慢性疾患を患っていた北東部のHafr al-Batenに住む79歳女性が死亡した。
 またリヤドとHafr al-Batenに住む30歳と47歳の男性がICUで治療を受けている。

 MERSコロナウイルスを人に感染させている動物に関して、今月、中東のヒトコブラクダが
可能性あるとの研究が発表されている。

Saudi Arabia reports 4 more MERS cases, 2 fatal CIDRAP (米国、ミネソタ大学感染症情報センター) サウジアラビア、4例のMERS報告、2例は死亡
 最近の詳細情報。
 WHO情報はやや遅れている。
 また米国CDCが確認した症例も報告。

 下記の67歳医師に関しては記載なし(発表時点で情報が入っていなかったようだ)。

 昨日紹介したサウジ保健省のアラビア語ウエブでの詳細内容をAFPが報道している。
 死亡した2人:リヤドの41歳女性(外国籍)医療担当者、および79歳サウジアラビア女性。高齢女性は慢性疾患を保有し、 北東部の市、Hafr Al-Batinで他のMERS患者と接触して感染したとされる。
 他の2名の感染者は、リヤドの30歳の医療担当者と47歳のHafr Al-Batin居住者で、性別不明、現在ICUで治療されている。


 サウジアラビア、67歳医師がMERSで死亡
 
地元の報道機関の情報
 スーダン人医師がメジナの病院のICUで5日死亡。
 一緒に働いていた45人の同僚医師はウイルス検査で陰性だった。

 FluTrackersの機械翻訳による

6日


 サウジアラビア、MERS4人確認、2人死亡

 サウジアラビア保健省が現地語のウエブで発表。
 詳細は不明であるが、医療担当者も感染している模様。

 機械翻訳によるFluTRACKによる
 発生者数が111人から115人に増加

5日


 米国、これまでMERS感染疑い例72人、全てウイルス検査で陰性と
 
CDC担当官が記者会見で発表。
 CIDRAPニュース


 カンボジアで小児がH5N1鳥インフルエンザに感染、本年度18人目

Cambodia reports 18th human case of bird flu this year  Xinhua  (中国) カンボジア、本年度18人目の鳥インフルエンザ感染者を確認
 首都のルッセル・ケオ地区(Russei Keo district )15か月の男児がH5N1鳥インフルエンザに感染したとWHOとカンボジア保健省が共同発表した。

 男児は発熱、咳、下痢、鼻水、不活発、呼吸困難を訴えて、カンテ・ボパ病院に入院。8月30日、検査でH5N1陽性と診断。
 タミフルで治療されており、状態は安定しているとされる。
 感染源は調査中とされる。

 カンボジアでは本年度18人がH5N1鳥インフルエンザに感染し、生存しているのは8人のみである。


2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 合計
0 0 4(4) 2(2) 1(1) 1(0) 1(0) 1(1) 8(8) 3(3) 18(10) 39(29)



4日

 試験管内作製H5N1ウイルスに対するワクチン実験
Standard Vaccines Can Offer Protection against H5N1 Pandemic Avian Flu Scientific American (米国) 標準的H5N1ワクチン、試験管作製H5N1ウイルスに対して予防効果
 試験管内でフェレットに感染するように遺伝子操作したH5N1鳥インフルエンザウイルスに対して、これまで作製されていた標準的H5N1ワクチンがフェレットで予防的効果をもったという。
 米国テネシー、バンデルビルト大学の研究チーム。
 臨床研究雑誌(J.Clin.Invest)に発表。

 人へ容易に感染するように変異したH5N1鳥インフルエンザに対しても、現在保有している従来ウイルスで作製されたワクチンが有効であると主張。

 試験管内で遺伝子操作してフェレットに容易に感染するようになったウイルスが、今後変異してパンデミックを起こすかもしれないH5N1ウイルスと同等の位置づけが可能か?との疑問を呈する研究者もいる。

 MERS、カタールで女性が死亡

56-year-old woman succumbs to coronavirus in Qatar Peninsula On-line  (カタール) カタールで56歳女性がコロナウイルスに感染して死亡
 女性はハマド総合病院の濃厚治療室に8月23日から入院していたが、31日に死亡した。国立インフルエンザ研究所がMERSウイルスに感染していることを確認した。

 女性はカタール人として2例目のMERS死者であるが、最初の死者は数か月前にロンドンで確認されていた。

 またMERSを発症した59歳と29歳の2人のカタール人がハマド総合病院で治療中であるが、カタール保健最高審議会(SCH)は先に若い男性は重症であると発表している。
 59歳男性は国外で発病し、帰国後同病院で診断された。

Qatar reports first coronavirus death Kuwait News Agency  (カタール) カタール、初のMERS死者を報告
 カタール保健最高審議会(SCH)は、3日、同国初のMERS死者で、カタール人として3人目のMERS感染者を報告した。

 死者は56歳女性でいくつかの慢性疾患を保有し、リスクの高い患者であった。
 8月23日に濃厚治療室(ICU)に入院して、31日に死亡した。

3日

 イタリアで流行中のH7N7鳥インフルエンザが人に感染

Italian poultry worker tests positive for avian flu Reuter (国際) イタリア、農場の家きんで発生中のH7N7鳥インフルエンザに養鶏業者が感染
 
8月に入ってから数カ所の農場で家きんの間でH7N7鳥インフルエンザが発生していて多数の家きんの殺処分が続いている。
 農場で働く男性がウイルスに感染して結膜炎を起こしたことが確認された。

 家きんにとって高病原性鳥インフルエンザであるが、人への感染は希で、感染した場合も通常は結膜炎程度の症状とされる。人人感染を起こした事例はない。(管理人注:2003年にオランダで発生した際は50人の感染者と1人の死者が出ていた。感染者と家族間での感染、または他人への感染も起こりえると専門家からは警告されている)。

 *
管理人注:中国でもH7N7鳥インフルエンザが鶏の間で広がっていて、フェレットの実験で重症肺炎を起こすことが確認されており(8月23日)、先のH7N9鳥インフルエンザ以上に人に対するパンデミックの危険性があると専門家から警告されている。
 

2日

 
厚労省H7N9ワクチン製造準備に
厚労省:鳥インフル:H7N9型ワクチン開発に着手へ 毎日新聞
 {厚生労働省は2日、中国で感染が拡大した鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)のワクチン開発に着手する方針を固めた。H7N9型が、人から人に容易に感染する新型インフルエンザへ変異することに備え、メーカーに開発を依頼する。試験的に少量を製造してもらい、年明けから動物を使った試験を実施。早ければ来年度から生産できるよう準備を進める。
ワクチン製造に向け厚労省の国立感染症研究所は6月、英国からワクチン製造に用いるウイルスの株を輸入。7月には感染研もワクチン用の株を独自に開発した。
 厚労省は8月下旬、国内メーカーに2種類の株を無償で分与。どちらの株がワクチンに適しているか検討してもらった上で製造を始めてもらう。H7型はワクチンを接種しても免疫ができにくいとの報告もあり、動物試験に時間がかかる可能性もある。現在、ワクチンの大量生産や備蓄について計画を公表している国はない。
 H7N9型を巡っては、中国東部を中心に3月から感染者が増え、台湾を含め135人の感染者を確認。うち44人が死亡した。6月以降の感染者は2人だけで、日本で感染者は確認されていない。容易に人から人に感染した事例も見つかっていない。}

 
サウジアラビア、発病者経由で2名のMERS感染が確認
 サウジアラビア保健省、2例のMERSを報告
Hafr Al-Baatinに住む26歳と19歳がMERSコロナウイルスに感染したが、完全に回復して病院を退院した。
 
 
FluTrackersによると、26歳は先に発病した患者から感染を受け、19歳は26歳から感染を受けたとされる。

 世界の感染者数は110人となった。

1日


Bird flu in Kavre Himalayan Times (ネパール) H5N1鳥インフルエンザ、カブレ村に拡大
 多くの村落の養鶏場にH5N1鳥インフルエンザが拡大しているネパールでさらなる拡大がみられている。


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